2022年4月28日木曜日



1・中国ロックダウン、米企業業績に影
2・天然ガス反発、
  ロシア、ポーランド・ブルガリアへのガス供給停止
--------------------------------------------------------

米株、今夜はリバウンド?!

来週5月4日のFOMCの0.5%利上げはほぼ織り込まれているため
米金融政策は今更来週FOMCまでのマーケットの波乱要因ではない
と思われますが、気になるのは中国のロックダウンの影響。

中国2大都市でコロナ感染落ち着く兆し、上海のロックダウン緩和も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-27/RAZ9N1DWX2PS01
この報道のとおりに自体が人流規制緩和に向かえばいいですが、
すでに米企業業績に暗雲漂い始めた印象も。

中国ロックダウン、マイクロソフトや半導体メーカーの業績に打撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-27/RAZO0HDWX2PT01?srnd=cojp-v2
・マイクロソフト
 操業停止が続けばゲーム機「Xbox」やラップトップ「サーフェス」の
 生産能力を損ねると警告

TI株急落、業績見通しが市場予想下回る-中国ロックダウン影響
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-26/RAYR24DWX2PT01
アナログ半導体最大手の米テキサス・インスツルメンツ(TI)
・4-6月期の売上高は42億-48億ドル(アナリスト予想は49億6000万ドル)
・1株利益見通しは1.84-2.26ドル(アナリスト予想平均の2.28ドルに届かず)
・中国に拠点を置く顧客が工場の稼働を停止したり操業レベルを落としている影響

欧州はロシア、ウクライナ戦争の影響で経済見通し下方修正。
ドイツ経済見通し、政府が大きく下方修正-ウクライナの戦争反映
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-27/RB007KDWLU6N01

外部環境が良くない中で日本株だけが上がる事は考えにくく、、、
明日は日銀の金融政策決定会合です。
ドル円が大きく動く可能性がありますので要警戒。

2・Ukraine war: Russia halts gas exports to Poland and Bulgaria
https://www.bbc.com/news/business-61237519
ロシアのエネルギー大手ガスプロムは、ポーランドとブルガリアが
ルーブルでの支払いを拒否したため、ポーランドとブルガリアへの
ガス輸出を停止したと発表。天然ガス相場、大きく反発中。

ただし、ポーランドもブルガリアも、
年末に切れるガスプロムとの契約を更新しないことをすでに計画しており
ポーランドの場合は、その準備のために
ガスの貯蔵量を増やしていたとしています。

5月1日には、リトアニアとの新しいガスパイプラインが開通し、
ポーランドはリトアニアのLNGターミナルからのガスに
アクセスできるようになる予定で
こうした事態は想定内のようです。

ただし、EUの天然ガス輸入のうち、ロシアからの供給は約40%を占めており
ロシアトップのヴャチェスラフ・ボロディン議員は
他の「非友好的」な国に対しても同じことをすべきだと述べており
経済戦争の様相激化でエネルギーマーケットが反応したようです。

足下では中国の需要減退リスクなどでエネルギー市場も
軟調地合いでしたが、ふたたび供給サイドの材料に反応する地合いに?

このところエネルギーは取引していません。
あまりにボラティリティが高く、方向も見えないので・・・。

為替のポジションはすべて継続中です。

今週の【ひろこのウィークリーゴールド】
貴金属スペシャリスト 池水雄一氏

<インフレの流れと円安トレンドは変わらず>
『円建てゴールド、歴史的高値更新』
https://youtu.be/QLDO08MfqLA


◆金自由化(1971年)以降の流れ
◆円建てゴールドとドル円
◆現状と今後

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
食卓を襲う!値上げラッシュ
まだまだ続くインフレの波について。

マーケットエッジ代表小菅努氏に伺いました。

<ウクライナ危機とサプライチェーンの混乱>
『まだまだ続く!食卓を襲う値上げラッシュ』
https://youtu.be/QzwJDRQdemA
◎うまい棒初の値上げ
◎値上げ企業64.7%に(予定含む)
◎小麦高騰と家計
WeeklyGOLD、会場セミナー開催します!
【ひろこのウィークリーゴールド】
会場セミナー、5月から全国各地へ!
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/
<池水雄一×大橋ひろこ>
『世界経済・金融のこれからと貴金属マーケット』

日時:5/14(土)10:00-
会場:東京・新橋
定員:70名(応募多数の場合抽選)

▶ 詳細・お申込みは
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/?fbclid=IwAR0Wx0Zt1dC4fEYNzxC4dj4InlJ9yi74nac64e8xsEM6KJeIdf1eA7Amyn4

