2018年12月14日金曜日

英国、今週11日の議会でブレグジット承認がされるかどうかが
注目だったのですが議会での採決は見送り、
その代わりに急に飛び出した翌日12日の保守党のメイ首相の不信任投票。

結果、同党下院議員317人のうち過半数の200人から信任投票を得て、留任。

今後1年間は党首選は行われず、
メイ氏の党首の座は守られることになるのですが
一体英国は何をやっているんだか、、、、。

メイ英首相、党内の信任投票で勝利 議員317人中200人が支持
https://www.bbc.com/japanese/46547884

不信任投票が実施されると報道があり、メイ首相がこれに受けて立つ、
と表明したあたりからポンドが上昇を始めるのですが
どうやら、メイ首相が負けるわけがない、という見込みがあったようで、
(メイ首相を辞めさせて誰を党首にするというのか、見えてこない中で)
実施され、メイ首相が勝利するならば、保守党としては今後1年
メイ首相でやっていくしか道がなくなる、ということが決まるわけで、
そうやって考えればこの不信任投票に意味がなかったわけじゃない、
のだそうです。

だからポンドが上がっているのね。

英議会がブレグジット案を承認するのを見送り、
英国トップの不信任投票が実施される、

という事実だけを抜き出してみれば、英国はダメダメでポンド売りとしか
思えない状況なんですが、それでも、不信任投票実施のための署名を集め、
もしかすると不信任投票でメイ首相が降ろされるかもしれない、
という不透明感が漂っていた時よりは、1歩前進した、ということが言えると。
そういう意味で、ポンドの売り方は買戻しに動いたんじゃないかということです。

また、今後はメイ首相のやり方に反対でも、不信任投票あと1年は
保守党としてはメイ首相を党首としてやっていかなくてはならないので
反対しても意味がないというか、道理がない。
ということで、保守党がまとまりやすくなるという見方もできるようです。

ですから、傍から見ていると英国は何も決められずだめだめですが
市場のほうはその先を見据えて、ノーディールブレグジット、
合意なき離脱のリスクが薄れたとみているということなのね。

どうも、腑に落ちないんですが(笑)
ポンドが上がっちゃってるんだから、受け入れるしかない。

というわけで、ポンドドルショートはロスカットを強いられました。

ポン様に手を出すべきじゃなかった・・・。

ノーディールブレグジットリスクが高まればポンド売りになりますが
ちょっとそのリスクが後退したり、ブレグジットで英国がまとまるような話が
出てくると、猛烈に買い戻しが入るような地合いでもある、ということですね。


13-14日にはブリュッセルで欧州首脳会議が開かれますが、
メイ首相は続投を手土産に参加することになりますが、
すでにEU側とはブレグジット案は合意していますので、
後は英国内でなんとかまとめてよ、としか言いようがないでしょう。
EUはここでの英国とのブレグジット再協議を否定していますので
大きなニュースは出てこないと思います。

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英国からの材料だけではなく、
市場にはリスクへの警戒が後退するニュースが
いくつか出てきたことで日米の株が買い戻されています。

①中国、「中国製造2025」戦略推進を抑制

※中国製造2025=2049年の中華人民共和国建国100周年までに
「世界の製造大国」としての地位を築くことを目標に掲げた取り組み。
2025年までに「世界の製造強国入り」を果たすことが喫緊の目標。

この産業政策の裏で、不公正な補助金によって中国企業の成長を促したり
(補助金は自由貿易ではなく国策であるという批判)
海外企業からの技術の移転、公正でない技術獲得などが
世界中で問題となっています。

国策によるシェア拡大で、5Gなど次世代産業技術をめぐる覇権争いが
米国との間で激化しているというのが、米中貿易摩擦のもう一つの姿ですが
(Huawei、ZTE排除などはまさにそれですね)

中国製造2025は中国の威信をかけた産業政策ですので
ここだけは譲れないのでは、、、と目されていました。

ところが、ここにきて中国は外国企業の参入に開放的な戦略へシフトすることや
達成目標を10年延期し、2035年をめどとする可能性が指摘されています。

この程度のことで、貿易戦争が沈静化するとは思えませんが、
売られ過ぎたマーケットの買戻しにつながるニュースではあります。


②中国、米自動車の関税引き下げに合意 現行の40%から15%に

まあ、これは報復として引き上げたものですが、ここでも態度を軟化。、

②イタリア19年予算案、財政赤字2%強に縮小

GDP比2.4%の赤字計画はEUの規則に反しているとしてEUから修正を
求められていましたが、当初は修正する気がないムードでしたよね。

それが、「財源が見つかった」として、
2.04%にまで引き下げることができるらしい。
どこから見つかったのか。見つかってよかったですね。

ということで制裁回避か、という流れでイタリアリスクも軽減されたようです。
来年からはもっと早く財源を探しておいてください。

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というわけで、株式市場買い戻しが優勢となりましたが、
来週のFOMCを確認するまでは方向がはっきりと出ないんじゃないかな。

今夜はECB理事会。

予想通り政策金利据え置きを決定。
債券買い入れ策の終了を確認。

注目の金利は
「少なくとも2019年夏まで維持、利上げ開始後も再投資を継続する」
フォワードガイダンスを示しました。

ドラギECB総裁は会見で
「最近の経済データは予想より弱い」
「リスクバランスは下振れ方向に傾きつつある」
「先行きの成長は勢いがやや鈍化すると予想」などと述べ
四半期ごとに発表する経済予測で成長率予想を下方修正しています。

2018年の成長率予想は、9月時点の2.0%から1.9%に下方修正。
2019年は1.8%から1.7%に引き下げ。
2020年は1.7%の予想を維持
2021年は1.5%予想(今回初予想)

インフレ率予想
2018年 1.7%から1.8%に引き上げ
2019年 1.7%から1.6%に下方修正。
2021年 1.8%予想

これを受けてややユーロは下落しましたが、ほとんどレンジの中で
大きな動きじゃありませんでした。

やっぱ本チャンは来週19日のFOMCかな。

82.86円豪ドル円ショート、81.68円で一旦買い戻しました。
このままリスクオン相場に発展するとは思えないのですが
ドル円が強いことと、中国の譲歩で株が持ち直していることなどで
利益が削られつつあるのでまずは一度利確。
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2018年12月12日水曜日

