2014年4月7日月曜日

雇用統計を受けて下げたNY市場、週明けからの相場は…

雇用統計の数字受けて、下げて終わった・・・?!

どれほど期待が高かったか、ということが伺えます。

どうも、雇用統計発表直前になって債券ディーラーらが
NFP23万とか25万とか、かなりいい数字を予想していたようです。

期待が高くて、相場がそれを織り込んで上がっていた場合、
数字がそれほど悪くなかったとしても、期待値に及ばなかったというだけで
売られて崩れてしまいます。今回はそういう相場ですね。

3月雇用統計。

NFP/非農業部門雇用者数

前月比19万2000人増となり、
前月の19万7000人増(上方改定)に続き底堅い雇用創出ペースを維持。

市場予想が20万超えにも上がっていたことが数字が冴えなく見えてしまう背景。

1、2月分の雇用者数の伸びも合計3万7000人の上方修正。

失業率は市場予想の6.6%に対し、6.7%でほぼ変わらず。

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発表直後は 104.10円近辺まで上昇したり、103.55円程度まで下落したりと
60銭近くの乱高下を見せた後、結局103.20円まで下落して終えたNY市場。

ダウ平均も大幅安。 16412.71(‐159.84)
ナスダック総合指数の下落が大きかったです。 4127.73(‐110.01)

ロイターの解説だと

「オンライン動画配信のネットフリックスや旅行情報サイト運営のトリップア
ドバイザーなどのモメンタム銘柄が前日に続き売り込まれ、ナスダック総合は2.6%安
と、2月以来の大幅な下げを記録した。

  朝方発表された3月の米雇用統計が底堅い内容となったことで、ダウ工業株30種と
S&P総合500種が一時日中最高値を更新する場面もあったものの、モメンタム銘柄の
売りが相場全体を圧迫した。」

ってなことで、どうもナスダック総合指数は全体相場とは関係なしに
上げる力がなくなってきているようです。

米株崩落のトリガーはナスダック市場からくる予感…。


日経平均は先週4日金曜までのチャートで一目の雲の上限近くまで上昇していますが、
ここを上抜けるには、厳しい展開。75日移動平均線にも頭を抑えられています。

ということで、月曜の日経平均、調整を強いられるでしょう。
どの程度の調整になるかは、、、今のところ解りません。
月曜の日本市場の地合いを見るしかないです。

思ったより下げないとか、思ったより大きく下がるとか、そのムードが
このまま数日の調整につながるか、軽い押し目になるかの判断の材料かな。

雇用統計の数字自体は悪くないんですもの。
単純に、期待には届かなかっただけ。
であるならば、押したら買い継続でいいはずですが、
チャート的にはここからの上昇は、かなりの材料が必要な抵抗局面。
どの程度の押しが必要でしょうねぇ・・・。

ということで、今週は押し目を拾う方向で考えていますが、
まずは月曜の地合いを見極めてから・・・です。
目先は強気でも、GW前の4月20日の週にはすべて手仕舞いの予定。
ですが、102.98円のドル円のロングは103.55円で手仕舞ってしまいました。
利益は縮小してしまったものの、、、みるみる下がっていくので
利益を確保することにしました。

現在はノーポジです。

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