2013年2月28日木曜日


ドル円がすっかり上昇の勢いを失っているのですが、
かといって深押しとなるわけでなく小康状態。
94.55円(シドニー時間には77銭)を付けた
黒田次期日銀総裁人事の高値からイタリア総選挙の結果を受けて下落した
90.85円の50%戻り92.74円でピタリと頭が押さえられているものの
すっかり小動きとなってしまいました。

それなのに日経平均は大幅に上昇しちゃってる。
今日は305.39円高の11559.36円。
ダウがまた14000ドル回復しちゃってるんだよね。だからだね。

米株しつこいなあ。インデックス売ってるのに(ぶつぶつ)
「失業率は2016年まで6%台まで回復しない可能性がある。
現在の金融緩和政策で経済を支援する」ですって。
2016年まで緩和解除なしの思惑広がる・・・か。

ってか、先日26日で上院で行った証言とほぼ同じってことらしいけど
これを受けて26日は金が大きく反発したものの、昨日は反応なし。
株は175ドルも上げた。これを受けて日本株も高いってことかしらね。
為替は今日は動いていないもの。

野村の日本株投信の設定による先物市場への買い需要ってのも
あったみたいだけど、
これで日経経平均は月間ベースで7ヶ月連続の上昇。
小泉政権時の05年5月から06年1月に9ヶ月連続って記録があったけど
それに次ぐ連続上昇でござる。

しかし、明日は3月1日。強制歳出カット発動でしょ。どうなってんのかしら。

「オバマ大統領は与野党の議会指導者と会合を持つ予定だが、
強制歳出削減の回避は断念したとの見方が広がっている。」
ってコメント読んだけど、それでも上がっちゃう株。
これ織り込みなのかしら…?!

ダウ平均の行方は気がかりですが、今夜も高いならショートは撤退だわ。

ユーロ円のショートは継続保有。
昨日買ったユーロオージーはデイトレでやめました。
1.2833で手仕舞い。ちょっとは利益になったわよ。

ユーロはイタリアが緊縮路線を変更せざるを得ない結果となれば
OMTによる救済ができなくなるのね。それを昨日西原さんにきいて、
そりゃエライことじゃないか、と思ってユーロロングはリスクだと
思いまして。もっと戻る可能性もありますが、
持つならショート方向だな、と思い直しました。
だからユーロ円ショートはOK、残してあります。
昨晩はイタリアの入札が無事通過したことでユーロ戻っていますが、
戻り高値を売る戦略でいいのではないでしょうか。

そしてポンドも売り目線継続につき
今日140.18円で打診売り。4時間足の一目とRCIの売りサインに
したがって売ってみたけれど、うまく下がらないなら一度撤退して
再度売り場探しとします。

戦略は ユーロ売り、ポンド売り、ですが、
ドル円だけは大きな下落があったら(90円近辺とか)買い出動。
なかなかうまくはいかないんだけど・・・^-^

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2013年2月27日水曜日


今日はFX業界の女神 葉那子ちゃんとお話ししてきました。
ZAIの連載企画ということですので、掲載されましたらまたお知らせしますね。
というか、はなちゃん凄く綺麗でかわいくてドキドキしちゃいましたよーー

さて。

ユーロドルのショートは昨日のうちにコストでやめたわ。損失なし。
やっぱり、日足で見ると一目の雲の下限でピタリと止められ、
ちょうど前回安値付近の1.30割れ目前まで落ちていたので、
一度リバウンドしそうよね。
中期的には下げそうでも、売り場はもう少し上かな。
一旦仕切って売り直します。

その代りに昨日はユーロオージーを拾ってみました。
このところオージー弱いわよね。
昨日はHSBC2月の中国製造業景況指数(PMI)速報値が50.4と発表され、
1月確報値の52.3から低下したことを受けて豪ドルが弱含みました。
オーストラリアと中国って貿易上太いつながりがあるので
中国の指標が悪いと豪ドルが売られるの。
そんで、やっぱり中国、景気持ち直していないんじゃないの?!
ってムードになってきていますよね。
だからこのところオージーが弱いんじゃないのかな。

こんなニュースもあるにはあるのですが、
→豪中銀理事、豪ドル安誘導に反対姿勢示す
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887324838304578327491525743254.html

しかし準備銀行のガイ・デベル総裁補佐(金融市場担当)は、
オーストラリアドル高による経済的悪影響に懸念を示した。
一部のトレーダーらはこれを、利下げ局面を続ける用意があることを
示す発言と受け止めた。なんて記述も。

ユーロが戻り局面で豪ドルが弱いっていうんなら、
ユーロオージーが面白いでしょ。
ユーロ円買って、オージー円売ってるって状態。

ユーロオージーのチャート、日足で見てみると
見事に上昇トレンドを描いています。

昨日一昨日あたりちょうどその上昇トレンドのサポートまで下げていたので
ここが破られなければ再度上昇していくだろうと思って。
トレンドラインを引いてみてくださいね。

ユーロ円ショートはキープ。
ポンドドルは一度撤退してますが、黙って持ってれば良かったかな。
またじりじり下げてきていますね。まだまだ下げそうだと思っているのですが、
ポン様だけに激しいリバウンドが怖いのよね。

昨晩はバーナンキ議長の議会証言で金市場が急騰しましたが、
これまであまりにも売り込まれすぎていたので買戻しだったのだと
思います。金市場、ゴールドマンが弱気に転じたということもあって
先行きを懸念する声が強まっていますが、
内部要因的には短期的に大きく戻りそうね。

タイムアップ、仕事にもどります。
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2013年2月26日火曜日


一夜明けたら阿鼻叫喚。景色が全く変わっていたわけですが、
皆さんご無事でしょうか。

私は昨晩ブログを書いた後も値動きが気になってものすごい夜更かしを
してしまったのですが、こりゃ雪崩が来るな、と
ユーロ円122.48円で売りで飛び乗りました。
118.74円まで大きく突っ込んでからのリバウンドでで121.35円まで
大きく反発も見せましたが、現在再下落で120円割り込んでいます。
まだ保有中。ユーロにしたのは勿論火種がイタリアだからです。

今日になって皆さんここを買い向かっているのかしら?
いろいろリサーチしていると、この下落はやりすぎ、いい押し目が来たという
論調もあるようですので、バーゲンハントに向かっているという方も多そう。

でも、この急落ってNY時間に入ってからです。
イタリア総選挙のリスクは欧州勢はまだ織り込んでいないんですよ。
欧州時間に入れば、この材料が再度蒸し返されるんじゃない?!
そんな気がして、買いはまだ時期尚早なのではないかと感じております。

というわけで、1.3082ドルでユーロドルも売ってみています。
ただ、チャートをみるとユーロドルは相当下げちゃった後で
一目の雲の下限まで到達しているので、ここでリバウンドする
可能性もありますので、その時はすぐ撤退して再度戻りを売り直します。

