2014年7月31日木曜日

来た~!!ドル円102.90円台です、今。(AM1:13)

きっかけは米4-6月期のGDPです。

1-3月期が寒波のせいとされていますが▲2.9%だったため、
4-6の数字には並々ならぬ注目が集まっていました。

反動からすごくいい数字になる、という予想はあったものの
発表前のコンセンサスは3%というもので、
これを大きく上回る4%という数字はポジティブサプライズ、
ドル円相場は素直に上にはねて反応しました。

◆米4-6月期GDP 予想3% → 結果4%
  
  前回1-3月期▲2.9% → ▲2.1%に改訂

◆米7月ADP雇用統計
  前回:+28.1万人 予想:+23.0万人 →  結果:+21.8万人

ADPはイマイチの数字ですが、20万超えですので、売り込むほどではなく、
GDPの驚異的改善で米国の利上げ時期が早まるのではないか、
という思惑が広がったのでしょうね。
10年物国債利回りも2.5%を一気に回復です。

今夜は10年物利回り上昇でドルの全面高、
対ドルでは ユーロもポンドも豪ドルもみーんな売られているのですが、
クロス円(ユーロ円、キウイ円、豪ドル円・・・)でみると
ドル円の上昇に連れるので、あまり下げません。

つまりクロス円は相殺されちゃうので、動きにくいわけ。

ただ、ポンド円は急騰してますね。よほどショートが溜まっていたのか?
ケーブル(ポンド/ドル)は売られているのに、ポンド円が上がっています。

こういう個性は通貨毎にありますが、今手がけるなら、ドル円か
ストレート通貨がいいです。
つまり、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、キウイドル/ドル
といった、円を絡めない、ドルを主軸にしたペアでドル買いということね。

ということで、いよいよトレンドが出てきたようにも見えますが、
気がかりなのが米株です。金利上昇の思惑は高値警戒のある株式市場には
マイナス要因です。ということで、今夜は米株が下落しています。

現在ダウ平均が60ドル安、、、、。

ただ、日経平均先物は100円高で15700円台に乗せてきていますので、
米株安でも、明日の日本株市場は先物高とドル円が1円近く円安に動いた
ことを好感して、5日続伸の堅調相場となると思います。

30日水曜の日経平均だって、29日のNYダウが70ドル安で引けたのに
プラス28円と上昇して終わっていたんですものね。

このところの日本株は米株下落に反応が鈍く、独自の強さを見せています。
下にはGPIFの買いが控えている、と思うと売り込む向きは皆無で
サポートされ続けてきましたが、米株から資金が逃げるなら、
日本株に流入するんじゃないの?と思うくらい、
年後半はコントラストが明確になってきそうです。

ただし、まだまだ油断できないのが、週末の雇用統計。

恐らくいい数字が出るだろうと思われるのですが、
今年は雇用統計がどんなにいい数字であっても、この日が高値で
週明け月曜からは下落するというパターンを何度も繰り返しており、
今回もそのパターンとなる可能性を否定はできません。

雇用統計というビッグイベントを前に、あまりに上げすぎていると、
やはり今回もそこが高値になってしまうというリスクは孕むので、
買うなら雇用統計の後の下がったところでもいいんじゃないか?
という気もしますが、、、、

ドル円103円台が見えてきたことで、凄い動いている気になりますが、
今年の高値は105円44銭、ここを超えてこないと、まだまだレンジを
ブレイクして本格上昇トレンド入りしたとは言えないと思われ・・・。

今日は山中康司さんにお話を伺ったのですが、
著名トレーダーのラリー・ウィリアムスが
7月下旬から10月までは米株が調整すると言っているとか。

金利が話題となる時期でしょうから、さもありなん。

仮に米株が相応の調整がくるとして
この下落をどの程度こなせるか、日本株の管制相場!
16000円の大台も射程圏内に入ってきましたが~

それと、今夜のFOMCは無風通過という予想ですがどうなるでしょうか。

ポジションは昨日買った日経平均が利益に。コスト15631円
0.8521ドルでショートしたキウイドルがこちらも利益に。
雇用統計まで利を伸ばす所存。

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2014年7月30日水曜日

16:12 ドル円相場102.8円まで上昇!

その後いったん緩み101.80~90円でウロウロするも
19:30過ぎと、21:30過ぎに再び102円大台をトライ。

現在NY時間でも102円台での推移となっています。

今日の東京時間でも日本株は強かったですね。

日経平均  15618.07(+ 88.67)

日経平均は半年ぶりに15600円を回復です。

ただし東証1部の売買代金は19日連続で2兆円を下回っており、
盛り上がっているというムードはありません。
(個別のテーマ株は別ですが)

夏休みムードですが、こんな中で誰が買っているんでしょうねぇ。。。

本邦、年金が買っているという噂ですが、
10%への消費増税を決めるために
7-9のGDPを何が何でも上げたい安倍政権、
本格的にGPIFが日本株だけでなく、
外もの(外国株や外国債券など)を買うのは9月以降と
言われていますが、まずは6月までに3共済、公務員らの年金が
日本株をせっせと買っていましたので、
彼らの買い値である日経平均14000円台というのは
意地でも割らせないのかもしれません。

ということで、国策に逆らうな。

で、ドル円もいよいよ102円台です。

米4-6月期GDPや7月FOMC、週末の7月雇用統計の発表を前にして
するりと102円台まで上がるとは思っていませんでしたが、
値ごろで売るべからず。

ただし、102.50円までの間には、びっしりとオプションのオーダーが
あるそうで、これがあるうちは102.50を超えるのは相当なエネルギーが
いるだろうとのこと。(西原さんに伺いました)
この巨大なオプションが消滅するのが、今週木曜だそうで、
となると、木曜以降は上値が軽くなる?
となると、雇用統計の時は102.50を超えて103円台もある?!

というシナリオも描けますが、そこが高値になって下がるのかなぁ・・・。
雇用統計の時がドル円の高値で月曜には下落しちゃうってパターンを
繰り返しているのが2014年の相場です(-_-;)

今日は日経平均を買いましたよ。
昨日再度うったNasdaqはNY後場にかけて戻りが大きかったので
撤退しました。米株はどんなに売られる局面があっても
引けにかけて買い戻されるパターンが続いております…。
トレンドはまだまだ上昇方向ってことなのね。。。

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今日は ユーロがまだまだ弱い。
ユーロドルは特に1.3403ドルまで下落して2013年11月以来の安値圏へ。

今夜の7月米消費者信頼感指数が
90.9と市場予想平均の85.5程度を上回っていたことで
ドル買いが優勢となった局面でユーロが一段安となったわけですが、
ユーロ安の大きな要因として、ロシア制裁があると思われます。

詳しくはこの記事を読んで~



米国とEU、対ロシア制裁強化へ-ロシアも対抗措置を準備
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N9FYH76S973001.html


ユーロドルは去年2013年7月22日~2014年5月4日までの12か月に及ぶ
上昇トレンドの終焉とみてフィボナッチリトレースメントをかけると
38.2%押し水準が1.3245ドル。ここを目指して下げて行くのかもしれません。
もし、半値押しまで下げるなら1.3015アラウンドまで?!

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それと、キウイが今日もさらに弱い。
キウイショートを買い戻しちゃって、ポジション持ってなかったのが
残念でならないわ・・・(´・ω・`)

NZ乳業大手フォンテラが2014年の乳価支払い見通しを
7NZドルから6NZドルに引き下げた事が嫌気されました。

乳価支払価格ってのは生産者への最終支払乳価。

NZの酪農業は総輸出の25%を占めていることから乳製品価格って
とっても大事なんです。
乳製品の国際相場動向が生産者への支払乳価に
大きな影響を与えてしまうのですが、やはり、酪農家への支払いが
引き下げられるところまで影響が及んでしまっているのね。

で、なんで乳製品価格が下がるとNZドルが下がるのか、って
詳しくは7/16のブログを読んでね。

NZドル下落の背景に乳製品価格の下落?!
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2014/07/nz.html

となると、本格的にキウイは下げそうな予感。
最終的には3.5%の政策金利ですから、スワップ狙いで
買われる通貨ではありますが、まだ下げ止まったことが
確認できないうちは買いたくないかも~

ということで、今日はこのフォンテラのニュースが出てキウイが
下げた瞬間に追っかけて売ってしまいましたの。

0.8521 あんまりいいコストじゃないなぁ。。。(^-^;

キウイ円も売ろうかと思ったけれど、ドル円が強いでしょ。
クロス円はドル円上昇に引っ張られてあまり下がらないかも、です。
やめました。

キウイドルは6/1の安値0.84までは下げるかな?と思ってみております。

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2014年7月29日火曜日

おお~ホントに日本だけが強い夏となるか?

っと、、、、実は上海株も足元めっちゃ急騰してるのよね。

アジアが強いってことかしら?


