2022年9月30日金曜日

 ユーロとポンドが大きく反発しています。
この動きを警戒しショートポジションを落としていましたが、
やはり月末、四半期末要因でしょうか。
だとするとこれは今週までの特殊な値動き、ということになります。

1・ポンド・ユーロが大幅反発
2・ECB10月理事会では0.75%の大幅利上げか
3・アップル大幅下落~米株下値模索続く
*********************************
1・ポンド・ユーロが大幅反発


トラス英首相が財政政策擁護、経済的圧力指摘-ポンドと国債下落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIYN42DWLU6801?srnd=cojp-v2
「政府は正しいことをした。これは正しい計画だ」-政策撤回しない

トラス政権は英国債券、為替などの波乱のトリガーとなった
減税などの財政政策を修正する意向はなさそう。

首相の発言開始後、英国債相場は下げ幅を拡大。
英国債券利回りが再上昇中。

利回り上昇でポンド高ということではないと思います。
今回のポンドの急落は英国債利回りの急騰とともに起こりました。
英国売の様相だった、ということです。

昨日BOE(英中銀)が長期債を無制限購入すると緊急声明を出したことで
英金利は急反落したのですが、トラス首相の発言で金利にまた上昇圧力が、、、

ただし、英長期金利は中央銀行が債券を無制限に購入することで
上昇を抑えるでしょうから、過度な心配は後退しています。

ということで、今日のポンド高は月末、半期末ということで
英国勢のレパトリ(資金の本国回帰)が背景かと思っています。

市場はポンドドルのパリティを
ひとつの目標に掲げたようなセンチメントですので
どこかでまた売り戻されると見ています。

また、ポンドやユーロはまだ割高だという指摘も。

英ポンド、「公正価値」を18%上回る ユーロも割高=IIF
https://jp.reuters.com/article/currency-europound-iif-idJPKBN2QU1WH?il=0
ポンドは「公正価値」を依然として18%上回っている
ユーロは「公正価値」を11.6%上回っている

ポンドもユーロもかなり売り込まれてきた印象ですが
決して割安にまで売り込まれていというわけではないようです。

というわけで今夜のユーロ反発も同じように月末四半期末要因だと思いますが、
今日はこんなニュースも。

2・ECB10月理事会では0.75%の大幅利上げか

ECB、10月も0.75%利上げ必要の可能性=スロバキア中銀総裁
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-kazimir-idJPKBN2QT0SO
・カジミール・スロバキア中央銀行総裁10月0.75%利上げ支持

ECBシムカス氏「75bpが私の選択」、10月の大幅利上げ支持続く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIYJOEDWRGGE01
・ラトビア、オーストリア中銀総裁 10月0.75%利上げ支持
・リトアニア銀行(中銀)シムカス総裁、10月0.75%利上げ支持

月末、半期末要因でないとしたら
ECBがタカ派スタンスを強化するとのニュースが
ユーロの買い戻しを誘っているという解釈ができるでしょうか。

というのも、
ドイツのインフレ率も等々10%大台に乗せてしまいました。

9月ドイツ消費者物価指数(CPI) 前年比 10% (予想9.5%:前回7.9%)
                前月比 1.9% (予想1.6%:前回0.3%)

ドイツはインフレを最も恐れる国民性ですが、、、 

また、ドイツが最大2000億ユーロのエネルギー助成金へというニュースも。
これがドイツ金利を反発させているとの説明もできるか。

ドイツにつきましては昨日の
ひろこのスペシャリストに聞く!で
ドイツ在住のジャーナリスト 熊谷徹氏にドイツのエネルギー問題と
今後の政策について詳しく伺っていますのでぜひ動画を。

<ロシアのウクライナ侵攻が与えた衝撃>
『ドイツの現実/リアル、日本への教訓』
https://youtu.be/egR9XXl45vk
◎エネルギー経済戦争とこの冬の危機
◎侵攻開始後のエネルギー政策の変化


3・アップル大幅下落~米株下値模索続く

今夜、バンク・オブ・アメリカが、Apple株を
「買い」から「中立」に格下げし、
目標株価を189ドルから160ドルに引き下げています。

アップル株下落、BofAが投資判断引き下げ-優位性危ういと指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIYJOEDWRGGE01

Apple日足チャート
28日東京時間にiPhone14の売れ行きが芳しくないため増産計画を
見直すというニュースで日本株市場に売りが広がりましたが、
昨晩のNY市場ではBOEの緊急緩和声明を受けてマーケットに楽観が戻ったような
値動きとなり米国株は反発基調にあったのですが、
一晩経ってやはり市場は冷静になったようです。

米国株市場のセンチメントを大きく左右するAppleの格下げも嫌気されたようですが
FRB要人らが、楽観ムードが醸成されるのを嫌ってか相次いでタカ派発言。

クリーブランド連銀総裁、今後も利上げ継続が必要-インフレ抑制で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIZ1VNDWX2PT01?srnd=cojp-v2
セントルイス連銀総裁、利上げ継続のメッセージを市場は「正しく解釈」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIZ508DWX2PT01?srnd=cojp-v2

