2014年9月29日月曜日

10月から地合いは変わる?!誰がドルを買っているのか


9月第4週、アリババIPO明けの週で株式市場には
一服ムードが広がりましたが(頭打ちを示唆する向きも)
金曜のダウ平均は167㌦の大幅高。

月曜,火曜と3桁の大幅安も水曜に切り返し、
木曜に再度包み下げる大陰線を付けるも、
金曜に粘って17000㌦回復で終わった、、、

綺麗に75日移動平均線が機能して相場を支えています。

崩れるのか持ち直すのかは10月に持越した印象ね。

16900㌦を割り込むともうちょっと深めの調整あり。
割らないで再上昇の可能性はどの程度あるでしょうか。

12月にクリスマス休暇に入るために欧米金融機関、ヘッジファンドなどの
決算はその前の11月に設定されているケースが多いとされていますが、
11月決算に向けて10月あたりからポジションの調整にはいる、
なんて話もあって、10月は株が調整しやすいということもあるようです。

ブラックマンデーもリーマンショックもみんな10月の惨劇。
10月は年間で最も株のパフォーマンスが悪い月として
知られていますので、いつ調整が来てもいい、という
覚悟でポジションコントロールしておかないとね。

それを踏まえたうえで、今週も買い増す機会を伺う戦略。

だって、金曜の米株が切り返しただけでなく
シカゴ日経先物は16365円で金曜日の東京市場の
日経平均株価の終値16229円よりも135円高くなっていますし
ドル円相場も再び109円台で円安水準で安定。
まずは、日本株も買い優勢でスタートするでしょう。
相乗効果で東京市場のドル円も買い意欲が強いのでは?

というか、先週は物凄い巨大な年金と見られるドル買いが
あったそうですし、巨大な買いオーダーが控えているみたいよ。
具体的には西原さんの有料メールを読んで。

それと、大倉キャプテンの見立てでは
世界の中央銀行のポートフォリオのリバランスで
ドル買いが起こっている、とのことです。
これまで長期に渡ってドル安政策を取ってきた米国ですが、
ルー財務長官が17日、強いドルはアメリカの国益とかなんとか
言ってましたね。ドル高容認ってこと?
政策的にもQE3終了となりますし、金利引き上げ時期が
焦点となってきます。ドルはこれから本格的に上がるんです。
だから、これまで下落するドルの保有を減らしてきたセントラルバンクが
反対に上昇する可能性が大きいドルの保有を増やしている、
という可能性があるのではないかと。
ドルの保有を増やす代わりに、これまで保有していた通貨が
売られるわけです、例えばユーロ、円、そして豪ドル?!

豪ドルの9月の下落は特に材料がないにもかかわらず
大きかったですよね。反発もなく粛々と下げた印象。
キャプテンはこの動きには何かいる、と読んだ。
つまりセントラルバンクのリバランスではないか?

とするならば、ここからは・・・・

というのは豊商事のYMTVセミナーを見ていただくか、
大倉キャプテンのブログ(会員限定)を読んでくださいね。

それが9月期末で終わるのかどうか、
10月から流れが変わるのかどうかも見どころとなります。

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