2010年8月31日火曜日

白川日銀総裁が、予定を繰り上げて急遽帰国。
日銀は今日緊急で追加金融緩和策を発表しましたが、
典型的な知ったら終いの相場になってしまいました。
先週末、金曜のNY時間には
「月曜30日にも臨時会合で追加緩和の可能性」というニュースが流れ、
ドル円は今日の発表直前まで期待から
大きく買い戻しが入っていたのですが、、、。
一時85.91円の高値を付けるところまでの円安水準まで。

市場の期待は日経平均の大幅高をみても明らかでしたが、
お昼にその内容が伝わると上げ幅を縮小。
ドル円は一転して円高に走り始めます。
日経平均はそれでもプラスで終わっているので、
政府の経済対策への期待が支えになっているようですね。

結局はその内容が「市場の予想範囲を出なかった」ということに尽きるようです。

①無担保コール翌日物金利の誘導目標を0.10%のまま据え置く
②「新型オペ」の期間を現行の3カ月から6カ月に延長
③その供給額を現行の20兆円程度から30兆円程度に引き上げ

86円近くまでの円安という期待で市場が織り込んでいた満額回答は
「新型オペの総額を30兆円に増額し、期間も6ヶ月に延長」というもの
だったようですが、実際は「これまでの新型オペはそのままで、
追加のオペを6ヶ月間で10兆円追加」という内容で
期待の下限に近いという失望もあったものと思われますが、
加えて、これが全会一致で決められたのではなく、
須田委員が「追加の金融緩和策に反対」したことも伝わると、
さらに円高が進行したように思います。

今のところ、市場は完全に期待を削がれ、
更なる円高を覚悟し始めたかに見えますが、
一方で、昨年ドバイショック後の混乱で
日銀が新型オペの導入を発表した12月の時も
直後の日本勢の評価は思わしくなかったものの、
これを素直に評価した海外勢らの日本株買いで
日経平均は大きくリバウンドし、9300円台から4月の年初来高値
1万1408円まで22%上昇となったことを指摘する向きもあります。
(ただし、08年のリーマンショック以降、海外勢は日本株を
約6.6兆円も売り越していたことため、その買い戻しに過ぎないとの見方も。
現状ではそれほど海外勢の売りが溜まっているわけではない)

ただ、T&Cの荻野金男さんがYMTVでも何度か解説下さいましたが、
外国人勢は「日銀」に(というより各国の中央銀行に対して)敬意を払っており、
その政策を素直に評価する傾向が強いということですので、
今日の動きを以てして、さらなる円高がどこまでいくか分からないというような
底なし沼への失望に繋がるものと判断するのは、早い気がします。
ジワジワと評価されてくるかもしれないです。。。
株価が支えられればドル円も戻りやすくなるでしょうし。
ということで、ここからのドル円クロス円売りは慎重に。

・・・でも、噂で買って事実で売り。
この格言通りの典型的な動きとなった今日はクロス円が良く下げました。
日銀の発表後にファンドがクロス円を売ってきたとの情報もありますが、
素直に失望売りに乗れば良かった・・・。
といいますか、私はユーロドルショートを持っていたので
あまりいろいろやらない方がいいかと思ってみていました。
ユーロドルSより圧倒的にクロス円Sのほうがパフォーマンスが良かったなぁ。

金曜にブログを更新した際にはバーナンキ氏の発言に
追加緩和に踏み込んだ内容が確認できなかったのですが、
時間をおいて確認してみたら、「手段はまだ多数残されている」と、
必要ならば追加での緩和策を行う意向が示されいたことが判明。
これで、ダウは大きく買い戻されました。ドル円、クロス円の上昇も
日銀会合のネタだけではなくて、バーナンキ発言も下支えとなったのかな。

しかしながら今夜のダウは冴えない動き。
まだまだリスクオンというムードには程遠いようですが、
しかし、日米ともに緩和策へのカードが切られたということを考慮すると
今囁かれ始めた2番底の懸念は後退し、
キッカケさえあれば、底打ち反転上昇、という相場に
あっという間に変わるんじゃないか、と思っています。

そのキッカケってなんぞや?!
今週の雇用統計とか・・・かなぁ。そこまでは今夜は考えが及びません。
予想以上に悪い数字となり、
本格的な量的緩和に期待が高まって意外に買われるとか?!
いろいろと思うところはありますが、ユーロドルはこのままSで様子を見ます。
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ロイターにFRBが一層の緩和に踏み切るとしたら、どんな可能性があるか、
って記事が掲載されていました。少し割愛しましたが、
メモとして引用させていただきます。

<一段の資産買い入れ>  FRBはMBSの一段の買い入れを行う可能性がある。もしくは、MBSの保有高がすでに大規模になっていることを考えると、長期の米国債買い入れを強化することもありうる。  国債の買い入れ拡大は、巨額の財政赤字と債務をファイナンスするために単に紙幣を刷っているだけではないか、との疑問を持たれかねない。そうなればドルの信認が低下、金利が上昇する可能性が。
   
<異例の低金利を長期間維持することへのコミットを強める> FRBは2009年3月からFOMC声明でFF金利を「長期間」「異例に低水準」とすることが正当化される可能性が高いと引き続き予想する、との文言を入れている。その前提となる経済状況は、高い失業率、抑制されたインフレ基調、安定的なインフレ期待、と定義されているが、この定義を手直しし、「景気回復が始まっても低金利を維持するとの姿勢」を表明することで、市場に強い保証を与えることができる。

<超過準備に支払う金利の引き下げ>  民間の銀行がFRBに預け入れる準備預金のうち、所要額を超えて預けている超過準備に対して、FRBは現在0.25%の金利を支払っている。FRBは、銀行の貸し出し拡大を目的に、この金利を引き下げるという選択肢もある。
 
<新たな貸し出しファシリティーの創設>  商業用不動産など、特定のセクターへの信用拡大に向けて、FRBには新たな貸し出しファシリティーを創設する、という手段がある。  FRBが銀行以外のセクターに貸し出しを行うには、危機的な状況が存在することを国民に納得させる必要があるだろう。2007─2009年の金融危機で同様の措置をとった際、強い批判を受けた経緯があることから、FRBは実行にためらいを感じるかもしれない。  

2010年8月28日土曜日

昨日は荒木町の羅無櫓で焼酎を飲み

したたかに酔ってブログが書けず…。
ブログを休む日は
たいてい飲んじゃった夜です(+д+)
今週は毎日が暑気払いでちょっとバテ気味(笑)

今夜は今夜で大倉さんとだいまんさんと弟子3号くんとJINROのキュウリ割りを飲んでました。
暑いのにタコチゲ鍋なんか食べたりして。
最後に乾麺を入れていただくのですが、そのジャンク感がまた良かったりするものですねぇ。
今日のYMTVデスマッチではだいまんさんが月足でのモメンタムなどを見ながら
9月10月の為替市場を分析下さいましたが、ユーロがどの通貨ペアでみても弱いの。
ユーロドルのロングを保有している私は、分析を聞きながらだんだん無口に・・・?!
MCなのに無口になったら駄目よね(笑)ちょっと気が気じゃなくなったりして。

大倉さんからはこの円高、株安、デフレ対策に当局がどう動くかというポイントなどを
伺いましたが、今日の菅さんの発言はこれまでの大臣らのドタバタ劇とは
一線を画すスタンスの変化が見られたとお話いただきました。
現在訪米中の白川日銀総裁が帰国する来週がヤマ場となるやもしれません。

詳しくはYMTVデスマッチオンデマンド放送で。

さて、今週は週明けに白川総裁と菅さんが会談を持つことで円高対策を
してくれるものと期待したマーケットが、電話会談となったことで失望、
ドル円相場が83円台に突っ込むというところからのスタートとなりましたが、
その月曜の83円台が円の最高値となり、
その後どんなに当局要人が期待外れの不甲斐ないコメントを繰り返しても
結局週が終わってみれば85円台にまで戻して来るという
裏をかかれるような動きとなりました。

流石に連日のようにメディアが円高で大騒ぎでしたし、
マーケットも催促相場の様相などと繰り返して解説されましたので、
85円以下の水準をさらに円買いするようなリスクを取る向きは出てこなかった
ということでしょうね。むしろショートカバーの動きが週末にかけて広がってきたと
言う感じ。アメリカのGDPが予想よりはマシだったとか、23時のバーナンキ議長証言が
「FRBは現時点で一段の措置に向けた特定の基準やトリガーで合意していない」と
追加緩和策が出るかもという予想に反した内容だったとか、
いろいろ材料はあるのですが、
ドル円85円台回復とダウ急上昇、クロス円急伸といった流れで
このままNY時間は終わりそうですね。

