2018年12月28日金曜日

トランプ大統領が米国株は今が買いの好機だ、と米株買いをアピールしたから、、、
というわけではないでしょうけれど、26日のダウ平均は史上最大の上げ幅を記録。

25日ダウ平均  22878.45(+1086.25 +4.98%)

「彼らに厚い信頼を置いている」とFRBパウエル議長解任論の火消しや、
ムニューシン財務長官を「とても才能のある男、とても賢い人物だ」
と評してみたり
株価下落には神経をピリピリさせているようです。

ハセット米大統領経済諮問委員会(CEA)委員長もパウエル氏更迭論に対し
100%安心だとフォロー。

こんなニュースしかないのですが、ダウが過去最大の上昇ってのは、、、
ボラが荒すぎですね。

年末商戦の小売売上高が好調というニュースも材料ではあるようですが。

今年の米年末商戦の売り上げは過去6年で最大の伸びを記録。
マスターカードによると11月1日から12月24日の小売売上高は店舗・ネット合計で
前年同期比5.1%増の8500億ドル(約95兆円)に達した。
ネット通販最大手アマゾン・ドット・コムも同日、
年末商戦期の注文数が過去最高になったと発表。

しかし27日NY市場では反落しています。
陽線に孕む形の陰線引けとなりそうね。

1000ドル上昇は売られ過ぎからの買い戻しにすぎなかったのかもしれません。
26日前の7営業日で2700ドルも落ちましたからね。

※ダウ日足


日経平均も25日のPBR1割れが話題で、
20000円割れの水準では公的資金が入ったかのような猛烈な反騰がありました。
年末、20000円割れ水準での大納会を避けたい思惑がありそうですが、
これがうまくいくかどうかはわかりません。
今夜、NY市場がさえない展開となっています。

相応の戻りがあるかもしれませんし、
ダウの1000ドル上げと日経PBR1割れで短期的な底入れだ!と
飛びつき買いした向きの玉がまたしても投げさせられる下落となるかもしれません。

ボラが荒いので無理はしないでおきます・・・・。

今夜の話題はドイツ銀行株。

※ドイツ銀行 月足 最安値更新中ですが、下げが加速しています。


ドイツ銀行が破たんでもすれば、
リーマンショックなんてレベルじゃない衝撃が世界経済を襲う
とされてますが、ここを助ける術が見当たらない中、
株価は下落を続けています。
中国の海航集団はすでにドイツ銀行の筆頭株主ではなくなっています。
つまり、すべて売り払ってしまったということね。

中国の景気の悪化は全てが米中貿易摩擦のせいではないにしても
ヒルトン株やドイツ株のように世界に投資していたマネーが
引き上げられることで新たなリスクが生れる可能性はぬぐえません。

ドイツ銀行はやばそうだなぁ・・・。

ドイツ銀など4銀行、債券取引でカルテル=欧州委
https://jp.reuters.com/article/eu-antitrust-banks-idJPKCN1OJ219
コラム:金融株の「ブラックスワン」、マネロン200兆円の闇=大槻奈那氏
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-nana-otsuki-idJPKCN1OP08T

今夜ユーロが強いのは、ユーロのレパトリなのかな・・・
月末ですので、その可能性がありますね。

この月末のユーロの動きは、リバランスやレパトリの可能性が大きいので
この流れについていくべからず、と思っていますが、
ひょっとして、ドイツ銀行が世界の資金を引き揚げていたりして。

今夜はユーロクロスが強いんです…。

※ユーロドル日足


終値で1.1500ドルを超えてくると景色が変わる。
その時は、ユーロは途転ロングですね。

来年はドル安とのシナリオに妙味が出てきますが
今のところまだレンジですのでユーロ円はショートのまま。

豪ドル円Sも継続です。
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2018年12月26日水曜日

どうやら歴史的な下落相場ですね。

25日火曜Xmasの日経平均は ▼1010.45円 19155.74円 
1000円超えの下落・・・
5日続落でこの間の下げ幅は2300円超え。

12月月間下落率は21日時点9.8%。
このまま大納会を迎えると12月としては
1959年の10.4%以来59年ぶりの大きさだそうです。

日本株だけってことじゃありませんね。
米国発です。

今夜25日は欧米市場はクリスマスで休場ですが
24日月曜イブ(短縮取引)の米株、NYダウは653ドル安で4日続落
21日、24日の2日間で1000ドル下げています。
ちなみにダウ平均はイブには69%という高い確率で
上昇するというアノマリがありますが今年は下落しちゃいました。
クリスマスイブとして1896年の集計開始以来で最悪ですって。

歴史的な下落です、すでにリーマンショック越えといってもいい。

米株下落の理由はいろいろ指摘されていますが
24日の下落が大きくなった背景には、ムニューシン財務長官の言動が。

23日、ムニューシン米財務長官は米銀大手6行の首脳に対し、
市場に十分な資金を供給するよう異例ともいえる要請をした、とtweet。

さらに米財務省は米連邦準備理事会(FRB)や
米証券取引委員会(SEC)などの代表者と
大統領作業部会(PWG)を24日に開くと公表。
PWGは1987年の株価暴落後に発足したもので、これが裏目に出ました。

「銀行関連が中心だった2008年の(金融危機)の再来を
いまの経済リスクと真剣に考える人は誰もいなかった」(クルーグマン氏)
の発言にあるようにむしろ市場の不安をあおる結果に・・・。

10月、パウエル議長の「中立金利には程遠い」というタカ派発言を
きっかけに米株下落が始まり
11月下旬になって中立金利に近付いていると宗旨替えの発言で
12月FOMCのハト派化期待を高めたのに
FOMCでは市場の期待とはかけ離れたタカ派姿勢を貫き
失望を買ったことで下落が加速、
(利上げよりバランスシート縮小について柔軟性を見せなかったことが
失望されたようです)と,
FRBパウエル議長の責任もかなり大きかったと思いますが

加えて、ムニューシン財務長官も過剰な危機対策を
tweetしたことで市場を怖がらせてしまいました。
ムニューシンさんのTwitterもフォローしなきゃ?!ですね・・・

トランプ大統領も無関係ではありません。

パウエル議長に利上げをするなと圧力をかけ続けた結果、
FOMCが硬直化した可能性もあるほか
非公式発言だったとはいえ、
パウエル議長の解任論を市場に広める結果となるような事態を招いた
ことも嫌気されました。
ムニューシンさんの解任の方が先じゃないか、なんて
噂も広がったりしてますね。

マティス国防長官の辞任のニュースも重なったので、
パウエル議長解任論もあり得ないとも言えない、
というムードにつながってしまいました。


こりゃ、トランプラリーで上がった分の全ての値幅を削っちゃうかもね。
ただし、ボラ高いので揺り戻しも大きくなりそうで、師走の忙しい時に安易に
ポジション取れません。。。

豪ドル円、ユーロ円ショートは継続ですが、
新規では何もできてません~💦

明日26日もイギリス、オーストラリア、カナダ、シンガポール、スイス、
ドイツ、ニュージーランド、フランス、南アフリカ、香港市場休場です。
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2018年12月24日月曜日

先週はFOMCがリスクオフ相場を増大させたようです。

FOMC、米国株売り込まれた状況で利上げ断行なら極めて異例の展開
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-18/PJWPYH6JIJUZ01

この記事はFOMC前のものです。

(もし利上げするなら)
現状のように厳しい市場環境での金融引き締めは1994年以来初めてとなる。
S&P500種株価指数は過去3カ月と半年、1年の期間でみて下落しているが、こうした状況での利上げは80年以降の76回中2回しかなかった。


