2019年10月22日火曜日

ブレグジットのゴタゴタでリスクオフ相場を覚悟もしましたが
週明け21日㈪日経平均は続伸。
56.22円高の22548.90円と上昇して引けました。

ポンドも窓開け急落でスタートも、欧州時間から強含み窓埋め完了。
さらなる上昇を見せています。
欧州時間からは、ドル安、円安が加速し典型的なリスクオン相場へ。

ブレグジットがどうなるかわからないというのに
マーケットは随分楽観的ですね(^-^;
しかし、流れに逆らうべからず。

欧州時間に先週末の高値を超える上昇となる強さを見せたポンドと
豪ドル円、NZドル円に飛び乗りました・・・。我ながら怖い(;´・ω・)

今、NZドル/円、豪ドル円はアゲインスト(>_<)
買い参戦ポイントとしては最悪ね。

※NZドル/円 69.49円ロング


ただ、チャートは底入れしたように見えます。
9/12の高値69.68円を超えてくれれば72円くらいまではありそうなんだけど。

※豪ドル円 74.56円ロング


こちらは9/13高値74.35円を超えていますので伸びそうよ。まずは76円かな。


※ポンド円 140.77円ロング


青いラインが5EMAなんだけど、このレベルまで落ちたところで拾うべきでしたね。
綺麗に5EMAでサポーとされて上昇する強いチャート。

ただし今年の底値は126円台。
すでに15円近く上昇しているのでいつ急落してもおかしくないですね。
昨日のブログに書いたレベルまで調整する可能性もありますので、
140円割れで損切します。

クロス円にしたのは、移動平均線大循環分析でみてチャートがいいことと、
31日の日銀に追加緩和への期待もあること。
そして本邦勢が下半期に外債投資を増やすんじゃないか
という考えもないことはない・・・。
(本邦勢は上半期は様子見でも下半期から本格出動するパターンが)

また、半導体市況が1年半の低迷期を乗り越えて復活したようにも見えることから
ここから本格的なリスクオン相場が来る可能性もあるんじゃないかと。。。

 半導体市況 回復基調に TSMC、5四半期ぶり増益
 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51106940X11C19A0FFE000/
 ・ 世界の半導体業界の復調が鮮明
 ・大手の台湾積体電路製造(TSMC)2019年7~9月期決算
  → 営業利益が5四半期ぶりに増益、前年同期比13%増で同期として過去最高


ただ、リスクがないわけじゃありません。

①ジョンソン英首相のEU離脱案、21日の採決実施を下院議長認めず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-21/PZQBLOT1UM0W01

今夜はもう進展はなさそう。
でもその割にはポンドが売り込まれることがないですね。

②ペンス米副大統領が対中政策で24日に演説-市場は2018年の再現を警戒
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-19/PZLOMSDWLU6B01

 ・24日シンクタンク政策研究機関「ウィルソン・センター」で講演

昨年、2018年にも政策研究機関「ハドソン研究所」で
ペンス副大統領が演説しています。
演説は10/4でしたが、ダウ、原油などの天井が10/2、
この演説後にマーケットが崩落したと言えなくもない。
それだけ、世界を驚かせる演説だったのです。。。

↓こちらは昨年の記事ですが、参考まで。

米副大統領の演説は、実は対中国への「本気の宣戦布告」だった 2018.10/12
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/57929

ペンス副大統領の演説には警戒する向きもありますので
昨年ほどのショックにはならないと思いますが、しかし、
足下でマーケットが楽観に傾き始めているので、
気を付けたいイベントではありますね。

ということで、今週はブレグジットの行方にペンス副大統領の演説と
気がかりな重要イベントがあるんですが、
だからこそのリスクテイクです・・・。

あ、損切りは今日の安値、NZドル/円で69円、豪ドル円で74円とします。
今夜これまでのところ、ダウ平均は小幅高です。

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2019年10月21日月曜日

やってくれます英議会。

19日㈯ 
英ジョンソン首相とEUの間で合意したブレグジット案の採決、見送りです。
超党派の議員が『関連の国内法整備完了まで承認保留』修正動議を提出。
関連法感が成立するまで先送りする動議が322対306で可決されました。
(レットウィン案)

英議会がEU離脱採決を先送り、ジョンソン首相は延期要請拒否
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-letwin-vote-idJPKBN1WY0HK

これを受けて、ジョンソン首相は議会が9月に成立させた「ベン法」に従って
EUにブレグジット期限の延長(2020年1/31まで)を要請しなくてはなりません。

※ベン法ー合意なき離脱を封じる離脱延期法(9/4可決)

ところが、ジョンソン首相は
「私はEUと離脱延期について交渉するつもりはないし、
法律にそれを強制されることもない」として
EUとの離脱合意について、10/22に英議会で採決すると述べています。

ん~ジョンソン首相、
やっぱり10/31までに何が何でもブレグジットしたいのね。

法に従わないなんてことが許されるの、とも思いますが、
そういいつつも、実は、早速EUに書簡を送って離脱延期申請してます。

英国がEUに離脱延期申請、延期望まずとのジョンソン首相の書簡も
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-tusk-extension-idJPKBN1WZ001

・EUのトゥスク大統領は19日、
   EU離脱の延期申請を受け取ったことを明らかに

ただし書簡にはジョンソン氏の署名はなく、
この書簡とは別に「離脱延期は望んでいない」と書かれた書簡も
同時に送っていると報じられています。

この報道を受け、今週以降考えられるシナリオは2つ。

①ボールはEUに渡った。
 ジョンソン首相の署名はなくても英国から延期申請が届いたのですから
 EUがそれを受けて、それを承認するか否かにかかっている。
 
②22日に再度英議会で採決か。
 ジョンソン首相は、離脱協定案の基本的性質について議会の承認を得るよう
 21日に採決にかけることを再び計画、離脱の実現に必要な施行法の議会審議を
 22日にも始める予定だそうですが、、、

①ですが、
フランスのマクロン大統領は再延期を認めない姿勢を表明していますね。

英EU離脱の再延期認めない、議会が離脱案否決でも-仏大統領
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-18/PZKNK3SYF01T01

とはいえ、マクロン大統領の反対で、EUが延期を認めず
合意なき離脱実現となれば、その後に起きる混乱の責任を問われるリスクでも
ありますので、EUは最終的には延期を受け入れるのだと思います。

