2010年12月3日金曜日

注目されたECB理事会では・・・

ユーロの買い戻しがどこまであるか。

今日はスペインの国債入札の需要が旺盛だったり、夜に控えたECB理事会で
ECBのユーロ国債購入拡大が発表されるのでは?との観測も手伝ったりして
1.32ドル台くらいまでユーロが買われました。

しかし、ECB理事会で様相は一変します。
特になんにもなかったわけで・・・。
勿論、ついこの間まで欧州が出口戦略を模索しているなどという
超楽観が支配していたことを考えれば、
既存の臨時流動性提供プログラムを当分の間継続することが
発表されたってだけでも大きな転換だとは思いますが、
それはすでに今週のマーケットには織り込まれちゃっていましたね。
国債購入拡大などのサプライズは何もなかったってことで
ユーロはスコーンと売られます。
1.305ドルくらいまで30分くらいで下げたんですけれど、
その後ユーロはV字で切り返し、再度1.32ドル台へ。
激しいですねぇ。
売り気が強く、大きく戻せずに再下落するのかも・・・
なんて気持ちにもなりましたが、この切り返しを見ると、
やはり相応の買い戻し、戻り高値を示現するまでは売り参入は
危険なのかもしれません。

今日は日中の揉み合いでダレてきたときに、また下げるかもっ、と
気が急いちゃって軽く売ってみたりしたのですが、失敗。
見事に踏まれて撤退させられました・・・・。
売るならもっと戻ってからかしらねぇ。
ボリンジャーバンドの中心線にぶつかるあたりかも。
となると1.33~.1.34くらいまでは引きつけないと。。。

アメリカの指標としては
10月中古住宅販売成約がな・な・なんと+10.4%
前回:- 1.8% 予想:- 1.0%ですよ。
統計開始以来最大の伸び率だそうで。
他にも11月の米自動車販売が前年同月比16.9%増加、
中国でもGMの新車販売が過去最高を記録ですってよ。

これでドル買いとなるかと思えばそうでもなくて
ユーロの買い戻しは激しいですし、ドル円も84円ローまで
崩れてきています。

というのも弱材料もあって、米週間新規失業保険申請件数、
前回:40.7万件、予想:42.4万件、今回:43.6万件と
悪化してますね。

というよりドルがテーマじゃなくてどう見ても
ユーロが主役の相場なんだな、、、と言う感じですね。

明日は今週のヤマ場雇用統計。
今からあれこれシナリオを描くのも面白いのですが、
今日のFOREXRADIOでいろいろと話てますので
オンデマンド放送を見てくださいね。
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