ドル円もものすごい陰線が立ちましたので、今日の欧州、NY時間にこの陰線の
半値戻しが達成できない場合は、やはり少し大き目の調整局面入りとなったとみて
買いは十分に安値を確認してからにしたいと思っております。
短期的にはどちらかというと戻り売り優勢なのではないかと思うのですが…。
ただ、一目の転換線がサポートされています。
クロス円が弱くともドル円だけはあまり下げないのかもしれませんね。

しかし、超長期的にはいい買い場を提供してくれるチャンス到来ですので、
ここは下落歓迎でじっくり焦らずに対処しましょ。
日経平均のCFD(株365)とか、買い増しのチャンスです。

さて、この暴落のきっかけとなったイタリアの総選挙ですが、
下院ではベルサーニ氏が率いる中道左派連合が僅差で制した模様。
340議席獲得で過半数。

しかし上院で過半数を占める政党連合がないという事態に。
 
今後、ナポリターノ大統領が連立協議を主導するととなりますが、
不調に終われば再選挙に追い込まれるとの報道もでてパニック売りに。

昨日の夜23時くらいまでは中道左派連合が単独で上院過半数確保の可能性と
出口調査で伝わっていたのでユーロはむしろ上昇していたのですが、
あてになりませんねぇ。報道もかなり錯綜していた印象でした。

上下院でねじれが生じる可能性は予想されていたものの
まさかお笑い芸人?グリッロ氏が創設した新政党「五つ星運動」が大躍進
となったことは想定外で、関係者を驚かせました。
反ユーロ、反緊縮で知られていますが、お笑い芸人なの?!

市場関係者からは「想定し得る最悪の結果」との声も上がっているとかで、
この衝撃は、まだロンドン勢が吸収していないことを考えると
まだまだ大きなものとなりそうだとみています。

それから今夜は24:00にバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長が
上院銀行委員会で証言します。
3月1日歳出削減が発動することとなっていますが、
この懸念はまだマーケットには影響がないですね。
また期日延期となるんじゃないか、との楽観があるようですが、
このあたりもそろそろニュースとしては気がかりです。
今週金曜が1日ですものね。

3月27日、もしくは3月22日が、解決策を探る上で新たな期限となる可能性がある。
3月27日は、暫定予算が失効する日。
だそうです。
発動後に妥協案が出るとか、予算振り替えで対応とか、、、、

アメリカのリスクにもご注意です。
〔シナリオ〕米歳出強制削減、発動前・発動後に予想される展開
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPTK829639820130226

米ホワイトハウス、歳出強制削減の深刻な影響を国民に訴え
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPTYE91P01S20130226?rpc=188

あ、ポンドドルのショートは手じまいました。わずか28PIPS利益でした^^;
ポンドよりユーロが来ちゃったので、むしろポンドはリバウンドに入っています。

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安倍さんが帰国してから24日以降、日銀総裁人事について詰める予定…
だとばかり思っていたものだから、この週末に具体的名前が上がるとは
思っていませんでした。しかも、ニュース速報でピンコーン!!って。

「日銀総裁にアジア開銀の黒田東彦総裁を起用へ」

これで週明けの日本市場はドッカーンと上昇。
日経平均は日経平均は276.58円高の11,662.52円。
ドル円相場は週末93.40円近辺だったものが94.55まで
窓を開けての上昇となりました。

んー週明けてからの話かと思っていたこともありますし、
商品市場が崩れていたので、調整入り局面じゃないかって
怖くなっていたことも重なっていて、この週末に
ポジション持ち越してロング保有しておこうなんて
頭がありませんでした・・・。

大倉さんが以前から指摘していたように、
日銀総裁人事決定で円安進行ってのはわかっていたこと。
リフレ派ではない人事が行われるワケがないと。

黒田氏は約14.3兆円、回数では29回もの円売り介入実績があるそうです。
歴代財務官として2番目の円売り介入金額だとか。
旧大蔵省・財務省出身では1998年に接待不祥事で辞任した
元大蔵次官の松下康雄氏以来だそうですが、財務相出身だとはいえ、
デフレ脱却にはインフレ目標の導入と積極的な金融緩和が必要だと
主張していた方ですの…つまり超リフレ派ね、
だから市場はこの人選を歓迎したってこと、まあ、
誰がなるってことより、リフレ派が来るってことはわかっていたってこと。
なのにポジション積んどかなかったことは悔やまれる。。。反省。

副総裁候補としてリフレ派として日銀理論に批判的だった
岩田規久男学習院大学教授、そして中曽日銀理事という、
日銀新体制への期待感から強含みに推移した週明けとなりました。

しかし。

日経平均はともかく。

ドル円相場は、今日の寄り付き高値を越えられずに緩んでいます。
クロス円もしかり。

ドル円95円の壁は相当厚いと見られます。

そして、AM1:00過ぎ、ドル円クロス円、ユーロが崩れて来ました。
んーユーロ主導かな?

イタリア総選挙の結果が今日未明に出るとされていますが、
序盤は中道左派の勝利が見込まれイタリア株上昇、ユーロは全面高の
様相でしたが、形成が変わったのでしょうか。
どうやらベルルスコーニ氏率いる中道右派追い上げているようで
接戦と伝わっている模様。

ん?!今 「イタリアは再選挙必要も~ベルサニ氏側近ファッシナ氏」
というツイート発見。揉めてるなこりゃ。

イタリア総選挙の結果がどうあれ、ドル円は今日の寄り付き高値を
抜くことが出来なければ、追随買いはちょっと躊躇してしまいます。
ユーロは今日の高値が絶好の売り場だった気もします。ストレートで…。

むーードル円、クロス円には手を出せずにいますが、、、
実は。
先週末ポンド絡みのコラムを書いていて、気分が乗って
ポンドドルを1.5244ドルで売ったのですが、これが上手くいってます♪

週末に格付会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスが
英国の自国通貨建ておよび外貨建てソブリン格付けを最上級の「AAA」から
1段階引き下げ「Aa1」とすることを発表しました。

これを受けてポンド急落。

そもそもポンドはこのところ売り込まれていましたが、
更なる弱気が広がっています。
ポンドについてはまた明日。
ポンドドルのチャート見るとここからは怖くて売れないのですが、
そんなどん底を売って今うまく行ってます。

じゃあ、ドル円の高値買っとけよ。
って話なんですが、先週買った後92円台まで落ちたりして、
なかなかタイミングが合わず苦労しております。
90円後半のロングはキープしてはいるのですが。

アストロロジー的には水星の逆行がスタート。
トレンドができにくい期間に入っていますので、
ここからは神経質な値動きとなりそう。順張りというより
逆張り期間ですが、さて、どんな相場展開となりますか。

