さて、明日31日が月末ですね。
日経平均株価は昨年2020年9月以降、11カ月連続の月末安。
月末安が立派にアノマリー化しており、今日30日月曜の日経平均は寄り天。
戻り売り圧力が強い相場展開でした。明日も安いかな。
1月534円安
2月1202円安
3月253円安
4月241円安
5月289円安
6月21円安
7月498円安
さて、明日は?!
月初高もアノマリー化していますので
明日の下落では買いたい向きも多いと思います。
意外と下がらないかな?
今夜の米株もしっかり。
ナスダック総合、S&P500は史上最高値をさらに更新中。
今夜発表の経済指標が良くなかったにも関わらず、です。
・ 8月ダラス連銀製造業活動指数:9.0(予想:22.8、7月:27.3)
・7月中古住宅販売成約指数:前月比▼1.8%
(予想:+0.3%、6月:▼2.0%← ▼1.9%)
中古住宅販売、6月分のさらに下方修正です。
景気上昇サイクルが一服したかに見える指標が出ても株高というのは
緩和の長期化を歓迎する動きでしょう。
テーパリングはあくまで「正常化」ですので引き締めではありません。
追加緩和の規模を小さくしていくだけです。
テーパリングは年内開始が既定路線、これを織り込んだ上で
利上げ時期がかなり遅いだろうというムードになりつつあるということかな。
良くない指標を受け長期金利は低下。
ドルも安い。円も、スイスフランも安いのでリスクテイクかと。
※通貨インデックス一覧
米経済指標悪化はマーケットを崩すような不安材料ではなく
押し目は買われる相場展開が継続すると見ています。
雇用統計は悪かったらさすがに利食いがありそうですが・・・。
明日の安値あたりを拾えれば、、、と考えています。
日経、クロス円。
■コモディティ市場では9月1日のOPEC総会に注目。
クウェートのファーリス石油相が先週29日、
先月決定した増産方針を再考する可能性があるとの見方を示しています。
OPECプラスは7月、8月から12月まで毎月日量40万バレルずつ
協調減産量を縮小することで合意していますが
新型コロナウイルス感染拡大による需要低下を警戒しているようです。
9月は日量40万バレルの増産を保留にするかもしれない、とも。
これは原油の上昇要因。
またハリケーン「アイダ」が5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」に発達、
ルイジアナ州南部のフォーチョン港近くに上陸しました。
石油各社はメキシコ湾岸の原油生産量の95%超に当たる
日量174万バレルの生産を一時停止。
これも短期的に原油の上昇要因となり先週から反発してきています。
ハリケーンがされば、これを材料に買われた分は剥落すると思われますが
OPEC総会には注目ですね。
■ゴールド市場のニュース。
新興国中銀、金買いを再加速 通貨波乱に備え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB06E7L0W1A800C2000000/
新興国の中央銀行がゴールド買いを加速。
4~6月は200トンの購入で四半期としては2年ぶりの高水準。
~タイ・ハンガリー・ブラジル・
(日本は政府内での資産組み換えによる増加)
ガンドラック氏は金はもっと高くなると指摘しています。
https://www.zerohedge.com/news/2021-08-28/gold-price-top-20-fiat-currencies-around-world
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