であれば、ポンドが大きく崩れるということはないかな。
期限が1月31日に延期されれば、これまでと何も変わらないということです。

EUが、いつまでにどのような答えを出すのかに注目。

②その前に英議会が週明け動く可能性はどうでしょう。
だったら19日のうちに決められるはずですし、1日置いたから
状況が一変するとは思えませんが、
正直、英議会が私にはさっぱり理解できないので、何があっても驚かない、
というスタンスで見ています。
だから、10/31までになんとしてでもブレグジットを成立させたい
ジョンソン首相のウルトラCがあっても驚かない。

10日突然アイルランド首相と会談して離脱合意への道筋が見える、
とぶち上げたこともサプライズでしたよね。
これを予測できた向きはなかったと思います。

ということで、週明けからのジョンソン首相の動向と英議会からも
目が離せません。

しかしながら、19日の採決見送りは為替市場において
ポンドの強材料とはなるわけもなく、
一定の売り浴びせは覚悟しなくてはならないかな。

私は売られたところを拾いたいと考えていますが、、、

あ、ポンドロングは木曜の夜、
EUサミットでジョンソン案が合意されたところで手仕舞っており、
週末はノーポジションです。

※ポンドドル

今回の上昇に対してのフィボナッチリトレースメントで0.382%押しが
1.2690くらい。この辺りまで押せば買ってみたい。

※ポンド円


同じく137円台かなぁ。。。
そこまで押さないような気もするのですが、それもブレグジット情勢次第。

****************************

ブレグジット問題からも目が離せませんが、
今週は24日㈭ECB理事会、
来週は30日㈬米FOMCと31日㈭日銀金融政策決定会合が予定されています。

◆24日木曜のECB理事会はドラギ総裁最後の理事会。

前回9月12日の理事会で
①3年半ぶりに中銀預金金利の引き下げ(▼0.1引き下げ▼0.5へ)
②昨年12月で終了したQE/量的緩和を11月1日再開(月額200億ユーロ)
③フォワードガイダンスの見直し
 →2%弱としているインフレ率の目標に
「しっかりと」見通しが収束していくまで
 現行またはそれ以下の水準にとどまるに修正
(これまでは2020年半ばまで維持)

と満額回答ともいえる包括的な金融緩和を発表しており
今回は現状維持で何も出ないと思われます。

しかしこれだけの緩和策を発表したユーロがなぜか上昇開始。

※ユーロドル 短期ブルーの下落トレンドを突破

次は黄色のレジスタンスを抜けられるかが焦点ですが
もし黄色のラインまで上昇したら、一度ユーロを売りたいですね…。

※ユーロ円 クロス円はまたチャートが違う。強い。


ユーロ円は119円台まで押し目があるようなら買いたいかな。
レジスタンスに阻まれて一度下落トレンドに押し戻されそうですが、
オシレーター系がみな底入れを示唆。

ちなみに、11/1(金)ECB 総裁にラガルド氏が就任します。
先週のEU首脳会議で正式にIMFの専務理事であったラガルド氏が正式決定。
ドラギ総裁、最後の理事会で何を話すのかにもちょっと注目。


◆そして来週の米FOMC

9月のFOMCでは一部に
9月の利下げ発表をもって利下げ打ち止め感も、との見方もありましたが
足下では10月も追加利下げを織り込み始めています。

ISMの数字が製造業、非製造業ともに良くなかったことと
小売売上高も冴えなかったなど米指標の悪化が利下げを催促しているようです。

フェドウォッチの利下げ織り込みは90%を超えています。
この織り込みのママなら利下げを実施しなければ逆にサプライズとなってしまう。

※CME FED WATCH



◆また日銀ですが、10月の緩和期待は黒田総裁自らが高めているような…。

19日、緩和必要なら短期金利を「確実に」引き下げ=黒田日銀総裁
https://v.gd/X751dI

・追加の金融緩和が必要になれば~

としていますが、確実に、という言葉のチョイスとか…。

短期、中期の金利を下げ、長期金利は下がらぬようにするという宣言ですので
金利のスティープニングさせるということですが、
そのためには短期金利を一段と引き下げてマイナス金利を
深堀させる可能性がある、ということでもあります。

・市場では日銀が10月30、31日の金融政策決定会合で
 追加緩和するのではとの観測が強まっている

と記事にもあるように、その可能性も織り込んでくると
円安傾向が強まる可能性があるということかな。

ということで、月末に予定されている日米金融政策は追加緩和期待が
強まる過程で、マーケット全般はリスクオン気味に動くのでは・・・。

そして、米中貿易協議ですが
トランプ米大統領は18日、
11月16─17日にチリで開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)
首脳会議までに署名されるとの考えを示しており、足下では楽観が続きそうです。

今週はとにかく、ブレグジットがどう決着するのかがマーケットの
ボラティリティを高めそうですね。
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2019年10月17日木曜日

リスクオン相場、まだ継続しているようです。

16日㈬、日経平均、TOPIXがともに年初来高値を更新。

※日経平均は3空?!窓開け上昇。


でもね、、、、マザーズ指数は年初にトップアウトして
10か月の下落トレンドが続いています。
こちらは管制相場マネーが入らないから・・・かな。

※マザーズ指数


0.27%下落でも出動 日銀、ETF買い積極化の裏
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50902960R11C19A0000000/

あと2カ月半で今年が終わりますが、まだ2兆円程度の購入枠が。

日経平均には先物市場の買戻しも断続的にはいっているようですし
下がれば日銀が買ってくれるし、、、と考えると
需給的には日経平均が大きく崩れるとは考えにくいといえそう。

10月第1週は海外投資家が先物を5100億円売り越し。
9月最終週と合わせると8700億円の売り越しとなっていましたが
10月第2週から第3週にかけて買い戻されているとの指摘も。

でも3つも窓が空いたら「三空踏み上げ」
テクニカル的には、売り迎えがセオリーですね…。

米中貿易交渉も第1段階の部分合意が報じられていますが署名はまだですし、
ブレグジットも先週から急に今月の合意アリでの離脱気運が高まっていますが
まだ何が起きるかわかりませんので、この高いところを買わぬように。
買うにしても、ちょっと吹き上がり過ぎなので、調整を待ちたいかな。

今夜は米国の小売売上らかの数字が 前月比▼0.3%(予想+0.3%)となり
プラス予想がまさかのマイナスで、7カ月ぶり減少に転じたことが嫌気され
米株は小動きで冴えません。