私が寝る頃にはイタリアの選挙結果が出ているでしょうか・・・
もう限界です。おやすみ^ー^

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2013年2月22日金曜日


ぎょえー  
って変な声を上げちゃいたい気分。
やっぱ私が買ったら下がった。。。。
動く予感はしたんだけど、下だったか。
反対だったわ。

ドル円93.70円でのロングは93.41円でやめました、損切りー。
なんだかちょっと振り回され気味。。。
売りのタイミングが悪く、ラガルド発言に切らされて、
それならと買で乗ってみたら、FOMC議事録とか商品ファンド破綻の噂で
投げさせられて・・・。ちょっと休みましょうか^^;
近視眼なやられで切ることもないと思うのですが、
しかし、目をつぶって黙って買い!という相場もそろそろ雲行きが
怪しい気がして、つい売ってみたりしますが、ドル円はそれほど下げません。
そして94円から上はホントに重い。

日経平均も同様。
そしてダウ平均は14000ドル達成がひと相場終えた可能性というのも
否定できずにいます。

ジョージソロスが金ETF保有を大きく減らしたというのが嫌気されている
金市場、続いて商品ファンドの破綻の噂などで投げが出てドル建て金は
1600ドルを大きく割り込んでしまいました。
プラチナもパラジウムも同じく、、、です。

さすがに下げすぎなので今反発していますが、
これがただの自律反発なのか、投げが出ての大底形成なのか
今のところ見極めがつきません。

商品市場は先行して動くことが多いのです…。

ということがこのところの気がかりで、
ひょっとしたら戻り売り相場にはいっているんじゃないか、
なんて気もしているのですが、、、短期的にですが。

現在はドル円も、ユーロ円も、そして今日の日経平均も
結局プラス圏にリバースとなっていますが、
このまま上昇できるのかどうか、今はポジションを持たずに
この乱高下、見極められるまで静観したいと思います・・・。

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2013年2月21日木曜日


完全にレンジですね。ドル円は94円から上が重い。
でも92円台に入ると買われます。
こういう相場はブレイクした方につけ、というのが鉄則なので
何も出来ずにいます…。

次期日銀正副総裁人事は24日に安倍首相が米国から帰国した後に
国会提示したいとの考えを表明しており、いよいよ大詰めですが、
今日は総裁候補として
岩田一政日本経済研究センター理事長、
岩田規久男学習院大教授、
黒田東彦アジア開発銀行総裁、
伊藤隆敏東大教授の
4氏に絞られたとの見方が有力になっていると報じらており、
あれ?先週為替市場を騒がせた武藤氏の名前がないじゃん、って
思った方も多いでしょう。
でも大倉さんも先週、武藤さんの名前が上がっているが、
これは見せかけ(裏があるん)じゃないの?なんて指摘してましたが、
まさにその通りで、報道に振り回されちゃイカンねぇ。

また今日は日本の1月の貿易収支が発表され、
1兆6294億円の赤字でと1979年の統計開始以来、
過去最大の赤字となったことが伝えられました。
赤字は7カ月連続。円安の影響が輸出より輸入により大きく響き、
1兆円を超える大幅な赤字となった、、、のですが、円売り圧力は
弱かったですね。一時はどんなニュースにでも反応して円売りが
加速したのに、これほどの円売り材料が示されてもあまり動かないとは。。

また、安倍首相、今日は「外債購入しなくても良い感じ!」みたいな
発言をしており
(正確には「検討の必要性は相当薄まってきている」です)
これが嫌気されているとの指摘も。

単純にこのガス抜きレンジ相場をこなさないと次のステージが
ないってだけのことだと思いますが、
下がったら買う気マンマンなのに、まだ買えていないという私…。

ポンドドルが凄いトレンドで下がっていて、こっちのほうが解りやすくて
美味しかったとはタラレバ発言になってしまいますが、
結構目をつけていた割りには売りそびれて下げてしまって悔しいです。

でもなんだかそろそろドル円も動きそうな気がして、
93円70銭で(たかーい)打診買い。
50より下げたら仕切り直しかな。
90円台後半のロングはまだ継続中ですが、
もっと積みましておかないと損な気がして^^;

でもこれで下げたら超下手だよねぇ。。。
下げたとこではなんでいつも買ってないのかしらね。ホント^^;


今週末の土曜日23日は
Bruceこと池水雄一さんと一緒に資産運用セミナー!
「円安時代のゴールドとプラチナ」というテーマで
池水さんにここからの金と白金の行方をズバリ伺っちゃいます。

名古屋近辺の方、
是非土曜日はセミナーに足を運んでくださいね。

詳細、お申込みはこちらから
http://www.yutaka24.jp/topics/topics20130129_nagoya_seminar.pdf


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2013年2月19日火曜日


今週末の土曜日23日は久しぶりに東京脱出!名古屋へ行きます。

Bruceこと池水雄一さんと一緒に資産運用セミナー!
「円安時代のゴールドとプラチナ」というテーマで
池水さんにここからの金と白金の行方をズバリ伺っちゃいます。

今日もまた南アフリカの鉱山では
全国鉱山労働組合(NUM)と鉱山・建設労働組合連合(AMCU)が衝突。
NUM労働事務所を1000人のAMCUが襲撃し、
NUM4名と警備員を含む13名が負傷し、3名が危険な状態だそうです。
この混乱で鉱山労働者は、仲間の守るために仕事を放棄している状態だとか。
労働ストは供給不安につながります…。
プラチナはこのところ上昇していますが、景気回復だけが材料じゃありません。
南アランドも急落しましたがプラチナは買い直されています。

とか。Bruceに詳しく聞いちゃいますので名古屋近辺の方、
是非土曜日はセミナーに足を運んでくださいね。

詳細、お申込みはこちらから

http://www.yutaka24.jp/topics/topics20130129_nagoya_seminar.pdf


さて、昨日のブログにも書きましたが、やはり安倍首相の
「外債購入」発言はいろいろ問題だった模様。
今日午前に麻生財務大臣が
「外債購入は考えていない」趣旨の発言をし、
ドル円相場、日経平均も急落しています。

93.90円近辺から93.55円くらいまで30銭強下げ、
直ぐに買われ直したものの、欧州時間に入ってまたこのネタが
蒸し返さえれたのか、93.30銭くらいまで売られています。
やはり、94円から上は重く、レンジの様相。
92円を割らなければここで跳ね返って再度レンジ入りするのでしょう。

92円台は買い下がりでいいのかなーとも思っていますが。

また、昨晩はECBのドラギ総裁が欧州議会で
「ユーロ圏経済は2013年初期に弱含むと予想」
「ユーロ圏の経済見通しを取り囲むリスクは下向き」
「ユーロ相場の上昇は下向きのインフレリスクを示唆」などと証言。
今月始めのECB理事会でのドラギ発言でユーロが急落したことが
記憶に新しいところですが、またしてもドラギさん、
ユーロ圏景気やユーロ相場に慎重な見方を示しました。
ユーロ高を是正したい意図がありそうな感じだよねぇ…。

でも、ユーロドルは今変動幅がものすごく狭くて
方向感がないです。ただ、ドラギさんには逆らいたくないので
ユーロロングは見送りたいところかな。

それと今日はNZドルが急落する局面がありました。一部通信社から
「中国がNZから輸入した粉ミルクの一部を破棄した」と伝わり、
思惑的な売りが出たとのことですが、破棄?なんのこっちゃですよね??

