2014年11月28日金曜日


はりゃー0.85ドル決壊で、新ステージ!なんて威勢のいいことを
買いてショートした豪ドル/ドルですが、
私のショートコスト0.8546ドルを抜けて反発しましたね(^-^;

モチロン、損失にならないうちに買い戻して、利益は確保しましたが、
もっとトコトコ落ちると思っていたのに残念です"(-""-)"

それでも再度0.8599ドルで売り直ししています。
1時間足の下落のチャートを見て、
17日高値からのフィボナッチの38.2%戻しと
21日高値からのフィボナッチの50%戻しとが
がっちり重なるレベルということで、強い抵抗にあうだろうと
指値で売り注文していたのが、HITした形。

新ステージにははいっているはず…という執着?!(笑)
豪ドルをここから買う理由はあまり見当たらないと思ってます。

***********************

今夜は米国もサンクスギビングデーで休場ですし、
大きな動きにはならなそうね。

ドル円も結局117円台を割らずにうろうろ。
安値は117.23円までで反発し117.88円まで上昇してます。

ボラティリティが1円未満ですので、
この秋からの派手な値動きと比較すれば完全に膠着相場。

日足ではMACDが完全に下落示唆なんだけど、
今の相場ってテクニカル分析が効かないからなぁ。。。

やはり値幅調整ではなく、日柄調整で
このまま高値でもみ合うのでしょう。

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そうそう、今夜はOPEC総会なのよね。

結果は減産見送り。。。WTI原油は70ドル割ってるわね。

何故減産しないのか。って、できないのよ。

仮にOPEC加盟国が減産を決めても、アメリカがシェールでどんどこ掘るから。
OPEC加盟国がアメリカにシェアを奪われるだけです。
(アメリカは原油は輸出できなくても精製して石油製品にすれば輸出可能)

仮にOPEC加盟国は減産を決めても、各国が減産遵守しないから。
産油国によって、原油価格の財政均衡点は違うものの、
現在の水準では最大の産油国であるサウジアラビアでさえ、赤字といわれています。
100ドルを超えないと採算が取れない国もあり、
減産なんかもってのほか。闇増産してでも外貨収入が必要なのでs。

ということで、減産しても意味がないとは言われていましたが、
やはり減産合意ならずで、原油急落ですね。

これで、ますます世界は低インフレに。

我々庶民にはありがたくも、黒田さんにとってはちょっと
インフレ目標達成の足かせで、微妙な話なのかも。

OPECが減産見送り 原油急落、一時74ドル台に(←ブレントのことね)
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO80230470Y4A121C1I00000/?dg=1

直接為替に大きな影響を及ぼすものではありませんが、
米国がドル安政策を取らずともよくなったのが、シェール革命とも
いわれており、まあ、米国の政策も大きく転換したということよねぇ。
ドル高でもいい、ということです。

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2014年11月26日水曜日

日経平均株価は4営業日ぶりに小幅反落。
やはりちょっとここから買い上げる力は弱いようですね。

それでも大きく崩れないのは

①下がれば日銀がTOPIX ETFを買ってくる
②GPIFも来春まで8兆円近く買うはず

という思惑が、株価を支えてしまっていると思われますが
(今日も前引けにかけて急速に下げ幅縮小、後場から日銀が
買ってくるという思惑による動きだったのでしょうね)

加えて、もう2つほど、ここからの株価サポートとなるという
期待と思惑があるようです。

③JPX日経400先物上場(25日㈫

今日26日はJPX日経インデックス400も6営業日ぶりに反落していますが、
昨日25日、JPX400先物の取引が開始されています。

先物を使ったヘッジ目的の売買も可能になり、利便性の向上で
JPX400の流動性が増えることが期待されますが、
流動性が高まれば日銀による買入れ対象にもなるため、
市場参加者の注目を集めています。

※ROEが高い銘柄が採用されているインデックス。
採用銘柄はかなり買われていますね。


④NISAの個人投資家駆け込み需要

NISAは今年分の非課税枠は今年のうちに使い切る必要があるのですが、
口座を開設したものの、実際に投資をせず様子見の個人投資家が多いと見られ、
QUICKがまとめたネット証券5社の10月末時点の稼働率は約55%程度です。

野村證券のストラテジストは年末までの潜在的な個人の投資余力は数兆円規模に
のぼる可能性があると指摘おり、これが年末に向けた支援材料となるとの
期待が高まっています。

※NISAの見本となった英国ISAは買い付け期限間近に
駆け込みで資金流入もあったということのようです。

ということで、大きく崩れない株価。
株価に大きな調整がないためドル円も崩れません。

すっかりレンジ入りしちゃったみたいで、
ドル円トレードはやりにくいですね。

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昨日トレード妙味が高いとして注目したのが豪ドルドル!
今日の夕方、一段安となりましたね。

確り売りましたよ、戻り売り狙っていました。
今日0.8546ドルで売っています。

豪ドル円も売られていますが、クロス円はドル円が確りなので
素直にストレートで攻めたほうがいいでしょう。

今日夕方の下落で(特に新しい材料はなし)
0.85ドルを割り込みましたので、ここから
新ステージじゃないかと思っています。

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レンジ入りしたかな?

日経平均も前週末比で50.11高とはいえ寄り天で陰線です。
つまり、寄り付きが一番高く、ジリジリ下げて終わる展開。

かといって崩れるというわけでなく、買い上げるには材料難といった相場ね。
商いが盛り下がっているわけでもないのですが、方向が出にくくなってきました。

選挙を控えて、相場を崩すわけがなかろう、という管制相場に乗れ!派と、
高値警戒で利食っておいた方が無難…派に分かれている印象で、
ここから売り崩してやろうという積極的な弱気派はいないと思われます。

今週は月末ですので、月末特有のポジション調整に
振らされる可能性も高く、あまりはっきりとした力強いトレンドは
でないのかな・・・。来週になればECB理事会や雇用統計が出ますので、
ボラティリティ上昇、トレンドが出る可能性もありますが。

ということで、昨日買ったポンド円、スイス円、黙って持ってれば
損もしていない水準まで戻っているのですが、今日は
昨日の買い値を下回る時間帯もあったので、撤退。
新規でポジション作るのはやめました。

つまり、しばしレンジ入りとみて、買うならば、レンジの下限で買いたい、
ということで、その下限を見極めて、指値注文で買うスタンスにします。
今日は遅いのでまた、そのレベルはじっくり考えます・・・

ちなみに今夜のNY市場、株は小幅安です。

NY朝方に出た7~9月期のGDP統計(改定値)は、
年率 +3.9% 速報値の3.5%から上方修正され市場予想の3.3%を上回ったことで
ドル買い、株高スタートとなったのですが、、、、

その後出てきた住宅指標が振るわず、一転下落基調に。

9月S&Pケース・シラー住宅価格指数

20都市圏住宅価格指数、前年比の伸びは4.9%
予想の4.6%を上回るも、前月の5.6%から鈍化、
2012年10月以来の低い伸びに!

米株も高値警戒があるだけに、弱いニュースにはちょっと敏感になってきた印象。
あまりぐいぐいリスクを取る環境ではないように感じます。

ということで、明日の日本株市場も様子見ムードが強い展開と
なりそうね。つまり、ドル円もレンジなのではなかろうか。


****************************

今日はGPIFが、2014年7~9月期の運用実績を発表し、ちょっとした話題に。

評価益ですが3兆6223億円の利益を計上したと発表されています。
運用利回りは2.7%。利益計上は3四半期連続。いいじゃないですか!
私たちの年金を日本株や海外株、債券などリスク資産に
つぎ込んでいるという不安は少なからず存在していますが、
利益になっているのであれば、ひとまず安心(^-^;


国内株式はプラス5.78%の収益率で1兆2892億円の利益。
外国株式の収益率はプラス5.64%で1兆1779億円の利益。
外国債券はプラス5.51%の収益率で8108億円の利益を計上だそうです。

******************************

今日は豪ドルが急落する局面がありました。

オーストラリアの中央銀行の副総裁の豪ドル高牽制発言によるもの。

豪ドルが一段と下落すれば経済成長を支援~
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0J90UM20141125

これを受けて豪ドル/ドルチャートが前回安値を割り込み新値を取ってきた。
つまり、豪ドルは一段安を強いられる新局面に入った可能性が出てきたと
いうことで、ドル円やクロス円が材料難からレンジとなるなら、
豪ドルドルをショートするという方が解りやすく面白いかも。

豪ドル円も崩れたので、豪ドル円ショートでもいいのですが、
どうも円絡みをショート=円買いにするというのは
日銀、GPIFが控えていることを考えると気が引けますね。

そもそもコモディティ価格も全般さえない中、
豪ドルはまだまだ強すぎるともいえるのかもしれません。

豪中銀は通貨安誘導発言を繰り返していますので、
やはり、素直に豪ドル売りの米ドル買いでいいのでしょう。

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2014年11月25日火曜日


東京は3連休でしたので、為替市場も地味な値動きでしたが、
今夜NY市場では、ドル円、クロス円ともじわじわ上昇中。

よって、短期でショートしたスイス円は買戻し、ドテンロング。
ポンド円もついでにロングしています。

テクニカル的には売りたくなるチャートでも
国策相場ですので、逆らうポジションは粘らず撤退ですね。

ポンド円は185.32円 スイス円は122.05抜けたところで
ロングにしています。

ダウ平均は一時40ドル高くらいまであって過去最高値を上回ってます。
前週末に欧州と中国の当局が金融緩和に積極的な姿勢を
示したことが今週も継続しているということでしょうか。
これがクロス円上昇の背景でもありますね。

また、保険のルネサンス・リ・ホールディングスが
同業のプラチナ・アンダーライターズ・ホールディングスを19億ドルで、
バイオ医薬のバイオマリーンがオランダの同業プロセンサを
最大8億4000万ドルで買収するとそれぞれ発表したことも
好感されている模様。

こうした大型M&Aは株式市場への資金流入が続くとの期待に
繋がります。

しかし、、、米国は大統領が完全にレイムダック状態ですが、
マーケットって全く関係ないものなのね。

共和党がオバマ大統領を提訴したり、

米共和党、政府を提訴-オバマケアの施行で大統領が越権行為
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NFEF366JTSEI01.html
米下院議長、オバマ大統領を職権乱用で提訴へ
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424052702304057704579647751734822232

ヘーゲル国務長官が辞任したり

米国防長官、辞任へ オバマ政権の弱体化加速
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM24H4M_U4A121C1MM8000/

それでも、株価は堅調!ある意味凄いですね。
今の日本で安倍首相の信認が落ちたら株価は暴落するでしょ…?!

