2011年1月26日水曜日

お騒がせポンドが孕む問題

読みは間違っていなかった?!
昨日のポンドに連れてユーロが急落した瞬間を狙ってユーロドルを拾ってみたのですが
これがヒット!!1.3597ドルコストですので、一時は100pips超えの利益となっていたのですが・・・
夜になってまた下げてきましたね。とはいえレンジか?ユーロドル、今のところの下値支持は
1.3655ドル辺りかな。コスト割れしない限り腰を据えて保有したいポジションです。

理由は完全に大統領選挙サイクルでドル安になるってことだけなんだけど(笑)
今夜の新規住宅とか、FOMCの波乱では一旦切らされる可能性もあります。
今日のラジオNIKKEIマーケットトレンドにご出演下さった
コモディティインテリジェンスの近藤雅世さんも大統領選挙前年の株価を検証されたそうで、
過去40年つまり1970年以降の大統領選挙前年ケースにおいて、10回中9回は見事に
上昇していたとか。1回の例外は2008年のサブプライム、リーマン金融危機。これは仕方ない。
つまり、おそらく、今年は「ドル安」になるだろって話で、私はあっさりユーロ強気に鞍替えしたというわけ。

イベント控えて書くこともそんなにないんだけど、あえて書くならポンドかな。

今日18:30に英中銀BOE議事録が公表されました。

政策金利据え置き ☞  7名  
利上げ主張 ☞  2名 (センタンス理事 ウィール理事)

資産買い入れ枠500憶ポンド拡大しろ!!☞  1名 (ボーゼン理事)
残り8名は据え置きで一致

利上げの主張ってこれまでセンタンスさんひとりじゃなかったっけ?
ウィールさんが加わったことで、利上げ派が増えたってことで今日はちょっとポンド買い優勢に。
でもねー昨日のまさかのGDPマイナス成長の数字が気がかりですよ、
これだけでドンドコ買う気にはなれません。

しかも、その後なにやらキング総裁が
「今年のインフレ率は4~5%まで上昇する懸念がある」とかなんとか語ったらしいじゃない。
それってスタグフレーション?!景気が悪いのに物価は上がるって話だもの・・・。
こういう問題を孕んだ通貨ってやりにくいですよね。
インフレによる利上げの議論が出れば買いの力が働くのでしょうけれど、
経済成長はしていないんだもの、、、、。
でもひょっとしたら今年は先進国のどの国の通貨も同じ問題を
抱えることになるのかもしれません。日本は・・・例外かしら?
日本はデフレから脱出できるのかしら?
脱出したと思ったらハイパーインフレなんてことになりませんように。
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