2016年5月31日火曜日

日経平均17000円だ大台回復!! ドル円相場は111円台乗せです♪

今夜はメモリアルデーで欧米市場が休場ですので、
波乱はないでしょう(為替市場は動いていますが)

日経平均、この4営業日で569円上昇。しっかりじわじわあげています。
チャイナはオイルが引き金となったショックでボラが荒いときは
日経平均って1日で上下1000円くらい平気で動きましたが
この4営業日でわずか569円上昇…地味ね(;^_^
東証1部売買代金は今日も2兆円割れで1兆5604億円。今年最低を更新。
これで8日連続で2兆円割れ。

今日は欧米勢が休場ということもあって、
参加者も限定的だったせいもあるでしょう。
その中でも日経平均200円以上も上がったんだから上出来です。

30日㈪ 日経平均 17068.02(+233.18)ドル円111.40円台まで上昇。

週明けの話題はもっぱら消費増税見送りと衆参同日解散総選挙となるか否か。

消費税の引き上げ「再延期」で自公党首会談へ
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160530/k10010540021000.html

今日の日本株、ドル円の上昇は、安倍内閣支持率上昇や、増税延期などの
報道が好感された側面も大きかったかと思いますが、
ドル円相場は105円台がいったんは底だったんじゃないか、というような
チャートにも見えてきます。この上昇の流れは115~116円台までありそう。
問題は、そのあとですけれどね💦

中長期的には、原油再下落や、中国再下落リスクなどが気がかりですし
トランプ候補が大統領となる可能性という、これまた、とんでもない
不透明要因があるので、決して強気できないという不安もあるんだけど、
短期的には、みんなが弱気になりすぎて、(米株天井、アベノミクス終了という)
ショートが積みあがった相場の巻き返しが起こって上昇が続くように思います。

ドル円ロング、ポンドロングは継続。

今夜は動かないと思うのでこの辺で~

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2016年5月29日日曜日

まだレンジ相場を逃れられないでいるのですが、、
週末27日㈮のドル円相場、引け味はとてもいい感じ!

27日㈮東京時間は冴えない展開が続きドル円相場も109円後半でレンジ。
NYオープン直前には109.50円を割り込むところまで軟化。

伊勢志摩サミット~オバマ大統領の広島での演説と安倍内閣支持率が
上がるであろうイベントにも(オバマ大統領の演説と被爆者との会話、感動しました)
マーケットがそれを好感することはなく、じり安の流れ・・・。
27日、東京株式市場、東証1部の売買代金は1兆6581億円と今年最低。
7日連続での2兆円割れと、商いは全く盛り上がらず。

これが、重要イベント控えているための様子見に過ぎないのか、
嵐の前の静けさということなのか…
というのが週末㈮夜のYMTV為替デスマッチでの
(大倉キャプテンとだいまんさんとのセミナー)
テーマとなりましたが、週明けから動くんじゃないかな。
上方向に(ポジショントークですが('∀')

というのも、27日㈮週末ドル円相場はAM2:00以降に急伸。
トリガーはイエレン議長。

イエレン米連邦準備理事会議長が参加する討論会に一部関係者の注目が
集まっていましたが、講演ではなく、あくまで討論会ですので、
それほど重要な発言が出るとは思われていなかったというのが実際のところ。

ところが、イエレンさん、景気やインフレ見通しの改善に言及、
「今後数カ月での利上げが適切となる可能性」と述べました。
そのほかにも「利上げに慎重なのは利下げ余地が小さいため~
マイナス金利は真剣に検討していない」などなど。

この発言をきっかけにドル買いが一気に出てきました。
週明け30日㈪が欧米市場がバンクホリリー・メモリアルデーで
それぞれ休場となるので、欧米勢は3連休前夜。ポジション調整の意味での
ショートカバーという側面も大きいと思われ、これが週明けも続くかどうかは
疑問ではありますが、週末には今度は本邦、消費増税見送り濃厚の報道。

消費税率10%への引き上げを2年半先送りし19年10月とする意向を伝えた。

安倍首相が消費増税の2年半延期を政府・与党幹部に伝達=関係筋
http://jp.reuters.com/article/abe-tax-idJPKCN0YK00S

さあ、すでにマーケットには増税はあり得ない、見送りは織り込まれている、
とされていますが、週明けからの東京市場、どのような反応となるでしょう。

麻生氏 消費増税再延期なら解散・総選挙を
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160529/k10010539331000.html

麻生財務大臣は一貫して見送りに反対していますので、見送るなら
信を問う必要がある、と発言されており、衆議院の解散総選挙も
同時に実施するのかどうか。。。

6月1日の国会閉会後の安倍首相の会見に注目でしょう。

今週㈬ですね。6/1㈬、安倍首相の発言でマーケット大きく動く可能性大。

ドル円ロングは継続中。レンジが続くのでロング継続も疲れます。。。
(一度利食って買いなおそうとすると上に行く、というパターンが多くて
やはり忍耐も必要かな・・・・と)

そして、今週末3日㈮は米雇用統計。

5月分のNFPは予想が+16万と控えめな数字。
米通信大手ベライゾンのストライキの影響で、3.5万人程度の押し下げが
出るという一部試算があるためのようです。

つまり、予想が控えめ、ハードルが低いため、ドルにとってはリスクは低い。
むしろ予想よりいい場合の上昇要因と考えます。

ただし、その前日6/2㈭がOPEC総会です。
原油価格が堅調すぎるのが気がかり。ドル高なのに。。ですよ。
確かに需給は予想より早くバランスするだろうという見通しに変わって
(2017年後半とみられていましたが、ナイジェリアの石油施設破壊や
カナダの山火事、シェール生産の減少などで、2016年内には需給が
バランスする(均衡する)との見通しが出てきた)
ファンド勢がショートカバーに動いて、今度はロングを積み増しているんですね。

OPEC総会では減産はおろか、増産凍結で合意すら難しいというのが
専門家らの見方です。それをも織り込んで上がっているのだとすれば
かなり強い相場ということなのですが、なーんか、WTI原油50ドル達成した
ところで6/2OPEC総会、、、って怖いですよね。

原油がそこそこの調整入りとなるならば、株式市場にも再び悪影響を
及ぼすという負の相関が再開するリスクはぬぐえず、、、
この点のみが心配です。

米国は6月~7月の利上げ織り込みに動く相場となるでしょうし、
日本も安倍首相の会見が注目され、失望がなければ基本は上を見たい。
(ポジショントークなんだけど、、、
あまりに期待で買われすぎてしまっているならば、下がるリスクもあるでしょう
けれど、今の地合いってみんな買うのが怖くてやってない、という感じでしょ。
この相場で、新規で売る・・・?!買いが膨れていれば利食いの売りがでるので
下がりますが、それほど盛り上がっていない相場をわざわざ崩しにかかって
売るほどネガティブな会見となるとは思えませんので…。


********************************

ポンドロングも継続です。

週末にでた5/24までのIMMポジションをみても(これがすべてとは言いませんが)
ショートカバーされていることがわかります。
それでもまだまだポンドショートは大きいまま。
総建玉が減少傾向ということは、売りが手じまわれていても
買いが入っていないということでしょう。
ここ3週は少しだけ、総建玉も増えてきているので、
ロングする向きも出始めたのかもしれません。

http://trend-line.co.jp/rand/zaiko/cftcgbp.htm から
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2016年5月27日金曜日

なんでしょうねぇ。。。

110.20円台 → 109.40円台

26日㈭東京時間にドル円急落、これで日本株もしぼんじゃいました。

特に材料があったわけではないようですが、、、、。

今夜は米株も小安い値動き、リスクオン回帰ムードが高まるか?という期待も一服。
本格リスクオン相場となるには、6月に重要イベントが多すぎるかな。

不透明感が強ければ強いほど、逆に相場は強くなると思うんだけどね、最終的に。
買い材料が多ければ多いほど、逆に相場は終わりが近いということで、、。

今は、ほとんど弱気材料に支配された環境(日本株、ドル円相場)という印象だけど、
サミット~6/1安倍首相会見に期待があるんでしょうか。

どちらにしても、大きなトレンドを作るには動きにくい時期なのでしょう。
ドル円相場は109円台をサポートできれば、まだ上の可能性が強いと思ってますので
ロング継続です。

今日はポンドも調整気味。
特に材料があって下げているわけではなさそうで、
どの相場も一服という感じね。

ポンドロングも継続。

伊勢志摩サミット始まりましたが、市場はほとんど期待していないようです。
期待がないなかで、何もなくても失望されることはないわけですから、
むしろ期待されていないこと自体は好材料。

相場もそれほど加熱していませんね、むしろ何かホストである安倍首相が
何か市場の期待を上回る成果を上げることができたら
マーケットはプラスに織り込みに行く、ということのほうが
サプライズとしては面白い。というか、あるかもしれない、、、
(完全にドル円Lしてるからポジショントークになってるな、これ(;'∀')アハハ

あまり今夜はネタがないですね。

★米・4月中古住宅販売成約指数(前月比予想:+0.7%、3月:+1.4%)
★米・4月耐久財受注:前月比+3.4%(予想:+0.5%、3月:+1.9%←+0.8%)
★米・4月住宅販売保留指数(前月比)+5.1%
(前回:+1.4%(改訂:+1.6%)予想:+0.7%

今夜の米指標は良好も、マーケットはあまり動いていません。。



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2016年5月26日木曜日

東京市場、日本株3日ぶりに反発。
25日水曜日、日経平均は258.59円高の16757.35円。

昨晩24日㈫の米国の新築一戸建て住宅販売件数が超いい数字だったことから
米株が上昇、この流れを引き継いで水曜の日経平均が強含んだと思われますが、

なんと水曜東京大引け後の、日経平均先物イブニングから、さらに上昇してます。

現在3:00時点で16900円台まで上昇中。

今夜25日のNYダウも続伸で、ダウ日足は一目の雲にはじかれてしっかりとした
上昇に転じた印象です。これ、みんながSellin Mayを意識して下向きになっていた分
リバースした場合の上げ幅が大きくなるパターンのような気がします。

これは日経平均も同様。
皆が下を見ていた相場ですが、レンジ上限を上抜けてきました。
明日、26日㈭には17000円大台乗せがあるんじゃないでしょうか。

なぜ上がったか?

