2024年3月19日火曜日

 日銀のマイナス金利解除の可能性があるにもかかわらず
前日、週明け18日(月)の日経平均が1000円超の上昇です。

◎日経平均  39740.44(+1032.80)△2.67%
◎TOPIX  2721.99(+  51.19)△1.92%

先週末の米国株市場はダウ、ナスダック、SOXともに小幅安で
海外市場を受けた形ならこれほどまでに日本株が上がることは考えにくく、
日本市場へ独自の思惑が働いているものと思われます。

要するに連日の3月会合でのマイナス金利解除観測報道で
当初驚きをもって下落で反応した市場にその可能性はすっかり織り込まれ、
マイナス金利が解除されたからといって、
日米金利差が急速に縮小するわけでもなく、
円安基調が変わらず続いていることが第一にありますが、
他にも
資本コストを意識した経営で日本企業の意識が変わっているということや
安全保障の観点からの日本への半導体投資の流れ、
春闘賃上げ5%超を達成した日本が
本格的にインフレ時代に入るということなどが
改めて意識されているのかと思われます。
これらの事実にはなんら変化はないのです。

そもそも、日銀総裁は
「マイナス金利を解除することになったとしても、
               極めて緩和的な金融環境が当面続く」
「どんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、
          緩和的な金融環境を維持していく」
などマイナス金利解除は正常化であって、
引締めではない、ということを繰り返し発言しています。

イベント前にすべてを織り込んでしまったのかどうかは
イベントを迎えてみないとはっきりしませんが、
売り方が買い戻しを迫られており、このまま高値を奪還しそうな勢い…

ともかく明日、日銀会合です。
そして、今週は日本市場が水曜日祝日で休場です。
その夜にFOMCの結果が出てきますので 
明日は短期ポジションには手仕舞いが旺盛となる可能性もありますので
明日も今日のような破竹の勢いで日本株が上がるとは思えませんが
日銀の出口を織り込んでも下がらないという相場で
トレンドが下落転換するとは思えませんので
積極的に売る向きも出てこないでしょう。
日銀が間違えなければ、ですが。
今後のさらなる利上げに言及するような自信を見せたらだめです。
正常化なら許容できても、利上げに耐えうる環境ではありません。

3/15 「需給ギャップ」2期連続のマイナスに 内閣府
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240315/k10014392221000.html

内需が弱い。
需給ギャップマイナスということは物価上昇圧力は弱いということです。
決して日本の景気がいいわけではありませんね。

ちょっとでもタカ派的なメッセージが出てくると
一転日本株売りとなるリスクがありますので、その点にだけは注意。

■今夜、AppleとAlphabetの株が強いのはこのニュース。

AppleがiPhoneにグーグルの生成AI「Gemini」を搭載する方向で交渉している
とブルームバーグが報じました。

Alphabet

Apple
かといって米国株市場全般が強いわけではありません。
FOMCを控えて全般小動きですね。

ドル円はご覧の反発基調です。
明日の日銀で乱高下あるでしょうけれど
下がったところが拾いたいと思います。
FOMCは長期金利見通しが上る可能性を指摘する向きも。
中立金利が上がるかもしれないということです。

現在FOMCは年内3回の利下げ見通しですが
今回、これが3回のまま維持されるか?
村上尚己氏と今日お話したところ
FOMCメンバーの2人がタカ派に転向すれば
年内利下げ回数は2回に減ってしまうとか。

となればドル金利がさらに上昇する可能性があり、
ドル円相場は再び150円大台を回復する可能性が高いということになります。
先週のCPI,PPIが強かったからなぁ・・・。

日本は内需が弱く油断するとデフレに戻りそうなのですが
米国はどうなっているんでしょうか。
これも財政支出の規模の違いか。

---------------------------------------
今週はBOEもありますが。

英中銀に利下げ促す材料、2月インフレ率は2年半ぶりの低水準へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-18/SAJJJUDWLU6800
足元ポンドは弱い。

※通貨インデックス一覧 ドルは再上昇の兆しか

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  ~エミン・ユルマズ×大橋ひろこ 


2/22日経平均は過去最高値を更新しました!

