2016年12月9日金曜日


年末進行、仕事に忘年会にブログ執筆は変則的になります、ご容赦ください~

さてECB理事会。ドラギ総裁は12月ECB資産買い入れについて議論することを
明言していたので注目度は高かったのですが、凄い値動きでしたねぇ。
リアルタイムで見ていなくて良かった、変にポジション持っていなくて良かった(;'∀')

あれだけ動いて結局レンジの中に納まっているンデスヨ、恐ろしい。

※ユーロドル日足


①2017年3月までの資産買い入れを9カ月延長(事前予想6カ月)
②毎月の買い入れ額800億ユーロ⇒600億ユーロに縮小

最初に、買い入れ額が800から600億ユーロに縮小という点に反応して
急伸したユーロ。この秋に当局関係者が漏らしたテーパリングの可能性という
ニュースが脳裏にこびり付いているため、やはり来たか、とユーロが急上昇。

1.0800ドル台には80億~90億ユーロもの巨大なオプションが横たわっていたため
これが瞬時にヒットし急騰したものとみられます。

高値は1.0871ドル。

しかし、上昇はほんの一瞬だったようですね。5分足で見ても長いヒゲですので
数分で一転下落に転じたことが分かります。

買い入れ額は縮小も、買い入れ期間は9カ月も延長される。

こちらに焦点があてられたんでしょうか、一気にユーロは叩き落とされました。

加えてドラギ総裁も

「市場が理解しているテーパリングではない」
「資産購入規模をゼロにすることは選択肢にない」
「ECBは利回りが預金金利を下回る資産も購入」
「量的金融緩和はインフレが持続的に上昇軌道を描くまで継続」


と力強く「テーパリング」否定したことも、後押しとなったとみられます。

計算上、買い入れ予定総額だけ見れば市場予想の4800億ユーロから5400億ユーロに
増えていることになりますが、しかし、月額購入金額が減らされたのですから、
やっぱりテーパリングですよね・・・・?!

市場にはテーパリングだと指摘することもくすぶっているようで
これを緩和強化だとは諸手を挙げて受け入れられないムードも。

乱高下となったのは、巨額のオプションの影響もあったかと思います。
ただ、最終的には「レンジの中にいる」ことの事実は大きく、
まだ、ユーロはパリティに向かうのか、それとも粘り腰でレンジをこなしたのちに
上昇に向かうのか判断が難しいです。

だからユーロには手を出しません。

結局のところ、現在のユーロ安って、トランプラリーの影響でドル高になった
ことの裏返しに過ぎないのでは?という気がしますので、
来年ドル高が進めば、ユーロは下がり続けるでしょうし、
ドル安となるならば、ユーロは上がっていっちゃうんじゃないか、って気がします。

足元ではトランプラリー継続でドル高傾向が強いのですが、
2017年1年間を通じてドル高となるかどうかはまだワカリマセン。

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今日は日経平均が一時19000円の大台に乗せる上昇となりました。(一時19042円)
ECB理事会は、ユーロ相場の乱高下を招くイベントとなりましたが、
結局レンジの中であることもあって、全体の金融市場への影響はなし。

ただ、大引けにかけて上げ幅縮小、引け売り注文があったような下げ方で
週末リスクを避けた利食いが19000円大台達成を阻んだ印象ですが、
週末に余程のリスク勃発とならなければ、年末高の公算は大きいものと思います。

ドル円相場も115円の壁はなかなか超えられずにいますが、
ここで弱気になってショートすると、やられるんだろうな~という印象。

日経平均、ドル円ロングは継続とします。


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ここからNZドルに注目。
キウイ円はすでに上がっていますけどね(;^_^A

ウィーラーNZ中銀総裁:利下げ打ち止めの公算大-景気拡大で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-07/OHU53S6KLVRF01

ウィーラー総裁は、、
インフレ率を目標の2%に回復させる上で金利は十分低い水準にある。

と発言。現在の政策金利は過去最低の1.75%。

RBNZは2015年6月以降7度の利下げを行ってきたNZ.
これで、利上げ打ち止め観測が強まりました。

市場は来年3月までに後1回の利下げを見込んでいましたが
この発言で次回の政策変更は利下げでなく利上げになる可能性が。

このところ、フォンテラの乳製品価格オークションでも
乳製品価格が上昇傾向にありますね。
ようやくインフレ傾向が出てきたということでしょう。

ということで、キウイドル、キウイ円は押し目があれば買い。
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2016年12月8日木曜日

トランプ米次期大統領と孫正義ソフトバンクグループ社長の会談にはびっくり!