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年4月27日水曜日

 1・米住宅指標悪化、米株軟調地合いに拍車
2・岸田政権、緊急経済対策規模は小さいが希望は~
3・生保、機関投資家の今期運用計画
4・ロシア、ポーランドへガス供給停止
-----------------------------------------------------------
1・3月の米新築住宅販売8.6%減 価格、ローン金利上昇で
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN26DR10W2A420C2000000/

米新築住宅販売件数(3月) 76.3万件 
           (予想76.8万件 前回83.5万件(77.2万件から修正)


販売件数は 前月から8.6%減はなかなかのショック。

販売価格(中央値)は43万6700ドル(約5600万円)で
前年同月比21.4%値上がりで、まだ住宅価格は伸びていますが
需要が鈍っていることは確かです。

インフレ圧力もピークアウトとの見方も出てきていましたが
やはり金利上昇で需要減の構図はこの先顕著化するんでしょうか。

今夜も米国株は全面安です。
そして米金利も低下傾向続いています。
株から逃げた資金が債券市場に流入していると見られます。
※米長期債利回り
足下のドル円軟調箱の米金利低下の影響が大きいでしょう。

2・岸田政権が緊急経済対策を発表

ガソリン補助増額、6・2兆円「緊急経済対策」発表…参院選後に第2弾
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220426-OYT1T50171/
日本の現在のGDP需給ギャップは20~30兆にも膨らんでいるというのに
予備費の流用などで規模感が嵩上げした上でたった6.2兆円とは。
これでは経済対策にならないのと
その中身が石油元売への補助金とか
給付金を配る世帯を限定し国家の分断を生むなど、
その内容にも疑問符が大きく、
これで景気や日本株価が支えられるものではまったくありませんが、
一つ評価できるのがエネルギー政策において
原子力活用の議論が始まる可能性があること。

首相「経済対策2段階で」 エネルギー確保へ原子力活用
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA25B8S0V20C22A4000000/
「再エネの最大限の導入と原子力の活用を進めることも
エネルギー市場の安定化のために極めて大切だ」

具体的にいつどのよう形で、という部分はまだわからないものの
輸入に頼らない国家のエネルギー供給が見えてくれば
為替市場での執拗な円売り攻勢も細るでしょう。

エネルギー政策は為替市場には大きなインパクトになるはずです。

足下のドル円相場の上昇一服は、ドル金利上昇が止まったことに
起因していると思われ、まだ日本のファンダメンタルズに
反応しているわけではありませんので、
この先、岸田政権のエネルギー安全保障政策には大いに期待したいと思います。

3・機関投資家、生保の今季運用計画が出てきました。

日本生命:国内債を積み増し、ヘッジ外債は圧縮-2022年度運用計画
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-26/RAX42NDWX2PS01?srnd=cojp-v2
金利水準を勘案しつつ、30年債中心に超長期国債へも投資-国内債
ヘッジコスト上昇で利回りの高くなくなる米国債は売却、入れ替え
オープン外国債券の残高は、為替の不透明感が続く中で横ばいから減らす

第一生命、国内債を積み増し、オルタナティブ投資を強化 22年度運用計画
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL25HP3_V20C22A4000000/
・国内債券を積み増して金利リスクを削減
・ドル建て債のヘッジコストが上昇しているため、
 比較的上昇が緩やかなユーロ建てに振り向けるなどしてコスト低減に取り組む
 
一方で住友生命はオープン外債を増やすそうな。
為替ヘッジをつけないので純粋なドル買いになりますね。

ヘッジ外債を数千億円規模で圧縮・オープン積み増し、国内債減少
=22年度・住友生命運用計画
https://jp.reuters.com/article/sumitomo-life-insurance-idJPKCN2MI0QR
・為替ヘッジ付き外債を数千億円規模で減らす一方、
 オープン外債を数千億円規模で積み増す
・金利リスク削減のため超長期国債などに投資するが、償還が多く、
 ネットでの残高は減少を見込む

運用規模からみれば日本生命が国内ではかんぽ生命に次いで大きいと思われ、
その次が第一生命かな。
住友生命の規模はあまり大きくなかったと思います・・多分。
なんといっても最大のクジラはGPIFですが。

というわけで、今期は金利リスクが大きすぎるので
外債投資より日本国債への投資が増えそう。
これはここから先あまり機関投資家らの投資によるドル高圧力は
あまり大きくないということではないか、と推測されます。
すべての機関投資家の運用計画を精査したわけじゃないんですが・・・。

