2010年9月23日木曜日

介入押し上げ効果の半値を削る動きに・・・

昨晩のFOMC注目はされていましたが、あの内容で
こんなにドル安になっちゃうものかしら・・・。

追加緩和策が取られるという予想が後退していましたが
案の定、今回は動かず。但し声明では、長期低金利政策が取られることが
改めて確認された他、必要なら追加緩和の用意があるとした内容。
いや、これ別にこんなに激しく反応するような内容じゃないんじゃないの?
と思うのですが、これを受けて米国の2年国債利回りは一気に
0.42%台を割り込んでしまいました。

特にユーロドルなどは発表直後に1.32ドル台にやすやすと到達、
今じゃ1.34ドル台です。前回の戻り高値をこんなにあっさり更新して
ユーロ高となるとは思いもしませんでした。

これじゃ、ドル円もたまったものじゃありません。
85円台はサポートされるのでは?と見られていましたが、
日銀動かず。気づけばもう84.50円も割りこんじゃいました。
介入への警戒も後退してきているのでしょうか?

今日は、明日23日祝日、大手行が出勤するかどうか日銀が確認を
取っているなんていう噂が多少ドル円下落の抵抗となったようですが、
そもそもこんな相場で休むなんてとこはあるはずもなく、そんな報道も
パフォーマンスに過ぎないでしょう。YEN蔵さんに言わせれば儀式だとか。
あの手この手で芸が細かいことは認めますが、実弾がなかなか出ないことで
市場は徐々に売り優勢の流れとなってきましたね。

介入押上効果も半値が削られたことですしそろそろ第2弾があるころだと
期待も高まるところですが、介入期待でポジションをとるとろくなことがないので
ここは静観を決めるに限りますね。

尖閣諸島問題から対中関係が微妙となってきましたが、
一部には制裁として、円を書い進め円高にしろというようなことを
言う専門家もいるなどという話も出てきているようですね。
そもそも今回の円高、中国の日本国債買いとの因果関係も指摘される中、
単純に単独での円売り市場介入で解決出来るものではなく。
政治的、政策的解決の必要性を強く求められていることを思えば、
日銀砲実弾2弾目の時期を探るよりも、緩和策発表などのサプライズが
欲しいところだわ。と飲んだ頭でぼんやり考えています。

うーむ、明日も祝日ですが、マーケット関係者休んでいる場合ではなさそう。
ドル円はまたしても大きく動きそうな予感がしております。
いやーそれにしても、ユーロドル、こんなに勢い良くもどるとは。。。。
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