不安定な相場が続いています。

中国はHuawei幹部の逮捕への報復に出ました。

中国当局がカナダ元外交官を拘束、所属団体が釈放求める
https://jp.reuters.com/article/china-icg-canada-detain-idJPKBN1OA1PF

それから、中国の経済の冷え込みも顕著になってきました。

中国自動車販売、11月は前年比-13.9% 12年以降で最大の減少
https://jp.reuters.com/article/china-auto-sales-nov-idJPKBN1OA0IJ

自動車が売れなくなっている。

さらに中国は都合の悪い経済統計を公表しない方針のようで、、、
もともと信ぴょう性は高くありませんでしたが
鉛筆舐めることさえ放棄したか。

中国統計、相次ぐ公表停止の裏側
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38564600V01C18A2000000/

こうした状況の中での、米国とその同盟国によるZTE,Huawei排除。
そりゃ、中国だけじゃなく世界のマーケットも強気できる状況じゃないですね。

ファーウェイとの相互依存、シリコンバレーに打撃
https://jp.wsj.com/articles/SB12533227584267904171404584645330873481944
~今年ファーウェイが米企業から最大100億ドル(約1兆1200億円)の部品を調達するとの試算もある。中国による米国製自動車の輸入額にほぼ匹敵する金額

あ、どうやらドイツはHuaweiを使い続けるようですが、
DAXも下落が止まりませんし、ドイツといえば
ドイツ銀行の株価下落もひどいものです。

ドイツ政府がコメルツ銀行との合併調整に動くとの報道もありますので
政府が救済するんでしょうか。

ドイツ政府はドイツ銀とコメルツ銀の合併調整に前向き-フォークス誌
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-09/PJHQQU6K50XZ01

海航集団はドイツ銀行の筆頭株主から消えていますので
ドイツ銀行株を手放した模様。
https://finance.yahoo.com/quote/DB/holders/

ドイツ銀行を巡る動きも、ネガティブ材料ですね。

また、米国政府機関のシャットダウン問題ですが
米上下両院は6日、期間2週間の暫定予算案を可決し、
政府機関閉鎖の期限は今月22日に先送りされていますが
トランプ大統領はメキシコ国境に壁を建設する予算が認められないなら、
「誇りを持って」政府機関を閉鎖すると宣言したと報じられています。

今年1月にも一部政府機関が閉鎖されていますし
オバマ政権下でも2013年10月に閉鎖されていますので
それほど驚くことでもないですが、
今夜はこのトランプ大統領の発言で売られている側面もあるようです。
21日に一部の政府機関の予算が失効しますので
この点もここからのマーケットでの注目ポイントでしょうか。

ということで、世界の株式市場は軟調ですが
なぜかドル円がしっかり。

実需玉なんでしょうかねぇ。。。
やはり武田とか動いているんでしょうか。

まだ豪ドル円ショートは継続です。

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そして、今夜のもう一つのニュースは英国。

メイ党首(首相)に対する不信任案決議に必要な48人の書簡が手元に揃ったらしい。 

とロンドン在住の松崎美子氏のtweet
https://twitter.com/LondonFX_N20/status/1072523310708256769

これでポンドが再下落です。

戻り売り狙いでしたので再下落に乗って
ポンドドルを1.2593ドルでショートしてみました。

ポンド円の方がよかったかな、、、と思ったりもしましたが
ドル円がしっかりですし、クロス円は豪ドル円のショートを持っているので
ストレートで売ることに。

まだこのニュース、日本語でのメディア報道がないのですが、
まあ、どちらにしてもブレグジットがグダグダで着地点がみえないので
売りでいいんじゃないかと…。
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2018年12月11日火曜日

12/10㈪ 日経平均は 459.18円安の21219.50円

先週金曜のNYダウが558.72ドル安と、
雇用統計の数字を受けて失望の下落となっていたので
今日の日本株が弱いだろうことは想像に難くない展開ではありましたが
このまま下落トレンド入りするんでしょうか・・・。

北海道の地震や西日本豪雨、台風21号など災害が相次いだとはいえ
7-9月期のGDP改定値が前期比0・6%減、年率換算で2・5%減と、
速報値の年率1・2%減から大幅に下方修正されたことも嫌気されたとみられます。
これまで景気回復をけん引してきた企業の設備投資が
速報値から大きく落ち込みました。。。

日本株が弱く、米金利も低下してきているのにドル円が底堅いのが解せませんね。

ドル円は今日112.24円まで円高となる局面があったものの
東京時間後場から持ち直して再び113円台回復です。

テクニカル的に言えば、サポートライン、レジスタンスラインを引くと
綺麗な三角持ち合いで、この中でのもみ合いに終始している相場です。
がだし200EMAの上に位置していますし
一目均衡表でいえば雲が最後のサポートになっていますので
どちらかというと上昇するという見通しの方がしっくりする形。

ファンダメンタルズからは雇用統計も冴えず
株安、米金利安で円高のリスクが増大しているとみる向きが
増えている印象なのですが、、、。

ドル円も、この三角も持ち合いを終値で明確に抜けたほうに
トレンド発生とみるのがいいでしょうか。

ファンダメンタルや米金利の先行きへの思惑などの材料から決め打ちするのは
リスクとなるかもしれません。

ドル円がしっかりなので、今日はクロス円も戻り基調。
豪ドル円も上昇しましたが、
豪ドルに関しては中国リスクもあるので、
豪ドル円ショートは継続したままです。

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明日11日が英議会がブレグジット案を承認するか否かで注目されていた日ですが
明日の英議会の採決を見送りが決定しました。

英首相、11日のEU離脱案採決を見送り 現地メディア
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3876714010122018FF2000/?n_cid=SNSTW001

メイ氏は13日からブリュッセルで開かれるEU首脳会議に出席し
ほかの加盟国の首脳らに英国の内情を伝え、離脱案の修正を申し出る模様。

つまり、英議会の承認を得るためには、
EUとの再交渉で英議会が納得する内容での
合意が必要ということになります。
えーーーまたEUとの交渉やり直しなの・・・・?!