米国主要株価インデックス一覧 底値模索が続く



NOTE

①米フロリダ州にハリケーン上陸 “壊滅的被害のおそれ”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220929/k10013841461000.html
大型のハリケーン「イアン」経済への影響は・・・?
250万世帯が停電との報道も。

ハリケーンの影響でメキシコ湾の原油生産も影響を受け
一部は減産している影響から、ガソリン価格上昇のリスクとも指摘されています。


②OPECプラス、来週会合での減産の可能性巡り協議開始-参加国代表
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIYSHWDWRGG201?srnd=cojp-v2
次回会合は10月5日
日量50万-100万バレルの大幅減産を決定する可能性

ハリケーンの影響、OPECプラスの減産の可能性などが報じられていますが
原油価格は下落トレンドから抜け出すことができません。

やはり供給リスクを超える需要不足懸念が市場を支配しているようです。

◆LME、ロシア産金属の供給禁止の可能性を協議へ-アルミ急騰
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-29/RIYU4CDWRGG101?srnd=cojp-v2

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2022年9月29日木曜日

 またまた英国が市場を撹乱。
一気に世界の金利上昇がストップ。
ドル高の修正が入っています。

・BOE(英中央銀行)9/28から一時的に長期債を買い入れ
・アップルショックは日本株市場だけ?
・米10年債(長期債)利回り4%台乗せも・・・
*************************************
1・英中銀、国債を無制限購入 市場安定へ臨時措置

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB28BQE0Y2A920C2000000/

BOE(英中銀)の緊急措置。
BOEはこのところの英国債急落=金利急騰を阻止するため
9/28~10/14の期間、長期債を必要な分だけ無制限で購入すると発表しました。
10/3から予定されていた量的引き締め(QT)=英国債売却は10/31へ延期。

利上げしているのにQE拡大とは、、、、?!

たしかにトラス新政権の打ち出した財政政策を嫌って
株、債券、通貨のトリプル安、英国売りとはなっていましたが
市場にはポンド市場介入の観測もちらほらでてはいましたが、
まさか、利上げしながら債券を買い支える策を講じるとは。

これを受けて英国債利回りは急落。

主要国長期債利回り一覧


なぜか、主要国の金利すべてが下落に転じています。
(日本と中国除く)
為替市場ではドル高の修正が入っています。
※通貨インデックス一覧 ドルだけ下がって他通貨高

英国は緩和なわけで基本はポンド売りの材料となるニュースなのですが
何故かポンドが上昇しているというのは
溜まりに溜まったポンドショートが巻き返されていると思われますが
それがユーロ、オセアニアなどあらゆる市場でみられ、
この動きにはついていけません・・・

もともと月末四半期末となる今週はリバランスやレパトリなどで
ユーロやポンドなどこれまで売られていた通貨の巻き返しによって
ドル高の修正があるかもしれない、ということで
ドルロングポジションを整理していたのですが
まさかBOEきっかけでそうした動きが見られるとは考えもしませんでした。

今日は米国長期債利回りが一時4%大台乗せ達成したのですが
4%大台滞空時間はほんの僅かでした。

金利が低下しているので今夜は株が強い。
日本時間にアップルの増産計画のみなおし(iPhoneが売れていない)の
ニュースで日本株の売りが加速したのはなんだったのか・・・。
今夜NY市場はアップルショックが米株売りをもたらす、などと
警戒していたのですが、そうした懸念を吹き飛ばしたBOE.

まだ今夜の値動きが本物なのか短期的反応なのか見極めが難しく
手が出ません、、、
※アップルショック?で下げ加速した日本市場

※米株市場はBOE効果?上昇しています。

クロス円Sも手仕舞うことにしました。
意外と戻りが大きくなりそうな気がして。
今週は月末、半期末ということもあり。

ポンド円160.28円S ➡ 156.15円で手仕舞い
ユーロ円143.45円S ➡ 139.72円で手仕舞い

ポンド円は148円台まで下げたときに手仕舞っておけば
利益を最大化できたのに、、、引っ張りすぎました。

ボラが急上昇したときには利食いすべきですね。反省。

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2022年9月28日水曜日

 1・米長期金利4%目前まで上昇、株下落続く
2・9月最終週、月末、四半期末だが・・・・
3・NZドル下落加速の背景にRBNZオア総裁の発言
4・OPECプラス、減産の可能性
   ~ノルドストリーム破壊で欧州ガス上昇
*******************************************
1・米長期金利4%目前まで上昇、株下落続く


米長期金利 4%大台目前です。上昇が止まりませんね。

FF金利が来年4.6%程度まで上昇する見通しを示した9月FOMC
中には4.75%までの金利上昇を見込むFOMCボードメンバーもいて
ひょっとするとFFレートは最終的に5%に乗せる可能性もあるかも・・・?
と市場が慌てふためいているわけです。
FOMC以降、金利上昇ピッチが加速していますね。