上海A株が強い要因としては
ひとつに今月半ばに発表された4-6月期のGDPが7.5%で
1-3月期の7.4%より強かった?ってことも一因かと思われますが、
それよりも、外国人個人投資家は10月にも主な上海A株を
買えるようになりそうだ、ということが材料視されているみたいね。

詳しくはこの田代尚機さんという方のブログで。

「“上海、香港市場間の株式相互流通”テスト政策が10月13日から始まる」
といった見方が広がったことをまず挙げる市場関係者が多いようです。
http://www.trade-trade.jp/blog/tashiro/

中国株が足元立ち直ってきているってことも豪ドル堅調の一因かしら。
今日は豪ドルが強かった印象ね。

それでもまだまだレンジ相場ですが。

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◎日経平均  15529.40(+ 71.53)

日経平均は1月23日以来、約半年ぶり1万5500円を回復しました。
前週末金曜の米国株市場は大きく下落していたのですが、
なんのその。ドル円が意外に下げていないことが支えなのか。
あるいは本格的に日本に見直し買いが入ってきているということなのか。
(商いは薄いけど)

レンジブレイクですのでこのまま15500円をサポートできれば
本格上昇トレンドとなるはずです。テクニカル的には。。。

面白いのが安倍政権の支持率が50%を切ったってニュースを受けても
下がらなかったこと。アベノミクス相場と見るならば、安倍さんの
求心力低下はネガティブ材料。海外勢は売り込んできてもおかしくないんだけど、
支持率が低下するなら、上げるための政策を打ってくるだろうという
期待の方が大きかったみたいで、それというのも10%までの消費増税を
やり遂げるためにはこの7-9月期のGDPがとっても大事なので、
株価を下げさせるワケがない、という思い込みが強い相場なのでしょう。

今日は日経平均70円程度の上昇、理想的かもしれません。
1日に500円近くも乱高下していた去年の相場と比べれば地味ですが、
大きく上げすぎるってことは大きく下げる可能性も秘めているわけで、
低ボラティリティでじわじわ上がるのが理想なんです。
そう、これまでの米株市場のようにね。

ただし、米株市場は高値波乱の様相を呈してきました。

まだ高値圏でのレンジに過ぎないと言えばそうなんだけれど、
一方的に上昇が続いたトレンドは途切れたかに見えます。

今夜はNasdaqとかダウをショートして買い戻すというデイトレに成功。
Nasdaqは3953Pで売り直して保有中。

でも、ドル円は全然動かないの。
今日はほとんど107.70~90円の間でウロウロしているだけでしたね。
ドル円は今週のGDP.雇用統計関連指標で102円台乗せのイメージかな。。。

ということは、リスクオフ全開~という相場じゃないってことなので
米株ショートもあまり粘らずまたすぐに買い戻した方がよさそうです。

昨日手じまったキウイショートですが、一応キウイは下げ止まっているみたい。
今日はキーNZ首相が
「NZドルが過大評価されている点についてRBNZに同意」と発言したようですが、
その割には下げませんでした。

次の一手はまだ思案中。
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2014年7月28日月曜日

日本市場だけが強い展開が来るか?

25日金曜の日経平均が

173円高の1万5457円

と週末リスクが怖くはないんでしょうか、の高値引け。

24日㈭のNYダウは2ドルの小幅安でしたが、何故日経が強かったのか?

ドル円相場が101.80円前後の円安に進行したいたことが
好感されたという解説が。

じゃあ、なんでドル円は先にドル高進行となったんでしょ。

ニュースを辿ると、24日㈭の
中国の製造業PMIや欧州のPMIが強かったことで、
NY勢の参入後に米長期債利回りが上昇していることが背景で
木曜夜にはすでに101.80円台にまで上昇していました。

※中国PMI速報値 52.0(予想の51.0・前月50.7より上昇)
 2カ月連続で景況判断の分かれ目となる50を上回り1年半ぶりの高水準

※独7月PMI製造業 52.9(予想51.9 前回:52.0を上回る)

これで、米株は安くても、ドル円が上昇で日経が強い、
という結果を生んだのですね。
ドイツPMIが強くて米金利上昇って解説には
イマイチ、ぴんと来ないものはありますが。。。


おまけに金曜の日経225先物nightセッションでは
15500円をとうとう抜けてきました。
瞬間芸でしたけれど。

日中取引でなく、先物市場で節目ブレイクというのは
ここを狙って仕掛けた向きがあるということでしょう。
その後どうするつもりかはわかりませんが、瞬間15550円をつけています。

という強さも見せたのですが、25日金曜の米株が大幅安なので
週明けの日本市場がどうなるのか見ものです。

※アマゾン・ドットコムやビザなどの冴えない企
業決算が嫌気されて米株下落

このまま強気を継続できるかどうか。
ドル円相場も先週25日金曜には101.93円まで上昇していて、
102円大台も見えてきたところで、米株失速、米金利失速に連れ安で
101.82円で大引け。でも101.50が重かった相場なので、ここを超えて
終わっているだけでも、景色は随分変わったように思います。

来週日経平均が、瞬間芸ではなくて、いよいよ日中取引で
15500を超えて下値固めができれば、夏場の上昇トレンド発生という
珍しいパターンの相場になる可能性も十分に出てきました。

ということで、今週はとても大事な週となります。
イベントも多く動きそうですね~ドル高となる可能性大。

イベント予習です。

30日㈬

①21:15 米7月ADP雇用統計-
    予想 +22.5万人

6月 +28.1万人で2012年11月以来の大幅な伸びを記録したところ。
6月よりは控えめな予想ですので、ハードルは低め。
前回の数字を下回ってもそれほど嫌気されることはないですね。

②21:30 米4-6月期国内総生産速報値
    予想は、前期比年率+2.9%

1-3月期がなんと▲2.9%とひどい結果でした。
2009年1-3月期以来では最大の落ち込みを記録。

4-6月期個人消費はある程度の伸びが期待できるとの見方が多いようです。
万が一今回もマイナスとなれば、リセッション(2四半期連続でのマイナスは
リセッション入りという定義。景気後退期入りということです)
これはあり得ないというのがコンセンサスですが。

③午前3時(東京時間では31日に)FOMC

債券買い入れ額の100億ドルの縮小予想。
今回の会合で国債買い入れ額は150億ドル、MBSの買い入れ額は100億ドルにまで
減額されることが決定される見込み。
テーパリングについてはほぼ予想の通りになるとみられるため、
7月19日週の新規失業保険申請件数が2006年2月以来の28.4万件まで
減少していることなどからFOMCの声明内容に注目ですね。


30日はいろいろ大きな材料が出ますねぇ~
個人的にはGDPが波乱要因ではないかと思っていますが。


雇用統計についてはまた直前にでも書きます。

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ショートしていたキウイドル、キウイ円は25日金曜のNY時間に
手じまいました。今回はいいトレードができました。

キウイ、もっと下げる可能性も大きいのですが、
欲張ると利益が減って結局元に戻っちゃった、、、なんてことが
多いのが最近のレンジ相場。とれるとこはしっかりとっておきましょ。

キウイは戻ったらもう一度売りたい気分ですが、
中期的には安値を買ってスワップ狙いで長期保有できるチャンスを
待つ方向かな。短期では売りたくても、中期的には買う通貨です。
だって、3.5%も政策金利があるんですよ、ほぼ0%の日本円との
比較では売りはコストがかかって仕方がないので、
皆ショートは短期で買い戻したいでしょ。。。

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2014年7月25日金曜日

キウイ、下がりました~

24日(木)6:30 RBNZニュージーランド準備銀行が
0.25%の利上げ発表。政策金利は3.5%に。

これで4回連続の利上げとなりますが、ここまでは予想の範囲内。

声明で「NZドルの水準は不当かつ持続不可能であり、
大幅に下落する可能性がある」との文言、ここまではNZおなじみの
通貨高牽制コメントなので驚きに値しないのですが、
「今後の利上げのペースは経済状況次第」との文言があり、
今回で継続利上げのサイクルが終わるとみたマーケットは
キウイドルを一斉に売り込みました。

乳製品価格の下落もあり、こうした予想は一部に出ていましたので、
私は昨日NZドルを売っていましたので大正解?!

じ、実は。。。いったん損切って売り直しました(^^;

昨日豪ドルCPIで豪ドルが急騰し、つれ高した局面でNZドルショート
したのですが、今朝、政策金利発表直前までジリジリ上げ続けました。
これは辛い。。。ということで、昨晩一度ショート撤退。
損切りして、もう一度上で売り指値注文を出しておいたのですが、
この注文が上手く引っかかって、キウイドルは0.87041という奇跡的な
コストで売ることができました。おかげで、0.8677ドルでうって
0.8695で一度やめたのですが、その分の損失を十分に取り返す快挙!

ただ、、キウイ円ショートも同じく一度損切ったのですが、
こちらの指値にはひっかからず、ポジションを持てず。
だから今日のキウイ急落は、キウイドルのショートだけになっちゃった。

昨日のショートそのまま我慢して持っていても良かったかな~という
タラレバはありますが、もし、急落しなかったら、辛い展開でしたので
これで良し、なのです。

0.8420ドルくらいまでの下落を狙いたい・・・・
38.2%押しと40SMAがこのあたり。
それと、ちょっとリスク回避でドルがじりじり高いということもあって、
もう少し下がるのではないかと思っています。

それでも高金利は高金利なので
十分に調整したら、また買われると思うんで、調整の底を探るのが難しい。

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今日はHSBC中国PMI 製造業購買担当者景気指数速報値が
52.0と予想の51.0を上回ったことで、豪ドル買いが旺盛に。
昨日の豪州CPIから豪ドルが騰勢を強めています。
この通貨もリスクオフで下がる、、、
と見ていた私にとっては想定外の動きでしたが、
その後はダレてきています。豪ドルの強さもここまでじゃないか?
と思っているのですがどうでしょうか・・・。

*******************************

そして、今日はユーロがエライ巻き返しましたね。
ショートカバーでしょう、皆が売り込みすぎていた。。。

きっかけはPMI

7月の独製造業・サービス部門購買担当者景気指数速報値が
製造業 52.9(6月52) 
サービス業 56.6(6月54.6) 37ヶ月来の強い数字ですって。

同じく出されたフランスのPMIはあまりいい数字じゃなかったのですが、

ユーロ圏PMIもサービス業が50.4で6月の48.2から
急上昇で38か月来の強い数字。


ということで、ユーロの売りが買い戻されたようです。
なんだか、歩調合せてドル円も上昇しましたね。。
キウイ円も、上がりましたので、ユーロも買戻しに合わせて
ちょっと円売りになりました。

ユーロショートはまだ継続します。。。

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そして今夜のダウ・・・・米株も連日小動きですね。

今日の日経平均も44円安15284.42円で小動き、
東証1部売買代金も2兆円を下回る日が今日で16日目。

米株も日本株もボラがありません。

夏休みなんでしょうねぇ。。。
ただし、閑散に売りなし(格言)下がるわけでなく。。。

今夜発表された前週分の米新規失業保険申請件数は
28万4000件と市場予想平均の30万7000件より強く、
米長期金利の上昇とともにドル買いが進みました。

今夜はドル円が101.80円まで上昇です。

雇用系の指標は総じて悪くない印象ですが、
先週発表されたの6月の住宅許可件数、住宅着工件数が
悪かったのが気がかりでしたよね。
今夜出た住宅指標もまた悪かったのよ。

6月米新築住宅販売件数
40万6000件と市場予想平均の47万5000件を下回りました。

前月比では ▲8.1% (゚Д゚;)予想は▲5.8%

確かに前回がものすごい良かったので、反動減は予想されていたようですが、
それにしても、前回分だって下方修正されちゃってますよ。

前回 +18.6% → +8.3% 大幅下方修正

今週は中古住宅が悪くなかったのですが、
新築はずいぶん悪いじゃない。。。。

で、ちょっと米株売られ気味です。

米株式市場、ちょっと売り込まれたりしましたが、
米株のこのところのパターンって寄付き直後に乱高下あっても
引けでは買われてプラス圏に持っていくパターンが多く、
今夜もそんなムード。

************************************

23日夕方の英BoE議事要旨では、
政策金利の現状維持が9対0で決定されたことが判明。
利上げ票がまだみられなかったことからポンド急落。

議事要旨「早すぎる引締めは経済をショックに対して脆弱にする」と
いうハト派的な認識も見られたこともあって、早期利上げ観測後退です。

そして今日24日6月英小売売上高指数が

前月比0.1%上昇と予想の0.3%上昇を下回ったことを
きっかけにさらにポンド売り。

やはりこれまで買われてきた、ポンドやキウイが売られる展開。
ちょっと為替市場が先にリスク回避に動いている、、という妄想が
現実味を増しているんじゃないかという気になってきた。
つまり、株にも波及する・・・(ドル高になるから)

と思っているんだけれど、気長に待ちます。

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2014年7月23日水曜日

オーストラリアの 4-6月期のCPI消費者物価指数が発表され、
市場の予想通りの結果となりましたが、RBA豪中央銀行が重視する
基調インフレが前期の2.65%から2.8%へ上昇していたことで
インフレ加速が意識され、豪ドルを買う動きが広がったようです。

一部には豪ドルは利下げもあるんじゃないかってな見通しもあったのですが、
このCPIでその思惑が吹き飛んだような感じ?!

