2021年9月15日水曜日

米CPI減速で米金利低下、ドル売りへ~豪ドルもRBA総裁発言で売り加速

 米国株がどうも怪しくなってきました。

今週に限っては17日金曜が米国株SQというのも
関係している可能性もありますが
⬇それに関しては
ゆたかTV、岡崎良介氏の考察が腑に落ちます。なるほど・・・!!
【アークとミームの二種の動きからの考察】
9月17日米国株SQ 
https://youtu.be/ApLM3SJOFEo

来週は9月FOMC。
SQを前に、さらにいうとFOMCを前に手仕舞いが加速している感じ?

年内のテーパリング着手はほぼ既定路線ですが
今回のFOMCではFOMCボードメンバーらのドットチャート
(経済、金利見通し)が出てきますので、
これが6月のドットチャートよりタカ派的となるのかハト派的となるのかに
大大大注目です。要するに焦点は金利、利上げ開始時期を模索する相場です。

その意味で今夜のCPI消費者物価指数にも注目なのですが
予想を下回るインフレ率となりました。

米消費者物価指数、7カ月ぶりの低い伸び-インフレ圧力一部緩和
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-14/QZFC41DWRGG001
・前年同月比 +5.3%(予想と一致)
・前月比+0.3%(前月+0.5%)インフレのトレンド減速
・過去7カ月で最低の上昇率
・航空運賃が前月比9.1%低下。中古車が1.5%、自動車保険は2.8%低下

前年同月比5%台というのは去年コロナ禍ロックダウンの影響などもあった
時期との比較なので、5%台でも不思議じゃないわけでここは注目ではありません。
ポイントは前月比、インフレが今年、月を追うごとに加速しているのか
落ち着いてきているのか、という点を見ることが重要なのですが
あれ~インフレ急速に落ち着いてきちゃってる?

インフレ高進は一時的なものとするFRBの見解を裏付ける内容となりました

来週21~22日の9月FOMCのドットチャート、タカ派的ではない可能性が?
しかし、そうであるならば利上げは遠のく、という観点から
今夜の米株が上昇してもおかしくないわけですがダウ、S&P500など
総じて下落しています。・・・・ナスダック総合だけは上がってますね。
金利が低い方がGAFAなんかは上がりますものね。

てか、今夜、米金利下げてます~。
米長期債利回りまた1.3%割り込みました💦

テーパリングを織り込んでも大きくは下がらない相場、
利上げははるか先、と見るなら、今の米株下落は調整なのかもしれませんが、
米株(インデックス)には手を出さずにおります。
今は日本株ロングのほうが安心ですし。

今日も日経平均は上昇して終えました。
著名個人投資家がロングを降りた、とか米株が不安定とか
今日は上海総合が流石にエバーグランデのデフォルト騒ぎを嫌気したのか
大きく下げた事を考えるとちょっと調整が入る可能性はありますが、
(今夜の日経平均先物は30250円まで下げています。
 現物終値30670円ですので下落してますねぇ・・・・)

調整があるかもしれませんが、一度降りると再度乗れなくなりそうなので
日経平均CFDロングは継続します。

日経平均CFD27829円+29718円L

さて為替。

米金利低下でドル下落中。
ドル円が109円台ミドルまで下げてきました。
とはいえレンジの範囲内。

ポンドドルロングが意外と踏ん張って上昇に舵をきるかも?

【今日のポンド買い背景】
英被雇用者数、8月は過去最大24.1万人増 コロナ禍前水準上回る
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2QG1Q9
・8月の就業者数は前月から24.1万人増と過去最大の増加幅
・5~7月の雇用者数は18.3万人増と前期9.5万人増から大幅増
・5-7月失業率4.6%へ小幅低下
・8月求人数2001年統計開始以来最高
・英政府の一時帰休支援プログラムは9月末に終了予定

人手不足で実質賃金の伸びが加速していることが改めて明らかに。
人手不足が予想以上に長引けば、インフレが高止まりし、
来年、英中銀が金利を引き上げる可能性がある、とエコノミストの指摘。

金融市場は、来年5月までに0.1% ⇒ 0.25% の利上げを織り込む
平均では22年終盤に最初の利上げか。

ポンドドル  1.3865ドルL(STOP1.3710ドル)継続
200SMAの上に顔を出しているのですが、、、、まだアゲインスト💦


キウイドル 0.7136ドルL (STOP0.7070ドル)も継続

NZドルに別段売り材料があったわけではないのですが
今日は豪ドルが大きく下げたことでオセアニア勢として?
上昇の勢いを削がれたような感じ。
では豪ドルがなぜ下げたのか。

【今日の豪ドル売り背景】
豪中銀総裁、第4四半期の景気回復を楽観視 金利は24年まで低水準
https://jp.reuters.com/article/idJPL4N2QG0YU
・ロックダウン影響でQ3は大幅マイナス成長に(少なくとも▼2%)
・24年まで利上げの可能性は低い
・22~23年の利上げがなぜ織り込まれているのか理解不能
・他国は利上げするかもしれないが豪州の賃金、インフレ率経緯は大きく異る
・失業率は7月4.6% ⇒ 5%後半に悪化予想
・コアインフレ率は過去5年、中銀が目標とする2─3%を下回っている

RBAは繰り返し24年まで利上げしないよ、って言ってるのに
どうも市場がその前の利上げを織り込みたがる傾向があることへ釘を差した格好。

豪州は「豪ドル安」を望んでいる、と見ることも出来ます。

というわけで、豪ドル円を売ってみました。
コスト80.48円

クロス円にしたのはポンドとキウイがドルストレートなので
ドル次第でどちらもあっという間にやられるリスクがあるので
対円でリスク分散、ってとこかな。

さて、ここからプラチナが面白い?

今日のひろこのスペシャリストに聞く!は
成田博之氏をお迎えしお話を伺いました。

テーマは「COTレポート」

これ、商品取引をされる方は結構見てますよね。
2009年頃から情報が細分化されていますが、
何をどう見たらいいのか、成田さんが易しく解説くだいました。

ゴールド、プラチナ買いのタイミング
そして利食いのタイミングがつかめます。

そして成田さんの「特別レポート」プレゼントも!
ぜひ動画のご案内を御覧くださいね。

【COTレポート(建玉明細)分析)】
内部要因で読み解く 金・プラチナ
https://youtu.be/2-rkGqmYobQ
 


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