株も売られます。
金利上昇=債権売り、そして株売りですが、ドルが買われているので
決して米国売の様相ということではありませんが、
リスク資産が軒並みキャッシュ化されているということでしょう。
キャッシュ・イズ・キング相場です。
ドル高が続いていますね・・・・
※通貨インデックス一覧
2・9月最終週、月末、四半期末だが・・・・

今週30日金曜は週末であり、9月最終営業日の月末であり四半期末です。
月曜の大倉キャプテンとのセミナーでこの話題が出たことを
今日東京時間午前に思い出したというか、気になってしまって
ドルロング方向のポジションを一旦手仕舞うことに。

ポンドドル1.1248ドルS ➡ 1.0772ドル手仕舞い
豪ドルドル0.6735ドルS ➡ 0.6483ドル手仕舞い
ドルカナダ1.3169ドルL ➡ 1.3702ドル手仕舞い

その後も結局ドル高が続いており、手仕舞わなくても良かったかも、、、💦
ただ、30日に向けては月末リバランスなど特殊玉による
短期反発があるかもしれないので、一旦様子見とします。

クロス円Sは継続しています。
ポンド円160.28円S
ユーロ円143.45円S 

3・NZドル下落加速の背景にRBNZオア総裁の発言

週明けからNZドル、豪ドルなど資源国通貨の下落が大きいのですが
どうやらRBNZ(NZ中銀)オア総裁の発言が意識されたっぽい。

NZの金融引き締めは成熟段階、やるべきことまだある=中銀総裁
https://jp.reuters.com/article/newzealand-economy-idJPKBN2QR22O

まだやるべきことはあるとしながら、金融引締は成熟段階と発言。
利上げサイクルは最終局面にあるという風に受け止められますね。

NZドルは21年10月から利上げを開始しています。
この頃、まだFRBはインフレは一時的とのスタンスで
利上げを開始したのは今年の3月です。

NZは世界に先駆けて利上げを開始しコンスタントに金利を引き上げてきました。
現在のNZの金利は3%。
9月、米国が3.25%まで金利を引き上げましたので米国に追い抜かれていますが
利上げの先駆者であったNZドルが利上げサイクルの中でも
NZはドルは売られ続けました。。。
要するにドルのほうが強かったということです。

※NZドル/ドル日足


そして、利上げサイクルが最終局面となれば
金利という通貨上昇要因の一つが消失してしまう。
現時点でもドル金利はさらに上がる見込み。

となればNZドル、売られるわけですね。

ただ、短期的には200SMAから随分乖離して売られすぎていますので
戻り相場が入っても良さそうなんですsが、、、
ここから売るのも勇気がいるわ。


4・OPECプラス、減産の可能性とガスパイプライン損傷

ロシア、OPECプラスに日量約100万バレル減産提案の可能性
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-27/RIVHMQDWLU6F01
石油輸出国機構(OPEC)と非加盟国で構成する「OPECプラス」の10月会合で、
日量約100万バレルの原油減産を提案する公算が大きいと関係者

原油は反発。
しかし、トレンドを変える事ができるでしょうか。
世界景気後退懸念と需要減速懸念、さらにドル高が原油相場の上値を重くしています。
供給サイドが価格をコントロールできるほどに需要がないのと
ドル金利上昇で市場への参加者が減ってしまっています。

ロシアのパイプライン損傷、爆発も ガス漏れ、破壊工作の可能性
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022092700849&g=int
「ノルドストリーム1」と「2」の圧力が大幅に低下
「1」で2カ所、「2」で1カ所のガス漏れ
~破壊工作により、パイプラインが損傷したか

オランダTTF 欧州ガス価格が気がつくとずいぶん下がっていたのですが、、、

意外と早くガス貯蔵量が目標の80%に到達したことで
今冬はガス不足にはならなそうだ、という安堵が広がっていることが背景。
80%達成は当初11月までの目標だったのですが2ヶ月早く達成。

ガス価格下落はロシアが面白くない事態・・・?

せっかく落ち着いてきたガス価格が反発しています。
これはユーロ下落の要因となりますね、
結局ドル高が止まらない、というのが今夜の為替市場。
ユーロショートを作るべきか悩ましい。
だって今週は月末だし。


NOTE

英国債とポンドが上昇-歴史的下落後に買い入る
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-27/RIV4HODWX2PT01

ポンドは一旦買い戻されていますがまた下がりそうね。

クワーテング英財務相、財政計画に「自信」表明-金融業界幹部と会談
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-27/RIVBD4DWX2QQ01
~下落のトリガーとなったトラス政権の財政政策に修正、見直しがないことには。


米住宅価格指数、7月は過去最大の減速-市場の冷え込み映す
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-27/RIVDHCDWLU6A01
・7月は全米ベースで前年比15.8%上昇、2021年4月以来の低い伸び
・20都市価格指数は前月比0.4%低下-マイナスは2012年以来

住宅ローン金利が今年に入って2倍に上昇していることが不調の主な要因。

早期にインフレが落ち着いてくれればいいのですが・・・

2022年9月27日火曜日

 1・ポンド、過去最安値に下落
  ~BOE緊急声明、緊急利上げはなし
  
2・ドル独歩高も、ドル円は介入効果あり?!
  ~今夜下落の主役はポンドからオセアニア通貨に?

