2023年5月31日水曜日

 30日(火)のドル円相場、かなりトリッキーな値動きでした。

まず、30~31日は月末であるため
リバランスの日本株売りや円買いの特殊フローが出るリスクがある、
というカレンダー的要素もあったかと思われますが、
要人発言が相次ぎました。

■植田日銀総裁
「デフレ状況ではなくなった」
このコメントでドル円下落一時139.96円まで下落。

ただし、物価上昇率について
「23年度半ば以降にかけてかなりはっきり下がっていく」とも述べており、
緩和継続のスタンスも改めて表明したこともあり、
ドル円は再び大きく上昇していきました。。。

物価見通し、今年度後半や来年度以降「かなり不確実」=日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/boj-ueda-idJPKBN2XL031

■鈴木財務相
「為替、引き続きウォッチしていく」

そしてやはり140円台は当局としても警戒レベルなのか
円安ドル高の牽制に動き始めました。

■「財務省、金融庁、日銀が情報交換会合を開催、午後5時半から」 

この報道が出た直後に再びドル円急反落。
そして会合後のコメント、

■神田財務官
「過度な為替変動は好ましくない」
「為替市場の動向に適切に対応する」
「特定の相場のレベルには着目しない、変動幅が重要」
「為替市場の動向に適切に対応する」
「日々の為替市場の動向のコメント控えたい」
「必要とあればあらゆるオプションの用意」

為替市場への牽制発言としてはあまり強いものではなかった、
とのマーケットの解釈によって
ドル円相場は140.10円➡140.60円まで上昇。
とまあ、ドル円相場は上へ下への乱高下となりました。

為替市場の牽制コメントには段階があります。

現時点で、鈴木財務大臣、神田財務官が発言しているのは

「市場を注視している(ウォッチしている)」
「過度な変動は好ましくない」
「あらゆる手段を排除しない」

この辺の発言ですね。
あまり強い市場牽制ではありません。

もっと強いドル高円安への牽制コメントとしては

「 断固たる措置を取る」
「いつでもやる用意ある」

というものがありますが
「介入」というキーワードこそ使いませんが
当局の市場介入の可能性を具体的に示唆してきます。

今はまだそのレベルにないため
神田財務官のコメントを受けてむしろドル円は買い戻されて上昇しました。

神田財務官のコメントからは現状の為替水準で直ぐに介入して
ドル高円安を止めなくちゃならない、
という逼迫した状況にないことがうかがえますが、しかし、
当局が不快であるレベルにまでドル円が上昇したのだろう、ということは明白で、
此処から先ドル円下落を押し目と考えてロングするのはリスクが高いかと思われます。

昨年22年の介入の本気度を思い返してください。
やるときはやります、、、。

※ただし昨年最初の介入(9/22)では、
 ドル円上昇は止められず、その時の145円から最終的には151円台まで
 ドル高円安は継続しましたね。。。
 
 10/21はこうしたドル円ロングを叩き潰す本気の介入でドル円相場はトップアウトしました。
 
さらに、今夜米金利は急反落しています。




債務上限問題への警戒が溶けてきたため、ということでしょうか
特に1ヶ月ものの急低下はそうでしょう。

2年、10年金利まで下がっているのはどういうわけか?
今夜発表の経済指標は意外と強かったんです。
にも関わらずドル金利が低下している。

・5月消費者信頼感指数:102.3(予想:99.0、4月:103.7←101.3)
・3月FHFA住宅価格指数:前月比+0.6%(予想:+0.2%、2月:+0.7%←+0.5%)

というわけで、ドル高一服となりそうな気配。

ドル円を139.91円で
キウイ円を84.84円で売り参戦。

カナダ円101.67円ロングは103.67円で手仕舞いました。
ユーロドル1.0908ドルショートは継続。

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2023年5月30日火曜日

 5月29日(月曜)日本株市場軒並み高。

週末に「債務上限問題基本合意」の報道があり
安心感からか、日本株は大きく上昇して始まりました。

日経平均は 31,233.54円  +317.23円
TOPIX 2160.65 +14.81円
マザーズ 733.46 +7.77 と軒並み高で終えていますが

日経平均やTOPIXなどのインデックスは寄りつき天井となり
上げ幅を削る展開での高値更新でした。
今日は英国市場はスプリングバンクホリデー、
米国市場はメモリアルデーのため休場となるため
買いが続かなかった、むしろ手仕舞いもあったかと思われます。
今夜は欧米市場球場で静かに推移すると思われます。

また、今日の日経平均の上昇(317.23円)のうち 85.40円は
ソフトバンクGによるものでした。

今日はソフトバンクGの報道が色々出ていましたが
どれが大きく評価されたのか。。。
そしてこれの上昇が続くのか、私には判断できませんが
日経平均寄与度が高い銘柄だけあって
ソフトバンクがようやく底入れして上昇を始めたというなら
日経平均の強い牽引役となってきます。