ユーロドルとポンドドルなんかも、ニュースに乱高下となりましたが、全てを織り込んだ結果急騰。ユーロドルは1.2777近辺まで上がりましたので今週温めてきたユーロドルのロングを1.2758ドルで手仕舞うことに成功しました。
そして1.2770ドルで今度はユーロドル売りに転じました。
理由は月足モメンタムチャートを見てしまったこと、ユーロポンドも然り、テクニカルサインはとても弱い。そして、今日のバーナンキ議長の発言に追加緩和の言及が見られなかったことで
一時的には私のようにドル安期待でポジションメイクしていた向きが手仕舞ってくるものと考えたからです。
今のところ蝶のように舞い蜂のように刺すってな感じで上手く行ってますね。
なーんて調子に乗ってるとロクなことはないのですが、、、。

ただし、ドル円の今の円安だってどこまで行けるものだか、
まだまだ大底形成の加熱感はないですし、来週以降、
当局への期待がまたしても裏切られたりなんかした時のリスクもある。
大きなトレンド転換点はこれから訪れるものと考えて
ポジションは短期で回すほうが良さそうです。

では皆様よい週末を。
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2010年8月26日木曜日

今日は経団連まで参加してのドタバタ劇。

野田財務大臣が昨日に引き続きまたしても
意味のない会見を行ったのには驚きを隠せないでおりますが、
今日は菅さんが介入って言葉を使ったの使わないので報道が錯綜。

今日夕方、日本経団連の米倉会長が
「管首相が介入も含めて対応考えたいと発言した」とコメントして
若干円安が進行したのですが、
その後、岡村日商会頭が
「介入考えているとの首相発言、私は聞いていない」とコメント。
官邸筋も「懇談で為替介入という言葉は使っていない」と表明。
管首相も「会談にて介入についてコメントしていない」と発言するなど、
米倉経団連会長の脇の甘いコメントに端を発して
「菅さんは介入については触れなかった」という
今の市場にとってはネガティブなネタを繰り返し報道されるという
まるでコントみたいな事態に。
そこ、今クローズアップするとこじゃないでしょ。。。
ってなわけで結局また円高に。
なにやってんのかな。ここまで来ると面白いな。

今日の日経新聞の一面は
「日銀 追加緩和策を検討」
まあ、ここまで来たら当局のアクションがないと
株安も円高も歯止めがかけられないでしょう。
完全な催促相場入りしちゃってますものね。

でも、この円高の要因、比較的安全と見られている円に資金が集中というのが
中国が外貨準備でドカドカ日本国債を購入していることによる
円高という側面も強いとお話しくださいました。
だとすると、当局がなんらかの措置をとったとしても
催促相場としての極端な円高進行に歯止めがかけられても
大きく円安に向かうことは難しい状況なのかもしれませんね・・・・。

さて、大変なのは日本だけではなくてアメリカもひどいことになってます。
とうとうダウは1万ドル割れ。(今急反騰していますが・・・・)

■昨日発表された米7月中古住宅販売件数は年率換算383万戸と
事前予想の465万戸を、そして先月の526万戸を大きく下回り、
過去最低の水準を記録。
中古住宅価格は前月比▲0.2%の18.2万ドル
中古住宅在庫は2.5%増加して398万戸となり、
販売に対する在庫比率は12.5カ月分にまで急上昇。
凄まじい悪化に昨晩は一気にドル安進行となりました。
減税措置が4月に終了しているのですが、この影響が数字に現れたってことですね。
販売が不振なのは仕方がないとしても在庫が増加しているのは
差し押さえ物件等が増加しているということのようです。ひえー。
住宅価格も↓ですし、これ、資産デフレ・・・・

■そして今夜の7月新築住宅販売件数は27.6万件と、
事前予想33万件を下回り過去最低の数字。
販売件数は全地区で減少。
平均価格・中央価格も共に低下。

耐久財受注も悪い結果に終わってます。

となると、9月21日のFOMCでは追加緩和策が検討されるものと予想されますよね?
つまりドル安になるとみていいんじゃないの?!
と考えて昨日の夜中にユーロドルを買ったんです。
このところのユーロの調整はちょうど半値押し達成の水準まで到達。
ドル高傾向にあったこれまでのトレンドが転換するのではないかという
予測を立てたわけですが、そう簡単には行かないものですね。
ずるずると下げて行って来いみたいな形に。。。。

それでも再度今日17:00に発表された独のIFO景気動向が
予想の105.7を上回る106.7と2007年6月以来の高水準という好結果!!
ドイツの第2四半期のGDPは前期比で+2.2%と、過去20年で最大の伸びを記録!
再び大きく買われる局面も到来したのですが
今日格付け機関のS&Pがアイルランドの長期ソブリン格付けを
「AA」→「AA-」に引下げ!
なんでこのタイミングに。プー。

ということで昨日からユーロドル方向感なくギッコンバッタン。
昨日私がポジションを立てたのは1.2677ドル。
このレンジの上のほうで買っちゃったんです。早まった・・・・。
昨日の時点ではポンドドルS手仕舞った後ポンドドルのロングを
模索していたのですが、突発的にユーロドルのロングを作ったのが間違いの元?!
米指標の悪化、欧州指標の好調、これ、ドル売り再開とみていいと
思うんだけどな。それがそう簡単にいかないのが為替の面白いところですね。

おっと、またダウが1万ドルを割り込んできました。
金は1240ドル台に乗せる上昇です。
明日の日経平均株価がダウに連れるのかと思うと憂鬱ですが、
さて、政府、日銀からはなにか出てくるでしょうか・・・・。

ユーロドルロングはもうちょっと耐えて保有します。
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2010年8月24日火曜日

年末に今年を振り返った時に
今日8月24日が大底として語られるでしょうか?
いや、まだ止まっちゃいないわね。
日本の当局が何らかの具体策を発表しないことには
この催促相場にケリがつかないのだと思います。

NHKのニュース速報でもドル円1ドル83円台へとテロップが出ました。
今日の円高の犯人は野田財務大臣だと言う書き込みがTwitter上に
溢れておりましたが、何も言うことがないなら記者会見なんて
やらなければ良かったのに。というのがマーケット関係者の声。
緊急会見があるという情報が走っただけで期待するものです。
何か出るのか?!
それが新味に欠くコメントしかなくて失望…・。

なんだかね、このところの政府要人の発言のだらしなさを見ていると、
これ、官僚がきちんとケアしてくれていないんじゃないかと思うの。
民主党政権を・・・・・・・。
という意図からの容認された円高株安なんじゃないかと。
つまり彼らの保身のための不景気誘導。
(勿論、そもそもの円高の原因は他にあるのですが、
それを阻止しないのは策略)あ、またまた陰謀論(笑)
あまりのことについつい穿った見方をしてしまいます。
こんなに日本当局がダメだなんてどうも受け入れ難いでしょ・・・。

ともかくどんな理由であれ、ドル円83円台、ユーロ円105円台まで
落ちてきて典型的な催促相場となってしまっている今、
何もなくて反転するとは考えにくく、当局からのアクション待ちとなっています。
しかし代表選を控えて政局ばかりに目が向いている現状において
具体策を話し合った様子はなく、具体策を発表するにも少しばかりの時間が必要でしょう。
となると、今夜、そして明日はさらなる円高進行を覚悟しなくてはならないと思います。
歴史的円高局面の79円台ってのも大袈裟ではなくなってきました。

そういえば明日は満月。
そういえば今は水星の逆行中。

となると、この辺りで一旦大きく反転してもおかしくないのかも。
80円割れってのは、一度戻って皆が油断した頃にあるのかも。
という気がしないでもないので、ここからツッコミ売りはできません。
かといって、買う局面ではないし。
ドル円は様子見かな。

ポンドドルショートは今日1.54008ドルで手じまいました。
本当はもう少し下を見ていたのですが、帰宅したら走った後で
戻りにトライしていたので咄嗟に利食ってしまった。
利を伸ばすってのは難しいです・・・。
ストレート通貨についてはそろそろドル売りの機会を捜すところに
来ていると思うのですが、途転買いの勇気はありません。
というわけで一旦ノーポジションとして、この円高の行末を
見極めたいと思います。