きっかけは米国が6月もしくは7月の利上げを織り込み始めたにもかかわらず
米株が崩れず、むしろ上昇に転じたことでしょう。

それから安倍首相が6/1に今国会閉会後の会見で、
「消費増税」について、また、「衆参同日選挙」の可能性について
考えを明らかにする模様。これに向けて相場が動き出したという見方も
できるでしょうか?!日本市場は、週末の伊勢志摩サミットではなく、
6/1を見据えた政治、政策相場がスタートした可能性もありますね。

ただ、その場合、ラリーは6/1までとみて、いったん仕切ったほうが無難で
ここで期待を超える話が出てくれば、上昇加速となるでしょうけれど、
期待先行で日本株、ドル円が上昇してしまっていれば
失望の売りにさらされる可能性もゼロではない。

4月の日銀の金融政策決定会合がそうでしたね。
期待と思惑で買われた日本株、ドル円相場は、日銀が現状維持で
何もしなかっただけで、急落しちゃいました。

この日経とドル円上昇が、米国株につれ高しているだけなのか、
日本独自の政治日程にらみなのか、まだはっきりしませんが、
少なくとも、日経平均は16800円台のレンジ上限を超えていることと
ドル円相場も一目均衡表の雲を上抜けそう、、、という期待が膨らむ
ところまで上昇してきています。現在110.44まで高値を付けています。


ドル円ロング、ポンド円ロングは継続です。

今日も、世論調査でEU残留派優位の結果が報じられています。

EU残留派がリード維持、英世論調査受けポンド上昇
http://jp.reuters.com/article/britain-eu-poll-survation-idJPKCN0YG26U

この流れが続けば、離脱にかけたショートポジションが買い戻される流れが
継続するということで、ポンドはまだまだ上がると思われます。

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2016年5月25日水曜日

今日の東京時間までは、気分が沈んでいたんだけど・・・

夕刻から元気出てきた~!!(もともと夜型です♪)

24日火曜、東京市場、
日経平均は155.84円安の16498.76円(6日ぶり16500円割れ)
売買代金は今年最低を更新で盛り上がらず。値動きも地味でレンジ相場。。。

昨晩119.13円までドル円相場は円高局面が。その後109.46円まで戻りを試すも、
東京大引時間に再び119.16円まで安値をつけて、、、

その後、急激に上昇に転じました。
NY時間には110.05円まで上がってます。
今夜はダウ平均も強くて現在200ドル高の17700ドル台まで上昇。

Sellin May警戒がくすぶる中なかなか米株は崩れません。

NY市場での株高は住宅指標が一因ね。

★4月新築一戸建て住宅販売

年率 61.9万戸(予想 52.3)前月から+16.57%(2008年1月以来の高水準)

つ、つ、強い~。

4月に何があったっけ??
ひょっとすると、米国が利上げサイクルに入ったわけですが
どんどん金利が上がる前にという駆け込み需要でしょうか?

でも、12月に1回利上げしているわけで、そのあとの住宅指標が
これだけ強いというのは、米国経済は決して弱くないってことよね。

今夜は米国金融株も強いようですから、利上げでも米株は崩れない、
って地合いってことじゃないの・・・・Sellin Mayはないかも??

というムードになっておりますが、米株は日替わりで上下しますので
上昇が継続するかどうかに注目ですね。
まだ今日の陽線だけでは三尊天井の右肩形成の上げという域を出ていません。
終値で17800ドルを超えてくるまで上昇が続けば、
日本株も上昇するでしょうし、ドル円も上昇すると思います。

昨日作ったドル円109.40円台のロングは継続してます。
109円割れたら損切り予定でしたが、ギリギリ反転してくれました!!

*************************

そして今日はポンドが動くかも…と注目していた
BOEインフレレポート議会証言ですが、

カーニー総裁は
「英国のEU離脱の是非を問う国民投票の結果にかかわらず次の政策行動は利上げ」
と発言されたようです。どっちみち利上げですか!?
(ただしカーニー総裁の発言の信任は低いです…コロコロ変わる)

また、英国中銀のブルードベント副総裁、ウィールMPC委員は
EU離脱が英国の成長減速、ポンド下落、インフレ圧力を高めるとの見解を示しましたが
逆に、EU離脱をめぐるリスクが強く指摘されたことで、
市場にEU離脱回避に向けたメッセージと受け止められたとの指摘が。

そして今日はテレグラフ紙(大手新聞社)による世論調査で、
残留支持派55%、離脱支持派42%と、13%もの差で残留支持との結果が出たことで
ポンドが上昇したことが最初のようです。

ポンド円上昇が、ドル円にも波及したような印象でしたが、
じっくり見ていたわけではないので、本当にそうだったか、正確ではないですが。

世論調査でポンドが動き、その後のインフレリポート議会証言で
カーニー総裁が、次はどのみち利上げだ!といったことで弾みがついて
ポンド円が大きく上がった、という感じでしたが、

乗りましたよ~もちろん。

週明けのポンド下落(今にして思えば調整だった)でロングの利益を
ずいぶんと削ってしまって、一度ロングやめていたんだけど(それでも利食いよ)
158円で跳ね返されれば、4時間足などで見るときれいな押し目完了、
って形になるよなぁと、注目していましたので、
跳ね始めた時にすかさず飛び乗りました。

コストは158.42円、158.61円です。

今日の上昇で、一目の雲の上にローソク足実体が顔を出しそうです。
本格的に底入れ確認するには4月下旬の162.80円を超えないと、ですが、
超えそうな予感。165~167円くらいまで目指したい。。。
(ポンドはボラティリティが大きいので調整も大きくて、
ロングでずっと耐えられるかどうか(;^_^)

おそらくEU離脱派ない、という方向に世論が傾いていく過程で
買戻しが価格を押し上げるという相場になるんだと思います。

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 オーストラリア準備銀行(中央銀行、RBA)のスティーブンス総裁は講演で
インフレ目標を用いた金融政策の枠組みにコミットしていく考えを明らかに、、、

ってなことを話したみたいですが、その中で
「インフレ率は本当にやや低すぎる」とぼやいたようで、
これが、次回8月にも利下げするんじゃないの?!という思惑が広がる結果となって
講演を受けて豪ドル売りが加速する局面があったのですが、

今日夕刻からはドル円、ポンド円の上昇などにつれて豪ドル円も上がってますね。
豪ドルドル、、、ストレートでも若干上がっていますが、
これは米株が堅調なことから豪ドルショートの買戻しが若干入っているのかな。

中国リスクはくすぶっていますし、米指標堅調、利上げ思惑強まり
米ドル高となれば、鉄鉱石などのコモディティ価格は下落するでしょうから
豪州にとってはあまり歓迎すべきことではありません。

ということで、豪ドルは戻りがあっても、売られるんじゃないか、と思ってますが、
今はポンドに夢中です~
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2016年5月24日火曜日

ありゃりゃ~やっぱり、仙台G7(財務相・中央銀行総裁会合)が期待外れの結果だった、
ってこと、意外と日本市場へはダメージが大きかった・・・・。

日経平均株価は一時300円を超える下落。

引けにかけては健闘して16654.60円(▼81.75)
ドル円相場は109円台へと下落しNY時間には109.32円まで下落しました。

トホホ…

110.05円で再ロングしたドル円ポジションは
109.70割れで一度損切り。
先ほど109.42円で再ロングです。
なんか下げそう・・・なんだけど、4時間足などを見ていると
きれいに上昇トレンドラインの下限にぶつかって踏ん張っている水準。

109円~110円のレンジなのかな…という感じですが、

108.50~109.50のレンジを上抜けて110.58円まで上昇したドル円が
109.32円まで下がれば拾うとこでしょ・・・・(自信ないけど)
前回レンジ上限まで下げていますので、打診買いです。

米利上げの可能性を折り込み始めた割には、ドル円の頭が重い。

ユーロドルは比較的素直に下げてドル高の様相ですので
やはり、日本独自の要因がドル円の上値を抑えているんでしょう。

というのもG7で麻生財務大臣が「消費増税は来年4月に実施する」
とコメントしたこと(麻生さんの発言は一貫しているため別段驚きでも
ないのですが、市場はすでに増税見送りを織り込んでしまっているのか)
なども嫌気されたと指摘がありますね。

今日発表された4月の貿易収支が8235億円で、3か月連続の黒字、
というのも、円高要因となった模様。

G7ホスト国として、財政出動でのコミットができなかったこと、
貿易黒字が3か月続いていること・・・・などがドル円の上値を
抑えてしまっていますが、さて、週末の伊勢志摩サミットに向けて
一段安となるか、今日の下落が絶好の押し目となるのかに注目です。

※要人発言 
・ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁講演、

「2016年は2―3回、2017年は3―4回の利上げがほぼ妥当」
これを受けて米債利回りは上昇もドル円買反応鈍く、
豪ドル・キウイドル・ユーロドルなどではややドル買い方向へ。

・ブラード・セントルイス連銀総裁講演

「英国のEU離脱をめぐる国民投票は米FOMCの決断に影響せず」
「米労働市場はきわめて強いサイクルに入っている」

**************************************

それと、ポンドが下げちゃいました(;'∀')

私のロングコストよりまだ上にいますが、ポンドは押し目?
それともこのまま再度下落??