■ソフトバンクGがスリム化、投資事業で人員削減-銀行借入も縮小
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-29/RVE6P9T0AFB401
■ソフトバンクGが後場に急伸、英アーム「TCS23」発表で半導体株着目の資金流入
https://minkabu.jp/news/3615595
■ソフトバンク版AIチャット、全社員2万人に導入
https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1504281.html
■「黄金期」のプライベートクレジット、ソフトバンクGも参入計画か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-29/RVEDJ3T0G1KW01?srnd=cojp-v2

ドル円相場も東京時間オープン直後には140.91円まで上昇
141円台目前で失速し丸剤140.20円台まで下落しています。

今夜は米市場が休場ですので、海外勢が入ってこない。
ということで今日の値動きはあまりアテにならないかもしれませんが、
足元のドル円の上昇は、米追加利上げ観測と年内利下げ開始期待の後退による
短期金利の急ピッチな上昇に相関していたと考えられるため、
米利上げ観測が高まっているのに6月FOMCで利上げしない、とか、
米金利上昇に歯止めがかかるような展開となれば
ドル相場上昇も一服すると考えています。

その意味では、今週金曜に出てくる米5月の雇用統計の数字は重要。
これが予想を下回ればドル金利上昇も一服、
ドル円上昇も一服するでしょう、多分。

Fedウォッチではすでに、
現時点の金利水準からの年内に利下げする可能性はなくなりました。
今の金利水準から金利が引き下げられるのは1月、
という折り込みになっています。


6月FOMCで1回利上げするという折り込みは6割近くにも上っており
これが足元の金利急上昇の背景にあったと見られますが、
それ以上の追加利上げ観測が市場に織り込まれることがない限り
ドル金利上昇~ドル円上昇は厳しいのではないかと考えます。

とはいえ、絶対的金利差が円売り外貨買いの背景でもありますので
大きく円高が進行するということもなさそう。

よほどのリスクオフ相場が来ない限り、大きな円高はないと思われますが
例えば、基本合意と伝えられている債務上限問題が、
議会で合意できず、ということにでもなれば
これまでのドル円上昇には、ある程度の調整が入るでしょう。
その可能性は低いですがゼロではないのよね。

バイデン米大統領と下院議長、債務上限問題で関連法案通過に自信
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-28/RVDEINDWRGG001

カナダ円101.67円ロング継続。 
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2023年5月28日日曜日

■ドル円140円台半ばまで上昇しています
※ドル円日足 144円台の黄色いライン(左側黄色い丸)は介入ライン

※米国債利回り一覧 2年債利回り11営業日連続上昇

5月FOMCで利上げ打ち止めと目されていた米政策金利が
6月会合(あるいは7月会合)でさらに追加利上げがあるのでは?という
観測が織り込まれ、年内利下げ開始の時期が後ろにズレていることが
足元の短期金利上昇の背景です。

となると急速に日米金利さが広がりますのでドル円相場は上昇する、
というわけですが、先週はFOMCが最も注目するPCEが発表されました。

・PCEデフレーター
米PCE価格指数、上昇ペース加速-FRBは利上げ姿勢維持か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-26/RV9MV5DWX2PS01
・PCEコア価格指数  前月比+0.4%(予想+0.3% 前月+0.3%)
            前年同月比+4.7%+(予想4.6% 3月+4.6%)

・PCE総合価格指数 前月比+0.4%(予想+0.3% 前月+0.1%
        前年同月比+4.4%(予想+4.3% 3月+4.2%

・PCE 前月比+0.8%(予想+0.5% 前月+0.1%(速報値横ばい)に上方修正)

実質PCEは前月比0.5%増(市場予想0.3%増)と、今年1月以来の大幅増

インフレ加速に加えて消費者の支出が加速していることが示されました。
物価上昇圧力はまだ衰えず、それにもかかわらず需要が堅調であるため
ここで利下げの議論などありえない、という話であり、
むしろ、さらなる利上げが必要な状況ということが確認された恰好。

利上げの可能性があるというのに、
テック関連銘柄が強い。
去年2022年は利上げの影響をモロに食らって大きく下落した
ナスダック総合指数が、昨年の下落の半値戻りを達成しそうです。

※ナスダック総合日足
※SOX指数 (半導体指数)
これは今話題のチャットGPTや生成AIなどの需要が強いということでしょうか。

■テック株堅調 半導体マーベルテクノロジー32%高
マーベル・テクノロジー
24年1月通気のAI関連製品の売上高前年比で「少なくとも2倍」になる見通し

金利云々、全く関係のない需要があるセクターということでしょう。

加えて週末に懸念材料となっていた債務上限問題に進展がありました。
これを受けてダウなど他の指数も上昇したようです。

■債務上限問題「原則合意」報道

ホワイトハウスと共和党、債務上限問題で原則合意-デフォルト回避
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-27/RVC7J8T0G1KW01?srnd=cojp-v2
・債務上限合意で31日の採決見込むとマッカーシー下院議長
(議長は28日に大統領と再び協議し、31日に採決を行う方針を表明)
・合意内容には民主・共和両党の強硬派からの反対も予想される