3・イタリア総選挙、極右政党が第1党へ
  ~イタリア金利上昇止まらず。。。
*****************************************
1・ポンド、過去最安値に下落
  ~BOE緊急声明、緊急利上げはなし


ポンドドルチャート 月足

1985年の1.0520を割り込む下落となりました。

先週から崩れていたポンドですが、週明け月曜の東京市場でもポンド売りが加速。

ポンドドル15分足
10時頃かな?フラッシュクラッシュ的な下げ方・・・
この時、ポンド円はわずか5分の間に 5円も下落しました。
結果、ポンド円はこのようなチャートに。

ポンド円日足 ひゃ~さすが暴れ馬通貨ポンドね。
長い下ヒゲとなっているのは、東京時間の下落後、
市場にはBOE(英中銀)が緊急利上げを実施するのではないか、
という観測が流れます。
BOEが今夜にも緊急声明を発表すると報じられ
1%利上げが実施されるとの憶測が猛烈なポンドの買い戻しを誘いました。

しかし、今夜BOEから出された声明からは
「次回会合で」のコメント、緊急利上げの可能性が後退。
ポンドは再び上値が重くなっています。

Bank of England
file:///C:/Users/hirok/Downloads/statement-from-the-governor-of-the-boe.pdf

「~MPCは政府の政策発表とポンド安が需要やインフレに与える影響を
    【次回予定の会合】で十分に評価し、それに応じて行動する。
 
 ~MPCはインフレ率を中期的に持続的に2%目標に戻すために、
     必要に応じて金利を変更することを躊躇しない。」

まあ、緊急利上げを実施し仮にポンドが上昇しても
市場はこれを絶好の売り場とばかりに叩き売ってくるだろうと考えられます。
財政政策で需要を刺激する政府と、それを引き締める中銀という
アクセルとブレーキを同時に踏むような政策を英国が選択するなら
スピンしちゃって大事故に繋がりかねない、
というのが市場の評価となるでしょう。

利上げもなにも英国の債券利回りはこの急騰状態ですよ、
大丈夫なのかしら?!
※注目されている5年債利回り 止まらぬ英金利上昇。
ボラティリティが高いのでここからの参戦はなかなか難しいですが
市場はポンドドルのパリティ割れ実現までポンド売りを仕掛けてくると思います。
それを避けるにはトラス新政権の財政政策の見直しが必要かと思われますが、
先週のポンド急落後にもクワーテング財務相はこんな発言をしています。

英財務相が積極財政を擁護、「市場の動きより成長重視」
https://jp.reuters.com/article/britain-politics-kwarteng-idJPKBN2QQ0HU

市場の動きより減税による長期的成長を重視とのことで
目先ポンドが下がっても気にしないスタンス?!

ポンドショートポジション継続します。

2・ドル独歩高も、ドル円は介入効果あり?!
  ~今夜下落の主役はポンドからオセアニア通貨に?


通貨インデックス一覧
ドル独歩高ですね。
ドル以外の他通貨軒並み大きく崩れています。

ここでポイントは「円」

あまり下がらなくなっていますね。
これが、介入の効果かと思われます。

今日もドル円相場はジリジリ上昇しており
再び145円を伺う展開となっているため
一見、介入の効果は1日限りで全くダメダメじゃないか、
と言いたくなるところですが、
介入が入った水準からに留まり、それ以上の円安が進行していません。

他通貨を見れば一目瞭然、
介入警戒がこの程度の円安に留めていると見られます。

そして、何故かポンド急落が一服したら
NZドル、豪ドル、カナダの下落が大きくなっています。

特にNZ,豪州から独自の売り材料が出たわけではないようですが・・・

強いて言えば、ドル高でコモディティ市況の下落が加速しており
資源関連通貨の売りにつながっているということか。

※WTI原油
※銅価格
また、人民元の下落も大きい。
これも尋常じゃない下げ方ですね。
※人民元ドル 日足
 
 
※人民元ドル 月足 過去最安値更新しそう??
中国の不調、コモディティ需要減退が資源国通貨売りにつながっている
と考えることもできますが、
まあ、今の相場、とにかく「ドル高」なので理由は全て後付けです💦

3・イタリア総選挙、極右政党が第1党に
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR260280W2A920C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1664140411
・メローニ氏は保育所の無償化や子ども手当の増額などを掲げる
~新政権が公約通りにバラマキ型の支出をすれば、財政がさらに悪化するとの懸念
~政府債務残高のGDP比はコロナ前の130%程度➡22年3月末 150%超えに拡大

イタリア金利上昇もヤバめよ。
※主要国長期債利回り
英国と一緒で、新首相メローニ氏が掲げる財政政策で政府債務残高が増加、
イタリアのインフレを更に加速させるという連想が容易にできるわけですが
イタリア金利上昇が再びユーロ安を加速させる可能性もありますね・・・