ですから円安に歯止めがかからない、というメディア論調に乗せられて
高値圏でドル買いして捕まらないように、とは思っています。

4・ロシア、ポーランドへの天然ガス供給停止=報道
https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-poland-gas-idJPKCN2MI1S0?il=0
ロシアと欧州を結ぶ天然ガスパイプライン「ヤマル・ヨーロッパ」の
ベラルーシからポーランドに向けた天然ガスの流れは、
GMT1400(日本時間午後11時)時点でゼロになっている。

ヘンリーハブ天然ガス相場は反発。
WTI原油相場も反発していますね。ただレンジの範疇ですが。
ロシア・ウクライナ関連のニュースにはまだまだ
警戒が必要です。

■ポジションは狙っていたクロス円参戦。

ポンド円162.80円ショート

ポンドにしたのはドルストレート、ポンドドル相場のチャートが
著しく悪化しており、底なしの様相を呈しているため。

ポンドドル日足


豪ドルドル 0.7327ドルショート
キウイドル 0.6706ドルショート 継続です

今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
食卓を襲う!値上げラッシュ
まだまだ続くインフレの波について。

マーケットエッジ代表小菅努氏に伺いました。
<ウクライナ危機とサプライチェーンの混乱>
『まだまだ続く!食卓を襲う値上げラッシュ』
https://youtu.be/QzwJDRQdemA
◎うまい棒初の値上げ
◎値上げ企業64.7%に(予定含む)
◎小麦高騰と家計
WeeklyGOLD、会場セミナー開催します!
【ひろこのウィークリーゴールド】
会場セミナー、5月から全国各地へ!
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/
<池水雄一×大橋ひろこ>
『世界経済・金融のこれからと貴金属マーケット』

日時:5/14(土)10:00-
会場:東京・新橋
定員:70名(応募多数の場合抽選)

▶ 詳細・お申込みは
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/?fbclid=IwAR0Wx0Zt1dC4fEYNzxC4dj4InlJ9yi74nac64e8xsEM6KJeIdf1eA7Amyn4

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ



2022年4月26日火曜日

1・中国人民元安阻止へ動くも元安止まらず
2・カナダ6月0.5%利上げ示唆もカナダ買いにならず
----------------------------------------------------

まだ北京のロックダウンの報はありませんが
ゼロコロナ厳戒態勢ではあるようです。

北京市、大規模コロナ検査を12区に拡大-4月26日~30日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-25/RAWIGDDWX2PS01?srnd=cojp-v2

⬇イデオロギー優先の中国への投資家の警戒が強まっているとの記事。
習氏は経済よりイデオロギー優先、中国株下落が映し出す投資家の懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-25/RAWBLNDWRGG001

※今日の上海総合指数。


中国からの資本流出が止まらず、当局が動きました。

中国、元安阻止に動く-外貨預金準備率を1ポイント引き下げへ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-25/RAW82VDWLU6Z01
・人民銀、外貨預金準備率を1ポイント引き下げ8%に-5月15日実施
・外貨預金準備率引き下げの発表後、オフショア人民元は下げ幅を縮小

・5銀行が外貨資金を活用できる容量を増やし
流動性管理を手助けすることが外貨預金準備率引き下げの狙い

しかし、為替市場での人民元安は止まる気配なし。
※人民元/ドル

リスクオフの様相が強く東京市場でも株は全面安。
Wボトムで上昇開始が期待されたマザーズもだめですね、、、

※日本の主要株価指数

そして、株から流出した資金は債券市場へ流入しているとみえて
今日は債権利回りが軒並み低下。

※米国債利回り一覧

米金利が低下してきた、ということでドル円上昇も止まったか?
ドル円、クロス円日足

ドル円と言うより、クロス円下落が大きいですね。
この流れが続くようなら早晩ドル円も落ちてきそうです。

ただし、低下しているのはドル金利だけではありません。

2・カナダ中銀、6月会合で50bp追加利上げ検討へ=総裁
https://jp.reuters.com/article/canada-cenbank-idJPL3N2WN355?il=0

カナダの現在の政策金利は1%。
先進国の間では高金利なんですよ。NZの1.5%に次いで高い。
アメリカはまだ0.25~0.5%ですし豪州などは0.1%ですからね。

6月会合で0.5%利上げすれば1.5%になるわけですが
このニュースが流れたところで、市場金利にそれほど大きな動きはなく、、、

※主要国2年債利回り一覧
※主要国10年債利回り一覧

カナダよりこれから猛烈なスピードで利上げとQTを開始するだろう
米国のほうが金利が高くカナダ買いにはつながらなそう。

しかも足下ではどの国の金利も低下傾向。
リスクオフで株から債権へと資金がシフトし金利を押し下げているのは
米国だけではないのです。

というわけで、リスク資産からのキャッシュ化の側面から
リスクオフ、資金還流のドル高が続いています。
これがクロス円の下落が大きくてもドル円を高止まりさせている一因。

通貨インデックス一覧を眺めていると円もやや強い。


リスクオフのドル高、そして円高の流れがもどってくるか?