で、豪ドルが上昇しているのですが、どこかで売ってみたいわぁ。。。

で、なぜか一緒にキウイも上昇したので、ここがチャンスか?と
キウイ円を88円、キウイドルを0.8678でソロリとショートしてみた。


今日のNZ上昇は豪ドルにつれ高しただけのようですので、
ここがチャンスかな?と。


明日RBNZ政策金利の発表があって、利上げが予想されてはいますが、
多分利上げ打ち止めになるんじゃないか~ってな予想もあって、
もしそうなら、利上げがあっても、売られちゃう可能性が大きいのでは?
と思ってみていたりします。

乳製品の下落、そして先週の第2四半期の消費者物価指数CPIの
前年比の上昇率がRBNZの予想を下回っていることで
利上げサイクルは終わりかな。。。という思惑が。

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPL4N0PQ60420140716

※前年比1.6%の上昇でした。
伸びは第1四半期の1.5%からやや加速も
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前年比1.8%上昇でした。
中銀は前年比1.7%と予想。


ということで、ユーロドルショートとキウイ円、キウイドルショートに
なりました。(/ω\)ダイジョウブカナ

*****************************


今日17:30、イギリス、BOE議事録要旨が公表されます。

一部タカ派委員が利上げ主張を開始する可能性に注目です。
一人でも利上げ票が投じられていれば、早期、年内にも
利上げ開始があるんじゃ??という期待が強まると見られております。

内容に注目。ことによってはポンドは乱高下するかも~


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今夜は米CPIで動いたわね~

発表直後に一気にドル安。
豪ドルやキウイ、ポンドなどが瞬間急騰しました。

6月消費者物価指数

前月比 前回:+0.4%  
    予想:+0.3% ⇒ 結果:+0.3%

前年比 前回:+2.1%  
    予想:+2.1% ⇒ 結果:+2.1%

コア・前月比 前回:+0.3%  
       予想:+0.2% ⇒ 結果:+0.1%

総合が市場予想通り、コアの伸びは弱めという結果で、
それほど驚く数字でもなかったのですが、
瞬間ドルドル安、ただし、すぐに切り返して行って来いで
ノーイベント化。その後じりじりドル高に動いて、
結果的にはドル高ってことで答えが出たって感じ?!

なんとなく市場全般ドル高です。

これ、、、やはり地政学リスクをじわじわと織り込んでいるんじゃ
ないかしらね。ほら、有事にはリスクオフ、
今まで投資していたものと手仕舞ってキャッシュ化するって
言うでしょ。そんな動きが為替市場には出ているんじゃないかな・・・と
思うのですが、今夜は米株がそこそこ買われていて、
その解説は合わないというセンチメントではあるのですが。
株式市場はチキンレースの様相だわね。
とことん高値を獲って、いち早く逃げるが肝要。
この夏にちょっとした驚きの高値をとるバブルをやりそうです。

しかし、為替市場はその前にすでにリスクオフの様相で、
その株式市場のバブル崩壊を先取りしているのかもしれません。

これまで買われていたものが売られる。

つまり、NZドルとか豪ドルとか、ポンドなんかが
ポジションがロングに偏っていた分、危ない。

今日はスティーブンスRBA総裁の講演があったようですが
豪ドル高牽制発言が無かったことから、豪ドル買いが優勢となる局面も。
現在のところ、豪ドルが取り立てて弱いというムードはないですが、
高値圏でレンジ入りしており、強さも際立っていません。
牽制がないってことは、これ以上豪ドルが上がらないだろう、
とみているのかも。つまり、そういう材料を把握している?!(考えすぎ?)

ポンドは明日23日に英金融政策委員会(MPC)議事録の
公表が予定されており、注目です。波乱要因となる可能性。

そしてキウイ。
今週24日㈭にNZ中銀金融政策決定会合があります。
私の苦手な朝6時!!

マーケットコンセンサスは現在3.25%の政策金利を3.5%へ利上げする、
というものですが、ここで継続して利上げした来たサイクルを
いったん打ち止めるのではないか、とされています。
それを見越してNZドルが下がってきているのですが、
それよりも、もし今回利上げが見送られたら・・・・?!
ネガティブサプライズは大きな下落を誘いますね。(という妄想)

というようなイメージですが、リスクオフなので、
円高でもあります。ドル高、円高。つまりドル円は結局動けず。
ドル円はまだまだ膠着相場が続くかも・・・。

その代りに面白そうなのがユーロドルです~
ユーロドルはいよいよ1.35ドルをしっかり割り込んできたことで
テクニカルが悪化してきました。

ロシアに対する制裁拡大は欧州景気回復にも少なからず
悪影響を与えるとみられているという解説がありますが、
ユーロが売られているのはやはりそうした地政学、政治的要因なのかな?

ユーロだけは、今夜のCPI発表前からジリジリと下がっていましたね。
昨日ユーロをショートしておきましたが、上手く利が乗っています。
どこまで利を伸ばすか?!
これまでの上昇トレンド(去年の7月からの上昇)の
38.2%押しで1.3253ドル
50%押しで1.3019ドルですね。
そこまで狙えるかどうか(^^;

*********************************

今日22日㈫の日経平均は15343.28(+127.57)

3日連続安の反動で自律反発の動き?
連休中、NYダウは18日(金)が123ル高、21日は48ドル安で
2日間の相殺では75ドル上昇で帰ってきたこともあるでしょう。

先週水曜日から3日連続安となっていましたが、結局15000円を割らずで、
下値は堅いと見た先高期待からの買いが入ったようです。

日経もいよいよ15000-15500円のレンジで膠着しており、
レンジが長期化してドル円相場のようになってきたような_!?

どの市場もボラティリティがなくて、利益を出しにくいわね・・・。


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2014年7月21日月曜日

先週木曜夜のマレーシア航空撃墜とイスラエルのガザ地区侵攻で
(木)のNY市場がリスクオフ一色となったのですが、
NYダウ 16976.81 ▲161.39
翌金曜の東京市場日経平均 15215.71 ▲154.55

意外と日経平均が下値固い印象でした。
ドルが101円を割らず踏み止まり先物には買い戻しも。
日本株は特に日銀のETFの買いや年金マネー流入の思惑もあり、
地政学リスクだけでは売り込みにくいようです。

なにより、ドル円相場が101円台を割り込まなかった!
ドル円、ほんっと膠着感がますます強まってるわ。

そして、先週金曜のNY株式市場

NYダウ 17100.18(+123.37) お、戻ってるじゃない。

「ウクライナ問題で、米国の軍事的役割はない」との
オバマ米大統領の発言を好感してリスク回避ムードが
払拭されたということのようです。
株高を意識して米長期金利は一時2.50%近辺まで上昇で
ドル円相場も101.08円までの円高で止まりました。

その前は7月14日に101.06円がありましたので
W底となるか?とにかく101円台は死守のドル円相場。

ひとまず、地政学要因を材料にした相場は一服のようです。
まだまだ事の成り行き次第ではリスク要因として
クローズアップされることもあるでしょうけれど
それを期待して売り込むのは危なそうね。
皆が売り込んでも下がらなかった暁には
買戻しでの急騰というシナリオだって有り得るので。
意外と株式市場はさらなる高値を目指す夏となるかも
しれません。ちょっと違和感ですけれどね。

米ロシアの関係や、イスラエルのガザ侵攻など、
世界は緊張ムードなのに、これを無視して上がる相場なら
その後の揺り戻しは大きいと思っているのですが、、
何かが起きるのは秋なのかなぁ…。

ドル円相場は微動だにせず。でも、
クロス円、特にNZ円とか豪ドル円 などのチャートが
崩れてきたような気もするのよね。
まだ、陰転した下落トレンドではないのですが、
新高値を獲った後の失速としては調整幅が大きい。

4月につけた高値と、7月につけた高値でWトップにも
見えなくもない。この高値を再度獲りに行く強さが見えなければ
ずるずるとNZ,豪ドル、ポンド円などの
クロス円が崩れる可能性もありそう、、と思ってみています。

今日は東京マーケットはお休みでしたが、
今夜の米国株式市場はどんな地合いとなるかしら?

米4~6月期の企業決算発表、ここまでは比較的好調です。
今週はアップルやマイクロソフトなどのハイテク企業の
決算発表が相次ぎます。

*****************************

先週の ユーロドル相場では
1.35-1.40にダブルノータッチオプションがある、っていう噂が
随分と取沙汰されていましたが。

(DNTは、どっちにもタッチしなければ、OKというオプション)
金曜に1.35を割り込んでズルッと下に抜けましたね。

オプションの期限だった?とかいう話もあって、
下をサポートする防戦の買いがなくなったということ
だったのかしら?