エミンさんがかねてから指摘してきた日本株の時代が到来。
デフレ下で強かった円。 インフレ下では円資産は目減りする一方です。

新NISAスタートで個人投資家の意識も変わりつつあります。
日本株、米株、そしてゴールド。どのような投資法がいいでしょうか。
 エミンさんとお話させていただいています。

私はゴールドが強いワケと今後の展望、
自身の資産形成にどのようなツールを使ってきたかをお話しています。

ぜひお手にとっていただけると嬉しいです。

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いつもご覧いただきありがとうございます。

2024年3月18日月曜日

 日銀の3月会合は今週18-19日ですが、共同通信、日経新聞の週末の記事タイトルは
もう決定したかのような書き方ですね。

■3/15:20:58 日銀、マイナス金利解除へ 17年ぶり利上げ、19日決定
https://news.yahoo.co.jp/articles/ba041a0650102cedb47c2113c9343e1c4c268b2a

■3/16:2:00 日銀、マイナス金利解除へ 賃上げ拡大で17年ぶり利上げ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB12CUV0S4A310C2000000/

・金利引き上げは2007年2月以来17年ぶり
・新たな短期金利の誘導目標は0〜0.1%案が有力
・YCCも撤廃する方針
・ETF/REITの購入停止見込み
・春季労使交渉の第1回回答の集計で賃上げ率は平均5.28%
 ~中小の賃上げ率4.42%、物価との好循環見込む

連日のように観測報道があり、すでに市場は食傷気味。
黒田日銀はサプライズで市場を動かしましたが、
植田日銀は市場が動揺しないように事前に織り込ませる戦略なのか?
メディアに漏らしているのは日銀ではなく官邸官僚筋だという指摘もありますが
ここまで具体的だということは、決定事項なのでしょう。

春闘の第1回集計結果も良かった。
■春闘の平均賃上げ5%超、33年ぶりの高水準-日銀正常化へ環境整う
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-14/SABEZFT0AFB400

しかし、日銀が17年ぶりに金利を引き上げるというのに
すでにドル円相場では円高への反応がありません。
むしろ、ドル金利上昇に引っ張られてドル高となっています。

これを、市場が日銀が今度の会合で出口戦略に動くことを
すっかり織り込んでしまったためなのか、
それともまだ懐疑的だからなのか、ここを見極めるのは難しい。

それは3/19の日銀の発表後のメーケットの反応で氷解するのですが
少なくとも、足元はこうした事前報道への反応は全くなくなってしまった。

※ドル円 3/12(火)からドル円上昇


出遅れたのですが3/15 148.44円でドル円ロング参戦。
日銀報道で円高警戒が強いはずなのに反応しなくなった、というだけの理由です。

確かに日銀がマイナス金利を解除するといっても
新たな短期金利誘導目標は0~0.1%とされており、
米国のFF金利5.00~5.25%と比較になりません。

しかも、足元でドル長短金利はご覧の上昇です。

※米国債利回り2年10年
一応、日本の長短金利も上昇しているのですが

※日本国債2年10年
米金利上昇幅のほうが大きいので日米金利差は拡大方向。
足元の米金利リバウンド上昇は3/11から
いうまでもなく、先週発表されたCPI,PPIが強かったためでしょう。

先週のブログにも書きましたが再掲

■米2月コアCPI、2カ月連続で予想以上の伸び
 ~過去3カ月のコアCPIが年率4.2%上昇と昨年6月以来の大幅な伸び率

総合CPI 前年比+3.2% 予想+3.1% 前月+3.1%(前月から0.1%上昇)
     前月比+0.4% 予想+0.4% 前回+0.3%(前月から0.1%上昇)
    
コアCPI 前年比+3.8% 予想+3.7% 前月+3.9%(前月からは低下)
     前月比+0.4% 予想+0.3% 前月+0.4%(前月と同じ)

■米2月PPI予想上回る大幅上昇~6カ月ぶりの大幅上昇

2月生産者物価指数(PPI)前月比+0.6%(1月+0.3%)予想以上の拡大
            前年比+1.6%(1月+1.0%←+0.9%上方修正)          
   
   コアPPI 前月比+0.3%(1月+0.5%)前月より低下も予想+0.2%を上回る
       前年比+2.0%(1月+2.0% +1.9%へ鈍化予想も前月と同じ)