ということで、株価が1年前から見て下落しているのに
利上げしてもよかったのでしょうか。

さらに原油も暴落中でした。
インフレリスクは著しく低下していたにもかかわらず
利上げする必要があったでしょうか。

ということよね。
今回金利を据え置いたとしても、テクニカルの悪化をみれば中長期的には
高値奪還は難しかったんじゃないかと思われますが、
今回の利上げ後に株価が急落していますので
トランプ大統領はひどく怒っているようで、、、。

トランプ氏がFRB議長解任を非公式に議論か、財務長官は否定
https://jp.reuters.com/article/usa-trump-fed-idJPKCN1OM02U

非公式に、ということですし本当に解任するとは思えませんが
今後パウエル議長解任論が出るたびにヘッドラインリスクになるでしょう。

Fedは今回のFOMCの火消しに動いていますが、、、

NY連銀総裁:利上げの見解はあくまでガイダンス、約束ではない
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-21/PK3K8ISYF01S01

ウィリアムズ総裁は21日、CNBCのテレビインタビューで「これはコミットメントでも約束でもなく、われわれが将来そうすることを確信しているという意味では決してない」と述べた。「明るく極めて楽観的な景気認識に基づいた現在の見解がこれだと、実際にわれわれは明言しており、必要に応じてそれを変更する」と話した。


これを受けて21日金曜の米株は反発していたのですが、
引けにかけては上げ幅の全てを失い
マイナス引け。地合いは弱すぎです。

メキシコの壁の予算を組み入れた形でのつなぎ予算が議会を通らず
政府機関の1部がシャットダウンしました。
年末年始の米経済への影響は限定的とされていますが
これも地合いの悪い中では株価にマイナスでしょう。

米政府一部閉鎖がクリスマス後まで続く公算、上院は27日に再開
https://jp.reuters.com/article/usa-congress-budget-idJPKCN1OM02P

ただし、さすがに米株下げ過ぎですね。
一度戻りがあるかもしれません。

トランプ大統領誕生以降のトランプラリー上昇の半値を削りました。
月足で見ると、いかに一気に下落が来たか、、わかりますね。

※ダウ月足 2016年11月起点で50%押し完了


だから底入れということじゃありません。
戻りもあるかも、ということです。

また、Fedには利上げ打ち止めを宣言するという手段があるだけでなく
利下げすることだってできます。
利下げがあれば、株価は大きく戻す可能性もありますので
このまま一方的に株価が落ちていくというよりは
来年、思わぬ株の上昇局面があってからの再下落、ということもありそう。

底値では売りたくありませんね。
レバ低めで、リスクを最小限にして一度買ってみてもいいかもしれません。

日経も同様。トランプラリーからの上げ幅の半値を削っています。

※日経月足



いよいよドル円が崩れてきましたが
外国人勢が日本債券を猛烈に買いに来ているようです。

外国人の日本債券買い越しが過去最高-日銀の頭痛の種にも
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-13/PJNOV96JIJUR01

外国人投資家は12月の最初の週に、日本の債券を1兆7200億円相当買い越した。2005年1月までさかのぼる財務省のデータによると、これは過去最高。

「市場がリスク回避ムードの時は円のような安全資産が買われ、同時に日本の債券も好まれる」

10年物日本国債の利回りは10日に0.035%と4カ月ぶり低水準となった。しかし、利回りをあまり下げないために日銀が購入を減らせば、超金融緩和モードを解除しようとしているとの観測が浮上し、円が上昇する恐れがある。これは日銀にとって望ましくない。


銀行など金融機関にとって一層利ザヤがとりにくくなりますが
だからといって、日銀が買いを減らすと出口に向かっていると言われちゃうかも?!
ってことですね。日本にとっては円高リスクでしかありません。

ドル円もいよいよ円高のトレンド入りかな。
株価が戻り局面となった際にはドル円も戻りが期待できますので
そういうところを丁寧に戻り売りで参戦したいですね。
底値を売らないように。

また、このニュースで中国株が支えられるかどうかも注目しておきたいですね。

中国:19年は「大規模な」減税実施へ、金融緩和も示唆-経済工作会議
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-21/PK31QZ6KLVR801?srnd=cojp-v2


中国株が戻るならば、日米の株価も戻る可能性はあります。
米中貿易摩擦は、安全保障問題であり、覇権争いですから長期化することは
必死ですが、長期化するということは、道中もドル相場もある、ということです。

日本のバブル崩壊でも真っ逆さまに株が落ちたわけじゃなくて
90年の4月から6月にかけて2か月上昇したり
9月から3月の半年もみあいから上昇したりと、
下落相場にも反発局面はありましたしね。

2019年は、反発局面では買ってもいいですが手仕舞いは早めに。
売り参戦するのは戻り局面で、というのがポイントでしょう。

豪ドル円、ユーロ円Sは継続です。


さて今週で今年が終わります。
月曜、火曜はクリスマス休暇で実質相場は動かないでしょう。

24(月)
日本市場、ドイツ市場が休場

25(火)
米国市場、欧州市場が休場

26(水)
実質2019年相場入り
欧州市場休場

27(木)
米つなぎ予算審議再開

28(金)
大納会
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2018年12月22日土曜日

12月FOMCが新たな波乱のトリガーとなった、
という見方が広がりつつありますが、株式市場にその影響が、、、。

日経平均は大幅に4日続落。
21日金曜は 363.28円安の20029.30円と2万円割れ目前。

こりゃ今年は、年足で陰線引けになりそうですね。
昨年2017年は秋口から大相場がスタートしましたが、
その全てを失った格好。

※日経平均日足 Wトップ、ネックライン割れですね・・・


来年落ちるとの予想が大半でしたが、予想より早くきました。
だから、まず足元行くとこまでいって、来年はスタート地点が低いために
反発の相場となるやもしれません。

アベノミクス起点からのフィボナッチでは38.2%押しが18241円、
来年は米国ではトランプ大統領3年目で最も株が上がるという過去統計があるほか、
日本も統一地方選挙に参院選、消費是増税とこのまま株が下がってしまうのを
放置するとも思えず、、、(カードは極めて少ないですが)

来年のことは年明けに考えましょう。
まずは足下の相場。

2万円割れはありそうね。
19000円アラウンドまで下げたら、買い下がり方針。。。かな。
まだはっきり決められませんが。

ダウもきれいなWトップ

※ダウ平均日足

FOMCでの利上げ決定の報で最初の下落がきて、
パウエル議長が喋り出したら下落が止まらなくなりました。
市場との対話に失敗したという見方が大勢ですが、

パウエルショック冷めやらぬ中に
米国政府機関のシャットダウンリスク、
ティラーソン国務長官辞任のニュースが追い打ちをかけているようです。

※メキシコ国境を巡る壁建設費が入らないなら
暫定予算案に署名しないとトランプ大統領。
下院が共和党にとられたねじれ議会の弊害が早速出てきました。
本日21日中に予算案が成立できなければ一部の米国政府機関が
閉鎖される可能性が強いわけですが、
トランプ大統領は「政府機関が非常に長期間閉鎖される可能性」
があると警告しています。

※マティス国防長官が2019年2月末に退任する
 とトランプ大統領がツイッターで発表(なんでもTwitterですな~)
 