1.3491ドルまで急落したあと、今日の東京市場では
大きく反発を見せましたが、再び下落しています。

ということで、1.3518で遅ればせながらユーロを
ショートしてみました。
一度1.35を下抜けて、灰汁抜けで上昇に向かうことができるか?
あるいは1.35が全くサポートにならずにこのまま
だらだら下がるのか、、、どっちでしょ。

いろいろ地政学リスクもありますし、有事にはドル買いが
出やすいことを考えるとユーロが強含むとは思えず。
下がる野ではないか、と思っているのですが。

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さて、7月も下旬に入り、8月アノマリーについて書かれたReport
などが出てきましたので、メモしておきます。

8月は「金融危機」が勃発しがちな月である。

1998年8月17日、ロシア政府が対外債務の90日間支払い停止、デフォルト宣言し、LTCM破綻。

2007年8月9日、仏銀最大手のBNPパリバ銀行が、運用ファンド3本の解約停止(凍結)を
発表したことを受けて、米国住宅市場のバブル崩壊の引き金が引かれた。

2011年8月、米国債のデフォルト(債務不履行)懸念を受けて、ニューヨーク・ダウが暴落した。

 また、夏のバカンスで浮き足立つ8月は戦端を開く砲声が轟きがちな月でもある。

1914年8月(第1次世界大戦)、ドイツはフランス・イギリスに対して宣戦布告した。
1939年8月(第2次世界大戦)、ヒトラーはドイツ戦車部隊にポーランド侵攻を命じた。
1968年8月、ソ連の戦車がチェコスロバキアに侵攻し、「プラハの春」を蹂躙した。
1990年8月(第1次湾岸戦争)、フセイン・イラク元大統領はクウェートに侵攻した。
1991年8月、ソ連のモスクワではクーデターが勃発した。
2008年8月、ロシアの戦車がグルジアに侵攻した。

~楽天マーケットアローより。

2014年7月18日金曜日

驚きのニュースが飛び込んできました。

ウクライナ東部ドネツク州内で、
アムステルダム発クアラルンプール行のマレーシア航空の旅客機
ボーイング777が墜落しました。
295人死亡と発表されています。

事故ではない模様。
ロシアはウクライナ軍機の撃墜を否定。
ウクライナの反政府勢力によって
撃墜されたと発表されているようです。

今年3月もマレーシア航空ボーイング777消失事件がありましたが、、、

ウクライナ問題をめぐる対ロシア制裁で、
米国とEUはロシアへの制裁の範囲を拡大して
銀行やエネルギー・防衛関連企業を対象にする制裁措置を発表したばかり。
タイミング的にはロシアの関与を疑いたくなりますが、
まさか、ロシアが民間機を撃墜することはないでしょう。

これを受けて24:00過ぎからリスク回避相場に。

米株下落、ドル円下落、クロス円下落で、金急騰です。

ただ、米株に関しては節度ある下落で、投げ売りという感じではなく、
調整の範囲内。ドル円もそうです、101円は割り込んでいません。
ドル円現在までのところ101.24円。
先週のポルトガル信用不安の時よりまだ高いところで
踏みとどまっています。


まだ情報が不足しているため、過度な警戒の必要はないということか?

しかし、解らないからこそ、過度に相場は反応するものと思うのですが、
この米株の意外な腰の強さは逆に不気味です。
このボラティリティを演出されたもので、下では買いたい向きが
待っていただけ、というような相場になりそうな気配すらします。

このニュースだけで今夜右往左往するのは禁物のようですが、
モニターの前にいましたので、米株はスキャルピング的に
何度かショートして買い戻しました。

ドル円はあまり動かなそうなので、ポンド円ショート、
キウイ円ショートもスキャルで何度か取りました。

ポジションは持ち越さず。

明日にはもっと詳細情報があるでしょう。

*******************************

米10年債利回り5月末以来再び2.5%割り込み、2.475%へ。

今夜発表された6月住宅着工件数が

前月比▲9.3%の89.3万戸と、増加予想に反し5月98.5万戸から減少。
昨年9月以来で最少となりました。

住宅建設許可件数も前月比▲4.2%の96.3万戸
増加予想に反し5月の100.5万戸から減少で、
昨年8月以来で最少です。

建設許可件数は住宅着工件数の先行指標ですので
今後の住宅着工件数も当面低迷することを示唆しています。

この数字を受けて米長期金利が低下したのですが、
その後、マレーシア航空の墜落うけて、更に低下で、
これがドル下落の要因となっています。

今夜は、住宅指標も非常に悪かったことも下落要因です。
米株調整していますので、明日の日本株にも影響があるでしょう。

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今日のニュースで、気になったのが、中国の米国債買い。

大倉キャプテンが、ブログやYMTVセミナーの中で
その可能性を常々指摘していたことですが、
ようやく実体の数字が出てきました。

中国は2014年年始から5月までで
1072億ドルの米国債を買い越しています。

昨年1年間では 810億ドルの買いでしたので、5か月で
昨年1年分を上回るペースで米国債を購入していたわけです。

テーパリングを開始したのに、何故米金利が上がらないのか?
コナンドラム、謎、とされてきましたが、
やはり中国の影響は大きかったわけです。。

http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303768704580034472007415234

4月には、中国の3月末の中国の外貨準備備高は3兆9500億ドルに達し、
2013年末より1300億ドル増えたことが明らかになっていますが、
これは中国による人民元売りドル買い介入によって膨らんだんですね。

中国の景気減速が懸念されていましたので
介入には輸出企業への配慮とともに、
元高を見込んだ投機資金の流入によるバブルを
けん制する狙いがあるとみられます。

この介入によって中国人民銀行の外貨準備における
ドル資産が膨れ上がったわけです。

増加した1300億ドルものドルを、
米国債やユーロ、円に換えるオペレーションを行っている、
というのが、大倉キャプテンの指摘でした。

介入によってドルを買う行為自体はドル高要因ですが、
その後、外貨準備におけるドルの割合が増加してしまったために、
ポートフォリオのリバランスを行い、
ドルをユーロに換えたり、円に換えたりしているため、
ユーロ高や円高を招いている可能性が濃厚だということでしたが、

そして、それは米国債投資にも・・・。

というところまで、やっぱり!!だったわけです。

中国の米国債買いが米金利が上昇しない一因であったことは
間違いないでしょう。



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今日は日産のカルロス・ゴーン社長が、都内で記者会見し、
現在の為替水準について
「以前から我々は1ドル=100円という中立的な水準を求めてきた。
その点からみると完璧だ。(円が)あまりに弱くなりすぎると
特定のメーカーにアドバンテージになる。だから中立的な水準がいい」
と話したことで、100円が意識されたという話もメモ。

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2014年7月16日水曜日

ドル円上昇(円安)の上値を抑える様々な要因の一つに
世界の中央銀行の外貨準備のリバランスに伴う円買いなどがあります。

例えば、自国通貨安にするために
中国が元売りドル買い介入して、
買ったドルが外貨準備で増えちゃったものだから、
このドルを今度は円に替える、円買いドル売りをしたりしています。

同じことを韓国もやっています。
このところ円安ウォン高に苦しんでいる韓国。
たびたびウォン売り介入を実施していますね。

7月に入って韓国ウォンは2008年7月以来の高値を付けました。

これはウォン/円チャート1年分。













そして、それ以降、猛烈に下げ始めています。
これ、韓国政府がウォン売り介入に踏み切っているからです。


ドル/ウォン相場日足  ここ1週間のウォン安!

















介入の規模は不明ですが市場では大規模との観測。

成長見通しの下方修正なども手がかりに、
短期筋が中銀のウォン売りに追随しているとみられます。

そして、どうも韓国は市場でウォン売りドル買い介入をした後、
その日の夕方に、ドル売り円買いのリバランスをするらしいんですね。

ということで、午前中に韓国のウォン売り介入が出た!
というニュースがあった日の夕方は「円高」に注意が必要なのです。

今日のドル/ウォンチャート。
今日も朝9時に元気に跳ね上がっていますね~
介入した模様。
















そして、ウォン円チャートも見ておきましょう。

ここ1週間くらい猛烈にウォン安。
介入したドルで円買いしているってことかな?














あれあれ、今日1日だけのウォン/円チャートでも朝からウォン安。
ウォン/円市場でも直接ウォン売り、円買いしているみたいね?!











というわけで、こういうオペレーションも円安を阻んでいる、
という一つのネタでした。

これで、大きくトレンドを変えるようなものでは決してありません。
韓国もウォン高に苦しんでいる~ということでの苦肉の策。
介入くらいではトレンドは変わりません。
これは、日本が民主党政権下で1日に8兆円もの円売りドル買い介入を
しても、効果はわずか数日だった、ということからも解りますね。


韓国政府は為替介入姿勢崩さず 米、批判強める
http://www.nikkei.com/article/DGXNASGM2100Z_R20C14A6FF8000/

米国はこうした介入を批判しています。

あ。韓国についてはこれまで今後の利上げ見通しが多かったようですが、
一転して利下げ予想も浮上しているようです。

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今夜のFRBイエレン議長の発言で、マーケットは若干ボラタイルに。

それでもドル円は101円台で動いているだけですが(^^;

ドル円が101.74円まで上昇して円安なのに
米株がダウ、ナスダックと軒並み下落しているのが印象的。
ユーロドルは。。。下がってますね。
つまり、若干ドル高ってことか。

イエレン議長の発言は取り立てて新味があったとは思えませんが、
思惑が走ってマーケットにはボラティリティが生まれました。

イエレン米FRB議長の議会証言要旨
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FK1TA20140715

小型やバイオ株の割高に警戒のコメントが出た模様。
で、若干米株市場には利食いが入っているということでしょう。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FK1UG20140715

思惑が交錯するのは
イエレンFRB議長:「高レベル」の金融緩和が引き続き必要
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N8RB8C6JTSF101.html

としながらも

「指標が支援した場合、資産購入策は10月以降の会合で終了へ」

とQE3の終了が年内であることも繰り返し発言されていることから、
どうしても、マーケットは金利引き上げ時期について勘ぐりたく
なるというものということでしょうか。

米10年物利回りは2.57%まで上昇する局面あり、この時に
ドル円が101.74円を付けるも、利回り失速、ドル円も失速で
結局のところレンジね。
米株価も、大崩れってことでもないので、
調整の範囲での下落って感じですので、波乱とまではいかないわ。