今週は日銀の金融政策決定会合もありますから
ドル円ロングで攻めるムードにもありませんし
ドル円には高値警戒も強いのでしょう。

とかなんとか書いていて、深夜3:30気がつけば米株はプラス圏に浮上。
ショートカバーでしょうか、買い手もいるのか?
リスクオフ相場とはいえ○○ショック!!というような
暴落相場ではないので、戻りも入れながら、です。
こうして戻ったタイミングで売る事も考えてみたい局面です。
クロス円あたりを・・・

豪ドルドル 0.2327ドルショート
キウイドル 0.6706ドルショート 継続

WeeklyGOLD、会場セミナー開催します!
【ひろこのウィークリーゴールド】
会場セミナー、5月から全国各地へ!
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/
<池水雄一×大橋ひろこ>
『世界経済・金融のこれからと貴金属マーケット』

日時:5/14(土)10:00-
会場:東京・新橋
定員:70名(応募多数の場合抽選)

▶ 詳細・お申込みは
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/?fbclid=IwAR0Wx0Zt1dC4fEYNzxC4dj4InlJ9yi74nac64e8xsEM6KJeIdf1eA7Amyn4

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ




2022年4月25日月曜日

1・米株大幅下落、下落トレンド入りか?
2・中国、北京も都市封鎖か?
3・人民元急落、中国から資本流出?
4・中国石油需要急減
5・28日、日銀金融政策決定会合
6・仏大統領選挙大勢判明は月曜東京市場直撃?
-----------------------------------------------------
1・4月22日㈮米国株顔大きな下落を見せました。

⬇これは19日の記事ですが、
このような動きが加速しているのかもしれません。

米株ファンドから資金流出、年初来で最大規模-リセッション懸念で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-19/RAL0C3T0AFB501
・米株ファンドは13日までの1週間で155億ドル(約1兆9900億円)の資金流出

⬇そして23日にも続報。

米株式からの大量資金流出、まだ始まったばかり-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-22/RAQUVWT1UM0X01?srnd=cojp-v2
・米大型株から1週間で196億ドル(約2兆5200億円)引き揚げ
・モルガン・スタンレーも警告、米実質金利の上昇は近く株式圧迫へ

ロシア制裁や中国主要都市ロックダウンでさらなるインフレリスクが強まる中、
高価格からの需要減退リスク➡景気後退懸念が出ているところへ
インフレ抑制のための急激な金融引締めが始まるわけで、
その割には株価はまだまだ高値圏にあるということが不思議だった、
という話もありますが。

※米主要株価インデックス一覧  21年11月~22年1月に天井つけてますね。
くわえて、こんな噂も。
2・北京もロックダウンの可能性?

@103steps さんのツイート
https://twitter.com/103steps/status/1517844354433699840
北京にも感染者が出ていることは報じられていましたが、、、
24日 21:07 こんな報道が出てきました。
首都北京でも防疫強化
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/777831
・市当局者は感染力が強く、厳しい措置が必要だと強調。

いよいよ首都北京の都市封鎖の可能性も出てきました。
この事態を先行して織り込んでいたのが人民元ということでしょうか?

3・人民元急落、中国から資金流出
人民元/米ドル

中国は米利上げに「適応可能」-外為当局は通貨安や資本流出懸念せず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-22/RAQVQ1DWX2PS01
・週間ベースでは2015年8月の元切り下げ以来の大幅下落
・3月は中国資本市場から記録的な海外投資マネーが引き揚げられた

当局は米国利上げの影響としており、適応可能だとコメントしていますが
中国経済が麻痺していることへの懸念からの資本流出の可能性も否定できません。

中国の需要が減退するということは、
コモディティ市況にも影響を及ぼす可能性が。

4・中国で石油需要が急減、コロナ禍初期以来の大幅な落ち込みへ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-22/RAQGN6T1UM1J01
・ガソリンやディーゼル、航空燃料の4月需要は前年比20%減へ
・21年平均と比較した場合、中国の1日当たりの石油需要は約9%減に相当

