日本株、大きく反発しました。
9月上昇分をほぼ削る下落がありましたので、
そろそろ反発してくれないとってな水準ではありました。
特にTOPIXは200日移動平均線がなんとかサポートして反発。
※TOPIX
昨日のブログに書きましたが30日に向けての衆院選。
過去の経験則からはよほどのことがなければ下がりません。
発射台が低かった分、上がりやすいとも言えるでしょう。
中国リスクは気がかりですが
香港ハンセン指数や上海総合指数もしっかりの推移でしたし。
計画停電に入っているインドのSENSEXも比較的堅調で崩れる気配なし。
というわけで、ここから2週間弱は日本株上昇に期待したい・・・
（ポジショントーク）
今夜はコロンブスデーで米債券市場は休場で、米金利は動きませんが、
先週末の雇用統計の数字を受けてもなお米長期金利は1.6%台ヘド上昇。
その流れを受けてドル円が112円台に上昇していましたが
なんと週明け11日月曜にさらにドル円上昇が加速して113.20円台へ！
これにつれてクロス円も急伸しています。
短期債利回りみても日本がマイナス金利で推移する中
米国・英国・資源国の金利は上昇しており「金利差拡大」中ですので
まあ、クロス円上昇は不思議はありませんね。
加えて日本は資源輸入国。
8月の貿易収支は大きく赤字に転換していますが
来週19日に発表される9月分はどうでしょうか。
原油やLNG価格が高騰したままの状態で
この冬が厳冬となれば・・・輸入コストがかさみ赤字が膨らむ事が考えられますね。
◆カタール、ＬＮＧ供給で「限界到達」 価格沈静化になすすべなし
https://jp.reuters.com/article/power-prices-idJPKBN2H11NR
～欧米が天然ガス上流投資を減らして来たツケが …
◆ＮＹ原油先物、80ドル付近で推移－世界的な電力危機で需要拡大
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-11/R0SD0QDWRGG001?srnd=cojp-v2
～バイデン政権、またしてもOPECに増産要請した模様。
なぜシェール増産せずに中東に頼るのか。
◆中国の石炭先物、最高値更新－山西省の洪水で炭鉱閉鎖相次ぐ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-11/R0SLXNDWLU6E01?srnd=cojp-v2
～ますますLNGスポット購入が増える懸念。
高い買い物をしなくちゃいけないってことは外貨買い＝円安要因です。
ポンド円151.60円L
カナダ円 88.20円L
豪ドル円 80.74円L
ドルカナダ1.2626ドルS（カナダロング）
日経平均CFD27410円L 全て継続です。
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