2022年10月31日月曜日

 今週は11月2~3日に米FOMC、4日金曜は米雇用統計。
米金利動向にドル、米株のボラティリティが上がると思われます。

1・11月FOMC:10月分雇用統計~PCEコアは伸び加速
2・鉄鉱石価格下落、20年5月以来の安値
3・中国からの資金流出、ドル高材料か
今週はRBA(豪州)BOE(英国)FRB(米国)の金融政策発表!
*******************************************
1・11月FOMCでは0.75%の利上げがコンセンサス。

これがもし違ったら市場は大きく動くリスク。

注目は12月に利上げ幅を縮小する可能性について
パウエル議長がどのように発言するか。

7-9月期の企業決算発表はネットフリックス、Apple以外の
GAFAM決算はダメダメ。
ハイテク株の冴えない決算にも関わらず
12月以降の利上げのテーパリング期待が、先週の米株を押し上げました。

ダウ工業株30種平均は28日まで6日続伸です。

ハイテク株のブーム終焉、決算が映す新たな現実
https://jp.wsj.com/articles/tech-boom-ends-as-companies-from-amazon-to-meta-adjust-to-turbulent-times-11666996593
景気後退懸念とドル高による影響が容赦なく及んだ~

米企業決算が悪いということはFRBの金融引締めが効いている、
ということでもあり、逆に米金融政策がマイルドになることへの期待を
高める格好になっているようです。

しかし、あくまで指標次第としているので
あまりにインフレ指標が高進し続けるとか
雇用が強すぎると言った内容が確認されれば
必ずしも12月に利上げ幅を大きく縮小させるかどうかわかりません。

28日金曜に発表されたPCEコア価格指数は強かったですよね。

米PCEコア価格指数、前年比で伸び加速-大幅利上げの見方補強
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-28/RKGQUNDWRGG301
・前年同月比5.1%上昇-8月は4.9%上昇
・インフレ調整後の実質個人消費支出、前月比0.3%増-予想0.2%増
米個人消費支出、9月は0.6%増で予想上回る 高インフレ続く
https://jp.reuters.com/article/us-private-consumption-oct-idJPKBN2RN1B4

これは先週22日金曜に、
FOMCが12月の利上げ幅を減速させるかどうか
11月FOMCで議論を開始する、とリーク記事を書いた
ニック・ティミラオス記者の新しい記事ですが

Cash-Rich Consumers Could Mean Higher Interest Rates for Longer
https://www.wsj.com/articles/cash-rich-consumers-could-mean-higher-interest-rates-for-longer-11667075614
家計と企業の財政は、貯蓄バッファーの増加や金利負担の減少など、
異例なほど健全な状態にありFRBの仕事を困難にさせている。
(ターミナルレートについて)
~一部のエコノミストは、特に金利上昇に対する消費の感応度の低下を理由に、
4.6%より高くならざるを得ないと考えている。


特に新しいことを言っているわけではないのですが
先週はハト派色を強める記事、
今週はタカ派色が強い印象の記事内容で
12月の利上げについてはこれから議論することですし
まだはっきりしたことはわからないってことよね。

というわけで、週末の市場金利はPCEなどを受けて再上昇。
※米国債利回り一覧
今週はFOMCと雇用統計の数字を受けて金利がどう動くかが注目ですが
金利が再び勢いよく上がるようなら
ダウは200SMAに阻まれて再下落する、というシナリオもあるかも。

ドル円149.04円S は金曜日、146.46円で買い戻しています。
現在ノーポジ。

2・鉄鉱石価格下落、20年5月以来の安値

Iron Ore Collapses to Lowest Since 2020 as Demand Suffers
https://www.bloomberg.com/news/articles/2022-10-27/iron-ore-slump-deepens-as-prices-drop-to-lowest-since-2020
世界の鉄鋼需要に対する懸念が強まった

共産党大会で、習近平国家主席の旗印である不動産債務抑制政策が
緩和されるとの期待感が薄れている。
供給面では豪州のフォーテスキュー・メタルズ・グループは、
第1四半期に過去最高の輸出量を記録。
ブラジルのヴァーレSAは木曜日後半に決算を発表する予定。

需給が緩む懸念が鉄鉱石価格を下落させているようです。
中国の不調は今に始まったことではないのですが
党大会が終わればゼロコロナ政策の緩和=正常化に向けた景気浮揚が
期待されていた面もあるのですが、その期待は打ち砕かれた、と。

チベットで大規模デモか 「ゼロコロナ」の封鎖に抗議
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM28B9B0Y2A021C2000000/

世界最大の消費国出会った中国の不調に
世界の金融引締が、景気後退懸念を強めていますので
足元の金利動向で株が上がってもなかなかついていけないという
投資家も多いかと思われます。

FRBの過度な利上げで米景気後退入りの公算高まる=市場関係者
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-gmf-idJPKBN2RN1P4

IMFの世界経済見通し

3・中国からの資金流出がドル高を強めるリスク?