500億ドル(約5.7兆円)を米国のスタートアップ企業などに投資し、
5万人の雇用を生みだすとトランプ氏に約束したと伝えられ、
投資家心理が改善。ソフトバンクGは6%を超える大幅高となり、
株式市場では個人投資家の心理改善につながりました。

ソフトバンク1銘柄で今日の日経平均は49円押し上げられた計算。

一方、クレジット市場では資金負担の拡大懸念を背景に、
格下げや信用リスクの高まりに警戒する声が出ているようですが、
サウジアラビア政府系の公共投資ファンドと共同で設立する
10兆円規模の投資ファンドを活用する考えを示していますので心配なさそう。

新たなテーマ誕生に、恩恵を被るだろうセクター、企業が
物色されて株は年末に向けて一段高となるんじゃないかって気がします。

ドル円相場ですが、このところNY時間に急落(といっても50~1.50円程度)する
パターンが出ている?!月曜も104.70円台から113.10円台まで急落しましたが
今夜もAM1:00過ぎ114円アラウンドから113.54円までスコンと50銭程度下げてます。
この時間ですから指標というわけではないですね。
月曜の時も同様に1時台からの下落だったように思います。

この癖の悪い動きは、ストップ狩りかなんかなんでしょうか。
まあ、下がったとしても買い遅れた日本勢が口を開けて待っていますので
心配には及ばないのですが、高値波乱ですので、浅いストップロス注文は
あっさりつけられるリスクがあるので注意が必要ね。

それから米国10年債利回りは、トランプラリーで2.49%台まで上昇しましたが
足元では2.40%前後での推移が続いており、米金利上昇ペースは鈍化しています。

10年債利回りが2.5%に達した場合には、逆に上昇が加速するという見方もあり、
その場合はドルが上昇しドル円相場も115円節目を抜けると思われますが、
株式市場は注意が必要かと思います。2.5を超えて3%を目指す展開となれば
高値警戒がくすぶる株より、債券投資の方に妙味が出てきます。

ということで、金利の節目突破による加速上昇には注意が必要も、
ドルという為替の側面でのみ見れば、トランプラリーはドル高です。
ドル円相場はロング継続でいいんじゃないかと思っています。

週末のメジャーSQも今回はどちらかというと上振れる可能性が大きいと
予想する向きが多いようですね。

ということで、ドル円、日経平均ロング継続です~

しかし、FTSEショートは損切り(;'∀')
高値参戦したポンド円143.88円Lは143.50割れで撤退。
1.2670ドルLも同じく撤退・・・。

10月英鉱工業生産指数が前月比1.3%低下(予想0.2%上昇に反して低下)
10月英製造業生産指数も前月比0.9%低下(予想0.2%上昇に反して低下)
指標が悪くてポンド売りが激しい(;'∀')

あ、でも随分前に買ったポンド円126.90円台L131.80円Lは継続のまま。
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2016年12月7日水曜日

ユーロが随分吹き上がりましたねぇ。
イタリア国民投票否決で、ユーロ下落に賭けたユーロショートが踏み上げられた格好。

今年はこういうパターン多いですね。イベントトレードで構築されたポジションは
当日のうちに巻き返されて、まったく逆方向に倍返しに動く・・・。
日銀のマイナス金利導入で上昇したときも、
大統領選でトランプ氏勝利で急落したときも、、、
結局、逆方向に大きく巻き戻っています。

ユーロ上昇ですので、ドル安。
ドル独歩高となっていたマーケットですが
ドル高の勢いは止まってしまいました。
かといって、一転ドル安進行となっているわけではなく
ドル円相場はレンジ入りでしょうか。さすがにドル円の上値も重くなってきました。
115円が節目ですね、ここを超えられるかどうか、エネルギー充填中。

