2018年10月18日木曜日

EU委員会イタリアの予算を却下でユーロ売り

日米株価200EMAの攻防は、200EMAを死守した、とっていいんでしょうか。

17日水曜、NY市場がオープン直後からダウ平均が前日比300ドルを超える
大幅下落となりましたが、今AM1:30猛烈な勢いで巻き返しています。
プラ転するんじゃないの?!

※日米株価インデックス



ドル円相場も112円01銭まで下落しましたが112.20円まで反発中。

IBM決算が良くなかったことやホーム・デポの投資判断が
引き下げられたことに加え、週間在庫統計で米原油在庫が
+649万バレルとなったことを嫌気し原油が下落したことをうけ、
(予想:+250万、前回:+598.7万)
エクソンモービル、シェブロンなどエネルギー関連株が売られたこと
などが米株下落の背景。

あ、あと住宅着工件数が予想121万戸にたいし
120.1万戸と若干悪かったことなども嫌気されたようです。

ところが、猛烈に買い戻されていますが、何故なのか、、、
現時点では不明。
やはり、200日線は強力なサポートだったということか?!

今夜はこの後3:00に FOMC議事録が公表されます。
前回9月のFOMCで今年3度目の利上げを実施していますが
声明では「金融政策は緩和的」との文言を削除したことで
政策が中立に一段と近づいたとの解釈も浮上していました。
(利上げサイクルは終盤に近いとの観測)

ところがその後、パウエル議長はイベントの中での講演で
中立金利水準を超えて利上げを進める可能性あるとタカ派的発言。
どっちなんですか?!ってとこに今回の議事録で答えがでるのかどうか。

市場の関心は、年内の12月利上げではなく、
「いつまで利上げがあるか、つまり、利上げ打ち止め時期はいつかのか」
にシフトしています。

今米株が反発してきたので、ドル円も戻ってきていますが
議事録でどう動くかはわかりませんので様子見・・・。

それから米財務省が17日午後に為替報告書を公表するとしています。
つまり、今夜出てくるわけね。
これも元、ドル、円を動かすリスクがあります。
何が出てくるか読めないので為替はポジションは作らずにおります。

日経CFDロングは継続です。
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それと、先ほど流れてきたニュースで
EU委員会、イタリアの予算を却下した模様。
これを受けてユーロ売りでしょうか。

※ユーロドル日足


そうそう、格付け会社による見直しが今月行われるんだった。
10月26日にS&Pグローバルレーティングによるイタリアの格付け見直し発表。
ムーディーズも今月中に発表するとしています。

この格下げリスクを考えるならユーロドルは売りかもね。
ユーロも戻り売りを考えたいと思います。
まだポジションは作っていません。

今週のEUサミットにおいてはブレグジット合意があるのかどうかも注目で
ポンドが大きく動くリスクがあるので、ユーロポンドでポンドが
ドカンと下がるようなことがあれば、ユーロが上がっちゃうかも、、、
と思うと、今はタイミング的にポジション作らない方がいいような気が。

今週のEUサミットのブレグジット交渉の結果を受けて、
ユーロが高いところがあれば売る方針。
ポンドも同様のスタンスです。

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トルコリラは急伸してます。

クーデター関与の疑惑で拘束していた米国人牧師のブランソン氏を釈放した
トルコですが、サウジアラビアのジャーナリスト殺害事件での協力的な対応に対し、
米国政府が対トルコ制裁の一部を解除する可能性を示唆した模様。

制裁一部緩和の報道でリラ買いですね。

サウジの問題ってどのように落ち着くんでしょうね…。
今、株反発、原油安ですからマーケットはすでに
楽観に傾いているようですが。

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