【原則合意内容】
・債務上限の適用停止(2025年1月まで=24年大統領線後まで)
・非国防支出を今後2年間にわたりほぼ現行の水準に据え置く歳出合意

デフォルト(債務不履行)を回避することで原則合意、ということであり、
「合意には民主・共和両党の強硬派からの反対が予想される」

という状況のようですが、もう波乱はないと見ていいものか。
この辺の温度感がイマイチわからないのですが、
基本もうこれがマーケットの悪材料とはならないと考えていいのでしょう。
週明けの日本市場がリスクオンで反応するならそういうことです。

・・・・とマーケットが楽観したあとに、
やっぱり反対が強硬で合意できないという事態に発展したら
マーケットへのインパクトは大きくなってしまうのですが。

万が一合意できなければ6月5日に資金枯渇とイエレン財務長官

イエレン財務長官、米政府「Xデー」を6月5日と推計-書簡
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-26/RVA8PADWRGG001
・財務省の現金残高は今月25日時点で388億ドル

日経平均も金曜現物市場終値からさらに夜間取引で上昇。
週末の先物市場では 31500円まで買われました。


債務上限問題でのデフォルト警戒のショートが踏み上げられています。
この踏み上げ相場が週明けも続くようなら
月曜以降もまだまだ日本株、米株は上がると思われます。

万が一の原則合意も、議会が揉めて決裂というニュースさえなければ。

ちなみにドル円相場140円台まで上昇してきましたが
去年、日本当局の最初の介入は144円台でした。
(この介入後にさらにドル円が上昇して151円まで上昇したのですが)

最初の介入水準にまで到達するようなら
再び鈴木財務大臣が為替市場にコメントを発するなど
介入警戒がでてくるやもしれません。
実際去年介入したレベルが近づいてきているため、市場が意識することも考えられますね。
ああ、調べてみたらもう26日金曜午前に発言していますね。

為替「市場動向しっかり見る」 鈴木財務相
https://www.jiji.com/jc/article?k=2023052600419&g=eco

だからドル円、上昇しても144~145円くらいまでじゃないかなぁ
と思うのですが、、、、

というのも、日本のインフレ率、日銀の想定は2月ピークで減速していく、
というものでしたが、その後出てきたCPIはピークアウトの兆候がありません。

しかも何もしなければ為替がどんどん円安ドル高となっていく。
であるならば、再び介入するのではなくて
YCC修正(撤廃)などの調整によって円安(インフレ加速)の調整を始めるのではないか、
という観測が高まっても不思議ではありません。

というわけで、今週以降は日本の当局からのコメントや
市場の予想、観測報道などもドル円相場を神経質に動かすリスクに注意。

カナダ円101.67円ロング継続。
ユーロドル1.0908ドルショート継続。

*********今週の主な予定************

29日(月)
英国市場はスプリングバンクホリデーのため休場
米国市場はメモリアルデーのため休場

30日(火)
日本雇用統計(4月)
米消費者信頼感指数(5月)
ロウ豪中銀総裁、上院委員会出席
米EU貿易技術評議会(TTC)(31日まで)
リッチモンド連銀総裁、全米企業エコノミスト協会(NABE)インタビュー応じる
米3カ月物短期国債入札(630億ドル)
米6カ月物短期国債入札(560億ドル)

31日(水)
豪消費者物価指数(月次ベース・4月)
中国製造業PMI・非製造業PMI(5月)
独消費者物価指数(5月)
ECB金融安定報告
米求人件数(4月)
米地区連銀経済報告(ベージュブック)
フィラデルフィア連銀総裁、講演
ボウマンFRB理事、ボストン連銀総裁、イベント出席
北大西洋条約機構(NATO)外相会合(1日まで)

1日(木)
中国財新製造業PMI(5月)
ECB議事録(5月4日開催分)
ユーロ圏消費者物価指数(5月)
米ADP雇用者数(5月)
米自動車販売(5月)
米ISM製造業景気指数(5月)
ラガルドECB総裁、講演
フィラデルフィア連銀総裁、講演
イエレン米財務長官が警告する米デフォルト「Xデー」
BRICS外相会合関連会合(2日まで)

2日(金)
米雇用統計(5月)
アジア安全保障会議(シャングリラ会合)(4日まで)

