2020年2月13日木曜日

足下では新型コロナウイルス問題とマーケットは
分けて考えた方がよさそうね。

春節明けの3日㈪、8%超の下落となった上海総合指数も
以降7日間続伸しています。

※上海総合指数 明日も上がれば窓埋め完了かな


巨額の資金供給と空売りの禁止、そして昨日11日には、
2020年の地方政府債発行枠を前倒しで割り当てることを発表。
公益事業向けに資金調達する特別地方債「専項債」や一般債で
合計8480億人民元が前倒しで割り当てられる見込みということで
株価対策と景気テコ入れ策のカードを次から次へと打ち出していることで
支えられているものと思われますが、ひとまず、中国当局が株下落を
食い止めているので過度な悲観は必要ないということか。


そして今日の話題はこれ。

正午のドルは109円後半、GPIF巨額外債投資の思惑が下支え
https://jp.reuters.com/article/tokyo-frx-mid-12-idJPKBN2060BW

市場ではドルの下値で、国内年金資金が外債投資に絡むドル買いを入れているとの思惑が出回っている。先に発表された1月の対外中長期債投資で、公的年金の動向を反映するとされる信託勘定が2兆0157億円の買い越しと、遡及可能な05年1月以降で最大を記録したためだ。

市場では1月中から、ドルが下落する局面では国内勢の買いが目立つとの指摘が多数出ていた。「今回の大規模な対外投資は、昨年から基本ポートフォリオの見直し作業を進めていた年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、為替ヘッジなしの外債投資を増やした可能性を示唆しているかもしれない。今後も円売りを伴う本邦投資家による活発な対外投資が、円安圧力としてドル/円相場を下支えするだろう」(JPモルガン・チェース銀行)という。



くじらの外モノ投資が旺盛で(しかもヘッジなし)ドル円が下がらない?!
1月ってイランと米国の開戦リスクからスタートして、センチメントは決して
明るくなかったはずですが、外部環境おかまいなしに
なんと2005年1月以降で最大の2兆円超えの買い越しとは。。。。

GPIFだけじゃないんでしょうね。
マイナス金利のJGBが償還されれば、それは再投資されず
外モノへシフトしている可能性があると今日番組で指摘したのは志摩さん。
機関投資家らの投資行動はほぼ同じでしょう。

ということで、ドル円が下がらないのは旺盛な円売りドル買いの投資を
粛々と進めているくじらや機関投資家らの存在が指摘されていましたが
数字をもってそれが確認されたということです。

今ロンドンタイムにドル/円相場は110円台に吹き上がる瞬間もありましたが
3月本決算に向けてドル円の高値ではレパトリ玉が出てくるとの見方もあって
上も重そうではありますが、、、、

イランと米国の開戦リスク、新型コロナウィルスなどのリスク警戒にも
107円台までしか円高が進まないということを考えると
何もなければじりじり円安ドル高が進んでいく地合いなんだろうと思います。

ということで110.02円でドル円をロング参戦。

おまけに下がったら買いたいとしていたダウCFDも買っちゃいました。

ダウCFD29271ドル
日経もドル円が強含みなので強いかも、ということで
23774円で買い参戦です。

ドル円がこのまま強含むとなると、
ここからはクロス円があまり下がらない可能性が出てきます。
ということで120.80円のユーロ円ショートを
どうしようか悩んでいるんですが、、、

ユーロは独自に弱いのでユーロ円Sはまだ粘ってもいいかな・・・・
欧州の指標が悪すぎますね、ここのところ。

ユーロ圏12月鉱工業生産指数   
          (前月比)-2.1% 予想 -2.0% 前回 0.2%
          (前年比)-4.1% 予想 -2.5% 前回 -1.7%(-1.5%から修正)

ドル円が強いのでユーロ円があんまり下がらない。
ユーロドルを売ればよかったなぁ、、、とちょっと反省。

そしてポンドが謎にしっかりで
1.2982ドルのポンドドルショートがコストで消滅。
ん~ポンドはレンジを抜けだせないのか・・・。

ここからは豪ドルに注目しております。
74.16円で豪ドル円ロング参戦。

詳しくはまた今度書きます。

ドル円110.01円L
豪ドル円74.16円L
ユーロ円120.80円S
ダウCFD29271ドルL
日経CFD23774円L

ポジション増やし過ぎたかな(^-^;
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