背景にはこのニュースも影響しています。
 
BBCニュース - トランプ氏、IS「敗北」宣言 米軍はシリア撤退開始
https://www.bbc.com/japanese/46628981

アフガニスタン駐留の米軍も半減させる方針だと報じられています。
マティス氏はトランプ大統領が独断で決定したと反発、撤退には反対していました。
ストッパーであったマティス氏が辞めることでトランプ大統領が更なる暴挙にでる、
という報じられ方もあるようですが、マティス氏は北朝鮮への武力行使には
反対していた人物ですね。来年あたり、対北朝鮮での圧力が増すかも、です。


今夜はダウ平均さすがに反発しているようですが、
NY連銀ウイリアムズ連銀総裁がテレビで
「経済減速すれば、金利政策と資産圧縮政策を見直す」趣旨の発言を行った模様。
早速、FOMCでの決定に修正を入れてきたわね。
また、クリスマス前のポジション調整の可能性が大きいので安堵せぬこと。

このところ、米国の経済指標の悪化も懸念され始めましたが
(それなのにFOMCがタカ派だったというのはやはり、失敗だったわね)

GDPや耐久財受注にも影が、、、

7-9月期米:GDP確定値:前期比年率+3.4%(予想:+3.5%、改定値:+3.5%)
   ⇒速報値からの下方修正。

そして個人消費も下方修正です。

7-9月期米:個人消費確定値:前期比年率+3.5%(予想:+3.6%、改定値:+3.6%)


さらに、変動の激しい輸送用機除を除いた
11月耐久財受注は9月来のマイナスへの落ち込み。

11月米:耐久財受注速報値:前月比+0.8%(予想:+1.6%、10月:-4.3%)
11月米:耐久財受注(輸送用機除く):前月比—0.3%(予想:+0.3%、10月:+0.4%←+0.2%)

原油下落も止まりませんし、、、

※WTI原油 日足 OPECプラスの減産合意は全く無視


ということで、足下はまだまだ株価の深堀がありそうですが
自律反発局面も入るでしょうから、ボラにやられないように。

日経、ダウなどの株価インデックスは戻りを売ろうと思っております。
戻りを待ちます。

******************

ドル円もいよいよ下げだしました。

※ドル円 日足 レンジ下方ブレイク 100SMAも下抜け


ユーロ円ショート参戦していますので、ユーロ円も下がってくれるといいのですが
大きく見るとまだレンジの中。

※ユーロ円日足

124.60円を下抜けしてくれないと本格的下落とはなりません。

ユーロ/ドル相場がレンジなので、こちらが下げてくれないと、、、

※ユーロドル日足

こんなレポートが出た割にはしっかりした推移なので、意外と強いのよね。

ユーロ圏の中立金利はマイナスの可能性=リポート
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-research-idJPKBN1OI12I

利上げ時期が現在想定されている来年秋からさらに後ずれしそうなニュースですが
それでもユーロはあまり下がらないのよね。

12月ユーロ圏消費者信頼感指数(速報値)-6.2(予想:-4.3 11月-3.9)
                   17年2月以来の低水準

今夜出たこのニュースでややユーロ売りが優勢ですが。

ユーロ円ショートは継続。

------------------------------

豪ドル円は留まるところを知らぬ下落ですねぇ。

9月と11月安値に迫っているので、一度反発がありそうですが、

※豪ドル円 よく下げましたね。



次に目指すポイントは72円どころでしょうか。

※豪ドル円週足 

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2018年12月20日木曜日

12月FOMC 大方の予想通り0.25%の利上げ決定

注目の来年2019年利上げ見通しは9月時点の3回から2回へ。

2019年利上げ予想:0回2人、1回4人、2回5人、3回6人で中央値は2.875%の2回)

19年GDP見通しを2.3%に引き下げ。
20年2.0%、21年1.8%変わらず。

PCE,コアOCEは2018.2019.2020年と若干の引き下げ

以下ロイターまとめ参照
https://jp.reuters.com/article/%E3%80%94%E8%A1%A8%E3%80%95%EF%BC%A6%EF%BC%B2%EF%BC%A2%E7%B1%B3%E7%B5%8C%E6%B8%88%E8%A6%8B%E9%80%9A%E3%81%97-idJPL3N1YO4NL


マーケットはすでに来年利上げなし(12月今回で打ち止め)の織り込みが
40%近くにもなっていたので
従来の3回予想が2回に引き下げられたとはいえ、FOMCはタカ派な印象。

ということで、発表後ドル高が進行しています。

※ドル円日足 100SMAがサポートされた?!下ヒゲ~~


米ユーロ/ドル相場はFOMC前にイタリアの制裁が見送られたことで
上昇していましたが結局レンジ内に叩き落されました。

EU:対イタリアの制裁手続き見送り、ポピュリスト政権の譲歩を評価
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-19/PJZH0J6TTDS001

※ユーロドル日足 上値重すぎ、、、


ということでユーロ円を128.07円で売り参戦してみました。

※ユーロ円日足


大循環分析では下方向に放れる形になっていますね。

今回のFOMCは思ったよりタカ派的な印象ではありますが、
利上げについては市場との乖離が埋められていません。
来年2回は果たして現実的なのか。

これを受けて、米株は乱高下。
発表前は300ドル程度高かったのですが、一気にマイナスに転じ、
一度反発するも再下落となっています。

※株価推移 大引けまでまだ時間がありますが、、、


株がこのまま落ちて行けば、
またしてもトランプ大統領が吠えると思われます。
それ、見たことか。

この状況では、いくらFOMCが思ったよりタカ派だったからといって
ドル/円相場の上昇も一時的なものに終わりそう。

ということで、ユーロは上がりきらない地合いのなかで
リスクオフでドル円が再下落となるなら、ユーロ円売りが妙味大。

大倉キャプテンのストラテジーですが、遅ればせながら参戦。

ドル円、FOMC後上昇したとはいえ、112円台半ばが精いっぱいですものね。

ということで、
81.58円豪ドル円ショートと128.07円ユーロ円ショートです。
豪ドル円は気持ちよく下がってますが、
NZドル/円のショートも面白そうです。
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2018年12月19日水曜日

ソフトバンクグループの国内通信子会社ソフトバンクのIPOは、
公開価格1500円に対し初値は1463円、公開価格を2.5%下回って寄り付いた後、
大引けでは1282円まで下落。安値引けです。
市場関係者はソフトバンク妥当株価はEV/EBITDAで700~800円程度と分析。

売り出し規模は約2兆6000億円と
1987年のNTTの約2兆3000億円を上回り国内最大で大注目でしたが、、、。
直前に通信障害やHuawei基地局の交換など問題が多かったのですが
IPOでソフトバンク株を取得した投資家は損失となっているわけで、
このIPOに向け市場から吸収された資金が日本株全体を押し下げたと思われますし
それが焦げ付いちゃったとなると、個人マネーの活気が失われてしまう悪循環。

今年は掉尾の一振は期待薄。

米国株式市場は12月として1931年以来の下げの地合いだそうで
今、我々はアノマリー無視の歴史的な下げ相場を見ている、、、
ということでしょうか。

そんな中で迎える今夜のFOMC 

今回12月の利上げは確実視されていたはずですが、、、、
株価の下落で急速に、不透明感が増しています。

FOMC、米国株売り込まれた状況で利上げ断行なら極めて異例の展開
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-18/PJWPYH6JIJUZ01

大方の予想通り利上げに動けば、現状のように厳しい市場環境での金融引き締めは1994年以来初めてとなる。現時点でS&P500種株価指数は過去3カ月と半年、1年の期間でみて下落しているが、こうした状況での利上げは80年以降の76回中2回しかなかった。