長期金利の指標となる米10年物国債利回りが12月1日に一時2.49%と
約1年半ぶりの高水準を付けるてから、現在長期金利の上昇もストップしていて、
2.5%超えの壁が厚いとみられており、米金利の一段の上昇を予想する向きは
あまり多くありません。これまでのトランプラリーが日米金利差拡大に
伴うものだたとするならば、米金利上昇が止まればドル円上昇は止まってしまう、
ということになりますが、しかし、昨年12月ドル円相場が120円台にあったころの
日米金利差よりも現在ん方が格段に金利差は拡大しており、
当時と比較すればドル円はまだまだ割高とはいえません。
(日米金利差だけがドル円相場を動かしているわけではありませんが)

日経平均は今年の年足が18818円を超えれば陽線となる、として注目されますが
現在の日経平均は18300円前後。随分年初来の水準に近付いています。
これは下がれば日銀がETFで買い支えたことによるものと思われますが、
それを考慮しても、ドル円は年初の120円レベルまではまだまだ遠く、
まずは115円がハードルといった状況。
ドル円が行きすぎということはないように思います。

原油価格もそうですね。
昨年12月は下落が続き30ドル台にまで落ちていたのですが、
その時のドル円が120円台です。
現在の原油価格は50ドル台。それで113~114円。
ドル円の上値余地はまだまだあると考えてもいいでしょう。

ということで、まだドル円ロングは継続。
上の方で買った113.20円のロングももうちょっと粘ろうかなと思っています。

日本株式市場では日本勢が売り、海外勢が買いのガチンコ。

日経Dインバには信用買いがたまっています。
信用買い残を売り残で割った信用倍率は5日申し込み時点で約42倍。
日経平均の500~600円安といった下げを想定する弱気な個人投資家の多さが、
高水準の信用買いにも表れているということですね。
最後はこの売りが踏みあげられるんじゃないか、、、って気がします。
その時が一度ラリーが終わる時かな・・・?つまり利食い時ね。

また、今週末はSQですが、弱気の投資家の相場観を逆手に取った
仕掛け的な動きが出る可能性があるとの指摘も。
オプション市場でもコール(買う権利)を売っている市場参加者が増えているようです。
1万8500円近辺でのコール売りの市場参加者に買い戻しを促そうとする動き、
すなわち先物を買い上がる動きが出る可能性がある、という一つの見方が。

SQ波乱というと、下げるイメージがありますが上がる波乱もあります。
希望的観測のニュースばかり拾ってきているんですけどね(;´∀`)

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今日はRBA・オーストラリア準備銀行が政策金利を
過去最低の1.5%に据え置くことを決定しました。

世界的なコモディティ価格上昇で国内の成長鈍化による影響が
緩和されたとの判断。
ロウ総裁は理事会後の声明で、「インフレ率は非常に低い」との認識は
据え置いたものの、世界的にインフレ率が中銀の政策目標を下回っている状況について
「ヘッドラインのインフレ指標はこのところ上向いており、
以前ほどマイナスの方向に偏らなくなった」との見方を示しています。

まあ、金利据え置きは予想通り。
豪ドルの値動きもそれほど大きくありませんでした。

ここから豪ドルをどう攻めるか、、、ノーアィディア(;^_^
クロス円で豪ドル円ロングは妙味アリかと思いますが、
買うならもっと押し目が欲しいところですね。

それから今夜はNZで乳製品大手フォンテラの乳製品価格GDTオークション。
前回のオークションから+3.5%と価格上昇傾向は継続。
ただし、11月1日は前回比+11.4%、11月15日は前回比+4.5%でしたので
伸び率は徐々に低下しています。

NZドルも反応薄。
乳製品価格はインフレ傾向が出てきましたが、
現在のマーケットは、米ドル、円、ユーロのボラティリティが大きく
市場のテーマはトランプラリー、欧州リスク、アベノミクス再燃、ですので
オセアニア通貨は蚊帳の外。あまり大きく動かないように思います。
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2016年12月6日火曜日

憲法改正案を問うイタリア国民投票は否決。反対6割賛成4割。
すぐさまレンツィ首相が辞意を表明。

反ユーロを掲げるイタリアの新興野党「五つ星運動」は、
すぐさま政権に就く用意があると表明。

ユーロドルは1.06ドル台後半から一時1.0505ドルと
昨年3月以来の水準まで急落。
ユーロ円も121円台から一時118円73銭と約1週間ぶりの水準まで下落。

イタリアでもポピュリズム台頭で、EU離脱へと舵をきるのか?!との
警戒が広がり一時、ユーロが大きく売られました。

ドル円も112.86円まで下落。
日経平均も151.09円安の18274.99円と下落を強いられました。

イタリアの銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナと
同行に助言を行う同国の銀行メディオバンカ、米銀JPモルガンは、
モンテ・パスキの50億ユーロ(約6000億円)相当の資本増強計画を
続行するかどうか判断するため5日午前にも協議すると伝えられ、
この会合で、むしろ銀行支援が早まるんじゃないかって期待が膨らみ
モンテパスキの株価を反騰させたとかなんとかで、
欧州時間から、リスクオン気味の展開。

