2019年9月4日水曜日

ポンドが乱高下しながら下ヒゲをつけて反発基調にあります。

3日火曜、英下院はEU離脱延期を要請する法案の審議入り動議を可決。
現状では10月31日が期限ですが、
それまでにEUとの間での合意が得られなかった場合、
2020年1月31日まで離脱を延期するよう
首相がEUに求めることを定めたものです。

これで合意なき離脱リスクが後退した?!

しかし、ボリス・ジョンソン英首相は「合意なき離脱」でも
10月31日にはEUからの離脱を実現させたいわけですから、
この法案可決は不本意。

ということで、ジョンソン氏は総選挙実施を匂わせています。

ジョンソン氏が総選挙実施の動議を提出した場合、
可決には下院計650議席中の3分の2以上に当たる434議員の賛成が必要ですが
支持が得られるのでしょうか。

ジョンソン首相率いる保守党政権は3日、
保守党議員1人が野党の自由民主党にくら替えしたため
下院の過半数議席を失っています。

ということで、10月31日が近づいてきていることと
3日から英議会が再開していることで
英国からブレグジット関連ニュースが連日出てくるものと思われます。
議会が再び閉会するまでの1週間は乱高下必死かな。

128.85円でショートしたポンド円ですが、
一時126.67円まで下落したものの、その後128.30円台まで反発しています。
巻き戻しのリスクも高そうなので128.35円で買い戻しました。。。。
利食いですけど、爆益が微益になっちゃった。

カナダショートは継続です。

それから昨晩のNY市場では8月のISM製造業景況指数が
市場予想 51.3を下回る49.1となったことで、米国債利回りが大幅に低下。
ドル全面安の展開となりました。ダウ平均も285ドルもの下落となっていいます。
一時26000ドルの節目を割り込みましたね。

ISM製造業景況指数の50割れは2016年8月以来3年ぶりのこと。

ということで、9月の利下げは100%織り込まれていますが
0.25ではなく0.5%になる可能性を織り込むような流れとなれば
債券利回り低下はさらに進んでいくものとも割れます。

ということでドル/円相場も106円半ばまで円安ドル高が進むと
頭を叩かれるパターンが続いています。
下値も固いのですっかり膠着しちゃってます・・・。💦
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