■2月小売売上高 前月比+0.6%(1月▼1.1%昨年9月以来最大の伸び)

インフレ再燃への警戒が強まったための金利上昇といっていいでしょう。

しかも原油もジワリ上昇中。
※WIT原油日足
国際エネルギー機関(IEA)が24年の需給が引き締まるとの見通しを発表。
IEAが日量30万バレル供給不足となるとの見通しを発表したことが
買い戻しにつながっている模様。

コモディティ高は金利上昇リスクでもありますね。

今週の注目はなんといっても日銀とFOMCですが
3月マイナス金利解除をどこまで織り込んでいるのかが
現時点ではわからないのですが、148円台のポジションは継続方針。
日銀が実際に動いた瞬間に円高に触れる可能性も否定できませんが、
その後の記者会見などを考えると下がったところは
再度買われるのではないかと思います。結局ドルが強いのでは?

FOMCに関しては利下げ観測はゼロですが、
QTのペースダウンについて検討を始めるということですので
どのような議論がなされ、どのような発表があるのかに注目。

あとはドットプロットですね。
雇用統計等の数字をみると利下げを急いだ方が良い、という指摘もありますが
CPI,PPIなどインフレデータをみると利下げ開始はまだまだ早いという市場の反応。

FOMCボードメンバーらがどのような見通しを出してくるのか。
ドル金利は大きく動きそうです。
メンバーらの予想する年内利下げ回数が更に減るようだと
更にドル金利上昇となりドル高が加速しますが
利下げが6月には開始される方向なら足元の金利上昇はやや剥落するでしょう。

今週は日米の金融政策だけではありません。
スイス、英国、豪州、メキシコの金融政策会合も。

3/19豪州:4.35%に据え置き予想
     ・2月会合では「据え置きと利上げを議論した」
     ・23年10-12月CPIが前年比+4.1%(予想+4.3%:前回+5.4%)から低下
      2月会合での利下げ予想もあったが据え置かれた
     ・1月CPI前年比+3.4%と1月と変わらず
         
3/21英国:5.25%に据え置き予想
     ・10-12月期GDPマイナス成長~テクニカルリセッション
     ・最初の利下げは8月コンセンサスだが、6月になるとの予想も
    「英国はほぼ完全雇用、それでもインフレ懸念は後退-ベイリー中銀総裁」
     https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-12/SA8VO6T0G1KW00

3/21 メキシコ:0.25%利下げの可能性も(現在 政策金利11.25%)
       ・2月CPI4ヶ月ぶり低下(1月4.88%⇒4.40%)
       ・コアインフレ率2月までで13ヶ月連続低下(1月4.76&⇒4364%)
       ・市場は24年内に最大1%の利下げを予想
NOTE

■日銀マイナス金利解除後も日本マネー4兆ドルは海外に-MLIV調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-17/SAFTXAT0G1KW00?srnd=cojp-v2
・米国の株・債券市場は影響受けにくいとの回答が優勢
・回答者の69%は1ドル=120-140円の間で年末迎えると予想

マイナス金利解除で金利が0.1%程度ついても
市場に動揺はなさそうですがさて。

■ECBが年内数回の利下げ実施できる条件整う-フィンランド中銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-16/SAFOJQDWLU6800

*******今週の予定***********

18日(月)
日本1月機械受注(8:50)
中国小売売上高・鉱工業生産・不動産投資(11:00)
EU外相理事会
エネルギー国際会議「CERAウィーク」(22日まで)

19日(火)
★★日銀金融政策決定会合、植田日銀総裁記者会見
★豪中銀政策金利
カナダ消費者物価指数(2月)
独 3月 ZEW 景況感指数(19:00)
米 2月住宅着工件数(21:30)

米大統領選予備選(アリゾナ、フロリダ、イリノイ、カンザス、オハイオ州)

20日(水)
春分の日祝日
中国:最優遇貸出金利(ローンプライムレート、LPR)(10:15)
英国:消費者物価指数・生産者物価指数・小売物価指数(2月)
ラガルドECB総裁、レーンECBチーフエコノミスト
「ECB and Its Watchers」インフレ高進収束・金融政策につて講演
★★米FOMC、パウエルFRB議長記者会見、経済予測公表