変な話ですが、イタリアの国民投票がイタリアの銀行問題の
解決を早めるかも、なんて思惑も出てきたりするもんなんですねぇ。
予想ができない値動きが起こるのが今年の相場。

実際どうなるかは別問題として、市場はイタリアの問題をいったん棚上げして
再びリスクオン相場回帰となったように見えます。

欧州時間以降、ドル円は切り返して114.50円近辺まで上昇。
日経平均CFDも18400円台まで上昇してきています。(現物市場では18274円)

目を見張る値動きはユーロ。
窓開け下落で1.0505ドルまで下落したものが1.0729ドルまで巻き返し。
見事に窓梅してなお上昇中です。
ユーロ円も118.70円台から現在122.52円まで上昇中。

ユーロも猛烈にショートカバーが入っています。

要するに、イタリア国民投票の結果を悲観してショート下向きが
踏みあげられて買戻しを余儀なくされているという値動きね。

おっと、これって大統領選の時とおんなじ。
リスクは絶好の買い場だった、というわけです。
売ってはいけない相場みたいね、やはり・・・・。

113.20円という高いところでロングしたドル円ロングは手仕舞ったほうがいいか?!
と悩みましたが、4時間足ではまだ雲の上に位置していますし、
112円ミドルを下回るまでは様子を見ようと思っていましたところ、
ありがたく上昇に転じてくれました('ω')

今夜発表された11月米ISM非製造業指数が57.2(予想55.3)を上回ったため
一段の円売り・ドル買いが加速しています。


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加えて、昨晩いろいろ検証していて、
ここからはポンドロングを構築しようと考えておりましたので、
ポンドドルを1.2670ドルで、ポンド円を143.88円でロング参戦。
ポンドが上がるならFTSEは下落だろう、とFTSEを6730でショート。

ポンドロングの背景は、
先般ブログに「ミニ・ドル」として注目する向きがあることを紹介しましたが、
(貿易・投資面で米国とつながりが強く米ドル上昇に相関しやすい)
加えて、ハードブレグジッドではなくなる可能性が出てきたこと。
(単一市場へのアクセスを確保するために英国はEUへの拠出を検討)
さらに原油が上昇してきたこと。
(英国は2015年でも世界23位の原油の生産量を誇る原油生産国)
IMMの通貨先物ポジションでもショート超過が膨らんだまま
(ポンド買玉50806枚に対して売玉は128941枚。差し引きで78135枚の売り越し)
そして利下げサイクルが終了した模様。
(BOE副総裁、ポンド安を受けて、必ずしも低金利を維持できない可能性がある)
おまけに、イタリア国民投票にてEU解体リスクの高まり
(ユーロポンドではユーロ安、ポンド高となる可能性)

といったところで、かなりポンドロング妙味が増していると思われます。
ドル独歩高でオージーやキウイ、ユーロが売られる中でポンドだけは
あまり下がらなかったでしょ。これ、ドルと共に強いともいえると思うの。

ポンド円はドル円が上昇しているため、さらに強いと思われ、同時に参戦。
さて、どうなるでしょう・・・・今日に限って言えば、ユーロドル、ユーロ円の
ロングのほうが値動きが大きくて、上昇も派手でしたが(;^_^)

FTSEは現在のところアゲインスト・・・。
綺麗な三尊天井にも見えるんだけどね(;´・ω・)

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それから、今朝、もう一つ驚いたのが、NZのキー首相の突然の辞任表明。

キャンディーズ的なものを感じる理由なんですが、、、
家庭を大事にしたい、、、
ちょっとにわかには信じられない理由とタイミングですが、
いろいろおありになるんでしょう。TPP交渉とか、突かれてしまったのでしょうか。
政権を率いて8年余りとなり「政界を去る適切な時期だ」
「4期目を満了まで務め上げられることは到底ない」と述べていらっしゃいます。

