2014年10月29日水曜日

FOMC控えて~日銀追加緩和はあるのか?!

さて今夜のFOMCでは、テーパリング終了が予想されているものの、
イエレンFRB議長の記者会見が無いことで、
フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)などの
金融政策の変更は無い、と予想されているようです。

注目ポイントは下記3点だと日経QUICK


1)労働市場に関する悲観的な判断
「significant underutilizationかなりの活用不足」が修正されるか否か。

2)異例な低金利が量的緩和第3弾終了後も
「considerable time相当の期間」継続するとの
フォワードガイダンス(将来の金融政策指針)が修正、削除されるか否か。

3)インフレ率が米国連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標2.0%を、
2年4ヶ月連続して割込んでいることに対する懸念が表明されるか否か。


この後番組があるので、仕事に戻りますが、
今夜3時のFOMCまで起きているかしら~ってことで
事前ポイントをQUICKから引用させていただきました。

108・03円で106・99円のドル円ロングは手じまいました。
102~103円で作ったロングは継続中。


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そして、今週は31日の日本銀行金融政策決定会合。

「経済・物価情勢の展望」(展望レポート)の公表もあります。

日銀は2%の物価安定目標の達成に向け順調な道筋をたどっているとして、
現状の量的・質的金融緩和を維持する公算が大きいようですが、
日銀は昨年4月に14年末のマネタリーベースが
270兆円になる見込みと公表して以来、新たな見通しは示していません。
15年末の見通しはまだ示されていないのよね。
あと2か月でこれまでの見通しの期限が来てしまいますが、
来年はどうするんでしょうね。

市場では「目標達成は困難」との見方が依然として多く、
いずれは追加金融緩和に踏み切るとの観測が根強い状況にあります。

消費税増税の決定を前に、しかも、日経平均が15500円台まで
回復してきているこのタイミングではカードは温存するものと思われ、
今週は何もないでしょうけれど・・・

ただ、日経QUICKニュースが「日銀ウオッチャー」に次回以降の会合で
追加緩和に踏み切る可能性があるか聞いたところ、
27人中3人が追加緩和を実施すると回答したそうな。


次回会合では16人(約6割)の方が追加緩和実施すると予想。

①2015年1月に上場株式投資信託(ETF)の買い入れ額を
現状の年1兆円から3兆円に増やす。

②長期国債やリスク性資産の買い増し。
マネタリーベース(資金供給量)の増加目標を
(現状の年間約60兆~70兆円から)80兆~90兆円程度に
10兆円ほど引き上げる

というような、追加緩和策を予想している向きが多いようです。

国債買入れ枠の拡大予想もあるんだ~

私はせいぜい資産買入れ枠拡大が限界かと思っていましたが(^^;
それじゃインパクトがないと市場が催促し始めちゃってるってこと?!
ちょっと怖いですね。。。



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