ということでポンドがツルっと下がってます。

※左ポンドドルと右ポンド円


合意なき離脱リスクが高まった、ということでしょう。

来年3/29に英国はEUを離脱するわけですが、詳細合意なきまま
この期限が迫る過程ではポンドが売られ続ける可能性が大きく、
月足レベルで見るとポンドドルは1.2000ドル、ポンド円は130円割れまでの
下落があっても不思議はない形のチャートですね。

※左ポンドドルと右ポンド円 月足

今からでもポンドの戻り売り、間に合うかもしれません。
戻りがあれば売り狙い。

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ぐだぐだなのは、英国だけじゃなくてフランスも。

フランスがマクロン政権の燃料税引き上げに反発を高め
黄色いベスト(ジレ・ジョーヌ)を着てデモを始めたのは、11月17日。

デモが拡大し沈静化しないので、マクロン政権は12月4日に
燃料税の引き上げを延期することを発表しましたが
まだ収まりがつかぬ市民が暴動を繰り広げている模様で
スタバを破壊したり、Appleを襲撃してアップル製品を強奪したり
高級時計店を襲ったりという動画が日々Twitterに流れてきます。

どうすれば収まるんでしょうか??

抗議デモでフランス経済「大惨事」、小売りは1200億円の損失
https://www.cnn.co.jp/business/35129873.html

現在までで1200億円程度の損失との試算も。

ユーロも積極的に買える通貨じゃぁないのよね…。

13日はECB理事会です。

******************************

英国ブレグジット承認が延期というのを嫌気したんでしょうか。
今夜も米株は下落中。ダウは10月の安値を割り込んできました。

足下は弱いですね。

イールド逆転からのリセッション警戒にはまだ早すぎますので
株の大天井を見たとは言い難い気もしますが、
足下の相場、ひとまず深堀りしそうな雰囲気です💦

先週末OPECと非OPECが日量120万バレルの減産を決めたばかりですが
原油は全然反発してきません。今夜は米株につれ安で下落基調。
これ、本格的に金が復活するかもしれませんね。

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2018年12月10日月曜日

G20での米中首脳会談を好感したのは翌日月曜のみでした。

1月から25%に引き上げられる予定だった中国から米国への輸入品への関税が
90日の猶予が与えられる形で据え置かれるこをと好感したのですが
同日、カナダでHuaweiの幹部が逮捕されていたとはね。

先週はダウも日経平均も大きく下落しましたが
下落の背景は、

①Huawei幹部逮捕
 
ファイブ・アイズと肩を並べて日本も華為技術(ファーウェイ)と
中興通訊(ZTE)の製品を政府調達から事実上、排除する方針を固めた。

※ファイブ・アイズ=諜報活動についてUKUSA協定を締結している
         米国・英国・カナダ・豪州・NZの5か国
        
米中貿易摩擦というより、新冷戦に入ったと指摘する向きも増えてきました。
貿易じゃなくて安全保障問題なんですね。

孟CFOは過去11年間に中国旅券を4通、香港旅券を3通、
計7通の旅券の発行を受けていたことが明らかになっており
海外出張の度、使い分けていた可能性があるだけでなく、
このほかにも指名、年齢が異なるパスポート所持の可能性があるようです。

完全に、、、、スパ…。

しかも、民間企業の問題であれば中国当局がこんなにヒステリックに
カナダや日本に警告を出さないでしょう。

※中国外務省はサイト上に、カナダ政府が米国政府の要請に基づき逮捕した華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を即刻解放しなければ、中国政府がカナダに「深刻な結果」を約束するという声明を公表。

※在日中国大使館(東京)は9日までにウェブサイトで「(事実であれば)両国の経済協力のためにならず、強烈な反対を表明する」と非難する報道担当者の声明


つまり、孟CFOは民間人ではないということを暗に認めてしまっています。
ということはファーウェイは民間企業ではなく
中国共産党そのものであるということです。

それじゃ安全保障上の側面からファーウェイ製品は使えないでしょ、
という米国の言い分が正しいということになってしまう。

この中国の反応はマズイんじゃないの、、、
それほどに今回の逮捕劇は中国にとって衝撃が大きいということなのか。

ということで、貿易とか経済を超えた問題であることは明らかですが
日本でもファーウェイを使っていると制裁対象になりますので
ソフトバンクの基地局が懸念されます。
これを総入れ替えしていかないと制裁対象。
IPOどころの話じゃないと思うんですけれどね…。

そして、ソフトバンクの問題は、その寄与度が高い日経平均も
押し下げるでしょうし、ファーウェイに部品を提供している企業などへの
影響も懸念されます。TDKとかソニーとか。
部品供給はおよそ5000億円程度とか。

ファーウェイの存在感 日本から部品供給、約5000億円
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3867973007122018EA2000/
この問題は長期化するでしょうし、経済に及ぼす影響は小さくないと思われます。
その意味では株価は下なのかなぁとも思うのですが、、、。

※世界の主要株価インデックス一覧


②米国、長短金利逆転(3年5年、2年5年)

一般的には10年と2年の長短金利で逆転が起こると
1年前後でリセッション入りが警戒されていますが、
先週は3年と5年債の利回りが逆転したことで
アルゴが売りに動いたと指摘されています。

※5年債と3年債の利回り(下記はスプレッド(金利差)


※10年債と2年債利回り~こちらが教科書的に炭鉱のカナリアとされている

ただしまだ、リセッション入りしたわけではありません。

実際、過去4回の長短金利逆転時のS&P500はその後1年で
2桁の上昇率を記録しています。

その後、リセッションに陥るわけですが
長短金利逆転からの1年、売り方は苦労させられる可能性があるわけね。

また大統領選挙サイクルでは、新大統領誕生から3年目が最も株価が上昇します。
つまり2019年ですね。来年は株が上がるのです。

ということを考えると、
弱気で相場をみるのもどうかなぁ、、、という気もするのよね。

来年株が上がる前、つまり今年下がるところまで下がって、
発射台が低くなる可能性は否定できませんね、年末までに一段安があるかな。

FOMCも控えていますしね。まだボラの高い相場は続きそう。

ということで、まだ株式市場底打ちしたとは言えませんが
トップアウトした、とも言えないと考えています。
まだトレンドがはっきりしないので、インデックスは様子見とします。

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ドル円

しかし、米金利が低下傾向なのに、ドル円がしっかりですね。
今年のドル円の変動幅は9.99円。10円未満です。

M&A玉が支えているのか、、、??

