2020年6月4日木曜日

今日はラジオの番組で
バーニャ マーケット フォーカストの水上紀行氏のお話が興味深く、
番組終了後に早速ドル円、豪ドル円、ユーロ円をロングしてしまった💦

実は、番組前の20時くらいに全ての為替のポジション手仕舞って
日経平均ロングのみに整理しちゃっていたんですが、
すっかり水上さんに感化されました💦

昨日6月2日に108円台へと急伸したドル円相場ですが
その勢いは衰えません。

水上さんによると
その背景にはGPIFの存在があるのではないか、とのことですが
GPIFは、20年4月から新5カ年中期計画によってアロケーションの
変更に着手しているとみられますが、
これまで円債35% 日本株25% 外債15% 外株25%だったバランスを
4月から円債25% 日本株25% 外債25% 外株25%に変更しました。

全て25%にそろえたことで、変化したのが円債の比率が19%減って
外債比率が10%増えているんですね。

GPIFの規模は2019年末で169兆円。
10%となると概算で17兆円です。
これを108円でドル換算すると1740億ドルにもなります。
インターバンク市場では1億ドルも出れば大玉とされていますが、
1740億ドルですよ。。。桁が違います。
これが4月から出ているんじゃないかってことです。

しかも、なぜかパターンがあって
月初2営業日目から3日間は上昇しているんです。黄色いラインのとこね。

4月は2・3(土日はさんで)6日までの3日間で107円台から109円台に
5月は7・8(土日はさんで)11日までの3日間で106円から107円ミドルまで
6月は2日に火がついて、、、このパターンでいくと5日くらい上がる?

月初にテクニカル的にGPIFが買っている可能性がありそう、とのこと。

そうでなくても107円台から下に下がらなかった背景には
GPIFの買いが岩盤のように支えていたためではないかと。

ではこれまで なぜ上値も重かったのか。
5月中は特に108円になかなか乗らなかったですね。
水上さんは生保などの売りがあったのではと指摘。

日本の生損保は2020年度方針では
外債から円債への回帰させる計画となっているところが多いのです。
GPIFの戦略と逆なのねぇ。

例えば第一生命
第一生命:円債とオルタナ増加、外債は金利・為替次第-20年度計画
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-22/Q943UVDWX2PU01
米長期債でさえ利回り0.6とか0.7%に低下してしまっていますし
ドル調達コストも高いし、外債投資に妙味がなくなっているんすよね。。。

ただ、生損保がどれだけ巨額の資金を運用しているとはいえ
GPIFの規模には及びません。

このところの108円台が上値となっていた相場では
生損保の売りが100億円程度あったのではないかと水上さんは
指摘されていましたが、GPIFは今後5カ年の計画であるとはいえ
17兆円を使って外債シフトする可能性があるわけですので
これを無視することはできませんね。

ただ、世界的には金融緩和マネーでドル安傾向が強まるという観測もあり
ドル/円相場がどれだけこの需給で上昇するのかはわかりませんが
4月5月の値動きをみていると6月のドル円上昇が
1日で終わるとは思えないので
ドル円に飛び乗った、というわけです。単純な理由です・・・(''ω'')ノ

ドル円108.75円L参戦です。

という話が軸なので、
豪ドルもユーロもクロス円で同タイミングでエントリ―。

ユーロ円122.07円L
豪ドル円75.46円L

そうそう番組前の手仕舞いは全て利食いですヽ(≧▽≦)ノ

0.6534ドルL 0.6594ドルL → 0.6871ドル 利食い
ユーロ円120.08円L → 121.53円 利食い
ユーロドルを1.1635ドルL → 1.1191ドル 利食い
ポンド円135.29円L → 136.53円 利食い
豪ドルが大きく取れました☆

再エントリ―はドル円、クロス円に絞りましたが、さて。
すっ高値ロングになりませんように・・・・。

高値でのエントリ―なので、下がってきたら
粘らず、すぐ撤退ですね💦

しかし株、強いです。
今日も高い・・・。

今日は米長期金利も強い。
債券から株に資金シフトが強まっているのだろうか。

米金利高なので今夜はゴールドが弱含みです。
ただ、ゴールドはずっと1700ドル台(今夜ちょっと割り込む局面もありましたが)
でのもみ合いを形成しており、決して大崩れとはなっていません。

ここからのゴールドの戦略は?

ひろこのWeeklyGOLD
今週はエモリ・キャピタルマネジメント代表の江守哲氏に
お話しを伺っています。是非こちらもご覧ください。20分程度の動画です。

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