ということで、米国は政治と経済(マーケット)が完全に
切り離されている格好ですが、日本は選挙という政治リスクも
目前に控えております。

しかし今のムードだと
あまり株価が下がるというイメージもないわね。

ということで、ドル円やクロス円はちょこちょこ買っては
利食い、ちょこちょこ売ってはすぐ買い戻す、
というようなデイトレするしかやりようがないです。

大きく下がりそうな材料が見当たらないのですもの…(^-^;


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2014年11月24日月曜日


先週末21日金曜はドル円は下がらずとも、、、
ユーロ円、スイス円が下がったわね。

20日㈭までの為替市場の値動きを見て、ドル円、クロス円は
天井を付けたわけではないにしろ、高値をさらに更新するような
買いの勢いが随分衰えた印象で、しばし調整局面を迎えるのでは?
と予想しておりましたが、確かにドル円クロス円とも20日が最高値。

しかし、ドル円はあまり下がらず
ユーロ円とスイス円が大きく崩れてきて
NY円と豪ドル円は金曜にさらに最高値更新(上髭だけど)

というように、クロス円でも値動きまちまちとなりました。

金曜の夜に出た様々なニュースによるものです。

①中国が利下げ発表(2年ぶり)

中国は金融政策会合というスケジュールがないものですから、
思いついたときに政策変更して発表する、みたいなノリ。
小回りが利いて柔軟性が高いとも言えますが、
マーケットにとってはいつ何が飛び出すかわからずサプライズに
なることが多いですね。

中国人民銀が予想外の利下げ、景気てこ入れへ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0J50ZO20141121

利下げですから緩和策です。
つまり景気テコ入れですので、リスク資産を押し上げるニュース。
これを受けてドル円も下がりきらず…という印象。

中国と貿易上のつながりの大きいとされる豪ドルが上昇したことで
豪ドル円も上昇。豪ドル上昇につれてNZドルも上昇、これでNZ円も上昇。
という連鎖が起こったようです。

中国利下げ:識者はこうみる
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0J519D20141121?rpc=223

人民元の対円での急上昇(急激な円安のせいね)も影響しているみたいね。
やはり中国経済の実態が厳しいことを意味しているのでしょう。

この利下げ、短期的には市場にフレンドリーな結果をもたらしますが、
よくよく考えると中国リスクは高いことの裏返しですので、
いつ中国からの突発的なネガティブニュースでマーケットが
驚かされることになるかと思うと、決して楽観できないとも思います。

②ECBドラギ総裁「過度に低い」インフレを早期に押し上げるため
必要な措置を講じる必要があると述べ、
ユーロ圏経済を支援する追加緩和措置の可能性に言及。

ドラギ総裁は先週月曜17日、追加緩和には大規模な国債購入が
含まれる可能性があると述べたことで、この時もユーロ安が進みました。
しかしながら、ユーロはすぐに反発。なかなか大きく崩れない印象でしたが、、、。

この金曜のドラギ総裁の発言でイタリア、アイルランド 、オーストリアの
10年債 利回りが過去最低水準に低下。
ユーロ/ドル は1.24ドルに向けて下落、
ドルや円に対し1%を超える値下がりとなりました。

こちらも、追加での量的緩和への言及ということで、通貨ユーロ以外の
マーケットにはリスクオンの材料となります。ということで株式市場は
強かったですね、欧州株は軒並み上昇、米株も上昇です。
中国と欧州から緩和的ニュースがでたので
元やユーロは下がりますが、株には支援材料ということね。

加えてECBは資産担保証券(ABS)の買い入れを開始したと発表しています。
量的緩和政策着手ということでこれも市場の安心感に。
カバードボンドの買い入れはすでに開始しています。
ABSとカバードボンドの買い入れを今後少なくとも2年間継続する予定で
買い入れ状況については、毎週月曜日(日本時間午後11時半)ごろに
ウェブサイトで公表するそうです。

③ツアブリュック・スイス国立銀行理事が
「スイスフランは依然として過大評価されている」
「スイスフランの上限は絶対的なポイント」と発言。

スイス中銀、あらゆる手段でフランの上限防衛を決意=理事
http://www.newsweekjapan.jp/headlines/world/2014/11/138830.php

この発言受けてスイスフラン売りに。

30日にスイスの国民投票を控えて、ユーロスイスの1.20のラインが
守れるかどうかに注目が集まています。

21日にもこんなニュースが。
スイス中銀、フラン上限は必要な限り維持=理事
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN0J50UG.html

ということで、スイス、ユーロの動きが神経質になりそうです。
スイス安となったので、スイス円が急落したわけですね。

私は金曜はスイス円を短期目的でショートしています。
これは「スイス円」だから売ったのよね。
チャートがトップアウトした印象ですし、
30日に向けて、防衛ラインがサポートできない可能性にかけた
スイス買いポジションが相当膨らんでいると聞いて。

こういう時はちょっとしたことでポジション調整が起こりやすい。
ということで、加熱したスイス買いが少し巻き戻されるリスクに
かけてみました。この日のうちに一度利食いましたが、
スイス円、再度売り直して週末突入です。

最初に売ったのが122.80円台で121円台で買い戻し。
再度ショートは121.76円。

ドル円は116円台にめちゃめちゃ本邦輸入筋の買いオーダーが並んでいる
との情報ありで、あんまり下がらないかも・・・。
買い遅れている向きが、下がればすかさず出てくる相場。

先週末金曜には麻生財務大臣が円安のスピードに牽制発言を
行っていましたが、、、。

なかなか買い場がみつかりませんね(^-^;

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2014年11月21日金曜日


118.97円!! 

11月20日㈭欧州時間あと一息で119円というところまで上昇し失速。
NY時間にかけては117.74円まで下落しています。

今日の東京時間から欧州時間にかけてのドル円の上昇は
本邦機関投資家勢の買いという情報がありますが、
どうやら「ヘッジ外し」のドル上昇ということのようです。

ヘッジ外しって??

機関投資家勢(生命・損保保険、投資信託など)が
外貨建て債券など「外モノ」を運用する場合、外貨を買いますね。
円では買えませんから。
つまり、米国債を買うときは米ドルを買って、米債を買うわけです。

しかし、外貨を買って、債券を買う場合、為替リスクが生じます。
もし債券運用がうまくいっても円高になったら意味がありません。
ということで、為替リスクをヘッジするために
外モノを買う場合は、同時に為替市場で外貨を同量売るんです。
つまり、米ドルを売って円を買っているということね。

でも、、、こんなに急激に円安が進むと、、、
ヘッジのために空売りしていたドルの損失の方が大きくなっちゃう?!
なーんて展開になってしまったということかしら。

ヘッジで売った米ドルを買い戻す=ヘッジ外しが出るというわけで
今日のドル円が上昇したんじゃないか、という話。

この急激なドル円上昇で、輸入が買い遅れているために
ちょっと下がったらすかさず実需が買うので下がらない、という話は
割と良く指摘されていましたが、機関投資家のヘッジ外しという
需給も為替市場では大きな材料の一つなんですね。

ま~一気に119円台目前までの上昇となりましたので、
そういう需給も今日でひとしきり出きったのかもしれません。
推測だけれど。

下がったら買う相場、とずっとずっと書いてきましたが、
今日の夕方の118.97円というのは短期的なクライマックスのような気がして、
116.30円で買ったドル円は、夕方の下落時118.48円で手仕舞いました。
102-103円台のロングはまだ持っていますけれど。

それと、昨日ポンド円が面白いかもと書きましたが、
昨日やっぱり夜中寝る前にポンド円を買い増した。
184.34というかなーり高いところですが、日足でのレンジ上方ブレイクを狙って。
これがHIT、今日は186.11円まで高値がありましたね。

こちらも、ドル円を手仕舞ったタイミングで利食いました。
1円くらいの抜けたかな?最終的にはもっと行くと思いますが、
ちょっと押し目を待ちたいところ。。。。

10/31の日銀のサプライズ緩和から、衆院解散、消費増税見送りと
あまりにもサプライズ続きだったので、ボラティリティが大きい相場が
続きましたが、この先は手がかり材料難で、
しばらく高値圏でのもみ合い、ひょっとすると、日柄調整する過程で
少し押し目があるかもしれません。

というのも、あまりにみんなが買いすぎ。

昨日のFPMC議事録だって、見方によっては「ハト派」色が濃かったと思うんだけれど、
ドル円下がらない。。。(笑)

※10月分FOMC議事録

FEDメンバーのほとんどが
・インフレ期待低下の兆候に警戒すべきだとの認識
・欧州や中国、日本については下振れリスクが高まったと指摘
(ただし米経済への影響は「極めて限定的」)
・「相当の期間」という声明の表現については活発に議論された模様も
 変えるべきだとの一部意見に対しては
「政策の重大な変化とみられる可能性がある」として維持

ということで慎重姿勢崩さず継続、これは株式市場にとってはポジティブでも
ドルにとっては低金利政策は長期化するという思惑に繋がるのでネガティブ。
なのにドル円は下がらなかったのよね。

しかし、今夜はドル買い材料が結構出ている印象ですが、ドルが上がらない。
(まあ、十分に上がりすぎたせいなのですが)

10月米中古住宅販売件数
526万件(市場515万件)

10月米景気先行指標総合指数
前月比0.9%(予想0.5%上昇)

11月米フィラデルフィア連銀製造業景気指数

プラス40.8(予想プラス18.0)

米国経済指標軒並み強いじゃないですか!!

