2020年9月4日金曜日

米株大幅下落、S&P500のメガホンパターン完成となるか

これといった理由もなく、米株崩れています。
9/3木曜NYマーケット、ダウは一時800ドルもの下落。
ナスダックも大きく下げています。

※米主要株価インデックス一覧


SOX指数の上ひげが気になりますねぇ・・・。
ナスダック総合も。

変調の予感はありました。
TESLAです。株式売り出しの報道から上昇が止まっていました。

それと、Teslaの最大の外部株主であるBaillie Gifford氏が
テスラの株式保有比率を6.32%から5%に減らしたという報道も。

顧客のポートフォリオにおける1株のウェイトを制限するルールがあり
急騰によって比率が膨らんだTESLAを売らざるを得なかったということか。

ただしTSLAを長期的に保有するという考えに変わりなしと強調しています。

Tesla shares fall as largest outside shareholder cuts holding, citing portfolio restrictions
https://cnb.cx/2F1LxC0

この売りをきっかけに下落し始めたTESLA株、
ロビンフッダーが慌てふためいている、なんてこともあるかな。

レイバーデーが明けるとセンチメントが変わることが多いのですが
(今年は7日)その前に動き始めたようです。

※GAFAMとTESLA


まだ上昇トレンドの調整にすぎないチャート形状。
ただの押し目かもしれないのですが、
気になるのはS&P500のメガホンパターン。

※S&P500

きれいに上値レジスタンスで反落してますね。
この形が決まると、下値指示ラインまで下落するという見方もあります。

何が株売りの材料になるかなんてわかりませんね。
ただただ、個人が殺到しバブル化していたために
下落が大きくなってしまうということだってあると思います。

今夜のISM非製造業景況指数が悪かったことも下落の一因という解説も。

ISM非製造業景況指数:56.9(予想:57  前回:58.1)

センチメントが良好な時には無視しちゃうのにね。

というわけで、大倉キャプテンに習って
日経平均ショートしました。
(ダウ売りはやっぱり怖い、引け際に地合が変わることも多いので)

コスト23265円

日経平均のチャートは決して悪くないのですが
米株が大きな調整を迎えれば日経だけ上がることは考えにくいですね。

一目均衡表の雲のねじれが9月17日。
その前日、9月16日がFOMCです。
ひょっとするとひょっとするかも・・・・。

VIXも上昇していますので要警戒です。


それと、マイナス金利導入の可能性を示唆しており
金融政策的に緩和的であるキウイも軽めに売り参戦。

特にキウイ円はトリプルトップ的形状。

キウイ円71.52円S
キウイドル0.6727ドルS

NZ中銀、資産買い入れ拡大 マイナス金利の可能性示唆
https://jp.reuters.com/article/newzealand-rbnz-idJPKCN25808I

ひろこのウィークリーゴールドは
プラチナにフォーカス。
https://www.youtube.com/watch?v=qt8RLzrJMZQ
プラチナの生産コストここ数年でかなり動きました。
その理由がまた面白いんです。

貴金属スペシャリスト池水雄一氏に伺いました。
プラチナ生産コスト
プラチナとパラジウムの地上在庫
プラチナとパラジウムのリサイクル 
PGM鉱山のメタル別収入の推移
ゴールド・プラチナ・スプレッド