FRBの使命は物価と雇用の安定。
決して株価の安定ではないのですが、意識しないわけはありません。
特にトランプ大統領は何度も利上げをけん制していますので
利上げによって株が更なる下落に見舞われれば、責任を問われかねない、、、
ようなムードです。

かといって今夜利上げを見送れば、それはそれで
FRBが景気後退リスクを認めた、とネガティブに受け止められる可能性もあり
今夜は利上げをしても、据え置いても下がりそうな気もします。。。

FOMC前なので、新規ポジションは作らずに豪ドル円Sのみ保有。

ドル円は今、100SMAが意識されており、この移動平均線を明確に下抜けすると
レンジから下落トレンドが明確化しそう。


その場合はドル円ショートですね。
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2018年12月18日火曜日

今週のヤマは18~19日のFOMCですが、
マーケットのセンチメントは悪化の一途を辿っています。
「FOMCを前に株式の持ち高を落とす動き」などと解説されていますが
今回の利上げにさえ懐疑的な声も出てきました。

◆利上げ反対の筆頭が米大統領ですが💦
「FRBがなお利上げを検討していることすら信じられない」
「ドルはとても強いし、ほぼインフレも無い」
                  ~17日Twitterで批判。

※利上げにより、トランプ氏自身の負債も増加する模様。

トランプ大統領、利上げで借入金の負担増加-すでに年5.8億円か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-17/PJVP4I6K50XX01
個人的にも利上げには反対なわけね。

◆ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長
「今週は利上げすべきではない」
「独立性を示すためだけの利上げは不当」~17日CNBCとのインタビュー

◆ジェフリー・ガンドラック氏(新債券王)
「金融当局は利上げすべきではないと思う」
「債券市場は連邦準備制度が利上げする必要はないと告げている」
                     ~17日CNBCとのインタビュー

◆スタンリー・ドラッケンミラー氏(著名投資家/資産家)
「景気が減速しつつあり市場が低迷している時期には、
利上げと流動性の引き締めという「二面作戦」を休止する必要がある」
                      ~16日WSJ寄稿記事

CMEフェドウォッチの利上げ織り込みは、昨日75.8%あったのですが
今日現在70.6%まで落ちてきています。
70%あれば、、、利上げせざるを得ないでしょうけれど
(織り込みが高いので、やらないことのネガティブサプライズも大きい)

「だから言ったじゃん、やめろって」
と株や債券市場の波乱の全てをFRBのせいにしてしまうことができますので
言ったもん勝ちって状況になってきたように見えます。

利上げすべきではない、という指摘にも説得力が増してきている背景には
解りやすく言えば株式市場の軟調があげられますが、
Fedのデュアルマンデート(使命)は雇用とインフレの安定なので
株価を理由に利上げを停止したと思われるようなことはできないですね。
今回利上げをしなかったら、トランプ大統領の圧力に屈したようにも見えますし…。

◆それから、米指標が急激に悪いものが目立ちだした。
17日発表された2つの指標ですが、

米・12月NY連銀製造業景気指数:10・9(予想:20.0、11月:23.3)
米・12月NAHB住宅市場指数:56(予想:60、11月:60)

NY州製造業業況指数は前月から12.4ポイント低下で19カ月ぶりの低水準。
6カ月平均(22.8)の半分以下の水準で
内訳の10項目中、9項目が低下しています。

NAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は2015年5月以来の低水準。
12月としては12年以来の低さ。

◆さらに中間選挙で米議会がねじれたことで政府機関の閉鎖、
シャットダウンリスクにも警戒しなくてはならない状況に。

メキシコとの国境の壁建設でトランプ大統領と下院で多数を占める民主党とで
意見が対立しています。

トランプ大統領は
「国境警備のために政府機関を閉鎖することを誇りに思う」と述べており
シャットダウンも辞さぬ構え。

21日に一部の連邦予算が期限切れとなります。

------------------------------------------------

ということで、米金利は下押し圧力が強く長期債利回りは2.8%台

※米長期金利推移

これを嫌気して、いよいよドル円相場も下落し始めました。

※ドル円日足

上昇トレンドの下値サポートを下抜けそうです。
ここが下に抜けると111円半ばまでは落ちそう。
それで済まないかもしれません…。

豪ドル円S再参戦中ですが、ドル円が下がってきたので
クロス円が下がり始める可能性が出てきました。
ユーロ円とか、面白そうですね。
これもレンジ下限に到達しているので、下抜けで大きく下がりそう。

※クロス円一覧

クロス円はドル円が反発できるかどうか重要なポイントに差し掛かっています。

豪ドル円Sは継続です。

----------------------------------------

今週のFOMCの利上げがさらに株式市場を押し下げる要因となってしまうのか。
来年の利上げ見通しがゼロ回になってもおかしくないところまで急激に
マーケットのセンチメントが悪化していますが、
昨日はガンドラックの発言も米株下落を加速させたようです。

・ジェフリー・ガンドラック氏
「米株式市場は長期的な弱気相場入りした」
「S&P総合500種は新たな安値に向かっている」
「これは長期化するとみている」
「政府が景気サイクルのかなり遅い時期になって財政赤字を大幅に拡大させる一方、
FRBは金利を引き上げているといった極めて異例な状況と関連している」

さらに、悪いことにWTI原油価格が50ドルの大台を割り込んできました。
原油先物は昨年9月以来の安値。

※WTI原油先物

石油受け渡し拠点であるオクラホマ州クッシングの在庫急増を
データ提供会社ジェンスケープが報告したと伝わった、と報じられていますが
週間在庫統計が発表されるのは水曜日なんですけどねぇ、、、
何で統計前に情報が洩れるんでしょうか。

まあ、このニュースがなくても下げたのかもしれません。
ロシアの12月産油量は日量1142万バレル、記録的水準となっていることも判明。

これは旧ソ連崩壊後で最高となった10月の日量1141万バレルを上回る水準。
OPECプラスで合意した減産は来年1月からスタートしますが、
10月の産油量に基づいて実施することになっています。

ロシアのノバク・エネルギー相は先週、
12月の産油量は10月と同水準になる見込みだと述べていましたが
10月の産油量は日量1141万バレル
11月の産油量は日量1137万バレル。
12月の産油量は日量1142万バレル。(現時点で)

来月からの減産を前に、駆け込み増産でしょうか。
これがほかのOPEC産油国でも確認されるとかなり需給が緩みますね…。

---------------------------

さて英国ですが、12月20日から議会が休会に入ります。
12/20~1/6迄休んじゃう。

メイ首相はEU離脱合意の承認を問う下院での採決は、
来年1月14日の週に実施するとコメントしていますが、
その間は英国内でのブレグジット承認って放置されるわけ??