WTI原油はまだ小動きですが、
ヘンリーハブ天然ガス先物相場は。。。

金まで下がってましたね。
そもそもがドル高なので、本来は国際コモディティ市況は弱いはずなんです。
それが、コロナ禍のサプライチェーンの乱れにロシアウクライナ戦争の影響で
一段高となっており、金利やドル高の影響をほとんど受けてこなかった商品ですが
「需要が減退するリスク」があるなら、供給に不安があっても価格はあがらないかも。

いよいよ商品市場は供給懸念ではなく、需要懸念を織り込み始めたとするなら
2~3月の高値が一旦の天井(超長期的には脱炭素が続く限り高いと思うけど)を
つけた可能性があるのではないか、と見ています。

こうなると最も強いのはなんでしょうか。

基軸通貨ですね。キャッシュ化で最も資金が還流するのはドルです。

というわけで通貨インデックス一覧。

ドル以外の通貨が軒並み下落を加速させています。
週末金曜、ドルロングを作りました。

豪ドルドル 0.2327ドルショート
キウイドル 0.6706ドルショート

ドル円にしなかったのは、今週日銀もあるし、、ということです。

5・4月28日、日銀の金融政策決定会合 

日銀ではYCCのターゲットを10年から5年債に変更するとか
金利変動幅を0.5%に拡大するなど(実質利上げですよね)の修正が
一部で予想されています。

黒田さんは来年3月の任期まで政策の修正をしないかもしれませんが
今回のインフレ圧力は夏の参院選に響くと政府からの圧力もありそう・・・
ということもあって、何がおきるかわかりません。
日銀会合の前の「観測記事」にも注意が必要。
アドバルーンだけでドル円1円くらい動いちゃう地合いになっています。

先週の日米財務相会談でもTBSの【独自】報道が為替を動かしました。

【独自】協調介入も議論 急速な円安ドル高進む中の日米財務相会談
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb72c131bdbcff1a21bf2d484d6e4c0c433e8ed2
「アメリカ側は前向きに検討してくれるトーンだった」
このアメリカの反応は円安に苦しむ日本政府にとっても驚きだったということで、円安がさらに進んだ場合、日米による協調介入が行われるかどうか、新たな注目となります。


これでドル円、一時1円くらい下がりましたね。
前向きなトーンだっただけで決して米国が介入に応じたわけじゃないのですが。

やはり否定する報道が出てきました。

日米財務相の協調介入協議報道、事実ではない=財務省幹部
https://www.asahi.com/business/reuters/CRBKBN2MG018.html

財務省幹部為替の協調介入を協議したとする一部報道について
「事実ではない」と否定的な見解を示した。

どうなってるんでしょうね、
まあ、そんなところでしょうとは思っていました。
金融政策に反する方向のドル売り介入など米国が応じるとは思えませんし。

というわけで今週日銀に向けて「メディアの飛ばし観測記事」にはご用心。

6・フランス大統領選挙

仏大統領選 決選投票始まる 現職再選か、極右候補当選か
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6424735

こればかりは蓋を開けてみないことにはわかりません。
25日未明には大勢判明ということは、東京時間オープンに直撃。

このリスクを取りたくないのと、先週のドル独歩高の影響で
ECBの7月利上げ観測でユーロが上昇した分がすっかり剥げ落ちてしまいました(T_T)
ユーロ円ロング、撤退を強いられています。

仏大統領選の結果を受けた乱高下をみたあとでないと
ユーロには参戦できませんね。。。

豪ドルドルとキウイドルのショートになりました。

********今週の予定************
25日(月)
ドイツIFO景況感指数(4月)

26日(火)
日本雇用統計(3月)
米消費者信頼感指数(4月)

27日(水)
豪州消費者物価指数(第1四半期)
ドイツ15年債入札

28日(木)
★日銀金融政策決定会合~日銀展望リポート公表
日銀国債買い入れ日程(5月)
ドイツ消費者物価指数(4月)
米GDP速報値(第1四半期)

29日(金)
昭和の日祝日のため東京市場は休場
豪州生産者物価指数(第1四半期)
ドイツGDP速報値(第1四半期)
ユーロ圏GDP速報値(第1四半期)
ユーロ圏消費者物価指数(4月)
米個人所得支出(3月)
ロシア中銀政策金利
【ひろこのウィークリーゴールド】
貴金属スペシャリスト 池水雄一さん

<知っておきたいゴールド豆知識>
『貴金属にも「金利」あり』
https://youtu.be/rf_bIet2Xww
◆ ゴールドには金利がつかない?
◆ 金利とは
◆ リースはなんのために?
◆ リースとスワップ