これを受けてNZドルが売られたという解説もありますが、
今日はイタリア国民投票を受けた値動きもあり、どの程度このキー首相の辞任が
値動きに反映されたかは定かではありません。

しかしながら、別段キウイ売りの材料というわけでもないでしょう。
むしろ、買い場になるかもしれません。キウイ円とかね。

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ここまでドル円が上昇してくると、米国側からドル高けん制が出てくるんじゃないか、
なんて懸念も指摘され始めていますが、こんなニュース。

ムニューチン氏、ドル政策語らず-ルービン氏のマントラ踏襲を示唆か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-04/OHOIGE6KLVR401

ムニューチン氏は11月30日のCNBCとのインタビューで強いドル政策について問われた際、支持も否定もせず、海外投資家が米国の資産に価値を見いだしていると指摘した上で「経済成長と雇用創出に集中することこそ優先課題になる」と述べていた。

ドナルド・トランプ次期米大統領は、長年の政策や伝統を刷新する考えを明確にしている。だが外国為替市場では、強いドルに恩恵があると過去20年にわたって宣伝してきた米財務省がこのマントラ(呪文)を捨てることを示す兆候は見当たらない。

少なくともトランプ氏就任まで、
過度にドル高けん制発言を恐れることはないように思いますが。。

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2016年12月4日日曜日

週末にかけて、米金利上昇、ドル円上昇、株高の勢いが衰えたのは
イタリアの国民投票とオーストリアの大統領選を控えて
手仕舞いが増えたというところかな。

ドル円相場は113.50円台で取引終了。
12/1には114.82円まで円安ドル高が進行していましたが、
先週木曜以降は上値が切り下がっています。

①イタリア国民投票で否決されれば、レンツィ首相が辞任するとされており、
総選挙となればEU離脱を唱える五つ星運動が勢力を伸ばすリスク。
更に現首相辞任となれば経営不振に苦しむイタリア大手銀行の
資本増強に遅れが生じる懸念も同時に警戒されているようです。

日本時間4日15:00から始まり5日の7:00に終了
5日7:00には出口調査がすぐに出る模様。
7:30すぎからは開票速報が報じられ5日午前中10:00~11:00には
大勢判明との見込み…。


②オーストリア大統領選では極右政党の党首が勝利すると、
ドイツの近隣の北部EU及びユーロ圏加盟国でも離脱問題が高まりかねない
としてリスクだと言われており、このところスイス株が足元で下落しているのが
こうした影響ではないかとの指摘もあるようです。

日本時間の4日15:00時から投票。5日午前1時まで行われ、
5日午前中には大勢が判明。東京市場オープン時なので
明日前場、結果によってはリスクかな?!

※追記 寝る前にニュースをチェックしたら、オーストリア大統領選は結果が出てた。

オーストリア大統領選、リベラル系候補が当確
2016/12/5 2:43
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H2Z_U6A201C1000000/

これで、一つのリスクは消えました。
EU離脱を掲げたポピュリズム台頭リスクの負の連鎖は、断ち切られるか?!
後はイタリア。

それから、ブログを書いた後ポンドを検証していて、ポンドに大きな上昇の妙味あり、
と思われますので、今週以降、ポンド押し目買いを戦略に加えようかと。
逆にFTSEは売り。

****************

注目された雇用統計。
期待を上回ることはなく、どちらかというと利食いのきっかけと
なってしまった印象。

※11月雇用統計

◆NFP 17万8千人 (予想 18万人)

前月が16.1万人から14.2万人へと低下。
前々月19.1万人に上方修正。


◆失業率 4.6% (4.9%)
 9年ぶり水準にまで低下も労働参加率の低下の影響で決してポジティブではない

◆平均時給 25.89ドル 前月比▼0.1% 

労働参加率 62.7% 前月比▼0.1%

7-9月期GDP改定値、ADP雇用報告、ISM製造業景況感指数などの
指標がそろって市場予想よりも上振れたことから、
期待感が高まっていた市場からするとやや期待外れ。