4日(日)
OPECプラス閣僚級会合
***************

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2023年5月25日木曜日

 エヌビディアの決算で半導体、ハイテクセクターが湧いています。

エヌビディア株急伸、売上高見通しが市場予想上回る-AI追い風
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV6K3PDWRGG001
・5-7月売上高見通し、約110億ドル(約1兆5300億円)
・アナリスト予想53%上回る-株価は通常取引終了後の時間外取引で一時29%上昇
フアンCEO
「世界のデータセンターの設備一新に向け、信じ難いほどの注文が舞い込んでいる」
「「ChatGPT(チャットGPT)」など生成AIが稼働できるようになる」

生成AIが半導体需要を爆発的に拡大させているようです。

足元でナスダック総合は上昇トレンドにあるのですが
ダウ平均は下落基調。何もかも上がる相場ではありませんね。

エヌビディアがアップル抜く公算、1日の時価総額増加で米企業最大へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-25/RV7AORDWX2PS01

債務上限問題は進展がみられず。

米下院議長、債務交渉でなお未解決の問題-全員満足とはならない
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-25/RV7SO3DWRGG001

こうしたゴタゴタが続くようだと格下げするぞ!
と格付け機関もアナウンスしはじめました。

今朝、格付け機関フィッチレーティングが
米国債を「レーティング・ウオッチ・ネガティブ」に。
これは格下げではありません。
格下げする可能性がある、見直しの対象にした、ということです。。

米国の「AAA」格付けにリスク、フィッチとDBRSが見直し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV6PKDT0AFB401

これを受けて早朝のドル円、急落する局面が。

※ドル円5分足
しかし、下落は続かず。
格下げの可能性のニュースでアルゴリズムが動いて
機械的に売られたものの、結局上昇するドル金利に引っ張られ
てあっという間に切り返しています。

※米国債利回り一覧 2年金利の上昇加速
2年金利が動いているというのはFF金利の利上げの可能性を
織り込んできたということでしょう。

※Fedウォッチ 7月利上げ確率が高まってきた
今夜発表された米1-3月期GDPが上方修正されています。

■1-3月期国内総生産(GDP)改定値 前期比年率+1.3%(速報値+1.1%)
■個人消費改定値:前期比 年率+3.8%(速報値+3.7%)
■GDP価格指数:改定値 前期比+4.2%(速報値+4.0%)昨年7-9月期以降で最大の伸び
■GDPコアPCE改定値:前期比+5.0%(速報値+4.9%)

そりゃドル金利、上昇圧力が大きくなるわけです。
米景気は利上げでも緩みがない。
インフレも高いまま、、、
となればさらに利上げの必要があるのでは?というわけです。

一方でドイツのGDP改定値は下方修正されています。

ドイツが景気後退入り、第1四半期GDP0.3%減に下方改定
https://jp.reuters.com/article/germany-gdp-idJPKBN2XG0D7

ドイツは2四半期連続でGDPがマイナス成長となったことで
テクニカル的にはリセッション入りです。景気後退。

となれば、ユーロが売られますね。
ユーロドルはご覧の下落です。
と言いますか、下がっているのはユーロだけではありません。
ドルが強いんですね。。。

ドル円相場は半値戻りまで上昇してきました。
22年の介入があった151円台の高値から今年前半の安値の
下落幅に対して50%の反発があったということですが

ドル円
このレベルを超えてくのか。
やっぱりこのレベルを意識してウォッチしている投資家も
多いと思われ、このレベルからは売りを考える向きもあるでしょう。
自分のドル円ポジションですが
ドル円138.68円ロング ➡ 139.62円で手仕舞い

また、カナダ円101.67円ロング継続。
ユーロドル1.0908ドルショート継続。

今週のひろこのWeeklyGOLDは
マーケットエッジ代表 小菅努氏による解説。

長期目線で見るGOLD相場と短期の相場は異なります。

<金価格の長期上昇を予感させたG7広島サミット>
『ブレトン・ウッズ体制本当の終焉』
https://youtu.be/r3zv9CYmPh4

◎もう利上げの議論は十分でしょう
◎金市場からみたG7広島サミットの意義

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 ややリスクオフの様相を呈し始めたようです。
きっかけは債務上限問題か?
現時点でまだ進展はみられません。

■米債務上限「Xデー」過ぎる確率は25%、さらに上昇中-JPモルガン
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV68X2DWLU6801

■米債務上限引き上げ問題、合意まとまってもリセッションは深刻化か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV623FDWX2PS01

WSJはこのように伝えています。
合意しても、国債発行殺到するため体力のない銀行はヤバいと。

For Banks, Debt-Ceiling Drama Doesn’t End With a Deal
https://www.wsj.com/articles/for-banks-debt-ceiling-drama-doesnt-end-with-a-deal-c8e96f21
(債務上限問題が解決しても、米国企業、特に預金不足の銀行にとっては、
さらなる展開が待っている)