中国も人民元安を止めるために25日に介入に動いた模様です。

中国国有銀、25日夜にドル売り 元相場下支え=関係筋
https://jp.reuters.com/article/china-yuan-support-idJPKBN2RL073
- 中国の主要国有銀行が下落する人民元相場を支えるため、
25日夜にオンショア・オフショア両市場でドル売りを実施した

※人民元/ドル
しかし週末にかけて再び元売り再開。
共産党大会以降、人民元売りが加速しています。

香港株からも資金流出が止まりません。
党大会を受けて中国から投資マネーが抜け続けています。
元売りはドル買いにつながりますし中国株売りはキャッシュ化で
ひとまずドルになるでしょうから、この流れがドル高を継続させている可能性も。
米金利が本格的に下がらない限りはドル高基調が本流でしょう・・・

こうした中で迎える今週のFOMC。
タカ派トーンが感じられれば米金利上昇とともに
株が反落するリスクが高いと思われますが
季節性(アノマリー)からは11~12月の株は堅調ですので
押したところは買いたい投資家も多いかもしれません。

S&P500過去20年の季節性
NOTE

◆日銀、大規模緩和を維持 22年度物価見通し2.9%に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB281IT0Y2A021C2000000/
22年度の物価上昇率の見通しは7月時点の前年度比2.3%から2.9%に引き上げ

◆岸田首相 “国民の手元にしっかり届ける” 総合経済対策39兆円
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221028/k10013873151000.html
・地方の支出や財政投融資を含めた財政支出の総額は39兆円程度
・民間の資金なども合わせた「事業規模」は71兆6000億円程度
・裏付けとなる補正予算案は一般会計の総額で29兆1000億円程度
岸田首相は
「消費者物価を1.2%以上、引き下げる」と表明?
この部分がよくわかりません。

◆総合経済対策「期待できない」71%
https://www.oita-press.co.jp/1002000000/2022/10/30/NP2022103001000744

減税すればいいのに。

◆イタリアの生産者価格 PPI は前年比で+53%
https://twitter.com/Schuldensuehner
ひゃー

******今週の予定****************

31日(月)
日本小売売上高(9月)
日本百貨店・スーパー売上高(9月)
中国製造業PMI・非製造業PMI(10月)
ユーロ圏GDP速報値(第3四半期)
ユーロ圏消費者物価指数(10月)
★為替介入実績公表(10月分)
OPEC 2022年世界石油見通し発表

1日(火)
中国財新製造業PMI(10月)

★豪中銀(RBA)政策金利
RBAは10月会合で利上げ幅を0.25%に縮小しました。
政策金利は現在2.60%
今年5月から6会合連続利上げ中ですが
利上げ幅は 6~9月の4回は0.5%%
10月0.25%、さて今回は?

豪7-9月期四半期消費者物価指数(CPI)前年比+7.3%(予想+7.0%)
最新のCPIが予想を大きく上回りました。
1990年の4-6月期以来の高水準。
22年末のインフレ率予想は7.75%(10月会合時点)

利上げ幅を0.5%に戻す(再拡大)するかも、という見方もあるようですが
もしそうなれば豪ドルは上昇。予想通り0.25%なら波乱なし、でしょうか。

★英中銀(BOE)QT開始
 政府による中期財政計画発表日が10月末から11/17に延期されています。
 QTを開始は延期されず無難に開始できるでしょうか?
 現在のところ英国債市場、ポンドも落ち着きを取り戻していますので
 問題ないような気もしますが、、、。
 
米求人件数(9月)
米自動車販売 (10月)
米ISM製造業景気指数(10月)