今度は英労働党がメイ首相に対する不信任案を提出しました。
https://www.bbc.com/japanese/46601025

これが実施されるかどうかわかりませんが
こうしたニュースが出てきているのに特にポンドが売られている気配はありません。
基本的には下落基調ですが今は戻り基調かな。
というわけでポンドはどう動くか全くわかりませんね・・・・。
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2018年12月17日月曜日

週末の米株の下落は嫌でしたね。チャート形状は悪化。
やはり、反発力が鈍く資金は株式市場から逃げ出しているようです。

※ダウ平均 ▼96.87 24100.51ドル 


ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)が
ベビーパウダーにアスベストが含まれることを数十年間にわたり認識していながら
放置していたと報道され、大幅安となって、ヘルスケア全体がつれ安となった、
という事情もありますが、、、。
12/10安値23881ドルを下抜けるとVIXショックの安値23360ドルを目指すチャート。

いい指標も出ていたんですけどね。

米・11月小売売上高:前月比+0.2%(予想:+0.1%、10月:+1.1%←+0.8%)
米・11月鉱工業生産:前月比+0.6%(予想:+0.3%、10月:-0.2%←+0.1%)

これらの景気指標が予想を上回るいい数字だったにもかかわらず
株かは大きく下落しました。

12月マークイット製造業PMIの悪化が嫌気されたのです。

米・12月製造業PMI速報値:53.9(予想:55.0、11月:55.3)
米・12月サービス業PMI速報値:53.4(予想:54.6、11月:54.7)

PMIは景気の方向性を示す経済指標で「速報性の高さ」からで
注目度が高い指標です。
企業の購買担当者に新規受注や生産、雇用の状況などを聞き取り、
景況感についてアンケート調査した結果を指数化するのですが
50が好況・不況の分かれ目とされています。

米国の指標はまだまだ悪いとは言えないいい数字のものが多いのですが
現場の声をくみ取って指数化されたPMIの悪化は
いち早く先行きを不安視する材料となるため、こちらに反応したようです。

◆このPMIですが、週末金曜は欧州時間に出た
ユーロ圏、ドイツ、フランスのPMIが嫌気されてユーロが急落。

ユーロ圏・12月総合PMI速報値:51.3(予想:52.8、11月:52.7)
ユーロ圏・12月製造業PMI速報値:51.4(予想:51.8、11月:51.8)
ユーロ圏・12月サービス業PMI速報値:51.4(予想:53.4、11月:53.4)

独・12月総合PMI速報値:52.2(予想:52.4、11月:52.3)4年ぶり低水準
独・12月製造業PMI速報値:51.5(予想:51.7、11月:51.8)
独・12月サービス業PMI速報値:52.5(予想:53.5、11月:53.3)

仏・12月総合PMI 速報値:49.3(予想:54.0、11月:54.2)50以下は2016年6月以来 
仏・12月製造業PMI速報値:49.7(予想5:50.7、11月:50.8)
仏・12月サービス業PMI速報値:49.6(予想:54.8、11月:49.6)



欧州のPMIは昨年末でピークアウトしており下落基調でしたが
フランスの落ち込みが酷いですね。
フランスPMIは総合、製造業、サービス全てで好・不況の分水嶺となる50割れ。
「黄色いベスト」運動の大規模デモの影響とみられます。

先週の木曜14日のECB理事会では政策金利について
「少なくとも2019年夏の終わりまで」据え置くとの方針を維持したのですが
2019年のインフレ見通しを従来の1.7%から1.6%に引き下げています。

インフレリスクがない中で、景気指標が悪化してくれば
利上げの時期も遅れる可能性は十分に考えられる中で
ユーロはまだ下げ切っていないと見ることもできますね。

今回のECBでは利上げ時期を後ろにずらすことはありませんでした。
だからまだ、ユーロはレンジの中にいます。
これを後ろにずらす時が来るんじゃないか、、、、という話になってくると
市場がそれを織り込みに行く中で、ユーロ安がトレンドとなるリスクがあるかも。

う~ん、まだ今週のFOMCを見ないと、
どちらを主軸に為替市場が動き出すのか
見極めがつかないんですけどね。

ドルの利上げ打ち止め観測が出てきているので
今週のFOMCで確認されるようなハト派的な結果が出てくると
ドル売りが優勢となる可能性も大きいのです。
だから、市場はユーロ売りにポジションを傾けることもできずにいるんでしょう。

※IMM通貨先物市場 ユーロドルポジション動向 ネットショート56287枚

ネットショートは5万枚程度。
本格的に売られるときは15万枚程度まで膨らむこともありますので
まだまだ売りが偏っているとは言えません。

ユーロ売り、面白そうですよね。
FOMC後、ドル安が加速しないようなら
ユーロ売りを狙ってみようかな…。

レンジを下方ブレイクしたら加速するんじゃないかしら。
金曜の安値を割ったらエントリーでもいいかもしれませんね。

◆また、PMIではないのですが、先週は中国の指標の悪化も嫌気されており、、、

11月中国・鉱工業生産 前年比+5.4%(予想+5.9%)予想を大幅に下回る
11月中国・小売販売 前月比+8.1%(予想+8.8%)前月比減速

その中国では今週18日、大きなイベントがあります。

18日に改革開放40年大会=中国
https://news.biglobe.ne.jp/international/1216/jj_181216_1370713985.html
これかなり大きなイベントなので、ここで何か出てくるかもしれません。

今週は、FOMCもありますし日銀もあります。
それと、ねじれ議会となった米国は21日、一部の暫定予算が失効します。
ランプ大統領は、議会が「メキシコの壁」の費用を認めなければ、
シャットダウン(政府機関の一部閉鎖)もやむなし、と発言していますので
ひょっとしたらそんなことが起こるかも、、、。

***************************************

今週のスケジュールを整理しておきましょう。

18日:中国改革開放40周年大会
18-19日:FOMC
19−20日:日銀金融政策決定会合
19−21日:中国、年次経済政策会合

21日:米国の一部の暫定予算失効。

FOMCのポイントは、今回の利上げではなくドッとプロットと呼ばれる
FOMCメンバーの利上げ見通し。
利上げ打ち止め時期がいつなのか、が焦点。

市場は今回12月で終わりなんじゃないか、というところまで
弱気に傾いています。

ところが前回までのFOMCでは2019年は3回の利上げを見通しています。
この来年3回がど変化するのかがポイントです。

*************************************

先週買い戻してしまった豪ドル円ですが、再下落となったので
再度ショート参戦です。

コストは81.58円。

豪ドルドルも狙ってみようかと思っています。

今週の改革開放40周年イベントをみてから、かな。
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2018年12月14日金曜日

英国、今週11日の議会でブレグジット承認がされるかどうかが
注目だったのですが議会での採決は見送り、
その代わりに急に飛び出した翌日12日の保守党のメイ首相の不信任投票。

結果、同党下院議員317人のうち過半数の200人から信任投票を得て、留任。

今後1年間は党首選は行われず、
メイ氏の党首の座は守られることになるのですが
一体英国は何をやっているんだか、、、、。

メイ英首相、党内の信任投票で勝利 議員317人中200人が支持
https://www.bbc.com/japanese/46547884

不信任投票が実施されると報道があり、メイ首相がこれに受けて立つ、
と表明したあたりからポンドが上昇を始めるのですが
どうやら、メイ首相が負けるわけがない、という見込みがあったようで、
(メイ首相を辞めさせて誰を党首にするというのか、見えてこない中で)
実施され、メイ首相が勝利するならば、保守党としては今後1年
メイ首相でやっていくしか道がなくなる、ということが決まるわけで、
そうやって考えればこの不信任投票に意味がなかったわけじゃない、
のだそうです。

だからポンドが上がっているのね。

英議会がブレグジット案を承認するのを見送り、
英国トップの不信任投票が実施される、

という事実だけを抜き出してみれば、英国はダメダメでポンド売りとしか
思えない状況なんですが、それでも、不信任投票実施のための署名を集め、
もしかすると不信任投票でメイ首相が降ろされるかもしれない、
という不透明感が漂っていた時よりは、1歩前進した、ということが言えると。
そういう意味で、ポンドの売り方は買戻しに動いたんじゃないかということです。

また、今後はメイ首相のやり方に反対でも、不信任投票あと1年は
保守党としてはメイ首相を党首としてやっていかなくてはならないので
反対しても意味がないというか、道理がない。
ということで、保守党がまとまりやすくなるという見方もできるようです。