今週は12日のCPI(消費者物価)、14日の小売売上高などが
金利を動かす米指標として注目。
弱い結果なら利上げ打ち止め感がさらに強まるでしょうから
金利がさらに低下するリスク。
そうなれば、ドル円は下落圧力が強いと思うんですけどねぇ。

※ドル円日足

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ユーロ

◆7日、イタリア議会下院が2019年予算案を可決。

コンテ首相は11日に欧州委員会ユンケル委員長と会談し
予算案を提出する予定ですので
11日までに上院での可決があるんでしょうか。

上院で否決されれば内閣は総辞職に追い込まれると報じられていますが
11日が期限、ということではないのでそれまでに上院での可決がなくても
それほど問題はないと思いますが、
少なくても年末までに上院での可決が必要とみられます。

まずは今週11日の会談が最初のヤマでしょう。

◆13日ECB理事会

資産購入は年内終了の見込みですので、年内で資産買入れ終了を確認することと
なりますが、市場の関心は利上げですね。いつになるのか。

6月のECB理事会で
「金利は19年夏にかけて現行水準 」との見通しを示しましたが

足下では欧州、ドイツの指標が弱いものが目立ち、インフレも抑制的です。
ドイツ銀行には11月末にマネーロンダリング疑惑で家宅捜索が入っており、
ドイツ銀行株は最安値を更新しています。

ドイツ銀行に家宅捜索、資金洗浄関与の疑いで
https://www.cnn.co.jp/business/35129451.html

※ドイツ銀行株 リーマンショック前は90ドル台まで高値がありましたが現在7ドル


ユーロは強気できないですね・・・。

ECBが6月に来年夏まで現行水準とした金利について、
修正があるかどうかがポイントとなりますが、
ドイツやフランス、イタリアと問題山積の中
タカ派的なスタンスにはならないだろうと思われます。

投機家ポジションはネットショートがジワリ積み上がりつつありますね。
それでもまだネットショートは低水準。
今後さらに積み上がる可能性は大いに残されています。

※IMM 通貨先物ポジション


ただ、気になるのがゴールドの値動き。

※ゴールド
 

米金利早期打ち止め観測の高まりで底入れ上昇、という感じになってきた。

ユーロ/ドル相場とゴールドって相関性が高いのよね。
まあ、ドル高なら金安、ドル安なら金高って単純な話ですけど


これが今ダイバージェンス(逆行)
どちらに寄せていくのか。金がやっぱり下がるのか、
ユーロはどこかで大きく戻っていくのか。

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ポンド

いよいよ今週11日の英議会が注目なのですが、、、。

※EUと英国のブレグジット合意案を各国議会が承認することが求められている中
英国議会がこれを承認できるかどうかが最大の難関。

英議会が承認するのは難しいとされていますが、
週末になってこんなニュースが。

メイ英首相、下院採決延期か
EU離脱合意案、首相官邸は否定 2018/12/9 16:05

https://this.kiji.is/444393483813831777

採決前に、下院が支持できるような何らかの条件をEUから引き出そうと
試みるとしている。採決延期の可否は10日に判断する。
打開策が必要だと判断すれば、採決を延期するとみられる。

ですって。

んんっ?!

11日、可決ならポンド急騰、否決なら暴落って見てた向きは多いと思いますが
採決延期の線もあるんですか。

どちらにしても11日前にはポジション取りません。

※ポンドドル


ポジションを取るならこの三角持ち合いのどちらかを明確に抜けた時でしょうけれど
今のところ可能性が高いのは下抜け。
あるいは下抜けするかに見せかけてレンジ内に戻って青のレジスタンスまで
上昇するという持ち合いの値動きかな。

黄色の点線を切ったら売り、跳ね返ったら買い。でしょうか。

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Huaweiの件で中国リスクが高まったせいか豪ドルが弱いのですが

※通貨インデックス一覧 ~豪ドルの弱さが目立つ


ということで、豪ドル円ショートがいい感じ。
※82.86円豪ドル円S中
※豪ドル円


NZドル/ドル0.6861ドルLは、一度仕切りました。。。。

※NZドル/ドル 再度押し目を狙うか。

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OPEC総会では120万バレルの減産で何とか合意をとりつけ
暴落を免れていますが、大きく上昇できる内容でもありません。

事前報道では日量140万という数字もありましたからね。

OPEC加盟・非加盟国、日量120万バレルの減産で合意 原油5%高
https://jp.reuters.com/article/opec-russia-agre-slash-idJPKBN1O622S?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5c0aeea704d3010aacee275c&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

6日の定例総会では減産では一致しながら合意を明確に打ち出すことができず。
非加盟のロシアの出方を見極めるため、具体的な減産量の取りまとめを先送り。

ロシアなしではOPECはまとまらないことが露呈。

来年1月にはカタールも脱退しますし、OPECの結束力は低下しています。

ということで、大幅反発は難しいんじゃないかな・・・。
(減産合意で一時5%高とはなりましたが上髭。)

※原油


この辺りでもみ合っていてくれる分にはそれほど心配ないと思いますが
50ドルを割り込んで下落が加速するようだと、さすがに株式市場も嫌気するかな。

120万バレルの減産合意では需給をタイト化させることは難しいでしょう。
イランは闇輸出していますし
(中国に幽霊船タンカーが入港、2200万バレル輸入したとみられる)
イラン産原油はサウジなどより1ドル程度安いんです。

より安い原油を購入する中国。
余剰感あふれる市場価格は、安い方の価格へとサヤ寄せされていきます。
サウジも輸出価格を下げざるを得ないでしょう。

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2018年12月7日金曜日

アメリカ、やるわね。。。

先週末のG20 での米中首脳会談では90日の猶予としながらも、
強硬姿勢を緩めたかに見えましたが。
(少なくともマーケットは歓迎し翌日の日米株価は大きく上昇した)

その裏で、中国通信機器大手のHuaweiの最高財務責任者(CFO)
孟晩舟容疑者を拘束していたとは。
場所はカナダですが「米国の要請で拘束」しています。
大々的に報道されたのは5日(カナダ司法当局発表)ですが
拘束された日時を見ると、12月1日ですよ…。

ファーウェイCFO逮捕、米制裁に違反か 米中の新たな火種に
https://jp.reuters.com/article/usa-china-huawei-idJPKBN1O42W6

米中首脳会談の開催の裏で同時進行でのHuawei幹部拘束なんです。
明らかに中国に対する恫喝です。

こんなことは前にもあったわね。

米中首脳会談の夕食会が行われていた2017年4月6日、
米国はシリアに対してミサイル攻撃を実行。
米海軍の攻撃は米中両首脳の会食中に開始され、
トランプ大統領は会食終了間際に習近平主席に、
シリアに対して軍事攻撃を実施したことを伝達した、と報じられました。

