昨晩のダウ平均は200ドルを超える下落となり今年最大の下落幅に。
ギリシャのPSI交渉の期限は8日とされていましたが、これが14日になるなど
噂が飛び交っており、合意のないまま期限切れになるのでは?
という懸念もあったかと思いますが、
国際金融協会(IIF)が、ギリシャの秩序ない破綻によるユーロ圏の損失は、
1兆ユーロ以上となることを内部資料で算出していたことも伝えられており
(2/18付けの文書だとか)
ギリシャのデフォルトに対する懸念が広がったことが原因ともされています。
これを受けてダウ平均が12721ドルの安値まで下げています。
金は再び1700ドル割れ。
クロス円も軒並み大きく下落しました。
ユーロ円は105.74円まで
オージー円84.80円
キウイ円65.30円
ポンド円126.54円
ドル円80.58円
昨日の安値です。
今日7日水曜東京時間は下げ止まって揉み合いに終始していましたが、
夜になってダウが大きく切り返してきており、
ユーロ、クロス円などなど反騰姿勢を見せ始めております。
昨日あれだけ下げたので自律反発があって然り。
ただ、これが自律反発なのか、それとも再びリスクオン相場再開の兆候なのか。
どうもこの反発の背景にあるNEWSはIIFが
「更に2社がギリシャの債務交換に参加し、債務スワップ対象の
ギリシャ国債の40.8%に当たる840億ユーロに達した」との見解を示した他、
一部通信社が「債務交換の参加率が58%に上昇」と伝えたことなどが
考えられますが、実際には75%必要なわけで、58%じゃあねぇ・・・・。
「過度な不安」が後退したということでのショートの買戻しってとこかな。
噂には14日まで延期されるなどという話もありますが、
一応明日8日が期限となっていますので、明日は欧州からのヘッドラインリスクが
高まりそうです。夜にはECB理事会もありますしね。
ギリシャデフォルトリスクを巡って証券、コモディティも
大荒れとなる可能性に留意!!
ユーロ円Sは106.01円で買い戻しました。
状況を見て再度売るかもしれませんが、
ドル円が80円台を守ったまま反騰しており、クロス円はこれに
支えられてしまっていますね。
オージードルは今日発表されたオーストラリアの
2011年第4四半期GDPが予想0.8%を下回る0.4%と発表され
売りが加速、私のオージーショートポジにはいい結果になりました。
しかしこれに油断してポジション放置していたら今日の揉み合いと
夜になっての反騰でGDP分の下落は取り戻しちゃってます(^^ゞ
このままショートを継続するか、一旦利食うか迷う局面ですが、
(日足一目の雲の上で支えられてますので一旦戻るとこですね)
戻ったら再度売りたい気分です。売り増しするかもしれません。
テクニカルはレンジ下放れでとても弱いですものね。
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