債務上限問題が合意氏解決すれば、
米国財務省は支払いに必要な資金を調達できる。
合意後はこれまでの穴埋めのため国債発行が殺到するため
多くの銀行にとって市民の貯蓄や投資家の現金をめぐって
競争が激化する可能性がある。
これは銀行の資金繰りに対する不安の増大につながる。。。
つまり不振の銀行セクターの下振れリスクが生じる可能性がある。

マーケット、リスク資産は下落しています。
24日(水)日本株は全般下落基調に転じ、
今夜の米株も全面安ですね。

※日本株主要インデックス


※米国株主要インデックス
さらに今夜は5月FOMC議事録が公表されました。

■FOMC議事要旨:追加利上げの必要性を巡り参加者に見解の相違
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV6CPVDWRGG001
追加利上げの必要性を巡り参加者の見解が分かれた。
つまり、5月FOMCで利上げ打ち止めになるかどうかわからない、
も売上はないと確信を持つな、ということね。

要人発言。
■6月の利上げ見送り可能、停止ではない=ウォラーFRB理事
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-waller-idJPKBN2XF1IN
仮に6月に利上げしなくても、再度利上げする可能性はある。

というわけでFedウォッチ。
おお~6月FOMCは据え置き予想ですが
なんと7月の利上げ確率が上昇しています。
まだ利上げの可能性はある。
しかも年内利下げ開始確率は12月にまで後退。

※米国債利回り一覧

そして今日はNZが利上げするも打ち止めを示唆したことで
NZドルが急落。

■NZ central bank signals done raising rates after hiking to 14-year high
https://www.reuters.com/markets/rates-bonds/rbnz-raises-cash-rate-by-25-bps-55-2023-05-24/
(NZ中央銀行、14年ぶりの高水準まで利上げを実施も、利上げ終了示唆)

・政策金利 0.25%引き上げ 過去14年間で最も高い 5.5%へ
・今回利上げで打ち止めを示唆➡NZドル下落

※通貨インデックス一覧 こんなに下がる~?!NZドル

豪ドルもNZドルに連れ安か。

英国はというと、利上げ止めてる場合じゃない。
先月のコアインフレ率、大きく伸びていました。

■英インフレ率、予想を大きく上回る-追加利上げの観測強まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV5I0VT1UM0W01

■英国 消費者物価指数(4月)
前年比 8.7% (前回 10.1% 予想 8.2%)
前月比 1.2%(前回 0.8% 予想 0.6%)

コア前年比 6.8% (前回6.2% 予想6.1%)
コアインフレ率は31年ぶりの高水準

英金利は上昇でも、ポンドは売られています。
インフレ上昇はネガティブ材料ですね。

■英国債利回り上昇、昨年の市場混乱時の水準を回復-CPIショックで
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-24/RV63UCDWRGG001

主要国短期金利 英金利棒上げ。NZドル金利急低下


市場が荒れてきました。
まだ5月ですので、セルインメイがやっぱり来た、って展開もあるかも?!

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2023年5月24日水曜日

 日経平均続伸は8営業日でストップ。
9営業日目となる5/23は後場から売りが優勢となりました。
※日経平均日足

※日経平均5分足  後場寄り直後から急落
下落開始はお昼休み開けの後場直後。
半導体輸出規制の報道がきっかけとの指摘もありますが、

■日経平均反落129円安 半導体株に売り、輸出規制受け
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB234I30T20C23A5000000/

この措置は3月31日の段階で
政府がパブリックコメントの募集を始めており
目新しいものではないとの指摘も。

■半導体装置23品目規制 中国への輸出、先端品難しく(3/11のニュース)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA30AXZ0Q3A330C2000000/

しかも今日は大引け直前のトヨタの急落も話題に。
■トヨタ株、取引終了直前に急落 時価総額約1.5兆円吹き飛ぶ
https://www.asahi.com/articles/ASR5R6STZR5RULFA02M.html

トヨタ5月からの5分足
トヨタ日足 日足でみてもそこそこ大きな陰線示現
これは誤発注ではないか?とも指摘されていますが真相は不明。
不気味な兆候と考える向きが出てきても不思議はありません。
2013年の今日、5/23は「バーナンキショック」があった日ということもあり・・・

SNSをチェックしていると、本日後場からの日本株急落は
日本の年金など機関投資家の「リバランス」があったとの指摘も。

日本株上昇で、日本株のポートフォリオウェイトが高まったため
日本株を売却して他の資産にかえる=リバランスをする必要が出てきた、
というものですが、その可能性も十分に考えられます。
例えば世界最大級の機関投資家とされる日本のGPIFの運用は
日本株25% 日本国債25% 外国株25% 外国債券25%と決められており
この比率になるほように定期的にアセットを組み替えています。
このGPIFに倣った運用方針の年金など機関投資家も多いと考えられ
昨今の日本株高で膨らみすぎた分はどこかでバランス去れる圧力に
さらされるということも頭の片隅にはおいておく必要がありますね。