ポンドロングは159.53円で逃げたわ・・・・
利益は利益ですが、161円台まであったことを考えると
ずいぶん利益を飛ばしちゃった"(-""-)"


4時間足で見るときれいな上昇トレンドラインに
ぶつかるところまで下がっているので、158円台前半で下げ止まって
くれれば再上昇の目がありますが、、、

今日のポンド下落の背景には英財務省がEU離脱の場合、
短期的に失業率上昇、実質賃金低下との試算を発表したことが
嫌気されたとの報道。

英国、EU離脱なら景気後退の恐れ=財務省分析
http://jp.wsj.com/articles/SB10183435217094733641104582083262782653498

EU離脱なら少なくとも50万人が失業、物価は急騰へ=英財務相
http://jp.reuters.com/article/britain-eu-osborne-idJPKCN0YE1DF


明日24日(火)日本時間18:00頃から
5月発表分の四半期インフレリポートに関する議会証言がある模様。
ポンドが動くかもしれません。要警戒。

全般、ストレートではドル高の様相です。(ドル円除く)
6月利上げが意識される中で、ドル高、他通貨安ですので、
クロス円が弱く、これにつれ安してドル円も下げる、
なんて不甲斐ない地合いにならないでほしいですけれど、、。

ポンドは仕切り直し。

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2016年5月22日日曜日


今週の為替市場のポイントは、
6月の米国利上げ思惑がますます高まるかどうか。
そしていよいよ伊勢志摩サミット、ここを抜けて本邦財政出動、
消費増税延期発表があるか否か、ってとこかしらね。

先週18日に出てきた4月のFOMC議事録で、6月利上げの可能性が浮上。
それまで、まったく6月の可能性を織り込んでいなかったマーケットが
慌てて6月利上げの可能性を織り込み始めたことで、
ドル円相場が110円台へと上昇。ドル円よりユーロドルでのドル高が顕著ね。

通貨インデックスで見るとよくわかります。
※通貨インデックス一覧



ドル高 : ユーロ・円・カナダ・豪ドル・キウイ安 ですね。

ポンドだけ独自の値動きでしたが、、、
週末金曜には大きく修正安が入りました。

ドル円相場は110.58円くらいまでNY時間の高値がありましたが 
NYクローズにかけては、若干上げ幅削っています。
このニュースが一因と各所で指摘されているようですが、、、

日銀、国庫納付を大幅減 引当金4500億円積む
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGF20H0F_Q6A520C1EE8000/

この報道が、日銀の出口戦略が予想以上に早いのではとの連想につながった?

引当金とは、将来発生するであるだろう損失、費用などの支出に備え、
前もって準備する見積金額のことをいいます。

日銀は異次元緩和による購入で膨らんだ国債の利息収入の一部を、
引当金に積むことができる制度を2015年度に定めたのですが、
これにもとづいて引当金を4500億円積むと発表したわけです。

日本政府が発行している国債総額は1100兆円規模にまで膨れ上がっています。
低金利時代、まだまだ国債を発行できるという考え方もありますが(;´・ω・)
しかし、いずれ金利が上がればその金利の支払い額は膨大となります。
金利が思わぬスピードで上がると、利払いに窮した金融機関は
国債を売るでしょうから、ますます金利が急騰して利払いに困るという
負のスパイラルとなって、日本国債暴落、、、なーんてシナリオ、
聞いたことがあるでしょ。


新たに引当金を積み増したということは、異次元緩和の出口を見据えた
布石である、という捉え方や、今後の追加緩和策も大きくないだろうとか、
いよいよ出口を模索し始めた、とか、ネガティブに受け止めて騒ぐ向きが
出てくる可能性もあって、この点には注意が必要かもしれません。

個人的には、このニュースによる悪影響はあまりないと思います…。

今は、米国利上げが最大の焦点でしょう。

あ、G7もありましたね。
あまり為替市場に影響があるようなものではなかったと思いますが、

日米、為替政策なお火種 G7では対立「封印」
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO02630710R20C16A5NN1000/

・日米両国は為替政策について互いへの強い批判は避けた。

・国際的な課税逃れ対策をG7が主導していくことで一致
(税逃れ対策に非協力的な国・地域を特定する「客観的基準」を6月末に決める)

・英EU離脱「最大のリスク」 財務相会議で一致

・世界経済「中国を含め過度な悲観論はやや後退した」との見方を共有

・日本が足並みをそろえるべきだと主張した積極的な財政出動には、
ドイツや、英国が消極的な意見を唱え。金融、財政政策、構造改革を
バランスよく進めるとの合意にとどまった。

先週金曜、ドル円が109.50近辺まで下がれば再ロングのつもりが
下がりきらないので、110.05円で再入場中。

あとはポンド高が継続するかどうか。
週末ポンドの修正安が来てますが、ポンドロングは継続中。


今週は、伊勢志摩サミットに注目ですが、
米利上げ思惑に絡んでは、米要人発言が相次ぎますので用心。
以下に今週の重要注目イベント。

23日(月)
日本貿易収支(4月)
独・ユーロ圏製造業PMI速報値(5月)
ユーロ圏消費者信頼感指数(5月)
セントルイス連銀総裁、講演
サンフランシスコ連銀総裁、講演
フィラデルフィア連銀総裁、講演

24日(火)
独ZEW景況感指数(5月)
米新築住宅販売件数
ユーロ圏財務相会合
米大統領選、ワシントン州予備選

25日(水)
独Ifo景況感指数(5月)
EU財務相理事会
ダラス連銀総裁、講演
ミネアポリス連銀総裁、講演
フィラデルフィア連銀総裁、講演

26日(木)
G7サミット(27日まで)
米耐久財受注(4月)
米中古住宅販売成約指数(4月)
パウエルFRB理事、講演

27日(金)
日本消費者物価指数(4月)
米GDP改定値(第1四半期)
イエレンFRB議長、講演
オバマ米大統領、広島訪問
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2016年5月20日金曜日

なんでなの~。
レンジ上限まで来た!と109.60円台で利食ったら
110円台まで突き抜けて上昇しちゃったわ。

何度も109円台後半では頭打ちになって、再び108円台に落ちるという
レンジ相場を我慢してきた私が、「ヨシ!レンジトレードしょう!」と
ポジション手じまったら、レンジブレイクして上がるという…

なーんとなく予感していましたが、やっぱりか^_^;

で、その後、110.02円で再ロングしましたが、今度は110円を
挟んでのレンジ相場になりそうな値動き。。。

今のところ109.70~110.40、
このバンドでの往来が続くかもしれません。

ということで110.02円はちょうど真ん中あたり。。。

ロングで耐えるにはコストが悪いように思うので
109.90近辺で一度撤退してます。

109.50程度まで突っ込むことがあれば、再ロングしたいかな。

ドル円チャートは日足で見ると、110円は絶好の売り場に見えますね。
売りが正解かもしれないんだけれど、、、
昨日のFOMC議事録受けて、一気に6月利上げの可能性を織り込み始めた
相場、その流れが6月FOMCまで続くかもしれません。

Fedメンバーが比較的タカ派発言をしていたにもかかわらず、
マーケットは6月利上げの可能性を全く織り込んでいなくて、
その温度差が気になっていましたが、昨日のFOMC議事録で
我に返ったみたい。

※4月FOMC議事録内容

FOMCメンバーの多くが
「データが経済成長の回復を示し、雇用市場の改善が続き、物価上昇率が目標の2%に向け前進すれば、6月会合での利上げが適切になる可能性が高い」との判断していたことが明らかに。

FEDウオッチですが、5月初旬は10%に満たなかった利上げ織り込みが
議事要旨発表前は19%に上昇、発表後にはなんと34%まで上昇。

6月利上げの有無を決定するのは「インフレ」と「雇用」と言ってますね。
インフレ関連指標では5月31日の4月PCEコア指数
雇用関連指標は 6月3日に発表される5月雇用統計かな。
毎週の新規失業保険申請件数も雇用関連指標ですが、
今日出てきた分はあまりインパクトはなかったですね。

①27.8万件(予想:27.5万件 前回:29.4万件)

今夜はその他に

5月フィラデルフィア連銀製造業指数と4月景気先行指数が発表されてます。

②5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数
▲1.8(予想:3.0、4月:▲1.6)2カ月連続マイナス(悪い)


③4月シカゴ連銀全米活動指数 
+0.10(予想:▲0.20 3月 ▲0.55)伸びが加速(良い)


それと、今夜米リッチモンド連銀総裁が6月利上げの根拠は強い
と発言しています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-19/O7FHYC6K50YB01

世界経済に伴うリスクは「完全になくなっている」とし、
6月に利上げするのは適切だとの認識を示した。

この方投票権はないんですけどね。
あと、中国株の極めて重要なポイントが切れそうなリスクは
どのようにご覧になっているのか…。

にわかに6月利上げの観測が出てきたことで、
それまで織り込んでいなかった利上げが急速に織り込まれる過程で
ドル上昇となったのがドル円110円突破の理由ですが、

米株が利上げを嫌気して落ちてきていることから
これが日経平均を崩す相関となると、ドル円も頭をたたかれて
しまいます。素直にドル高にならないところが難しい。

また、FOMCは6月14-15日ですが、イギリスのEU離脱を問う
国民投票が6月23日ですので、その重大イベント前に利上げなど
出来ないという指摘も多く、まだまだ本当に利上げができるかどうかは
懐疑的。指標に注目が集まりますね。

***********************************

ポンドロングは継続中。

今日発表された指標は良好!