ポジションはすべて継続です。

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2022年9月26日月曜日

 今年はいろいろなことが起こりすぎませんか・・・
先週は日本の通貨当局の為替介入が
為替市場最大のトピックかと思われましたが、
その後飛び出した「トラスショック」
ポンド危機再来となりそうです。

1・ポンド急落、英国債利回り急騰「英国売り」
2・ダウ6月安値を割り込む、底抜け下落となるのか
 *******************************************
1・ポンド急落、英国債利回り急騰「英国売り」


為替市場、ポンドの下落がどれほどだったか。
通貨インデックス一覧を御覧ください。

ポンドの棒下げ、ドル独歩高。

ドル独歩高はリスクオフによるものですね。
基軸通貨ドルにリスク資産から資金が還流していると思われます。

現金が王様、投資家マインドは金融危機以来で最も悲観的-BofA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RINX4WT0G1L001
・21日までの1週間に現金保有は増加、株式と債券からは資金流出
・投資家心理が金融危機以来最悪となっていること「疑いの余地ない」

何が起きたか。
トラスショックとも言えるでしょう。
トラス新政権が発表した財政政策がトリガーとなりました。

英国が25.5兆円経済対策、1972年以来の大型減税-通貨と国債急落
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RINOOPT0AFB601
・個人所得税を引き下げ、予定していた法人税率引き上げは撤回
・不動産購入時の印紙税も削減
・経済対策の費用は5年間で1610億ポンド(約25兆5000億円)

景気テコ入れに大型減税は決して間違いではありません。
ただしインフレが落ち着いていれば。

英国中央銀行(BOE)は
10月にインフレ率が11%台に乗せ、その後数ヶ月は10%を上回る水準で
推移するとの見通しを出しています。(22日のMPC理事会にて)

このインフレを抑制するためにBOEは 7回連続で利上げを決定。
直近では2回連続0.5%の利上げを発表、現在、政策金利は 2.25%。
対してインフレ率は前年比9.9%(8月)
まだまだ利上げの必要があります。

そこへこの巨額の財政政策です。
これによって需要が喚起されれば、さらにインフレが上昇してしまいます。
となると、そのインフレをさらに抑え込まなくてはならず
BOEがはさらに引き締めを強化せざるをえないということになります。

それ以前に、すでに英国の政府債務が管理不能な状態に陥るとの懸念から
英国債に売りが殺到し、金利が上昇してしまっているのです。

英国資産が急落、5年債利回り高騰-大型財政出動で信用力に懸念か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RINS2KT0G1KW01
・5年債利回りは一時54bp上昇の4.08%、1992年以降で最大の上昇へ
・短期金融市場、11月に英中銀が1ポイント利上げすると織り込む

※主要国5年債 金利一覧 英国金利の上昇スピード。。。


英国株も下落していますので、英国はトリプル安。
サマーズ元米財務長官も苦言を呈してますね。

サマーズ氏、英経済政策でポンドは対ドル等価割れも-日銀介入も批判
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-23/RINZIQT1UM0W01

パリティになる可能性にも言及。

ポンドドル日足 コロナショック時の安値を大きく下回ってきました
月足でみると、、、パリティは白いライン。これを割れるという予想が出てきた。


ポンド円もコロナショック時を上回るスピードの下落。

ポンド円日足。 200EMAを大きく下回ってきました。
ポンド円月足。 200EMAがそもそも下向き。大きく下げそうな形ね。


ポンド円がもし大きく崩れるようなことがあれば
クロス円下落がドル円の足を引っ張る形でドル円相場も下げに転じる
可能性がありそうな気がしてきました。。。

円は唯一残された低金利通貨=キャリー通貨であるため
●●ショックというような金融有事があればレパトリでの円買いが
起きる可能性があると考えられます。
また、英国、欧州、などと比べてもインフレが低い。
今はインフレがリスクとなっていますので通貨安なわけですが
これまで最もインフレが低い日本円が売られまくっているというのは
やや行き過ぎていたかと思います。
売るならこれからさらにインフレがひどくなるポンドではないか。

というわけもあって金曜祝日にポンドショートを新規で建てています。

ポンド円160.28円
ポンドドル1.1248ドル

既存ポジションもすべて継続です。
豪ドルドル0.6735ドルS
ドルカナダ1.3169ドルL
ユーロ円143.45円S 

2・ダウ6月安値を割り込む、底抜け下落となるのか

ダウ平均は今年の最安値を更新。
英国が震源地となっての世界株安のスタートかもしれません・・・。

株式が資産配分の王者から転落、利上げ受けさまざまな他の選択肢
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-25/RIQUAPDWRGG001

米株も下がると思えば売ればいいわけですが、
ここからの売りが実を結ぶでしょうか。

というのも、すでに投資家は米株下落に備えてヘッジを済ませており、
ショートを積み上げているのです。

◆サイエンスミニオン✨FOMOに克つ!
@Adscience12000さんTweet
https://twitter.com/Adscience12000/status/1573722058415972352
だからといって米株下落が終了しトレンド転換すると言っているわけではありません。
が、突如として吹き上がるような相場はありそう、、、
ボラティリティが高い相場になるということです。
売り参戦するなら安値を売り込むのではなく、戻り高値を。
逆に吹き上がるときに買いで参戦するなら、どこかできちんと利食いを。