ただこのポートフォリオリバランスはいつどんなタイミングで出てくるかは
わかりませんので、片隅においていたところでどうにもなりませんが・・・

日本の年金など機関投資家の運用金額は世界的にみても巨額であるため
リバランスではそこそこの市場インパクトになるのですが、
今起こっている、地政学の構造変化、安全保障上からの
スケールの大きい日本株式市場への海外マネーシフトからみれば
些細なノイズにすぎないかもしれません。
リバランスならネガティブな日本株下落ではないので
ひょっとしたら絶好の押し目到来なのかも・・・

これは推測であって、今日の下落の真相は不明ですので
投資判断は慎重にね。

そもそも海外投資家は日本株をほとんど持っていなかった=
アンダーウェイトだったので、まだまだ日本株の買い余地は残されている模様。
@AAliceAliceAAさんTweet 
https://twitter.com/AAliceAliceAA/status/1659309333904076801
それとドル円は日本株の下落でもあまり大きく売られてはいません。
日本株、下がったと言っても上昇一服した程度ですしね。

このドル金利上昇を見ているとドル売りする気にはなれません。
というわけで
ドル円を138.68円で再び買い参戦。
高値づかみになっちゃうかな💦?
136円台くらいまで下がってくれれば買いやすいんですけどね。
ドル金利上昇が続いていてあまり下がらなそうです。

カナダ円101.67円ロング継続。
ユーロドル1.0908ドルショート継続。

今夜は米国PMI速報値発表。
製造業は冴えないのですが(50を割り込んだ)
サービス業は予想を上回る強さ。

・5月サービス部門PMI
   55.1(前回:53.6 予想:52.6)
・5月製造業PMI
   48.5(前回:50.2 予想:50.0)
・5月総合PMI
   54.5(前回:53.4 予想:53.0)
   
 新築住宅販売は予想を上回りました。
・4月新築住宅販売件数:68.3万戸万戸(予想:66.3万戸、3月:68.3万戸)

NOTE
⬇このニュースで原油がやや上昇した模様。
サウジ、売り方に「気をつけろ」と恫喝じゃなくて警告


サウジエネルギー相、原油の投機筋に「気を付けろ」と警告
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-23/RV3SKUT1UM0W01?srnd=cojp-v2
一段の減産の計画でもあるんでしょうか。
う~ん、売りにくいですね。
というか、そもそも需給がゆるいのでは?
※WTI原油 日足

2023年5月23日火曜日

 日本株、とどまるところを知りません。
日経平均株価は8営業日続伸で終値は節目の3万1000円を上回りました。
1990年7月26日以来およそ33年ぶりの高値で
バブル後の戻り高値を更新し続けています。

G7が成功裏に終了し岸田内閣の支持率アップ。
解散総選挙が意識されているようです。
今解散総選挙なら勝てる、こうした思惑が
安定した政権運営➡政策実現期待につながり日本株が物色されている、
といったところでしょうか。
※追記
日本株の強さの背景、自社株買いもありますね。
PBRを高めよう、ROEを高めよう、
というわけで自社株買いが旺盛です。

■5月の「自社株買い」 総額3兆2000億円超で過去最大
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230522/k10014075251000.html
企業が1か月間に発表した自社株買いの総額としては
去年5月の3兆1200億円余りを上回り、過去最大

週明けも、米債務上限問題において
「マッカーシー下院議長が交渉に悲観的」などというニュースがありますが、
米国の問題で日本株が一層売られるという脆弱なマーケットから
日本市場、ようやく卒業できたのかもしれません。

今夜は、要人発言でドル金利が上昇しています。

セントルイス連銀のブラード総裁
「今年あと2回の0.25%の利上げ必要」
「今年中に50bpsの利上げを行うだろう」
「労働市場が堅調なうちにインフレと戦いたい」

ブラードさんは超タカ派メンバーなので、驚きませんが
市場が結構敏感に金利高で反応しています。
その可能性は否定できないと考える向きもあるということでしょうか。

先週パウエル議長がハト派発言をしてドル安となりましたが
やっぱりトレンドはドル安修正、持続的円安なんですね。
ドル円、クロス円はしっかり上昇基調にあります。

米金利はシリコンバレー銀行破綻からの金融システム不安で
急落してから低い水準で揉み合っていましたが
この2ヶ月のレンジ上限を超えて浮上してきました。
※米国債利回り一覧 1ヶ月金利は債務上限問題を反映か。
Fedウォッチの金利先物市場の動きを確認すると
9月FOMCでの利下げ開始折り込みがかなり後退しており
年内利下げ開始は11月の可能性を織り込んでいます。
この年内の利下げ開始確率がさらに後退するようなら
さらに市場金利は浮上し、ドル高となりうるかと考えます。
まあ、それは米景気指標次第ですけれど。
今週は26日金曜に発表される PCEデフレータに注目ですね。