ですから、傍から見ていると英国は何も決められずだめだめですが
市場のほうはその先を見据えて、ノーディールブレグジット、
合意なき離脱のリスクが薄れたとみているということなのね。

どうも、腑に落ちないんですが(笑)
ポンドが上がっちゃってるんだから、受け入れるしかない。

というわけで、ポンドドルショートはロスカットを強いられました。

ポン様に手を出すべきじゃなかった・・・。

ノーディールブレグジットリスクが高まればポンド売りになりますが
ちょっとそのリスクが後退したり、ブレグジットで英国がまとまるような話が
出てくると、猛烈に買い戻しが入るような地合いでもある、ということですね。


13-14日にはブリュッセルで欧州首脳会議が開かれますが、
メイ首相は続投を手土産に参加することになりますが、
すでにEU側とはブレグジット案は合意していますので、
後は英国内でなんとかまとめてよ、としか言いようがないでしょう。
EUはここでの英国とのブレグジット再協議を否定していますので
大きなニュースは出てこないと思います。

----------------------------

英国からの材料だけではなく、
市場にはリスクへの警戒が後退するニュースが
いくつか出てきたことで日米の株が買い戻されています。

①中国、「中国製造2025」戦略推進を抑制

※中国製造2025=2049年の中華人民共和国建国100周年までに
「世界の製造大国」としての地位を築くことを目標に掲げた取り組み。
2025年までに「世界の製造強国入り」を果たすことが喫緊の目標。

この産業政策の裏で、不公正な補助金によって中国企業の成長を促したり
(補助金は自由貿易ではなく国策であるという批判)
海外企業からの技術の移転、公正でない技術獲得などが
世界中で問題となっています。

国策によるシェア拡大で、5Gなど次世代産業技術をめぐる覇権争いが
米国との間で激化しているというのが、米中貿易摩擦のもう一つの姿ですが
(Huawei、ZTE排除などはまさにそれですね)

中国製造2025は中国の威信をかけた産業政策ですので
ここだけは譲れないのでは、、、と目されていました。

ところが、ここにきて中国は外国企業の参入に開放的な戦略へシフトすることや
達成目標を10年延期し、2035年をめどとする可能性が指摘されています。

この程度のことで、貿易戦争が沈静化するとは思えませんが、
売られ過ぎたマーケットの買戻しにつながるニュースではあります。


②中国、米自動車の関税引き下げに合意 現行の40%から15%に

まあ、これは報復として引き上げたものですが、ここでも態度を軟化。、

②イタリア19年予算案、財政赤字2%強に縮小

GDP比2.4%の赤字計画はEUの規則に反しているとしてEUから修正を
求められていましたが、当初は修正する気がないムードでしたよね。

それが、「財源が見つかった」として、
2.04%にまで引き下げることができるらしい。
どこから見つかったのか。見つかってよかったですね。

ということで制裁回避か、という流れでイタリアリスクも軽減されたようです。
来年からはもっと早く財源を探しておいてください。

************************

というわけで、株式市場買い戻しが優勢となりましたが、
来週のFOMCを確認するまでは方向がはっきりと出ないんじゃないかな。

今夜はECB理事会。

予想通り政策金利据え置きを決定。
債券買い入れ策の終了を確認。

注目の金利は
「少なくとも2019年夏まで維持、利上げ開始後も再投資を継続する」
フォワードガイダンスを示しました。

ドラギECB総裁は会見で
「最近の経済データは予想より弱い」
「リスクバランスは下振れ方向に傾きつつある」
「先行きの成長は勢いがやや鈍化すると予想」などと述べ
四半期ごとに発表する経済予測で成長率予想を下方修正しています。

2018年の成長率予想は、9月時点の2.0%から1.9%に下方修正。
2019年は1.8%から1.7%に引き下げ。
2020年は1.7%の予想を維持
2021年は1.5%予想(今回初予想)

インフレ率予想
2018年 1.7%から1.8%に引き上げ
2019年 1.7%から1.6%に下方修正。
2021年 1.8%予想

これを受けてややユーロは下落しましたが、ほとんどレンジの中で
大きな動きじゃありませんでした。

やっぱ本チャンは来週19日のFOMCかな。

82.86円豪ドル円ショート、81.68円で一旦買い戻しました。
このままリスクオン相場に発展するとは思えないのですが
ドル円が強いことと、中国の譲歩で株が持ち直していることなどで
利益が削られつつあるのでまずは一度利確。
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2018年12月12日水曜日

不安定な相場が続いています。

中国はHuawei幹部の逮捕への報復に出ました。

中国当局がカナダ元外交官を拘束、所属団体が釈放求める
https://jp.reuters.com/article/china-icg-canada-detain-idJPKBN1OA1PF

それから、中国の経済の冷え込みも顕著になってきました。

中国自動車販売、11月は前年比-13.9% 12年以降で最大の減少
https://jp.reuters.com/article/china-auto-sales-nov-idJPKBN1OA0IJ

自動車が売れなくなっている。

さらに中国は都合の悪い経済統計を公表しない方針のようで、、、
もともと信ぴょう性は高くありませんでしたが
鉛筆舐めることさえ放棄したか。

中国統計、相次ぐ公表停止の裏側
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38564600V01C18A2000000/

こうした状況の中での、米国とその同盟国によるZTE,Huawei排除。
そりゃ、中国だけじゃなく世界のマーケットも強気できる状況じゃないですね。

ファーウェイとの相互依存、シリコンバレーに打撃
https://jp.wsj.com/articles/SB12533227584267904171404584645330873481944
~今年ファーウェイが米企業から最大100億ドル(約1兆1200億円)の部品を調達するとの試算もある。中国による米国製自動車の輸入額にほぼ匹敵する金額

あ、どうやらドイツはHuaweiを使い続けるようですが、
DAXも下落が止まりませんし、ドイツといえば
ドイツ銀行の株価下落もひどいものです。

ドイツ政府がコメルツ銀行との合併調整に動くとの報道もありますので
政府が救済するんでしょうか。

ドイツ政府はドイツ銀とコメルツ銀の合併調整に前向き-フォークス誌
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-09/PJHQQU6K50XZ01

海航集団はドイツ銀行の筆頭株主から消えていますので
ドイツ銀行株を手放した模様。
https://finance.yahoo.com/quote/DB/holders/

ドイツ銀行を巡る動きも、ネガティブ材料ですね。

また、米国政府機関のシャットダウン問題ですが
米上下両院は6日、期間2週間の暫定予算案を可決し、
政府機関閉鎖の期限は今月22日に先送りされていますが
トランプ大統領はメキシコ国境に壁を建設する予算が認められないなら、
「誇りを持って」政府機関を閉鎖すると宣言したと報じられています。

今年1月にも一部政府機関が閉鎖されていますし
オバマ政権下でも2013年10月に閉鎖されていますので
それほど驚くことでもないですが、
今夜はこのトランプ大統領の発言で売られている側面もあるようです。
21日に一部の政府機関の予算が失効しますので
この点もここからのマーケットでの注目ポイントでしょうか。