ただしコア指数は横ばいだったことと
8月分が0.4%から0.6%へ上方修正されたことなどから
決して弱気台頭というほどの悪い数字とも言えないかと思うんだけど
年内の追加利下げの思惑は高まったようですね。
利下げ織り込みが上昇しています。

利下げ織り込みが上昇すると、また株が支えられちゃったりするので
決して経済指標の悪化は、マクロマーケットのネガティブ材料でもない。
ここがこの相場の難しいところよね。

だからまだダウロングは継続してます。


そして、今夜からのスケジュールが重要な英国ブレグジット。

明日17日からEUサミット。
ここで英国からの離脱案で合意できるかどうかが焦点ですが
EU首席交渉官のバルニエ氏は本日中の合意について楽観的と
EU委員会で発言しており、明日から始まるサミットまでに
英国とEUの交渉チームがジョンソン案で合意できるのかを見極めるのが、
最初のヤマ。

明日からEUサミットですので、タイムリミットは明日朝。
今夜中には合意の報道があるはず、、、
交渉チームレベルでも合意できなければ、
明日からのサミットでの審議はできませんので
このレベルでの合意はありそうなもの、、、、
ということをマーケットが織り込む形でポンドは買戻しが旺盛ですが、
どうも今夜中の合意はないとBBCが伝えている模様。

う~む、明日からのサミット前に交渉チームの協議での合意はないのか?1
EUサミットでその内容を審議するはずだったのですが。

ただ、交渉チームレベルで合意してもEUサミットでEU側が、
これを受け入れるかどうかはわかりません。これが次のヤマ。
EUサミットでジョンソン案での合意が拒否されればポンドは再び下落に
転じるでしょう。だった31日期限前の合意はほぼ絶望的だもの。

仮にEUも17-18日サミットでジョンソン案で合意したとします。
今週末はいいムードでマーケットクローズするでしょうけれど
次は19日㈯に英議会緊急招集で決をとることとなりとみられます。
この19日がEUに離脱期限延長を申し入れる最終期限でもあります。

ただ19日の英議会緊急招集はまだ決定ではないようです。
これを今夜中にジョンソン首相が招集を決定するかどうかという点にも注目。

そしてもし19日、英議会が招集されたなら
EUとの間で合意したジョンソン案が、英下院でも採決される流れなのですが
しかしここで、まさかの否決となるリスクはぬぐえないのです。

だって、よくよく見るとメイ首相案とほとんど変わらない内容なのに
期日が近いというだけで議会がこれを受け入れるなんて腑に落ちませんよね。

しかし・・・・今日1日だけでも、まもなく合意とか、
北アイルランドのプロテスタント強硬派、民主統一党(DUP)が反対しているとか
英DUP、ジョンソン英首相の関税提案を非公式に受け入れとか
合意した!!!とかいや、まだ合意していないとか
もーーーヘッドラインが目まぐるしく変化してポンドは乱高下。

いちいち列挙するのも面倒なので、今夜から来週に向けて
ジョンソン案でいけるのかどうかの、最終局面である、
ということだけ覚えておいてください。

ジョンソン首相は合意アリでもなしでもとにかく今月末までブレグジットしたい。
合意なしでのブレグジットには抵抗があまりに大きいということで
合意アリにもっていこうと随分譲歩しているようですが。。。

ポンドロング、継続しています。乱高下必至ですのでコストより
ちょい上くらいにストップ置いて放置。

もし、最後の最後で合意アリの離脱決定となれば、
更なるショートカバーでまだまだ上がりそう

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2019年10月16日水曜日

日経平均、スゴイ窓が開きました!

15日火曜 408.34円高 22207.21円
 
米中貿易問題で先週再開した閣僚級会合では部分合意が報じられ
今日15日に予定していた中国製品に対する関税率引き上げが
見送られたってことが大きいかと思いますが、
それにしてもどれだけショートだったの?、って感じ。
 
※日経平均 窓開け上昇!!

9月19日高値である22255.56円を抜けると上値が軽くなりますね。
台風被害に対する復興需要期待で
国土強靭化関連が買われたなんて指摘もありますが。

中国側が追加協議を望んでいるとも伝わっているのですが、
東京市場ではこうしたネガティブなニュースにはあまり
反応しなかったようです。

中国はさらなる交渉希望、米中通商合意「第1段階」署名前に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-14/PZD3HLSYF01S01

そもそもこの第1段階の部分合意ってまだ署名されていません。

ムニューシン米財務長官は、12月15日までの合意署名を望んでおり
合意に至らなければ、対中制裁関税第4弾を発動する、と警告しています。

今週も劉鶴中国副首相と電話協議し、
次官級の通商交渉が開催される見込みですが
まだ手放しで米中貿易交渉絡みでのリスクが後退したと
喜ぶわけにはいきませんね。

ただ、今日は日銀の黒田総裁の発言も意識された側面もあったかな・・。

物価モメンタム損なわれる恐れにより注意が必要=黒田日銀総裁
https://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-momentum-idJPKBN1WU034?feedType=RSS&feedName=special20

黒田総裁
「先行き、物価安定の目標に向けたモメンタムが損なわれる恐れが
高まる場合にはちゅうちょなく、追加的な金融緩和措置を講じる」

躊躇なくですか。
10月31日の日銀の金融政策決定会合には注目が集まりそう。
この期待が日本株、ドル円の上昇をもたらすのかも。

ただ、今日は中国、上海総合指数は冴えませんでした。

※上海総合


今日発表された中国のCPIが強かったのですが、
これって豚コレラの影響で豚肉価格が上昇しちゃってることが
影響しているわよね。

※9月中国消費者物価指数(CPI)前年比+3.0%(予想+2.9%)

予想よりインフレ率が上昇したことで直後、豪ドル買いで反応したようですが、、
食料品主導でのインフレは政治的にはよくありません。
アラブの春は小麦の高騰時に起こりました。

一方、生産者物価指数は、米中貿易摩擦による製造業の低迷で
前年比▼1.2%予想通りではありますが、数字は良くないですね。
良くないといえばドイツ景気も。

今夕発表された10月ドイツZEW景気期待指数は▼22・8
アナリスト予想平均よりはマシだったようですが
現況指数は▼19.9から▼25.3へと大幅悪化です。

これでユーロが神経質に乱高下した後、下落に転じており
欧州時間の為替市場ではリスクテイクムードが薄らいでしまいましたが
NY時間に入ってからはクロス円が急反騰となっています。