どうやら、話をまとめてみると、
中国産の粉ミルクは信用出来ない、ということで中国は
NZの粉ミルクを買い占めていたらしいのです。


NZ産粉ミルクが値上がり 不正輸出取り締まり強化
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/121023/mcb1210230502009-n1.htm
中国人の粉ミルク買い占め、世界各地で供給不足招く 
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/photonews/331209/


ところが、これに困ったNZは中国への輸出規制に踏み切った。
これに腹を立てた中国(中国検疫当局)が
NZから輸入しているいくつかの粉ミルクについて
基準を満たしていないと発表した、ということのようです。

しかし、乳製品輸出で世界最大手のフォンテラが、報道を否定しています。

それにしても、このところキウイが高いですね。
去年まで強かったオージーが弱い反面で、
キウイの強さが目立っています。
時間がある時にはこの辺りを研究してみますね。

そうそう、豪中銀は今月開催した理事会の議事録を公表。
今月は政策金利を据え置いていまっすが、
議事録では、インフレ見通しを考慮すると必要な場合には
政策を緩和する余地があるとしている一方、
政策は既に緩和的で平均貸出金利は長期平均を大幅に下回っている、
といった内容でした。だから今日はむしろ豪ドルが確りとした展開。

ただ、春節中の中国消費が昨年よりも鈍化しているので
やはり豪ドル強気にはなりにくいところ・・・。
春節の小売り売上は前年比+14.7%(昨年+16.2%)
年率2桁で増えたが、伸び率は4年ぶりの低さ。
景気減速で年末賞与が減ったほか、
共産党が高級酒など高額商品の公費での購入を禁じたためとされています。


それとこれ。
LMEニッケル、4カ月ぶり大幅安-中国の成長鈍化の兆しで
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MIFRFX6JIJVE01.html

~ニッケルの最大の消費国である中国の経済成長が鈍化の兆しを示す中、
供給は過剰との懸念が広がった。銅とアルミも値下がりした。
ニッケルが「深刻な過剰供給」の状態にあると指摘した。
LME指定在庫は先週、10年以来の高水準となった。

中国の景気の持ち直しってホントなのかなー。



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2013年2月18日月曜日


先週、ス○ベ心で作ったドル円、ユーロ円のショートは
金曜の夜、大倉キャプテンとのセミナー放送終了後に
行きつけの焼き鳥屋さんでレートチェックした際に、
ストップに引っかかる前に成り行きで手仕舞いました。

大倉さんと飲みに行く時は10分おきくらいにレートチェックしてます(笑)

ドル円はG20を控えて、92円を割り込むんじゃないか?というところまで
ジリジリと売られていたのですが、ある瞬間に急騰。
一気に93.50円まで、ユーロ円もこれに連れて急騰しました。
この動きはこのところのトレンド、要人発言だわ、きっと。
G20前にこれほどの買い戻しがあるってことは、相当な大物が
何か言ったに違いない…と思って直感的に損切り。
その時点でニュースは確認できなかったのですが、
後で調べてみたらやはり大物でした。

IMFラガルド専務理事
「世界的に過熱している通貨戦争をめぐる議論は行き過ぎ。
為替相場は適正水準から大きくかけ離れていない。
ユーロが上昇し、円が下落しているのは事実だが、
これらはユーロ圏のおける良好な政策、
および日本の緩和政策の結果に過ぎない」
と語ったことが伝わり、G20への警戒も緩んでしまったということでしょう。

損切りは損切りですが、ほぼ初動の上昇で手仕舞ったので、
それほどの痛手ではないです。

でも、押したら買い、という基本スタンスは変えていないのに
こんなトコロでやられちゃうってのは悔しいですね。
不本意であります(つД`)ウワーン
90円後半で作ったドル円ロングを育てているので
これが救いではありますが、92円割れると読んで
ショートを手仕舞わずに飲んでしまったことを反省しております∠( ゚д゚)
逆張りで92円は途転買いだったか・・・。

週明けの東京市場はG20で、日本を名指しした円安批判が回避された
ことに安心感が広がり、日経もドル円も大幅上昇。
ドル円はふたたび94円台に乗せました。

しかも今日、安倍首相は参議院予算委員会で、
デフレ脱却に向けた金融緩和の手段として、
外債を買うという考え方もあるとの見方を示したりなんかして
これも、円売りに拍車をかけました。
民主党の誘導尋問もかなりえげつなかった印象ですが、
(なんらかの失言の言質を取りたいのでしょう)
でも日銀による外債購入は、円売り・ドル買いの取引を伴うものですから、
(はっきり言うと為替介入に該当するとみなされます)
G20会合における合意事項である「為替相場を目標としない」に
合致しない手法であり、また非難されかねないですよね。。。
政策による緩和にはアメリカ(IMFはアメリカそのものby荻野金男さん)からの
お墨付きを貰ったとはいえ、直接為替に介入する手法はご法度
なんじゃないでしょうか・・・。

しかし、その後ロイターが
「日銀総裁人事では、武藤敏郎大和総研理事長がリードしている」と
報道したとかで(荻野さん談)、
これが円安進行に水を差し、93円台へと滑り落ちて来てしまいました。

94.50円を越え95円をトライするにはもう1段の
インパクトあるニュースが欲しいところのようで、
なかなか上も越えられないか??
かといってもう売るのは辞めたー(何度もそう書いてるっけ^^;

92円~94.50円のレンジ、抜けたほうにつけ!
もしくは、92円台で買え。

って相場ですね。
再度92円台があればラッキーですが…。
しかし、まだ2月天井で大きな調整って可能性も捨てきれない形。
92円を割り込んだら90円近辺までの調整もありそうなので、
そのリスクも決して捨てずに見ておきます。

そうそう、今日は業界一の情報通、荻野金男さんと
YMTVセミナーでお話させていただいたのですが、
そこで荻野さんがお話されたことで、
実はとても大事なことなんじゃないか、
という話ですが。

次期米財務長官に指名されているジャック・ルー氏。
13日上院財政委員会の指名承認公聴会で、
「強いドルを支持する」と言明したことが伝えられています。
このニュースばかりが印象に残っているのですが、
実はこの時に「中国の人民元は依然として過小評価されている」
との見解も示しているのです。