ということで、世界の株式市場は軟調ですが
なぜかドル円がしっかり。

実需玉なんでしょうかねぇ。。。
やはり武田とか動いているんでしょうか。

まだ豪ドル円ショートは継続です。

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そして、今夜のもう一つのニュースは英国。

メイ党首(首相)に対する不信任案決議に必要な48人の書簡が手元に揃ったらしい。 

とロンドン在住の松崎美子氏のtweet
https://twitter.com/LondonFX_N20/status/1072523310708256769

これでポンドが再下落です。

戻り売り狙いでしたので再下落に乗って
ポンドドルを1.2593ドルでショートしてみました。

ポンド円の方がよかったかな、、、と思ったりもしましたが
ドル円がしっかりですし、クロス円は豪ドル円のショートを持っているので
ストレートで売ることに。

まだこのニュース、日本語でのメディア報道がないのですが、
まあ、どちらにしてもブレグジットがグダグダで着地点がみえないので
売りでいいんじゃないかと…。
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2018年12月11日火曜日

12/10㈪ 日経平均は 459.18円安の21219.50円

先週金曜のNYダウが558.72ドル安と、
雇用統計の数字を受けて失望の下落となっていたので
今日の日本株が弱いだろうことは想像に難くない展開ではありましたが
このまま下落トレンド入りするんでしょうか・・・。

北海道の地震や西日本豪雨、台風21号など災害が相次いだとはいえ
7-9月期のGDP改定値が前期比0・6%減、年率換算で2・5%減と、
速報値の年率1・2%減から大幅に下方修正されたことも嫌気されたとみられます。
これまで景気回復をけん引してきた企業の設備投資が
速報値から大きく落ち込みました。。。

日本株が弱く、米金利も低下してきているのにドル円が底堅いのが解せませんね。

ドル円は今日112.24円まで円高となる局面があったものの
東京時間後場から持ち直して再び113円台回復です。

テクニカル的に言えば、サポートライン、レジスタンスラインを引くと
綺麗な三角持ち合いで、この中でのもみ合いに終始している相場です。
がだし200EMAの上に位置していますし
一目均衡表でいえば雲が最後のサポートになっていますので
どちらかというと上昇するという見通しの方がしっくりする形。

ファンダメンタルズからは雇用統計も冴えず
株安、米金利安で円高のリスクが増大しているとみる向きが
増えている印象なのですが、、、。

ドル円も、この三角も持ち合いを終値で明確に抜けたほうに
トレンド発生とみるのがいいでしょうか。

ファンダメンタルや米金利の先行きへの思惑などの材料から決め打ちするのは
リスクとなるかもしれません。

ドル円がしっかりなので、今日はクロス円も戻り基調。
豪ドル円も上昇しましたが、
豪ドルに関しては中国リスクもあるので、
豪ドル円ショートは継続したままです。

*************************************

明日11日が英議会がブレグジット案を承認するか否かで注目されていた日ですが
明日の英議会の採決を見送りが決定しました。

英首相、11日のEU離脱案採決を見送り 現地メディア
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3876714010122018FF2000/?n_cid=SNSTW001

メイ氏は13日からブリュッセルで開かれるEU首脳会議に出席し
ほかの加盟国の首脳らに英国の内情を伝え、離脱案の修正を申し出る模様。

つまり、英議会の承認を得るためには、
EUとの再交渉で英議会が納得する内容での
合意が必要ということになります。
えーーーまたEUとの交渉やり直しなの・・・・?!

ということでポンドがツルっと下がってます。

※左ポンドドルと右ポンド円


合意なき離脱リスクが高まった、ということでしょう。

来年3/29に英国はEUを離脱するわけですが、詳細合意なきまま
この期限が迫る過程ではポンドが売られ続ける可能性が大きく、
月足レベルで見るとポンドドルは1.2000ドル、ポンド円は130円割れまでの
下落があっても不思議はない形のチャートですね。

※左ポンドドルと右ポンド円 月足

今からでもポンドの戻り売り、間に合うかもしれません。
戻りがあれば売り狙い。

**********************************************

ぐだぐだなのは、英国だけじゃなくてフランスも。

フランスがマクロン政権の燃料税引き上げに反発を高め
黄色いベスト(ジレ・ジョーヌ)を着てデモを始めたのは、11月17日。

デモが拡大し沈静化しないので、マクロン政権は12月4日に
燃料税の引き上げを延期することを発表しましたが
まだ収まりがつかぬ市民が暴動を繰り広げている模様で
スタバを破壊したり、Appleを襲撃してアップル製品を強奪したり
高級時計店を襲ったりという動画が日々Twitterに流れてきます。

どうすれば収まるんでしょうか??

抗議デモでフランス経済「大惨事」、小売りは1200億円の損失
https://www.cnn.co.jp/business/35129873.html

現在までで1200億円程度の損失との試算も。

ユーロも積極的に買える通貨じゃぁないのよね…。

13日はECB理事会です。

******************************

英国ブレグジット承認が延期というのを嫌気したんでしょうか。
今夜も米株は下落中。ダウは10月の安値を割り込んできました。

足下は弱いですね。

イールド逆転からのリセッション警戒にはまだ早すぎますので
株の大天井を見たとは言い難い気もしますが、
足下の相場、ひとまず深堀りしそうな雰囲気です💦

先週末OPECと非OPECが日量120万バレルの減産を決めたばかりですが
原油は全然反発してきません。今夜は米株につれ安で下落基調。
これ、本格的に金が復活するかもしれませんね。

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2018年12月10日月曜日

G20での米中首脳会談を好感したのは翌日月曜のみでした。

1月から25%に引き上げられる予定だった中国から米国への輸入品への関税が
90日の猶予が与えられる形で据え置かれるこをと好感したのですが
同日、カナダでHuaweiの幹部が逮捕されていたとはね。

先週はダウも日経平均も大きく下落しましたが
下落の背景は、

①Huawei幹部逮捕
 
ファイブ・アイズと肩を並べて日本も華為技術(ファーウェイ)と
中興通訊(ZTE)の製品を政府調達から事実上、排除する方針を固めた。

※ファイブ・アイズ=諜報活動についてUKUSA協定を締結している
         米国・英国・カナダ・豪州・NZの5か国
        
米中貿易摩擦というより、新冷戦に入ったと指摘する向きも増えてきました。
貿易じゃなくて安全保障問題なんですね。

孟CFOは過去11年間に中国旅券を4通、香港旅券を3通、
計7通の旅券の発行を受けていたことが明らかになっており
海外出張の度、使い分けていた可能性があるだけでなく、
このほかにも指名、年齢が異なるパスポート所持の可能性があるようです。

完全に、、、、スパ…。

しかも、民間企業の問題であれば中国当局がこんなにヒステリックに
カナダや日本に警告を出さないでしょう。

※中国外務省はサイト上に、カナダ政府が米国政府の要請に基づき逮捕した華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟・最高財務責任者(CFO)を即刻解放しなければ、中国政府がカナダに「深刻な結果」を約束するという声明を公表。

※在日中国大使館(東京)は9日までにウェブサイトで「(事実であれば)両国の経済協力のためにならず、強烈な反対を表明する」と非難する報道担当者の声明


つまり、孟CFOは民間人ではないということを暗に認めてしまっています。
ということはファーウェイは民間企業ではなく
中国共産党そのものであるということです。

それじゃ安全保障上の側面からファーウェイ製品は使えないでしょ、
という米国の言い分が正しいということになってしまう。

この中国の反応はマズイんじゃないの、、、
それほどに今回の逮捕劇は中国にとって衝撃が大きいということなのか。

ということで、貿易とか経済を超えた問題であることは明らかですが
日本でもファーウェイを使っていると制裁対象になりますので
ソフトバンクの基地局が懸念されます。
これを総入れ替えしていかないと制裁対象。
IPOどころの話じゃないと思うんですけれどね…。