ただし、金市場の神経質な動きなんかを見ていると、
やはりどうしても市場は金利引き上げ時期をテーマに動きたがっている、
という気がしてなりませんね。

このイエレン議長の発言を控えた前日、金価格が急落したのは
やはり、このところの雇用統計などの指標がいいことから、
気の早い向きが早期の利上げを含む発言があることを
警戒したということかな?
何かある前に逃げておこう、ということだったのでしょうか。

14日㈪のNY市場では金価格が30ドルもの大幅下落となっていました。
6月のFOMCの翌日19日には40ドルもの急騰を見せていたのですが、
この時は、FOMCで低金利政策長期化が確認されたことが
材料だったとされています。

金の第一人者、豊島逸夫さんのコラムに詳しい解説が。
http://kikinzoku.tr.mufg.jp/blog/2014/post-567.html

今年の最大のテーマは金利ということでしょう。

今日の為替市場は、通貨によっていろいろ材料が出て
それぞれに派手に動いたものもありました。

午後5時半英国の6月CPIの発表で相場が大きく動きました。

6月消費者物価指数は前年比+1.9%と前月の+1.5%や
市場予想の+1.6%から上振れ。
年明け以降はCPIの鈍化傾向が続いていたのですが、
BOEが目標とする2%の水準に回帰したことで
金融政策の引き締め期待からポンド買いが優勢に。

ええ~なんで今日上がるの~(/ω\)
昨日とか、先週とか、ポンド買ってはポルトガル銀行問題だとか、
意味不明の急落に見舞われて、ポンド投げさせられてたのに。。。
頑張って持っていれば良かった?!
今日もポンド上昇は派手でした。。。持ってたら大勝利だったわ。
タイミング難しいわね。ここからついて行って買う気はゼロ。

*********************************

そして夜になってのNZドルの大幅下落。

月2回開催されるGlobalDairyTrade(世界乳製品オークション)
というのがあるんですが、これで乳製品価格が決められるのね。

で、NZ企業「フォンテラ」の主要輸出品である乳製品価格が
前回比8.90%もの大幅低下しちゃったの。

貿易収支に影響があるでしょうし、
NZ高が問題視されNZ当局の介入の警戒が出ているようです。

なんで乳製品の価格ってこんなに下がっているんでしょう?!
今年は下落傾向が続いています。

NZの酪農業は、総輸出の25%を占めています。
つまり乳製品価格が大事なわけ。
乳製品の輸出額は2005年から2013年にかけて
2.6倍になっていました。
おそらく、中国が買っていたんでしょうねぇ。。。

中国が輸入する粉ミルクの約8割はNZ産ですって。

そして、乳製品価格とNZドルって相関性が高いみたいよ。
http://www.leggmason.co.jp/ja/pdf/news/NZ_letter_20140320.pdf

それと、2013年は豊作で急落した穀物価格。
穀物価格が安いものだから、乳牛の飼料コストが低下。
ということで、乳製品供給が増えていたみたいね。


今年2月に乳製品価格は最高値を付けています。
この高値で、需要が減退したのか、
あるいは、、いよいよ中国の購買力が落ちているとみるか。

このまとめを見ると中国やロシアの需要は落ちていないと
書いてありますが。
http://lin.alic.go.jp/alic/month/domefore/milk-nz.htm

乳製品価格動向はNZドルの今後を占う!
ってことで、引き続き注目です。

*******************************
豪ドルは今7/1開催されたRBA議事録が発表されましたが
ほぼ、これまでの内容を踏襲。
議事録公表後に瞬間買いが強まったのですが、
さらに上値を追うほど強い内容でもなく失速・・・

結局レンジ相場ね。。。

******************************

おっと、今日は日銀の金融政策決定会合もあったんだったわ。

14年度のGDPの前年比をこれまでの
プラス1.1%からプラス1.0%に小幅下方修正したくらいかな?

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2014年7月15日火曜日

14日㈪ 日経平均株価   15296.82円(前日比+132.78円)

今日の日本株は後場に入って突然大口の買いらしき力技での上昇。

年金?海外勢もお休みモードだと思うんだけれど、
日銀が買ったか、ともかく上昇のきっかけは不明。

日経平均で意識されていた25日線は先週11日に1日割り込みましたが
その日の内に戻しており、底知れぬpowerを感じますね。

今日は前場に日経平均を15215円で買ってみたのですが正解。

今夜の米株も強いです。
現在ダウは100ドル超の上昇で17000円台をしっかり固めそう。
17085ドルと史上最高値を再び更新。

GS(ゴールドマンサックス)が年末のS&P500指数の目標水準を
1900から2050へ上方修正した模様。強気だわ~

シティグループの4-6月期決算が予想を上振れたことも好感、
明日の日本株も強いでしょう~(*‘∀‘)ウフフ


ドル円も株の堅調に支えられて今日は一貫して上昇。
といっても、、、、上げ幅は地味です(笑)
101.60円台まで上昇するのがやっと。

日足で見れば、101円大台を何とか守って、反発してきたって感じね。

今日から明日までは日銀金融政策決定会合。
今回は政策に変更ないと見られており、全く話題になりません。

明日は展望リポートの中間評価もあるため、
もし、「物価見通し」に下方修正なんて指摘でも出てくれば
追加緩和への期待も膨らむ可能性はあります。
明日ってことはないでしょうけれど…。

でも、今日はドル円地味ながらもしっかりでした。
ドル円を買えば良かったかなぁ。。。

私、今日懲りずに先週撃沈したポンド円をまた買ったのです。

173.59円。買った直後に急騰して174円台まで高値があったのですが、
その後意味不明の急落に見舞われて、買い値を下回り、
再びポジションが消えました。利食いしてないのに!!

ポンドとは相性が悪いわね。最近・・・・。

急上昇の理由は西原さんメールで松崎さんが書いてくださっている
M&A絡みの可能性が大きかったようですが、
(米製薬企業による英企業買収が313億ポンドに上るとの報道が)
一巡した後は、どうも、明日発表の6月英CPIの発表を控えて
利食いの売りが出ているというようなコメントをGI社のブログに発見。

投機筋のポンドのロングは1日時点で5万6412枚と
2007年12月11日以来の高水準まで積み上がっていたとか。
8日時点では4万1639枚まで減少しましたが~
まだ市場のポジションはロングだったということでしょう。
http://gi24blog.com/archives/39137646.html

はぁぁ~ポジション偏ってたからちょっと整理されちゃった?
またしてもタイミング悪~。。。

ポンド円の日足のチャートは綺麗に上昇チャネルを描いており、
今下のサポートラインのところで止まっているのよね。
ここで反発できれば、前回高値を抜いて176円くらいまで
上昇するんじゃないか、と思っているんですが、
ポンドだけはボラが大きくて、タイミングが難しいです(´・ω・`)

しかし、ここのサポートのトレンドラインを下抜けると、
ポンド円は大き目の下落がきそうなのよね。。。

どっちなんだろ??

週足、月足のMACDはデッドクロスしそうで、下げそうな気配も。
今度は売りから狙うかもしれません(^^;


********************************

明日はRBA議事録が発表されます。
前回RBAでは強い豪ドル高けん制の声明がなかったのですが、
翌々日にスティーブンス総裁が突然豪ドル高けん制発言を
行っています。翌日に巨額の貿易赤字が出るのが分かっていたために
豪ドル高牽制をしなくても、下がると踏んでいたのでは?
と思われていますが、赤字が発表されても、思ったほど豪ドルが
下げなかったので、牽制発言に踏み切ったのでしょう、、、と言われてる。

さて、議事録の内容はどうなっているのかしら?

豪ドルも最近すっかりレンジ相場なので
どうも食指が動かないのよね、、、


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2014年7月14日月曜日

先週末、11日㈮の日経平均は

52.43円安の15164.04円。

NY株式市場、

NYダウ平均は  16943.81(+28.74)
ナスダックは   4415.49(+19.29)

日経平均も調整の範囲内と見ることができますし、
米株は平穏に終わったところを見ると
先週のポルトガルショックは、ひとまず危機を引き起こすには
至っていません。これがこのまま安心かというと、
このブラジル最大の銀行エスピントサントは
アジアでも旧ポルトガル領であるマカオで営業をしていることから
中国との関係も深い銀行とされているため、この点には引き続き
警戒はしておいた方がいいのかもしれません。
とはいえ、なかなか情報がないのですけれど。

恐怖感指数と言われるVIX指数は
2007年以来の10台まで落ち込んでいることで
市場は2007年以来の楽観ムードに包まれているといえます。

しかし、VIXがここまで下げた後に何があったかというと
2007年8月のフランスの金融機関「パリバ・ショック」を契機に
サブプライムローンバブルがはじけ、この連鎖によって
2008年9月に「リーマン・ショック」まで崩壊が連鎖しました。

その過程において繰り返されたのが、
サブプライム問題はたいした問題ではない~のフレーズ。

時のバーナンキ議長でさえ、楽観視していたのですから、
何が蟻の一穴なのか常に警戒が必要な地合いじゃないか、と
思っていたりもします。
だからと言って、今すぐ、ユーロ売りだとか、米株売りだとか、
そういうことじゃないですけれど。

相場に逆らってもいいことはありません。

トレンドが上なら買うしかないのですが、
何か異変を感じたときに、すぐに逃げられるかどうかは
常日頃、リスクを把握できているかどうかだと思うというだけのこと。

今週も結局はドル円も日経平均もは下がったところは買われて
それでも、高値追いの勢いはなく上では売られる、、、という
レンジ相場となりそうな気がしますが、
それならそれで、細かくデイトレするしかないわね。

今週のイベントは

明日14日(月)
ドラギECB総裁の議会証言、追加緩和に含みがあるかどうか。

◆15日(火)は日銀会合・黒田日銀総裁記者会見
追加緩和の予想はほぼ皆無ですが、発言によってはドル円が
動くかも。確か15:30会見でしたね。

ユーロを動かす材料として

独7月ZEW景況感指数

ポンドの材料として

英6月消費者物価・生産者物価・小売物価(6月)
カーニー英中銀総裁、証言等もあります。

米国では

米小売売上高(6月)
米NY連銀景況指数(7月)
イエレンFRB議長、上院銀行委員会で半期に一度の議会証言

これ、すべて火曜日のイベント。結構いろいろありますね。
黒田さん、カーニーさん、イエレンさんと中銀総裁の会見が
3つもあるわ。

◆16日(水)は豪ドルが動く日。

中国GDP(第2四半期)
中国鉱工業生産・小売売上高(6月)
米生産者物価・鉱工業生産(6月)