この後23時の中古住宅指標ではもう一波乱の予感。

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2010年8月23日月曜日

オーストラリアドルのギャップダウンからスタートした今週は
大荒れとなりそうな予感が致しましたが、
意外とドル円は踏ん張りをきかせているようです。

オーストラリアで21日土曜に実施された、上下両院選挙では、
ギラード首相率いる与党・労働党とアボット自由党党首率いる野党・保守連合の
どちらも過半数の達することが出来ず、ハングパーラメントと呼ばれる
宙ぶらりん議会となることがほぼ確実とのことで、オージードルは
大きく窓をあけて下落して始まりました。

しかしオージードルはその窓を全部埋める上昇!
結果的には寄り付きが絶好の買い場となりました。
こんな始まりだと、オージーに連れてドル円なんかも崩れるんじゃないか、
なんて連想が働きますが、そんなこともなく。
資源国通貨はやっぱり強いね、って結果ですか・・・。

先週末には菅総理と白川総裁の会談があるとかないとか大騒ぎしましたが、
結局今朝9時からの、15分間の電話会談という形で話し合いがもたれたようです。
電話ですか。そうですか。
しかもたったの15分。この時間じゃ具体的な政策が話し合われるわけもなく、
挨拶程度でしょうね。注意深く監視しようとか、そんな他愛のない程度の。

実際、介入の話は一切出なかったとの発言が出て、じゃあ、ちゃんとこの円高と
デフレ対策に時間を割いて話し合われるのはいつになるの?!と
呆れたマーケットが激しく円高に行くのか・・・・と思えばそうでもなく。
グダグダな当局の動向にも崩れなかったのには少し意外な気がしますね。
なんだかんだでまだ85円台を守っています。

85円から下を新規で売り込む筋がいないということなんでしょうか。
実際に何も出ていなくても、政府と日銀が対話の機会を持とうとしているということが
一応の抑止力になっているのかもしれません。突発的になにか出ないとも
限りませんし、ここでリスクを取る必要もないってことですね。

しかし、為替に関して日本のいろんな要人が発言しすぎ。
■菅総理
・今後(追加の経済対策について)経済界や労働界、党からも意見を聞く
・その中で、経済対策の基本的考え方の検討をお願いする
・これまでも日銀総裁といろんな形で意思疎通してきた
・今回も電話でいろんな意見交換をした
■仙谷官房長官
・市場が極端な反応をするときには敢然と戦う必要
・介入の話は全く出ていない
■野田佳彦財務相
・菅首相と白川日銀総裁の会談について『何も聞いていない』と発言
・会談を受けて「内容についてはコメントしない」
・「追加経済対策の話は一切していない」
■日銀筋の話
「菅首相は白川日銀総裁に金融政策について何らかの要請といったことはない」
■福山哲郎官房副長官
「菅首相は経済・円高対策を党と連携してやっていくと発言」
■枝野民主党幹事長
「円高対策、内閣でも党政調でも相当詰めてもらっているところ」
■峰崎直樹財務副大臣
「追加経済対策について財務省内でそれほど進んでいない」

一致した内容であるならまだいいのですが。。。
市場がネガティブに判断するような内容の発言ならしないほうがいいんじゃないかな、
なんて思いますよね。記者に聞かれるから答えるんでしょうけれど。
今週はこの円高がどこで止まるのか、当局の姿勢が問われる週となるかと思います。

さてポン様。
簡単には勝たせてもらえませんねー。
まだポンドドルショートキープしていますが、
何度もコストまでもどってきてしまいます。今日の上昇はなんなのでしょうか?
イギリス企業の買収の話がいくつか出ている模様で
これらが影響しているのかもしれません。

英金融最大手HSBCが南アフリカで第4位の銀行、
ネッドバンク・グループの経営権取得に向けた単独交渉に入ったとの報。
さらに世界第2位のビールメーカーであるSABミラーが
豪フォスターズ・グループのビール事業を約70億ポンドで買収する案を検討との報。
これはイギリス側が他国企業を買うって話ですが、一方で
米食品大手キャンベル・スープが、英ユナイテッド・ビスケッツのビスケット事業の
買収を検討中との報道もあって、それぞれの規模も分からなければ
どういうフローで行われるのかも分からないため、これを材料に売買するってのは
難しいと思いますが、、、、。

こうしたニュースでポンドが買われるのか売られるのか総合的に判断するのは
無理なのでシンプルにテクニカルでトレンドを見ていればいいかと思います。
しかし、上へ下へと髭の多いチャートですよね、ポンドドル。
トレンドは下でいいと思っていますが、値幅がなかなか取れません(笑)

膠着気味のドル円やポンドドルよりも面白くなりそうなのはユーロ円
比較的強いサポートに見える108円割りそう!!
ユーロドルもポンドドルよりはきっちり下げてくれていて、
ドル円に気を取られているとユーロがズルッといっちゃうかもしれません。

・・・あれもこれもポジションを持つと失敗するので
注意深く監視するだけにしておきます(笑)

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2010年8月21日土曜日

何でも期待を前へ前へ織り込んでしまうマーケット。
懲りずに今日も「日銀の臨時金融政策決定会合が行われるのでは」との憶測で
円高圧力にも抵抗を見せたドル円相場ですが、
ユーロドルやポンドドルといったストレート通貨でドカンとドル買いが来て、
しぶしぶドル円でもドル買いが来ている模様。

この「しぶしぶ」って表現はTwitterの
キャプテン大倉とゆかいな仲間たちの弟子3号さんの
表現をお借りしました(笑)
http://twitter.com/t_okura

ユーロドルが崩れましたね。
宇田川さんのフラクタルではユーロドルもポンドドルも
売りサインのまま、という先週のセミナーを見ていれば
やっぱり。というか、やっと来たかという感じですが、
お陰様で小売売上高の結果を受けた暴騰の憂き目にあった
私のポンドドルショートも見事救出され、今は大きく利が乗っています。
まだまだ下を狙うわよー!

ユーロドルが崩れた要因として挙げられているのは
独連銀のウェーバー総裁が「ECBによる無制限の資金供給は
年末以降も継続する事が妥当」と発言したことや
独国債10年物利回りが過去最低水準を記録したことなどですが、
結果ドル高となるなら日本当局としてはありがたいことかも。
今は、市場の関心がアメリカの景気、金融政策に移っていますが、
いつまた欧州に矛先が帰るか分かりません。いや、すでにそういう兆候が
出てきたのかな、それは今日の動きに象徴されているのかもしれません。

それよりも何よりも、今、私が一番びっくりしているのは
菅・白川会談の日程について仙石官房長官が『具体的なことは知らない』と発言したり、
野田財務大臣が『来週あるのかどうか知らない』と発言したりしたってこと。
知らないの?!知らなくても知らないなんて言わない方がいいんじゃないの?

さ・ら・に!!

時事通信のこのニュース。
「菅首相と白川総裁、会談先送りの方向」

えっ?!やらないの?

(このニュースも弟子3号さんのつぶやきで知りました)

政府・日銀は20日、菅直人首相と白川方明総裁の定期的な意見交換の一環として検討していた週明けの会談を、先送りする方向で調整に入った。代わりに電話協議を行う案が浮上している。両者は23日にも会談する方向だったが、金融市場ではこれに合わせて政府が日銀に円高に対応する追加的金融緩和を迫るとの見方が広がった。会談先送りの検討は、独立性を持つ日銀の金融政策に政府が介入するような印象を避けるためとみられる。(2010/08/20-23:00)

いやー来週は大荒れの予感。
今日から水星も逆行を始めましたし。手始めにユーロの下落・・・?
一層の円高を覚悟したほうが良さそうです。

でもナゼかドル円が今円安方向に向かっています。
しぶしぶ買われているのだとすれば、この高値は絶好の売り場。
来週の波乱に向けて86円台まで接近することがあれば全力で売りたい。
と見ているところですが、さて、NYクローズはどの水準まであるでしょうか。
ポンドドルSキープで、ドル円は気が向いたら参戦ということで
おやすみなさい。

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2010年8月19日木曜日

さすがポン様やってくれます…・。
昨日は議事録内容を好感して
1.5510→1.5687ドルへと  pipsもの急騰を見せましたが
今日は小売売上高ですか。皮肉なことに昨日と全く同じレベルの
1.5510から今度は1.5645ドルまでの急騰です。
丸一日かけて下げてきたものを一瞬で担ぎ上げました。
このボラティリティこそポン様!!
・・・・昨日ポンド円ショートしたのですけれど。
利がすっかり剥げ落ちてしまいました。

さて、ここで撤退すべきか、それとも売り増すべきか。
大いに悩んでおります。
ボリンジャーバンドの中心線、そして日足でみる現在のレンジ圏の上限が
1.57レベルにあり、この動きがレンジだとしてもまだ上値余地があるんですよね。
一旦撤退して、1.57レベルで売り直そうか。
いや、到達せずにまた下落するかもしれないし、このまま耐えようか___。