21日(木)
日本2月貿易統計(8:50)
NZ実質GDP(第4四半期)
豪雇用統計(2月)
★スイス中銀政策金利
★英国中銀政策金利
★メキシコ政策金利
英製造業PMI・非製造業PMI速報値(3月)
独製造業PMI・非製造業PMI速報値(3月)
ユーロ圏製造業PMI・非製造業PMI速報値(3月)
米製造業PMI・非製造業PMI速報値(3月)
米景気先行指数(2月)
米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(3月)(21:30)
米2月中古住宅販売件数(23:00)

22日(金)
日本消費者物価指数(2月)(8:30)
豪中銀四半期金融政策報告
独3月 Ifo 景況感指数(18:00)

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2024年3月15日金曜日

 昨晩3/14AM2:00は日経が日銀のマイナス金利解除の観測報道、
そして今夜(同日)22:12には時事通信が同様のまとめ報道。
メディア各社から来週3/18-19での日銀会合でのマイナス金利解除観測が
連日のように出てきますね。。。

■日銀、マイナス金利解除議論へ 賃上げ集計見極め判断(AM2:00-日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB12D900S4A310C2000000/

■日銀、マイナス金利解除で調整 高水準賃上げ、
   物価2%実現に自信―連合集計踏まえ最終判断(22:12-時事)
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024031401189&g=eco

サプライズ演出ではない市場との対話ということなのでしょうか?
しかしメディアに具体的に情報が漏れるというのは問題なのでは・・・
新たな量的緩和の枠組み検討、と書いたのも時事通信でしたね。
一説にはメディアに漏らしているのは日銀関係者ではなく
政治家、あるいは官僚サイドなのではないかという話もあるようですが。
外堀りを埋めたい向きがあるのか、それともやはり日銀の意思なのか。

来週本当にマイナス金利解除があれば日銀の意思という見方もできますが
市場は日銀会合までに完全に3月解除を織り込むかどうかが
トレーダー目線的には重要となってきます。

というのも、これだけ3月に前倒し観測が高まっているというのに
ドル円はここ3営業日上昇しているんですよね。

※ドル円日足

日本の長期金利は上昇しているというのに。
※日本国債金利 2年10年
というのも、上下動の幅が大きい米国金利がこのところ勢いよく
反発上昇しているからなんですよ。

※米国債利回り一覧
12日火曜の米CPI(消費者物価指数)も予想を上回る結果でしたが
(過去3カ月のコアCPIが年率4.2%上昇。昨年6月以来の大幅な伸び率)
今日14日(木)今夜発表された米経済指標が金利上昇をもたらしました。

■米PPI、2月は予想上回る大幅上昇-インフレ持続の新たな兆候
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-14/SAC843T1UM0W00?srnd=cojp-v2
~市場予想を上回る伸びを示し、6カ月ぶりの大幅上昇

■2月生産者物価指数(PPI)前月比+0.6%(1月+0.3%)予想以上の拡大
             前年比+1.6%(1月+1.0%←+0.9%上方修正)          

■コアPPI 前月比+0.3%(1月+0.5%)前月より低下も予想+0.2%を上回る
        前年比+2.0%(1月+2.0% +1.9%へ鈍化予想も前月と同じ)

■2月小売売上高 前月比+0.6%(1月▼1.1%昨年9月以来最大の伸び)

■先週分新規失業保険申請件数 20.9万件(増加予想に反し先週21万から1000件減少)

・PPIの複数の項目が個人消費支出(PCE)価格指数に使われるため注目度は高い
 FOMCはPCEをインフレ指標の基準としている(次回29日発表)             

雇用統計の数字を精査すると米国のノーランディングシナリオに
黄色信号、といったムードでしたが、インフレ指標であるCPI,PPIが
1月に続いて2月も強含みとなったことで、金利上昇基調に。