ユーロ絡みではEU首脳会議か。
米国ではベージュブックにダラス連銀総裁発言。

今週前半戦の注目ポイントはこんなとこ。

クラッシュにつながるような材料はないですが、
イスラエルとパレスチナの紛争などがニュースになっても
先週は原油が下がり続けていたことが、不可解。

金価格はさらに上昇の気配。

どうも、市場がゆがんでいる気がしますが、
解らない時には手を出すべからずですね。

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2014年7月11日金曜日

先ほどのブログでポルトガルきっかけでリスクオフ気味になっている旨、
書きましたが、もうすっかり落ち着いているようで、
ドル円もクロス円も反発、米株も買い戻されていますね。

MarketHackさんが、この問題について書かれたブログが
大変勉強になりましたのでこちらにリンクを貼らせていただきます。

欧州市場急落の元凶、ポルトガル大手銀に関し知っておくべきコト 
昭和恐慌を招いた鈴木商店と台湾銀行の危ないカンケーを彷彿

鈴木商店というと、天海祐希と小栗旬のドラマ「お家さん」をたまたま
見ていましたが、ドラマでは倒産の過程は描かれていませんでした。
このような顛末で、、、しかも、LTROと酷似しているとは(;゚Д゚)シラナンダ

リスクをあおる内容ではありません。
一つ勉強になりましたので、是非。

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欧州時間から金価格急伸となり、いったい何が起こっているのか?
と思っていたのですが、為替市場でもじりじりと円高が進んで
101.06円と101円大台割れとなるか?というところまで下落しました。

勿論クロス円も下落です。昨日押し目の好機かと拾ったポンド円も
ロスカットされ、、、(´・ω・`)
キウイ円、ユーロ円と大き目の下落となりました。
豪ドル円がえぐいわね・・・。
豪ドルはそもそも東京時間から下落基調で

①6月豪雇用統計で新規雇用者数が1万5900人増(予想1万2000人)を
上回ったことで急伸するも、失業率が予想より弱かったほか、
正規雇用者数が前回より減少したことが嫌気され
一転して売りに押される展開に。

②6月中国貿易収支が316億ドルの黒字(予想369億5000万ドル黒字)
予想より黒字幅が小さかったことで、豪ドルが売られる。

という材料で売られていたのですが、

③そして夕方からのドル円、クロス円の下落はいったい・・・

犯人はポルトガルみたい。

欧州株とポルトガル債下落、円上昇-欧州で銀行懸念再燃
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N8HWIW6K50Z701.html

ポルトガルの第2の大手銀行バンコ・エスピリト・サント(BES)の
持ち株会社エスピリト・サント・フィナンシャル・グループ(ESFG)は10日、
自社の株式と債券の取引を停止したと発表。

西原さんの有料メールで松崎美子さんが緊急メール
してくださっていましたが、

このESFGという親会社が発行した
短期証券の一部の償還が遅れたことが発端だそう。
これが8日のこと。

このため、ポルトガルの10年債利回りは3.91%まで上昇していました。
これは5月20日来の高水準だそうで。。。。ポルトガル政府はエスピリト・サント銀行株の取引きを一時停止。

ポルトガル大手銀エスピリト・サント株が急落、親会社に債務不安
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702303379504580021091000720852

大手格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは
BESを3段階も一挙に格下げしています。
もともとが投機級であった長期信用格付ですが、
「Caa2」まで、下から4番目の格付けまで、引き下げられています。

ポルトガル中銀は他の金融機関などに飛び火する恐れは、ないと
と語っているようですが、これを受けて
ユーロ周縁国の国債利回りが上昇しており、
ポルトガル利回りはこんな感じね。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GSPT10YR%3AIND

イタリア
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=gbtpgr10:ind

ギリシャ
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GGGB10YR%3AIND

スペイン
http://www.bloomberg.co.jp/apps/cbuilder?T=jp09_&ticker1=GSPG10YR%3AIND

どの国の利回りも6月に底入れして上昇に転じているように見えます。
それでも、上記チャートは6か月。
5年に時間軸を切り替えてみれば、全然底値圏の低利回りです(^-^;

これで大底反転、どんどん上昇していくのか否か?
ってのが気がかりなところへ。ポルトガルの問題がってことですね。

しかし、調べてみるとポルトガルは
2013年の経常収支は20年ぶりの黒字を達成するところまで
頑張っていたようであまり、懸念はないと思われていたみたい。

だからちょっと市場が驚いたってことね。

ダウ平均など米株もオープン直後にはガガガーっと売られて
ダウ150ドル安、Nasdaq62ポイント安、ということろまで
下げました。

そして金が1340ドルまで急伸。

さてここからです。

大手だとはいえ、ポルトガルの銀行発で相場がクラッシュするのか?
ということです。このまま米株が崩れ、ドル円が100円台に落ちるでしょうか。

ポルトガルです。。。

①きっかけは関係ない。米株の高値警戒から売りが売りを呼べば
相場が崩れることもある。ドル円はチャートが良くない。
101円を割れれば、ストップ注文がヒットして崩れる。

というシナリオなのか、

②ポルトガルが引き金で金融危機はあり得ない。
過剰流動性相場でのイールドハント(利回り狩り)地合いは続くので
欧州債が上昇すれば、すかさず買いがはいって
沈静化してしまう。ノープロブレム。

というシナリオなのか。。。悩ましい。

個人的には売りたい局面。

金の上昇は不気味でしょ。
何かのヘッジで買われ始めているとも見ることができるかも。

ただし、すでに今夜、米株、ダウ平均やNasdaq指数は
下髭を付けて切り返しに転じており、
やっぱり、たかがポルトガルでガタガタするな、という展開に
なりそうな気配もあるのです。

ドル円も結局切り返して、下髭の展開、101円は割らなそう。

う~~ん、難しいときは手を出すべからずか?

ポンド円ロング作ったばっかりなのに、こんなことになって
やーね。売り屋の私が買ったとこなのに!(-`ω-)

ということは。。。天井なのか??

悩ましい夜ね~


※メモ

◆今夜出た米5月卸売在庫、年初来で最低の伸び。
米4-6月期の成長期待が後退したため債券利回りの低下に伴う
ドル売りも優勢との側面も。

◆9日㈬FOMC議事要旨
「見通しが維持されれば、量的緩和は10月に150億ドル縮小して終了する」
を受けて米長期金利が上昇幅を拡大。
日米金利差拡大を見越した円売り・ドル買いが出て
101.86円まで上昇局面も。

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2014年7月10日木曜日

7月、、、欧米勢は夏休みに入ったりもするのよね。

米株がここ数日調整モード。

しかも昨晩8日(火)はダウも100ドル超の下落、
ナスダックも2か月半ぶりの大きな下落で、
9日㈬日経平均も買う材料がなく、
一時は120円安まで売られのですが、大引けでは11円安。

まことしやかに年金マネーが買い支えているという噂がありますが、
ドル/円相場も、今日はこの株の切り返しに連れて持ち直したようです。
安値は101・44円までか…。

ドル/円、膠着相場に変わりなし。

日本株は下げさせない見えざる手が介入しているため、
下げれば買っていいということなのですが、
だからってドル/円買っても、対して上値がないわよね。
米国の金利が上がらないんだもの。。。

ということで、ドルが上がらなければ米株市場には都合がいいわけですが、
それでも、夏休みシーズン、ここを積極的に買いあがるかというと、
利益を確保したい動きの方が強まるようなムードです。

決算発表シーズンスタートで、リスクもありますし。

米株は調整か、大天井か・・・というところが大注目ですが、
一部関係者の間で話題なのが、中国最大の電子商取引運営会社
アリババ・ グループ・ホールディングのIPO.

NYSEに上場が決まっていますが、縁起を担いで8月8日と言う説が濃厚。
このIPOに向けて、米株には換金売りが出やすいというものです。
アリババに乗り換えるために、利が乗っている株を利食って
キャッシュにする動きが出ているんじゃないか・・・・って観測ですが、
これは上場日が近づけば近づくほど、そうした売りに押される可能性が
あるってことね。

もしそれで売られているだけなら、ただの調整です。
IPOが成功してアリババが堅調に上がるなら問題なし。

しかし、それがきっかけだったとしても
アリババのIPOがこけたりすると、米株市場全体が崩れる可能性も。
現在のところ8月8日とされていますので、この点にも注意が必要ですね。

今日はポンド/円を175・02円で買ってみました。
日足で綺麗に今年1月2日の高値174・83円を超えて
175・36円まで上昇していたので来たので押し目待ちでしたが、
再び174円台に落ちて来たので。。。

今夜はナスダックが強いですね。反騰基調。
ダウ平均は53㌦高。
やはりショートは買い戻しておいて正解。
細かくやらないと勝てない相場ね。

FOMC議事録控えて堅調です。。。
議事録発表で動くかしら??

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2014年7月9日水曜日

調整局面でしょうか、それとも何か綻びが露呈しているのでしょうか。

8日㈫ 日経平均は 15314.41(- 65.03)

7日㈪の米株が弱く、NYダウが44ドル安となったことも嫌気しましたが、
本邦貿易赤字幅がちょいと縮小していたことも円高要因なのかしら?

5月経常収支は4カ月連続黒字、増税の反動で輸入減少
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N86I8H6S973101.html

消費増税前の駆け込み需要の反動と言ってしまえばそれまでですが、
輸出が横ばい圏となる中で、輸出が回復すれば
経常収支も明確な黒字基調に戻るとの見方もあり、
そうなれば極端な円安になる土壌ではなくなります。
輸出が伸びてくるか否か、今後も注目。

この数字が発表された直後にちょっとだけ、円高進んだわよね。

それから西原さん有料メールで松崎美子さんが 
台風被害に備えて本邦勢がレパトリしていることも円高の背景?との
マーケットの噂を紹介してくれていますが。
(あくまで噂として紹介されてます)
災害が円高の心理は根強くあるようですね。
台風の被害が大きくなりませんように。。。


円高基調はじりじり継続し、NY時間、
ドル円相場は101.50円を割り込んで101.48まで円高局面が。


今夜は米株も弱く現在ダウは120ドル安。
ダウをドテンショートにして正解。

これが、ちょっとした調整の下落なのか、大型調整の始まりなのか、、、
そこが問題だわ。大型調整となる材料なんかないんだけど、
大型の下落って、予期した材料では来ないので、
材料なんかない、って時こそ、大きな下落に注意が必要だと思います。
雇用統計がある、とか中国の理財商品が、な~んてありきたりの材料では
崩落のきっかけにはならないものなのよね。

今夜の米株が弱い要因はさっぱりわかりません~

今週から第2四半期の企業決算発表がスタートすることで
リスクに備えて手仕舞いムードが強まっているのかしら?