ドルは若干持ち直したものの、勢いはありません。
この高値を買い上げる力がなくなったように思います。

ただ、売る相場ではありません。
日銀バズーカにGPIF,根底には巨額の貿易赤字、
円が強くなる理由はひとつもありません。
円買いする理由があるなら、テクニカル的な加熱感でのボラティリティを
作りたい向きの仕掛けで動いちゃうってことくらいです。
そんな動きがいつ出るかなんてわかりません。

そういう短期筋の仕掛けでもない限り、需給では円売りしか
起こりえないという環境ですので、
国策には逆らうポジションは作りたくないですね。

ということで、再度買い場を待ちます。

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2014年11月19日水曜日

19日㈬日経平均株価は反落

▲55.31円 17288.75円

流石に一呼吸入れないと、、、って感じかしら。
あるいは材料出尽くしで、手掛かり難。

前場は+128円まで上昇していたのですが、
結局勢いは続かず利食い優勢。

先週までは、経験則から選挙は買いと判断したマーケットですが、
ここからの注目は自民の勝敗ラインに向かうという見方で
手控え気分が強まったと見れます。

ちなみに過去の選挙相場。
3年未満で衆院選挙を実施した例は、

①1986年の中曽根内閣当時の衆参ダブル選挙。
自民党は300議席を獲得して圧勝。

解散日6月2日の日経平均株価は1万6739円
翌年10月14日の高値2万6646円まで
値幅にして9907円とほぼ1万円の上げを示現

②2005年の小泉内閣当時の「郵政解散」
自民党は296議席を獲得。

解散日8月8日の解散表明時の1万1778円
翌年4月7日の1万7563円にかけて一本調子で上昇、
値幅にして5785円、率にして何と49%という
驚異的な上げを示現。

ということで、恐らく今回もこれを見越して海外勢が
ガンガン買ってきていたのですが、利食いながらでしょうね。
高値掴みはしたくない?!

それと、今日は日銀の金融政策決定会合が。

前回10月31日にサプライズバズーカ砲2を発表していたので
注目度はかなり低かったのですが、
今回はやはり現状維持。

また、10月31日に黒田総裁は2015年10月の消費増税10%を前提として
黒田バズーカ砲第2弾を打ち出し、第3弾の可能性をも示唆していましたが、
今日の会見でバズーカ砲第3弾に言及しませんでした。

そりゃそうです。増税見送りなんですもの。

ということで、日銀も材料にならず、手掛かり難のまま
今日は利食いが優勢だったということね。

それでもドル円相場は、117.64円まで円安が進んでいます。
あんまり好きな表現ではないですが、
「悪い円安」論もちらほら出始めていますね。
一番怖いのが今日のような、株安円安、つまり日本売りということですが、
円安がとどまるところを知らぬ上昇を続けていることで
良くない円安だという意見が出てきているわけ・・・。

ドル円ロングは継続です。
日経平均も継続、選挙中は保有継続の意向。


次の焦点は今夜のFOMC議事録です。朝方です~(^-^;

 直近のFOMC声明では「相当期間」の文言は残されましたが、
 前回は、FRBが世界経済に対して強い懸念を示したことや
 ドル高への強い懸念が示されたことがサプライズとなり、
 為替市場ではドル高の是正が、 そして株式市場なども
神経質に反応した経緯がありました。

******************************

そして今日夕方18:30

イギリスの中銀はMPC金融政策会合の議事録を公表しました。
イギリスは金融政策会合のあと、金融政策の結果のみを公表、
 会見などはなく、詳細は基本的に議事録待ちとなりますので
他の国の中央銀行に比べて議事録の注目度が高いのですが、
 特に今回は英国のインフレ鈍化が顕著となった中
 前回まで見られた2名の委員による利上げ主張が
 どのように変化しているのかが注目ポイントでした。

結果は今回も0.50%の政策金利の据え置きが7対2で決定されたことが
明らかになり、利上げ派の数が減っていなかったことを好感して
発表後はポンド買いが進んでいます。

ポンド円はレンジを上抜けそう。
184.66円を超えると、凄まじい上昇が待っています。レンジブレイクね。
現在184.36円です。

週足、月足では完全にレンジブレイクしていますので、
恐らく上抜けして、ポンド円、かなり大きく上がると思います。


*****************************

NZドルは昨日、月に2回行われる乳製品価格オークションがあり、
 前回と比べて乳製品価格が前回比で3.1%下落したことでキウイ売り。
でも最近はキウイ、豪ドルはストレート通貨で見ると下げ止まり、レンジですね。

クロス円はポンド円に先駆けて週足、月足レベルで上抜けており、
まだまだ上がりそう。こうしたニュースで下落したところを買いなのかもね。

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今夜(11/18火曜NY時間)は、ダウも小幅ながら堅調。
1:30現在 35ドル高17683ドルです。

日本の7-9月期GDPマイナスショックと増税見送り、解散総選挙表明は
海外の株式市場への悪影響とはならなかったようですね。

昨晩17日㈪のNY市場では、米10 月鉱工業生産指数が
前月から0.11%低下、こちらも予想外のマイナスとなったことも重なったものの
13ドル高と小幅高で終わっています。今夜もプラス圏で引けるなら
まったく日本株崩落のリスクを想定していないといえるでしょう。


そして日経平均。

週明け月曜は7-9月期のGDPが予想を超える悪化のマイナス成長
だったことの衝撃で、日経平均は500円を超える下げ幅でしたが、
一夜明けて、海外市場にその動揺が伝播することがなかったことを受け、
なんと今日18日㈫の日経平均は

+370.26 17344.06 

昨日の下落の7割近くを取り戻す上昇。
つまりは、GDPショックでの下落はもう終わったということ。
あとは、安倍首相の会見ですが、、、


 安倍晋三首相は19:10より 来年10月からの10%への消費増税を
1年半延期すると表明し、今月21日に衆議院を解散する考えを示す会見を
行いました。ドル円は117.04~116.40円の間で乱高下を見せるも
116円台を割り込むことなく底堅く推移。
ということで、こちらのイベントもそつなくこなせた印象です。

安倍内閣総理大臣記者会見
http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/statement/2014/1118kaiken.html

過去の解散後は株高になるとのアノマリーが存在します。
戦後過去15回のアノマリーで
「衆議院解散から投開票日前の約1ヶ月間は過去13勝2敗」で株価は上昇。

ここからは売りは禁物、というのが改めて確認できたわね。

ということで、昨日月曜に仕込んだ
ドル円、日経平均は継続保有することに。
思惑通りに反発してくれました。

押し目買いスタンスは継続です。

*****************************

それから、17日㈪は日本のニュースがあまりに大きかったために
それ程注目されていない印象ですが、
ECBのドラギさんが結構、凄い発言していたんですね。

ドラギECB総裁が国債購入に言及
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NF6E356TTDS101.html

これを受けてユーロ安が進んだものの、、1.2443ドルまで。

その後また買われ直していますね、現在1.2540ドルまで反騰中。

今月のECB理事会で1兆ユーロのバランスシート拡大を
表明、しかも、昨晩は国債買い入れにまで言及したにもかかわらず
あまり下がってこないことへの不気味さが増しているユーロ。
ドラギさんもなかなか下がらないユーロに焦りを感じているのでは?
とも思われます(^-^;相当ユーロショートがたまっているということかしら?
こういう時は、一度バーンとショートカバーでも入ってくれれば
売りやすいのですが、ジリジリ上がると乗りにくいですね。

戦略はまだまだユーロ売りだと思うのですが、
下がらなくなっちゃってトレード妙味に欠きます・・・。

トレードするなら、ドル円一択かな?

