2013年3月29日金曜日

リスクオンは一服?!明日は期末・・・


上げ上げ相場は一服中。。。ですね。

キプロス支援合意の条件が預金者にまで負担を求める内容だったことが
他国(特にイタリア)への波及懸念となっているからなのか、
日銀の金融政策決定会合を前に先に利食って逃げとけーって感じなのか、
あるいは期末だし権利落ちもあるってカレンダー的なことなのか、
それ全部でしょ、なのか。

昨晩あたりのユーロの下落は欧州発でしょうね。
今日はこのところ弱い中国株、上海総合指数がさらに下落してってことも
日経平均に響いたとのこと、アベノミクスも新日銀体制スタートの
来週の会合まではエネルギー充電期間みたいね。上げる力が弱まっています。

ドル円も93円台に突っ込んだりしてます。

明日29日は3月期末。ドレッシング期待もあるかもしれませんが、
(※ドレッシング買い=お化粧買いとも。
企業や年金基金などが決済期末に株式の評価額を上げるための買い。
期末の株価を上げておくと、企業にとっては決算上有利に)
一方で、日経平均はこのトレンドで4000円近くも上げており、
お化粧する必要がないとの見方も。逆に期末株価を少しでも低く
抑えることで新年度入り後のハードルを下げたいという向きもあるとかないとか。

さえない相場ならドレッシング買いも囃されようかと思いますが、
十分上がっていますし。明日1日でもっと上げるよりは
新年度以降のハードルをあまり上げないで置こうって考えも出てくるのね。

相場の定石として上がらなくなってきた相場には
ふるい落としが入りやすいので注意が必要。
株も、ドル円も踊り場に入っている気がします。

買っても買っても上がらないなら、一度、提灯(細かい個人の買いなど)
をふるい落としてから安いところを再度買い直す、
投機筋はそういう仕掛けをしてくることがあります。

週末は米国市場は聖金曜日(グッドフライデー)で祝日。
欧州はイースターマンデーで4月1日も祝日。
海外勢による資金流入は期待しづらいという需給面の材料も気がかり。
薄商いとなれば思わぬ動きが出るリスクも高まりますね。

もう一つ嫌なニュースがユーロ中核国ドイツの3月の失業者数が
予想以上に増加していること。
前月比1万3000人増の294万人という数字が出ています。
失業率は6.9%で前月から変わらず。
ドイツまでもが景気悪化となるとユーロはもう一段安となる可能性も?!
(ポジショントークかな)

ユーロ円売り、ユーロドル売りは継続しています。

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