10月1日下半期スタート、日経平均は300円超上昇でまずは幸先が良い?!
朝方発表された日銀短観で製造業で景況感3四半期ぶり悪化。
しかし、これがむしろ日銀の追加金融緩和期待につながった面もあります。
加えて元日銀副総裁の岩田一政・日本経済研究センター理事長が
「日銀が何かやらざるを得ない方向に動いている」との見方を示し、
「マイナス金利も含めた付利金利の引き下げ」を選択肢として挙げたと
伝わったことで一気に日銀期待が盛り上がって、株高、円安となりました。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NVHH8B6S972F01.html
1日(木)日経平均 17722.42(+334.27)△1.92%
また大型補正予算の期待もあるようですね。
3兆円程度は既定路線ですが、それを超える規模と見られます。
少なくとも期待としては…。
2日続けて戻りを試し、17700円台まで上昇してきましたが、
来週6~7日の日銀会合でやるのか30日でやるのか、
あるいは期待だけさせてやらないのか、
イベント通過してみないことには、この上昇が本物かどうかは
判断できません。チャートだけ見ればかなり弱い形ですよね。
来週7日にやらなくても30日にはやるだろうとの期待が
相場を支えていくものと思いますが、
ここからはその期待がどの程度相場に織り込まれていくのかがポイント。
日経平均先物グローベックスでは17400円台までじりじり下げています。
今夜はダウも200ドル近い下落。
株式市場まだまだトレンドレスです。
乱高下続くのかもしれません。
ところが為替、ドル円相場はどんどん振幅が狭くなってきており
持合いブレイク直前の様相。
直近レンジの下限に近いので今夜ドル円を119・72円でロング。