荻野さんは、こうした場で名指しで
中国の通貨政策に苦言を呈したとも取れる発言を行うのは
異例で意外だと指摘されていました。
中国を牽制し日本の政策を擁護するというアメリカの
このところの姿勢を見ると、このアベノミクスは行くとこまで
行っちゃうんだなーと改めて思った次第で、
売りから入るなんて愚の骨頂かと反省いたしました。

コラム:円安を容認する米国の地政学的事情=武者陵司氏
http://jp.reuters.com/article/jp_forum/idJPTYE91B01L20130212

(以下部分抜粋)

昨年8月に米シンクタンクのCSIS(戦略国際問題研究所)から
発表された報告書、いわゆる「第3次アーミテージ・レポート」

~報告書の底流に通奏低音のように流れる日本弱体化への警戒感である。
「米国は、日本が強力な米国を必要としているのと同等に、
強力な日本を必要としている」

折しも、米国では中国異質論が勢いを増している。
中国のプレゼンス拡大は、市場主義、民主主義、法治主義、
財産権、知的所有権などで同国が問題を抱える現状を考えると、
世界最大のかく乱要因になりかねず、覇権国・米国にとって
許容できるものではあるまい。

この状況下、日本が長期経済停滞によって漂流し続ければ、
特にアジアが大きく不安定化する。
円高デフレによって日本経済がこれ以上弱体化することは、
許容しがたいとオバマ政権が考えているとしても、不思議ではない。


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2013年2月15日金曜日


山本議員の発言で為替が動いたですって
(・・・・誰?!)

もういい加減、市場もそれほどワタワタしなくなったみたいですが。
こんな発言がヘッドラインとしてセンセーショナルに
報道されるって流れに辟易としているという投資家も多いんじゃないかしら。

※自民党の山本幸三・元経済産業副大臣
「通貨安競争は問題ない、1ドル=95-100円が適正水準」
との考えをブルームバーグとのインタビューで示した。

G20も控えているというこのタイミングで、またしても
日本の要人は為替水準に言及してしまったわけですが、
なんかG20ではキッツイお灸をすえられるんじゃないか、という
懸念も広がっているようにも思います。

噂レベルですが、G7緊急声明で日本の政策問題ないとした
麻生さんの発言があった数時間後に
「声明は誤解されている、G20では日本の円安が議題にのぼる」と
G7の匿名の高官が発言したのってニュースでドカンと円高に振れましたが、
その匿名の高官って、
いつまでたっても為替水準をペラペラ喋ってしまう日本の政治家に
苛立ちがあった米国サイドの、しかも、あのブレイナード財務次官だった、
なんて話もあるみたい。

今週の3連休明けのドル円相場が急騰して始まったのも
「デフレからの脱却を目指す、日本の努力を支持する」と表明
したからなのですが、日本に一定の理解を示し援護発言をしてくれた
ブレイナードさんの発言が「匿名の高官」の発言として伝わったのだと
したら、これは本当にお灸を据えるのが目的だよね。きっと。

それなのに、です。山本さん・・・・。
まだ円安誘導と批判されてもおかしくない発言をしてしまうとは。

G20は要警戒・・・・だからこそ
戻ったところは売られる流れに変わっているようです。
ドル円相場は92円台へと下落しています。

また日銀総裁人事ですが武藤敏郎・大和総研理事長を中心に
絞り込みをしている、と伝わってきています。
これも足元では円高要因とされている模様。
ここにきて、一部関係筋からは民間出身の候補者の起用はあり得ないとの
指摘も出ているとかで、財務省出身の武藤さんが有力なんだとか。。。。
となると思い切った緩和は期待できないとする見方から
これまでの円安の修正がはいるかもしれません。


また、歩調を合わせてこれまで買われてきたユーロも弱含み。
10-12月期の仏・独国内総生産(GDP)速報値が
前期比0.6%減、前年同期比0.4%増となり、
市場予想平均をいずれも下回りました。

また10-12月期ユーロ圏GDP速報値も
前期比0.6%減、前年同期比0.9%減、
市場予想平均をいずれも下回っています。

加えてECBのコンスタンシオ欧州中央銀行副総裁が
「マイナス金利は常に可能だ」と発言したこともあって、ユーロ売りが加速。

これまで買われてきた日本株も一服、ダウ平均も上値が重くなってきており、
いよいよ調整入りなんじゃないか?というムードも漂い始めていますね。

そうはいっても、短期的な水準調整があるだけで、中長期ではロング目線は
変えていません。どこかで買いに回ることを視野に短期トレードで
ドル円、ユーロ円を売ってみています。
コストはユーロ円124.06円 ドル円が93.17円。

売ってからしばらくは順調に下がり利益になっていたのですが、
なんか今ユーロが急伸している。。。
なんだろうー
 どこかでの誰かさんがなんか言ったのかな?

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2013年2月13日水曜日


なんなのよー!!
G7声明でこんなに振らされるとは思わなかったわ。

昨日緊急声明が出たとして最初に伝わったのは
これ。

麻生太郎財務相は12日夜、財務省内で為替に関するG7声明を発表し、
金融緩和の強化など日本のデフレ不況対策が為替を目的としていないことが
G7各国から認識されたことに意義がある、との考えを示した。

G7声明では日本の円安について直接の言及がなかったこともあって、
この麻生さんの発言を受けて、ドル円、クロス円は急伸していたのです。

が、しかし。

昨晩23:00くらいでしょうか。

「円の過度な動きに懸念を表明することがG7の目的だった」
G7各国は金融緩和の強化など日本のデフレ不況対策が
為替を目的としていないと認識していると麻生太郎財務相は発言したが、
これは全くの間違いで、誤解がある、、、、ってな報道が。

これでドル円相場、クロス円相場が急落、、、というか暴落。


これは匿名のG7高官の話だとして伝わってきたんですが、
誰よ、匿名の高官ってーーー。

フランス?ドイツ?

おかげで124.99円でロングしたユーロ円、
125.50円で切られちゃいました。
50銭は取れたのですが、、、、。

昨日の深夜にこういう本質ではないところで(匿名だなんて)
振らされた相場はいずれトレンドに回帰していくだろう、
と思ってユーロ円、ドル円をロングして寝たのですが、
起きてみても思うようにリバウンドが見られず、
チャート形状が良くなかったので、やめちゃいました。
あきらめが肝心だわ。
高値波乱ですので、いつ大き目の調整が入ってもおかしくない。
そういうリスクというか、恐怖も同時に併せもっておかないとね。

ということで、今は90円後半で買ったドル円ロングのみ。

でも今日こんなネタ拾った。

ドル93円前半、海外ファンド勢はG7声明を無視する構え
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91C02C20130213

トラップ?
ホントにそうなら黙って買うよね。。。?!