ただし、利下げ開始時期が6月FOMCという観測は変わらず。
※CME Fedウォッチ 


日米金利差がこれだけリバウンドされちゃうと
ドル円どうしても上昇してきますね。

※日米金利差とドル円


ドル金利が勢いよく上昇してくるとやはり株式市場が動揺しますね。
今夜は米国株市場は軟調。

気になるのは牽引役となってきたNVIDIA高値圏で神経質な乱高下。
今週金曜はトリプルウィッチング。先物、オプション、個別株SQです。

米株下落が顕著となれば、日本株市場にも影響が及び
ドル円の上値も重くなると考えていますが、
足元では日米金利差拡大に反応しています。

来週は日銀とFOMCがありますのでここから積極的に
ポジションを取りたくはありませんね・・・。

これだけ日銀の出口が前倒しになるという報道合戦が加熱しているのに
すでにドル円は反発基調に入ってしまった。
3月解除のコンセンサスがどの程度醸成されているのか、
市場への織り込みは済んでいるのか、まだ疑わしいと思っているのか
現時点ではっきり見えませんので手出し無用。。。

主要国短期金利比較
世界の金利が上昇基調ではありますがドル金利上昇が勢いがあるため
ドル独歩高となっています。

※通貨インデックス比較

お陰でユーロドルロング、ポンドドルロングは撤退です。

ユーロドル1.0889ドルロング⇒1.09000で買い戻し
ポンドドル1.2732ドルロング⇒1.2740で買い戻し

かろうじて利食いですが利幅はずいぶん削られてしまいました・・・。

豪ドル円97.58円ロングも97.60円とほぼコストで撤退。残念。。。
ノーポジとなりました。

明日は春闘第1回集計結果公表。
これで日本の金利、ドル円が動くかどうかにも注目。

またドル金利動向を占う上では
NY連銀製造業景況指数、ミシガン大学消費者信頼感指数などにも注目ね。

----------------------------------------------
テスラの下落が止まりませんが
更に下落するリスクがありそう。
GPIFの貸株再開です。
詳しくは以下の記事を参照ください。

■空売りが生む流動性、市場のインフラに GPIFが貸株再開
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB081400Y4A300C2000000/

■GPIF、テスラ株急騰でホクホク 貸株停止1年の現実
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66863190R01C20A2000000/

2019年、貸株停止を推進した前最高投資責任者(CIO)の水野弘道氏は
20年4月にテスラの社外取締役に就任しています。

空売りに苦しんでいたテスラはGPIFの貸株停止で救われた面が。
貸株再開を機にテスラを空売りする投資家が増えるのではないか、ということです。
これがあってもなくても、すでにテスラ株はずいぶん下げてきていますが・・・。

ビットコイン、高値波乱はこのニュースが関係しているかも。
■バイデン大統領、新予算案で30%の仮想通貨マイニング税を再提案
https://jp.cointelegraph.com/news/crypto-mining-tax-united-states-budget

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2024年3月14日木曜日

 今日のHOTニュースは春闘集中回答日で、
企業による賃上げ5%超回答が続々報じられたことでしょう。

製造業8割は満額回答 春季労使交渉
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC12B1W0S4A310C2000000/

日本の夜明けじゃ~と叫びたくなるニュース。
中小企業はまだまだ、という声もありますが
まず大企業から賃上げがなされないことには
トリクルダウンは起きませんから
まずは出来るところからドンドンお給料を上げていくことが大事。

満額回答が相次ぎ、日本製鉄は増額回答ですよ。すごい!

春闘第1回集計結果は15日(金)に公表されますが
五月雨式に発表された回答をみるに、インフレ率を超える賃上げが
実現しそうな勢いです。実質賃金はプラスに転じるのでは?
という期待も高まりますが、
ドル円相場にとっては短期的に上値を重くする材料ですね。

日銀が3月にもマイナス金利解除など
出口戦略に動く可能性が更に高まったためです。

ただし、参議院予算委員会で岸田首相は
「日本経済はデフレ脱却には至っていない」と発言しており、
政府からのデフレ脱却宣言検討といういつぞやの観測報道は
首相自らの否定したことになります。
つまり、異次元緩和からの脱却はあっても金融緩和的状態は継続される、
と考えることができますので、仮に日銀がコンセンサスより早い出口に
踏み切ったとしても、それほど円高が進行することもないですし
日本株が崩れることもないでしょう、安心していいと思います。

岸田首相の発言でドル円相場は147.50円台から147.79円まで
やや円安に動きました。
※ドル円5分足

また、今日は来週の日銀に向けての観測報道がいろいろと。

■日銀がETF新規購入の完全停止を検討、正常化開始で-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-13/SA9VUXT1UM0W00
今回の日本株調整局面ではETF購入に動いていませんし
驚く内容ではないですが。

