2021年3月25日木曜日

米国、今度は4兆ドル規模の経済対策の可能性~もちろん増税もセット?!

 米国、今度は4兆ドル規模の経済対策を検討するとかしないとか。

よ、4兆ドル?!

今回の追加経済対策の1.9兆ドル規模でも
金利が上昇を始めたというのに、これが本当に実現したら
金利は2%超えちゃうんじゃないの。

バイデン政権のインフラ・環境・雇用対策、4兆ドル規模も=関係筋
https://reut.rs/3reBZ8W

まだ、風呂敷広げたとこですので、
このまま通る話ではないのですが。
(と言いながら1.9兆ドルはほぼ満額で決めちゃたのよね。
財政調整法を使って共和党の意見を聞かずに民主党だけで決定)

規模だけではなく、それがどの程度の期間に渡るものか、
そして財政支出のタイミングはどうなるのか、などなど
これから見えてくるものと思われますが、
まあ、増税案とセットでということになるでしょう。

イエレン財務長官は 2 月、次のパッケージについて
「長期的債務を増やさないために、一部を増税で賄うことになる」
と述べています。

法人税とかキャピタルゲイン税など富裕層向けの
増税であれば影響は軽微との指摘もありますが
「国境炭素税」という新たな輸入関税も検討されるか?

国境炭素税は機能するか、西側の雇用流出防ぐ側面も
https://jp.reuters.com/article/breakingviews-carbon-border-tax-idJPKBN2BF0F2
環境規制が緩い国(中国、インドかな)からの輸入に関税を課す。
これらの国の製品コスト上昇で製造拠点は先進国回帰へ?
ということで、先進国の雇用維持期待も高める政策と言えますが
環境が絡めば何でもありの時代になりそうね。。。
小泉環境大臣はコンビニのスプーンも有料にしそうです💦

この次なる財政支出は詳細が見えないので
まだマーケットは反応していないようです。
金利が動きそうな話ですが、意外と冷静。
財政調整法を用いて民主党単独で1.9兆ドルの満額成立を実現した
ツケとでもいいますか、共和党はこのパッケージには簡単には
賛成しないと思いますしね。

為替市場はドル独歩高の様相を呈し始めました。
3月期末の特殊要因での動きなのか、
それとも特殊な動きはむしろドル安方向への動きで
再び今年の本トレンドに回帰し始めたか。

※通貨インデックス一覧


クロス円通貨のショートはまだ継続していますが
ドル円はあまり下げないので、そろそろ下落が止まるかも。。。

ドル円はそろそろ買わないとあかんかな??
ユーロが弱いので、ユーロドルのショートも面白そうね。

今週のひろこのウィークリーGOLDは
PGM・SILVER特集

パラジウムが長いレンジを上抜けし上昇をはじめました。
ロシアのノリリスクニッケルの鉱山で何が?!

貴金属スペシャリスト池水雄一氏に伺いました。
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