英・4月小売売上高

前月比+1.3%(予想:+0.6%、3月:▲0.5%←▲1.3%から上方修正)

こんなコラムもあります。

コラム:英国民投票が試すポンド「鉄板底」伝説=植野大作氏
http://jp.reuters.com/article/column-forexforum-daisaku-ueno-idJPKCN0Y70DM?sp=true

以下、このコラムの中の私にとって都合のいいとこだけ引用。

「1ポンド=1.40ドル鉄板説」
1980年代以降のポンドドル相場のチャートをみると、1)BOEが米ヘッジファンドのポンド売り投機に負けて欧州為替制度(ERM)からの離脱に追い込まれた1990年代初頭、2)労働党政権の下で英国のユーロ参加気運が一時的に盛り上がった2000年代初頭、3)リーマンショック後の世界金融危機に英国も巻き込まれた2000年代末期、の3局面でポンドの下げが加速したが、いずれも1ポンド=1.40ドル前後で底入れし、その後は4年以内に最低でも1.70ドル前後に反発している。

過去のチャートをみた上で言っているので結果論にはなってしまうが、この間、1ポンド=1.40ドル前後の水準でポンドを買って仕込んでおけば、4年以内には2割以上の為替差益が出て儲かっていたことになる。こうした過去の経験則(アノマリー)を重視するなら、足下のポンドドル相場には「買いの好機」が訪れているという判断になる。


詳しくは、リンクのロイターサイトでご覧くださいね。

************************

米利上げで、米株が崩れるかもしれないリスクともに
足下の懸念は中国株。中国の指標は信用できぬものばかりですが
それでもなお、指標は軒並み減速しているというんだから
事態はかなり深刻なんだと思うわ。

中国国務院は、中央政府傘下の企業が2016-17年に
鉄鋼および石炭の生産能力を10%削減すると表明したというニュースが
ありましたが、在庫過剰なんでしょう。。。

中国のハードランディングだけは何とか避けたい。。
というのが米国の思惑でもありますので、
利上げには慎重であると思うんですが、さて・・・。

豪ドルはだめね。売り目線です。

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2016年5月19日木曜日

日経平均もドル円もすっかりレンジ相場です。

18日水曜日の日経平均株価は3日ぶりに下落ですが、
わずか ▲8.11円 16644.69円で取引終了。日経は16000円台のレンジ相場。
ドル円は109円を挟んで行ったり来たりですが、
今夜109・80円台まで上昇しています。別にこれといってドル買いの材料が
あったわけじゃないんだけど、米金利上昇思惑とやらで。

ということで、予告通り109.68円で利食いました!(108・60円前後のロング)
こんな時に限って110円乗せてもっと上がったりしないでね(^-^;
また108円台があれば拾います。

今週末のG7を控えて、更なる上昇は足元では厳しいのではないかと、、、。
今日18日㈬ 本邦1-3月期GDPは年率1.7%増と市場予想の0.3%増を
大きく上回る結果となり、政策期待が後退するとの見方から、
日経平均はやや売りが先行してスタートしました。

燃費データ不正の可能性が伝わったスズキが午後の取引で急落し
センチメントが悪化する局面もありましたが
GDP速報値を受け、日銀がマイナス金利の拡大を伴う
追加金融緩和に踏み切るとの観測は後退したことから
預貸金利ざやの一段の悪化に対する警戒感が後退し、
三菱UFJなど銀行株が買われ相場を下支えしたとの指摘もありました。

自動車、マザーズ市場の新興株が軒並み大崩れとなるなか、
メガバンクが支えとなって結果8円安程度に収まった日経平均。
強弱材料入り乱れの中で、方向感がありません。

だからこそ、このままレンジブレイクの上昇にはならないだろう、
と思っているわけですが、SellinMayの時期で米株の頭が重いことも
気がかりであるほか、中国市場がちょっとヤバ目よね。

今日上海総合指数は続落し、前日比36ポイント安の2807と3月10日以来の安値。
大引け直前に公的資金とみられる買いが入ってやや下げ渋りましたが
この水準は3月初めに全国人民代表大会が開幕して以降の下限にまで下げてきており、
全人代を機に始まった「政策期待相場」の終わりと見る向きもあるようです。

加えて足元で人民元の対ドル相場の下落が再開しており
18日の上海市場では1ドル=6.53元台後半と3月3日以来の安値を付けています。
政策がサポートしてきた中国市場、その効力も薄れているということでしょうか。
再び中国からの資金流出懸念が台頭するかもしれません。

昨年8月、今年年初に経験したような元安、中国株安の連鎖から
米株が崩れる、という嫌なシナリオも念頭に置いておく必要が。。。?!

だから、ロングは長く引っ張れない。
かといってサミット前に売る気にもなれず・・・。
だから膠着しちゃってるのね、日本株とドル円相場。

また108円台で拾ってみたいと思っていますが
下げ方が尋常じゃない(チャイナショック的危機による下落とか
SellinMay的下落だった場合は下値は深くなります)ようなら
売ることも厭わず。柔軟に行きましょう・・・

*****************************

キター――!!ってのがポンドよ、ポンド。

ポンドドルとポンド円をロングしていましたが、報われました。

(昨日のCPI受けての下落には参りましたが(^-^;)

今日はまず4月英雇用統計で失業者数が予想より強い内容だったことで
やや買われ、その後「イギリスがEUに残留することを支持する国民の割合が
55%に達した」との報道があって急騰しています。

ポンドドルは1.46ドル台、ポンド円は160円台回復してます。
ポンドロングはEU離脱を巡る6月23日までそのアンケートなどを受けて
残留派、離脱派のどちらが多いかを巡って乱高下しそう。

もし、結果残留ということになる流れなら、離脱リスクを見込んで
ショートしていた向きの買戻しが出てくるでしょうから
ここからさらに踏み上げの上昇があるはずです。

まだまだ初動、利を伸ばす所存。
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2016年5月18日水曜日

いや~なんでしょうね、この執拗なドル円の売りは…。

17日、意外にしっかりとした値動きだった日本株市場。
日経平均は186.40円高の16652.80円

為替市場、ドル円相場はというと、
東京時間は109円台を挟んでのもみあいが続いていましたが
大引けにかけてドル円がポーンと109.20円近辺まで上昇。
これに連れて、クロス円も軒並み高となりました。

よっしゃ~って思ったロンガーの皆さん、、、。(私)

その後の値動きにはホントがっかりよね(涙)

これはドル円チャート15分足(17日火曜AM1;50までくらいの)



左側のヤマは、先週金曜の米小売売上高が良くて上昇した時のもの。
ルー財務長官がG7は通貨安競争が議題に~と日本への介入思惑に
水を差すような発言をしたことで、ドルの上値が叩き落された格好。

そして右側が今日17日の東京時間大引け直前からその後の値動き・・・

見事な行って来いです。
結局ただのレンジ相場、、、てことか。
そう考えれば、それだけのことですが、なんかドル円相場、
109円台から上には執拗な売り方がいるような気がしてなりません。
誰なんでしょう、、、輸出勢?!

仙台・財相G7前ですし、あまりドル高にはならないだろう、
と考えれば110円前まで上がれば利食いが出やすいのかもしれませんが。

ただし、下値も固いとも言えますね。
相場は上に行きたがっているようにも見えますが、
売り方と買い方の攻防、どちらに軍配が?!

来月、6月6日金曜日の5月分の雇用統計発表後
イエレン議長の講演があるようです。

雇用統計の直後であることと、6月14─15日のFOMCの直前でも
あることから注目されそうですが
野村証券の池田氏は「為替市場は6月利上げがないとほぼ決めつけている」とし、
「 FOMC前に、市場とのコミュニケーションの場を確保し、
認識ギャップを埋める意図で、議長講演がセットされたと推測される」
と6月利上げの可能性は残ると分析されています。

なる~。

だとすると、G7,そして伊勢志摩サミット後にはドルが動意づく、
というシナリオもあるかもね。

※今夜発表された米国の4月の消費者物価指数CPIは
予想が前月比+0.3%のところ+0.4% (3月は+0.1%)強い!!

前年比では+1.1%です(3月+0.9%)コアインフレ前年比+2.1%

※4月米住宅着工件数は年率換算で117万2000件(予想112万5000件)
こちらも強い。利上げの織込みが高まっても良さそうな数字です。

ここは110円では利食って、108円台では拾い直すという
細かいトレードをしながら6月のレンジ上放れを待つ
イメージでしょうか。

・・・・とかなんとかいいつつも、今回は108円台ロング、
利食ってません^_^;まさか、今回もまたドル円行って来いで
下げる相場になると思わなかったんだもの…。

次に109円台まで上昇したら、利食います。
そして、下がったら買い直す(そんなことをした時に限って
そのまま上がっちゃったりするのよねw)

ドル円Lは継続中。

******************************************

ということで、どうもドルが上がらない。
これは、ドル円相場で顕著ではありますが、
ストレート通貨では、ちょっとムードが違うんですよね。
ドル安になりにくい印象なの。

つまり放っておくとドル高方向に動こうという力が
働いているようには見えます。
そりゃそうよね、利上げバイアスにあるの、ドルだけなんだもん。

今日17日は豪ドルやキウイドル、ポンドドルなどが上昇しました。

豪ドル上昇は今日10:30に豪準備銀行が発表した5月RBA理事会の
議事要旨を受けたもの。

予想外の利下げを打ち出した5月会合では、
「金利据え置きも検討していた」ことなどが明らかとなったことで
想定ほどハト派的ではないとの受け止めが広がったために
豪ドル買戻しが進んだと見られます。

今後、継続的な利下げの可能性が低下した、との見方も
豪ドルのサポートになりそうなムードでしたが、
どうも上値は重い。つまり、米ドルが強いのよね。

ポンドもそう。

ゴールドマンが2月頃は原油価格は20ドルまで下がるって予想して
いたのに、思ったより需給がバランスするのが早いとかなんとか言って
50ドルに予想を上方修正したことで、原油が強い。

オイルカレンシーという側面もあるポンドがしっかりとした値動きと
なったのは原油高があるんじゃないかと思うんだけど、
今日の東京時間などはポンドが強かったです。

ポンドが上がりそう・・・・なんだけど、一気には行かないわね。

今日は英国の4月分消費者物価指数(CPI)が発表され

予想が +0.5%のところ +0.3% と弱い結果が出ちゃった。
ちなみに3月は+0.5%

4月のインフレ率が予想以上に落ち込んでしまったことで
ポンド上昇に冷や水となってしまいました。

その後に出た米国のCPIと比較すると全然弱いよね。

実は今日ポンドがしっかりした値動きなのを見て
ポンドドルを1.4455ドル。ポンド円を157.38円でロングしたの。

その後ニョキニョキ上がって喜んでいたんだけど、
CPIが悪くて上げ幅を削ってしまっています。。。

ドル円だけじゃ、あまりにも妙味が薄い相場環境なので
ちょっとポン様に手を出しちゃってるんだけど
(原油相場は6/2のOPECまでは上昇ラリーが続くというのが
トレーダーらのコンセンサス、50ドルはあるんじゃないか?)
原油が強いならポンドも、下値は固いような気もしますので
もう少し粘ってみます…。

