2013年4月26日金曜日

ユーロ利下げ観測とポンドGDPで大きく動くもドル円は膠着続く

今日も100円到達は成らず。

今日動いたのはポンドとユーロ、明暗分けています。

ポンドは1-3月期のGDP速報値受けて急伸。
前期比0.3%増、前年同期比0.6%増。
市場予想平均の前期比0.1%増、前年同期比0.4%増をいずれも上回りました。

今回のGDP、割に注目度が高かったみたいです。
前期マイナス成長だったことから、今回もマイナスならリセッション入り。
5年間で3度目となるリセッションでトリプルリセッション入りと
なるかも。。。って懸念があったのが、回避されたってことですね。

イギリスは今、緊縮策のお蔭で景気後退が懸念されているのですが、
先週、格付け会社フィッチ・レーティングスが格付けを引き下げたりしてました。
IMFからは英政府に対し景気促進に向け緊縮を緩めるよう呼び掛けられていたり。

でもこの数字を見て、市場には一気に安心感が広がって
ポンドが大きく買い戻されたってことね。

これを受けて昨日作ったポンド円ロングが美味しい展開に。
151.68円でロングしていたのですが、153.15円で利食いに成功。
今もまだ崩れておらず、新高値更新の可能性もありますが、
ドル円100円トライ失敗となれば、一度ダレそうなので早めにやめときます。

今日はドル円も軽く買ってみたんだけれど、
買った直後に下げてすぐさまロスカット・・・・
もっとドンと下げたとこで買参入しないとキツイですね。

それからユーロ。こちらは急落です。

来週のECB理事会で利下げの予想が膨らんできました。

ドイツのメルケル首相は
ドイツのことだけを考えれば利上げが必要だとしていますが、
ユーロ圏経済はリセッション局面にあり、
インフレはECBの目標を大きく下回って推移している状態、
IMFのラガルドさんからは利下げ余地があるのはECBだけだ、と
利下げ催促されてたりします。

ノムラ・インターナショナルやUBS、RBS 、コメルツ銀行、
ゴールドマンにメドレーレポートまでもが
来週5月2日の利下げを予想しており、
こうした予想からユーロが崩れた模様。

ユーロは来週のECBが大注目です。

来週って、FOMCもあるんだねー。そして雇用統計。
GW谷間にイベント多し。

明日は日銀金融政策決定会合ですが、
4日にバズーカ砲発射されているので
特段注目はされていません。

今夜はノーポジで寝ます。

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