2018年10月17日水曜日

米国も対応に苦慮、サウジのジャーナリスト殺害への制裁は…。

米国がサウジに制裁の可能性も?!とリスクにおびえた市場ですが
やはり両国とも懸命に落としどころを模索しているようです。
制裁の可能性は極めて低いと、市場はそう判断したということでしょうか。

株式市場は大きく反発しています。

※日米株価インデックス

サウジ記者「殺害」疑惑、トランプ氏は「行きずりの殺し屋」のせいではないかと
https://www.bbc.com/japanese/45872374

行きずりって、状況的にそんなわけないんですが、
サウジ側も尋問中に手違いで死亡したことにするようです。

トランプ大統領はサウジのMBS,ムハンマド皇太子と電話で話をして
「ムハンマド皇太子は全く知らなかったと話した」と擁護。

マーケット的にはこの件は沈静化したようです。

変な話ですね。いろいろ裏がありそうです。

殺害された記者のAppleウォッチにすべて録音されていた、とされていますが、
実はトルコがサウジの総領事館を盗聴していたために知ることとなった事実を
認めるわけにいかないからだとか、
米国が制裁を課すというところまで強硬に出れないのは
件の記者はサウジ王族がアルカイダに資金援助していた事実をつかんでいたためだとか。
一説にはアルカイダは米国によって生み出されたという疑惑がありますね。
9.11とか・・・。
だとするならば、米国はサウジに弱みを握られているということになります。

まさに不都合な真実、というところでしょう。

しかし、ついこの間まで米国とトルコの対立がマーケットでも
ネガティヴ材料とされていましたが、
12日、トルコは米ブランソン牧師を開放したと思ったら、
今度は人権問題を盾に米国を巻き込んで、サウジを陥れようとは
なかなかエルドアン大統領やりますね…。
米国も対応に苦慮しています。

【記者殺害疑惑】サウジの悪事?のおかげで歩み寄ったアメリカとトルコ
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2018/10/post-11109.php

ソフトバンクも命拾いしました。
おかげで日経平均も大きく上昇です。
(ソフトバンクはサウジとのビジョンファンドに暗雲と心配されましたが
ウーバーへの投資で大きな利益が出るとの試算が。
来春ウーバーがIPOする計画があるようですが
現時点で時価総額13兆円との評価だそうで
1月に8500億円出資したソフトバンクは9ヶ月で2兆円?!とか。)

日経平均CFDは昨日16日に22687円でロング追加しており、
高値でつかんだ22804円ロングと合わせて利益になっています。

※日経平均CFD15分足 現物の日経平均と価格がちょっと違います。



ここから、ですね。

単なるリバウンドなのか、それとも今回のショックはひとまず
11月末締めのヘッジファンド決算に絡む利食いだっただけで
(それが証拠に45日ルール、10月15日目指して利食いが旺盛になりましたね)
またここから買い直してくるのか。

日米の株価インデックスは軒並み200日移動平均線で反発。
ここが強力なサポートだったことが確認できる形ですが
再下落して割り込むことだってあります。

注目しておくべき指標は米金利かな・・・。

高止まりです、再上昇なら再び株式市場は波乱含みに…。

※米10年利回り


また、今日からブリュッセルでEU首脳会議。
ブレグジット合意が取り付けられるのか。。。ポンドは乱高下しそう。

早まってポンド円を147.18円でショートしていましたが
147.60円で止めました・・・・。
このところ為替トレードがうまくいきません(´・ω・`)

EU首脳会議もありますので為替ノーポジにして様子見にします。
ポンドが急上昇したら、逆張りで売り戦略で。
下がっちゃったら、追いかけて売らない。

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