そして夜中に日経新聞が報じたこの記事でまたも円高基調になりました。
■日銀、マイナス金利解除議論へ 賃上げ集計見極め判断(AM2:00)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB12D900S4A310C2000000/

すでに各所から繰り返し報じられているのでこれもサプライズでは
ありませんが、これだけメディアが具体的に観測気球を打ち上げているということは
やはり3月18-19日会合でマイナス金利会場に動きそうですね。

ドル円相場は来週の日銀、FOMCを控えて方向感を失っています。

※ドル円日足 手出し無用か
ポジションですが、ドル円は見送り。
ユーロドル1.0889ドルロング継続。
ポンドドル1.2732ドルロング継続。

今日はユーロ圏・1月鉱工業生産が発表され、悪い数字でしたが材料視されず。
:前月比▼3.2%(予想:▼1.8%、12月:+1.6%←+2.6%)

フランス中銀のビルロワドガロー総裁がラジオ番組で
「ECBの初回利下げは4月より6月の可能性高い」と発言。
ラトビア中銀のカザークス総裁は今後、数回の会合で
利下げ開始が決定される可能性を示唆するなど、
利下げ開始が6月年央以降だろうと早期利下げの可能性後退で
買い戻されているとの指摘がありますが、
後付けの理由かな、と。ゴールド上昇の後追いならまだ出遅れ。

ポンドに関しては、今日ベイリー中銀総裁からタカ派トーン発言が。
ベイリー英銀BOE総裁
「インフレ再燃を阻止するために行動する必要がある」
「制限的な金利がどの程度の期間必要なのか検討」

英国はインフレ抑制に軸足。
欧州や米国より利下げ開始は遅いと考えられます。

昨日ブログで書きましたが、豪ドル円ロング参戦しています。
コスト97.58円。
中国上海総合が20%反発でブルトレンド入りした可能性、
中国が豪州ワインの関税を近く撤廃の可能性などのニュース、
そして豪ドル円のチャートがきれいな上昇トレンドであるため。
------------------------------------------------

■中国の銅製錬大手、共同減産で合意 原材料不足に対応=関係筋
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2024/03/489246.php
・今後数カ月の銅精鉱供給の逼迫緩和につながる
・しかし、下半期には海外で年間約170万トンの新規製錬プロジェクトが
  予定されており、世界の銅精鉱供給にさらなる圧力がかかる

中国の銅減産報道をうけて銅先物価格は上昇。

■インド株がやや大きめの陰線示現
 ただの利食い調整か、それともなにか始まっているのか。
インドNIFTY50

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2024年3月13日水曜日

 今週の注目イベントだった米2月CPI(消費者物価指数)を受けて
米金利がご覧の反発です。

※米国債利回り

確かにやや予想を上回る結果でしたが
あの数字でここまで米金利が反応するとは。

■米コアCPI、2カ月連続で伸びが予想以上-利下げ慎重論を補強
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-12/SA8IT5T0AFB400?srnd=cojp-v2

総合CPI 前年比+3.2% 予想+3.1% 前月+3.1%(前月から0.1%上昇)
     前月比+0.4% 予想+0.4% 前回+0.3%(前月から0.1%上昇)
    
コアCPI 前年比+3.8% 予想+3.7% 前月+3.9%(前月からは低下)
     前月比+0.4% 予想+0.3% 前月+0.4%(前月と同じ)
    
総合CPIはガソリン価格によって押し上げられたようです。
1月の帰属家賃の大幅な伸びが一時的な逸脱だったことが
確認できた、この点は心配ないのですが
ポイントは過去3カ月のコアCPIが年率4.2%上昇と、
昨年6月以来の大幅な伸び率となったことでしょうか。

ブルームバーグが市場関係者の見方をまとめているのでこちらを

■米CPI、インフレ抑制「最後の1マイル」伸びた-市場関係者の見方
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-12/SA8MD9T0AFB400

6月FOMCでの利下げ開始の市場コンセンサスに変化はないのですが
米金利が大きく上昇したためドル円は大きく反発しました。

※Fedウォッチ 6月利下げ織り込み70%と高いまま

※ドル円日足
昨日のブログで
[今日(3/11)の高値147.14円を超えるようなら、買い戻します]
としていた150.08円ドル円ショートは147.20円で買い戻し。
ここからの戦略は戻り売りスタンスで、と思っていますがひとまず休憩。

しかし、株が切り返してきたためドル円も意外と上昇が続くか?