ということで、ストレート通貨は米ドル高傾向を脱しきれずに
いるという印象、ドル円だけです、円高傾向を抜けられないのは…。

※今夜、乳製品企業大手フォンテラの乳製品価格オークションで
GDTが前回比+2.6%となったことで、キウイドルが奮闘してます!
キウイに注目かなぁ・・・・

明日の注目は本邦1-3月期GDP
予想は前期比年率+0.3% 
2四半期ぶりプラス成長予想ですが2月が1日長いうるう年効果が
個人消費を押し上げているだけで、その分がなければマイナス予想。
今回マイナスならば2四半期連続マイナスでリセッション。

悪けりゃむしろ巨額の財政政策への期待が高まるとして
安易に売り材料にはならないとの指摘もあるので、あまりGDPでトレードしないほうが無難。

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2016年5月17日火曜日

今日16日月曜に日経平均が上昇したのは意外でしたねぇ。。。

+54.19円 16466.40円 (一時16632円まで上昇)

前週末金曜日はNYダウが▲185ドルと下落し嫌な陰線を付けたほか、
原油相場の下落(▲0.49 46.21)
円相場も小売りの好結果にルー財務長官の発言が水を差したことで
やや円高に振れてスタートしたために日本株市場も売り先行でスタート。

ところが、先物市場で日経平均に大口の注文があったようです。
おかげでドル円相場も大きく下げることなく、、、
かといって上がるわけでもなく^_^;

日経がプラス圏で引けたからといって喜べるセンチメントではありません。
先物市場での日経の買いということは、いずれ売られるということ。
現物の確りとした買いが入っていたわけではないのよね。

中小型株指数の弱さが目立ちましたし、マザーズ指数は6%を超える下落で
いよいよマザーズも崩れちゃうの?!と個人投資家は戦々恐々。

新興市場で損失を抱えた個人が増えれば、手仕舞い売りが広がり
株式市場全体を冷やすかもしれません…。明日以降の新興銘柄に注目。

今夜のNY市場は5月NY連銀製造業景気指数が▲9.02(予想:6.50、4月:9.56)
で予想外にマイナスに転落し驚きましたが、なぜかダウが現在120ドル高。
金が高値から10ドルくらい落ちてきています。。。。

普通指標が悪ければ、ドル安、金高、株安なんじゃないの…って思いますけど
整合性がとりにくい動きです。今日の日経の上昇だって不思議だったけど、
今何が市場を動かしているのが、見えにくいですね。

こんな時はあんまりやるべきじゃないのかもしれませんが。。。

※アップル株

先週末13日に嫌な陰線を付けたNYダウですが、今夜は100ドル超の上昇。
何故買われているかって、どうもアップル株が上昇していることに連れている模様。
著名投資家バフェット氏がアップル株を保有していることが分かったとかなんとか。
SEC(米証券取引委員会)に1億ドル以上の機関投資家が保有する四半期末時点の
保有資産内容がいろいろ出てくる時期、ってことね。

3月末時点の大口機関投資家のポジションがいろいろ報道されるかと
思いますが、3月末時点でバフェットがアップル株をたくさんもってた、
ってことに飛びつき買いした向きがあるってことかと思いますが、
こういう質の上昇は長続きしません、多分・・・・。


※要人発言

米リッチモンド地区連銀のラッカー総裁は、
「6月の連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げに「強い根拠」がある。」
「長く先送りするほど、われわれは一段と後れを取ることになる」
「今年初めの段階で先送りしたため、追いつく術を考える必要があると思う」

 ただし同総裁は今年のFOMCで投票権を持っていません。

これを受けて特にドルが動いたという風でもありません…。
この発言10日に実施されたインタビューのものだということもあるのかな。

あまり、ドル円ロングが生きてくる環境にないんだけど、
今日を乗り越えられたので、もう少し粘ってみます。

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2016年5月15日日曜日

なんなのよ~ルー財務長官!!(ΦεΦ)ブー

またしても、米国からの横やりでドル高修正が入りました。

13日金曜日は米小売売上高やミシガン大指数が予想を上回る強い内容となり、
ドル円相場が109.54円まで上昇する局面がありました。
このところの抵抗であった109.30円台を突破して上昇したことで、
一段高になる可能性を期待したのですが…。


※小売売上高(4月)

前月比 結果 1.3% (予想 0.8% 前回 ▲0.3%)

1年ぶりの大きな伸び!!

自動車やガソリン、建材、食品サービスを除いたコア売上高は0.9%増。
伸びは3月の0.2%増から加速、市場予想の0.3%増も上回っています。

4月は主要13項目のうち11項目で売上高が増加。
自動車ディーラーでは1年ぶりの大幅増、
食料品店やオンライン販売は約2年で最大の伸びということで
伸びが広範囲に渡っていることが確認できます。

※米ミシガン大消費者信頼感指数(5月)

結果95.8 (予想 90)昨年6月以来の高水準


指標の強さを見たマーケットは、あまりにも低い利上げ織り込み度に
リスクを感じたと思われ、ドル買いに転じます。
利上げのペースが、現在市場が考えているより早まる可能性がある、
と捉えたと見ていいでしょう。

これでドル円相場は109.50円台、ユーロも売られました。

と、と、ところが、またしてもタイミング悪く米国側から
ドル円上昇を冷やす発言が。

米、円売り介入けん制 通貨安競争回避「G7で再確認」

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM14H3F_U6A510C1MM0000/

ルー米財務長官はワシントンで開いた13日の講演で、日本の円売り介入の

思惑を改めてけん制し、「構造改革などによる内需底上げが必要だ」と主

張した。20~21日に仙台で開く主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁

会議では「通貨安競争の回避を再確認する」とも表明した。

この発言の影響で、ドル円相場はみるみる失速。
結局行って来いのノーイベントと化したのです…。

ドル円相場だけで、ドル高が失速した、ということは
通貨インデックス一覧を見ると確認できますね。

※通貨インデックス



ドルインデックスは明らかに強含み、ユーロやポンド、豪ドル、キウイ
ほぼ全ての主要通貨が下落して金曜の取引を終えています。

それなのに、、、円インデックスだけが円高方向に。

これはルー財務長官の発言に反応したとしか言いようがありません。

米指標が強くて、ドル高になるのは極めて自然なこと。
決してそれでドル高が進んだことを牽制したわけではないのですが、
せっかくドル円でドルが上昇できるか?という重要な節目をトライした
タイミングでの冷や水は、なんとも不幸な…。

講演自体はもともと予定されていたものですし、
この値動きを狙ってということでは決してないのですが^_^;

為替報告書にて監視リスト入りを公表したのも、日本のGW入り初日、
日銀ショックの翌日というタイミングの悪さ。
このところちょっとドル円相場は不運ですね…。

13日金曜の為替マーケットの値動きは、

明らかにドル高です。
ということで、タイミング悪くルー財務長官の発言が影響してしまいましたが、
結局元の値位置に戻ったというだけで、円高になったというわけでも
ありません。レンジの範疇。

さて、ここから。

今週末 5/20~21 G7財務大臣、中央銀行総裁会議があるんです。
ルーさんの介入牽制とみられる発言はここに向けてのもので
このG7でどのような話し合いが行われるか、ってのがひとつのポイント。

もう一つは、米国の利上げが意外と早くなるとか、年1回程度にまで
織込みが後退したものが、再び年2回程度の織込みが進めば
ドル高基調が強まってくるかもしれない。。。。
(ただしドル円抜きで??)

さらに、このニュースにも注目。

首相、消費増税先送り
地震・景気に配慮、サミット後に表明 与党幹部に伝達

http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS13H56_T10C16A5MM8000/

これが、どの程度「すでに市場に織込まれているのか」ですねぇ。

改めてこのような報道がなくても、現状での増税はあり得ない、
というムードが蔓延しているように感じます。
だとするならば、すでにマーケットには、増税見送りを好感して
上昇するのりしろはないということになりますね。

週明けの反応を見ないと何とも…。

それと気になるのが、株価動向。
全般ドル高傾向となってしまうことによる米株下落です。
米指標が良くてドル高基調となった13日の陰線はSellin Mayの入口かも?!



そうなっちゃうと、ドル円相場は下がっちゃうのよね…。

108.64円のドル円ロングはまだ継続しています。
ユーロ円は撤退。

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2016年5月13日金曜日

ポンド祭りとなるかと注目されていたスパーサーズデー!

ポンドの値動きだけを見ると、、、行って来い?!
見事な「ノーイベント」状態です(笑)

ポンドには手を出していなかったのでいいんだけど、
慌てて飛び乗った向きには残念な結果かもしれません。

※スーパーサーズデー
イギリス中央銀行(BOE)が開催するMPC(金融政策委員会)金融政策公表を
イベント化した呼び名

政策金利発表、カーニー総裁の会見、、議事録発表、四半期インフレリポート
上記が一気に公表、実施されるます。


最大の注目ポイントは、金融政策ですがイギリスは次の一手が
利上げなのか、いやいや、もしかすると利下げなんて声も??
とどちらにバイアスがあるのか、不透明な状況になってきていて、
これまで9対0であった各委員の投票が8対1になって
利下げ票を投じる委員がでるんじゃないか、なんて観測もでていたのね。


◆結果は9対0の全会一致で金融政策の据え置きを決定!