米中貿易交渉も世界経済も決して楽観できる環境にはありませんが、
それでも日経平均のチャートは好転しつつありますし、
米国は利下げに加えてQE再開(パウエル氏否定も)ですので、
世界の余剰マネーはリスクテイクに向かうような気がしています。

ということで、26484ドルのダウCFDロングは継続です。

今夜のダウは250ドルほど高いです☆(24:30現在)

※ダウ平均 27000ドル大台回復

**********************

さて、今最も元気なのがポンド。

昨日14日㈪には、
ジョンソン英首相の離脱案での合意にはまだ不十分
とのEU交渉担当者の発言を嫌気して、一転だらだら下げていたのですが、
英国の新聞がブレグジット交渉に進展がありと報じたとかなんとかで
再びポンド買いが旺盛に。

※ポンドドル


欧州時間にはとうとう、今日中に文書で合意を?!なんて
期限区切って合意に向けて動いている、という煽り記事も。

英離脱協定案、バルニエ氏「きょう中に文書で合意を」=関係筋
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN1WU18F.html

31日がブレグジット合意期限ですし
17-18日はEU首脳会議が予定されていますので
まさにおしりに火がついたって状態なのですが、
結果がどうなるかはまだなんとも、、、、

ただ、バルニエEU主席交渉官は
「今週中のBrexit合意は可能」等とも発言しており
合意に向けて急速に動き出したことで、売り方の買戻しが
断続的にはいっているものとみられます。

この勢いはまだ続くだろうと思いますので
1.2582ドルでポンドドルをロングしています。
明日以降も押し目買いスタンス継続で。
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2019年10月14日月曜日

先週は10日木曜、11日金曜とマーケットは大きくリスクオンに傾きました。
ダウ平均、過去最高値までもう一息です。

※ダウ平均


※日経平均 アイランドリバーサル ボトム?!

アイランドリバーサルトップで大きく下げるかと思われましたが
今度は窓を開けた上昇で、下に小島が出来ました・・・。
この場合、直近高値を超えると、強い形。
*************************************************
なぜ、週末に向けてリスクオンムードが強まったのか。

10日に米中貿易交渉の進展が期待される報道が出て
11日の中国の劉鶴副首相とトランプ大統領の会談に注目が集まっていましたが、
NY時間の朝方、部分合意との報道が出てきました。

部分合意じゃダメだってトランプさん、言ってたわよね?!
それでも「第1段階」の合意、つづいて「第2段階の合意」と
上手いこと交渉を継続する姿勢を強調することで市場の失望を後退させることに
成功しそうなムードも。

①米中貿易協議が部分合意、15日関税上乗せ先送り-来月署名目指す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-11/PZ86Y1DWRGG201
・「第1段階」といえる部分的な枠組みで合意

決裂する、あるいは部分合意では市場は失望すると考えていた向きも
多かったと思いますが、これ、NY市場の朝型に出てきたニュースなので
これを受けた反応は週明けに持ち越しかな・・・・。
14日は日米ともに休場ですが、中国市場の株価を見ておけばいいかな。

※上海総合指数 3050を抜けると強い。


②米金融当局、月600億ドル相当のTビル購入へ-10月中旬に開始
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-11/PZ7TUDDWX2Q201
・10月中旬、月額600億ドル(6兆5000億)のTビル購入~2020年4-6月期まで
 →バランスシート拡大へ
 
※Tビル=「Treasury Discount Bills」
一時的な資金不足を補うために発行される財務相短期証券のことです。
財務省証券とも呼びますが、要するに国債です。

Tビルは国庫の一時的な資金不足を補うために、割引債として発行されます。
 3カ月、6カ月、1年物があります。

ちなみに、長期債になるとTボンドと呼び方が変わります。
1年超10年以下の中期証券→トレジャリー・ノート(T-Notes)
10年超の長期証券→トレジャリー・ボンド(T-Bonds)

短期国債を大量購入すると短期国債価格は上昇し金利が下がりますね。
短期のゾーンの金利が下がり、長期債利回りが上がれば
金利がスティープ化(立つ)します。

このところ、短期金利と長期金利が逆転していることが問題視されていましたが
(長短金利逆転(イールド逆転)は景気後退のシグナルとされているため)
FRBがTビルを買うことで、この問題が解消に向かうと考えることもできます。

つまり、景気後退シグナルが消滅、その時は先送りされる?!

そもそもは、短期市場でのドル不足が発生し金利が急騰したことへの対処であり
QEではない、というのがパウエル議長の主張ですが、
国債を買うんだもの、QEですよね。

米国は利下げだけでなく、QEも再開した、ということです。
これがリスクオン相場の後ろ盾になっているものと思われます。


③中国、2020年の金融外資出資規制廃止スケジュール発表
https://jp.reuters.com/article/china-finance-opening-idJPL3N26W2EF
・先物、証券、投資信託業務の外資出資規制が2020年に廃止される。

資本取引解禁と考えていいんでしょうか。

中国では、銀行業は外資が全額出資で運営できるのですが、
証券や保険は中国企業との合弁でなければなりません。
現状では外資による出資比率は51%までに制限されています。

航空会社は中国が過半出資が必要、さらに代表者も中国籍が条件。
電話など通信業も中国の過半出資が必要。
インターネット事業の外資出資は最大50%に制限されています。
とまあ、決してこれが自由貿易とはいえませんよね。

米中摩擦問題が激しくなったことで18年、証券や保険も外資の過半出資を認める
として2021年に出資規制そのものを撤廃する方針を表明しましたが
米国は「なぜ出資規制の廃止まで3年も待たなければならないのか」
と苦言を呈し前倒しを求めていました。

これが当初予定の2021年から20年に1年前倒されるということのようです。

1年前倒しというスケジュールが発表されたというのは
貿易交渉のカードの一つなのだと思われますが
市場開放、資本取引の解禁ということであれば、これは歓迎すべきニュースです・

④離脱合意への「道筋見える」 英・アイルランド首相が会談で一致
https://www.afpbb.com/articles/-/3248970

10日ボリス・ジョンソン英首相/アイルランドのレオ・バラッカー首相会談
→「合意実現への「道筋」が見えると表明」

え?!今月31日期限までの合意実現もあり得るの??
おまけに↓

※英EU離脱交渉が山場へ、バルニエ氏は事態に進展あったと示唆
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-11/PZ7JOTT0AFB701