NOTE
◆債券バブルは終わり、1949年以降最悪のパフォーマンスへ-中銀が転換
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-25/RIQNK8DWLU6801
・2年物米国債は少なくとも1976年以降で最長の下落局面
・長年にわたる中銀による金利抑制が終わったとブックバー氏

今は現金が王様、キャッシュイズキングでドル高となっていますが
ここに円が加わる相場展開に発展するかどうかに注目しています。

◆イタリア総選挙 初の女性首相誕生か 日本時間26日朝 大勢判明へ
https://news.yahoo.co.jp/articles/f2f3066498f4cbfe2d027c8d0e50df3912f41973
メローニ党首率いる野党の極右「イタリアの同胞(FDI)」を中心とした
右派勢力の勝利が濃厚、右派勢力が政権を獲得すれば
ウクライナ情勢などでEUの結束に影響を与えかねないと懸念されているようです。

メローニ氏は、退任するドラギ首相が採用した外交政策、財政政策を
後退させないと明言しているということで、イタリア経済にネガティブと
いうこともなさそうですが、イタリア国債はこのところ売られ続けており
イタリアの金利が上昇基調にあることは不安材料。
英トラス新政権が発表した経済政策で英金利が急騰し
リスクオフ相場をもたらしたようなことが、メローニ新政権下で起こらなければいいですが。

※ドラギ氏はEUのコロナ復興基金から2000億ユーロ(約28兆4000億円)を
 確保するために改革実行を約束していた。

***********今週の主な予定************

30日金曜の米PCE(個人消費支出)デフレーターに注目。
食品やエネルギーを除いたPCEコアデフレーターは
FRBがもっとも重視している物価指標です。

26日(月)
ドイツIFO景況感指数(9月、予想87.0、前月88.5)
ボストン連銀総裁、講演
アトランタ連銀総裁、講演
クリーブランド連銀総裁、講演
OECD経済見通し

黒田日銀総裁、経済4団体共催懇談会で挨拶
鈴木財務相と雨宮日銀副総裁、全国証券大会に出席
ラガルドECB総裁、欧州議会経済金融委員会に出席


27日(火)
故安倍元首相の国葬
米耐久財受注(8月、前月比、予想0.0 %、前月0.0%)
米消費者信頼感指数(9月)予想104.5、前月103.2)
新築住宅販売(8月、季節調整済み年率換算、予想500千戸、前月511千戸)
パウエルFRB議長、討論会参加
シカゴ連銀総裁、講演

28日(水)
日銀議事録(7月20日-21日開催分)
ラガルドECB総裁、講演
シカゴ連銀総裁、講演
アトランタ総裁、質疑応答

29日(木)
豪州消費者物価指数(7月-8月分)
ドイツ消費者物価指数(9月)前年同月比、予想+9.5%、前月+7.5%)
米新築住宅販売(8月、季節調整済み年率換算、予想500千戸、前月511千戸)
米GDP確報値(第2四半期)
サンフランシスコ連銀総裁、講演
クリーブランド連銀総裁、講演

30日(金)
日本雇用統計(8月)
中国製造業PMI・非製造業PMI(9月)
フランス消費者物価指数(9月)
ユーロ圏消費者物価指数(9月)
米個人所得支出(9月)
米消費支出価格指数PCE(前年同月比、予想+6.0%、前月+6.2%)
       コア指数(予想+4.7%、前月+4.6%)
EUエネルギー担当相臨時会合
ブレイナードFRB副議長、会議開会挨拶
NY連銀総裁、会議閉会挨拶

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2022年9月23日金曜日

FOMCが霞んでしまいました、日本当局が円買い介入実施。
145.90円から140.34円まで円高となりましたが、ここから?!

1・日本当局「円買い」介入実施
2・FOMC受けドル短期金利上昇、米株安
******************************************
1・日本当局「円買い」介入実施

今日の日本当局の介入、ヒントは岸田首相が訪米中だったことでしょうか。
ここで米当局へ介入実施について事前に通達したものと思われます。

投機による過度な変動、見逃すことできない=為替介入で岸田首相
https://jp.reuters.com/article/kishida-presser-ny-idJPKBN2QN1HV?il=0

メディアは「政府・日銀が急速な円安を阻止するため為替介入に踏み切りました。」
と報じますが勘違いがないように。

日銀は市中銀行に介入実施を指示するオペレーションを担っていますが
介入実施を通達するのは財務省です。

そして財務省が動くということは岸田首相の指示があった、ということですね。
岸田さんは昨今の世論に配慮したということでしょうか、、、
支持率低下も気になっていたのでしょう。

しかし、まさに今日、日銀の金融政策決定会合が開催され
黒田総裁が「必要なら躊躇なく緩和を実施する」と
大規模緩和の継続のスタンスを示していたというのに、
円を買う介入を実施するとは。。。

