2018年8月14日火曜日

トルコリスクは続くも戻り局面入りか

週明け13日月曜、トルコ中央銀行は

「銀行は必要な全ての流動性を供与する」
「市場動向を注視し、必要な全ての措置を取るだろう」
「銀行の外貨預金制限を約500億ドルから引き上げも」
「1日1回より多くのレポ入札を実施する可能性」

などのメッセージを出したことで、
ひとまずトルコリラ下落は止まっています。

また、トルコに拘束されている米国人牧師ブランソン氏が
15日までに釈放されるとの噂が飛び交ったことにも安心感が出たようですが
駐トルコの米大使館がこの噂を否定しており、
米株も125ドル安、ゴールドもリスク回避の受け皿にはなっておらず
1200ドル大台割れの下落となっています。
トルコリスクでユーロが下がっていることで、ユーロドルとの相関が強い
ゴールドが売られているということね。

連鎖的に新興国通貨の下落も大きくなりました。

特に南アフリカランド安が大きかったですね。2.3%もの下落です。

※ドルランド


※ランド円

ほかにも、、

アルゼンチンペソ 2.3%安
インドルピー 1.6%安
メキシコペソ 1.1%安 などなど高金利通貨に波及しています。

これを受けて、アルゼンチン中銀は緊急会合で13日、
政策金利を現行の40%から45%へと引き上げています。

45%?!・・・・スワップ妙味は大きくとも尋常じゃないですね。
再びアルゼンチンはデフォルトのリスクがあるんじゃないかしら…。

というか、震源地トルコも危ないですよね。

まだ売りスタンスは継続ですが
さすがにランドのチャートなど見ていると、13日はいささかやりすぎかな
という感じがありますので、マーケットは幾分反発するでしょう。
安値の突っ込み売りは危険。売るなら戻り売り。
大倉キャプテンはショートを買い戻していますね。

ということで、私も、戻りを売り直そうと思います。
つまり、ショートをすべて買いもどしました。

ユーロドル1.14680S→1.1403ドル
ユーロ円 128.81円/126.96円S→126.18円
ドル円111.45円S→110.69円

次の売り狙いはユーロ円は127円台後半、
ユーロドルは1.1450ドル前後まで戻ってくれたら、、、かな。
ただし、戻らずに再下落する可能性も大いにありますので
ユーロ円は126円を再度割り込んだら再ショート。
ユーロドルも1.1380ドルを割り込んできたら、再下落とみて
再ショートかな。

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