2日(水)
NZ雇用統計(第3四半期)
米ADP雇用者数(10月)
★米FOMC、パウエルFRB議長 記者会見 0.75%利上げ予想

3日(木)
文化の日祝日のため東京市場は休場

★BOE会合:英中銀政策金利発表 0.75%利上げ予想

米ISM非製造業景気指数(10月)
G7外相会議

4日(金)
★米雇用統計(10月)
 NFP予想+19.0万人(9月+26.3万人から減少)
 失業率予想3.6%(9月3.5%から上昇)

ラガルドECB総裁、講演
ボストン連銀総裁、講演

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

2022年10月28日金曜日

 1・ECB、0.75%利上げ決定
2・米金利先物、12月利上げペース鈍化織り込む

******************************************
1・ECB、0.75%利上げ決定 物価高騰の抑制へ2会合連続
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR27BX80X21C22A0000000/
予想通り。

7月、11年ぶりの利上げを実施。0.5%利上げ
9月、2回目は0.75%(過去最大利上げ幅)
10月、3回目0.75%利上げ

主要政策金利 2.00%へ
中銀預金金利 1.50%へ
(銀行が中央銀行に預ける際の金利)

ECB理事会後のラガルド総裁発言要旨
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-lagarde-idJPKBN2RM1E9

<将来的な利上げ>
われわれは追加利上げが進行中であることを認識している。
ただ、どのようなペースで、どの水準までかは言えない。

<追加利上げ>
われわれは今後、さらに利上げする予定だ。
正常化プロセスは続いている。
もちろんある時点で、われわれが掲げる中期的な2%の(物価)目標を
達成するための金利を特定しなければならない。


<フォワードガイダンス>
われわれは非常に意図的にフォワードガイダンスに背を向けている。
至る所に存在するかなり大きな不確実性の水準を考慮すると、
フォワードガイダンスは現在の状況下では役に立たない。

<インフレ>
インフレ見通しに対するリスクは主に上方だ。
基調的なインフレの指標は高水準で推移している。
高インフレが引き続き消費と生産を減退させている。
ガス供給の深刻な混乱が状況をさらに悪化させ、
消費者および企業の信頼感がともに急速に低下し、経済の重しになっている。

<賃金の上昇>
堅調な労働市場は、インフレ率の上昇に伴う賃金のキャッチアップと同様に
賃金の上昇を支える可能性が高い。

<成長に対する下方リスク>
今後入手されるデータは、経済成長の見通しに対するリスクが
特に短期的には明らかに下方であることを確認する。
ユーロ圏の経済活動は今年第3・四半期に大きく減速した可能性が高く、
年内と来年初にはさらに弱まることが予想される。

<インフレに対するユーロの影響>
ユーロ安はインフレ圧力の高まりに拍車をかけている。

<失業率上昇の可能性>
第3・四半期の労働市場は引き続き好調で、8月の失業率は6.6%と
歴史的に低い水準にとどまった。
短期的な指標では第3・四半期も雇用が創出されたことを示唆しているが、
経済の弱体化により、将来的に失業率が幾分上昇する可能性がある。

予想の範囲内の利上げにとどまり
QT の議論が積極的になされなかったようで
市場の反応は「ユーロ売り」

しかしまたTLTRO条件の変更が発表されています。

ECB、TLTRO3の条件変更 銀行に早期返済促す
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-tltros-idJPKBN2RM1H3?il=0

※TLTRO"Targeted Longer-Term Refinancing Operations"とは
ECBによる貸出条件付きの流動性供給オペ。
ユーロ圏に銀行が実体経済への融資を円滑に促進できるように、
銀行に対し超低金利(政策金利に0.1%上乗せ)で最長4年の資金を貸し出すもので
TLTRO3は、2019年9月から2021年3月まで合計7回、
実施される予定で始まりましたが
パンデミックにより、2020年3月に大幅に拡充されています。

・四半期に1回のペースでTLTRO3を計3回追加実施(2021年6月、9月、12月)
・時限的な優遇金利の適用期間2022年6月末まで」1年間延長
・借り手に有利な条件融資「2022年6月末まで」9ヶ月間延長
・ 借り入れ上限を引き上げなどなど

噛み砕いて言うと、銀行が安い金利で融資できるようなプラグラムを
拡大延長していたが、銀行に早期返済を促すための条件変更をするということ。

確かに低金利の資金供給は景気のテコ入れではありますが
インフレ抑制の妨げになる、という考え方もありますね。

借り入れ資金の早期返済が何を意味するか?
ECBのバランスシート圧縮につながる=効果としてはQT?