しかも、東京時間ではなく17:00台ロンドン市場で、ということで
投機筋らは意表を突かれた格好ですね
今日ドル円相場は145円を突破146円台へと上昇していました。
明日が祝日ということもあり東京市場でなにもなかったことに
安心して円売りしていた向きがいたことは事実ですが、
日銀の緩和スタンスと岸田政権のスタンスは整合性が・・・💦

岸田首相は1年で30円以上も円安が進むことは過去30年間なかった」
「投機による過度な変動が繰り返されることは見逃すことができない」
と介入した理由を説明していますが、
最終的にこの介入が功を奏する結果となるのかは
時間が経過してみないことにはわかりませんね。

ちなみに今回の円買い介入は日本の単独介入です。

米財務省、日本の為替介入に「理解」表明-米は参加せずと当局者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-22/RIMBTPT0G1KW01

さて、日本の単独介入でどこまで持つかですが、
過去の事例を振り返っておきましょう。


・1997年12月17~19日3日間 (1兆591億円)5年半ぶり円買い介入へ

   ➡3日間1兆円超えの介入でも翌日から再び円安再開~効かなかった。

・98年4月9日、10日 4/10だけで(2兆6201億)

   ➡2~3日、6円ほど円高になったが結局円安再開~効かなかった。

・98年6月17日 協調介入 日本2312億円 米国8.33億ドル 

   ➡13円円高進行、効果は強烈だったが、3日後円安再開~効かなかった。

◆1998年の「円買い」介入は合計3回、総額3兆470億円

4月9日と10日の単独介入では円安は止まらず。
6月の日米協調介入でトップアウトしたかに見えましたが
8月に98年の高値超えとなる円安進行。

介入の効果はわずかな「時間稼ぎ」でしかなかったことが窺えます。

ところが。

その後、ロシア危機~アジア通貨危機~LTCM破綻の流れで
円キャリーの巻き戻しが入り猛烈に円高が進行、
98年10月、通貨当局が何もしなくても
ドル円相場は一気に111円台まで急落します。

その後、長い長い円高不況がやってきて、
この140円レベルにドル円相場が戻るのに
24年がかかったことになります。

日本当局は99年1月には「円売り介入」を実施しているんですよ。
つまり急激に円高になりすぎちゃって慌てたということね。

※99年1月12日 111円台で 6563億円の「円売り」買い介入

   6~7月計6回 3兆8677億円「円売り」介入 

さて、この水準での介入実施が良かったのか。
今回は●●ショックというような出来事が起きなければいいですが。

今回の世界の急激なインフレ退治による金融引締で
世界同時不況が到来すれば
せっかく日銀が緩和していても、猛烈に円高になることがあるかもしれません。

今回に関してはすでに8ヶ月で30円円安になっており
景気後退懸念から原油などのコモディティも下落しているなど
円安が最終局面である可能性がある中での介入です。

米国のインフレがピークアウトしたということが確認されれば
米金利上昇も止まります。
その場合はドル高が終焉しますが
その時期を探るのが今の金融市場のテーマとなっており
意外とドル独歩高の終焉も近いのではないかという気もしています。

来週30日金曜は米PCEデフレーターが発表されますが
ここでの米国のインフレの傾向はとても重要になってくるでしょう。

今すぐに介入効果で円高にトレンドが転換した、
と言っているわけではありません。

98年の円買い介入は効かなかったようでいて
サイクル的にはドル高円安の最終局面と符号していたため
98年のうちに円高へとトレンド転換してしまったように、
今回も介入が効いて、というより
世界のサイクルがそちら方向に向かっているかも、ということで
短期的なトレンドはまだ円安ドル高に向かう可能性も否定しません。

というのも、米金利は昨晩のFOMCを受けて更に上昇しているためです。

2・FOMC受けて米金利一段高

2022年9月FOMCプレビュー~今回の注目点を整理する
https://www.smd-am.co.jp/market/ichikawa/2022/09/irepo220915/

↑詳細は三井住友DSアセットマネジメントのレポートが詳しいのでこちらを

0.75%利上げ FFは金利は 3.0~3.25%

22年末まで 4.25~4.50%
23年には 4.50~4.75%でピークに達する

となると11月に 0.75% 12月に0.5%の利上げになるか。

22年成長率見通し 0.2%(6月時点 1.7%)
23年成長率見通し 1.2%(6月時点 1.7%)どちらも引き下げ

このFOMCを受けて米短期金利が上昇しています。

※主要国短期金利一覧


米国の短期金利がトップに躍り出た!