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2014年11月18日火曜日


ひゃ~悪いのは承知していましたが、予想を遥かに下回る内容でした。
7~9月期GDP速報値
前期比▲0.4%、年率換算▲1.6%

この数字を見て驚いた市場は激しく動揺、
日経平均は大幅に下落。517.03円安の16973.80円で終えています。

◇GDPショックで株高シナリオ狂う、アベノミクスを問う選挙に
bit.ly/1yazkvQ

「先週までに7~9月のマイナス成長を予測した民間調査機関はゼロ」
日銀の追加緩和を上回るサプライズという声も。

そして噴出したのが「アベノミクス失敗」の声。

◇7―9月期GDP、予想外のマイナス成長:識者はこうみる
bit.ly/11c4zfn

相当に悪いとする声が多いものの、
広木氏が中味を見ると見た目ほど悪い数字ではないと指摘していますね。
在庫投資だが、一概に悪いとはいえない。
生産が落ちているなかで物が売れて在庫がはけたとの見方もできる、
と分析されてあう。

また、渡邉哲也氏もTwitterで
「民間住宅が悪いだけです。企業の設備投資も微減ですが、
在庫が減っているので改善される可能性が高い」
https://twitter.com/daitojimari/status/534295320721506304/photo/1

と、同じ見方をしています。

ただし、民間住宅の悪化は著しく全体を引き下げている点には
注意は必要というところでしょうか。

私も、そう思うんです。
消費増税延期やむなし、という内容ではあります。
でも、これでアベノミクスは失敗なんでしょうか?
GDP悪化ってアベノミクスが失敗したということなの?

消費増税の影響とアベノミクスは
分けて考えないといけないのでは?

と思っているのですが、、、、

まあ、そういう世論を形成して
選挙を戦わねば勝算がない野党の立場もわかります。
メディアもセンセーショナルな方が視聴率が取れるということでしょうか。

これで、増税延期は確定的となったわね、、、と思っていたら。
なんと、有識者らは増税すべきと?!

◇消費増税、マイナス成長でも「予定通りに」多数 点検会合
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS17H26_X11C14A1000000/

このGDPの結果を受けても増税すべきが多数。
これにも驚きです。増税の結果さらに消費が落ち込み、
企業が生産を抑えるということになれば、
期待で買われてきた株価も下落してしまい、
それこそ、本当にアベノミクスの失敗を招く結果になると思うのですが。

浜田内閣参与は
「消費増税は日本経済にマイナスの影響をもたらした」
「消費増税はアベノミクスと逆方向だった」
「改革と法人税減税は日本経済を支援」
 「消費税増税の影響から回復するにはもう1四半期以上必要」

などと発言、やはり増税は見送りでしょ。

あとは、安倍さんがどう解散に至った背景説明をするか、
そして今後の景気立て直しに向けての具体的な成長戦略などの
経済政策を打ち出せるかどうかが重要ですが、
「アベノミクス失敗」を全面に出して選挙を戦わんとする
野党の戦術にマーケットがどれだけ動揺せずにいられるかということですね。

*************************

と、選挙に向けてアベノミクス失敗という世論が形成されることについては
心配していたのですが。

あらら?意外に下がらない_?!

月曜日中こそ、日経平均は大きく下落しましたが、
欧州時間から下げ止まり反発基調。
NY時間に入っても基調は強く、日経平均先物は
現在0:15時点で17170円です。

ドル円も結局下落しても115.45円までです。115円台ですよ。
今年の年初につけた高値は105円です。
年初比でも全然高いところにいます。
そして、NY時間、116.50円まで1円戻ってきています。

まだ、安倍首相の解散表明を受けてどのように反応するかは
わからないとはいえ、海外勢は積極的に売りこんでいないようですね。
GDPマイナス成長が出たことで、初動は驚き、利食いこそ出ましたが、
まだまだこの大相場、このGDPの衝撃をも飲み込んで、
押し目買いが継続しているということかもしれません。

日経平均を17120円で、ドル円を116.30円で少額ロングしてみました。

今日の東京時間は結局大幅安だったとはいえ、
日銀はETFを380億円分、やはり買い出動しています。

ドル円は買い遅れていた向きが、こぞって買いに入っているのかも
しれませんね、思ったより下がらないままに
再上昇の可能性もあるのではないか、と思って・・・・。

私はアベノミクスは失敗させるわけにはいかないという
安倍さんの発言はその通りだと思います。
選挙で政権交代ともなれば株価は暴落ですよ。
2度と再起できないどころか、増税もできないでしょう。
ここは、アベノミクスを推し進めて景気を上げて
その上で増税するのが、日本にとって残された唯一の再生の道。

ということで、海外勢もそのように考えているのではないかと
思われますので、このシナリオを通して、買い目線継続です。

日経平均は再び17000円を割り込んだら撤退。
ドル円は今日の安値115.45円を割り込んだら撤退でしょうか。

結局押し目待ちに押し目無し。となるかどうか、今週はまだまだ動きそうです。

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2014年11月16日日曜日


押し目待ちに押し目無しの日経平均とドル円相場。
今週は7-9月期GDP公表と解散総選挙表明受けて
押し目形成となるか、が最大の焦点。

あくまで「押し目」というところがミソ。
天井ということではありません。

だって株価が下がれば日銀がETFでTOPIXやJPX400を買いますし、
GPIFの日本株買いもまだまだ出てきます。

下がれば、すかさず買われる管制相場、天井ということなど
有り得ないのです。押し目、あるいは持合いとなることはあっても。

というわけで、まずは週明け17日㈪8:50に出てくる7-9月期GDP速報値

予想が +2.2%

これじゃぁ、予想の時点で消費税増税は無理。

浜田エール大名誉教授も3.9%以上ないと
消費増税前のトレンドには戻れないと話していますし、
本田悦朗内閣官房参与も3.8%以下なら消費税再増税は問題外だと
述べています。このレベルにまったく及ばぬ水準となりそう。
だからこその「解散・総選挙」風なわけです。
これはもう既定路線。今更解散なしはあり得ないところまで
動き出してしまっています。

ということで先週は海外勢が猛烈に日本株を買い上げています。
株投資で著名な夕凪さんのtweetです。
https://twitter.com/yuunagi_dan/status/532777047232626688
海外勢の買い、国内勢がみんな売っていたことが分かります。

現物先物併せてこの2週間で外国人勢は
3兆6000億円もの買い越しだそうです。

こうしたポジションを見ると今週はこうした外国人勢が
GDP,安倍首相の解散表明の内容をみて、利食ってくるのか、
さらに買い上げていくのかに注目ということになりますかね、、、

しかし、利食ったとしても、下がればまた買うでしょう。
どこまで下げさせるか、というだけで、
下がれば、日銀やGPIFが買い出動することが分かっている以上、
海外勢も売りを長期化させる戦略はとらないでしょう。
つまり、利食いで下がる、あるいはショートも超短期で
ボラティリティを作る目的だけで、崩すことができたら、
その安値をすかさず買ってくると思われ、
我々個人投資家は、その素早い動きについて行く自信がないのなら
安値に指値でもおいてのんびり構えることが得策です。

この水準で買えたら美味しいな~と言うところに指値しておこうっと。

でも、GDPってもう悪いことが分かっているので、
数字がでてもあまり動かないかもしれませんね。

動く可能性が大きいのは安倍首相が解散の大義をどのように
国民に説明するか、という点において上手くやれなかった時?
ひとまず、事実売りが出るリスクに加えて、安倍首相の発言が
相場を動かす可能性が大きいと思われます。

18日有識者会議ということで、18日の会合後から19日にも
解散表明があるとみられています。

********************************

それと、もう一つ注目なのはFOMC議事録。

10月に発表された9月分の議事録では
何故かFEDが世界経済の減速リスクに懸念や
ドル高が成長やインフレに与えるリスクへの言及があったことで
早期の利上げに踏み切らないとの思惑で、ドルが売られる展開に。
これは株式市場にはポジティブだったのですが、
ドル高牽制があるとは思っていなかった為替市場には同様が走りました。

さて今回、10月分の議事録では何が飛び出すか。
意外と市場を動かしますので要注意です。

そこでドル売りとなったら、そこが買いのチャンスでもありますね。

ということで、今週も忙しくなりそうです~

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2014年11月14日金曜日


ありゃりゃ~

昨晩12日㈬はドル円ちょっと売ってみたい(超短期ですが)と思って
見ていたものの、下がらないどころか、13日㈭の日経平均は続伸で
ドル円相場も崩れず115円台を守る展開。

17392.79(+195.74)

12日㈫のNYダウは2ドルの小幅安となり、東京市場も朝方は小安い
オープニングでしたが、徐々に上げ幅を拡大、
どうも海外勢が先物を買い上げているようです。


自民党・大島氏の「解散決定とみていい」との発言報道を受け、
改めて株高・円売りで反応下側面もありますが、
とにかく、本邦日本勢が利食いなのか売り方に回っている中、
海外勢が猛烈に買っている相場です。

現先合計で2週間で外人が約3兆6千億円もの買い越し。

ということは、消費税増税先送り+解散総選挙シナリオは
海外勢にとってみれば買い材料ということになるのですが、
まだまだわからないのは、あくまでこの相場は
「思惑先行」ということであって、事実が確認できた相場ではないこと。

解散総選挙を安倍首相が宣言した瞬間「事実売り」で相場が急落するのか、
更にもう一段買い上げられるのか、
あるいはもう一段の買い上げがあった後、天井ウチで大きく下がるのか、

いまのところ、想定しきれないと思っているので、
大きなポジションを持つのは相当なリスクだと思っています。

チャート的には、今回の105円からの上げ波動は日柄が足りないため
11月いっぱいまではこの水準(113~116)を維持しながら
大きく下げないという見方もできるのですが、
(川合美智子さんに水曜、日柄の重要性を伺いました)
ここから買い上げられる材料もないことからロング継続も微妙な戦略。
下がったら買う、というスタンスが一番ですので、
今買うのは得策ではなさそう。