6月に利上げがあるのか否かは、現在のところまだ定かではありませんし、
金利先物市場では6月利上げは織り込まれていませんが、
足元で市場金利の上昇が続いているというのに
バンカメは株に強気。

■S&P500種の年末ターゲットを7.5%引き上げ-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-22/RV1W9ODWRGG001
・S&P500種株価指数目標を4300ドルと従来の4000ドルから7.5%引き上げた

一方、モルガン・スタンレーのストラテジストは弱気。
■米株上昇は新たな強気相場の始まりではない-モルガンSウィルソン氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-22/RV1WLHDWX2PS01

債務上限問題で急落する局面があれば、買いたいという投資家が多い気が
しますがどうでしょうか。。。
ただ、今は米株より日本株ですね。

カナダ円101.67円ロング継続。
ユーロドル1.0908ドルショート継続。
 1.0831よりちょっと上においたストップ執行されず再下落。
 
ドル円136.14円ロングは137.60でポジション消滅・・・
今日の底値圏でした。
先週のパウエル議長の6月利上げ休止の可能性に言及したことが
気になっていて、週明け再下落の可能性を回避しようとしたら失敗。
再びドル円上がってしまって残念無念(*_*)

またどこかでドルロング狙います。

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2023年5月22日月曜日

 G7サミットを受け、岸田内閣の支持率が上昇しています。

■岸田内閣の支持率56%、サミット効果で9ポイント上昇…読売世論調査
https://www.yomiuri.co.jp/election/yoron-chosa/20230521-OYT1T50112/

■岸田内閣支持率45% 前回から9ポイント上昇 毎日新聞世論調査
https://mainichi.jp/articles/20230521/k00/00m/010/120000c

岸田首相の外交成果が評価されたG7。
こうなると、解散総選挙への思惑が強まります。

G7後の会見で岸田首相は
「従来と変わらず今、解散・総選挙については考えていない」と述べていますが
政治上の好機となるならば、その可能性は残ります。
会期末の6月21日までは解散の可能性が取り沙汰され続ける、との見方も。

先週の日本株は独歩高の様相を呈しましたが
(日経平均は7営業日続伸で3万円大台を回復)
(TOPIXはバブル後の高値更新)
円安効果、バフェット効果、PBR修正、海外リスクからの受け皿など
株高の背景は説明が可能ですが、
G7後の解散総選挙を睨んだ海外投資家のマネー流入という見方もあるでしょうか。

■堅調の夏?日本株の夏
サマーラリーを予感させる3つの理由
https://www.smd-am.co.jp/market/daily/focus/2023/focus230518gl/
(三井住友DSアセットマネジメント レポート)
1969年以降2021年まで計17回の総選挙では、
解散前営業日から選挙前営業日までの日経平均株価の勝率は100%、
平均リターンは+3.9%
(現在相場に引き直すと1000円以上の上昇が期待できる)

5月12日までの一週間で海外投資家の日本株買い越し額
現物:5,659億円、
先物:2,168億円、現物の大きさが目立っています。

新年度4月第2週からの累積値では
現物:2.2兆円、
先物:1.4兆円。

決して先物主導の上昇ではない、
というのが急落リスクが小さいことを示しています。
ただし、テクニカル的には移動平均線からのカイリ率も大きいこともあり
高値を追いかけては買いたくないですね。
押し目を待ちたいですが、、、、

ひょっとすると今週は外部環境の悪化から
株に大きめの調整が入るかもしれません。

■米債務上限問題。

先週半ばまでは債務上限問題への警戒が薄れる中で
米株も上値を追う展開となりましたが、
週末には一転して両者の隔たりが報じられています。

■米債務交渉、週末も継続へ-共和党退席でいったん中断後に再開
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-19/RUWVVHT0AFB401?srnd=cojp-v2
■米大統領が下院議長と21日午前に電話会談、債務上限巡り-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-20/RUZ5U9DWRGG001

米共和党のマッカーシー下院議長
「昨年を下回る歳出が望ましい」
「バイデン大統領とは話していない」
「(債務上限交渉について)何も進展していない」

バイデン大統領がG7から帰国。
今週話し合いは再開されますが
イエレン財務長官が示したデットライン6月1日が迫ります。

結局は合意するだろうという楽観から米株は
ほとんどこのリスクを織り込んでいません。
確かにに結局は合意するでしょうから
何も起きない可能性もありますが、
事によってはリスクオフ相場となる可能性に備えておきたいですね。

そしてドル円相場。
先週は、強かった小売売上高の数字などを受け、
6月OFMCの利上げ確率が上昇し、年内の早期利下げ開始期待が
後退する中で、ドルが上昇基調を強めました。

が。

週末金曜日、急速にドルが売られてNYクローズ。
今週はドル高が一服し、ドル安基調が強まるかもしれません。
というのも、6月利上げの可能性が大きく後退したためです。

