2018年8月9日木曜日

クロス円安、貿易問題の裏にポンドのリスク?!

ドル円ショートはうまく利が乗ってきましたが、
ユーロ円ショートが踏まれてロスカットされた後に急落するとはね。。。
意地の悪い相場です、ほんと。

128.81円でユーロ円を再びショートしました。

8日水曜は、上海総合指数が下げ幅拡大、人民元相場が再び軟化をうけ
リスク回避ムードが強まった?!とする解説がありますが、
昨夕のクロス円下落は14:00すぎに一斉に始まっており、
ポンド円の下落が大きかったことを見ると、
ポンドが悪さをしている可能性がありますね。

8日午後のクロス円比較チャート15分足 黄色ラインが14:15
オレンジがポンド円、ろうそく足がドル円、ブルーがユーロ円


先週のBOEにて利上げされたのに、売りが止まらないポンド。
今、英国は金利どうこうよりも、ブレグジット問題。
EUとの交渉が全く進みません。

2017年3月、メイ首相が正式に離脱を宣言してから2年後となる
2019年3月29日が離脱交渉デッドラインとなりますが、
期限までに離脱協定案を英国やEU加盟各国の議会で通過させるためには
事実上は2018年10月までに、英国・EUの合意が必要という状況。

それなのに、先週5日、フォックス国際貿易相は
「6対4」の確率で合意に至らないとの見通しを示し、
英中銀のカーニー総裁もまた、不快なほど合意なき離脱の可能性が高い、
と発言しており、そのリスクは現実的となってきています。

メイ首相は合意なきEU離脱にどのように備えるべきかを具体的に話し合う
トップレベルの閣僚協議を9月の早い時期に行う予定と報じられるまでに
追い込まれているようですが、ポンドは利上げどころの騒ぎじゃないってことね。

ユーロではなくポンドをショートすべきだったか、、、と
ちょっぴり後悔していますが、ポンドの戻り売りも狙ってみようかと。
ストレートでイイと思いますが、安値を売りたくないので戻り待ち。

また、7日に米国、中国製品160億ドル相当への25%の追加関税適用(23日から)
(オートバイ、蒸気タービン、鉄道車両)

返す刀で8日、中国が米国製品120億ドル相当への25%の関税を発動(23日から)
(燃料、鉄鋼製品、自動車、医療機器)

と米中貿易戦争は着地点が見えず。

こうした中、今日からFFR・日米貿易協議が始まります。

やはり、どちらかというとリスクテイクしにくりですね。

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