2013年4月1日月曜日

波乱の幕開け?!新年度相場、株安円高スタート。


新年度入りですが日本株は大幅安。ドル円も93円台へと円高進行。

波乱のスタートですが、日経平均株価がこの2四半期で36.5%も上昇し
ドル円も20円近く上昇したわけですので、日経平均が200~300円下げようと、
ドル円が2~3円下げようと、地合いが変わったとまでは言い切れません。

むしろこの程度の下落があってこその健全な上昇が期待できるって見方も
強いはずですが、それにしても、ちょっと弱気も増えてきたかな?
日銀の金融政策決定会合を目前に控えての利食いの嵐。
日銀の政策発表が「事実売り」もしくは「期待外れ」となるリスクを
避けようとする動きでしょうか。

下げたら買いたい向きが下では買ってくると思われますが、
やはり1ステージ終了で、次のステージがどうなるか、って節目に
差し掛かっているのでしょう。次のステージは新日銀体制での
政策が期待を繋ぎ続けることができるのか、
黒田さんが上手に市場と対話し続けることができるのか、にかかってきます。


現在市場が予想しているのは

(1)国債買い入れ年限の長期化(3年から5年へ~もしくは10年へ)
(2)リスク性資産の購入
(3)オープンエンド方式(無期限)資産購入の前倒し
(4)日銀券ルールの撤廃(金融調節の買入(輪番オペ)と資産買入等基金の統合)

ってとこだけど、最初から全開で打ち出すのかどうかには意見が分かれていて、
国債買い入れの年限長期化も、まずは5年に拡大して、
10年物は今後の切り札として温存するとの見方もありますね。
それから日銀券ルール撤廃も今回はやらないんじゃないか、と。

7月参院選に向けて今からフルスロットルで燃料注入して
あと3か月近く相場を持ち上げ続けることができるのか?

帳尻合わせてあげていた方がいいということなら、
ここでいったん調整が入るのを覚悟して
4月下旬(4月は2回あるのよね)5月から6月の会合に燃料は
残しておくって見方もあるみたいです。

だとすると、一度大きめの調整があるかもしれません。。
だって、買っても買っても上がらなくなった相場は
壮大にふるい落としてからじゃないと、、、、
ってファンド勢が考えそうよね。

とにかく利食いに利食って相場を崩してしまう。
びっくりするくらいの下落となれば、皆怖がって買えなくなる。
そこで再度安いとこ拾い直して高値超えを目指して買い上げるって
戦法よ!(妄想だけど。でもこういうことはままあります)

とかなんとか書いているうちにユーロ円が120円を割れてきました。
ドル円も93円台を守れるかしら?!

今週は
4日に出てくる日銀の金融政策決定会合と
ECB理事会、5日金曜のアメリカの雇用統計とイベント目白押し。

動きそうです。多分下、売りボウ復活です。

ユーロ円、ユーロドルのショートは継続中。

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