仮ににこれをステルスQTと捉えたとして、です。
それを引き締めだとしてユーロ買いの材料にできるか、
というと市場は「否」の反応ですよね、今のところ。
ユーロは売られています・・・。

このロイターの記事中にあるように
融資条件を遡及的に変更する決定は
「最も過激で、あらゆる選択肢の中で最悪だ」

これから貸し剥がしのようなことがおきるとすれば、
これは景気にネガティブ=ユーロ売りということでしょうか?

う~ん利上げも景気を冷やす政策ですのでTLTRO3の条件変更より
広範囲にダメージが大きいといえますよね。
それほどネガティブ材料になるかどうかはわかりませんが、
色々消化しきれないのでユーロロングは手仕舞いました。

ユーロドル0.9949ドルL 0.9985ドルで手仕舞い


2・米金利先物、12月からFRB利上げペース鈍化との見方織り込む
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPL6N31S0C3?il=0
(米短期金利先物市場では)
12月FOMCで0.5%、
続く2回のFOMCでは0.5%以下の利上げが決定されるとみられている。

※米金利は絶賛下降中。

というわけでドル金利が下がっているうちはドル円ショートは継続。
スワップコスト馬鹿になりませんが・・

※ドル円日足 今日はちょっと下げ渋っていますが、、、
素直にドル金利低下に連れてドル安にならない背景にはユーロ売りが。。。
※ユーロドル日足 雲の威力は大きいなぁ・・・ ユーロ下落=ドル高
加えて人民元も再下落で、元安=ドル高
今週のひろこのウィークリーゴールドは小菅努氏
ドル安が来るということは、金がいよいよ底打ち反転か

<人事を尽くして天命を待つFRB>
『金相場のクライマックス』
https://youtu.be/vPtHFw0XDyU
◆ インフレ、未だ鎮静化せず
◆ 幾つかの明るい指標
◆ そろそろ、利上げ終了後の話もしようか?

そして今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
ストリート・インサイツ代表 経済アナリスト 安田佐和子氏
11/8に迫る中間選挙について伺いました。

非白人層の支持率が高い民主党ですが
このところ黒人の民主党離れが進んでいるようです。
そのワケは?そしてトランプ大統領の存在感とは?

是非動画を御覧ください。
https://youtu.be/ru8vKX-RTCQ

<有権者の最大の関心事はインフレ>
『中間選挙と米経済への影響』
https://youtu.be/ru8vKX-RTCQ
◎現時点で民主党が多数派-知事は共和党が優勢
◎上院の注目6州

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ




2022年10月27日木曜日

 1.ドル円相場146円台へ下落、ドル金利低下で
2.カナダ中央銀行、予想外の利上げ幅縮小
3・ユーロドルパリティ回復、ユーロ上昇
4.ドル安で原油高へ~
*************************************
1.ドル円相場146円台へ下落、ドル金利低下で

※ドル円日足

為替介入での円高は値幅が大きくともすぐに買い戻されてしまいますが
米金利低下での円高はじわりじわり下がっていきリバウンドは弱い。
日米金利差祝砲という材料のほうがドル円相場には影響が大きいですね。

今日の経済指標も芳しく無く

米新築住宅販売、9月は10.9%減の60.3万戸 価格は高止まり
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-housing-idJPKBN2RL1BK?il=0

ドル金利は低下傾向を強めています。

※米国債利回り一覧

下がっているのは米金利だけではありません。
主要国の債券利回りは軒並み低下中。

※主要国2年債利回り

今夜はカナダ中銀が利上げを発表したのですが
利上げ幅が市場の想定より小さかったことが
いよいよ世界の金融引締サイクルの終わりが近いとの思惑に繋がり
米金利も下がってしまったという側面も。

2・カナダ中銀が予想外のペース減速、50bp利上げ-景気後退懸念の中
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-26/RKD622DWRGG101
翌日物金利を0.5ポイント引き上げ3.75%に-予想は0.75ポイント
9月に0.75ポイント、7月には1ポイント利上げしていた

マックレム総裁
「引き締め局面は終わりを迎える。そこに近づきつつあるが、まだ到達していない」


3・明日27日ECB理事会を前にユーロドルパリティ超え
白い横軸ラインがパリティ。

明日の10月ECB理事会では政策金利を2会合連続で0.75%引き上げ、
中銀預金金利を1.5%と2009年初以来の高水準引き上げる見込みですが
現在の米国FF金利が3.25%、11月FOMCでは0.75%引き上げ4%にする見通しですので
ドル金利のほうが圧倒的に高いという状況にあります。