今日の日経平均。

一時下げ幅500円を超える局面がありましたが反発。
取引終了間際にプラス圏に浮上する局面も。

材料として今日12日日銀の植田和男総裁が参院財政金融委員会に出席し、
3月の政策修正の可能性に関して肯定する姿勢を示さなかったため、
という解説もありますが、後付でしょう。

今夜はお騒がさえNVIDIA株が反発基調。
たしか今週金曜は米国株市場のトリプルウィッチング(※)

※株価指数先物、株価指数オプション、個別株オプションの
3つのデリバティブ取引の決済が重なる日。

いや~このままNVIDIAが押し目完了とばかりに上昇に転じるとは
思えないのですが、思えないだけであって実際今反発中。。。
NVIDIAが強く米国株市場が反発基調になれば
明日の日経平均は大きく反発できるような気がします。

これで下落相場完了、というわけではありませんが。
来週3/18-19日の日銀の金融政策決定会合、
19-20日の米FOMCもありますし、
まだここから株の全力買いは躊躇しますね。

高値から随分落っこちてきちゃったので利幅が削られていますが
ユーロドル1.0889ドルロング継続。
ポンドドル1.2732ドルロング継続。
流石に今日の安値を割れば決済します。

NOTE
■S&P500の24年1株利益予想を上方修正、前年比12%増に=BofA
https://jp.reuters.com/markets/oil/35MWGPIRBBLRTHGUZBKYTTATIM-2024-03-12/
米株の強さが持続できる材料として注目。

■今日はOPEC月報公表日。
OPEC、24・25年世界需要予想据え置き 24年経済成長見通し上方修正
https://jp.reuters.com/markets/oil/35MWGPIRBBLRTHGUZBKYTTATIM-2024-03-12/

従来予想据え置きですが、今年の石油需要は日量225万バレル増加予想です。
来年25年は日曜185万バレル増加予想。
需要増予想は従来予想で新味がないため原油価格を押し上げるものではありません。

しかも、OPECプラスの協調減産は形骸化。

■OPECの石油供給削減は停滞、イラクが生産枠上回る供給を継続
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-12/SA8ISQT0G1KX00

原油の上値が限定的となる状況は続くでしょう。

■中国株、安値から20%上昇-底入れ観測が高まる
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-12/SA7KVNT0AFB400

中国株が底入れですって?!
ここからの中国株を買う気にはなれませんが、
20%も上がればトレンド転換と見るのが相場の定石。

中国が立ち直る、となれば、中国リスクを嫌気して上値が重かった
豪ドルとか、先行き期待してもいいでしょうか?
おまけにこんなニュースも

■中国、豪州産ワイン関税を近く撤廃か 暫定案示す
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/G653ECCMP5OTRPLVURN5AVAKJA-2024-03-12/

豪ドルドルのチャートは強くないですが、
豪ドル円のチャートは上昇トレンドの押し目形成中。

豪ドル円、もうちょっと下がったら買ってみても面白いかも。。。

■トランプ氏、フェイスブックを「国民の敵」と形容 メタ株下落
https://www.cnn.co.jp/tech/35216348.html

市場は「もしトラ」ではく「ほぼトラ」で動き始めた?
トランプ氏発言で下落したMeta、今夜は反発していますが、
まさか大統領でもないトランプ氏の発言で手仕舞いの嵐が吹くとは。

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2/22日経平均は過去最高値を更新しました!