「米中首脳会談中のシリア攻撃」が中国に与えた衝撃
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/9345

今回も、米中首脳会談の裏で、Huawei幹部逮捕。

米中首脳会談を受けて、米国側からは同j津1日に
中国輸入品2000億ドル相当の関税引き上げは90日間猶予とか
クアルコムのNXP買収に習主席が買収案の再提示で承認の可能性があるなどの
ホワイトハウス声明が出されましたが、

中国外交部からは、2日になってから追加関税措置の回避で合意と発表されました。
回避、、、というのは語弊がありますあね。90日猶予の件や
クアルコムの件などは全く触れられていません。
昨日5日になってようやく90日期限で交渉協議開始との声明を出しています。
ようやく、という感じ。


米中での報道にずいぶん違いがあるなぁ、、、という印象でしたが
中国には、トランプ大統領の任期切れまでのらりくらりと引き延ばしすれば
何とか逃げ切れるという思惑があるという見方がありますが、
もしそうだとすれば、それは甘いぞ!ということを示しているのでしょう。

------------------

当然のことながらマーケットには大きな影響が及んでいます。

日経平均は大幅に3日続落。
そして、休み明けの6日の米国市場も窓開け下落です。

休場前4日火曜ダウの800ドル下落ですけど、
市場では3年債と5年債の利回りの逆転でAIが走ったことによる
リスク回避だとの指摘がコンセンサスとなっていましたが
今日になって出てきたHuawei幹部逮捕案件、実は漏れていたんじゃないか、
って気もしますねぇ、、、、。

世界の株式市場が下落しています。

※世界主要株価インデックス すべて200EMAの下に位置しています


ダウと日経だけを見ているとレンジと言えばレンジなんですけどね。

気になるのが19日のソフトバンクのIPOです。

実害があった方もいらシャッタかも知れませんが、大規模通信障害が。

Huaweiの件があったので、その関連を指摘する声もありましたが
どうやらエリクソンのせいということになっています。

ソフトバンクなど日英の通信障害、原因はエリクソンのソフト-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-06/PJBKCB6KLVR801

Huaweiの件との関係を疑われるワケはこれ。

ソフトバンクがZTEや華為への発注拡大、5G対応機器で(2016年12月)
https://jp.reuters.com/article/idJP00093300_20161220_00620161220

ノキアがドコモに5G基地局機器を提供、ファーウェイはソフトバンクと5G共同実験
https://wirelesswire.jp/2018/01/63343/ (2018年1月)

12月5日、まさに昨日、ソフトバンクは5G実証実験を実施しています。

ソフトバンク、品川で28GHz帯の5G実証実験
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38610760W8A201C1000000/

通信障害においてHuaweiとのその関係を疑う声を出てくるのも
わからないではないですが、理由はどうあれ、
IPO前にこれだけの通信障害が起こったことが問題。

ソフトバンク障害、総務省「重大事故」と判断
https://www.yomiuri.co.jp/national/20181206-OYT1T50059.html

実は、今週4日、一昨日にも別件で厳重注意の指導がされているんです。

総務省がソフトバンクに厳重注意 “不適切な端末購入補助”で
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1812/04/news092.html

IPO前に厳重注意があることにも驚いたばかりでしたが
この直ぐあとに大規模通信障害を起こすとは。。。

ソフトバンクIPO、国内・海外で需要申告が売り出し数到達
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-06/PJAQV36K50Y201

すでに需要申告が売り出し総額の2.65兆円に達したとありますので
このままいけば成功裏に目的達成となりますが、
米国が中国にそのシェアを取らせることを許さないとしている
5G次世代モバイル通信において、
米国が排除に動いているHuaweiやZTEとがっつりタッグを組んでいる
ソフトバンクが上場できるのかどうか、ちょっと疑問なんですよね。

英国もファーウェイ排除の決定を MI6長官が警告
https://www.sankei.com/world/news/181204/wor1812040007-n1.html
ニュージーランド政府、5Gからファーウェイを排除。
https://smhn.info/201811-nz-government-block-huawei
5G導入、ファーウェイ排除 豪政府、安全保障上の理由
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/180615/mcb1806150500020-n1.htm
日本政府、HuaweiとZTEを入札対象から除外〜情報流出やサイバー攻撃警戒
https://iphone-mania.jp/news-223578/
ここまで来て上場見送りはさすがにないか…。

このソフトバンクのIPOがあるため、2.6兆円全てとは言わないまでも
市場から吸収されちゃってることが日本株の弱さの一因でもあります。
ソフトバンクIPOのために資金を準備するために、他の持ち株を売るという
圧力によって全体相場が弱くなってる、ということですね。

どうも嫌な予感がします(-"-)

--------------------------------

米中関係が再び悪化するとの懸念が広がったことから、
リスク回避ムードが強まる中、円が買われています。

※通貨インデックス一覧


一方で、豪ドルが弱いですね。
中国というと反射的に貿易関係の強い豪ドルが連想されるせいでしょうか。

カナダが弱いのは、オイル生産国であるため原油安が影響しているかと
思われます。豪ドルに比べて下落のトレンドがきれいですね。。。

ということで、2日前に作ったポジション
82.86円豪ドル円Sがうまくいってます。これは継続します。


NZドル/ドルロングはまだトレンドが崩れていないので継続です。
パウエル議長講演から米金利が低下傾向にあり
ドル安がトレンド化しつつありますので、他通貨が上がる可能性。

ただし、豪ドルドルは下がってますね。
これはやはり米中対立のせいでしょうか。

ドル/円相場も112円台ローまで下落してきました。

※ドル円日足


ということで、ドル円、クロス円ショートがよさそうです。

ちょっと前までカナダ/円ショート持ってたんだけどなぁ、、、、
止めてから思い切り下げていますね('Д')

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2018年12月5日水曜日

全くひどい下落です・・・・。

12/4火曜 日経平均は ▼538.71円 22036.05円

先週末の米中首脳会談受け、貿易摩擦は90日間の猶予が与えられたとして
買い戻された相場ですが、1日しかもたないとは。

なぜこれほどまでに売り込まれたのか。

①12/5がブッシュ元大統領の追悼の日で休場となるためのポジション調整
  たった1日、相場が休みになるだけでそんなに神経質になるもんでしょうか・・・
 
 ※5日予定のパウエルFRB議長の証言は
 ジョージ・ブッシュ元米大統領の追悼のため延期。
 
 単純に週中に米株市場が休場となるわけで、
これにリスクを感じた投資家らが
 ポジションの解消に動いた可能性も。。。
  
②12/19 ソフトバンクIPO(1500円1本値、2兆3000億規模)を控え
  ソフトバンク株を買うためにほかの株が手仕舞われている説(=換金売り)
  