それからWeeklyGOLD、会場セミナー開催します!
【ひろこのウィークリーゴールド】
会場セミナー、5月から全国各地へ!
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/
<池水雄一×大橋ひろこ>
『世界経済・金融のこれからと貴金属マーケット』

日時:5/14(土)10:00-
会場:東京・新橋
定員:70名(応募多数の場合抽選)

▶ 詳細・お申込みは
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/?fbclid=IwAR0Wx0Zt1dC4fEYNzxC4dj4InlJ9yi74nac64e8xsEM6KJeIdf1eA7Amyn4

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年4月21日木曜日

 

1・ECBやっぱり7月利上げあるかも?
2・海外勢の日本株買いと日本国債売り
3・4月28日の日銀金融政策に注目高まるか
-----------------------------------------------
1・ECBは7月利上げに道開く、同月にQE終了で-デギンドス副総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-21/RAOFFIT0G1L501
・ベルギー中銀総裁やラトビア中銀総裁も7月利上げあり得るとの考え

昨日もECB制作委員のラトビア中銀総裁が7月利上げの可能性に
言及していましたが、今日はECB副総裁が7月利上げの可能性を示唆。
副総裁だから市場に及ぼすインパクトは大きいわよね?!

日本も金利上昇圧力は強いのですが
日銀のYCC政策によって0.25%上限からは上がらないよう
長期債を無制限購入しています。
連日の指し値オペは一層の円売り圧力となります。

動かぬ日本の10年債利回りに対して
世界の金利は上昇を加速させていますが
出遅れていた、独、フランスなど欧州金利も上昇を強めており
この金利差(赤い矢印)がFX市場での
トレード材料として注目されるわけね。
赤い矢印部分はユーロ円買い材料のひとつ。

※主要国の長期債利回り一覧 出遅れていた独、仏も上昇加速


ECB副議長が7月利上げの可能性を示唆したため
夏に向けて思惑が強まる可能性大。
独の長期債利回りは今年1月までマイナス圏で推移していたのですが
早晩1%台を超えてきそうですね。

ECBの年内3回の0.25ポイント利上げを織り込み-短期金融市場
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-21/RAOFS3T0G1KZ01
・年内0.25ポイント利上げが3回決定されるとの見通しが短期金融市場に反映

ユーロ円、買い直して良かった(ΦωΦ)
ユーロ円ロング継続。

仏大統領選挙はリスクですが
昨日20日の公開討論会ではマクロン現大統領が優勢だったようです。

2・4月、海外投資家の日本株買い
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/investor-type/nlsgeu000006c28w-att/stock_vol_1_220402.pdf
4月第2週 ( 4/11 - 4/15 )
現物 863億円買越し
先物  17億円買越し
 計  880億円買越し

海外投資家は3週連続で日本株を買ってきています。
円安が進んだこともあるでしょうか。

この週、個人投資家は▼193億円、売り越しですね。

一方で、海外勢、日本国債を売りに回っています。

海外勢、日本国債売りに傾斜 日銀緩和維持なら買い戻し
https://www.nikkei.com/article/DGXZASFL21HDL_R20C22A4000000/
・「日銀が現行の金融緩和政策を修正するのではないか」との思惑

彼らの売り圧力が金利上昇圧力につながり指し値オペを余儀なくさせています。
これが日本円売りにもつながっているのですが
日本株は売っていないのでトリプル安というわけでもない。
この点は救いですね・・・。

4月28日の日銀の金融政策決定会合は注目です。
YCCのバンド幅拡大とか、ターゲットを10年からもっと手前の短い年限に
変えるとか、日銀の政策の修正があるかどうか。。。

何もしなければ更に円安が進むリスクがありますね。

【ひろこのウィークリーゴールド】
貴金属スペシャリスト 池水雄一さん

<知っておきたいゴールド豆知識>
『貴金属にも「金利」あり』
https://youtu.be/rf_bIet2Xww
◆ ゴールドには金利がつかない?
◆ 金利とは
◆ リースはなんのために?
◆ リースとスワップ

それからWeeklyGOLD、会場セミナー開催します!
【ひろこのウィークリーゴールド】
会場セミナー、5月から全国各地へ!
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/
<池水雄一×大橋ひろこ>
『世界経済・金融のこれからと貴金属マーケット』

日時:5/14(土)10:00-
会場:東京・新橋
定員:70名(応募多数の場合抽選)