それでも、足元ではドル金利低下によるドル高修正パワーが強く
ユーロが買い戻される展開ですね。

4・ドル安で原油が大きく上昇

ポジションはドルショートポジション継続です。 
ドル円149.04円S 継続
ユーロドル0.9949ドルL 継続


今週のひろこのウィークリーゴールドは小菅努氏
ドル安が来るということは、金がいよいよ底打ち反転か
<人事を尽くして天命を待つFRB>
『金相場のクライマックス』
https://youtu.be/vPtHFw0XDyU
◆ インフレ、未だ鎮静化せず
◆ 幾つかの明るい指標
◆ そろそろ、利上げ終了後の話もしようか?

そして今週のひろこのスペシャリストに聞く!は
ストリート・インサイツ代表 経済アナリスト 安田佐和子氏
11/8に迫る中間選挙について伺いました。

非白人層の支持率が高い民主党ですが
このところ黒人の民主党離れが進んでいるようです。
そのワケは?そしてトランプ大統領の存在感とは?

是非動画を御覧ください。
https://youtu.be/ru8vKX-RTCQ

<有権者の最大の関心事はインフレ>
『中間選挙と米経済への影響』
https://youtu.be/ru8vKX-RTCQ
◎現時点で民主党が多数派-知事は共和党が優勢
◎上院の注目6州


NOTE

英政府、財政報告を11月17日に延期-「適切な判断」に時間必要
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-26/RKCUZKDWLU6801

これを受けて一時、英国債利回りが上昇したが、トラス前首相による減税
策が引き起こした国債のパニック売りは繰り返されなかった。

2022年10月26日水曜日

 1・米金利低下鮮明に?
2・今週ECB理事会控えユーロ上昇
3・急ピッチ!日銀のバランスシート縮小ペース
***************************************
 1・米金利、全年限で低下鮮明に?

米金利、下がってきました。

やはり、FRBが利上げ幅縮小の議論を開始するという
WSJのニック・テミラオス記者のリーク記事が
マーケットに意識されているのだと思います。

今夜の米経済指標が悪かったことも
それをより意識させるものとなっているかと思われます。

・米・10月リッチモンド連銀製造業指数:▼10(予想:▼5、9月:0)

・米・10月消費者信頼感指数:102.5(予想:105.9、9月:107.8←108.0)
   ➡3ヶ月ぶり低水準

・米・8月FHFA住宅価格指数:前月比▼0.7%(予想:▼0.6%、7月:▼0.6%)
   ➡予想外に下落率が拡大、2カ月連続のマイナス

・米・8月S&PコアロジックCS20都市住宅価格指数:
       前年比+13.08%(予想:+14.00%、7月:+16.01%←+16.06%)
       ➡伸びが鈍化、過去最大の鈍化

※米国債利回り一覧

これを受けてドルが独歩安の展開へ。

※通貨インデックス一覧
2・今週木曜はECB理事会。

これは昨日の記事ですが
ECBは再び大幅利上げへ、注目は金利のピークに-27日に政策発表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-24/RK6ZMEDWRGG001
・10月に中銀預金金利が1.5%となることがほぼ確実視されている
・中銀預金金利、来年3月に2.5%でピーク-ブルームバーグ調査

今回は0.75%の利上げが実施される予想。これ金利は政策1.5%に。
来年3月に2.5%でピークを迎えるというのがブルームバーグ調査ですが
それだと米国政策金利に追いつかぬままピークアウトするということに
なるわけで、ドルより強くなるということはないと考えますが
ここまでかなり売り込まれてきただけに、ユーロの買い戻しが優勢。

今日発表されたドイツのIFO企業景況指数が予想より良かったことも
ユーロ上昇につながっています。

・独・10月IFO企業景況感指数:84.3(予想:83.5、9月:84.3)

今日はユーロが強いと言うよりドルが弱いのだと思いますが
それでも木曜にECB理事会を控えていますので
買い戻しが旺盛になっています。

また、ECBは利上げペースで米国に遅れを取っていますが
QT(バランスシート縮小)に関していうと
日銀にさえ遅れを取っている、というTweet。
今週のECB理事会でバランスシート縮小について
どのような話し合いがなされるのかという点も注目したい。
ここでタカ派的な決定があればユーロはさらに上昇する可能性も。