そして、ソフトバンクの問題は、その寄与度が高い日経平均も
押し下げるでしょうし、ファーウェイに部品を提供している企業などへの
影響も懸念されます。TDKとかソニーとか。
部品供給はおよそ5000億円程度とか。

ファーウェイの存在感 日本から部品供給、約5000億円
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3867973007122018EA2000/
この問題は長期化するでしょうし、経済に及ぼす影響は小さくないと思われます。
その意味では株価は下なのかなぁとも思うのですが、、、。

※世界の主要株価インデックス一覧


②米国、長短金利逆転(3年5年、2年5年)

一般的には10年と2年の長短金利で逆転が起こると
1年前後でリセッション入りが警戒されていますが、
先週は3年と5年債の利回りが逆転したことで
アルゴが売りに動いたと指摘されています。

※5年債と3年債の利回り(下記はスプレッド(金利差)


※10年債と2年債利回り~こちらが教科書的に炭鉱のカナリアとされている

ただしまだ、リセッション入りしたわけではありません。

実際、過去4回の長短金利逆転時のS&P500はその後1年で
2桁の上昇率を記録しています。

その後、リセッションに陥るわけですが
長短金利逆転からの1年、売り方は苦労させられる可能性があるわけね。

また大統領選挙サイクルでは、新大統領誕生から3年目が最も株価が上昇します。
つまり2019年ですね。来年は株が上がるのです。

ということを考えると、
弱気で相場をみるのもどうかなぁ、、、という気もするのよね。

来年株が上がる前、つまり今年下がるところまで下がって、
発射台が低くなる可能性は否定できませんね、年末までに一段安があるかな。

FOMCも控えていますしね。まだボラの高い相場は続きそう。

ということで、まだ株式市場底打ちしたとは言えませんが
トップアウトした、とも言えないと考えています。
まだトレンドがはっきりしないので、インデックスは様子見とします。

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ドル円

しかし、米金利が低下傾向なのに、ドル円がしっかりですね。
今年のドル円の変動幅は9.99円。10円未満です。

M&A玉が支えているのか、、、??

今週は12日のCPI(消費者物価)、14日の小売売上高などが
金利を動かす米指標として注目。
弱い結果なら利上げ打ち止め感がさらに強まるでしょうから
金利がさらに低下するリスク。
そうなれば、ドル円は下落圧力が強いと思うんですけどねぇ。

※ドル円日足

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ユーロ

◆7日、イタリア議会下院が2019年予算案を可決。

コンテ首相は11日に欧州委員会ユンケル委員長と会談し
予算案を提出する予定ですので
11日までに上院での可決があるんでしょうか。

上院で否決されれば内閣は総辞職に追い込まれると報じられていますが
11日が期限、ということではないのでそれまでに上院での可決がなくても
それほど問題はないと思いますが、
少なくても年末までに上院での可決が必要とみられます。

まずは今週11日の会談が最初のヤマでしょう。

◆13日ECB理事会

資産購入は年内終了の見込みですので、年内で資産買入れ終了を確認することと
なりますが、市場の関心は利上げですね。いつになるのか。

6月のECB理事会で
「金利は19年夏にかけて現行水準 」との見通しを示しましたが

足下では欧州、ドイツの指標が弱いものが目立ち、インフレも抑制的です。
ドイツ銀行には11月末にマネーロンダリング疑惑で家宅捜索が入っており、
ドイツ銀行株は最安値を更新しています。

ドイツ銀行に家宅捜索、資金洗浄関与の疑いで
https://www.cnn.co.jp/business/35129451.html

※ドイツ銀行株 リーマンショック前は90ドル台まで高値がありましたが現在7ドル


ユーロは強気できないですね・・・。

ECBが6月に来年夏まで現行水準とした金利について、
修正があるかどうかがポイントとなりますが、
ドイツやフランス、イタリアと問題山積の中
タカ派的なスタンスにはならないだろうと思われます。

投機家ポジションはネットショートがジワリ積み上がりつつありますね。
それでもまだネットショートは低水準。
今後さらに積み上がる可能性は大いに残されています。

※IMM 通貨先物ポジション


ただ、気になるのがゴールドの値動き。

※ゴールド
 

米金利早期打ち止め観測の高まりで底入れ上昇、という感じになってきた。

ユーロ/ドル相場とゴールドって相関性が高いのよね。
まあ、ドル高なら金安、ドル安なら金高って単純な話ですけど


これが今ダイバージェンス(逆行)
どちらに寄せていくのか。金がやっぱり下がるのか、
ユーロはどこかで大きく戻っていくのか。

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ポンド

いよいよ今週11日の英議会が注目なのですが、、、。

※EUと英国のブレグジット合意案を各国議会が承認することが求められている中
英国議会がこれを承認できるかどうかが最大の難関。

英議会が承認するのは難しいとされていますが、
週末になってこんなニュースが。

メイ英首相、下院採決延期か
EU離脱合意案、首相官邸は否定 2018/12/9 16:05

https://this.kiji.is/444393483813831777

採決前に、下院が支持できるような何らかの条件をEUから引き出そうと
試みるとしている。採決延期の可否は10日に判断する。
打開策が必要だと判断すれば、採決を延期するとみられる。

ですって。

んんっ?!

11日、可決ならポンド急騰、否決なら暴落って見てた向きは多いと思いますが
採決延期の線もあるんですか。

どちらにしても11日前にはポジション取りません。

※ポンドドル


ポジションを取るならこの三角持ち合いのどちらかを明確に抜けた時でしょうけれど
今のところ可能性が高いのは下抜け。
あるいは下抜けするかに見せかけてレンジ内に戻って青のレジスタンスまで
上昇するという持ち合いの値動きかな。

黄色の点線を切ったら売り、跳ね返ったら買い。でしょうか。

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Huaweiの件で中国リスクが高まったせいか豪ドルが弱いのですが

※通貨インデックス一覧 ~豪ドルの弱さが目立つ


ということで、豪ドル円ショートがいい感じ。
※82.86円豪ドル円S中
※豪ドル円


NZドル/ドル0.6861ドルLは、一度仕切りました。。。。

※NZドル/ドル 再度押し目を狙うか。

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OPEC総会では120万バレルの減産で何とか合意をとりつけ
暴落を免れていますが、大きく上昇できる内容でもありません。

事前報道では日量140万という数字もありましたからね。

OPEC加盟・非加盟国、日量120万バレルの減産で合意 原油5%高
https://jp.reuters.com/article/opec-russia-agre-slash-idJPKBN1O622S?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5c0aeea704d3010aacee275c&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

6日の定例総会では減産では一致しながら合意を明確に打ち出すことができず。
非加盟のロシアの出方を見極めるため、具体的な減産量の取りまとめを先送り。

ロシアなしではOPECはまとまらないことが露呈。

来年1月にはカタールも脱退しますし、OPECの結束力は低下しています。

ということで、大幅反発は難しいんじゃないかな・・・。
(減産合意で一時5%高とはなりましたが上髭。)

※原油


この辺りでもみ合っていてくれる分にはそれほど心配ないと思いますが
50ドルを割り込んで下落が加速するようだと、さすがに株式市場も嫌気するかな。

120万バレルの減産合意では需給をタイト化させることは難しいでしょう。
イランは闇輸出していますし
(中国に幽霊船タンカーが入港、2200万バレル輸入したとみられる)
イラン産原油はサウジなどより1ドル程度安いんです。

より安い原油を購入する中国。
余剰感あふれる市場価格は、安い方の価格へとサヤ寄せされていきます。
サウジも輸出価格を下げざるを得ないでしょう。

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