…・結局何もせず(笑)
耐えてるってことになります。大丈夫かな・・・・。

一応今日の英7月小売売上高のニュースを。
■小売売上高 :除自動車燃料(前年比)=予想0.2%→結果0.9%
       :除自動車燃料(前年比)=予想1.8%→結果2.4%
       :含自動車燃料(前年比)=予想0.3%→結果1.1%
       :含自動車燃料(前月比)=予想0.6%→結果1.3%

軒並み予想を大幅に上回る好調な結果でした。

■公共部門ネット負債=予想48億ポンド→結果32億ポンド(前回145億ポンド)

負債は大きく減少。

■マネーサプライM4(前月比)=予想+0.3%→結果+0.4%
              (前回±0.0%も+0.1%に上方修正)

マネーサプライ増加しています。

この材料だけを見るとポンドを買いたくなるなー。
急騰するのもわかります。逆バリでの売り狙いは間違っていないだろうか・・・と
不安になってきますが、スタンスとしてはまだ大きな調整の中だと思ってます。


さて、今日は「日銀の追加金融緩和」を巡って様々な憶測が飛び交いました。
「日銀が今日14時に臨時金融政策決定会合を開催する」との噂が
出たものだからドル円は85円90銭くらいまでの円安進行となりました。
・・・・結局噂に終わりましたね。
産経新聞が日銀が行う金融緩和策は
「昨年12月に日銀が導入した年0.1%の固定金利で
貸出期間3カ月の資金供給を行う新型オペの規模を、
現在の20兆円から30兆円に増やす案が浮上している」
「期間を3カ月から6カ月に伸ばす可能性もある」
などと具体的に書いていますが、こうして実際の発表時のインパクトは
薄れていってしまうのね、きっと。

とかなんとか書いているウチに
ドル円がまたまた85円を割り込んできました。

1・新規失業保険申請件数が増加 予想47.8万件→結果50万件
2・8月フィラデルフィア連銀指数 予想7.2→結果▲7.7(えっ?!マイナスに?)

あらららら。今夜にも底抜けしちゃうのかしら。
昨日のYMTVで荻野さんがドル円は戻り売りだとお話されてましたが
売りそびれたわ、こんなに早くまたダレてくるなんて。
ポンドドルはレンジ上限までは上がるかもしれませんね。

明日からは水星の逆行期に入りますし、
ますます波乱の様相となりそうです。

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今日のドル円は85円前半をウロウロするばかりで、

一層の円高を試すにも買い戻されるにもパワー不足と言った感じでした。
催促相場もひと呼吸入れてからということでしょうか・・・?
連日テレビや新聞で円高についてのニュースを目にするようになり、
この方がテレビに出演されると目先の風向きが変わると言われている
(ご自身がそう仰っている)若林氏がモーニングサテライトに出演しても
まだまだ円高リスクが去った実感はないですね。
まだそのクライマックス感がない。

そうこう言っているとアストロロジー的には20日からまたしても
水星の逆行期に入ってしまいます。。。波乱の予感。

前回のこの期間にはあのまだ原因が謎な1000ドル暴落がありました。
5月6日でしたね。確か5月11日までが水星の逆行期間に当たっていました。

特徴としてはトレンドが見極めにくく非常にボラタイルとなる・・・・。
つまり、騙しが多くなる時期でもあります。
また誤発注や通信システムトラブルなんかも起きやすくなる
ということで、より分かりにくく注意が必要な時期になります。
ただでさえわかりにくいのにな、、、
騙しが多くなるボラタイルな相場に入っちゃうのか。
何だか意味不明のドル急騰とかがきて
すわ介入か?!と皆が慌てて円売りに転じたところで
頭叩かれるとか、そんな仕掛け的な動きを演出する向きも
出てきそうだわ。と妄想。

どちらにしても円高の最終局面には差し掛かっているものと
思われますが、このクライマックスでは売り方と買い方の
壮絶な騙し合いと総力戦が繰り広げられるものと思われます。
それがこの水星の逆行期に起こって、その後はジリジリと
円安に向かうのではないかと考えているわけですが、
そのクライマックスまでは「戻り売り」戦略継続ということになるでしょうか。
















介入への思惑があちこちで聞かれますが、
今日の民主デフレ脱却議連事務局長である金子参院議員の発言には
ちょっと閉口してしまいますね。

・「2008年9月のリーマン・ショックまでは1ドル=110円ぐらいだったので
 110円が望ましいが、介入で持っていけるとは思っていない」
・「ついこの間までは95円だったから、
そのあたりを目標にするということも考えていくべきだ」

え・・・・?
ついこの間のドル円レベル?!

ついこの間のレベルが目標って?
リーマンショック前のレベルが望ましいって?

何を根拠に望ましいというのか、、、、
この発言だけでみると
時期的な尺度で今より前のほうが円安だから良かったって
言っているだけに過ぎません。

そもそもドル円のレベルに適正水準なんかないんですよね。
マーケットが作り上げている価格が全てであって、
それがある意味適正であると判断されたものです。
ですから、目標のレベルとか適正であろう水準を発言するというのは
ちょっと違うような気がするんですよ。
確かに今の円高で日本経済は疲弊しています。
断固として政府、当局が同じ認識を持って円高阻止の
スタンスを表明し、なんらかの対策を講じなくてはならないだろうと
いう水準に到達してしまっています。
発言に至った、つまり危機意識があるというのは賛同できる姿勢ですが、
でも、「この間のレベルまでの円安を目標にする」ってのは
あまりにも浅い。管さんが90円半ばが望ましいとドル円のレベルに
具体的に言及して失敗したことを、もうお忘れになったのでしょうか・・・。
忘れた、というよりそれがよろしくないことだという認識がないのかな。

また金子氏は日本単独での為替介入について
「日本政府として今の水準がとても受け入れ難いという姿勢を示すために必要だ。
単独だと効果も低いということもよく分かるが、
今、そういうことを言っているような危機感のなさでいいのか」
とも述べています。

単独でも介入をすべき、そういう姿勢を示さねばならないという声が
あることに関しては色々と議論されるべきと思いますので、
それが出来るか出来ないか、正しいか正しくないかは別としても
こうした発言をすることには意味があると思っています。
しかし、そのレベルにまで言及する必要はなかったと思うのですが・・・。

ということで、今、日本は介入するのかしないのか、という議論が
盛り上がっておりますが、今日のYMTVの「まる金のここがポイント」
「中央銀行の市場介入について」がテーマ
T&Cの荻野金男さんに介入のスキームについて、
日銀の役割、財務省の役割、そしてアメリカ、欧州の介入姿勢など
介入を巡っての基礎的な知識から実現性などを
1時間たっぷり詳しく伺いました。
荻野さん自信が介入に携わっていたというご経験から
実際の介入のアレコレを分かりやすく解説いただいています。
永久保存版のプログラムです。
会員限定コンテンツですが、会員のかたはコチラからオンデマンド放送を。

さて、今日はポンドが大きく動きました。
BOEが5日に行われた英金融政策委員会(MPC)の議事録を発表。

・政策金利維持は8対1で決定(1はセンタンス委員、0.25%の利上げを主張)
・GDP成長率見通しは従来から下方修正
・資産買い入れ枠の据え置きは9対0でで決定

このところポンドが大きく売られていましたので売りがたまっていたのでしょうか、
この発表を受けてポンドが大きく上昇、(ショートカバーと思われますが)
昨日の高値近くまで買われました。(買い戻されました?!)