11日EU首席交渉官ミシェル・バルニエ氏/英国バークレイEU離脱担当相会談
→「法的文書の草案作成作業に入るための十分な進展があった」

EUの首席交渉官まで援護射撃のような発言を。

いずれの会談の詳細も発表されていないのが気になりますが
これで、10月31日までにブレグジット交渉でEUと英国は合意できる?!
きちんと合意して離脱する可能性が出てきたことで
ポンドの買戻しが猛烈に入りました。

これまでマーケットは「合意なき離脱」を織り込む形で
ポンドを売るディールが流行り過ぎていたんですよね。
シナリオとして、10月31日までに合意すると考えていた向きはほぼゼロ。

31日には合意なき離脱か、
EUに延長を申し入れることで来年1月31日へ延期するか、
この2択で相場を予想する向きがほとんどだったのですが
合意して離脱する、という新たな可能性が急浮上したことで
慌ててポンド売りを買い戻した向きが多かったということでしょう。

※IMM通貨先物ポジションのポンド ショートポジション解消がトレンド化


直近までの経緯として
10月2日、英国ジョンソン首相はEUに対し、
ブレグジットの新提案を提出しています。

英首相ジョンソンのEU離脱最終提案、ポイントは何か
https://jp.reuters.com/article/explainer-johnson-brexit-idJPKBN1WH2N8

これを受けた直後、こんなニュースがあったので、このジョンソン氏の提案が
受け入れられることはないだろう、というのが市場のコンセンサスに
なっちゃってたのよね。。。


欧州議会、ブレグジットめぐる英国新提案に難色
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/10/cd38936b4b827292.html

ところが、アイルランド首相とジョンソン首相が道が見えた、としただけでなく
EU首席交渉官のバルニエまでが進展があった、としたものだから、、、

次は10月17,18日に行われるEU首脳会議が焦点。
ここでジョンソン氏の提案が採択されEU側が受け入れれば合意です。
合意アリのブレグジットということに、、、

上記のIMM通貨先物市場のデータ-は先週火曜日までのもの。
火曜までの数字を土曜に発表するのがIMMポジションデーターなので
水曜以降からのポジション推移がわからないのですが、仕方ありません。


ポンドショートは先週末に向けてずいぶん買い戻されたと思いますが
それでもすべて解消したわけではないでしょう。

ということで、先週末に向けてのリスクオン相場、最も力強かったのはポンド。

※ドル円、クロス円


※ドルストレート一覧


米国が利下げに加えQE再開なのにドル円上昇とは、これ如何に、、ですが
ポンド円が主導する形で、リスクオン相場の円安が進行。
円安によってドル円が上昇したと考えられます。

ドルストを見ると、全般ではドル安ですものね。
ポンド高、ユーロ高、、、

通貨インデックス一覧も見ておきましょう。


ポンドがすごい上昇ですが、、、(あらゆる通貨に対してポンドが強い)
反面、売られているのはドルと円。
ドル安円安ですね。典型的なリスクオン相場の値動きです。

そして私が気になるのが世界の長期金利。

※主要国長期金利一覧

軒並み長期債利回りが上昇、つまり債券が売られています。
これ、、、、債券から株へ、、、グレートローテーション的な値動きじゃないの?!

このまま金利がゆっくり上昇していくようなら、
(債券が売られるようなら)ここから株はものすごく上がります。

リスクオンとみて、株、クロス円を押し目買いする相場だと思いますが
怖いのが、英国から出てくるブレグジット関連ニュース、
アイルランドの国境問題、どんなウルトラCがあるのかまだわからず、
ちゃぶ台返しがあるかもしれませんし、
中国との貿易交渉だって、包括合意には程遠い内容です。

ということで、政治リスクが相場を冷やす可能性は否定できません。

ただ、それを言っていたら大相場を逃しそうなので
今週は押し目買い狙い。

先週は金曜、木曜高値を超えたところでポンドに飛び乗りましたが、
21:00ごろに手仕舞っちゃいました。だって短時間で上がり過ぎだし、
週末リスクが怖いので(^^;
それでも、まだまだ押したところは拾いたい。

NYダウロングは継続。
ユーロドルショートはロスカット。

今週はポンド、オセアニア通貨の押し目買い狙い。
日経平均も押し目買いでいいんじゃないでしょうか。

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2019年10月10日木曜日

パウエル議長は8日、FRBがバランスシートの拡大を再開すると発表。
成長持続へ適切に行動、保有資産拡大を近く発表=FRB議長
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-powell-idJPKBN1WN28Y

・量的金融緩和(QE)の再開との見方は強く否定
(最近の短期金利の急上昇を受け民間銀行の準備預金減少への懸念に対処する
 テクニカル的なものであると強調)

QEではない、あくまで短期金利上昇に対処するものだと繰り返していますが
まあ、(短期証券とはいえ)国債購入を再開するわけですから、QE再開だよねぇ。
と受け取る向きもすくなくありません。

今日は番組で竹内典弘氏が、今朝の日経新聞に掲載されていた
「影の金利」について解説くださったのが興味深かったのですが、

RBNZのクリップナー氏の分析によるところのこの影の金利、
各国中央銀行の、緩和効果をすべて利下げに置き換えたらどうなるのかを示す
指標の一種。量的緩和など非伝統的政策の効果も「利下げ」に換算するものです。

今や世界は利下げだけでなく、量的緩和という非伝統的金融政策に
踏み込んでいますが、これが国債利回りに与える影響を分析したものだそうです。
(非伝統的金融政策を脱却しようと停止、縮小に転じていたのですが
結局脱却できず欧米は再開を表明、日本は…ずっと続けています)

これで見ると、日本の政策金利は▼7.7%ですってよ。
実際の政策金利は▼0.1%ですが・・・

▼7.7%もの緩和策実施でも2%の物価目標が達成できないなんて!!!