0.9949ドルでユーロ買ってみました。
上昇の初動で乗れなかったのですが、、、

3・また、日銀は金利こそ動かさずに緩和を続けていますが
バランスシートの縮小ペースはどの中央銀行より大きいですね。
要するに日銀も出口に向かって動いているというわけで
この点に市場がフォーカスすることがあれば
もっと円安の修正が大きくなっても良さそうよね。
(というポジショントーク)

ドル円149.04円S 継続
ポンド円168.63円Sはロスカット。

NOTE
◆政府・日銀、連日の円買い介入か
円乱高下、一時4円高 防衛ライン150円鮮明
https://www.nikkei.com/nkd/theme/391/news/?DisplayType=1&ng=DGKKZO6541704025102022EA2000

防衛ライン150円などと当局は間違っても口にすることはありませんが
市場がそう思うのは自由。
皆がそれを意識し始めれば、底が抵抗ラインとして強固になってきます。

◆JPモルガンやUBS、中国株下落で大打撃-ファンドが40%以上損失
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-25/RKAX71DWLU6T01
中国リスク、どこか大きな金融機関が破綻するようなことがなければいいですが。

今週のひろこのスペはリストに聞く!は
ストリート・インサイツ代表 経済アナリスト 安田佐和子氏

11/8に迫る中間選挙について伺いました。

非白人層の支持率が高い民主党ですが
このところ黒人の民主党離れが進んでいるようです。
そのワケは?そしてトランプ大統領の存在感とは?

是非動画を御覧ください。
https://youtu.be/ru8vKX-RTCQ
<有権者の最大の関心事はインフレ>
『中間選挙と米経済への影響』
https://youtu.be/ru8vKX-RTCQ
◎現時点で民主党が多数派-知事は共和党が優勢
◎上院の注目6州

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ




2022年10月25日火曜日

 1・中国共産党大会受け、中国株、人民元大きく売られる
2・日本時間外での為替介入の効果
3・英国新首相、スナク氏就任
4・欧米PMI予想下回る~景気先行き懸念強まる
5・米金利はピークアウトするか、ドル円も上値重く・・・?
*********************************************************
1・中国共産党大会受け、中国株、人民元大きく売られる


習近平新指導体制メンバーは、経済に強いとされていた李克強氏が外され
ほとんど経済をわかっていそうな人物がいなくなってしまったようです。
胡錦濤氏が、本人の意にそぐわぬ形で途中退席を強いられたシーンは印象的でした。

胡錦濤前総書記が中途退席 意思に反し?―中国党大会
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102200438&g=int
習近平総書記、異例の3期目 側近で固めて権力掌握
https://www.cnn.co.jp/world/35195043.html

市場の反応はというと、、、

米上場の中国株急落、19兆円余り消失-習氏路線が成長抑制との懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-24/RK9GATDWLU6801
中国共産党大会で3期目が確定した習近平総書記(国家主席)が、
統制強化路線を継続して経済や民間企業の成長を抑制するとの懸念が強まっている

中国・香港金融市場に記録的な売り-習氏への権力集中に警戒感
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-24/RK8M66T0AFB401
H株指数は7.3%安-党大会後としては94年の導入後で最大の下落率
オフショア人民元、1ドル=7.3元台下落-導入後初

※香港ハンセン指数

※ナスダック・ゴールデン・ドラゴン・チャイナ指数
(事業の大部分を中国で展開する企業で
 米国に上場されている銘柄の時価総額ベースで構成される指数)


※人民元/ドル
習近平総書記の人事から中国が資本主義経済での成長路線をやめて
社会主義へと回帰していく・・・という恐怖が中国アセットからの
資金流出を加速させています。

人民元売り、中国銘柄の売りはドル買いにつながるので
この観点からはドルが強含む局面となりそうではありますが、
しかし、FRBがFeedウォッチャーニック記者に
12月FOMCでの利上げ幅縮小議論のリーク記事を書かせたことで
米市場金利上昇圧力は低下しており、これまでのような
ドル金利上昇でのドル買い圧力は大きく無いと思われます。

2・日本時間外での為替介入の効果

今朝、24日(月)の8:30頃もドル円相場が急落する局面があり
市場からは東京時間オープン前に介入が入ったとの声が出ていますが
(金曜の介入後に再びドル円が上昇してきたためこれを潰しにかかった印象)
21日金曜のNY時間での為替介入は5.5兆円規模と推計されると日経新聞。