でも、先週末の大倉孝の本音で言わせてをご覧になった方なら
ここは「自信を持って◯◯ところ」だってわかりますよね。
この急騰に慌てて乗った方は苦しい展開となってきてます。
上昇から一転また大きく下げ始めました。
そもそもテクニカル的にはポンドドルが天井をつけたようにも
見えますし,この議事録だけを材料にこのトレンドが転換するとも
思えません・・・・。

ここのところ、ポンドドルの下落をみていて乗り遅れた。。。。と
臍を噛んでいた私。こんなにトントコ下がっちゃうと売れないあと思ってました。
それが、このコネタでの上昇!
こ、これは絶好の売り場を提供してくれたとばかりに
1.5635ドルでショート!!
欲をかくと1.52レベルまでの調整があるんじゃないか、なんて風にも
見えるチャート。そこまでなくても200MA や一目の雲の上限と
ぶつかりそうなレベルの1・53くらいまでは見込んでのショートです。

長い目でみればドル安戦略に転じたアメリカの政策がありますので
再びドル安になるのでしょうけれど、目先の動きはポンドの調整が
大きくはいるのでは?と期待。
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2010年8月16日月曜日

東京時間のボラの低さと言ったら・・・・
お盆を跨いだ今週も夏休み中って方も多いようですから
今週も東京時間は動かないのかもしれません。

しかし、欧州時間に入った途端に動き出しました。
海外時間は容赦なく動きます。
ドル円は再度85円割れを試すのだろうか?
というような円高進行となっています。

やはり先週の15年ぶりの円高水準までの円高局面で、ドラマが終わったと
見る向きは少なく(というか、皆が皆円高を予想していません?!)
今週も底がどこなのか確認する相場の流れとなりそう。

今日の日本の4~6月期のGDP速報値はちょっとショックだったなー。
年率換算0・4%増って、前期1~3月期の4・4%増から比べると
大幅に伸びが鈍化してます。
一応3期連続プラスは保っているのですが・・・。

これを受けて株は売られ、、、。
といいますか、株式市場もなんという静けさ。
やっぱりまだ夏休みの人が多いんだよね、、そうであってくれ。
という関係者の声が。今日16日の東証1部の売買代金は
先週末比20%減の9094億円ということで、
なんと今年5番目の少なさに終わりました。
夏休みだよね?!

なんとも冴えない東京市場ですが、金融関係者の間には
 「当局がこのまま何もしないわけにはいかない。
いずれ政策催促相場になる」(国内銀行)との声も。
臨時でとか緊急で緩和策を出すとなるとまた大変でしょうから、
先週の日銀の金融政策決定会合の時になにかやっておけば良かったのに。
少なくとも市場にはそれを期待(指摘)する声があった。

今回の円高の原因は円高じゃなくてドル安だという見方が大勢ですけれど、
それだけじゃなくて市場関係者が日本当局の足元みて試しに掛かっているという
気がしないでもないわよね。それが、催促相場です。挑発ともいう?!

それなのに今日、荒井経済財政担当相、
日銀総裁と菅直人首相との会談について
「近々この状況を踏まえて会談するというふうには聞いていない」
と述べるなど拍子抜け発言を・・・。
政府・日銀のトップ会談で追加緩和が検討されるとの見方が強まっていたのに
ハシゴを外されたみたいな気分よ。
キャプテンが当局には緊張感がないとおっしゃってましたが、
これでは本当に挑発相場が来そうだわ。

天邪鬼の私にとっては今のように皆が「ドル円はまだ円高にいく」
と声を揃えているのはどうしても気持ちが悪いのですが、
しかし、今日発表のくりっく365のドル円の
個人投資家のポジションを見るとドル円ロングがショートの倍以上あって、
「声」にはなっていないが底入れと見ている投資家も多いということも伺えます。
このロングが
ツイッター上ではどこかの業者さんのドル円のポジションの7割がロングだとの
つぶやきもありました。
罫線的には85円割れでWボトムとなるのでは?という見方もできますものね。

ですから
皆が円高と雁首揃えて言うから円安になる!!
と言うようなことも言えないわけです。買いもしっかり入っている。
もしかしたら、そうしたロングポジションが全て投げさせられるような
暴力的な挑発に合うかもしれないというわけですね。

でもここから円買いってのは勇気がいるなー。
私も取引はお休みかな。

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2010年8月14日土曜日

今日のYMTVは「フラクタル理論」システムについてシステムを構築、運営している宇田川氏に緊急出演いただきました。
豊の会員の方は「大倉キャプテンの航海日誌」ブログでおなじみのあの数字が、シグナルがどのように算出されているのか、そしてその数字をどのように見ていけばいいのか、活用法などを1時間お話いただいたのですが、うーむ、私の頭は理数系ではないのでシステムの話は正直ちんぷんかんぷん(笑)

(大倉さんもよくわかんないとおっしゃてますが(笑)

しかし、どのようにしてシグナルが出されているのか、
それをどのように使えばいいのかがなんとなくわかっただけでも大収穫だわ!!
そもそもフラクタル理論を説明するのも時間がかかるのですが、
この解説には大倉さんの推薦著書を一読していただければ話が早い。


なぜ株式市場は暴落するのか?
なぜ地震予知は失敗しつづけるのか?
すべてのカギは、この法則にある――。
ってな内容の本ですが、これは大倉さんがたまに使われる言葉
「臨界点」にあらゆる物事が到達した時にその法則が発動するというフラクタル理論を解説しています。(この解説あってるかな?)
なるほど、書かれていることは大変に興味深く、
理解できないこともないのですが、
これをシステム化するって話になると、何をどうすればその臨界点を
探ることが可能なのか、そこんとこは私にはさっぱりわからないんですよね。

ま、難しい理屈は宇田川さんが構築したシステムにお任せして、
私たちは大倉キャプテンが会員ブログで日々発信している
数字、ピボットを追いかけて見続けていればいいんです。
ただし、この数字の持つ意味を解っていないと
それはただの数字に過ぎないのです・・・・。
これをどのように活用してトレードに活かすのかー?!
今日の特別番組ではこの辺りを宇田川さんにお伺いしました。
実際大倉さんは日々のディーリングにもこの数字を採用しています。
その際には大倉さんのマクロ分析も用いてシステムをさらに濾過する
ことも行っているそうですが、過去の検証においても
このシステムが示すシグナルの精度はかなり高いと仰います。

今日のセミナーではシステムに対する質問が会員に皆さんからも飛び交って、本当は30分で切り上げて大倉さんのマクロ分析の話にシフトする予定がフラクタルシグナルの話であっという間に1時間が経過してしまったのでした。

←盛り上がるチャット

なんだか抽象的な話ばかりになってしまいましたが、
ちょっとだけ現状のマーケットに照らし合わせてヒントを申し上げますと、株、ドル円ともに現在のシグナルは買い。
それがどのレベルからのものでどこまでいくものなのかなど
(番組ではマグニチュードなんて表現も出ました)
詳細は是非、会員になってオンデマンド放送を御覧ください。

システムトレードは流行りですけれど、これだけハッキリと運営者が
出てきてシステムについて解説しているものは少ないと思います。


そうそう、それとTOCOM(東京工業品取引所)の金相場って
先行指標として機能しているといった面白い話も。
ここで抽象的なことしか書けないのは会員向けプログラムだからってこともあるのですが、私も復習しなきゃよく理解できていないから
って話でもある(笑)だから今日は番組画像でごまかしちゃえ!!
ということでいろんなことにすぐに感化されやすい私は
そろそろリスクオン相場に備えて機会を探していこうと目論んでいます。
では皆さんよい週末を!
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2010年8月13日金曜日

今日のFOREXRADIO
介入話に花が咲き、陰謀論に花が咲いた1時間15分。
大倉キャプテンとだいまんさんのオヤジギャグも炸裂です。
日本のお盆の時期に円高株安が来るってパターン、
今年も炸裂です。

日経平均は5日続落。
7月6日につけた年初来安値の9091.70円を下回り、
9065.94円まで売り込ました。
昨年11月のドバイショックの時の安値が9076.41円。
ここで反騰できるならトリプル底ですが、
明日は恐怖の13日の金曜日だわ・・・。

番組でもまだまだ円高リスクは去っていないというのが一致した
見方でしたが、次のターゲットはどのレベルかって、
番組の中で大倉さんが誰かの話として披露してくださってます。

今日の番組では
介入、ドル円のターゲット、ユーロドルなどストレート通貨の今後、
8月円高説について、レバ規制と今後の業界、
安く外貨両替出来る方法、空売り規制についての創作ドラマ、
ユーロ暴落の背景にある巨大勢力の存在、5月6日のダウ1000ドル下落の
裏側のドラマなどなど、相変わらず盛りだくさんで自由な内容の番組です。
是非オンデマンド放送をチェックしてみてください。
夜、ひとりでトレードしていて寂しい時に聞くのがベスト!
こんなに濃密な番組は他にないですよ(笑)


さて、今日の為替市場は介入を巡るニュースに振り回された印象。
13:30頃、菅首相が仙石官房長官に、
急激な円高について「動きが激しい」と伝えたとか、
日銀のレートチェックの噂や(大倉キャプテンに言わせると
そもそもレートチェックっていうのは毎日行われているものだそうですが、
…それはヒアリングと呼ぶんだっけ?!)
夕方には野田財務省のぶら下がり会見が行われるということで
発言内容を巡っての思惑で、ドル円は85円台後半まで上昇、
クロス円もこれに連れて大きく上げたのですが、
会見が行われてみると、ほぼ行って来いの円高へ!!
頭を叩かれました…・。
こんな内容の発言をするくらいならノーコメントを通したほうが
マシ(思惑が勝手に広がる)との声も~(だいまんさん)