■FRB議長が6月利上げ休止の明確なシグナル-「分析する余裕」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-19/RUWWNVT0AFB401
・議長の発言後、6月FOMCの利上げ確率は33%➡13%前後に低下
(一方、ボウマン理事やクリーブランド連銀のメスター総裁などは、
 利上げを継続すべきだとの見解)

しかしFOMCメンバーの見解は別れているようで
まだ利上げの必要がある、というメンバーもあれば
6月休止でも、再利上げが必要となる、というメンバーも。

■FRB、6月は利上げ1回見送りとする案浮上か-当局者の見解割れる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-18/RUVEYOT0AFB401

ブラード米セントルイス連銀総裁
「インフレに対する保険政策として利上げを続けることを支持」
ダラス連銀総裁
「6月利上げ停止、まだその状況に達していない」
アトランタ連銀総裁
「利上げ休止に傾いている」

しかし、議長が6月利上げ休止の可能性を示唆した意味は大きいと思われ、
今週はこれが為替市場のテーマとなるかも。
つまり、ドル高の修正です=ドル安。

一方、日本。
■拙速な政策転換、2%達成の芽つむコスト極めて大きい-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-19/RUX0Y4T0G1KW01
「粘り強く金融緩和を継続していく姿勢は不変」
「必要があれば躊躇なく追加的な金融緩和措置を講じる」
「拙速な政策転換により、2%達成の芽を摘んでしまう場合のコストが極めて大きい」
「出口に向けた金融緩和の修正は時間をかけて判断していくことが適当」

植田総裁、拙速な政策転換を否定。円安要因ですね。

ドル安、円安でドル円はあまり大きな動きはないかもしれませんが、
ECBやBOCからはタカ派コメントが。

■ラガルドECB総裁
「政策金利は依然として持続的に高水準である必要がある」
「インフレが緩和し始まるか重要な局面にある」

■マックレム・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁
「利下げについて考えるのは時期尚早」
「4月CPIは予想を上回った。食料価格のインフレは依然として高すぎる」
「6月の金利決定は経済データに基づいて決定される」

クロス円は上昇傾向が続くかもしれません。

カナダ円101.67円ロング継続。(101.50割れたら手仕舞います)
ドル円136.14円ロング継続。(137.70割れたら手仕舞います)
ユーロドル1.0908ドルショート継続。「1.0831超えたら手仕舞います)

NOTE
■首相、半導体投資を要請 米台韓の大手7社幹部と会談
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA176U00X10C23A5000000/
~政府は国内での半導体関連の売上高を
   30年に足元の3倍の15兆円にする目標を掲げている。
  
■半導体大手、対日投資2兆円超 東アジアの経済安保強化
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA184HX0Y3A510C2000000/
日本への直接投資が2兆円にも。
同時期に一気に為替が起きるわけではないのでそのインパクトは
見えづらいのですが、円買い要因であることには違いないでしょう。

現状ではそれ以上に貿易赤字が問題となっているのですが、
しかし、貿易赤字も縮小傾向にある、ということはおさえておきたいポイント。

■4月の貿易収支 4324億円の赤字 21か月連続の貿易赤字
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230518/k10014070821000.html
1月は正月や春節の影響で赤字が突出するのは例年のことなので
1月の巨額な赤字に驚くなかれ。

日本は円安が止まらない構造に変化してしまった、という声が聞かれますが、
再び日本が稼ぐ力を取り戻せばその構造はまた変わります。
確かにIT・クラウドのサブスクに支払いなど新たな円安ドル高要因が
膨らみつつもあるのですが、貿易収支は再び黒字になる日が来るかもしれません。
原発の再稼働がなくても。

*********今週の主な予定********************
22日(月)
中国最優遇貸出金利(ローンプライムレート、1年・5年)
ユーロ圏消費者信頼感(5月)
セントルイス連銀総裁、講演
リッチモンド連銀総裁、講演
アトランタ連銀総裁、講演

23日(火)
日銀「基調的なインフレ率を捕捉するための指標」(4月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(5月)
独製造業PMI速報値(5月)
英製造業PMI速報値(5月)
米製造業PMI速報値(5月)
ダラス連銀総裁、講演

24日(水)
NZ中銀政策金利
NZ小売売上高(第1四半期)
英消費者物価指数・生産者物価指数(4月)
ベイリー英中銀総裁、講演
FOMC議事録(5月2日-3日開催分)

25日(木)
トルコ中銀政策金利
米GDP改定値(第1四半期)
アジア太平洋経済協力会議(APEC)貿易相会合

26日(金)
東京都消費者物価指数(5月)
豪小売売上高(4月)
米個人所得支出(4月)
米PCEデフレータ(4月)

27日(土)
中国工業企業利益(4月)

28日(日)
スペイン地方選挙
トルコ大統領選決選投票

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