このこと自体はポジティブでポンド買いも出たのですが

◆インフレ・レポートでは
2016年GDP予想を+2.2%から2%へ引下げましたが
インフレ見通し2年後には2.1%へ上昇するとしました。

◆カーニー総裁が会見では
「英国はEU離脱した場合、リセッションに陥る可能性がある」と警告。

この発言はポンド売りで、、、

◆「利上げをしないより利上げをする可能性のほうが強い」と、
依然利上げの軌道にあることを明確にする発言もあって

ポンド買いが再燃。

と乱高下でした。

****************************************

さて、今日はドル円を108.64円で再度ロング、
加えてユーロ円を124.09円でロングしてみました。

ロングした直後に(というか伸び始めたので初動で乗ったので)
ぐいぐい上がって、ドル円相場109.39円までユーロ円は124.64円まで
上昇したのですが、その後、欧州時間にはストンと落ちて上げ幅の
ほとんどを削る展開…、今NY時間終盤になって、再び上昇に転じています。

ポジションはそのまま継続していますが、、、

12日東京時間、昨日引け後のトヨタの来期見通しのショックで
日本株の下落が懸念されましたが日経平均株価はかろうじて上昇。

11日のNYダウが217ドルもの大幅安だったことなどもあって
寄り付き直後は200円を超える下落スタートとなったのですが、
、トヨタ自の株価が比較的しっかりしており、自社株買いも発表して下
げ幅を縮めたこと、朝方に1ドル=108.30円前後の円高に振れた円相場
が徐々に108円台後半の円安に進んだことも買いを誘い、下げ幅縮小からプ
ラスに転じています。

今日はトヨタ自の株価が比較的しっかり推移、自社株買いも発表し下
げ幅を縮小したことであく抜けとなった模様。

日経平均もプラテン、ドル円相場も109円台まで回復したのですが…。
欧州時間からは伸び悩み、コスト近辺まで下げてきちゃいました。

ここから気がかりなのはちょっと、米株が停滞気味なこと。
11日はディズニーの決算が嫌気されたようですが
市場関係者の間ではアップルの株価が話題の模様。
90ドルを割れると60ドルくらいまで下げるんじゃないかと?!

しかし、今現在は何とかサポートされているようで
今夜12日終盤のダウ平均はプラス圏推移。
まだなんとかSellin Mayを警戒するムードにまでは発展していません。

ということで、ドル円相場も切り返すかもしれません。

サミットに向けてのロング、もうちょっと粘れるかな??

また108.50を割り込むようなら撤退し、安値を拾い直します。

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2016年5月12日木曜日

ん~ドル円上値重くなってきた…。

109円台をストンと割った仕舞って回復できずにおります。
15分足をよく見ているのですが、完全に一目の雲の下に抜け落ちて
雲が上値を抑える形で下がりだしたので108.64円で一度手じまうことに。

106円台からのロングですので十分に利益。(久しぶり)

ここからですが、また安値では買いたいと思ってます。
サミット前、財政政策発表を控えているという中で、
期待や思惑が下値をサポートすると思うの。
今は105円を割り込む下落となるリスクがあるとは思えないので、
今回の105~109円の戻り幅の38.2%押しの107.95円アラウンド、
もしくは半値押しの107.55円あたりで買えれば。

今夜は原油在庫が予想外の米在庫減少や供給懸念で原油先物3%上昇、
しかし、米株は弱含みです。今夜はディズニーの決算が予想を
下回ったとかで(5年ぶりのことだそう)ダウが200ドル程度安い。

原油と米株の相関が著しく低下しています。

今日はエネルギーアナリストの大場紀章さんにお話を伺う機会が
あったのですが、S&Pと原油価格の相関係数は1~2月の
原油急落時には0.7~1%近くまであったのが、
現在は0.2%程度まで低下しているとのこと。

原油価格が相場の波乱要因となるリスク相場は完全に脱却した
とも言えますが、逆に言うと原油が上がってもサポート材料にはならない、
ということでもあります。今は決算期ですので企業業績が重要なんでしょう。

それは日本も同じこと…。

今日引け後に出たトヨタの決算、ちょっとショックでしたね。

トヨタ自動車の2016年3月期決算は、営業利益が
前年比3・8%増の2兆8539億円、
純利益が6・4%増の2兆3126億円で、
過去最高益を3年連続で更新しました。

円安効果に加え米国での販売が好調で、空前の利益を稼ぎ出しのですが

問題は同時に発表した17年3月期の業績予想。
営業利益が40・4%減の1兆7千億円となる見通しだと発表しています。

東日本大震災やタイ洪水の影響を受けた12年3月期以来、
5期ぶりの営業減益となる見通しですが、
これは円高進行が重荷だということで
今期の想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=120円としました。

前期実績は1ドル=120円、1ユーロ=133円ということで想定為替レートを
大きく修正しています。

トヨタが慎重だということに過ぎなければいいですが、、
日本を代表する企業が円安を見込んでいないということがショック。

今夜は米株安もありますし、トヨタの決算がどのように
12日木曜の日本株市場に影響するのか、、、、


日経平均は4月28日に日銀が金融政策の現状維持を決めたことで
急落する直前の高値である1万7613円と、
5月2日の安値である1万5975円の半値戻しにあたるのが1万6794円ですが、
ここを超えたところからは急速に上値が重くなってきています。
今日11日は
一時1万6814円まで上げ幅を広げ、半値戻り水準を
超えられるか!?と思ったのですが急速に値を消しました。

日銀の「ゼロ回答」後の急落や売り一巡後の急速な相場の戻りは
短期筋が主導した公算が大きく、日経平均の予想PERは11日時点で 
15.08倍と過去5年の平均の(15.51倍)に迫ったということで
・・・・株も為替も戻りいっぱい?!というムードが広がっているのかもしれません。

(でも個人的にはその安値は拾いたいと思ってるのですが・・・)

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6月、7月と豊商事さんのセミナーご一緒します!
6月に金融取引所のくりっく株CFDにダウ平均CFDが上場します。

ダウのトレードも出来ちゃう!日経平均よりは安定しているダウ。
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  講演「スズカズ厳選! 注目セクター&銘柄10選」

15:45~16:15 鈴木氏×大橋ひろこスペシャルセッション
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2016年5月11日水曜日

米株が強いですね。Sellin Mayの懸念などどこ吹く風。

今夜はアマゾンの株価が700ドル台到達でナスダックヲサポートしている
というニュースが入ってきていますが、目標株価は1000ドルとか。

足下のチャート見ていても弱い気がしないですし、
アトランタ連銀が公表している「GDPナウ」ですが
10日時点の第2四半期のGDP予想は年率換算で2.2%で
4日時点の1.7%から伸びが拡大しており、このところの米景気指標が弱いことを
懸念する声もありましたが、米国の健全さを確認した格好。

9日火曜の日経平均は大幅続伸。349.16円高の16565.19円ですが
夜間の日経平均先物価格は16800円台まで上昇しております。

為替市場ではドル円相場が109円台回復。
ちょうど1週間前の5月3日火曜に105円台示現の円高アタックがあった
事を考えると、1週間で4円もの円安が進行したことになります。

雇用統計が悪くて皆一時的には下向きになった相場ですが
それでも5/3の105円を割り込むようなことがなかったことで
ポジションをひっくり返したんじゃないの?って気がします。


麻生財務相の急激な為替変動には「介入する用意ある」との発言を受けた
ことで円高が止まった、との指摘もありますが、
麻生さんがこの発言をしようとしまいと、反発したんだろうと思っています。

市場関係者の間では、日本が単独で、しかも今のレベルの為替水準で
介入ができると思っている方は少ないと思います。
スピードが速すぎる場合のスムージング介入は別としても。。。。


相場が戻る流れとなっていたタイミングに麻生さんの発言が重なったことでの
相乗効果的なものはあったかもしれませんけれど。


さて、どこまでロングポジション引っ張りましょうか。
110円までを考えていましたが、そこで手じまってしまうべきかどうか。。。
米国市場が健全ですので、Sellin Mayリスクはまだ警戒しなくてよさそうです。

足下の相場を占うに当たって・・・
今週はそれほど大きなイベントがないんですよね。
株式市場の決算発表は別にして。

あ、パナマ文書、新たに企業名個人名たくさん出てきたようですが
市場への影響はほとんど見られませんでしたね。
一部に名の上がった企業の不買運動が起こっているという話もあるので
長期的にはそうした企業への影響が出てくるかもしれませんけれど…。

今週のビックイベントは英国かしら。
木曜がスーパーサーズデーです。

BOE・イングランド銀行の政策金利発表、議事録公表、
四半期インフレレポート、カーニーBOE総裁記者会見がまとめてあります。
だからスーパーサーズデー。

金利をいじるとは思いませんが、委員の投票内訳が
9:0での据え置きなのか、もしくは一人でも利下げに投票する委員がでるか、
ってとこがポイントでしょうか。利下げの話がちょっとでも出れば
ポンドは売られちゃいます。まあ、4月のCPIは+0.5%でしたし
それはないと思うけど。
でもオーストラリアとか5月に意表をついて利下げしてますし、
油断はできませんね。投票内訳には注意が必要です。
木曜はポンド絡みのポジション持たないほうがいいかな。

英有力シンクタンクの国立経済社会研究所(NIESR)が10日、
EU離脱が決まれば、ポンドが20%下落し、インフレ圧力が急激に強まる
との見通しを示しているようです。

英国民投票、EU離脱決めれば直後にポンド2割減価=NIESR
http://www.asahi.com/business/reuters/CRBKCN0Y11BK.html

それでなくても、利上げ期待の後退でポンドはかなり売られていますけど…。

今はドル円ロングだけを持ってます。
もうちょっと引っ張ります。

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2016年5月10日火曜日

日経平均は7営業日ぶりに反発でドル円相場も108.50円台まで上昇中よ~

GW明け9日月曜の日経平均は +109.31円 16216.03

米株が週末金曜に下落していなかったですし、週明けの日本市場を悲観する
理由はないと思っていましたが、やはり、過度の悲観の修正が入っていますね。

雇用統計の下振れを懸念する声もありましたが、
内容をよく見ればそれほど悲観する内容でもありませんでしたし、
米株は崩れず堅調地合い継続、ってことで、GW明けの日本市場を悲観する
理由はほとんどなかったことを考えると、想定通りの値動きでした。

問題はどこまで上昇が続くか…ですね。

株式市場だけをみると決算発表がピークを迎える中で
円高による下方修正をリスクから、悲観的な見方も根強いみたい。

おまけに、今日あたりは楽天の社長の名前があがっているとかで
一部報道があるパナマ文書ですが、
国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によると、
調査対象となっている20万社以上の法人に関する情報を
5月10日午前3時にホームページ上で公開することを明らかにした模様。