アメリカでは、アルミニウム製品およびアルミナの世界的なメーカー
アルコアを皮切りに決算発表シーズンが本格化します。

ダウショートは、利益がでたので買いもどしました。
本格調整が来るなら、それが確認できたところから乗っても
遅くはありません。今現在の地合いでは売り玉はリスク高すぎるので
(トレンドは崩れていません)スイングでおしまい。

ポンドドルロングも昨日利食って置いて良かったわ。

今日は5月英鉱工業生産指数や5月製造業生産指数がいずれも
予想を大きく下回る結果となったことでポンド急落局面がありました。

5月鉱工業生産指数 16か月以来の低さだそうです。

(前月比)  4月 +0.3% ⇒ 予想 +0.3% ⇒ 結果:-0.7%  
(前年比)  4月 +2.9% ⇒ 予想 +3.2% ⇒ 結果:+2.3%

5月製造業生産指数

(前月比)  4月 +0.3% ⇒ 予想 +0.4% ⇒ 結果:-1.3%  
(前年比)  4月 +4.3% ⇒ 予想 +5.6% ⇒ 結果:+3.7%


でもポンドドル、AM1:30くらいは急落前の水準まで持ち直しています。
急落は買いだったか。外出中で買えませんでした(´・ω・`)

どうも、ドル円が上がらない気がしてなりませんが、
ショートする気にもなれません。難しいわぁ。。。

それと、今日は格付け会社フィッチ・レーティングスが、
ニュージーランドの格付け「AA」の見通しを
「安定的」から「ポジティブ」に変更しました。
 格付けは「AA」で据え置きです。

 財政健全化で同国の信用力が高まりつつあるということですが、
これを受けてNZドルが急騰する局面が。


やはり、金利引き上げサイクルに入ったNZは強い。
そして、早期利上げに踏み切ることが予想されるポンドも強い。

対して、低金利のドル、円、ユーロが弱いって構図は今日も明確でした。

今ノーポジとなりました。

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2014年7月8日火曜日

何この既視感・・・・デジャヴっていうの?!

やっぱり雇用統計が高値で反落しちゃったわ。

今年に入って繰り返される雇用統計結果良好でドル円上昇、
ところが週が明けると下落してしまうパターン。
3月の雇用統計から4.5.6.7月と5回連続です。

まさか今回も同じ展開になろうとは。

しかも、どんどんその高値が切り下がっているのよね。
こういう上値切り下げ型のトライアングルは
ディセンディング・トライアングルと言って、
実は下抜ける形なのよね。

三角形の下の部分は平行で、ある価格帯で支えられるも、
上値は切り下がってしまっている形で、
買い圧力より売り圧力の方が大きい時に出る形なのよ…。

ということで、テクニカル的には下がっても全然おかしくない中で、
膠着しているって相場が続きます。
上値追いには失敗しましたが、かといって100.70近辺を
割り込むような(今年の安値レベルね)下落にもなっておりません。

何故今日下がったか・・・。別段材料があったわけではないようですが、
日銀名古屋支店長のコメントが上値を抑えたような気もします。

◆日銀:梅森名古屋支店長 支店長会議後の会見

「これ以上の円安は燃料コスト高を引き起こしかねないとの声もある」
「現状程度の為替水準が心地良いとの声が圧倒的」
「さらに円安を望む声は聞かれない」

名古屋ではこれ以上の円安を望む声が少ないってことかしら。
確かにガソリン価格は10週連続、ディーゼルオイル(軽油)は
11週連続値上がりです。車離れが加速する可能性。
名古屋はトヨタのお膝元。エネルギー価格の高騰は歓迎できない
ということが色濃いのかもしれません。

アベノミクス、異次元緩和の円安をいち早く享受しただろう
エリア。これ以上の円安を望まないという発信はまたも名古屋から
発信されたということか。

このコメントを真に受けるならば、もう日銀の追加緩和なんか
無くてもいいわけです。追加緩和期待からの円安は消えた。
ということで、こうなってしまうと米国側からの材料で
ドル高になる局面がこないとドル円は上がらないということね。

つまり、いよいよ金利が上がる、ということにならないと上がらない。
テーパリングは粛々と行われているにもかかわらず金利が
上がらないことを鑑みると、テーパリングが完全に終了してからが
勝負、、、FRBが次のメッセージを市場から催促されるまでは
動きにくいということです。

となると9月のFOMCあたりが焦点ということになり、
夏場はこんな感じであんまり動かない相場となる、ということか。

最近みんなが、夏場はレンジが続くと言い出しているので
油断大敵ではありますが、想定できる材料だけでは
ボラティリティを生むのが大変困難なセンチメントとなってしまいました。

今日は欧州株が弱く、その時間からドル円クロス円が崩れていますが、
NY市場では米株も調整でしょうか、売られています。
ダウが17000ドルを割り込んできましたので、
ダウlongを16956ドルで手仕舞って、利確。

ドテン売りに回りました。16927ドルショートです。
本気で売るわけじゃなくて、軽く。。。いつ下がってもいいように(笑)

この低金利、株高相場に逆らってもいいことはなさそうですが、
調整があれば、そこそこの値幅が取れる形ですものね。

ポンドドルも思うように伸びないので1.7133ドルで手仕舞い。
また買い場を改めて探します。

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2014年7月5日土曜日

本日4日金曜はアメリカの独立記念日で休場。
今週の相場のメインイベントは
3日木曜のECB理事会と雇用統計でした。

サプライズということはなかったのですが、
やはり雇用統計の数字が良好であったことで
ドル円相場は一気に102円台へ。

※6月米雇用統計
NFP 28.8万人(予想21.5万人)
失業率 6.1%にまで急低下

パートタイマー雇用が多く賃金の伸びが見られないことが
懸念材料とはいえ、ADP雇用統計の数字と並ぶ結果で
市場は素直にこれを好感したようです。
雇用統計についてはYEN蔵さんのブログに詳しいですね。
http://blog.livedoor.jp/slalom2007/archives/51324654.html

米国債金利もこれを受けて急騰、2.679%まで上がりましたが、
すぐに落ち着いてしまいました。結局2.648%までジリ下げ。

これはその後発表された6月米ISM非製造業景気指数が市場予想を
下回ったことに起因しているのかもしれませんが、
ドル円相場、下押しも102.11円までと極めて限定的でした。
雇用統計を受けての高値は102.26円。

あれだけいい数字が出ても、ドル円結局膠着を抜けず、
しかも、101.70円台からわずか40銭しか動かないってのも
ボラティリティが上がらずがっかりな印象でもあります。

それもこれも、結局はアメリカがテーパリング政策に入って
QEマネーを縮小させているとはいえ、まだQEマネーはバラまかれて
いるということで、金余りなんですね。
日本は去年からQE政策にはいった。欧州はこれからやるかもしれません。

この資金がきちんと経済活動に回ればいいのですが、
ほとんどどこかの市場に入り込んで価格を上げては引き、
上げては引きの繰り返し、昨年までは金市場にも入っていましたが、
これが今は米株や欧州株など世界の株式市場、
そして、そこでも吸収しきれない分(高値警戒でここから買えない分)が
債券市場に入ってしまっているわけです。

これで米債も欧州債も日本国債もすべて利回りが抑えられてしまう。
この相場にあの債券王が自腹で2億ドルを賭けているという
ニュースが気になっています。

PIMCOのグロース氏、自腹で2億ドルを低金利持続に賭け
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N85AEH6VDKI101.html

この低金利が今後長期化するとみているようで(^-^;

今、市場のテーマは「イールドハント」(利回り狩り)
どの市場もボラティリティが低下していることから
値幅でキャピタルゲインを上げるのが難しく、
結果、低金利通貨を借りて(キャリーして)高金利通貨を買う、
高利回り債券などを買う、というような利回りのいいものに
資金が流れています。
最近は南欧などのリスクの高い債券まで買われていますよね。
そして、そのために日、米、欧通貨がキャリーされるということ。


となると、為替市場ではほとんどボラティリティのない中で
高金利通貨に資金が流れ込む、ということで

豪ドルやキウイ、利上げ期待が大きいポンドなどが
買われる動きでしょうけれど、ドル円は上がらないんだろうなぁ。。。

だって、低金利が続くんでしょう・・・?
日、米ともに金利が抑えられちゃうってことだもん。
膠着を予想しているってことよね。

そして、低金利が続くというなら、
米株などは崩れないということになります。
じゃあ、株などでアクティブ運用してもいいじゃないの?とも
思いますが、やはり米株は史上最高値圏、
積極的に買う水準にはないということでしょうか。

そして、欧州経済は決していいわけではないので欧州株も
買いにくい。じゃあグロースさん、日本株買ってはいかが?
と言いたい(笑)


ダウ17000ドル大台突破も、過熱感はあまりないように見えますが、
やはり警戒や慎重論も多く存在し、これが相場を崩さない背景かと
思います。皆が楽観的になった時が危ない。
慎重論があればあるほど、適度な売りが出て相場はガス抜きが
上手くできるってことね。 皆が買いに回って売りが消えたときこそ
暴落のサイン。それには及ばない健全な相場だということです・・・。

※雇用統計の数字があまりに良すぎれば、早期利上げ懸念から
株が売られる可能性もあるかと思っていましたが、
そうはならず。景気回復期待から楽観が広がりました。
金利早期引き上げ懸念はFRBが上手くコントロールできていると
いうことでしょう。

ということで、ダウ平均ロングに回って正解。
このダウlongは継続してみていきます。

ポンドロングも継続中。

昨日3日木曜は会食で、ほとんどトレードできませんした。


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

それと、今週は豪州RBA政策委員会で金利は据え置きも
声明が意外にハト派化していなかった(豪ドル高けん制がなかった)として
豪ドルが買われたのですが、翌日に出てきた貿易赤字拡大にびっくり!
これで豪ドルが売られましたが、それほど大きくは下がらなかったことで
業を煮やしたのでしょうか?