エミンさんがかねてから指摘してきた日本株の時代が到来。
デフレ下で強かった円。 インフレ下では円資産は目減りする一方です。

新NISAスタートで個人投資家の意識も変わりつつあります。
日本株、米株、そしてゴールド。どのような投資法がいいでしょうか。
 エミンさんとお話させていただいています。

私はゴールドが強いワケと今後の展望、
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2024年3月12日火曜日

 今日は大きな下落となりました日本株市場。
日経平均は一時1100円を超える下落となりました。

◎日経平均  38820.49(▼868.45)▼2.19%
◎TOPIX      2666.83(▼ 59.97)▼2.20%

おや、TOPIX円が2%を超える下落となったものの
日銀は日本株ETFの購入を見送りましたね。

日銀、TOPIX前場2%超安でもETF購入せず 「役割終了」の見方
https://jp.reuters.com/markets/japan/E7Q2XK5UWFPIFAAHQWELCFMY4A-2024-03-11/

これまで日銀がETFを購入するときのルールは
TOPIXが前場終値下落率が2%を超えると後場から日銀が動く、
とされてきましたが、今日は2.25%下落も動かず。

そりゃそうよね、4月、早ければ3月にもマイナス金利解除、YCC撤廃もあるとの
観測が強まっており、日銀は異次元緩和からの出口を模索していると
見られる中で、緩和強化に動けば逆に市場は混乱したでしょう。

先週金曜にYCC撤廃検討との観測報道がありましたが、
今日の日本国際利回りはご覧の通り。
10年金利は0.76%まで急上昇となっています。

※日本国債利回り

その割には意外とドル円相場は抑制的だったといえますね。
90SMAでピタリと下値を止められています。

※ドル円日足
夜間取引で日経平均先物は更に下げ幅を拡大しており
現在38170円。
明日の東京現物株市場も引き続き日本株売りが旺盛となるなら
ドル円はまだ下がるだろうと考えられるのですが、
今夜は米金利がやや反発基調にあるため
ドル円相場も下げ渋っているものと思われます。

※米国債利回り一覧

今夜なぜ米金利が下げ止まっているか別段材料はなさそうですが
今週の注目は明日の米2月CPIですね。
コアCPIは低下予想ですがさて。

12日(火)「消費者物価指数CPI」(前月比)予想:0.5%、前回:0.3%
          「コアCPI」(前月比)予想:0.3%、前回:0.4%
     
     「消費者物価指数CPI」(前年比)予想:3.1%、前回:3.1%
          「コアCPI」(前年比)予想:3.7%、前回:3.9%
          
今夜NVIDIAは下げ止まったように見えますが、

代わってMetaが下落しています。

マグニフィセント7はまちまちですね。。

米国株市場全般軟調ですので、
ドル円150.05円ショートはもう少し粘ろうかと思いますが
今日の高値147.14円を超えるようなら、買い戻します。
150円から146円台まで下落した相場です。
リバウンドが来ても不思議ではありません・・・。

ユーロドル1.0889ドルロング継続。
ポンドドル1.2732ドルロング継続。

ただ、日経平均、ここから下値はあまりないかもしれません。
先物チャートでは一目均衡表の基準線まで下げてきましたが
ここで下げ止まれば、ただの押し目。

今日投資ラジオで岡崎さんが指摘していましたが
これだけ日経平均が下落しているのに
日経VIが全然上がっていない、と。た、たしかに。
※日経VI

こんな時はあまり大きな下落相場にならないことが多いみたいよ。
適当なところでショートは買い戻したほうがいいかもしれませんね。

NOTE

■英中銀、8月に0.25%利下げと予想 5月から後ろ倒し=UBS
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/V73Z5CIT45PP7LRBZTJOUMVR24-2024-03-11/
・UBSグローバル・リサーチ、BOEの8月利下げ開始を予想
・MPCはインフレが定着しないことを示すより多くの証拠を重視しており、
   5月の利下げ開始が時期尚早な可能性を示唆している 
・8月、11月、12月にそれぞれ0.25%ポイントずつ、合計0.75%の利下げを実施し、
 年末までに政策金利を4.5%に引き下げると予想(従来予想は景1%利下げ)

ECB,FRBともに6月利下げ開始が濃厚となってきた。
英国が8月ならもっとも利下げ開始が遅いということに。
ポンドがドルやユーロより強含むと思われますがどうかな。

■トランプ氏、関税導入による物価高「減税で相殺」 再選後の政策説明
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/QCG7J5LPBBIWJK445W2LYC7ZP4-2024-03-11/
・トランプ氏再選なら減税が来る?!

■実質GDP2次速報、10─12月期年率0.4%増に上方修正 設備投資上振れ
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/IZBG73K5TVPDVFFBIB3Q7O5BZU-2024-03-11/
・ひとまず良かった。。。

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