介入についてはコメントを控える
G7での電話会談は現時点では考えず
米国含め各国と実務レベルで協議は行っている

でも、収録が終わって皆で六本木で盛り上がっている間に
ドル円はジリジリと円安方向に進んできました。
ドル円だけ野田さんの会見前の水準を超えてる!!
クロス円はそれほど戻らないのはストレートが弱いからか。
今週はドル高でもあるんですよねぇ。
この動き、絶好の売り場を提供してくれてるって見るべき?!
それとも意外となー底入れしちゃった?!(んなわけないか)

この夏、まだまだ終わってません。
明日、そして来週のお盆休みが終わるまで、
そして月末の輸出の動向を見極められるまで
ドル円、クロス円のLは短期で回すに徹するべし。
戦略としては戻り売りがいいんじゃないカナ…・

でも!NHKとか民放の一般ニュースなんかでも
この円高は暫く続くって論調でまとめてきてるな。
そういえば今日の日経新聞も1面TOPが為替ネタだったし。
って点は気になるのですが…。
世間が同じ方向を見て騒ぎ始める頃がクライマックスですってね。

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2010年8月11日水曜日

■FOMC振り返り
金利据え置き
現在FRBが保有している政府機関債やMBS住宅ローン担保証券の
償還分の米国債への再投資発表
国内証券の保有額面を約2兆540億ドルで維持する
追加の緩和策・・・というより継続というか、
出口戦略に期待が高まっていた今年の
政策の方向転換というか、柔軟性を示したというか・・・。
(カンザスシティ連銀のホーニグ総裁が反対を表明しているそうです。)

これって基本的にはドル安要因だと思うのだけれど、
ドル安に跳ねたのは直後だけで、(そのボラは相当なものでしたが)
結局今日は行って来いでさらにドル高進むという流れ。
ストレート通貨、ユーロドルとかポンドドルなどは短期的には天井
つけたのかしらね。そうそう、ユーロドルは200MAで見事に頭叩かれる形。

先週からこれを織り込むようなドル安が進行してしまっていたため
発表される前からショートカバーと思われるドル買いが入っていたし、
イベントが通過してさらにドル高って、
結局、ドル売りの材料出尽くしって感じなのでしょうか?

ところがドル円では円高ドル安なんですよ。
ドル円とユーロドルが同じ方向に崩れていく。
ドル高円高ですね。
ドル円なぞは17時過ぎと20時過ぎに85円を割り込んでいますし、
どうやらNHKで速報テロップがはいったらしいわ。

これってリスク回避的な動きに見えるんだけど、
ダウ平均は結構踏ん張りをきかせているから
ちょっと分かりにくいですよね。
なんで為替だけこんなに動くのかしら?
ダウは同値圏でへばりついたような地味な動きなのに・・・・。

うーん、単純に「8月お盆円高アノマリー最強」ってこと?!

さて、Twitterでもこの円高ピークはどこでしょうか?
なんて話になってきました。
昨年のドバイショック後の安値に面合わせ水準で
一旦止まったように見えますが、
さて、このまま反発できるのか、それとも、、、、。

最近は当局から為替に言及する発言が増えていますが、
いよいよ介入を視野にマーケット関係者がいろいろと思惑を
走らせるようなところに到達してしまいました。
ココで円高が止まるか、さらなる危険があるのか、
んー明日のFOREXRADIOはキャプテン大倉さんがゲストなので
お考えを伺わなくては。

勇気があるならドル円、クロス円をロングするってのもアリな
ポイントですものね。

でも私、今朝ポンド円ショートして出かけたんです。
135・06円で。
理由は昨日書いた通り。弱いと思ったから。
それが見事ビンゴ!!
インフレ報告弱かったですし、久しぶりに170pipの収穫です。
帰宅してリバウンドが怖くで悩みながらリグっちゃいました。
もっと下げるかも、という思いは捨て切れませんが
利食い千人力よね。

あ、でも・・・・ユーロ円のほうがパフォーマンス良かったみたい(笑)
今日はポン様じゃなくても何でも良かったんだわー。
ドル円が歴史的安値に沈む下落を見せたんだもの・・・。

今日は久しぶりにうまく利食えたのでもう店仕舞い。
・・・・リバウンド狙いでユーロ円とか買ってみたい誘惑はあるんだけど。
そうそう連勝できるものではないので冷静に、冷静に。

メモとして今回のインフレ報告内容を記載しておきます。

■イングランド銀行(BOE)の四半期インフレレポート
経済成長見通しが下方修正
☞ 5月見通しの3.6%→3%を若干上回る水準へと修正
2年後のCPI見通しは1.4%前後とインフレ見通しには変更なし
英経済成長率は向こう2年間で3%を若干上回る水準に上昇
キング総裁は
「適切と感じれば、量的緩和を拡大する可能性」
「ポンド安は英経済には追い風」
などと発言
これがポンドのさらなる下押し材料となる予感

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■FOMC振り返り
金利据え置き
現在FRBが保有している政府機関債やMBS住宅ローン担保証券の
償還分の米国債への再投資発表
国内証券の保有額面を約2兆540億ドルで維持する
追加の緩和策・・・というより継続というか、
出口戦略に期待が高まっていた今年の
政策の方向転換というか、柔軟性を示したというか・・・。
(カンザスシティ連銀のホーニグ総裁が反対を表明しているそうです。)

これって基本的にはドル安要因だと思うのだけれど、
ドル安に跳ねたのは直後だけで、(そのボラは相当なものでしたが)
結局今日は行って来いでさらにドル高進むという流れ。
ストレート通貨、ユーロドルとかポンドドルなどは短期的には天井
つけたのかしらね。そうそう、ユーロドルは200MAで見事に頭叩かれる形。

先週からこれを織り込むようなドル安が進行してしまっていたため
発表される前からショートカバーと思われるドル買いが入っていたし、
イベントが通過してさらにドル高って、
結局、ドル売りの材料出尽くしって感じなのでしょうか?

ところがドル円では円高ドル安なんですよ。
ドル円とユーロドルが同じ方向に崩れていく。
ドル高円高ですね。
ドル円なぞは17時過ぎと20時過ぎに85円を割り込んでいますし、
どうやらNHKで速報テロップがはいったらしいわ。

これってリスク回避的な動きに見えるんだけど、
ダウ平均は結構踏ん張りをきかせているから
ちょっと分かりにくいですよね。
なんで為替だけこんなに動くのかしら?
ダウは同値圏でへばりついたような地味な動きなのに・・・・。

うーん、単純に「8月お盆円高アノマリー最強」ってこと?!

さて、Twitterでもこの円高ピークはどこでしょうか?
なんて話になってきました。
昨年のドバイショック後の安値に面合わせ水準で
一旦止まったように見えますが、
さて、このまま反発できるのか、それとも、、、、。

最近は当局から為替に言及する発言が増えていますが、
いよいよ介入を視野にマーケット関係者がいろいろと思惑を
走らせるようなところに到達してしまいました。
ココで円高が止まるか、さらなる危険があるのか、
んー明日のFOREXRADIOはキャプテン大倉さんがゲストなので
お考えを伺わなくては。

勇気があるならドル円、クロス円をロングするってのもアリな
ポイントですものね。

でも私、今朝ポンド円ショートして出かけたんです。
135・06円で。
理由は昨日書いた通り。弱いと思ったから。
それが見事ビンゴ!!
インフレ報告弱かったですし、久しぶりに170pipの収穫です。
帰宅してリバウンドが怖くで悩みながらリグっちゃいました。
もっと下げるかも、という思いは捨て切れませんが
利食い千人力よね。

あ、でも・・・・ユーロ円のほうがパフォーマンス良かったみたい(笑)
今日はポン様じゃなくても何でも良かったんだわー。
ドル円が歴史的安値に沈む下落を見せたんだもの・・・。

今日は久しぶりにうまく利食えたのでもう店仕舞い。
・・・・リバウンド狙いでユーロ円とか買ってみたい誘惑はあるんだけど。
そうそう連勝できるものではないので冷静に、冷静に。

メモとして今回のインフレ報告内容を記載しておきます。

■イングランド銀行(BOE)の四半期インフレレポート
経済成長見通しが下方修正
☞ 5月見通しの3.6%→3%を若干上回る水準へと修正
2年後のCPI見通しは1.4%前後とインフレ見通しには変更なし
英経済成長率は向こう2年間で3%を若干上回る水準に上昇
キング総裁は
「適切と感じれば、量的緩和を拡大する可能性」
「ポンド安は英経済には追い風」
などと発言
これがポンドのさらなる下押し材料となる予感

FOMCを目前にドル高ってどういうことなのかなぁ。
単純に飛び込み台が上がったと判断してもいいものか?