緩和度合い、日銀が突出 「影の金利」マイナス7.7%
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50766720Y9A001C1EE8000/

日本はこれ以上の緩和策を講じることはできませんが
米国はまだ緩和余地があります。2%のFF金利はまだ下げ余地がありますし
上記の影の金利比較を見ても米国の金利はまだプラス圏。

米国が利下げ+QE再開と緩和に一気に舵を切るならば
これ以上カードがない日銀との金利差が急激に縮小するでしょうから
これを円高リスクと考えることもできますね。。。

さて、パウエル議長のQE再開発言は、ドル円相場にはネガティブですが
株式市場にはポジティブ。確かに米株、意外と下値がたい印象です。

明日10日から米中閣僚級協議再開で、今夜は

・中国、大豆の購入拡大を提案=英FT
・中国、米との部分的貿易協定を排除せず

などのニュースが飛び込んできて、これが米株の反発につながっており、
リスクオンを好感してか、ドル円相場も下値がたく、円安ドル高傾向にあります。

それと今夜は
ユンケル欧州委委員長やEUのバルニエ首席交渉官が
ブレグジット交渉で英国との合意が「依然可能」としたため、
ロンドン市場で一時ポンド買いが強まったのですが
その後、英国の提案は承認できないとの報道があり、合意期待感が後退。
ポンド上昇分を全て吐き出す行って来い。

ポンドは相変わらずヘッドラインリスクに乱高下でついていけません💦

ダウロング、ユーロドルショートは継続しています。
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2019年10月9日水曜日

今夜のNY市場はリスクオフムードが強まっています。

今朝飛び込んできたこのニュースが米中貿易交渉の楽観に冷や水。

米、中国監視カメラ大手ハイクビジョンなど禁輸リストに追加
https://jp.reuters.com/article/usa-trade-china-hikvision-idJPKBN1WM2B6
・禁輸リストである「エンティティー・リスト」に公安機関など28団体・企業追加
・リストに追加されると米政府の承認なしに米企業から部品を調達できない

部品だけではなく、資金調達も困難になるようです。

米政権がいよいよ人権侵害問題にフォーカスしてきた、
という点でも新たな火種ですが
これによって米国原産技術25%以上の製品の利用ができなくなるなど
やはり貿易上の影響もかなり大きいものと思われます。

また、このニュースも↓

トランプ政権、米政府年金基金の中国株保有制限を目指す-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-08/PZ1ZXS6KLVRL01

中国への牽制なのでしょうか。
それともブルームバーグが市場のボラを高めたいのでしょうか。
先週、中国企業を米市場から締め出すというニュースでリスクオフ相場の
トリガーを引いたのはブルームバーグ。
これを蒸し返してきました。

どちらも米中次官級会議が開催される直前に出てくるニュースとしては
全く歓迎できるものではありませんね💦

さらに、今、こんなニュースも飛び込んできました。
米政府、ウイグル弾圧に関与した中国人へのビザ発行禁止。
貿易問題に加え人権問題で、交渉直前に中国へ圧力をかけている模様…。

そして、今夜は米国の生産者物価指数(PPI)が予想外のマイナスと
なったことも米国市場のリスクオフをムードを高めているようです。

米・9月生産者物価指数:前月比-0.3%(予想:+0.1%、8月:+0.1%)
米・9月生産者物価コア指数:前月比-0.3%(予想:+0.2%、8月:+0.3%)
米・9月生産者物価指数:前年比+1.4%(予想:+1.8%、8月:+1.8%)
米・9月生産者物価コア指数:前年比+2.0%(予想:+2.3%、8月:+2.3%)

PPIは前月比-0.3%と、予想外に6月以来のマイナス、1月来で最低。
前年比でも2016年11月以降3年ぶり低水準。

変動の激しい燃料、食品を除いたコアPPIも、予想外に7月来のマイナス転落、
過去最低となった2015年2月来で最低。

ということで、ダウは一時300ドルを超える下落、
長期金利も大きく下落しましたが、引けにかけて半値を取り戻しています。

ダウロングのタイミング、誤ったか、、(^-^;
200SMAをサポートしているので、まあ、様子を見ましょう。
まだ継続です。

そして今日は欧州通貨が弱い。

ポンド下落はこのニュース。

ジョンソン英首相、EU離脱合意は不可能-メルケル独首相に語る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-08/PZ1W5P6KLVR501

・ジョンソン英首相は、ドイツのメルケル首相に
EU側が、北アイルランドをEU関税同盟内にとどめることを要求するなら、
EU離脱合意は不可能だと伝えた。

これで合意なき離脱リスクが再び高まり…の繰り返しですね。
今月末まではこうしたリスクは覚悟しておかないと。

そしてユーロ下落はこのニュース。

ドイツ高官が、政府は景気鈍化を予想しているものの景気後退入りはなく、
景気刺激策の必要はないと見ているとの見解を示した。

ということで、景気への対策は出てこない(財政支援)との思惑が
ユーロ売りを招いているようです。

9月末は、月末特殊要因でユーロが上昇した印象がありますが
それが切れて下がってきた印象ですね。
1.0955ドルでユーロショート参戦です。
そもそもマイナススワップのユーロロングはコストがかかり過ぎます。
ということで特殊事情がなければ自然と下がってくるはず・・・。

※2019年の日銀のETF買い入れ実績は累積で3兆6652億円。
 年内2兆円あまりの買い入れ余地が残されており、これが日本株を支えるとの指摘も。
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2019年10月8日火曜日

小動きですね、米中貿易交渉再開を待つ相場なので仕方ないか。

週末のダウ平均が利下げ期待の高まりから372ドル高となっていましたが
今日の東京市場、日経平均は34.95円安と小幅安。冴えません。
東証一部の売買代金も1兆5251億円と盛り上がりに欠けます。

ただ、チャートパターンから見るとすこぶる形が悪い割には
底堅いという印象もあり、売り参戦していいものか悩ましい相場。

日経平均寄与度の高いファストリ、ソフトバンクの2トップ銘柄が
テクニカル的に良くないのも、日経平均には重し。

※ファーストリテイリング 三尊・・・?!



しかしながら、ここにきて、強気の見通しがちらほら。

ゴールドマン、株式の上昇相場終了宣言は尚早-リターンに依然魅力
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-07/PZ021U6JTSEA01
・利益成長率は低くても、企業のフリーキャッシュフロー利回りは高い
・クオリティー株/グロース株のアウトパフォームが引き続き米株相場を支える

ゴールドマンが相場を的確に見通して来たかというとそうでもないので
話半分でイイと思うのですが、市場の話題はホリコキャピタルの堀古氏の見通し。

【プロの眼マンデー】もうすぐその時期 バブルへGO
https://www.tv-tokyo.co.jp/mv/nms/special/post_187407/

簡単にまとめると

・米国は景気がいい、そして金利が低い
・GDP成長率より10年金利が低い→株価上昇がセオリー
・イールドハントの機関投資家らは米株へ
・米中通商交渉の合意、あるいは来年の大統領選決着がトリガーか