▶ 詳細・お申込みは
https://www.yutaka-trusty.co.jp/weeklygold_seminar/?fbclid=IwAR0Wx0Zt1dC4fEYNzxC4dj4InlJ9yi74nac64e8xsEM6KJeIdf1eA7Amyn4

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ


 1・ドル円130円目前、日銀連続指値オペと、G20/日米財務相会談
2・ECB7月利上げの可能性残る~目先フランス大統領選の行方が重要
3・米住宅指標に陰り、住宅ローン上昇につき
4・人民元下落基調へ?
------------------------------------------------------------
1・ドル円相場は129.40円まで上昇、130円まで後60pipsにまで迫りました。
今日も日本の長期国債の金利に上昇圧力が強まり、日銀が指値オペへ。
これをきっかけにドル円上昇が一服しています。

ドル・円は20年ぶり129円台から反落、日銀指し値オペ後に利益確定
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-19/RALYEPT0AFBB01

指し値オペは長期債利回りを0%±0.25%以内に維持するために
国債の購入量をコントロールするものですが
金利上昇圧力が強い場合は、無制限に中央銀行が国債を買い入れるわけです。
金利上昇が続くなら、どんどん日銀の買い入れは膨らむため
強烈な緩和圧力=円売り要因とみなされるのですが、
明日以降も連続指値オプ実施が通達されています。

日銀 5営業日連続で「指し値オペ」を実施へ 
https://news.yahoo.co.jp/articles/dfa382706b4684f2da2c52f629970a6e0ebcd6e9
「指し値オペ」を21日から26日まで連続で実施

また、今日20日からG20=主要20か国の財務相・中央銀行総裁会議が
アメリカの首都ワシントンで開催されており、
日米財務相会談も行われる予定です。
なにか為替市場への牽制球が投げられる可能性もゼロではないため
投機筋らは今日の指し値オペ後のドル円高値で手仕舞いに入っているようですね。
129.40円から127.45円へと2円ほど下落しています。

G20、日米財務相会談で強烈にトレンドを転換させるような
施策が出てくるとは思えませんが、
念のため利食えるものは利食っておこうということか。
今夜は米金利上昇は一服しており
金利上昇が止まればドル円も大きく下がる可能性もあるにはあるんですけど、
今回のドル円相場の大きなドル高円安トレンドの要因には
日本の貿易赤字が常態化してきた、というファンダメンタルズも影響しています。

原油高と円安が輸入額押し上げ、貿易収支は8カ月連続赤字-3月
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-19/RAIUWFT0AFB401

貿易赤字は円安要因です。
日米金利差だけでなく日本のファンダメンタルズが
円安トレンドを作っている側面も大きいのよね。

金利差拡大が一服したことでドル円が下落しても
また買い向かう向きはたくさんありそうです。

※ユーロ円137.28円Lは継続しています。
キウイドル0.6871ドルSは0.6781ドルで買い戻しました。

2・欧州の夏の利上げの可能性はまだ残っているようです。

ECB、7月利上げもあり得る-カザークス氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-20/RAMTGFT0G1L201?srnd=cojp-v2
・ECB政策委員会メンバーラトビア中銀総裁は、7月の利上げもあり得ると発言
・顕著なインフレリスクがある

欧州のインフレも深刻だということですが
ECBの利上げ時期ガイツになるかというより
まずは今週㈰のフランスの大統領選挙の行方が重要。

仏大統領選、ルペン氏勝利なら市場に衝撃-英EU離脱投票の再来警戒
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-20/RAMW95T1UM1101
今度の日曜日4/24フランス大統領選挙決選投票ですが
ルペン氏勝利なら株とユーロは急落するとの見方が大勢。

ユーロ円ロングはコストより上に逆指値をおいておきます。

3・米中古住宅販売、20年6月以来の低水準-ローン金利急上昇が響く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-20/RAMUJVT0G1L301
・3月の中古住宅販売件数、前月比2.7%減・20年6月以来の低水準
・中古住宅価格は前年同月比15%上昇、過去最高の37万5300ドル
・30年固定の住宅ローン金利は現在、2018年以来の5%台
 ~住宅ローン金利急上昇の影響を受け始めている
 
コロナ禍で注目されたネットフリックス株の急落も気がかり。

ネットフリックス、株価30%急落で米取引開始-会員数急減を嫌気
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-20/RAN4JWT0G1L601

