リスク回避の動きが強まってきている・・・?!
ような気もしますが、それでもまだ明確に下落トレンドを形成し始めたという地合いでもなく、
振り返ってみればレンジの中の下げ局面に過ぎないという動きかもしれませんけど。。。
29日のマーケットは株もドル円(クロス円)も売り優勢でした。
海外市場でも今夜は(木曜夜)ダウ平均が13000ドルを割り込むところがあったので
(今すでに13000ドル回復・・・(´・ω・`)ダウショートの立場としては少し気が楽です。
3月期末を週末に控えていますので、
アジア時間では実需の売りなども大きく出ていたという話もあり、
ドル円82円割れも。輸出勢の売りが存在感を示す流れとなっています。
加えて期末のリパトリエーション(海外に投資されていた資金が国内に還流する流れ)も
出ているという話もあって、やはり3月末、年度末、期末というのは円高になりやすいと
いうのは本当にそうなんだなぁ、というようなエネルギーも実感させられたりもしてます。
ドル円は日足のボリンジャーバンドの中心線を明らかに下回ってきており、
こうなってくると、押し目買い一辺倒戦略も考えなおさなくてはなりません・・・。
長い下ヒゲをつけて中心線(20日線)を上回ることが出来なければ
戻り売り戦略に切り替えた方がいいだろうというのが素直な分析ですよね。
MACDなども下向きになってきていますので、85円以上を目指す強いトレンドは
一旦小休止で、相応の深押しがあるかもしれません。。。
ただし、クロス円は皆同じ形状かというとそうではなくて、
ポンド円とかユーロ円などはボリンジャーの中心線で支えられており、
まだ上昇トレンドを崩していません。。。。
一方で豪ドル円などはすっかり下回ってレンジ下限といったところで
それぞれの通貨でやり方を微妙に変えないと・・・・。
大きく動くときは一緒に動きますが、凪に入った時に個性がでますので、
お気をつけを。
ポンド円なんかは買ポジション上手く行かず昨日撤退したけれど、
買い直そうかと思うくらいです。
ダウが13300ドル重くダレてきています。
まだ高止まりのまま材料が不足してしまっている状況で、
緩和期待でなんとか持っているようなものなんじゃないの、って気もしますが
それでも13000ドルを明確に割り込んでこないんですよね。。
新規失業保険申請件数は予想よりも弱い結果。
予想は35万件だったのですが、結果は35万9000件。
前週分が増加方向に修正されています。
それでも前週から5000件減で2008年4月以来の低水準ではありますが。
昨年10~12月期のGDP確定値の伸び率は年率換算で前期比3.0%増と
前月発表の改定値と同じだったのですが、一部の市場参加は小幅な上方修正を
見込んでいたらしく、それも若干失望されて今晩は地合いが弱かったのですが、
それでも下げ幅取り戻して引けそうなのは、大学で講演したバーナンキ氏が
相変わらず慎重かつハト派的スタンスを崩していないことなどが一部好感されているのかも。
ニュースを見ると市場の反応は薄かった。という表現になっていますが、
ダウ戻ってますよ。最も原油が102ドル台まで落ちており、リスクオン相場の全面高というような
戻りではないですけれど。。。
オージードルは今日日中に利食いました。
1.03816ドルで買い戻し。1.0519ドルでの売りですのでまずまず。。。
日足をみると200日移動平均線で2度目の跳ね返りがあり、
ここが支えられて一度戻りが大きくなる可能性が捨て切れなくて。
またボリンジャーの中心線くらいまで戻ったら再度売るか、
その時になったらまた地合いが変わっているかもしれませんので
ここからの豪ドルの売りにはちょっと慎重になりたいと思います。
どうせなら買っちゃおうか・・・・、イヤイヤ勇気がないな。
200日線を割り込んだらもっとスケールの大きい下落となりそうですからね。
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