と西原さんが有料メールにて書かれています。

パナマ文書が相場を崩すリスク、というのも一部関係者の間では
警戒されているようで、買い優勢の相場とは決して言えないセンチメント。

雇用統計後のドルの下落で、ドル円を106.58円と106.72円でロングしましたが
これは利食ってしまった方がいいでしょうか。
現在108円半ばまで上昇してきています。

戻り売りスタンスの見方が大勢であるため、
108円台では利食ったほうが良いようなムードもありのですが
ひねくれモノの私は、110円前後まで粘りたい気分。

本格化する決算発表やパナマ文書などリスクは承知ですが
108円では戻りが甘い気がします。
売るなら110円から、でしょうか。果たしてその水準まで上昇できるか、
という上げ材料を探す方が難しいという気もしますが、
まあ、相場というのは、材料は後から出てくるもので
材料を待って確認したから乗ると、最後っ屁掴んでる、ってことも
往々にしてあるものですから材料を待たずに粘ります。

あ、105円アラウンドが週足レベルでは一応の買い場だった、
ということで、テクニカル的には下値は固いということを支えにしてはおります。

今夜は若干原油が弱いことが気がかりで、決して強気できないのですが…。
ただしSellin Mayが気がかりとされる米株は意外としっかりしています。
米株が崩れなければ、足元の戻り相場、もう少し粘れると思っているの。

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2016年5月8日日曜日

やはり米雇用統計、それなりにボラティリティがありますね。
予想より悪い結果でしたが・・・・

4月分米雇用統計結果

失業率 5.0% (変わらず)
非農業部門雇用者数 +16万人(予想+20.2万より悪化)

加えて過去分NFPも下方修正で悪化・・・
3月分 +20.8万 (+21.5万から下方修正)
2月分 +23.3万 (+24.5万から下方修正)

今回は水曜発表のADP雇用指数に近い結果になりましたね。

この結果を受けて、6月利上げもない、という思惑が広がったのでしょう。
一気にドル売りとなります。ドル円相場は106.40円台へと下落。

5月5日木曜には107.48円台まで回復していたドル円相場は
雇用統計発表に向けて107円前後までじり安となっていたので、
雇用統計を受けての直接の下落は60銭ほどでしょうか。

しかし、その後、ドル円相場は買い戻されて107円台を回復し、
雇用統計発表前の水準より高く終わっています。

何故??

他の項目をよくよく精査してみると、
意外に強いことがわかってきたからでしょう。

①平均時給25.35ドル⇒前月比0.08ドル増(賃金が予想以上に伸びた)
②週平均労働時間34.5時間⇒前月から0.1時間増(労働時間が伸びている)
③U6失業率9.7%⇒前月9.8%から低下
④半年以上の長期失業者 206万3,000人⇒前月から15万人減少。

※U6失業率=パート労働者、就職活動を諦めた人をも加えた広義の失業率

雇用の質が上がってきているというのでしょうか。

ではなぜNFPが振るわなかったのか、ということですが、
1~3月の株価下落や世界経済後退の懸念で、
企業の「求人数」が減ったのではないか、との推測があるようです。

ニューヨーク連銀のウィリアム・ダドリー総裁は
本日の雇用統計は皆さんの予想よりは若干弱い内容だったかもしれない。
しかし、年内の利上げは2回が適正との見方に変化はない。と発言しており、
米国経済と利上げサイクルについては
過剰に悲観することもないように思います。

中には、米国利上げは年1回、もしくは年内は無理なのでは、
という見方も出てきているようですが、、、

ただし、昨年12月のFOMC時点での「年4回の利上げ」という状況には
なくなっていますので、その頃のドル円の水準120円台までの
ドル高というのはさすがに困難と思われます・・・。

この雇用統計の結果を見て、米国利上げペースはかなり鈍るから
ドル安一直線か、と悲観的になって、ドル円相場100円割れもある、というように
考えないほうがいいということですが、それはあくまで現時点でのお話。
今年またもっと悪いことが起きれば、そういうこともあるかもしれません^_^;

通貨インデックス一覧を見ていると、足元ではむしろドルがしっかりしています。
ユーロがテクニカル的に高値更新か??と思っていたのですが、
むしろユーロは下げそうです。(ポンドも)


円インデックスは、、、ちょっと下げそうよね、つまり円安に行きそう。

ということで、雇用統計前に、下がったら買う戦略と書きましたが
下がりましたのでドル円を106.72円と106.58円でロングしています。

100円方向へ下落するリスクというのも完全に払しょくできない中で
テクニカル的に105円台を示現したことで、ある程度の戻りがあるのでは、、
という期待からのロング。106.50割れでやめます。

原油市場も比較的しっかりしていますし(カナダの山火事の影響もありますが、
それで買われた部分は一時的にしても、底堅い)
Sellin Mayが気がかりな米株も週末はしっかりとした推移。
6日ダウ平均 17740.63(+79.92 

週明けから日本株やドル円が再び売り込まれるイメージがありません。
伊勢志摩サミットに向けてしっかりと推移するんじゃないかな、、、。

ただしそれまでリスクポジションを継続するかどうかはまだわかりません。
Sellin Mayを常々意識しつつ、、まずは108~109円までの戻り期待。
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2016年5月6日金曜日

日経平均は弱いんだけど、、、マザーズ市場は元気なんですよね。

改めてチャートを見ると、マザーズ指数のチャートは非常に強い。
6月にマザーズ先物が上場するという話ですので、それを見込んで現物株市場に
買いが集まっているだけという指摘もありますが、仮にそうであっても
上場まではマザーズ上場の主力株は強いということになります。

資金がそちらに奪われているわけです。

※ 7/19 上場との情報



とするならば、マザーズ先物取引がスタートし、裁定が行われる過程で
現物市場が崩れてくるならば、その頃からいよいよ資金が日経にも回ってくる・・?!
、、、といいなぁと思っていますが、その前に日経が上がる芽はないのでしょうか。

5月26~27日の伊勢志摩サミットに向けて
安倍首相が精力的に根回し外交を行っています。

安倍首相
財政出動巡り独英と溝…G7で継続議論へ

http://mainichi.jp/articles/20160506/k00/00e/010/111000c

日銀の4月の金融政策決定会合では「何もしない」ことで
日経平均やドル円相場があんなにも崩れてしまったのがショックでしたが
(何かやって崩れるよりマシね)
金融政策でマーケットをサポートしようというのは限界が近いことは
誰の目にも明らかで、財政政策への期待がすでに織り込まれつつある相場です。
G7声明に各国が財政出動合意が盛り込めれば、世界的に株価が安定するだろうと
思われますが、感触は不確か。しかし他国の合意がなくても、日本は財政出動が
期待された相場でなおこの脆弱な地合いなわけで、サミット明け、
参院選前には発表になるものと思われます。

GW中の相場には警戒が強かったものの、何とか16000円台大台はサポートできそう?
ドル円相場は105円台まで落ちちゃいましたが、
テクニカル的には200週移動平均線がサポート、
週足で見るとピンクのライン、かなーり重要なサポートポイントで
下げ止まっていることから、ひと相場終えた感もあるのね。

日本当局としても、これ以上の円高は許さぬ姿勢?!

足元の為替動向は急激で投機的、G7でも議論の公算=安倍首相
http://jp.reuters.com/article/abe-g7-forex-idJPKCN0XW1DX


だから、ドル円相場、ここからは少し押し目買い目線でもいいのかな、
という気もしているのですが、そうはいっても5月です。
Sellin Mayが気がかりですね。

こちらはダウ平均のチャート(日足)



とても規則正しく動いている印象ですが、、、

この17000ドル台ってレンジになりやすい水準よね。

ここから一段高にならないので、一度下落しそう、、、、という警戒が
強まっているわけですが、前回もこのレベルでレンジ相場をやっています。
2015.10~2016.1月までおよそ3か月。

もし、今回のこの相場も同じように3か月程度レンジ相場になるとすると、
青いボックスが前回レンジと同じ期間。
5月22日くらいまではレンジ相場ということに。

ちなみに去年のダウの高値は5月19日でした。
ただし、去年の場合は5月19日が最高値ではありましたが、
なかなかストンとは下落せず、揉みあいながら高値を切り下げ、
大きく下げたのは8月のチャイナショックでした。

米株下落が気がかりとなりつつも、、、ドル円相場は
大きく下げても105円を割らぬようなら買い参戦かな。
米株下落は中旬以降(と決めつける!^_^;青いボックスまではレンジ!)

まずは今夜の雇用統計。
雇用統計の数字を予想しても意味がないので、
この数字で大きく下げたら拾ってみる戦略でいます。

米株が青いボックスを無視して
レンジ下限をブレイクして下げるようなら撤退です。

***************************************************

ポンドドルロング、一旦やめてます・(>_<)・゜゜も~
キレイに200SMAで叩き落されました。

日足逆三尊からの上昇期待でロングしたものの、
火曜に発表されたイギリスの4月製造業PMI49.2と、
2013年3月以来の50割れとなったことでポンド売りが加速しました。

イギリスのEU離脱懸念が後退、ブレント原油も上昇してきたことで
ポンドの買戻しが優勢となっていましたが、PMIの悪化で
4-6月期の経済成長鈍化の懸念が広がっています。

逆三尊だった場合のネックライン近くまで落ちてきているので
買い直そうかな、、、とも思うのですが、
雇用統計があるため、様子見。
1.4400アラウンドまで下げてくれば買ってもいいかな。

******************************

それから豪ドル。

今週オーストラリアは政策金利0.25%引き下げ1.75%にすることを発表しました。

オーストラリアのCPIが▲0.2%とマイナスに落ち込んだことで
豪ドルが売られる流れとなっていましたが、まさか今回のRBAで利下げがあるとは
織込みが足りなかったと見えて、利下げはサプライズ。

豪ドル売りが進んでいますが、今日また売り燃料が投下されました…。

RBA豪中央銀行が金融政策に関する四半期報告を発表。

2016年第4四半期のインフレ見通しを
従来の2.0-3.0%から1.0-2.0%に下方修正。
追加利下げの思惑が広がりました。

オーストラリアって2008年には7.25%まで金利があったのよ。
それが今1%台に…さらに利下げの可能性ありだなんて…。

世界中デフレ。世界中低金利。
だから金に注目なのね。

豪ドルドルは綺麗な上昇トレンドを描いていましたが崩れてしまいました。
日足ではいちもくの雲の中に突入。

追加利下げの思惑が続く以上、豪ドルロングは禁物です。
金利目当てで買う妙味もなくなってしまいましたね。

今、どの通貨にトレード妙味があるかって、すごく難しいです。
強いて言うならみんなが弱気になってしまったドル円かと思うのですが、、、、


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2016年5月3日火曜日

あまりにわかりきったシナリオなだけに、
まさかそんなシナリオ通りの展開にはならないんじゃないの…?!