   株、浮揚阻むソフトバンク上場 換金売りが冷や水
   https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL04HJ9_U8A201C1000000/ 
  
※株式市場にとって、新規マネーが流入するという話ならいいのですが
   新規買い手が見つからない場合、既存の顧客の動向(例えばソフトバンク株が
   欲しいために、持ち株を売却したり、、、)にも警戒が必要ですが、
   このタイミングで総務省から厳重注意とは、、、
   
   総務省がソフトバンクに厳重注意、不適正な端末購入補助
   https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-04/PJ6Z0B6S972801
   
   やな予感しかしませんね。。。
     
 
③米国債、3年債と5年債利回り逆転=長短金利逆転(リセッションへの不安)
 豊島逸男氏のtweetですが、3年債と5年債利回りが逆転した模様
 https://twitter.com/jefftoshima
 
パウエルFRB議長発言以降、米金利は弱含みですが、、、

市場が気にしている長短金利逆転後のリセッション法則は
10年債と2年債利回りです。こちらはまだ逆転していませんので
これが理由ならやや過剰反応という気もしますが、、、

上記理由もあったかと思いますが、テクニカル的にも日経平均は
見事に日足で一目均衡表の雲の上抜けを阻まれた格好。

※日経平均日足



米金利低下でドル円相場も軟調。
ドル円が崩れると、クロス円相場が大きく崩れる可能性が、、、

ということでキウイ円ロングを77.35円で手仕舞い
82.86円で豪ドル円をショートしています。

NZドル/ドルロングは継続。
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相場とは直接関係ないのですが、、、

G20でのもう一つの注目はフランスマクロン大統領が安倍首相に面会を要請。
そこで、マクロンさんは、3社連合維持を望むと伝えたと報じられています。

マクロン仏大統領、ルノー・日産連合の維持望むと安倍首相に表明
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-30/PJ0UGE6JIJUP01

仏政府顧問は
「権力闘争になればわれわれは大砲を持ち出し、
ルノーに対して日産株の出資比率を上げるよう要請する用意がある」
と述べたとも報道があり、
仏政府関係者が強硬に今回のゴーン逮捕に反発しています。
フランスにとってはイチ民間企業の問題じゃないんですよね。

マクロン大統領と会談した安倍首相は
「民間の当事者で決めるべきで、政府がコミットするものではない」
と距離を置いています。

これに絡んでなのかどうかは不明ですが、
日本とフランスが共同で進めている次世代原子炉開発について、
フランス政府が2020年以降、計画を凍結する方針を伝えてきたというニュースが。

仏政府、日本と進める次世代原子炉開発凍結宣言はカルロス・ゴーン氏逮捕へ対抗措置か
https://news.nifty.com/article/domestic/government/12136-137244/
大砲というのは原発のこと?!

やり方がえげつないですね、マクロン大統領。

しかし、フランス国内も大変なことになっています。
マクロン人気は凋落の一途を辿っています。

燃料税反対デモで680人超拘束=暴徒化、1人死亡-仏
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120200038&g=int
フランス政府は非常事態の宣言も視野に対応に追われている、とのこと。

とうとう、12/4 燃料税引き上げを見送ることを決定したようですが。

仏、燃料税の増税延期=デモ参加者は抗議継続
 https://www.jiji.com/jc/article?k=2018120400694&g=int

これね、日産の件と深~く関係していると思うの。

マクロン大統領は11月27日、環境政策についての演説で
「わが国が環境を汚さない車の生産拠点になれば雇用創出にもつながる」
と述べています。

フランス政府は
「2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売を停止する」
方針をぶち上げていますが、これを推進するために
燃料税を上げるという側面もあるようです。

※燃料費増税の背景には、フランスの財政赤字問題もあります。
OECD試算でははフランスの2019年の財政赤字が予算案を上回り、
国内総生産(GDP)比で2.9%に膨らむ見通し。

ただ、燃料税をテコに電気自動車シフトを急ぐ目的も大きく、電気自動車への
買い替えには最高6千ユーロ(約78万円)の補助金を出すのだとか。

電気自動車は安くても2万ユーロ(約260万円)程度する高価なものです。
充電のインフラ整備も整っていないようで、やはり内燃機関と使った
ガソリン自動車は国民生活には不可欠です。

環境に配慮する国であるフランスが世界に先駆けてEV大国になるためには、
日産の技術がどうしても欲しい、という魂胆なのでしょう。

話は変わりますが、こんなニュースも。

ヒグマをピレネー山脈に空輸 怒る羊飼い「追放する」
https://www.asahi.com/articles/ASLBC0083LBBUHBI03B.html

ちょっと理解できません。
マクロン大統領の理想とする世界は国民生活を考えていません。
政権がそう長くは持たないようにも思えますが、、。
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2018年12月4日火曜日

日経はドカンと窓開け上昇、寄り付きからいきなり
これほどのリスクオンになるとは思っていませんでした(゚Д゚;)
小高く始まって、中間配当の再投資などの玉で
日中値を伸ばす展開かと思ってた。

※日経平均日足 窓があいた!雲のねじれに差し掛かっています。


一目均衡表の雲のねじれからろうそく足が顔を出せば一段高となる可能性も。
それでも23200円くらいまでの相場だと思っていますが、短期的にはまだ買えますね。
・・・・買えてない(つд⊂)エーン

どうやら10~11月に日本株を売り込んでいた海外勢が戻ってきている説。

2019年は4月に統一地方選挙。
選挙戦を優位に戦うために、国土強靭化で
地方に恩恵ある政策が出てくるのではないかという思惑。

そして7月は第25回参議院議員通常選挙もありますね。
安倍政権は株を下げさせるわけにはいかないのではないか?
という思惑。

大阪万博誘致も成功していますし、
地方再生に本腰を入れてくるかもしれません。
となると、来年夏に向けては、株はサポーティブ、、、という観測から
米株に比べれば、出遅れている日本株を買い始めているのでは、、、
というものですが、さて。

今夜はダウも窓開け上昇中です。雲の上に抜けてきました。

※ダウ日足三役好転か?!

