2020年11月6日金曜日

 大統領選、結果が確定していないにも関わらず
リスクオン相場は続いています。

①季節サイクル的に強い時期にはいった
②カネ余り状態には何ら変わりはない
③米長期金利が下がった

この③がミソ。

大統領がバイデンとなっても、議会選挙ではどうやら
上院を共和党が死守、下院が民主党で変わらないとすると
「トリプルブルー」ではなくなります。

大統領 民主党
 上 院  共和党
 下 院    民主党

ということで、「ねじれ」のままとなりそう・・・。
これがなにを意味しているかというと

①バイデンが掲げる増税はすぐには通らない
           (キャピタルゲイン増税前の株売り懸念後退
②GAFAMなどへの規制も過度には進められない(GAFAM安心~)
③財政拡張路線も思ったほどにはならない (金利はすぐには上がらない)

財政支出の大盤振る舞いで債券市場の需給を悪化させ
金利が上昇している懸念は当面ないだろう、ということで金利が低下した?
(この金利低下が本当にそういう理由によるものかはわかりませんが、
金利が下がったことでグロース株が息を吹き返しましたね。)
今夜の米株は~GAFAMが強いでしょ。

ねじれるということはドラスティックには
民主党が掲げる政策は通らないだろうということ。
それが、Marketにとっては悪くないということでしょう。

というわけで、
日経平均CFD 23345円のロングは継続です。

今日日経平均は24000円の大台にのせてきました。
5日木曜、24,105.28 円 +410.05円
今年の高値は1/17の24115円ですので後10円程度です。
コロナ前の高値超えまであと一息。

マザーズも見事に一目均衡表の雲で弾かれて再上昇。強いですね。

そして今夜の米株も。
ナスダック総合は2日続けてのギャップアップ。

SOX指数(半導体)は最高値を更新しました。


そして為替市場、日本株とドル円は逆相関となってきました。
今日ドル円相場は104円大台を割り込み103円台へと下落。

円高でも日本株高、デカップリングし始めましたね。
なぜ円高なのかって?!

今日の「ひろこのスペシャリストに聞く」動画では
ストラテジスト岡崎良介氏にお話を伺ったのですが
その中で年末までに100円くらいまでの円高があるだろう、
そのワケは・・・・○○だから、と明確にお話くださいましたので
是非動画を御覧ください。

【ひろこのスペシャリストに聞く】
日経CNBCコメンテーター 岡崎良介さん登場!

<日経平均株価の推移と景気循環>
『コロナ禍の株式市場 日米の明暗』
https://youtu.be/pVUKnROjYPo


それでも日本株が強いワケもお話頂いております。

ドル円下落の理由の一つに、全般ドル安ってのもありますね。

※通貨インデックス一覧 ドル独歩安ですもの。


ということで0.6635ドルでロングしたNZドルは継続。

円高が来ちゃってるので、クロス円(ユーロ円とかNZドル円とか円絡みのペア)
ではなくて、ドルストレート通貨(NZドル/ドル、豪ドル/ドル、米ドル絡みのペア)の
ほうがいいですね。今日はNZドルを少し買い増ししています。

そうそう、昨日、ゴールドが急騰前夜に見える、って書きましたが
やっぱり来ましたね。ドル安ですので当然といえば当然ですが。


それから、バイデン候補が大統領で確定した場合、
米国も環境対策に乗り出しますが、そうなるとシルバーやプラチナといった
コモディティにも注目です。
プラチナを2923円で買ってみました。
この価格、歴史的にも安すぎます・・・。

というわけで、シルバー、プラチナについては
ひろこのウィークリーゴールドを御覧ください。
貴金属スペシャリスト 池水雄一氏にお話をいただいています。 って疑問に、池水雄一氏にお答えいただきました。 <太陽光発電とシルバー需要>
『長脱炭素社会のカギとプラチナ』
https://youtu.be/JuV7gtARR60

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