今日の日銀の金融政策決定会合では金利据え置きを決定。
一部に期待されていた金融緩和策の発表も発言もなくて、
これを受けた後には円高が進行となったのですが、
その後欧州時間からは再びドル買いが入って
今日は86.20円近辺までの円安ドル高に。

それよりも何よりも今日の刺激的な動きはポン様。
今週はポン様が動くかも、、、と昨日書いておいてなんですが、
この動きは想定外。インフレリポートに注目していましたので
今日の住宅系指標でこれだけ動くとは思いもよりませんでした。
感は働くも詰めが甘いのよね、いつも・・・・。

※英RICS住宅価格=予想5%☞ 結果▲8%!!

何故インフレ報告に注目していたかというと、先日
イギリスのテレグラフやサンデータイムズがインフレリポートで
BOEが弱い経済見通しを出すと相次いで報じていたことも気がかりですが、
そういえばー前回のインフレリポート発表は5月だったのですが、
この時は英総選挙が終了し、連立新政権に関心が集まって
あまり注目されなかったという経緯があったため、
今回は結構関心が高いと思われるって話だったのですが、
今日すでに動き出しちゃったわ(笑)

5月の時はキング総裁が
金融政策理事会は更なる量的緩和策実施の可能性を除外していない。
膨大な財政赤字をコントロール出来る事を市場に示さなければいけない。
その為には個人的には年内にも削減実施をすることが好ましいと思う。
なーんて発言をしてました。

緊縮財政や銀行の貸し渋り、主要輸出先である欧州や米国の成長減速などを
背景に英中銀は今年と来年の成長見通しを大幅に引き下げる可能性があると
見られているのですが、一方で今MPCにはひとり利上げ派もいるんだよな・・・・。

イギリスのCPIって今年にはいってずっと3%超えてるものね。
インフレターゲットの2%±1%を超えてしまっているわけで、
利上げの声が出ても不思議ではないのよね。
つまり、低成長と高インフレの狭間にあるってわけで、
BOEはかなり難しい舵取りが迫られている・・・・という話ですが、
どうも今日辺りのポンドの崩れ方を見ると、
ポンドドルは一旦天井をつけたように見えます。
やはり弱いと言われている予想通りの内容となるのではないでしょうか。

というわけでポンドは戻りを売りたいと思ってみているのですが、
あまり戻らずに下がるので売りそびれたまま今日が終わってしまいました。

うーん。そんなことを書いているうちにドル円がまた下げだしたりして、
やっぱりその前に今晩のFOMCというビックイベントも無視できないわけで
結局何もせずに終わってしまいそうーーー。
86円台は売りだったかな?!

世間はお盆休みに入っているみたいで
仕事のコミュニケーションが円滑に進まないですね、今週は。
皆が休んでいるときに働くのは嫌いじゃないのですが、
自分もお休み気分になっちゃうのが困る・・・。
休みだからいいか、なんて仕事を後回しにしちゃったりして(笑)
・・・自分が弱いだけですが。

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2010年8月10日火曜日

わーすっかり夏休み相場?!
今日の動きはホントに地味でしたね。
先週の雇用統計ショックで取り敢えずやりつくしたかしら(笑)

一応8月発表の雇用統計、振り返っておきます。
(昨年の8月の雇用統計も95円台から97円台後半まで
急激にドル高円安となるドラスティックな動きでしたっけ)

7月分の雇用統計。
NFP非農業部門雇用者数は▲13.1万人、事前予想は▲6.5万人
まー悪いだろうって予測は出ていましたが、これほどとは!!
しかも2ヶ月連続での減少。
さらに6月分が▲12.5万人だったものが▲22.1万人へ大幅下方修正
5月分43.3万人→43.2万人と微減調整と、
過去2ヶ月分も下方修正だなんて・・・。
ほんと、雇用統計の数字って結構修正幅大きいわよね。

こうした数字を受けて、ドル円は85円大台を割り込むのかっ?!と
言うところギリギリまで円高が進行したのですが、なんとか大台は守りました。
この時米2年債利回りは0.50%を割り込み過去最低水準を記録していました。
ダウ平均も一時100ドルを超える下落となっていましたが
引けにかけては下げ幅を縮小。
ドル円も小幅に戻りを入れてNY取引を終了。
雪崩が起こらなかった背景には
民間部門雇用者数変化が7ヶ月連続で拡大している、
平均賃金、週平均労働時間が共に増加
などの悪くない要素も織り込み始めた結果ということでしょうか。

しかし今日の東京ではジリジリと戻すことが出来ても
悪材料出尽くしというような大きな反発を見ることはなく、
それもこれも、やはり今週のビッグイベントFOMCを見るまでは
動きにく行ってことでしょうか。
それとも夏休みだから・・・・・?!
FOMCでは追加の金融緩和策が実施されるとの思惑が
さらに高まっているのですが、これはどこまで今の相場に織り込まれているのか
分かりにくい。雇用統計の前からFOMCの追加緩和策を囃してドル売りが
進んできていたようにも思いますし、さらにこれを材料視するなら今日あたり
もう一段のドル安があったもいいような気がしません?!

ジリジリと地味ながらも円売りの流れだった今日の動きには
ひょっとして明日の日銀の金融政策決定会合への思惑もあるのかもしれません。
というのも、一部に追加緩和策が発表されるのでは?という思惑もあるようで、
もし追加緩和策が発表されれば、円売りが進む可能性もありますよね。
FOMCはその後です。火曜,,,というか水曜に日時が移っての午前3:15発表です。

個人的な理想的シナリオは日銀が追加緩和策をだして円安が来たところを
ショートしてFOMC迎えて85円大台割り込むさらなる円高を見る
って流れですが、そうそう分かりやすく上手く事は運びませんね(笑)

ひとつ言えることは、まだ円高の終焉は見ていないと思うってこと。
ポイント的にはここで反発し始めて結果的にここが大底だったと後で
振り返ったときに思えるようなところにも達しているような気もするのですが、
なんだかこれで底入れ完了ってのは気持ちが悪い感じだわ。

明日はアストロ的にも何かあるかも・・・?!だそうです。
投資日報社のTwitterで気になるツイートを見つけました。
新月ですものね。

それから個人的に注目しているのは
11日水曜の18:30 (英) BOE 四半期インフレレポート
今週はポンドが大きく動くかもしれません。

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2010年8月6日金曜日

用統計前にポジションを取るべきではなかったか…・。

クロス円、結局トレンドを作れずダレてきてしまいました。
木曜午前中までは堅調で、昨日作ったポンド円ロングも
利が乗っていて安心して出かけたのですが、
帰宅してみたらポジション消えてました。
またしてもコストで撤退。全くダメダメです。
せめて利が乗ったところで薄利でもいいから利食っておけば
良かったとも思いが巡るのですが、もっと上に行くと目標高く
ポジションメイクしたんだから出来るわけがない(笑)
やはり、週末のイベント控えて方向がでにくいようです。

昨日のADP雇用統計が良かったと思えば今夜発表の
8/1までの週の新規失業保険申請件数が悪く
(予想45.5万件に対し結果47.9万件に増加)
今年4月以来の高い件数となり、明日の雇用統計に懸念が・・・。
これでドル円は下げるし、クロス円もこれに連れちゃうし。

雇用統計がこなされるまでちょっと休んだほうがいいみたい。

そういえばこのところは決算とか指標とか来週のFOMCとか
アメリカに焦点が移ってきているのであまり注目はしていませんでしたが
今晩はECB BOE政策委員会があったんですっけ。
今回はそれほど市場の関心も高くなかったように思いますが、
金利に変更なし。トリシェ総裁の声明も特筆すべきこともなかったですね。

そうそう、今日は直嶋経産相が
「(円高に対し)何らかの対応が必要になる可能性がある」
「今の円高を危惧している」
などと発言し、明らかな口先介入を行ないました。
結果は・・・・。
足元を見られているんでしょうね。
そもそも、峰崎財務副大臣が一作日
為替の水準について発言すべきじゃないと言っていたわよね?
とも思うのですが、こうした口先介入を行った裏側には
どんな変化があったのでしょうか。
単純にコンセンサスが取られていないだけなのかな?
ともかく今のところこの円高(ドル安)を阻止する手段は日本側にはなく、
アメリカから出てくる好材料に期待するしかありません。