G20での米中首脳会談で、
米国から中国に対しての2000億ドルへの関税引き上げに
90日猶予が与えられたことで、ショートカバーが起きているのか、
それとも、早期利上げ打ち止め観測も手伝っているのか、
この株高が継続するのかどうか、今週の値動きは重要ですね。

パウエルFRB議長の11/28の講演で、
FOMCの利上げ打ち止めが近いとの市場の思惑が
拡大していますが、12月19日には利上げがあるとしても
来年についてはマーケットは2回弱程度までしか織り込んでいません。

来年以降利上げ見通しに、より注目が高まっていますので
今週末の雇用統計もそれなりにドル(金利)を動かす
要因となるかもしれません。

今夜発表された米国11月ISM製造業景況指数は 59.3(予想:57.5、10月:57.7)
予想を上回る強い数字でした。
これを受けて特にドルが強含むということはなかったですけど、、、。

米企業業績ですが、ロイター集計では、
18年第3四半期決算(484社が発表時点)では78%の企業が純利益の決算実績が
事前のアナリスト予想を上回っています。

S&P500指数構成企業のEPSは、18年は前年比+23.3%の162.79ドル予想。
19年は同+8.3%の176.34ドル予想、20年は同+10.5%の194.82ドル予想。

18年から19年にかけて増益率が減速しますが、
18年は法人税減税が増益率を押し上げたため特殊要因が抜けるため。

ということで、株を積極的に売る局面ではないという見方も。

そうそう、5日にパウエル議長の講演が予定されていますが
5日はブッシュ元大統領の追悼の日とされることから米株市場は休場。
パウエル議長講演はないかもしれません・・・。

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ポンドが弱いですね。
今日発表された指標は強かったのですが

英・11月製造業PMI:53.1(予想:51.7、10月:51.1)

ポンドは反応薄。

英議会は明日12月4日から5日間にわたり、
ブレグジット合意について審議します。
英国の議員の多くは協定案の否決後にメイ首相が
EUにさらに譲歩を求めることを期待している、
との報道がありますが、EUは交渉を再開する意向のないことを明確にしており、
あまりに先行き不透明・・・・。

11日に議会承認で否決されそうなムードですが、
否決後の混乱を織り込み始めたか。

ただし、ウルトラサプライズの可能性もゼロではないので、
ここから積極的にショートする向きも少ないと見えて、膠着気味です。

手は出しません。

あ、武田薬品のシャイアー買収の賛否を問う株主総会が5日開催されますが
今日3日に武田薬品創業者一族が反対を表明していますね。

武田薬品のシャイアー買収、反対派株主が会見
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3845779003122018000000/

これも、為替を動かす可能性が指摘されていますが、どうなるかしら。

昨日ブログで紹介した大和の木ノ内氏のレポートですが、
今日、その件についてロイターにコラムを寄せていますね。


外為フォーラムコラム2018年12月3日 / 17:57 / 7時間前更新
コラム:武田のシャイアー買収最終盤、成立なら円売り特需=木野内栄治氏
https://jp.reuters.com/article/column-boj-eiji-kinouchi-idJPKBN1O20OC

解らないものには手を出さない。これに尽きます。

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NZドル/円6.93円L
とNZドル/ドル0.6861ドルLを保有していますが、とても強い!!(⋈◍>◡<◍)。✧♡

※ NZドル/ドル NZドル/円 窓開け上昇!


NZドル/ドル目標は0.7040ドル近辺
NZドル/円は83円近辺かな。
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2018年12月3日月曜日

2000億ドル相当の中国からの輸入品に対する関税は
2019年1月以降も10%で据え置き、
25%への引き上げを「現時点で」見送られることとなりました。
※すでにかけれられている10%関税は継続です。

第1弾 7月6日発動 340億ドル(3兆8000億円)818品目に25% 
第2弾 8月23日発動 160億ドル(1兆7600億円)279品目に25%
第3弾 9月24日発動 2000億ドル(22兆円) 6031品目に10% 

  ※第3弾について、
        1月から10%関税を25%に引き上げるとしていましたが
   90日猶予で今回見送りに。

中国は貿易不均衡解消に向け米国から
「相当量の」農産物、エネルギー、工業製品などを輸入することで合意。
農産物の購入は「直ちに」開始するとのこと。

中国も大豆が不足して大変なことに。

米国から大豆途絶え、中国の豚が死んだ 貿易紛争の果て
https://www.asahi.com/articles/ASLCW52Z1LCWUHBI01D.html

大豆の輸入は喫緊の課題だったので、直ちに鉱産物購入は当然と言えば当然。

米国大豆価格も上がり始めるんじゃないかしらね。

※米国産大豆先物価格


ただし、90日間の猶予にすぎません。

発動猶予は中国の構造改革が条件。
下記5分野で協議が始まります。

(1)米企業への技術移転の強要
(2)知的財産権の保護
(3)非関税障壁
(4)サイバー攻撃
(5)サービスと農業の市場開放

90日で上記条件をクリアできなければ、
2000億ドル分の関税は10%から25%に引き上げられます。

~米、対中関税上げ90日猶予
https://jp.reuters.com/article/idJP2018120201001238

ただ、年末に向けた短期でみれば
ひとまず、マーケットには安心感が広がるでしょうか。

米中首脳会談、市場関係者の見方 円安・株高予想多く
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3844580002122018EA3000/?n_cid=SNSTW001

年末にむけ、株高円安見通しが多いようです。

今日12月3日は本邦中間配当の支払い額が1.3兆円にものぼりますので
再投資されればかなりの株の押し上げ要因です。

12月4日~5日にも7000億程度づつの支払いがあります。

今週は日経強いんじゃないかな。

ただ、長期的に強気できるチャートではないので短期ディールですけど。
くりっく株365の日経CFDで見たときには
29日の高値22550円を超えたらロング。
10月安値から11月初旬までの反発の値幅分と同値幅上昇するとのN計算値で
23200円くらいまでの上昇を見込んでの取引。
大体あと650円程度取りに行くという程度ですが。
その後は現時点ではわかりません。


ドル円はどうでしょうねぇ、、、
気になるのがM&Aによる実需玉。

武田薬、史上最大の買収なるか 5日に株主総会
http://news.livedoor.com/article/detail/15680288/
武田薬品工業は5日、シャイアー買収の賛否を問う臨時株主総会を開く。
株主の賛成を得られれば、早ければ来年1月8日に買収が完了する。
※一部の創業家一族やOBらは反対の構え。


