ドル円123円!!大倉キャプテン大勝利~
大倉さん、
「だから利上げは12月ってのが既定路線なんだよ」と
中国ショックで大荒れの相場の後ぐらいからおっしゃってましたが
ホントにそうなりそうね。毎度さすがとしか言いようがありません。
今回も大倉キャプテンはレンジは上にブレイクすると明言され
ドル円ロングでトレードされてましたが、
私もそれに乗っていいトレードができました。
というか、雇用統計後に買い増ししてます、ドル円。122.60円と122.74円
その前、ユーロドルはショートしてます。1.0890ドル、これは指値がヒット。
ドル円はそもそもの120.42円と120.63円ロング継続。
日経平均の18900円台ロングも継続。
後はこれをどこまで引っ張るか、ですね。
6日金曜のNYクローズでは
ドル円 123.13/19
ユーロドル 1.0736/41
ダウ平均 17910.33(+46.90)
日経先物 19430(+170)金曜現物市場終値は19265.60
と「株が下がらなかった」ことにも注目。
雇用統計で12月利上げが確信となるも
米株は全然崩れてないんですね。
週明けの日本株は強気でOKかと思います。
◆10月雇用統計を整理。
①失業率5.0%(前回5.1%)2008年以来の低水準
②NFP 27.1万(予想18.5万)予想を大きく上回る
9月分 13.7万に下方修正(14.2万から)
8月分 15.3万に上方修正で過去2か月分は差引1.2万の上方修正に
③平均時給 25.20ドル(前月から0.09ドル上昇
前年同月比では2.5%上昇で過去6年間の月間平均の2%を上回る。
2009年7月以来の大幅な伸び
④労働参加率 62.4% 引き続き1977年以来の低水準
⑤U6失業率 9.8% 2008年5月以来の低水準
(やむなくパートタイム職に就いている人や職探しを諦めた人を含めた広義の失業率)
とまあ、予想を超える好結果になったわけですが、
NFPが一気に27万人に増加した内訳をみてみると
その多くは非製造業で、それも低賃金の業種に偏っているようです。
8-9月のNFPが悪化したのはチャイナショックで米国の株価も急落、
一時的に景況感が悪化したために求人意欲が一時的に低下した?の
かもしれません。しかし、その後株価が大きく回復してきたために
景況感の好転から採用意欲回復で大きくリバウンドしたんでしょう。
製造業はドル高や資源安の影響でレイオフのニュースが目立ち、
あまり良くないのですが、サービス業が今回のNFPの伸びの柱である
ってところが、ちょっと気にはなりますが…。
これでマーケットは12月利上げを確信。
そもそも先週4日水曜日にイエレン議長の議会証言で
12月の利上げ改めて前向きな発言をしただけでなく、
これまで利上げに否定的なスタンスだった
FRBブレイナード理事も肯定的なスタンスに転じていました。
加えて雇用統計の発表を受けて、エバンズシカゴ連銀総裁も
利上げの決定に賛成する意向に転じています。
「12月FOMCでの利上げの可能性は間違いなく現実的。」
ブラード・セントルイス連銀総裁も。
「市場では近く利上げの見方が強まっている。
利上げの障害は解消されると予想。」
こうした事実ヲ受けてもなお、株が下がらなかったことが
足元のマーケットの強さを示しています。
ただ、どこまでもロングを引っ張っていいかというとそうでもないと思います、、、
11月16日月曜に出てくる日本の7-9月期のGDP
すでにマイナス予想は織り込まれているかもしれませんが
実際にマイナスの結果となればやはり利食いは旺盛となって
株は下がるだろうし、ドル円も上昇一服となるんじゃないかな。。。
それと併せてサプライズの補正のネタでも投下されれば
その下落は絶好の買い場になるとは思うんだけど、
一度利益は確定しておいた方がいいんじゃないかなぁと思っている次第。
まだどうするか決めているわけではありませんが、、、
チャート的にはユーロドルの下落が本格的となりそうなので
12月3日に向けてはユーロ売りドル買いでいいのかな、とも
思ったりして、迷うとこね。1.0890ドルでの売り指値はうまく刺さって下落中。
今年3月の安値1.046ドルを割り込めばいよいよパリティ?!
まずは1.04ドル台までの下落を狙って持つつもりですが、
だとするならばドル円も今週利食わなくても125円台に向けた
上昇狙いで持っていてもいいのかなぁなんて思ったりするのよね。
来週の注目イベントです
9日(月)
ユーロ圏財務相会合
ボストン連銀総裁講演
OECD経済見通し
10日(火)
日本国際収支
中国消費者物価指数・生産者物価指数
EU財務相理事会
11日(水)
中国小売売上高・鉱工業生産
ドラギECB総裁、講演
12日(木)
豪雇用統計
EU首脳会議
NY連銀・シカゴ連銀・セントルイス連銀・リッチモンド連銀総裁ら講演
13日(金)
ユーロ圏GDP速報値(第3四半期)
米小売売上高・生産者物価指数
ミシガン大学消費者信頼感・速報値
クリーブランド連銀総裁、講演
※今回雇用統計でドル円を買い増ししているんだけど、
改めてフィボナッチってすごいな~と思った次第
まず窓を開けてドーンと1円もの上昇。
それだけ強い数字だったってことね。
その後ですが、この数字は12月利上げをさらに織り込む内容だと
考えて押し目を拾おうと考えたのですが、
最初の高値からフィボナッチリトレースメントを引き、
23.6%レベルまでの押しでまず買ってみて、38.2%でさらに買い増し。
50%押しまで買ってみようと思っていましたが、そこでピタリと下落が止まり
再上昇で高値引けとなりました。
フィボナッチって1分足でも使えます。
(ただし、強い、上に行くという確信がある場合にのみ
あくまで押し目の目安として引くラインです)