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2013年2月12日火曜日

どうも連休明けの今週はドル円の上昇一服を予想する向きが多かった印象。

理由としては

■リーマン急落前のドル円の高値124円から
昨年10月のドル円の戦後史上最安値75.56円をフィボナッチリトレースメントすると、
38.2%が94円台であること。
(94円台は先週の急伸で達成していますね)

■G20控えて円安への牽制があることを睨んでの見込んでのポジション調整の可能性。

■ドル円とサイクルをほぼ同じくして11月起点に上昇してきたユーロドル相場が
 これまでの調整局面では250PIPS程度の下落だったものが、今回は350PIPS程度の
 大幅下落となっており、チャート的に上昇トレンドの終焉の可能性を指摘した
 見方。

などなど、調整入りの予想の背景には、それぞれ納得させられるのですが、
連休明けの東京オープンから弱気材料を蹴散らして新高値を取りに行く
上昇スタート。何も無ければ調整長引きそうなイメージもあったのですが、
またしても、「要人発言」です。

先週から要人発言に相場が振り回されています。
先週週明けも調整大きくなりそうなムードだったのですが、

■5日(火)白川さん前倒し辞任を表明 で日経、ドル円の怒涛の上昇に。

ところが、

■7日(木)ドラギECB総裁の
「為替レートは成長と物価安定にとって重要。
上昇が続くかを見極める必要がある」と発言、
ユーロ高の進行に対する懸念の表明と捉えられユーロ急落。
これに連れてドル円、クロス円も下落。

おまけに

■8日(金)麻生財務相が「我々が意図しないくらいに~」
といった表現でこのところの急速な円安に言及したことで
日本当局のスタンスが変わったのでは?という見方も一部に出てきた。

これでさらに円高へ。
これまでのアベノミクス相場に深押しあるかも~なムードも。

ところがところが、連休中になんと海外から
支援発言が出て来ました。

■11日(火)1:00頃
ドイツ連銀:バイトマン総裁が
「ユーロは過大評価されていな。政治的に誘導された通貨安が
持続的な競争力の向上に通常つながらないことは、
過去の経験が示している」とユーロ高容認とも言える発言をし
ユーロが上昇。

さらに

■11日(火)米財務次官ブレーナード氏、
「日本の成長支援・デフレ脱却に向けた措置を支持」と発言。

これが効いたわね、昨日ダウは小幅安で取引終了しているのに
日経平均は200円を超える大幅上昇となりました。
勿論ドル円相場も94円台乗せ。

行くとこまで来ちゃった相場だと見れば、要人発言キッカケに
ドドドーッと崩れてもおかしくないですが、
意外に下では買いも旺盛な印象で、大きく崩れません。
むしろ、プラスの材料を見つければ、下落より大きな幅で
巻き返して上げちゃうという、やはり上昇トレンドは継続
しているんだなーという印象ですね。

昨日の夜に、ドル円、ユーロ円などクロス円が上昇する局面があって
そこでユーロ円を124.99円でエイヤッと飛び乗ったのですが、
気がかりは、今日は寄り付きが一番高い印象で、
その後は上昇幅を削る展開なこと。
125.50を割り込むようなら粘らず手仕舞っちゃおうと思っています。

今夜はオバマ大統領の一般教書演説。
(今夜じゃなくて明日13日お昼頃みたいなので訂正)
大統領が連邦議会両院の議員を対象に年初に行う演説ですが、
主要な政治的課題を説明する一種の施政方針を示す重要なものです。
「輸出倍増計画」を明確にしてからはドル安が進行したことを
考えると、中長期的には為替市場にも影響がある材料として
注目しておきたいとイベントだと思います。

http://jp.reuters.com/article/jpUSpolitics/idJPTYE91A01N20130211

今回オバマ大統領は、
景気刺激策を示し、インフラ、製造業、クリーンエネルギー、
教育分野への投資を提案する方針のようです。

新たな歳出増加となるんでしょうか。
クリーンエネルギー?シェールについてはどうなんだろう。

通貨政策への思惑が広がればそちらにブレる可能性も。
個人的にはドル高に振れる材料とされるんじゃないかなーと
ふわっと考えています。あ、ポジショントークね

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(笑)

2013年2月8日金曜日


まさかドラギ総裁の発言でこれほど動くとは想定外。

2月のECB定例理事会で、政策金利0.75%に据え置かれました。
これは予想通りで、
このこと自体は全く為替市場を動かすことはなかったのですが、
その後2230~のドラギ総裁の声明でユーロは急落しました。

どんな発言があったかというと、、、
「ユーロ高はユーロ圏への信認のあらわれである」
とユーロ高を肯定したかと思えば
「為替レートは成長と物価安定にとって重要。
上昇が続くかを見極める必要がある」との見方を示したことが
ユーロ高の進行に対する懸念の表れなんじゃないの?!
と受け止められたようです。

他にもこんな発言をしています…。
「インフレ率は向こう数カ月で2%を下回る見通し」
「ここ数カ月間でインフレ率は低下した」
「ユーロ圏の景気低迷は2013年初めも続く見通し」

ユーロ圏の景気の先行きに慎重な見方を示したってことも
ネガティヴに働いたんでしょうね。
もし、ユーロ高をけん制する狙いがあっての発言なら
見事に狙い通りの動きとなっているのですが、
ユーロはここがさらなる買い場なのか、それともちょっと風向きが
変わってしまったのか、まようところですね。

昨年までの相場の逆回転相場が継続するなら、押し目買いで
ポジション積み重ねていけばいいと思いますが、
ドラギマジックと呼ばれるドラギさんのスタンスに
逆らうべからずでしょうか?!

もうユーロ円なんかはもう一段安あっても不思議はないチャート。
ユーロだけではなく、ドル円も94.05円達成から上昇の勢いが
止まっています。日経平均もね。

白川総裁前倒し辞任で猛烈上昇となったものの、それが最後の
打ち上げ花火的に余計な上昇で、結局は節分天井だった、
というようなオチかもしれません。。。

でも、若干の日柄をかけての調整があってもその先は
再度ドル円95円、ユーロ円130円、日経平均1200015000円を
目指すトレンド再開となるでしょうから、
多少の調整があってもビビらず買いで行けばいいと思うんですけれどね。
ただ、126.34円 125.60円で買ったユーロ円は
ドラギ発言で一気に利益が吹っ飛びました。
ユーロをECB理事会の日に保有していたという戦略ミスかな。

どちらのポジションも126円どころでカットされました。
損切と利食いで儲けはほぼなし、損失もなし、って結果です。
ユーロ円のボラティリティが高いので、やはり下がったとこを
買わないと難しい相場ですね。ドル円のほうが安全でした。

もう一段安があるかないかを見極めてから入ると買い遅れそうですが。
週末ということもあって、新規ポジションは作らず様子見。

ドル円90.91円ロングは黙って持っておきます。

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2013年2月7日木曜日


今日7日の東京市場で
2年物国債利回りは0.030%まで低下しました。
これは2002年9月以来の水準だそうです。

このままいくと「マイナス金利」になる可能性も?!