・・・・これはこの水準にあって雇用統計が悪い結果になれば
ドラスティックな円高を見る恐怖の金曜になる可能性もでてきました。
ということで、クロス円を買っている場合ではなかったことに
気がついた夜でした。とにかく明日を待て!!ですね。

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2010年8月4日水曜日

ひゃー私がユーロドルロングしたらこの下落だものね。
このところ冴えないなー私のシックスセンス?!
でも大丈夫、ほぼコストで撤退しました(笑)
よって損失はなし。

今回は見事な逆指標ぶりを発揮しましたが、
掌を返すのも早いのです。
今度はポンド円をロングしてみました。
136.61円。
ドル円が底入れしたとは思えませんが
クロス円は上放れにつけ!です。適当に押しもいれたことですし。

今日はドル円が再び85円ローにまで下落してヒヤヒヤさせられましたが
ADP雇用統計の数字を好感し、一気にドル買いへ。
ドルが巻き返しています。

ドル円は86円台を回復する急騰。
クロス円もこれに連れて上昇していますが、
ユーロドル・ポンドドルなどのストレート通貨が急落しています。
ストレート通貨に関してはある程度調整があれば
再度買われるのだと思いますが、
(だってアメリカはドル安政策をとるでしょうし)
ちょっとこれまでの上昇ピッチが早かっただけに
どこまでの調整があるのかが読めないため
手が出せないわ。深押し狙いで売ると踏まれそうだし、
安易に買いで参戦すれば深押しが来そうだし(笑)

ドル円にしたって、これが大底をいれたとは思えませんし、
まだまだ「円高の終焉を確かめる相場」は終わっていません。
今日の報道ステーションで為替や介入についての思惑などの
解説がありましたので、最終局面には差し掛かっているのだとは
思いますが、、、、。
(ちなみに番組は日本の単独介入は難しいといったトーンでした)

この先は雇用統計に向けての思惑に乱高下しそうです。
このままドルの反騰が続けば、雇用統計前後がドルの絶好の売り場と
なるでしょうけれど、今の反発がどこまで続くかしら・・・・?

それでもドル安戦略を取ることが明確となってくれば
ダウも上がってくるでしょうし、そうなればリスクオン相場がもどってきて
クロス円も上がる・・・ということで、この辺りでのクロス円買いは
中長期的に美味しいところなんじゃないのかなーなどと妄想してます。
妄想なので、現実が見えたら撤退します!!

しかし、8月円高アノマリーがありますが、今年もそうなるのかな?
レバ規制がスタートして取引量が半減しているという話ですが、、、。
頑張れ日本の個人投資家。

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昨今の為替市場のテーマはドル安、
そして今週の雇用統計を睨んでの相場が始まっているのかな。

ドル安が止まりません。

ドル円は86円台を割り込み年初来安値を更新、底が見えません。
ユーロドルは1.3261ドルまで上昇、下手に値ごろ売りした向きは
思いっきり踏まれてしまていますね・・・。
かといって、ここから買うのは非常に怖い水準なので
手も足も出せません(笑)

ドル売りの要因となるようなニュースも出てきています。

このところはダウは底堅くなってきています。注目されているのは
債券市場でしょうか。
今日ドル円が86円を割り込む下落となった時には
時間外の米2年国債利回りが0.55%台を割り込み、
0.5420%あたりまで下落しました。このレベルは過去最低圏。
金利低下がドル安を加速させています。

ウォール・ストリート・ジャーナル紙が来週のFOMCでFRBが
MBSや国債の買い入れを検討するといった内容の観測記事を書いています。

また、今日は野田財務相が
「為替の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融に悪影響」
「市場が為替相場を決める」などと発言。

昨日は峰崎副大臣が為替の水準についてあれこれ言わない方がいいとか
なんとか言っていましたが、最近当局者からの発言が増えてますよね。
この矛盾、明らかに昨今の円高を意識してのものでしょうけれど、
介入も視野にマーケットの関心を集めています。
だって、今日の野田さんの発言を受けて円高が加速してしまいましたもの。
「市場が為替相場を決める」☞ 「介入はしない」ってな風にマーケットには
受け止められたわけですね。余計なことは言わないに限ります・・・。

米系指標も冴えません。
6月中古住宅販売成約が発表されましたが、
前回の数字は▲15.6%、今回はなんと▲20.1%へ悪化!!
マイナスはこれで2ヶ月連続です。

米要人発言も冴えません。
ガイトナー財務長官
「失業率は再び上昇する可能性がある」ですって。
今週雇用統計発表があるのに、このタイミングでネガティブ発言って?!
悪い結果になることが分かっていての牽制なんでしょうか。
現時点での雇用統計の失業率は先月の9.5%に対し、
今回は9.6%に悪化するのではないか、という予測となっています。

ドル安は決して株価を下げるものではないので
ダウはこのまま上昇していくような気がします。
テクニカル的には好転しているようにみえますし。。。

だからといってリスクオン相場というわけでもなさそう。
今は株価に注目というより、金利に注目という感じ。
それによるドル安がどこまで行くのかがテーマなのでしょう。

先程、1.31929という高いところでユーロドルを買ったところ。
ブログを書いているうちにユーロドルが下がってきたので
絶好の押し目とみた!!
でも、こんな高値からの参戦なので、コストで撤退は厳守し、
1.33どころが見えてきたら仕切っちゃうことにします。
(一瞬売りたくもなったのですが、流れに逆らわないことにしました。)

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2010年8月3日火曜日

今夜はドル安が加速していますね。
ユーロドルとかポンドドルのチャートが噴火してる!!

先週末はリスクオン相場の回帰を期待して
クロス円のレンジ上方ブレイクに着いて行こうなどと
思ってみていましたが、今のマーケット、主役はドルね。
クロス円狙いじゃ妙味薄だわ。
だって「ドル安」がテーマでドル円が円高となっちゃうから
クロス円もどうしてもドル円に連れて頭重くなっちゃう。
それでもストレートが強いから下げないですけどね。

先週、テーマが見当たらない、テーマがないのがテーマなどと
このところのマーケットが見えないことを
材料難のせいにしていたけど、
こうしてみると材料ははっきりしているじゃない。
「円高の終焉を確かめる相場」ってのは裏をかえせば
「ドル安の終焉を確かめる相場」ってことでもある。

ドル円とクロス円のチャートの形があまりにも違っているということは
主役が「円」ではなく、「ドル」だということに、
なぜ先週気がつけなかったのだろうと後悔中。
気がついていたらユーロかポンドを仕込んだでしょうに・・・。
と、お約束のタラレバ記述。今頃気がついてもなぁ。ーー
この角度で上がったユーロなんかを追いかけて買ったら
天井掴みになりそうよね。

今日は野田財務相が「政府は為替市場を注視している」と発言したことを受けて
ドル円が今日の安値である86円03銭から値を戻したという指摘もあるようです。
先週末金曜にアメリカのGDP速報値が2.4%と振るわなかったことを受けて
ドル円が86円台を割り込み年初来の安値を更新していますので、
市場は「介入」へ警戒していると見る向きもあります。
「注視している」ってのは直接的ではないですが、
一方で峰崎財務副大臣は
「為替の水準について、あれこれ言わない方がいい。」と言いながらも
「今日の段階では、それほど急速な円高は進んでいない。」と
思いっきり為替の水準に言及していたりして面白い。
発言の内容についてとやかく思うことはありませんが
さすがに85円台に突っ込んでくると、介入を意識しての
発言や思惑が出てきますね。

私はやっぱりこの8月にもドル円での円高の最終局面を迎えるような
気がしてならないし、それを裏返すとユーロドルが思わぬ水準まで
戻ってしまうってことにも繋がるので、ドル円を売るか
ユーロドルを買うか、そういう方向でシナリオを組み立てたいな、と
思っております。ただし、ポジションを取るタイミングは大事で、
思ったら吉日なんてことは絶対にない。といろいろな局面で
学習していますので、好機をじっくりと待ちます。
少なくとも今日はその方向に大きく動いてしまったので・・・・。


※メモ

特にポン様が気を吐いていますね。何故こんなに強い?!
1:英サンデータイムズ紙記事「英国は米国やユーロ圏、
日本よりも早い成長を見せるだろう」
2:英7月PMI製造業が予想57のところ結果57.3の好結果
3:HSBCホールディングスの2010年上半期決算がアナリスト予想を上回る
4:ロイヤルバンク・オブ・スコットランドが318の支店を
スペインのサンタンデールに売却するとの未確認報道。
(ポンド買いユーロ売り材料?)

それなりに材料があったのね。
今は流れに乗るべし?!

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