2024年6月12日水曜日

 ユーロは下落が続いています。

※ユーロドル日足

欧州議会選挙の結果を受けて、ですがテクニカル的にはまだ下げ余地がありそう。
IMM通貨先物市場の投機筋ポジションも先週6/4時点(最新データ)で
6.7万枚野ネットロングです、それほど巨大なユーロロングでもありませんが
現時点でまだロングの手仕舞いが整理できていないなら、まだ下げ余地があるかな。

■欧州議会選、主要各国ではどんな結果となったのか 極右の伸長が目立つなか
https://www.bbc.com/japanese/articles/c9xxj6z9r36o

■フランス債が2020年以来の大幅下落、マクロン氏辞任観測も拍車
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEWSDDDWX2PS00

一方で、これと言って材料もなかったのですがドル円相場は上値追いの展開。

※ドル円
ユーロドルでユーロ安、ドル高となっているため
ドル買い圧力が強いという側面はあろうかと思いますが、
ポンド、オセアニア通貨などは下げ止まってリバウンドしており
決してドル独歩高ということでもありません。

よって、クロス円が買い戻されていますね。

※ドルストレート通貨日足


※クロス円日足

それも、明日発表される米CPIとFOMCでどうなるかわかりません。
ここで積極的にリスクを取りたい場面ではありませんね。

クロス円が堅調だったこともあり、東京時間はユーロ円も反発。
168.61円でショートしたユーロ円、168.85円で損切り(T_T)

欧州時間から再び崩れてきたので
169.03円で売り直しました。

※ユーロ円日足 今日は一目均衡表の転換線で上昇が抑えられた


Wトップで大きな調整、というのを期待しているのですが
ドル円が大きくさがらないことにはユーロ円は下がりませんね。
その意味では今週のCPI,FOMC、日銀イベントは注目です。


NOTE

■ピムコ、さらなる米地銀破綻を予想-商業用不動産向け融資が集中
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEWVZVT0G1KW00
一体いつこうした問題が株価下落という形で織り込まれるのか・・・

■アップル株上昇で最高値更新、AI機能がiPhone需要喚起との期待感
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEX5W0T0G1KW00
・チャットボット「ChatGPT」を開発したオープンAIとの提携も発表

Apple史上最高値更新です~

■英失業率が上昇、賃金の伸びも鈍化-インフレ圧力和らぐ兆し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEWN6AT0G1KW00
・2-4月失業率4.4% 21年半ば以来の高水準(1-3月は4.3%)
・5月失業率 4.3%予想外に上昇、
・修業右車年末から▼20.7万人、失業者+19万人
・賃金の伸び加速予想に反し、前月と同水準にとどまる

これを材料にポンドが売られる局面もありましたが買い戻されています。

※ポンドドル 点線のさポートラインを死守できるか?
7/4は英国総選挙。
【イギリス総選挙2024】
 保守党政権で住宅問題が悪化、首相認める BBCインタビューで
https://www.bbc.com/japanese/articles/c888144dlpjo

ひろこのX

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