木曜になってスティーブンスRBA総裁が強いトーンで
豪ドル高を牽制発言。

これで豪ドルが崩れました。

折角レンジブレイクで新値更新、強気相場入りかと思われたチャート
でしたが、スティーブンスさんもチャート見てるのかしら(笑)
強い牽制に出てきました。
豪ドルチャート新値超えで買いに回った向きには冷や水。

しばらく下げるのかしら?
キウイも下げてきました。

強い景気指標が出てきた米ドルが買戻されるわれる動きにも
繋がっているのかな?(豪ドル、キウイの利食い)

PIMCOのブルグロース氏が予想するように低金利政策が
続くのであれば結局はまた、高金利通貨に資金が戻ると
思いますが、さらなる高みには調整が必要ということでしょう。
押し目は深くなる可能性も十分みて、買い参入したい局面。

では良い週末を!

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2014年7月2日水曜日

昨日のブログで豪ドル強いわねぇ~なんて書きましたが、
今日はなんと貿易収支がビックリのネガティブサプライズ。

豪・5月貿易収支
予想:▲2億AUD ⇒ 結果:▲19.1億

前回:▲1.22億AUD ⇒改訂:▲7.8億

ありゃりゃ~こんだけ貿易赤字になっているから
昨日のRBA理事会では強い豪ドル高けん制がなかったってことかしら?
赤字ならおのずと通貨安になっていくわね。
貿易黒字が大きいほど通貨高。

ということで、
ほっといても豪ドル安になるだろうということでしょうか。

昨日直近高値を抜いて新値更新したところなのですが、
一度大きく調整がある可能性も出てきました。
…今のところ天井とは考えにくいけれど。
だって、日欧米通貨がほぼゼロ金利。
金利がついているだけで買われるのが今の
「イールドハント」相場です。

豪ドルが売られてしまったいるおかげでNZドルも連れ安。

昨日かったポンドドル1.7109ドルは継続中。
ダウロングも同じくですが、さて。今夜のダウがどうなるか?
17000ドルトライとなるかしらね。


2日㈬の日経平均株価は

43.77円高の15369.97円 3営業日続伸も勢いはありません。
明日にECB理事会と雇用統計控えているからね、手控えムードも強いかな。
それでもプラス圏で終了、やはり、下はサポートされているようです。

ドル円は相変わらず101円台をうろうろ。
明日にはトレンドを作る動きが出るんでしょうか?


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7月です!サマーラリーとなるか、夏枯れとなるか。
早速発表された日銀短観。

業況判断DIは大企業でも中小企業、製造業、非製造業全て、
前期より低下しました。
う~ん、大丈夫?
景気が後退し始めた時のパターンだそうですよ。

https://www.facebook.com/photo.php?fbid=804487526241649&set=gm.783791168322479&type=1&theater

しかしそんな数字はお構いなしで今日の日本株は強かった!

日経平均  15326.20(+164.10)

いったんキャッシュ化した資金が7月相場入りで改めて
リスクを取る動きを見せているようだ、、、なんて解説もありますが、
西原さんメールではGPIFが出ているという噂について書いています。
http://www.fire-bull.info/ni/

昨日のブログで
6月末までに霞が関官僚や公務員の年金「3共済」が
購入を終わらせることを求められているという内容の記事を取り上げ
ましたが、で。7月からはどうするのかしら??と思っていたところ、
ご本尊登場ってことなのかしら・・・

勿論、噂の段階で事実は解りません。

しかし、今日日経平均が164円も買われる材料があったとは思えない。
つまりPLO相場ってことね。何が何でも7-9のGDPは上げて消費増税10%
やりきる、という強い意志が伺えます。

午前には、中国6月製造業PMIが発表され
昨年12月以来の高水準となる51.0(市場予想一致)
HSBC・製造業PMIは速報値から0.1ポイント下方修正でしたが反応なし。

中国PMIはそこそこの数字ということで上海総合株価指数は小高く
スタートするもマイナス圏へ失速しています。
今日はアジア市場も全体的に上値の重さが目立つ展開で
やはり、日本の株式市場だけが異質な強さを見せていたことになりますね。

ということで、ショートしていたドル円はあっさり101.46あたりで買戻し。
(それでも利益なのよ)
代りにやっぱり高金利通貨、ということで
ポンドドルを1.7109でロング。

そして今夜はダウも高い。

6月ISM製造業景況指数
前回:55.4 予想:55.9 結果:55.3 と冴えず、

5月建設支出も
前回:+0.8%) 予想:+0.5%  結果:+0.1% と悪化。

この結果を受けてドルが乱高下するも、株式市場はお構いなしに上昇。
悪い結果が出れば低金利政策長期化の思惑で買い、
いい数字が出ても素直に買いという、なんでも結局買いの相場に
なっているようですね。これはダウも17000ドル達成やらないと
落ちない相場なのかもしれません。

ということでダウショートもとっとと損切り!
ドテンロングです。16840ドル

今日から水星逆行が明けて順行になる、ということで
トレンドが出やすくなります。
まずは7月前半株高スタートですので、リスクオン攻めて、
後半は逃げよう、というざっくりしたイメージでおります。。。

本邦国策に逆らってもいいことないわね。。。('_')
そして今年は米国の低金利政策がテーマなのね。。。
高利回りを攻めるしかないわ。


高利回りと言えば豪ドル。1日はRBA政策委員会が。

市場予想通りに政策金利を2.50%で据え置き。

声明では「金利安定の期間であるとの認識を改めて表明」
金利変更を示唆する文言はみられませんでした。

前回議事録ではハト派寄りの見解があったため、
市場の一部には今回の声明もいくらかハト派色が強い内容に
なるのではとの思惑があったようですが、
ん~つまり、豪ドル高に対する牽制が思ったほど示されなかった
ことから、と書いた方が分かりやすいわね。

このところ豪ドルが買われて高くなっているけれど、
スティーブンスさんが大人しいわけ。
で、市場は安心して豪ドル買いに動いた。

ってことで、今日は豪ドルが強かったわねぇ。
豪ドルドルは直近アカネであった4月10日の0.9460ドルを
超えて新値とってきました。ついて行くしかないです。これ。
ということで、豪ドルも押し目を拾うスタンスで。

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2014年7月1日火曜日

日経平均、意地でも下げさせない?

30日㈪ 15162.10円(前日比+67.10円)

マイナスになる局面も見られましたが、買いが控えている印象で
崩れるということがない。

3共済が国内株を積極購入、公的年金運用の見直し前に=市場筋
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0F023720140625?sp=true

やはり年金マネーなのでしょうか。
ドル円がじりじりと円高気味なのにもかかわらず
踏ん張りを見せる日経平均。

ただ、この記事で気がかりなのが
「3共済から資金配分を受けた運用会社が5月から株式購入を開始、
6月末までに購入を終わらせるよう求められているという。」
って記述ね。7月からはどんな計画なんでしょうか…。

しかし、ドル円は上昇しません。
日経平均が管制相場と言われる所以でしょうね。
為替関係なしということは、海外の買いじゃなくて本邦買い?
(海外勢なら日経を買う時にヘッジでドル円も買うことが多い)

101.23円まで下げています。
200日移動平均線を明確に割り込んできているのが気がかりで
チャートの定石なら売る相場。
しかし日経が上がるので崩落がない、というところかしら。

どっちに引っ張られるでしょうねぇ。。。

米国サイドからもドル買いのサポートはありません。

今夜も米国債10年物利回りは2.524%まで低下しています。

おかげで、ユーロやポンドも買われちゃってドル独歩安。
ユーロ・ドルは1.3698ドルまで上昇しています。
ポンド・ドルは1.711ドルまで上昇、週足で見たら去年の6月から
綺麗に1年間上昇トレンドを描いています。
新値更新となる大相場。

今年はテーパリング開始で皆ドル高予想だったのにねぇ。。。

ドル安なもんだから、今夜米株も下げません。
ダウショートはまだ粘っていますが、
Nasdaqが強い強い。
モメンタム系には再度買いが入ってますね。
となると、明日も日経は強いのかも・・・?!

ドル円と日経の相関が落ちているので、わかりにくいですね。
米株が落ちなければ日本株も落ちないと単純に割り切って
見ておいていいのかもしれません。

それにしてもボラティリティは低いので取りにくい相場。
今はオプションディーラーばかりが儲かっているみたいよ。
オプション売ってプレミアムを貰ってるだけ。
つまり、ボラティリティがなくてもいいのよ。
現物からデリバティブに資金が動いちゃっているのかもね。
オプションは私も勉強不足。ここでも受けられる気もしません(^-^;

ボラティリティが出てくれないとなぁ・・

3日(木)はさすがに動くかしらね。


さて今夜の米国指標は

5月の仮契約住宅販売指数が市場予想を上回る伸び
5月の中古住宅販売仮契約指数は前月から6.1%上昇し103.9
   昨年9月以来、8カ月ぶりの高水準。
    上昇率としても2010年4月以来の大きさ。

指標が良ければ金利先高観が出て株が崩れるかも・・・・と昨日の
ブログに書きましたが、大間違いね。これだけいい住宅指標が出て尚
金利が下がり株高になった。

先週のブラードさんの発言はなんだったんでしょ。
彼の発言で金利が意識されて株下がったのに。

今夜は ウィリアムズ米サンフランシスコ地区連銀総裁が
FRBとして「当面は」利上げを実施しないとの見方を示したことが
報道されており、これが後押ししているのかもしれません。

今夜は6月ユーロ圏消費者物価指数HICP速報値が出ました。
前年同月比0.5%上昇と市場の予想通り。
これを持ってユーロが動いたという相場でもありません。
今夜のユーロが高いのは米金利低下でのドル安のせい。

この指標をもって今週7月3日の理事会で
新たな緩和策が導入されるほどの軟調さとは言えず
ユーロ独自の材料にも欠ける展開。

今夜は穀物急落、USDAから作付面積が出る日だったわね。
恐らく大豆の作付が増えているはず、、、そういう値動きだったわ。
明日には誰かがReportしてくれるでしょう。

大豆をちょっとだけ売ってみた。

ダウのショートはそのまま、ほぼ変わらずの水準。
ドル円のショートはワーク中。継続保有です。

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