21日の円買い介入、過去最大の5.5兆円規模と推計
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB2474T0U2A021C2000000/
9/22の介入規模が2.8兆円でしたので
倍近い金額での介入だったことになりますね。
まだこれは推計。
財務省は31日に9月29日~10月27日の合計介入額を公表しますが、
今回の一連の日本の通貨当局の介入が海外市場で実施されていることが
マーケット関係者の意表を突くもので、これまでにないやり方です。

日本の為替介入、外国ファンドが主な標的か-日本の取引時間外が中心
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-24/RK8QJKDWLU6801?srnd=cojp-v2
・大部分が通常の日本の取引時間外で行われている
・欧米時間でやることにより、そこの了解を得ていることが明らかになる
 ~金銭的な迷惑はかけないが、実質的には協調介入
 
なるほど、海外市場で実施することで協調介入であるかのような効果が
得られる、、、とはちょっと過剰評価のような気もしますが
コンセンサスが取れているという意味では、指摘の通りかもしれませんね。

日本の通貨当局はあくまでスムージングオペレーションであり
為替水準を見ているわけではないとしていますが
どうも150円台から上に上がっていくことを許容できないという意志を感じます。
そう捉える市場関係者が多くなってくれば、
150円台から上を買い上がる投機筋は減ってくると思われますが、どうでしょう。

3・英国新首相、スナク氏就任
 
イギリス 与党 保守党 新党首にスナク元財務相 新首相に就任へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221024/k10013869191000.html

英2年債利回り、一時36bp低下-保守党党首選の動向を市場歓迎
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-24/RK8XJRT0G1KW01

英国の債券市場の混乱は沈静化していますしポンド売りも止まっています。
英国の悪材料はすべてトラス前政権で出し切った、織り込んでしまった、
と考えるなら、これ以上の悪材料が出ないという安心感から
英国アセットは買い戻しが優勢となると思いますが、
しかし高いインフレと景気悪化をどのようにハンドリングしていくのか・・・
一通り買い戻された後、スナク新首相の政策への評価が問われることとなるでしょう。

今日発表された英PMI、更に低下。

・英・10月製造業PMI速報値:45.8(予想:48.0、9月:48.4)


・英・10月サービス業PMI速報値:47.5(予想:48.0、9月:50.0)


4・欧米PMI予想下回る~景気先行き懸念強まる

PMIの低下は英国のみならず。
・独・10月製造業PMI速報値:45.7(予想:47.0、9月:47.8)

・独・10月サービス業PMI速報値:44.9(予想:45.0、9月:45.0)


・ユーロ圏・10月製造業PMI速報値:46.6(予想:48.0、9月:48.4)


・ユーロ圏・10月サービス業PMI速報値:48.2(予想:48.4、9月:48.8)

欧州がダメダメなのは、すでに織り込まれているので
悪化はサプライズではありません。

今週はECB理事会が控えていますが、
欧州圏の金利は軒並み低下傾向に。。。

※主要国長期債利回り一覧
5・米金利はピークアウトするか、ドル円も上値重く・・・?

今夜は米国のPMIも。

・米・10月製造業PMI速報値:49.9(予想:51.0、9月:52.0)


・米・10月サービス業PMI速報値:46.6(予想:49.4、9月:49.3)
製造業PMIが景気の分水嶺50を割り込みました。
となると米金利は下がってくるか。。。?!

※米国債年限別利回り一覧


う~ん。
かと言って明確に下落基調を強めているということはないのね。

ただし、米国株は今日も強い。
※米国株主要株価インデックス

そうかと言って、クロス円が上がるリスクテイク相場かというと
それも違うのよね。介入でチャートが荒れていますが
ユーロ円以外のクロス円は上値が重くなってきています。
※ドル円、クロス円15分足
ユーロ円 144.63円Lとポンド円 165.46円L
のポジションですが、
今朝の介入と見られる急落でコストよりちょっと上においていた
逆指値がHITしちゃってポジション消滅。
その後買戻されて再び上昇したのが悔しいですが、
もともと週明けには手仕舞って売り参戦使用と思っていたので
ドル円とポンド円を売り参戦してみました。

ドル円149.04円S
ポンド円168.63円S

日中のつぶやきはこちらで
ひろこのTwitter


いつもご覧いただきありがとうございます。
人気ブログランキングへ

※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。

※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。

※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。

以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。

運営:豊トラスティ証券株式会社