日経平均がどこまで上がるのかが注目です・・・

週明け17日㈪には7-9月期GDP発表、
安倍首相も外遊から帰国、18日には有識者会議、
19日にも解散総選挙の有無が明らかになるでしょう。

あまり大きなポジションを持ちこさないほうがいいかな。

ポンドドルをショートして若干とりましたが、デイトレで終えています。
それ以外の新規ポジションはとっていません。

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2014年11月13日木曜日


今日の日経平均、上髭がつきましたね・・・

+72.94 17917.05

上がったんですけれど。
2日連続で年初来高値更新だけれど。
2007年8月9日パリバショック前の高値(17170円)を超えて
金融危機前の水準まで戻ったそうですけれど。

な~んか、変な上髭がついた。

今週末はオプションSQということもあるようですが、
それにしても日経平均は午後には319円高まで上昇する局面が
あったことから考えると、72円高は随分上げ幅を削った印象。

東証1部の騰落銘柄は値下がり数が6割を占め、規模別指数では
小型株指数が2ケタのマイナス。
ジャスダック平均は辛うじてプラスをキープしたものの、
マザーズ指数は1%超の下げとなっています。

週末はアストロロジーでは変化日。
週明け17日には7-9月期のGDPが発表され、18日有識者会合、
外遊から帰った安倍首相が解散の有無をハッキリさせるでしょう。

ということで、週末に向けてはリスクを減らす方向で
ポジション調整があるんじゃないかというようなイメージね。

今日は菅 官房長官が、消費再増税を1年半先送りするとの一部報道について
「ありえない」などと発言が伝えられるなど、閣僚による発言が相次ぎ、
これに株式、為替市場ともに翻弄させられる局面もあり、
現在のマーケット完全に政治に振り回されてますね。。。

売る相場じゃないのは分かっていますが、ここからは買えないかな。
今日はポジション取っていません。

超短期、デイトレ、スキャルと割り切るなら売ってもいい局面かも?!
でも、あまり下がらないと思います・・・。

手出し無用か。

今夜は米株が弱含み。上げ一服となっています。
売り込まれる材料はないのですが、かといって、ここから買い上げる材料もなく、
米株はボラティリティも低下していますし、商いも大きく減少傾向にあります。
つまり、上昇の勢いが煮詰まってきちゃった。
ここから一度押し目がないと買いにくい、、、ということで、
またボラティリティを作るために、一度下がる相場があるといいな~
という感じになっていますよね。

米株が下がれば、ドル円も下がるでしょう。
そろそろそんな地合いになってきた印象です。

********************************

このところのドル円での円安の勢いが加速していることから、
豪ドル円やニュージーランド円などのクロス円通貨も大幅上昇となっていますね。

特に高利回り選好で豪ドル円とキウイ円が大きく上昇し、
これにつられ、対ドルの地合いまでも回復する展開となっています。

豪ドル円は今日2013年5月以来の1豪ドル100円を突破。
10月中旬の下落時から比較すると1か月弱で9円もの上昇です。

ニュージーランド円も上昇し、90.96円まで買われています。
リーマンショック前には97円台という高値がありましたが、
このレベルが射程圏内に入ってきました。

クロス円が強いことから豪ドルやキウイは
ストレート(対米ドル)でも下げ止まりを見せ、反発に転じてきてる。。。

キウイ円などはちょっとやりすぎな印象です。
下げる時はドカンと来そうな日柄をこなさずに急上昇していますね。

今朝(12日)はRBNZ金融安定報告書公表があり
「NZドルはなお高い、将来的に下落する可能性」、
「持続可能な水準を上回っている」との見解が嫌気され、
NZドルは一時下落する局面もありましたが、
同時に「住宅価格が再び高騰するリスクはある」
「金利は向こう数年以内に再び上昇する必要」との内容もあり、
NZドル売りも勢いはさほど強まりませんでした。

豪ドルやキウイはストレート通貨とクロス円で動きが全然違うので
注意が必要ね。現在は円主導で動いている相場なので
やるならクロス円かと思いますが、
また米国に注目が集まる相場となれば、ストレードのほうが解りやすいはず。

*******************************

今日はポンドが売られました。
ポンドドルは直近安値を割り込みそう…で割ってない?!

イギリス中央銀行は今日19:30、四半期インフレ報告書を発表しました。
リポートでは成長率見通しを下方修正、
国内インフレ率は今後6カ月で1%以下に鈍化する可能性が高いとし、
利上げ予想は来年後半とする市場の見通しを裏付ける内容となりました。
市場は前回8月の報告以降、最初の利上げ見通しを2015年
第1・四半期から10月に後ずれさせたと指摘。

夕方発表されたイギリスの9月の失業率統計では
予想が5.9%のところ 6.0%と前回と同水準。
社会保障需給ベースでは2.8%とこちらも前回と同水準で
いずれも予想ほどは改善しなかったものの、
ポンド売り反応は一時的に留まりました。

ポンドもここからのトレード戦略がイメージできないなぁ。。。

今日はノーポジ。

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2014年11月12日水曜日


ひょえ~解散総選挙の思惑、ますます広がってるわ。
何故か日経平均暴騰、ドル円も今年の高値更新で116円台まで上昇しました。

早期解散論が浮上 政府・与党、増税判断と連動
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDE10H0I_Q4A111C1PP8000/?dg=1

首相帰国後、早期の解散案浮上…与党容認の構え
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141110-00050115-yom-pol

解散総選挙の現実味が増してきた。。。ということで
これはつまり、消費税増税の延期の可能性が増してきた、
とみたマーケットが株買いに走っているということのようです。

増税見送りで 日本株買い・・・・このシナリオに素直に乗っていいのだろうか??

という疑問があって、今日、115.19円でドル円利食ってしまった"(-""-)"ハヤカッタ

まさか116円まで買い上げるとは。

今日は解散総選挙の思惑だけでなく、後場にはGPIFらしき買いが入った、
という指摘もありますし、海外勢が日経先物のオプションで
17700円コールをドカンと買っているという情報も!

また、欧州時間には米澤GPIF運用委員長が
「各資産、許容幅に収めるのに、1年かからないと認識」
「国債売却、運用改革の発表前から実行と認識」と発言したことも
材料視され、これでドル円は116円台まで買い上げられたという印象。

日経平均は 17124.11(+343.58)

現在海外市場での先物価格は17260円。

明日の東京も株式市場、堅調推移が予想されます。

まさに押し目待ちに押し目無しだわね。
私は102~103円のドル円ロングはずっと持っていますが、
高いところで買ったものは利食いながら回転中って感じね。
また下げたら買うつもりだけれど、
増税見送りとなるか、選挙となるか、この辺りの見極めどころが
難しく、ここから先の戦略は、柔軟に行かないと。。。

師匠、大倉キャプテンはこのシナリオには乗れないようです。
安倍さんと黒田さんがブレた時は売りだ”!と常々おっしゃってましたよね。
解散総選挙がセットでも、、、やはり、強気継続はできないようです。
あとはホント、安倍さんが何を考えているかですな。

今のレベルではちょっと手が出ません。
このまま強気でドル買いでいいかどうかは、政治日程次第。。
ということでドル円トレードは現在ノーアイディア。
今日は思うところあってスイス円119.48円で買っています。
これはスイスの国民投票を睨んだロング。
詳しくは後日。

******************************

明日はイギリスから材料がいろいろ出てくるのでポンドが動きそう。

18:30 雇用統計が出ますが、賃金上昇率に注目と
西原さん有料メールの松崎美子さん(ロンドン在住)

予想は+0.9%の予想ですが、いい数字が出ればポンド買い戻しとなるかも、だそうです。
1%台に乗せたらポンド買い、と覚えておくといいですかね。

その後、インフレレポートが出されます。
そしてカーニー総裁の会見。

インフレ見通しが引き下げられればポンド売り。
利上げ観測がさらにさらに後退ということね。

ポンド巻き返しが加速するか、やっぱりダレて、米一人勝ち高となるか、
明日はポンドに注目です~
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2014年11月11日火曜日


あら~週が明けてみたら、ホントに解散総選挙の思惑強まってますね。

これ、増税見送りならアベノミクス失敗、って叩かれるから
じゃあ、解散して国民に問いましょうか。って流れでやるんじゃないか、
って言う思惑みたい。

増税見送りなら、票が集まるとの読み。
増税を決めたら、支持率は落ちるかもしれませんが、
見送れば支持率は上がるかもしれませんよね。
株価はそもそも高いしですし、

そこで、野党が騒ごうものなら、国民に問うというカードを切って
選挙に持ち込む。という、なるほど~なシナリオですが。
野党には全く精彩がない中で自民党が勝てば、この先4年は自民党政権で
盤石の体制で政策運営が出きる、、、ということよね?