とはいえ、12月利上げの織り込みは90%台で高止まり。
利上げ思惑を剥落させるようなものではなく、焦点は
2017年の利上げ回数が何回になるか、ってこと。

いろいろリサーチしていると、1~2回というよそうもあれば
2~3回というよそうもあります。さすがに4回はないみたいね。

2017年3回程度の利上げの可能性を織り込んでいくものと思われますが
その場合は、もう若干ドル高の流れは続きそうですけどね・・・。

ただ週末はさすがに、欧州リスクへの備えで手仕舞いが出たとみられます。

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今週の注目イベント。

①8日木曜日 ECB(欧州中央銀行)理事会。

政策金利は現状維持見込みですが、12月に資産買い入れ政策について
議論することをドラギ総裁が明言しているため、
来年3月が目先の期限となっている量的緩和(QE)が、延長されるのか、
いよいよ買い入れを終了、あるいは買い入れ額縮小などテーパリングへ向かうのか、
答えが出てくるものと思われます。

現状の弱いインフレ基調や経気動向を鑑みると
現時点でテーパリングを明言することはないとみられ、
緩和延長が示されるものと予想されますが、
すでにユーロは下落しており、だからと言って一層のユーロ安に
なるかどうか・・・。むしろ、出尽くしでユーロ高のリスクも
高いんじゃないかという気もします。

週末のイタリア、オーストラリアの投票にECB理事会。
今週はユーロのボラが上がるかもしれませんね。
私はユーロにこれといったビューがないので、トレード対象にはしていません。
リスクで上がるのか下がるのかよくわからないんですもの。
(足元のユーロ安はドル高の影響によるものでしょう)

②今週末はSQ。
思惑が交錯しボラが上がりやすい週となりそう。
日経平均は高止まりですので、下押し圧力のほうが大きい可能性も。

今年1月、2月のSQ週の暴落は記憶に新しいですね。

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投機筋ポジション。

とうとう、ヘッジファンド勢らのポジションが円買いから円売りに逆転。
11/29時点の投機筋ポジションが週末公表されています。

円 269枚の売り越し 11/15時点の10900枚の買い越しから売り越しに転じる!!


まだまだ、円ロングが整理されただけです。
円ショートがパンパンに積みあがるまで、ドル円相場に過熱感は
出てこないと思われます。日本の個人もまだドルロングではありません。

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今週の戦略。

週末のイタリア国民投票とオーストリアの国民投票の結果を
受けた反応はワカリマセン。

予想しても仕方がないので、
「急落があれば買い場模索」
という準備だけしておく。

ポピュリズムの台頭が懸念される結果ならば
手仕舞いの理由にされる可能性は否定できずに、大きく下落するかもしれません。

その場合、ドル円が13円も上昇したことへの「値幅調整」となるのか、
FOMC迎えるまでの「時間調整」となるのかも、わかりません。

次の大きなイベントは14日のFOMC。
このイベントまでの期間は、さらなる高値追いとなる展開よりは
調整を強いられるリスクに警戒するムードが優勢となるような気もします。

その意味では、113.20円の高値でロングしたドル円の手仕舞いを迫られそう。
今週はこの高値で作ってしまったロングをどう処理するかが
問われるのかなぁ。週明け、欧州リスクがマーケットに悪影響とならず
さらに高値を更新する相場展開になったとしても、どこかで利食うことを
模索する週でしょう。FOMCを控えての高値トライ局面があれば
手仕舞いを考える筋も増えるでしょうしね。

とはいえ、大きく下落すれば,買いたいと思っているので、
決して大きな流れを弱気しているわけではありません。
年末年始に急落があれば、また新規で仕込むことを模索します~
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2016年12月2日金曜日

12月1日、日経平均は +201.64円 18513.12円。

年初1月4日につけた高値18450円を更新しました!

上げ幅を一時400円超まで広げ、節目の19000円まで
あと250円あまりに迫る瞬間も。

11月に入ってから海外投資家は日本株を1兆円規模で買い越したようですが
個人が売り手であることを考えても、まだまだ過熱感はなし。

海外勢も個人も信託もみんなが買いに回ったら危険ですが、
今のところ「懐疑の中で育ち~」の段階ですので、
押し目は拾うスタンスでしょう。
これはドル円も同じかなぁ。。。

米国10年債利回りはちょうど1年前の水準にまで回復上昇してきました。

※米10年債利回り



その当時の日本国債10年債利回りは0.3%程度ありましたが
現在は0.02%とか、、、ゼロ近傍に日銀が抑え込んでいます。

つまり、日米金利差は1年前より拡大しているわけですが
1年前のドル円相場水準120円台に、まだ到達していないとみることもできますね。
勿論、為替相場は金利だけで決まるワケではないんだけど、
トランプラリーは金利の上昇が最大のテーマではあります。