結果がどうなるかはわかりませんが、
これに絡んで大和証券の木ノ内氏のレポートが
興味深い内容なので引用いたします。
シャイアー買収に絡む取引でドル円が大きく可能性を指摘しています。

※今回適用されるスキームは英国の「スキーム・オブ・アレンジメント」方式で、
通常のTOBのように一部の株主が応募するのではなく、シャイアーの株主総会
で承認が得られた場合、強制的に 100%の株式を取得できる。

~中略

以上、今回の買収提案に関しては、成立の可能性を無視できないことが判る。

条件はシャイアー1株当たり 30.33 米ドルと武田薬品工業株 0.839 株を割り当て
るなど(後述)。シャイアー株式約 9.3 億株に対し、総額6兆円以上のディールと
なる。買収案は表紙図作成段階ではシャイアー株価に対して5%程度割高だが(表
紙図黒太線)、買収提案が了承されると急速に価格差を縮めるだろう。
ただし、その後もシャイアー株を売却する動きが続こう。例えば、同社は英FT
100構成銘柄だが、同指数から除外されることで連動運用のファンドが売却せ
ざるを得ない。他にも、約款上、欧州株以外は保有が継続できないケースなども
多いだろう。
この段階では裁定業者の出番で、ロンドンでやや割安なシャイアー株を買い取っ
て、東証で武田薬品工業の空売りとつなぐことになりやすい。その時、業者は為
替も併せてヘッジするので、シャイアーが割安なら、シャイアーの売買最終日(1
月4日予定)まで為替市場で円売りになりやすい。

つまり、12月5日から1ヵ月間程度のかなり短い期間に、最大4兆円分の新株
発行に絡んだ円売りが発生する可能性がある(一株あたり約 30 米ドルの現金分も、
裁定取引の都度にドル売り/ポンド買いとなるが、円売り/ポンド買いの方が価
格インパクトは大きく、結果、円安/ドル高が想定できる)。

もちろん、どの程度が裁定業者を通じるかは定かではない。シャイアー株主は武
田薬品工業の米預託証券を選択することもできるし、現金部分はポンド払いも選
択可(1月2日までに。武田薬品工業がレートを定めるタイミングは定かではな
い)。

ただ、値幅はどの程度を想定すれば良いかは判らない面もある。今回、3月に買
収意向が伝わってから約5円/ドルの円安が先ず発生した(図表1左上)。通常は
3ヵ月程度で買収案件は完了するのだが、今回は年終盤に臨時の株主総会を開く
ことがゴールデンウィーク明けに表明された。長期戦になるということで、円安
の動きは一旦止まった。こうした経緯を考えると、すでに相場には半分以上織り
込んでいる可能性もある。


レポートの全ては会員向けですので、こちらから。
http://www.daiwa.jp/market/login/
上記レポートは11月28日分。

ドル円上昇の可能性がある、というわけです。
もし、これによってドル円が大きく上昇するならば
日経平均も23000円どころかもっと上がる可能性も否定できません。

そのような動きを感じたら、ドル円と日経を買おうかな。
それでも、せいぜい12月中の短期ディールです。

週末のニュースですが、ブッシュ元大統領(パパブッシュ)が亡くなりました。
12月5日は米国を挙げて喪に服する日となるそうです。
なんと株式市場は休場になる模様。


----------------------------------------------------------------
◆ユーロ

今日12月3日にはユーロ圏財務相月例会合があります。
イタリアの財政計画問題、なにかニュースが出てくるでしょうか。

イタリアは赤字目標を減らす努力もするようですが、、

イタリア、19年財政赤字目標を2.2-2.3%に減らす可能性-与党幹部
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-27/PIUSX06S972J01

下記にイタリアを巡る重要スケジュールカレンダーを引用しておきます。
(情報BOX:イタリア19年予算案を巡るEUの重要日程
https://jp.reuters.com/article/factbox-italy-budget-idJPKCN1MQ16P)

<12月10日>

欧州委は、イタリアの修正版を受け取ってから3週間で、同国の全般的な財政状況とユーロ圏への影響について新たな見解をまとめなければならない。その期限は12月10日になる見通し。

<12月13日>

欧州中央銀行(ECB)が理事会を開き、債券買い入れプログラムの打ち切りを決定する見通し。大方の予想通りだが、イタリアの債務返済コストは一段と増大しかねない。

<12月14日>

今年最後のEU首脳会議。この段階でまだ事態が収拾していないようなら、改めてイタリアの予算案が議題となるだろう。

<来年2月4─7日>

欧州委が2020年までの最新の経済見通しを公表する見込み。イタリア予算案の前提となる経済成長、債務、財政赤字に関するEUの見通しと、同国政府の見通しが一致しているかどうかが明らかになる。もし大きく異なっていれば、EUによる制裁発動につながる可能性が出てくる。

<その後>

イタリアが予算案修正に応じないとすれば、欧州委は同国を過剰財政赤字是正手続きの適用国にするかもしれない。そうなると再び市場の注目を集め、罰金処分を科されることもあり得る。

ユーロはまだ積極的に買いにくいですよねぇ。。。
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◆ポンド

12月11日に英議会が「EUと英国で合意したブレグジット案」を承認するかが山場。

EUとの合意案、英議会が12月11日に採決-離脱に向けた重要局面
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-11-26/PITNDU6S972901

承認されなかった場合の緊急シナリオも英国与党内では練られているようです。

有力なのが
「欧州経済地域(EEA)」に駆け込み申請する案。

EEA加入というのは「ノルウェー型」離脱と呼ばれています。
ノルウェーやアイスランドなど非EU加盟国がEU単一市場に参加する仕組み。
実質EU加盟国と同じ扱いで、離脱による産業界や雇用への影響はほぼないのですが、

移民制限ができない
EU分担金は支払う
EUでの議決権を失う

というもので強硬離脱派はには承服できぬものです。
これではまるでEUの属国ですね。

が、英下院議員650人のうち480はEU残留派であり
結束すれば強硬派を数で押し切ることができるというものです。

~来月11日の英議会承認めど立たず 「ノルウェー型」離脱浮上
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201811/CK2018113002000131.html

11日の英議会までは買いにくい。
チャートのトレンドは下向きです。

-------------------------------------------

ほとんど独自材料、ニュースがなキウイをロングしていますが
このポジションは継続。

NZドル/円76.93円L

NZドル/ドル0.6861ドルL

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