ん~私も今年前半くらいまでは
10年の上昇相場の崩落の前にはすさまじい株価上昇があると思っていたのですが、
今年、全然上がらないので、このところ弱気になりかけていたところでした。

ISMの悪化などを炭鉱のカナリアとしてとらえて弱気となる向きが
増えているならば,バブルが来るというシナリオもあるかもしれません。

SOX(半導体)指数やラッセル2000(中小型株)などのチャートも
悪化しているとはいえず、むしろSOXなどは最高値更新もありそうな形。

※SOX指数


日本株でも東京エレクトロン、アドバンテストなどの
半導体関連銘柄は強いんです。
半導体サイクルはマクロ指標を先行する、、、と指摘する向きもありますので
今から相場が崩れると決め打ちしない方がいいのかも、、、。

今月下旬から7-9月期の企業決算が出てきますので、
業績を見て、という株価の動きにもなっていくのでしょうけれど、
その前に米中交渉があります。

ここで、決裂し株価が短期的に崩れるようなら
米株、拾ってみようかしら・・・。
株価が下がれば、交渉継続をアピールして支えてくるでしょうしね。

あるいは、本当にバブルが来るなら、この2年のレンジをブレイクしたところが
スタート地点でしょうから、ダウの高値更新で逆差しの買いですね。

※ダウ平均 22350ドルを終値で抜けたら買い


※くりっく株365でダウを買うなら 27400ドル超えで逆差しかな


とかなんとか言いながら、ダウを26484ドルでちょっとだけ、
買ってみちゃった。レンジ上限までは狙えるかな??
レンジブレイクで逆指値で増し玉してみます。

となるとドル円、弱気できません。
今夜107円台に戻ってきています。
今年104円台をすでに見ていることを考えれば、100円ってのも
あんまり驚かないレベルですけど・・・・

ここからどうなるか、なんて決めずに流れについていくしかないですね。
レンジブレイクはダマシも多いのですが💦
仮にブレイクがダマシになったところで、リスクはそれほど大きくありません。
レンジに戻されたところでいったん止める、ロスカットするだけのことですね。

それから今月は英国ブレグジットが乱高下必至のイベントですが、

ジョンソン氏「合意なくても荷物まとめ出て行く」-訴訟も準備かhttps://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-06/PYZ44O6JTSE801

あれ、、、EU側に延長を申し入れるとして
態度を軟化させたんじゃなかったの??
ポンドはすっかり方向感を失って膠着してますね💦


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2019年10月7日月曜日

米国の利下げ、9月FOMCでの今年2回目の利下げをもって
年内利下げ打ち止め感が出ていたのですが、、、

10月も利下げするかも?!
というマーケットの期待が急激に上昇しています。

ひとつは9月のISM. 
製造業、そして非製造業どちらも予想を超えて悪かった!

①米9月:ISM製造業景況指数 47.8(8月:49.1 予想:50.5)
             ・09年6月来の低さ
             ・2か月連続で50割れ 

ただし、米国のGDPに占める製造業比率は1割程度。
確かに数字は良くないのですが(米中貿易摩擦の影響でしょう)
それほど大きく懸念することもないという見方もありましたが、、、
サービス業など非製造業部門の数字も悪かった。。。

②米9月:ISM非製造業景況指数 52.6(8月:56.4 予想 55)
               ・雇用指数は50.4に低下 2014年以来の低水準
               ・新規受注は16年8月以来の大幅な下げ
               
米国の米労働市場の8割強が非製造業に従事しているため、
5年来の低水準に落ち込んだ雇用指数の低下が気がかりです。

このISM非製造業の数字を受けて米ダウ平均が大きく下落するも、急反騰。
200SMAで綺麗に下げ止まり、テクニカル的な反発にも見えますが
このダウの急反騰の裏には、10月利下げの思惑の急上昇がありました。

※ダウ平均 200SMAで支えられた?!

なんとCME Fedウォッチでは10月の利下げ確率が92%にまで上昇!
この数字だと、利下げがなければ市場はサプライズ、
ってことまで織り込んじゃってます。
ちょっとやりすぎですね、催促しすぎです💦

※米10年債利回り 金利はどんどこ低下、、、


ただ、雇用統計はまずまずの数字で利下げ織り込みは若干低下、
落ち着きました。
それでもフェドウォッチは10月75%程度の利下げを織り込んだまま
NY市場クローズ。
このままいくと、10月の追加利下げ、
あるいは年内もう1回の利下げはほぼ確実なんですけど。

③米9月:雇用統計 NFP +11.4万人 (先月12.2万←9.6万 予想13.0万)
                  ・前回分上方修正
         失業率 3.5% 50年ぶり低水準へ
         平均時給 前年比2.9%へ低下 この1年あまりで最も低い伸び
         
雇用統計の数字は強弱まちまちで判断が難しいですが、
(平均時給の伸びの悪化、これが衝撃的)
10月の追加利下げの可能性が高まった事が、株を支え、
ドル円相場を支えてしまっています。
日米金利差縮小という視点から見ればドル安ですが、株高で
リスクオンとなればドル円が上昇しちゃうっていう綱引きで、
結局ドル円は膠着しているのね・・・。

※ドル円 なんだかんだレンジの範疇

ただし、日経平均のチャートはアイランドリバーサル。
この離れ小島が確認されたら、結構下がるパターンが繰り返されてきました。

※日経平均

ダウはSMAでサポートされるかもしれませんが
日本株の下落余地は少なくないように思います。
その場合、ドル円の下落余地もまだありそう・・・・。

10月31日の日銀の金融政策決定会合では何か追加緩和悪が出るのでは、
という期待がありますが、それまでまだまだ時間があるので、
テーマになるまでは株の下落に伴う円高リスクに注意、かな。

ということで先週作ったクロス円ショート、うまく行くかと思ったら
米金利低下でドルストレート通貨が上昇しちゃったので、
クロス円が下がってないんですよ。。。

※ドルストレート 
ドル安がきちゃったので、豪ドルとかキウイが上がってしまった。



※クロス円 ドルストの上昇に豪ドル円、NZドル/円もつれ高となっちゃった。


ドル円が下落には連れ安とならなかったクロス円。
ここだけ見ると、リスクオフには見えないのですが、、、。

というわけで先週末にかけてのキウイ、豪ドルが強含んじゃったので

豪ドル円72.22円S
NZドル/円67.28円S
0.6287ドルNZドル/ドルS  すべてコストで撤退しています(´;ω;`)

