ポンドが乱高下しながら下ヒゲをつけて反発基調にあります。
3日火曜、英下院はEU離脱延期を要請する法案の審議入り動議を可決。
現状では10月31日が期限ですが、
それまでにEUとの間での合意が得られなかった場合、
2020年1月31日まで離脱を延期するよう
首相がEUに求めることを定めたものです。
これで合意なき離脱リスクが後退した?!
しかし、ボリス・ジョンソン英首相は「合意なき離脱」でも
10月31日にはEUからの離脱を実現させたいわけですから、
この法案可決は不本意。
ということで、ジョンソン氏は総選挙実施を匂わせています。
ジョンソン氏が総選挙実施の動議を提出した場合、
可決には下院計650議席中の3分の2以上に当たる434議員の賛成が必要ですが
支持が得られるのでしょうか。
ジョンソン首相率いる保守党政権は3日、
保守党議員1人が野党の自由民主党にくら替えしたため
下院の過半数議席を失っています。
ということで、10月31日が近づいてきていることと
3日から英議会が再開していることで
英国からブレグジット関連ニュースが連日出てくるものと思われます。
議会が再び閉会するまでの1週間は乱高下必死かな。
128.85円でショートしたポンド円ですが、
一時126.67円まで下落したものの、その後128.30円台まで反発しています。
巻き戻しのリスクも高そうなので128.35円で買い戻しました。。。。
利食いですけど、爆益が微益になっちゃった。
カナダショートは継続です。
それから昨晩のNY市場では8月のISM製造業景況指数が
市場予想 51.3を下回る49.1となったことで、米国債利回りが大幅に低下。
ドル全面安の展開となりました。ダウ平均も285ドルもの下落となっていいます。
一時26000ドルの節目を割り込みましたね。
ISM製造業景況指数の50割れは2016年8月以来3年ぶりのこと。
ということで、9月の利下げは100%織り込まれていますが
0.25ではなく0.5%になる可能性を織り込むような流れとなれば
債券利回り低下はさらに進んでいくものとも割れます。
ということでドル/円相場も106円半ばまで円安ドル高が進むと
頭を叩かれるパターンが続いています。
下値も固いのですっかり膠着しちゃってます・・・。💦
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