ただ、今夜は米金利上昇一服でダウ平均は比較的堅調な推移。

ポジションはユーロ円ロングのみ。

【ひろこのウィークリーゴールド】
貴金属スペシャリスト 池水雄一さん

<知っておきたいゴールド豆知識>
『貴金属にも「金利」あり』
https://youtu.be/rf_bIet2Xww

◆ ゴールドには金利がつかない?
◆ 金利とは
◆ リースはなんのために?
◆ リースとスワップ

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ



2022年4月20日水曜日

 1・ドル円128円台へ急伸 米0.75%利上げの可能性も?
2・介入の噂があるが・・・
3・天然ガス10%、WTI原油5%超下落
--------------------------------------------
ドル円128円台後半まで一気に上昇してきました。。。


ドル高であり、円安でもあるわけですが
FRBからさらなるタカ派発言が飛び出したことも火に油を注ぐことに。

セントルイス連銀総裁、必要なら0.75ポイント利上げも選択肢か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-18/RAJZN1T0AFB901?srnd=cojp-v2

すでに市場には一気に0.75%利上げの観測が出てはいましたが
FRB高官がそれを口にしたことで、ドル金利はまたしても上昇加速。

※米国債利回り一覧
日本は日銀が基本スタンスを変えないことがアナウンスされていますので
円売りの安心感があるわけですが、
今日も鈴木財務大臣が急速な円安への牽制発言を行うも

鈴木財務相
「為替の安定は重要、急速な変動は望ましくない」
「経済状況を考えるとデメリットをもたらす面が強い」
「緊張感を持って市場の動向を注視」

どうせ何もできないだろう、と足下を見られているとみえて
大臣発言の後から円安が加速するという流れに。
投機筋がこぞって入ってきていますねぇ・・・

※通貨インデックス一覧 ドル高であり、円安でもある

2・一部で円買い介入があるのでは(130円で)という噂があるようですが
介入は日銀単独でやっても効かないですので単独介入はしないでしょうし、
今、米国など他国がドル売り円買いの強調介入に賛同してくれるか、
というと米国はインフレを抑制したいわけですのでドル高で良いわけです。
そのドルを売るというような介入に賛同するわけがありません。

そもそも日銀の政策が円売りを正当化させる方向にあるわけで
日本が介入で円買いに動くなどという矛盾は許されないとも思います。

つまり実際に実弾で介入が入る可能性は限りなく低い。

まずはドル金利上昇が一服しないことには止まらないんじゃないかな。
そのドル金利上昇が止まる可能性は「材料出尽くし」
FOMCイベント歯科なさそうな気がしますね。。。

あるいは日銀の金融政策の転換が市場の思惑として高まる可能性がある
5/6東京都区部の消費者物価指数、5/20全国消費者物価指数で
高インフレが確認される結果となる、とか・・・

昨日ユーロ円とポンド円のロング手仕舞って
キウイ円をショートしてしまったことを激しく後悔。

東京午前慌ててキウイ円ロングを損切りし
ユーロ円を再度ロングしました・・・・

85.16円 ➡ 85.80円ロスカット(泣)派手にやられた・・・

ユーロ円137.28円で再参戦。
キウイドル0.6871ドルショートは継続です。

3・ヘンリーハブ天然ガス、WTI原油急落

天然ガス先物 10%超下落


WTI原油 5%超下落

①中国の石炭・ガス生産、3月は過去最大水準に-ウクライナ情勢反映
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-04-18/RAIRF9T1UM1101
石炭生産は前年同月比15%増の3億9600万トン、
天然ガスは6.3%増197億立方メートル
原油生産は3.9%増の1771万トン

中国、石炭と天然ガスめちゃめちゃ増産しています。

世界の脱炭素計画、絵に描いた餅となりつつありますが
中国の増産で中国の輸入量が減少すれば世界の原油、石炭、ガス価格は下がりますね。

②バイデン米政権、連邦所有地の石油・ガス開発計画を再開
https://jp.reuters.com/article/usa-interior-drilling-idJPL3N2WG0JV?il=0

バイデン民主党政権は脱炭素政策を公約とし連邦所有地の
新規のガス石油の開発を停止させていましたが
これを再開することを決定。

公約を覆してでもガソリン高~インフレを抑制しないことには
中間選挙が戦えないということか。

すぐに市場尼米国産原油が出てくるという話ではないですが
心理的に投機マネーの流入を冷やすニュースではありますね。

③とにかく金利上昇

今夜はゴールドも銅も下落しており、金利上昇=ドル高を嫌気する
フェーズに入ったか?とも思えなくもありませんが、
原油価格が落ち着いてくれないと世界のインフレが抑制できませんので
これ以上投機マネーが入らないようにQTを急ぐというのは(5月にも開始か)
わからないでもないですね。
日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ



※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社