なんて考えたりもしていたのですが、甘かった。

やはり、日本の長期休暇中は投機筋の恰好の狩場となっています。
麻生財務大臣も
「2日間で5円の円高は明らかに一方的に偏った投機的な動きがみられる。」
と介入を匂わせる発言で牽制していますが、効力はなかった模様。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-05-01/O6HNPP6TTDS001

というのも、
タイミング悪くGW突入初日29日に驚くべきニュースが飛び出したことが
円高を加速させており、介入牽制むなしく介入は無理だろうと
市場関係者らから足元を見られてしまっているのが実情。

米財務省が年2回好評する「為替報告書」にて
日本を為替監視リストに入れたことが明らかになったのです。

米財務省:日本など5カ国・地域を「監視リスト」に-為替報告書
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-04-30/O6F64Q6JIJUY01

中国と日本、ドイツ、韓国、台湾を新たに設けた「監視リスト」に入れた。


ということですので、日本だけではありません。
また、これまで常々懸念されてきた「為替操作国」認定とは異なります。
そこまでのものではないようですが、米国は「新たに設けた監視リスト」に
一気に5か国を放り込んで牽制してきたのです。

ここから読み取れるのは「米国はもうドル高を容認しない」ということでしょう。
昨年12月の利上げ実施に踏み切るまでは、利上げの思惑が米ドル高を招き、
それが、新興国からの資金流出を招き、中国を人民元切り下げを強行するまでに
追い込んでしまいました。日本にとっては、米ドル高は好都合。アベノミクス、
日銀バズーカの政策と思惑が一致、ドル円相場の大幅上昇につながりました。
しかし、それももう許されないということか…。

※ただし、米国はきちんとした基準を基に監視リスト対象国を上げています。
決して主観的都合ではないのですが。。。

今回からデータに基づいた客観性・公正性を重視。
貿易収支・経常収支・為替介入という3つの項目に絞って枠を設定し
査定でオーバーすれば当該国の為替政策が不公平と判断。
数字による客観的事実に基づく分析方法に日本が該当したにすぎません。

為替監視リストの査定基準と日本が該当した項目については
岩本沙弓氏のコラムに詳しいので是非ご一読を。

円安誘導をもうアメリカは許さない
http://www.newsweekjapan.jp/iwamoto/2016/05/post-18_2.php

※記事が消えた時のために一部引用しておきます。

①貿易収支:対米貿易黒字が200億ドル(1ドル107円換算で2兆1400億円)を超えた場合。ちなみに200億ドルは米国のGDPの0.1%に相当。
②経常収支:経常黒字額が各国の国内総生産(GDP)の3%を超えた場合
③為替介入:各国のGDP2%以上の一方的な外貨購入を繰り返し行うような介入を実施した場合

 日本の2015年の状況ですが、
①対米貿易黒字は686億ドルでオーバー
②経常黒字(暦年)は16.4兆円、日本のGDP(暦年)は実質で528.6兆円、名目で499.1兆円。実質3.1%、名目3.3%と換算されますので、いずれにしてもオーバー(報告書では3.3%でオーバーとしていますので名目GDPを使っている模様)。
③為替介入の実績なし

それにしましても、やはり基軸通貨国は強いということですね。
利上げのバイアスにある米国のドルですが、マイナス金利国である欧州や円よりも
弱いというのは、腑に落ちません…。
ただ、昨年までの相場があまりにドル高が行き過ぎていたとするならば、
現在のドル安はその修正局面であるということなのでしょうか。

※通貨インデックス一覧










ドル独歩安ですね。 
マイナス金利国である欧州、日本、スイスの通貨は高い。

~マイナス金利のユーロが上がっていく、、、日本円もだけどホント不思議ですね。
おそらく、これまでの政策の中で売られすぎていた分の修正があるのでしょう。
マイナス金利にまで突入するとその後がない(残されたカードは限定的)
という思惑が広がり、政策打ち止め感が売られすぎた通貨の買戻しに繋がるだけで
上がってしまう、、、ということだとしか考えられません…。

ポンドはイギリスのEU離脱の懸念後退から買戻し優勢となったことでポンド高。
資源国通貨は、原油やコモディティ反騰で買戻し優勢で強い展開。

おっと。今日は豪ドルが大きめの下落になっています。
◆全般ドル安でも、利下げした豪ドルのほうが弱い展開。

先日、第1・四半期の消費者物価指数(CPI)が前期比▲0.2%となり
予想の0.3%上昇に反してなんとマイナスとなったことで、売られていましたが
ロイターのまとめたエコノミスト調査では、大半が金利据え置きを予想。
銀行間先物市場が織り込む利下げ確率は約50%程度でしたが、、、

なんと 5月3日(火)RBA・豪準備銀行が政策金利0.25%引き下げ1.75%へ。
予想外の利下げ、、、ということで、豪ドル売りが止まりません。

金利引き下げ発表前は、むしろ豪ドル上昇していました。
CPIショックで売られすぎた分を買い戻す動きが優勢だったのは
今日の利下げを予想していなかったということです。

豪ドルは0.7717ドルまで買い戻されていたのですが、一気に0.7561ドルまで
売り込まれ、その後揺り戻しの上昇がみられたものの
欧州時間から再度売りが優勢となり、0.7510ドルまで下落中。

豪ドル円は珍しいですねぇ。。窓が空きました。
東京時間が休場で商いが薄かったせいも
あるのでしょうけれど、81.80円近辺から80.50円近辺まで値がつかず、
ギャップを空けて下落しました。現在は79.55円近辺まで下落しており、高値から
2円もの下落となっています。この豪ドル円高が米ドル円の下落にも
影響した側面もあったかと思われます。

スティーブンス中銀総裁は声明で
「最近発表されたインフレ率は予想より大幅に低かった」と指摘。
今後豪州のCPIが豪ドルを動かす注目指標となってくるでしょう。

それにしても、、、これまで金利がある分他通貨よりも買われてきた豪ドルは、
その分の剥落が続くと思われます。米ドルと豪ドル安相場って感じかな。
豪ドル下落につれてキウイドルも安くなっており、キウイドルロングは
利益があるうちにと今日手仕舞いました。

キウイドル 0.6904ドルLは0.6930ドルで薄利に終わる…。
キウイドルは日足で見れば綺麗な上昇トレンドなのですが、
神経質に上昇と下落を繰りかえしながらの遅々とした上昇なので
トレーディングしながらじゃないと大きな利益になりませんねぇ。。。
こういうチャートの相場は移動平均かい離率でのトレードが効きそう。

木曜のポンド円157円台での再ロングも撃沈。
156円台に入ったところで撤退を強いられてます。
ポンドはそこそこ強いものの、円高に負けた。クロス円も軒並み安のGW相場。

ポンドドル1.4520ドルLだけは地味に育ってます。
全般ドル安なのでユーロドル、ポンドドルロングが正解でした。

~マイナス金利のユーロが上がっていく、、、日本円もだけどホント不思議ですね。
おそらく、これまでの政策の中で売られすぎていた分の修正があるのでしょう。
マイナス金利にまで突入するとその後がない(残されたカードは限定的)
という思惑が広がり、政策打ち止め感が売られすぎた通貨の買戻しに繋がるだけで
上がってしまう、、、ということだとしか考えられません…。

ポンドはテクニカル的に逆三尊形成で上昇開始、
これだけは意外と強そう。
ということでポンドドルロングだけは継続しています。

また、ユーロドルはポジション持ってなかったのですが、
新たなステージに入ったようです。
これまでのレンジ上限を上抜け。チャートに素直になるなら
ここからのユーロは押し目買いです。
チャートポイントは長期ユーロドル下落の38.2%戻しまで上昇するなら
1.1816ドル近辺まで、50%戻しまであるなら1.2228ドル近辺まで上がるかも?!
(※ただし、雲抜けに失敗すれば、再びレンジ相場に叩き落される可能性もあるかな)

※ユーロドル日足



そこまでユーロが上がるとなれば、金もあがるでしょう。
このGW金価格は1300ドル台乗せの上昇を見せています。


※ゴールド日足




つまりはドル安ですねぇ。

基軸通貨である米国ドル安が鮮明(米国がそう望んでいることが明らか)ならば
ドル円相場の上昇も難しく、素直にチャート分析するならば
100~101円台までの円高は覚悟。
アベノミクス、日銀バズーカ相場の上昇の50%押しが100.69円近辺です。

現在週足の200SMAに何とかサポートされている状態で、
38.2%押し近辺にあるのですが、ここでサポートされない場合、
100円方向への下落覚悟、という相場なのでしょう。

※ドル円月足




これもサミット前には介入できないというカレンダー的な相場であるように
思いますが、サミット後には、財政面からの超ど級のサポート材料が飛び出し、
猛烈反騰の可能性もアリと思っているんだけど、、、^_^;

足下は円高方向にポジション、5月中のどこかで(サミット直前かなぁ)
ロング方向に転換というイメージでおります…。
※もちろん、この200SMAがサポートラインとなって、現在が底入れレベルで
GW明けから反騰開始ってシナリオもゼロじゃぁないと思っているんだけど、
ドル円相場には今のところ手を出さずに置きます。。。

やっぱりGW中ってリスク満載なのね。。。トホホ。
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