となるなら、増税見送りの可能性も十分にあるとみての騒ぎなんですねぇ。

読売新聞は
「12月2日公示・14日投開票」、
「9日公示・21日投開票」という具体的日程にまで言及してます。

キャプテンは、増税見送りなら全てのポジションを手仕舞って
売りに転じる、とおっしゃってましたが、
解散総選挙がセットである場合はどうなのかしら?
今度聞いてみます。

首相はこの噂、否定しています。

それと、APECで日中首脳会談が実現しましたが、
(安倍さんも習近平さんもムッツリ(^-^;)
マーケットはあまりこれを囃すでもなく。。。
バズーカ2の威力が強すぎて日中首脳が握手したくらいじゃ
まったく動きませんね。需給が壊れちゃった相場です。

*****************************************************

さて。今日も日銀はETFを380億円購入しました。
(バズーカ2の後の初回5日に買った金額と同じ)

それでも上がらない時は上がらない。
今日の日経平均は

16780.53(- 99.85)

下げ幅167円までありましたので、下げ幅縮小で引けたともいえますか。

ドル円の安値は113.85円まで下落する局面がありましたが
急落するという相場ではなく、じりじり下げる展開。
弱いという印象はなく、次の上昇に向けて時間が必要って感じね。
日銀のサプライズ緩和から1週間上昇しましたので、
今週は一呼吸でしょう。

それでも、今夜のNY時間、米株は方向感なく横ばい推移なんですが、
米労働市場情勢指数(LMCI)が発表され
9月が2.5から4.0に上方修正されたほか、
10月が上方修正された9月と同じ4.0だったことで全般ドル高に。
あ、このLMCIって、FEDから今回から発表されることになった指標でしたね。

詳しくはこの時のブログに書いています。
http://hiroko.yutaka-shoji.co.jp/2014/10/fedlmci.html

推移はこんな感じ

10月:4.0
9月:4.0
8月:2.0 
7月:2.7 
6月:5.1 
5月:6.3 
4月:7.1 
3月:4.9 
2月:3.0 
1月:3.0



ドル円、買い戻されています。現在114.74円まで上昇してますね。

先ほど114.40円でちょっと買ってみました。
もっと深押しするのを待っていたのですが、
見ているうちにテクニカルが陽転してきたために、飛び乗った形。

一方でユーロドルが下げていますね。
こちらもほぼ同じタイミングで1.2458ドルでショートしてみました。

つまり、どちらもドル買いです。

直近の高値、(安値)を超える力があるかどうかは疑問ですので、
粘らず短期で利食ってしまうつもり。

ドル円もっと深押ししないと買い方も買えないよねぇ。。。
だからこそ、上がってしまうのか。。。。
買えずに上がるから高いところでも買わなきゃならなくなる、
という実需筋もあるようで。

今週は、大きなイベントはなく、各国の景気指標を良く見極めて、
という動きになるかと思いますが、
来週週明けに日本の7-9月期のGDP速報値が出てきますので、
これが出るまでは、小動きに、どちらかというと利食いに押される
1週間となるのかもしれません。

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2014年11月9日日曜日

10月雇用統計。
11月7日㈮夜のドル円市場、雇用統計受けて、
ドル買いの流れは一旦頭打ちかしら?

さらにドルを買い上げるほどの材料じゃなかった、ということで
いったん利食いが、出そうなムード。

日銀のバズーカ2から1週間上げ続けたドル円も
一呼吸というところかもしれません。
金曜がちょうど満月だった、ということを意識した向きもあるかな?(笑)
かといって、大きく下げるとも思えず、
決して売り推奨ではありません。

NFP:非農業部門雇用者数 +21・4万人 (予想プラス23・5万)
失業率 5.8% 前月より0.1ポイント低下
    (08年7月以来、6年3カ月ぶりの低水準)
NFPは20万人を9か月連続で上回っており、
米経済の順調な回復を裏付ける内容ではありますが、予想に及ばず。

そして、現在はFEDがいつ利上げに踏み切るか、は賃金上昇率に注目と
されているため、NFPと失業率だけ見ていてもダメなんですよね。

時間当たり平均労働賃金 前月比0.1%上昇の24.57ドルですが市場予想の0.2%以下。
前年比は9月に続き2.0%で、市場予想の2.1%を下回りました。

ということで、賃金伸びず。
これでは、早期利上げ期待は高まりません。

細かく見ると、FRB議長のイエレンさんが注視している労働市場のたるみが
改善されなければ、早期利上げはないだろうというという指標となるのが
イエレンダッシュボード。労働市場の9つの項目を注視していく、と
されていますが、特になかなか改善が見られないとして市場の関心が高い

1)不完全失業率(パートタイムを余儀なくされている人々)
2)賃金の伸び、
3)失業者に占める高い長期失業者の割合、
4)労働参加率

上記4項目について、MY BIG APPLEの安田佐和子さんが解りやすくブログに
纏めてくださっているので、こちらを参照ください。

米10月雇用統計、賃金は期待に反し伸び悩み
http://blogos.com/article/98350/

かといって、今回の雇用統計が決して悪い内容というわけではなく、
ポジティヴに報道されていたりもします。

米雇用の改善続く 利上げ「来年半ば」強まる
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM07H0X_X01C14A1FF2000/

今回の雇用統計は、短期的にマーケットを加熱させるものでは
なかったとはいえ、中長期的には、来年の早期利上げ期待を後退させる
ものでもなかった、というちょっとモヤモヤした結果だったという感じ。

上記記事では

年8回開催するFOMCのうち、記者会見が設定されているのは3、6、9、12月。
04年夏以来、11年ぶりの「利上げ開始」だけに、
市場との対話を重視するイエレン議長はこのいずれかを選ぶとみられている。
市場では「6月」(ドイツ銀行)「9月」(ゴールドマン・サックス)など
15年半ばとの見方が優勢だ。

という観測で、来年6月や9月には利上げするという見方は変わっていません。
流石に3月にも、という声が飛び出すほどの内容じゃなかったというだけで。

ただ、10月31日のバズーカから1週間かけて108円台から115円台まで上昇した
相場には、いったんの材料出尽くし感が出て、利食われているのでしょう。

115・50円でWトップという感じもします。
110円くらいまで下落してもおかしくないかな。
強い相場なら112・80円くらいでサポートされ再上昇。
ここからは112円台後半で打診買いをし、112・50を割ったら撤退。
110円台でまた買い直すという戦略でしょうか。
売ることはしないでおきます。
なんせ、消費税増税のための12月までが勝負の相場。
何が投入されて再度吹き上がるかわかったものではありませんから。。。

また、11月17日には日本の7~9月のGDP速報値が発表され、
消費税再増税論議が盛んとなってマーケットを揺るがすでしょうから、
年末に向けてはボラティリティは高い相場が続くものと思われます。

一部には、衆院早期解散の思惑も高まっているんですって?!

再増税延期はマーケットの朗報か
http://www.nikkei.com/markets/column/globaloutlook.aspx?g=DGXMZO7941192007112014000000

政治的な動きも激しいですから、米国側からのドル高材料が
乏しくても、日本から飛び出す材料には要注意です。

*********************************

それと、昨今、貴金属関係者の間で話題なのが11月30日のスイスの国民投票。

なんだかこの夏のイギリスのスコットランド独立住民投票とよく似た構図で
7月にはこの国民投票が11月に行われることが分かっていたのですが、
今頃になって、賛成派が44%にも迫ることが世論調査で分かって慌ててるって感じ。

何が問われるかというと。。。。

先週末金曜のラジオNIKKEIマーケットトレンドで
金融貴金属アナリスト亀井幸一郎さんに伺っていますので
番組ブログを参照してください。
http://blog.radionikkei.jp/trend/post_288.html

スイスが外貨準備で金の比率を20%にまで高めなくてはならない可能性が
出てきた、(国民投票の結果次第で)ということで、
これによるスイスからの潜在的金買いの可能性は1500トンにも上ります。

スイス中央銀行はスイス高防衛のために介入してきましたが、
それを継続できなくなる、ということで、為替市場にも影響がある可能性も。

ユーロスイスの1・2000フロアーが注目される、ということね。

これで、スイスクロスが動く可能性に注目しているトレーダーも
多いのではないかしら?!

**********************************

先週は、サウジアラビアが米国向け輸出価格を引き下げる?!という
にわかには信じられないニュースで原油価格がさらに下落していますが、
原油安は景気浮揚にとっては追い風ではありますが、
これだけ下がってしまうとシェール採掘の採算価格に接近してしまうのでは?
懸念されていましたが、やはりです。

米国のシェールブームに陰り、原油安でリグ稼働数が減少
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NEPIKN6K50XT01.html

石油用リグ稼働数は10月10日に記録したピークの1609基
7日集計稼働数は前週比14基減り1568基
原油価格が過去4カ月で24%下落したことから、掘削業者の活動は鈍化。

まあ、これだけオイルやガスがじゃぶじゃぶ余って居れば仕方がないですね。
原油安はロシア制裁の一角との指摘もありますが、
ロシアはおかげで、ルーブル安に歯止めがかからず、
ルーブル買い介入の準備があると口先介入を始めています。

おまけに、資金難から金準備を売却するのではないかという噂も。
スイスが大量の金買いの可能性を秘めるも、ロシアが金を売って
ルーブルを買う可能性も高いわけです。
原油や金は政治的にも大きく左右されるコモディティよね。

シェールの採掘コストは平均で50~60とも言われているので、
まだまだ大丈夫、下値余地は大きいとみる向きもあるようです。
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2014年11月6日木曜日

ドル円115・51円 日経平均17045円 今日11月6日㈭の高値です。

今日のお昼くらいに急に動意づいたドル円が115円台に乗せ、
あっという間に115.50円まで上昇したのですが、
一転、あっという間に1円下落で114・50円割れ、
13時前には日経平均株価も17000円を割り込み
今日は結局114・05円まで下落してしまいました。


日経平均株価が6日ぶりに下落
16792.48(-144.84)