国債利回りの低下が
今後の円安要因になってくる可能性が指摘されています。

日銀の当座預金口座に民間銀行が積む準備預金の
超過分に適用される付利は0.1%。
現状の2年物国債利回りはこれを大きく下回っています。
これは前回、前々回の日銀の金融政策決定会合の時に、
一部に導入が期待された「付利撤廃」の見方が
金融市場で強まっていることが背景にあるのだそう。

付利というのは
金融機関が日銀の当座預金に預けておかねばならない法定準備預金を超えて
預けている預金に日銀が支払っている金利のことです。
「超過準備への付利」と呼んでいます。

何故、当座預金の超過分のお金に0.1%もの金利を支払っているのか、というと、
付利があるおかげで銀行間市場に余裕ができて、不測の事態の時に
金融機関が即座に資金調達が可能になっているということのようです。
付利がなければ銀行間取引市場は縮小して、
市場機能が低下するとされているみたい。

ではなぜ今、付利撤廃が日銀に期待されているかというと、
撤廃することで短期金利が低下するため、他国との金利差が生じることで
為替相場を円安方向に後押しする効果が期待されるから。
あるいは、民間銀行は付利がなくなることで準備預金に資金を置いたままにせずに、
企業や家計に向けた貸出を増やすという効果があるのではないか、
という期待もあるようです。

本当にそういう効果があるでしょうか。
弊害はないのでしょうか・・・。

リスクを指摘する向きは、たしかに準備預金に資金を置いていてもゼロ金利なら
それならばそもそも日銀から借入するのをやてしまおう、
という動きが生じるのではないか、、と分析しています。
国債の買いオペに応じて資金を得ようとはしなくなるということです。
いわゆる「札割れ」現象ですが、これ、実はこのところ頻繁に起こっているのです。
黙っていても0.1%金利がついて利益が得られる運用先がなくなってしまうから
ということですね。
昨日、日銀の佐藤健裕審議委員は
「仮に付利を廃止すると、日銀が資産買い入れのオペのオファーをしても
金融機関がオペに応じなくなり、基金の積み上げが難しくなる可能性がある」
と述べています。。。

この付利撤廃、昨年11月の決定会合で一部審議委員から意見が出たことで
注目されたのですが12月会合で石田浩二審議委員が提案したものの
否決されているのですが、昨日、白川方明総裁が前倒し辞任を表明したことで
退任後の新総裁の下でより大胆な金融緩和が行われるとの見方・・・・
つまり、付利撤廃にも踏み込むのではないか、という思惑が広がって、
短期金利が低下しているということですね。

マイナス金利になっちゃう可能性も・・・?
となると、緩和の打ち止め感が出ているアメリカや欧州との金利差が
拡大していくでしょうから、さらなる円安が進行するかもしれない、
というわけです。

今日はフォレックスラジオが始まる前にユーロ円を拾ってみました。
126.34円でロングしています。
125.60円ロングは継続中。
ドル円ロングも継続保有しています。

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2013年2月6日水曜日


やはり白川さん前倒し辞任の報を材料にしているんでしょうか。
今日の日経平均は300円超の上げ幅です。
白川さん辞任報道は昨日夕刻でしたから、昨日の東京市場は
これを織り込んでいなかったんですよね。昨日は200円強の下落でした。
しかし、昨日の下落を帳消しにして尚上がっている・・・。

東京市場が織り込んでいなかった分、明日の日経平均は上がるだろうと
昨日の夜に株365で日経平均を買い増ししました。
このまま14000~15000円くらい行きそうです。
下がっても、そこは買い場になるんだから、いつ買ってもいいや。
って気分です。資金管理さえちゃんとしておけばいい。

これはドル円も同じですね。
ほんと深押ししないで上がってしまいます。

今日既に1ドル93.90円近辺まで上昇しているので
この勢いだと95円達成しないととりあえず終われない感じ。
それももう今週にでも、という流れでしょう。
95円達成後は流石に2~3円調整あるかもしれませんが、
それでも、この相場が終わってしまうというような
下落にはならないでしょうから、買ってじっと持っているのが
正解でしょう。その後はきっと100円を目指すからです(多分)

大倉さんが昨年から指摘している円安ロケット第3弾が
日銀総裁人事でしたが、これが既に始まっているのですね。
リフレ派が新総裁になるでしょう、ということを
既に折込始めているのですが、まさか
「白川さん前倒し辞任」が
材料でコレほど上がるとは思いませんでした。

だって、わずか1ヶ月ほどしか違わないんでしょ。。。
任期を待たずに辞するということは確かに驚きですけれど、
だからといってそれほどマーケットが喜ぶような違いは
無いはず。せいぜい4月の日銀では新体制で思い切ったことが
できるというだけのことで、その時期が早まったってことくらい。
あ、だから先に先に織り込もうという動きなのか。
すごいなー・・・
市場を見ていると、とにかく先読み先読みが大事なんだ、
ってことを思い知らされます。

その市場よりも更に先を行っているのが大倉キャプテンなのですよ。
本当にその千里眼的ディーラー目線は尊敬します。
この相場、去年から指摘していたんですもの。
円安加速第3弾は日銀総裁人事。買って持ってろ!!って
繰り返しセミナーでもアドバイスされ続けています。

今週はECB理事会。
利下げはないとの見方が大勢。

ECB関係者が「ユーロは金融政策の行動を促すほど高い水準にはない」と
発言したという報道が出て、ユーロも更に買われています。

格付け会社フィッチがオランダの格付け「AAA」の見通しを
「安定的」から「ネガティブ」に引き下げたのですが、
市場はあまりこれを材料視していません。

とにかく今は「買いたい相場」なのでしょう。
ネガティブ材料は手仕舞いのキッカケくらいにしかなっていません。

ユーロの巻き返しと円売りが今一番HOTなテーマだとするなら
ユーロ円の上昇が一番期待できる。。。という発想で
昨日、ユーロが急伸したところを途中飛び乗っています。
ユーロ円125.60円ロング。
130円ターゲットで保持予定。

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2013年2月5日火曜日


日経平均株価は6営業日ぶりに反落。結構な下落になりました。
21343銭安の1104692銭(1.90%)とな。

昨晩の米国株、ダウも弱かったですし、ドル円、クロス円なども
調整していましたので、こうなることは明白でしたが、
その引き金を引いたのは欧州でした。

スペイン10年債利回りは昨晩12月半ば以来の高水準となる5.45%をつけました。
イタリア10年債も15bp上昇の4.48%

スペインでは、ラホイ首相率いる与党国民党が不正献金を受け取り、
その資金が首相や党幹部に流れていたとの疑いが浮上、首相の辞任を求める声が上がっています。
スペインの失業率26%台緊縮財政を進めてきた政権与党の不祥事で
国民の緊縮財政への反発が懸念される事態に陥っています