これがドル高の背景でもありますね。。。

米金利上昇はやはり
ドル円相場においてもドル買い需要を高めると思われます。

やはり米国株は一段安です。

ポジション

豪ドルドル0.6735ドルS
ドルカナダ1.3169ドルL
ユーロ円143.45円S  継続です。

今日はデイトレでドル円ほか他通貨トレード色々やってますが
書ききれないので省略。
ドル円は持ち越していません。

神田財務官は
「我々の体制は24時間365日整ってる」と発言しており
明日23日祝日でも、円安が進行する局面があれば
介入する可能性があることを示唆しています。

ドル金利上昇しているからといって
安易にドル買いすると明日また介入があるかもしれません。

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2022年9月22日木曜日

 1・ロシア、21日から部分動員開始~プーチン大統領
2・米住宅市場の不調、ローン金利08年来の高水準
************************************
1・プーチン大統領、ロシアは21日から部分動員開始-テレビ演説

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-21/RIJQX8T1UM0W01
・予備役から最大30万人を段階的に動員する計画-ショイグ国防相
・ロシアを守るため必要なあらゆる措置を講じるとプーチン大統領

予備役というのは一般社会で生活している軍隊在籍者を指し
有事の際や訓練の時のみ軍隊に戻るものですが、
軍務経験者とはいえ、現一般市民にまで動員命令がかかったということです。

これを受けてEU報道官は
プーチンが必死であること示していると発言、
ロシアが追い込まれている、と受け止めることができますが
プーチン大統領は必要とされる「利用可能なあらゆる措置」を講じる、としており、
窮鼠猫を噛む…追い詰められ、より強硬な手段にも打って出てくる可能性もあります。
プーチン大統領は戦争を収束させる意向が全くないことを
改めて示したとも言えます。

※ルッテ・オランダ首相
「ロシアの動員はプーチンのパニックを示すものだ」
「欧州がウクライナを支援し続けることが重要」

これを受けてユーロが急落する局面も。
※ユーロドル5分足 プーチン大統領演説 直後の動き


その後も下落を続けています。
日足でみてもご覧の通りFOMC前ですが、、、
ボリンジャーバンドがスクイーズからのエクスパンション?!
となるとユーロは新たな下落トレンドスタートです。。。

今夜は何と言ってもFOMCですが
明朝、早く起きなくてはならず結果を受けてブログを書くと
寝る時間がなくなってしまう・・・ということで
今日でてきたニュースから米景気、金利に関わるものをPIC UPしておきます。

2・米中古住宅販売、7カ月連続で減少-住宅ローン金利高騰が打撃に
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-21/RIKCB9T0AFB401?srnd=cojp-v2
・8月の販売件数、0.4%減の年率480万戸-2020年5月以来の低水準
・中古住宅価格は前年比7.7%上昇の38万9500ドル-20年以来の小幅上昇
・7カ月連続の減少は、2007年に米住宅市場が崩壊して以降で最長

~借り入れコスト急上昇と物件価格の高止まりが背景

借り入れコストとはズバリ、ローン金利上昇です。

◆米30年固定住宅ローン金利が6.25%に上昇、08年来の高水準-MBA
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-21/RIK8WGT1UM0W01
・金利は前週から0.25ポイント近く上昇-上昇は5週連続:上昇幅は6月半ば以来最大
住宅ローン申請は下向きのトレンドが継続-エコノミスト

NOTE
ゲーリー・コーン氏のSPAC、91%の資金を投資家に返還
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-21/RIKEX9T0AFB401
空箱上場ブームも終わり。

英中銀の元政策委員がポンド売り推奨、トラス首相の政策「支離滅裂」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-21/RIK3FRT1UM1S01
明日のBOE会合では0.75%利上げが見込まれていますが、
なんとBOEの中からポンドを売れ、との声。
トラス新首相への批判ですね・・・ しかし、すでにポンドはだだ下がり状態ですけれど。
アップル、インドにiPhone生産25%移管か=JPモルガン
https://jp.reuters.com/article/apple-iphone-india-research-idJPKBN2QM1ES
まだ決定ではないようですが検討しているようですね。
バイデン大統領が先週「中国が台湾を侵攻すれば米軍が直接台湾を防衛する」
との考えを改めて示した(4回目)ことが大きく報じられています。

ロシアのウクライナ侵攻後のロシア制裁のようなことが
中国にも下されるリスクがゼロではないということでしょうか。
サプライチェーンからの中国外しの動きは日本企業にも。

ダイキン、中国部品無しでもエアコン生産 有事に備え
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF059DM0V00C22A9000000/

ホンダ、中国抜きのサプライチェーン構築へ(8/24)
https://www.sankei.com/article/20220824-R4MTQGRDKFJQDAA65ZIWQWSTAM/

帝国データバンク調べでは
22年6月時点の中国進出社数は1万2706社と20年時点の調査から940社減少とのこと。

とかなんとか書いていたらドル円相場144.40円まで上昇してきました。
AM2:17 FOMC前ですが、、、、。
FOMCを受けての動きはまた明日。

今週のひろこのウィークリーゴールドはシルバー

コモディティ市況全般「世界の景気後退」懸念が上値を重くしていますが
先物市場のシルバーの価格、安すぎません?!
現物の需給動向を見ると4年連続供給不足。

そしてシルバーの在庫もみるみる減少しているのです、、、
在庫って?現物はどこへ向かっているの?
なぜ現物市場の需給が先物市場の価格に反映されないのか。。。

池水雄一氏に伺っています。
https://youtu.be/Y9ykMtXvLVE

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