円安ドル高のスピードには驚かされますが、
過熱感があるかというと、それは為替市場にもない、ということです。

とにかく、パラダイムシフトが起こっているんです。
素直に考え方を切り替えなくては。

資金の流れに大きな変化が起き始めています。

11月は海外REITに投資する投信(ETF除く)は101億円の純流出。
純流出は2014年11月以来、2年ぶり。
米長期金利が上昇し、REITの相対的な魅力が低下したのが背景。

1~10月は、海外REIT投信に約2兆3000億円の純流入。
投信全体の純流入額の85%を占め、売れ筋商品として
存在感を強めていたのですが、、、。
投信全体でも11月は2年ぶりに流出超に転じているようです。

今後、資金はどこへ向かうのか。
これがポイントとなってきますね。

また債券市場もいよいよ大転換との見方が受け入れられ始めたようです。

1カ月で194兆円吹き飛ぶ-債券強気相場の終わり方は劇的
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-12-01/OHHL2Q6TTDSF01

OPEC減産、原油高もいよいよOPECのカルテルとしての存在感が
取り戻されたという印象で、(そもそも失ってはいなかったという見方も)
原油が安定する相場環境では、今年初めに見られたような
オイルマネーの引き上げなどのリスクがなくなったと考えていいでしょう。

まだまだロング継続です。
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2016年12月1日木曜日

ドル円、再上昇です(ΦεΦ)ム

現在114円台示現、半ばまで上昇中。

OPECが正式減産にこぎつける模様で
各論ではまだ減産割り当てが協議中のようですが
総論で減産合意はほぼ確定のようです。

現在伝えられているのが日量120万バレル規模の減産で最終合意とか。

せいぜい90万バレル程度の減産でいっぱいじゃないかとの見方が大勢
でしたが、それを上回る模様。う~ん、今回もまたもや事前報道の
減産合意は難しそうだ、というのがあてにならなかったわけね。

今年は事前予想、専門家のリサーチ展望はことごとくアテにならない。
というわけで、8年ぶりの減産合意で原油価格が上昇中。
48ドル台後半まで上昇しています。

これを受けて債券価格は下落。米債利回りは上昇しています。
日米金利差拡大でドル円上昇、とうことですね。

今夜は米株もさらに高く、日経平均先物も18660円を超えています。
いやはや全く押し目待ちに押し目なしの展開。

ドル円相場、113.20円でロング、再入場です。
押し目は111.35までだったか・・・。
一旦ショートしてみたものの、下がりきらず買戻していましたが
この相場、やはりマグマが溜まっていたと見えてまだ終わりそうにありません。

今夜はADP雇用指数も強かった。
予想がプラス16.5万人のところ21.6万人で6月以来の高い伸び。
米経済指標はこのところ軒並み強いものばかりですね。

ということで、まだまだラリーは続きます。
ロング継続でついていきます。
113.20円って随分高いとこで飛び乗っちゃいましたが、果たして?!

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今日は再びドル高となっていることで、豪ドルやキウイは弱含みですが
クロス円では力強い上昇を見せていますね。オセアニア。

OECD経済協力開発機構は28日、半期に1度の世界経済見通しを公表していますが、
この中でオーストラリア経済について、
豪中銀は2017年末に向けて金融引き締めを始めると見込まれるとしています。

成長見通しは2018年までに3%に達するとしており、
賃金や失業率低下から個人消費が下支えすると予想しています。

金融引き締め、すなわち、来年末に向けての利上げを予想している、
ということで、豪ドルは利下げサイクルから利上げサイクルへと
転換するものと予想されます。クロス円では買いでいいんじゃないでしょうか。

また、NZ中央銀行のウィーラー総裁が、議会証言で
「12月のインフレは目標の1%を超える水準まで戻ってくると予想」と
述べたことなどから、当面、利下げはないと思惑が広がったことで
NZドルが買い優勢となっています。キウイ円めっちゃ強いですね。

オセアニア、押し目を狙って拾ってみたいと思います。
クロス円ね。とにかく、ドル円クロス円相場に乗りましょう!
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