2011年1月27日木曜日

なんで今?!S&Pが日本国債格下げ

なんか木曜日ってボラ高くない?!
先週の木曜20日も中古住宅の数字がよくてドル円急騰しましたけど、
今日は「日本国債格下げ」というド級ネタ。これは円売りになりますよねー。
ドル円は82.20円アラウンドから83.20円くらいまで急騰、介入並のインパクト。
これは分かります。日本売りですものね。
でもなんでユーロドルが急落すんのよーーー。

円売り ☞  ドル買い ☞  ユーロ売り ってこと?と推測は出来ますが、
だとすればユーロは売りが続くネタではないですよね。ユーロ円での円売りは理解できても
ユーロドルでのユーロ売りはトレンドにはなるまい。
そう思ってポジションは放置しておいたのですが、正解でしたーー。
ユーロドルは見事な行って来い、更に上昇って相場になっています。

…・実はこのニュースが出た時もその後もずっと外にいたのです。それが良かった。
目の前であの急落を見てしまったら、頭では焦る必要はないことが解っていても
咄嗟にポジション仕切っちゃったかもしれません。急激な動きでは怖くなっちゃうこともありますものね。

しかし、Twitterで情報を頂戴したところによると、日本国債格下げで、欧州周辺国のスプレッドが
拡大していたんですって。それがユーロ売りに繋がったらしい。つまり、格下げの懸念が欧州周辺にまで
広がったのですね。一時はこの混乱が欧州にまで飛び火していたというわけです。

しかし「こういうことに疎いから」とコメントを控えた菅首相、
疎いって一言がまた市場関係者のため息に。
与謝野さんが「管さんはあまりコメントしないほうがいい」なんてコメントしてましたが
実際コメントしなかったのに余計な一言でますます日本の先行きに不安が・・・・。

またしてもTwitterで流れてきた情報の中に面白い見方がありました。
厭債害債(或は余は如何にして投機を愛したか)というブログの記事です。
http://ensaigaisai.at.webry.info/201101/article_8.html

確かに日本の国債に対する懸念っていうのは常々言われていましたし、格下げがあったって
驚きやしないって話もありますが、じゃあ何故今なのか?ってのは気になりますよね。
なるほど、これは外圧なのね。そういう見方もできますねぇ。

ちなみに2002年に日本国債がムーディズに格下げされた時、
管さんは自身のHPでこう述べています。

http://www.n-kan.jp/2002/05/post-1294.php

9年経過し、今、管さんは・・・・。
Twitterでは、(ネットでは)こう言うことをブーメランと言うのだそうです。
なるほど。

さてここからですよねぇ。
2002年の時は4月の格下げ時132円アラウンド、7月の115円までずっと円売りでした。
今回も円売り継続となるでしょうか?!円売りということはドル高ですね。
このところのMYブーム(笑)大統領選挙サイクルで言えばドル安の年になるはずの今年、
これが材料となって円安ってのはちょっと考えにくいかなー。と思っているのですが・・・。
84.50円を超えるような上昇があればその可能性もあるでしょうけれど、
超えないなら、この材料があってしても円安トレンドに転換するのは難しいと見ています。
84円台では輸出が喜んでドカドカ売ってきそうな予感。

ユーロドルはこの波乱でも急反騰しましたのでモーマンタイ。
このままロングで1.40ドル台まで粘ります。

ちなみに私のTwitterはこちら ☞  http://twitter.com/hirokoFR

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