国内の資本筋が利食いに動いた、といわれていますが、
一部にはGPIFが売ったと予測する向きも。

10月の下落局面で、株式の持ち高を維持するために根強く買い進めてきた
年金資金がここにきて大きな売りを出しているとの見方もある。
4日の先物手口では、ある国内大手証券が日経平均先物とTOPIX先物に
大きな売りを出したことが明らかになっている。ベテランの国内証券マンは、
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)など年金資金が売りを出しているとみる。
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXLASFL06H7W_06112014000000&df=2

利食いですか。。。早速?
ということはGPIFってのは、バイ&ホールドで中長期で持つのではなく、
意外に高いところでは利食ってくるってことなんでしょうか。
まあ、利益を出すのが年金の目的でしょうから、
株価を押し上げるのが目的というのとは違いますものね。

では日銀はどうでしょう。

荒れ始めた日本株市場、日銀ETF買いめぐり思惑交錯
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0IQ0QQ20141106

5日水曜の東京株式市場で、日銀が追加緩和決定後、初めてETFを購入。
規模は380億円と、前回10月17日の147億円の約2.5倍。
~規模の拡大自体は予想されていたものの、そのタイミングがサプライズとなった。

~日銀のETF買いはもっぱら後場だとの見方が多い。
その基準は前場の終値と市場では推測しているが、
5日のTOPX終値は前日比0.31%のマイナス、
日経平均.N225は前日比35円安と下げは小幅だった。
一時はプラス圏に浮上していた。

これまで、日銀は後場、TOPIXが1%以上下落すると
ETF買いで支えてくるというようなパターンが見られると思われてきました。
最近はその規則性は薄れていたとはいえ、
5日の日経平均はプラス圏に浮上したりマイナスになったり、といった
比較的底堅い地合いでしたので、まさか、
「相場が高い時に日銀が買ってくるとは思わなかった」
ということですね。

しかし、今回の日銀バズーカ2は下がった時だけ買う、というのでは
間に合わない、もっと頻繁に買わなければならないとみれれています。


日銀が前日に大量ETF買い、来年は「3日に1回」の衝撃
http://www.nikkei.com/markets/features/30.aspx?g=DGXMZO7936212006112014000000

1日当たりの買い入れ額は10月は147億円だったが、前日は380億円と2.6倍に膨らんだ。
日銀は10月31日の金融政策決定会合でETFの買い入れ増額を決めた。
今年の買い入れ額は従来の1兆円から1.3兆円に増やし、
来年以降は年間3兆円に拡大する方針。
年間の営業日数を240日とすると、380億円ペースなら
来年は3日に1回は買い出動しないと間に合わない計算だ。

つまり、380億でそろえるなら年80回発動しないとならないってことです。
これまでの2・5倍の規模で。

Twitterで

日銀のETF買いと、GPIFがキャッチボールで利益を得られる仕手の様相が?

という呟きを見つけましたが、
要するに
日銀は第1に消費税増税、そしてデフレ脱却という目標に向けて
ひたすら安値があれば買う。
GPIFは新ポートフォリオ配分に近づける形で日本株、外モノを買うものの
目標は運用益であるため、高いところでは利食い、安いところでは買う。

ということで、日銀はひたすら買う。
そして年金は高いところを利食い、安くなったらまた買う。
ということを繰り返すと思われます。

つまり、われわれは「急落は買い」
この戦略だけでいいということになります。

高値警戒が出るような局面では追いかけて買わないように。
年金が利食ってくるかもしれませんから。。。
(今日の急落が年金の利食いかどうかははっきりしていませんが(^^;)

113円台でロングしたドル円は114・68円でいったん手じまい。
102~103円からのロングは継続保有。

*********************************


そして今夜はECB理事会。
冬時間になって発表が21:45、ドラギ総裁会見が22:30
遅いですよね(^^; 雇用統計も22:30ですものねぇ。

思い切りユーロ売り発動です。

勿論、政策の変更はなし。注目されたのはドラギ総裁の会見です。

*バランスシートのレベルは、2012年初期のレベルに向けて増加する
*購入プログラムは少なくとも2年継続
*必要とあれば追加緩和を講じることで全会一致
*ECBはABSの購入を近々開始

ドラギバズーカ、、、というほどではないにしろ、
それなりにマーケットにはインパクトを与える内容でした。

というのは、これまでECB内での不協和音が漏れ伝わってきており、
ECBは大胆な緩和策を講じることはできないのではないか、
という思惑から、緩和を期待して売られてきたユーロを
買い戻す動きが出ていたため、
「全会一致でバランスシートレベルを12年初期レベルに増加させる」
という意見の統一がみられたことに、まず素直に反応。

2012年というと、、、ギリシャデフォルトリスクが騒がれた年でした。
この時のレベルにまでバランスシートを拡大させるということは
これからおよそ1兆ユーロ規模の「資産買入れ」が行われるはず?!

その具体策が出てきたわけでないというのが物足りないところでは
ありますが、もし、この合意をECBが本気で取り組んでいくなら
そりゃー1兆ユーロ(142兆円弱)もの緩和政策が始まるんですもの、
ユーロは素直に売っていいと思います。

10月に資産担保証券(ABS)とカバード債は1兆ユーロ程度あると、
コンスタンシオECB副総裁が述べていますので、これらの全て、、、
国債にまでは踏み込めないのかなぁ・・・?!

このECBの結果を受けて、ユーロ円が急落中で、これに連れてクロス円が下落、
ドル円も引っ張られて下落しちゃってます。

安値を引きつけて またどこかで買うことを考えています。

※メモ
4日火曜中間選挙で共和党が勝利したことを受けて
5日のNYダウは100ドル高
NY株式市場では出遅れていたエネルギー関連銘柄や公共株も買われ
NYダウ、S&P500種ともに過去最高値を更新。 人気ブログランキングへ

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2014年11月5日水曜日

まさに押し目待ちに押し目無しの様相。

今日は日銀の黒田総裁が都内で講演した際、
「物価安定目標」を早期に実現するために
できることは何でもやると今後への決意を改めて強調したことで
円安ドル高が一段と進行しました。

114・50円レベルまで円安進行ですよ。。。
ちょっと早すぎな印象ですが、
値ごろ売りは厳禁ですね。

今夜のADP雇用統計でどっちに振れるか。。。

米国指標が良ければ、さらに利上げ時期が早まるという
思惑でドル高が進行すると思われます。


予想は+22万人ですが、さあ、ちょっとくらい
調整入りを望む声があるなか、どうなりますか。

ドル円ロングは継続中。
************************

ユーロドルは、再度1.2500ドルの節目を割り込んでいます。

 昨日は欧州委員会がユーロ圏の成長率見通しを引下げ他にもかかわらず
 ユーロは底堅く推移して反発の様相も見せていたのですが、
今日夕方発表された 9月ユーロ圏小売売上高が前月比1.3%減と
市場予想平均の前月比0.8%減を下回ったことを受けて
ユーロ売り再開となりました。
前年同月比も0.6%増と市場予想平均の前年同月比1.4%増を下回っています。

昨日はECB関係筋が
「ユーロ圏の中央銀行総裁はドラギECB総裁の運営スタイルについて
不満を表明する計画がある」と伝えたことで、
明日のECB政策理事会で大規模な量的緩和策が導入される可能性が後退したとする
見方が強まったとされ、ユーロは買い戻されていました。

 特にドイツ中央銀行のバイトマン総裁は、
ECBによる民間資産の買い入れを批判しており、
 国債購入に強く反対しています。

欧州は指標が悪ければ量的緩和導入期待が高まることで
ユーロ売りと素直な反応ですね。

米国と欧州の金融政策の違いに素直にドル高ユーロ安と
なる展開が継続しています。

明日のECB理事会の結果受けて、売り込まれてきたユーロが
買い戻されるか否か、さらに下落することとなるのか、
ドラギ総裁はどこまで踏み込んだ発言をするかに注目です。

ドラギさんが日銀に倣って、ドラギバズーカに言及する可能性だって
ゼロじゃないんですから。言及程度だと思うけれど(^^;
ドイツの反対をおさめて国債購入に踏み切るまでの
事態ではないでしょうから・・・。

Twitter情報ですが、@ baumann1964さんが

「海外ファンド運用者の間ではECB輪番制によりドイツが投票権を
行使できない5月の会合でQE導入という見方が有力なようです。」

ってなつぶやきを見つけましたが、

この方同時に

「日銀も反対4を押し切っての強引な悪い意味でのサプライズ
緩和決行だったから、ドラギもやりかねないと期待を集めている。
しかし彼の独断での政策決定は不可能。」ともつぶやいていて、
やはり、ちょっとエキセントリックなドラギさんへの期待って
ちょっとはあるみたいね。

個人的には政策の予想はできないにしても、
今週はユーロ安、ドル高の流れが加速しそうな気がしています。

************************************************************

そして豪ドル。
オーストラリア準備銀行は昨日
 政策金利を現行の2.50%に据え置くことを発表、
これは市場の予想通りの結果です。

 声明では
「為替レートはドル高を大部分反映して最近低水準で取引されている」
 「ただ、特に最近数カ月の商品価格の一段の下落を考慮すると、
 豪ドルはファンダメンタルの価値の大半の推計を依然として上回っている」
などしていますが、
 前回声明では為替レートについて「歴史的水準より高い」と
言及されていたため、こうした文言がなかったことで
豪ドル高への懸念が和らいだとの見方から、
 4日は豪ドル買いが優勢となりました。