また、今月24、25両日に実施されるイタリア総選挙ですが、
納税者への現金払い戻しなどを掲げるベルルスコーニ元首相が率いる
中道右派連合の支持率が回復していることがよくないのだとか。
ベルルスコーニ氏首相に返り咲けば、モンティ首相が実施した
保守的な財政政策を撤回することを公約している
ことが
懸念されているようです

政局・・・ですね。
長引くとは思えません。
好調続くマーケットに利食いのきっかけを提供したことには
違いありませんが、これが決定的な材料となっての崩落を
期待すると痛い目にあいそう。

だって、今日夕刻(5日火曜1800頃)ユーロ急反騰していますもの。

材料はなんでしょうねぇ。
スペイン非製造業PMI2011年6月以来の高水準だったこと?!
結果47.0 (前回:44.3 予想:44.1)

スペインのPMIねぇ、これまでウォッチしたことなかったけどなぁ。
 
そして先ほどこんなニュースも

日銀の白川方明総裁は5日夕、日銀副総裁の任期が満了する3月19日に総裁を辞任する意向を表明した。安倍晋三首相と首相官邸で会談後、記者団に語った。4月8日の任期切れを待たず、前倒しで辞任するものだ。2人の副総裁の任期と合わせる。

ユーロだけではなく、ドル円、クロス円でも同じタイミングから
円安急激に進行しているのよ。
だから、こっちのニュースに反応しているのかもしれません。

激しい動きだな@

しかし、もう少し深い押し目がほしかった。押し目浅いなぁ。
買い足してないじゃない。もう~

でも、昨日の下落であわててロングを落とさず正解かな。
ドル円ロングは継続。もっと下がることがあれば追随買い。

それと今日はオーストラリア準備銀行政策金利を3.00%に据え置き発表。
これは市場の予想通りの結果ですが、一部利下げを予想する向きもあり、
発表直後に1.0452-57米ドルまで豪ドルは買われたのですが、
しかし声明で「現時点のインフレ見通しに基づくと一段の金融緩和の余地ある」
などとされたことが伝わると一転売りが優勢となりました。
豪ドルも、夕刻からのドル円93円台回復の上昇に合わせて上昇中。


週明け月曜日(2月4日)ドル円相場は夕方18時台に1ドル93円台に乗せました。
東京円建て先物金価格も1g5000円の大台乗せ。

おおー雇用統計後の安値が最後の買い場?!と喜んだのも束の間。
食事会を終えて帰宅してみれば、相場は行って来いで
93円台は短命に終わっています。

どうせ上がるんだからとドンと構えてりゃいいのですが。
節分天井とは言ったもので、一旦この相場の高値を見た可能性も。
いよいよ相応の調整があるかな、という気もします。

というのも、ダウ平均も14000ドルの大台乗せで一旦達成感がある感じ。
今夜は12月米製造業新規受注を材料に下落しています。

もし、14000ドルが一旦の目標達成で相応の調整があると考えるなら
黄金分割で11月16日の安値12450ドルから14020ドルの38.2%押しが
だいたい13430ドルくらい(ざっくりです)
500ドルくらいの調整があるかも、って教科書的には計算できます。

同じようにドル円相場も
11月の安値からの今回のトレンド93円台の高値をとって黄金分割すると
38.2%は87.80円くらいまでの調整があるかも~なんて見方もできます。
今年1月の窓開けスタートからの上昇だけをとって計算すると
90.25円くらいかな。90円手前までの調整ってことになる。

これはあくまで「節分天井」であった場合の
教科書的な綺麗な調整があったと仮定した際の目安ですので
ここまで下がる、というものではないのですが、
可能性はある、ということで、フィボナッチラインは引いておいてます。
(黄金分割とフィボナッチは同じ意味です)

だからといってポジション変えたりはしませんけれどね。
90円台後半で買ったドル円ロングは継続。
下がらないで再上昇する可能性だってあるんだもの。
下がったらまた買い足すまでよね?!

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2013年2月2日土曜日


木曜夜のFOREXRADIOゲストに大倉キャプテン。

「ひろこちゃん、買い遅れているみたいだけれど、こういう相場は
目を瞑って買ってみなさい。下がったらまた買えばいいんだから」

というアドバイスを受けて、なんだかスッと覚悟が決まって
(それまではこんな高いとこじゃ買えない、下がったら買うんだと思ってた)

「はい。今買います。」

と番組が始まる前に、90.91円でドル円をその場でポンと買ったのですが、
そこからドル円相場はぐいぐい上昇して結果92円台でしょ。
大倉キャプテンのお言葉に背中を押されて買って、一日にして
120ポイント抜けです。それだけスゴイ相場だともいえますが、
ここで、黙って買えとアドバイスできるキャプテンも凄い。

そこから私も本当に目が覚めたみたいで。

今夜の雇用統計だって全然怖くない。
え?ちょっとくらい悪い数字がでて下がったってそこは買うとこでしょ。
ってな気分できましたので、今夜もしっかり番組Dと飲んでましたよ。

帰宅したら雇用統計受けてちょっと下がっているじゃない。
すかさずユーロ円を125.20で拾っておきました。

勿論、これだけ上がった相場です。
急落のリスクだってありますし、それも怖くないと言ったらウソになりますが、
だからといってこのトレンドが大転換するようなことはない。
そう悟ってしまったような気分なんですよ。。。
なんだろう、この感じは。

定期預金崩してでもこの相場乗らなきゃダメだな。
今、そんな気分なんですよ。
だからドル円90.91円ロング、そして今夜作ったユーロ円125.20ロング、
日経平均の1万900円台のロング、プラチナのロングなどは中長期で保有の意向。

今夜の1月米国の雇用統計。
NFPは+15.7万人と市場予想+16.5万人弱く
失業率は7.9%と市場予想7.8%より弱かったことで
92.20円付近から91.789円まで値を下げました。
ユーロ円の安値は124.83円(125.20で買ったので少し買い遅れましたが・・・)

その後発表されたISM1月製造業景気指数が53.1と、12月の50.2から上昇したことも
その後のリバースにつながっている模様です。市場予想は50.6、これも上回っています。

2月にはいり、今夜のこの動きで新たな月足チャートが生まれているわけですが、
2月の月足ローソク足も、ロケットスタートの陽線となるか?
ドル円の月足チャートをみるとしっかりと雲の中に食い込んで陽線を描きつつあります。
のこ厚い雲に阻まれて反落する可能性も懸念されていましたが、どうやらこの雲を
突きぬける強さのある尋常じゃない相場が始まっているようですね。

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