仕切り直しです。。。

今週のメインイベントは米中貿易交渉の再開と英ブレグジットでしょうか。

10日、米中閣僚級通商協議が米ワシントンDCで行われる予定。

中国の劉鶴副首相が訪米、ムニューシン米財務長官やライトハイザーUSTR代表と
協議するものとみられていますがナバロ大統領補佐官は
「中国と重要な合意を得るか合意なしかだろう」
中国との小規模の合意はないだろう」と発言しており、
妥協はしない姿勢を明確にしています。

この協議が物別れに終われば 今月15日に
追加関税第1弾から第3弾までの2500億ドル相当に対する関税率が引き上げられ、
12月15日に追加関税第4弾の残りの部分についての
関税賦課も実施される流れとなります。

これが最悪シナリオ。
そうなれば、株式市場は大きく崩れ、ドル円も円高へ、、、となりますが
そこで再び米利下げ思惑の急上昇で、
急反発という激しい相場になるのかもしれません。

ともかく、米中閣僚級会議の結果でボラが上昇することには違いない。

あ、それとこのニュースも良くないですよね。
 
◆米国、対EU報復関税を18日発動-エアバス「米雇用にも悪影響」
 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-10-02/PYRNCC6KLVRD01
・WTO,米国がEUからの輸入品に
最大約75億ドル(約8000億円)相当を対象に報復関税を課すことを承認
・民間航空機10% その他工業品、農産物25%の追加関税発動
・欧州も報復関税発動へ?!

エアバスは航空機は平均して部品の約40%を米国から調達。
過去3年間に総額500億ドルを支出し、
40州の計27万5000人の雇用を支えてきたということで
今後10年間で支出額の倍増を目指しているとか。
「米航空会社だけでなく米国の雇用やサプライヤー、航空旅客にも悪影響を及ぼす」
とエアバスは指摘していますが、その影響が出ることも覚悟の上なんでしょう。
 
 
そして、ブレグジットですが、
合意なき離脱リスクが後退しつつあります。

英BBCが報道したところによると、
英政府は「合意なき場合に離脱延期要請する文書」を、
10月19日までにEUに送るようです。

ジョンソン英首相は延期を要請しない意向を示していたのですが、
態度を軟化させた模様。

ただしEU側がこれを受け入れて、延長に応じるのかどうかは不明。

欧州議会のサッソリ議長は英国からの提案は
受け入れられないと述べたと報じられています。

ということで、ジョンソン首相の態度軟化がポンドの買い戻しを誘っていますが
市場に楽観が広がりポンドが上がればポンドを売りたいと考えていますが
今月は、半端に手を出すことは避けたい通貨NO1ですね、
ヘッドラインで乱高下します。トレードするなら乱高下した時の逆張りかな。
動きが鈍い時に、山勘でポジションとってもいいことはなさそうです。

米中、ブレグジットなどイベントの結果を見てから
というのがいいのでしょうけれど、、
好機があればTwitterでトレード報告しますね。
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2019年10月3日木曜日

10月2日水曜、ダウ続落で200EMAまで一気に下げてきました。
まだAM1:50、場は引けていませんが570ドル安です。これはひどい下落。

※ダウ平均


債券市場に資金流入で長期債利回りはご覧の低下。

※米10年債利回り


米金利低下でドル安ですね。
昨日108.50円目前まで上昇していたドル円がWトップをつけたような形に。

※ドル円日足

昨日ドル円が下がればクロス円売りに妙味あり、豪ドル円とNZドル/円ショートを
狙ってみたいとしましたが、豪ドル円を72.22円、NZドル/円を67.28円でショート参戦。

※クロス円一覧 正直カナダ/円が一番おいしかった、、、わからないものね。


全体にドル高なので、昨日作った0.6287ドルNZドル/ドルショートは、
イマイチ利が伸びませんが・・・💦

※ドルストレート通貨一覧


さて、なぜ今夜これだけリスクオフ相場へと発展してしまったのでしょう。
正直、今夜はこれといったトリガーが見当たりません。

強いて言うならば
大統領選候補でもある民主党バーニーサンダースのこのニュースでしょうか?

米民主サンダース氏、選挙活動を当面休止 動脈閉塞で
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50529440T01C19A0000000/

ご高齢であるため健康問題は今後の大統領選でも有利には働かぬニュース。

同じく大統領選有力候補のバイデン氏はウクライナゲートで
トランプ大統領弾劾が話題ですが、そもそもバイデン氏とその息子にも
よからぬ噂がありますし、、、
ということで俄然有有力視されると思われるのが
エリザベス・ウォーレン上院議員。

この方、富裕層への増税やアップルなどIT大手4社「GAFA」の分割案を
ぶち上げているウォールストリートにとっては厄介な存在です。

これは9月26日の記事ですが、ご参考までに。

市場の警戒、弾劾より「ウォーレン大統領」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50218980W9A920C1ENI000/

今夜はこのリスクを嫌気した手仕舞いでも入っているかのようです。

ただ単純に前日のISM製造業景況指数ショックが継続しているという
指摘が多いようですが(^-^;そもそも10月は警戒が必要よね。

また、ブレグジット関連では今夜はこのニュース。

英首相、EUに最終代替策提示へ 譲歩なければ合意なし離脱
https://jp.reuters.com/article/britain-eu-idJPKBN1WH1OT

EUがこの提案について協議に応じない場合は、
さらなる交渉はせずに予定通り10月31日に離脱する考えも表明。

いよいよブレグジットも延長できなければ今月末が期限。
それまでにEUとの間での交渉がまとまるのか、
月末に向けては毎日のように英国絡みのニュースが
でてくるんじゃないでしょうか。

合意なき離脱なら、やはりリスクオフですよねぇ・・・。

あ、ドル安ならコモディティ高になるはずですが
今夜ゴールドはそこそこ戻りを入れていますが、原油が大きく下落。

※WTI原油


週間在庫統計で原油在庫が増加していたという材料があるんですが
原油安はオイルマネーの資金撤退観測にもつながりますし
シェール絡みでは米株にとってもネガティブ。

【米週次原油在庫統計(9/27時点)】
・原油在庫:+310.4万(予想:+200万、前回:+241.2万)
・オクラホマ州クッシング在庫:−20.1万(前回:+225.6万)
・ガソリン在庫:−22.8万(予想:+60万、前回:+51.9万)

ドル安でも原油安。
これは楽観できません。
ということで、クロス円ショート戦略で。
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