今日発表された経済指標はまちまちで、
9月小売売上高は前月比+1.2%と市場予想を大きく上回った一方、
 貿易収支は-22.6億ドルと市場予想を大きく下回っています。
 豪ドルは発表後に上下したが水準はあまり変わらず、
 豪ドルドルはレンジ圏での推移となっていたのですが、

な~んかね、5日夕方からドル高が加速してきたことで
豪ドルドルがレンジ下限をした抜けそう。

豪ドルドルがレンジを下方ブレイクして下落再開となると、
せっかく99円台まで上昇してきた豪ドル円が
100円達成を見ずにだれてしまいそうです。


*************************************************************
NZドルは今朝発表された第3四半期の雇用統計で、
 失業率5.4%への低下は予想通りでしたが
雇用者数が前期比+0.8%増と予想を上回ったことから上昇。

NZ円10月は83円台までの下落から、
 現在は89円台まで大きく上昇してきていましたが、
やはり、ドル高の勢いがついていることで
NZ㌦が安く、NZ円も連れて下げつつあるようです。。。。


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11月3日文化の日、114.21円という高値示現からじり安の展開。
11月4日火曜日、東京の連休明けの相場は、113円台でのレンジ相場となりました。

確か、、、今夜は米国の中間選挙。。。。

ところが、あまりに結果が見えすぎていてマーケットはこのイベントを無視。
まったく影響がありません。オバマ大統領のレイムダック化は想定内でしたが
こんなにマーケットに影響を及ぼすことなく
通過してしまうとは思ってなかった。。。


今夜はこのままレンジ推移となりそう。

日中の日本株は相応に上がりましたが、日経平均はほぼ寄り天。
寄付きが高値となり、日中はじり安の展開ね。

週末買い上げられた先物との鞘を埋めたら、
それ以上買い上げるパワーがなかったということですが、
まあ、ここからはのんびり行きましょう。

一部には「過熱感を警戒」する向きがあります。

日経平均の25日移動平均からの上方乖離率。
4日㈫前場終値時点で10.17%に達しています。

前回、終値時点で10%を超えたのは約1年半前の2013年5月22日(10.06%)。
いわゆるバーナンキショックと言われる「5.23ショック」の急落時と
並んでいるということが「リスク」という向きが出てきました。

その前はリーマン・ショック後の最安値からの戻り局面にあたる09年4月に
示現したきりで、それ以降25日移動平均線からこれほど乖離
したことはなかった、、、というくらいですから
かなり歴史的な元気な上昇相場となっています。


ところが、先週から今週の株価上昇で「過熱感」を指摘する向きがある一方で
まだまだ日本株には過熱感がないとする向きも存在しています。

日経平均は実に7年ぶりの高値圏まで上昇しているのですが、
ドル建て日経平均の4日前場終値は150.27ドルです。
1月8日に付けた年初来高値(153.58ドル)すら上回れない。。。。
という見方もるんです。

これは、完全に急速な円安・ドル高のせいなんですが(^-^;
為替水準を鑑みると「日本株はまだ割安で上値を追える」
と考える投資家がいてもおかしくないというのが、日本株高・円安の思惑に
繋がって居るため、なかなかドル円は下がりませんし、株価も落ちてこない。

私はこの相場「買うスタンス」でいるので、下がらないなら下がらないで
仕方がないと思っていますが、売りに回った向きにしてみれば
なかなか落ちない頑固な相場に映るのでしょう。

今日は帰りも遅かったし飲みすぎたので、ここまで~

あ、ドル円ロングは継続しています。

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2014年11月3日月曜日


日本は3連休、文化の日で株式市場はお休みですが、
為替市場は動いております。円安基調、とどまるところを知らず。

11月3日㈪ ドル円相場は112.70円と窓開け円安スタート。

10月31日㈮ 終値は112.31円ですので、およそ40銭の上昇で
そのままこの窓を埋めることなく112.70円台で揉み合っています。

10月31日は 109.17 ~ 112.31 と
たった1日で3円もの上昇ですから
チャートだけ見ると、値ごろでちょっと売ってやりたくなります。

が。

この相場、売りから入るのはご法度。
もし下がったら、それはありがたく買うチャンスが巡ってきた、と考えるべきで、
行き過ぎたから売って取ろうというのは大変危険かと思ってます。

というのも、それだけ今回の
「日銀バズーカ2」と「GPIF新ポートフォリオ」のインパクトは大きく、
この相場は「いよいよここからが第2幕のスタート」だからです。

(と大倉キャプテンが先週のWEBセミナー為替デスマッチで力説しておりました!)

今回の追加緩和のキーナンバーは「3」だそうです。

◆「日銀黒田バズーカ2」の概要

①長期国債の保有残高の伸びを年間50兆円から80兆円と30兆円拡大。
②買い入れる国債の平均年限も最大3年延長。(平均残存年限を7-10年程度へ)
③ETFやREITの買い入れ額を3倍に。
(ETFの年間買入れ額を1兆円→3兆円に、
 REITの年間買入れ額300億円→900億円に)
※ETFの買い入れ対象に新たにJPX日経400連動型ETFを加える
株式市場はこの③に支えられて、今後大きく買われていくでしょう。
とにかく、下がったら日銀が下を支えてくれるのです。

前回がなんでも「2」倍にするということで「2」がキーナンバーでしたが、
今回は3なのね。こういうとこってわざわざ揃えているのかしら?

そして、2%の物価目標は2年という区切りはなしに、
無期限で邁進するようです。

これで来年2015年末時点のマネタリーベースは350兆円を突破する見込みで
アメリカのQE政策 約450兆円(約4兆ドル)に迫る規模となります。

GDPに占める比率は日米欧で断トツで、なんと7割に達するということで
世界的にも異例の領域に入ります。
ちょっと怖いですが、しかし、米国が異例のQE政策をこの10月に無事終えた
(まだわからないとする向きもありますが)
ことから考えれば、出口の道筋も米国に倣えばいいワケです。
出口のことを考えたら、何もできませんね。。。

米国がQE終了のタイミングで日本がQE2を発表したということになりますが、
これで、米株も下落リスクが随分と払拭されたのではないでしょうか。

だって、日銀バズーカとともにセットで出された年金マネーの運用方針を
みれば、海外への投資比率が予想より大きい。これは米株にも
年金資金が入るという思惑に繋がっているでしょう。

◆GPIF

国内債券 60% → 35%
国内株式 12% → 25% 
海外債券 11% → 15% 
海外株式 12% → 25% 

特にこれまで海外投資が23%だったものが40%へと引き上げられます。
なんと、外モノに4割もの投資をするというのです。

これ、どう考えても円安要因です。

円を売って、ドルやユーロ、ポンド豪ドルなどを買って、
海外の債券や株式を買うってことなんですから。

130兆円の1%で1.3兆円ですから、17%も引き上げられたら
この計画に合わせるなら単純計算で
22.1兆円規模の円売りが出る計算。

これが発表されて、
「円買いしよう、だってちょっと行きすぎだもの。」

という気になります?!

まさにバズーカ!

なんですよ。

勿論、国内株式市場も新運用案では13%も増えていますので
16.9兆円が年金マネーとして流入する計算です。
日銀が買うETF分とは別に、です。
さらに、日本株市場では自社株買いの動きが強まっています。
大倉さん曰く3~5兆円規模になるそう。
大倉キャプテンが時々おっしゃる
スチュワードシップコードですが、
https://www.nomura.co.jp/terms/japan/su/A02233.html

解りやすく言うと、

機関投資家が個客の利益を実現するためには、
投資先企業の持続的な成長を促し企業価値を高めていくことが求められる、
ということで、
機関投資家が積極的にその役割を果たすために
投資先企業と話し合っていく。。。

つまり、企業価値を高めよ!という圧力ですね(^-^;

株主総会における議決権行使もその一つですが、

株主還元しなさいよ。そうじゃないと、あなたのとこの株は買わないよ。

というわけですから企業の「増配」や「自社株買い」などが促進されます。
自社株買いは市場に流通する株数を減ることで
相対的に1株当たりの価値が高まることになりますね。

日本の自社株買い拡大、資金力と割安、ROE改革が企業刺激
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N7EWH06KLVR801.html

そこで出てきたのがROE、自社株買いによってROEが上昇します。
日銀は今回、JPX400のETFを買うことも発表しましたね。

つまり、ROEの高い400社に選ばれれば、日銀や機関投資家が
株を買ってくれるのです。この先の株式市場はROEの高い銘柄が
注目ですね。大倉キャプテン曰く、米国に合わせて8%というのが
目安になっているようです。8%以下の会社は努力が求められます・・・

というわけで、企業の自社株買いも相当出ていますし出てきます。

だから、日本株も下がったら買いの一手。

勿論、銘柄はたくさんありますので、個別では下がるものもあるでしょう。
インデックスは上昇相場第2幕が始まったばかりと考えるべきでしょう。

ということで、ボラティリティが上がっているため、
多少の乱高下もあるかと思いますが、
大きく下がったら買うしかない相場の到来です。
変に売ることをせずに、のんびり買い場を待ちましょう。

雇用統計で大きく下がる相場が来たら、ちょっとずつ買い増ししたいかな。

**********************************

週明けのドル円も下がる気配がないので、ロングは継続。
追加でポンド円179.98円でロングしたのですが、
ぐいぐい上がっていきます~凄いね。この相場。

あ、ユーロドル相場は1.2500ドルを割り込んでいます。
更なるユーロ安となるか否かは今週のECB理事会に注目。

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