2022年5月25日水曜日

 株、まだ下げますか・・・。
ダウは先週までで8週連続下落で大恐慌以来の連続安とされていましたが
今週も下げて記録を塗り替えるのか、、、

今夜は米経済指標が軒並み悪かったことと
写真共有アプリのSnapchatのスナップ株の決算受けた下落に押されています。

1・スナップ株急落、Q2売上高と利益の見通しを下方修正
2・米新築住宅販売、製造業指数など景気指標の予想外の悪化
3・米株安➡金利低下➡ドル安➡ゴールド復活か
-----------------------------------------------------------
1・スナップ一時40%安、ソーシャルメディア株は時価総額20兆円消失
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-24/RCE3PIDWLU6C01?srnd=cojp-v2tt

スナップ日足チャート 


そもそも昨年天井つけちゃってますが、コロナ前の水準をも下回ってきました。
これ、コロナショックの急落の安値まで下がりそうなチャート。
ARKインベストのETFなどを見ていても同様でコロナショック時の安値目前。
グロース銘柄の一角はコロナ後の金融緩和ボーナス相場の上昇のすべてを失う
結果となっています。

ARKK


2・米経済指標、景気失速の兆候


・米5月リッチモンド連銀製造業指数:▼9(予想:10、3月:14)

・米4月新築住宅販売件数:59.1万戸(予想:74.9万戸、3月:70.9万戸←76.3万戸)
             
・米5月製造業PMI速報値:57.5 (予想:57.7、4月:59.2)

・米5月サービス業PMI速報値:53.5(予想:55.2、4月:55.6)

・米5月総合PMI速報値:53.8(予想:55.7、4月:56.0)

新築住宅販売件数は4ヶ月連続減で、前月から16.6%減⬇
コロナショックの20年4月以来2年ぶりの低水準に冷え込んでいます。
中古住宅販売も4月は3カ月連続で減少し、20年6月以来の低水準。

これは価格高騰と住宅ローン金利の急上昇が背景。
昨年末に3%程度だった30年固定金利(週平均)は
足元で5%台前半まで上昇しています。

価格が上がりすぎると買う人が減るため、結局は価格が下る、
というのがコモディティ価格を形成する需給循環ですが
このまま販売件数の落ち込みが続けば、住宅価格も下がってくるでしょうから
いずれは景気減速と言うかたちでインフレも収まってくるかと思いますが、
今回の場合、ロシア制裁、中国のロックダウンによるサプライサイドの問題が
インフレを長期化させる可能性もあります。
エネルギー供給の再構築や中国経済活動停止による供給停止などは
金利上昇による抑制が効きませんよね。

米利上げは経済を殺す、インフレを解消しない-スティグリッツ氏
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-23/RCC5NQDWX2PX01?srnd=cojp-v2

3・米株安➡金利低下➡ドル安➡ゴールド復活か


米国株が再下落の様相で、債券市場に資金逃避、米金利が低下中。

※米国主要株価インデックス

※米国債利回り一覧 ドル金利が低下

これによってドル安となっています。
※通貨インデックス一覧

※ドル円 ネックラインを割れてきました。


株安、金利安でゴールドがしっかりです。
※COMEX ゴールド日足

このところウォッチしている S&P500 to Goldレシオ

レジスタンス超えてきました。終値でしっかり超えられるか注目。
ゴールド優位のフェーズ入り?!
リスク資産のヘッジとして資金が流れ込んでくるということですから
これはあまりいいことではないのですが。。。

ドル円130.38円S
ユーロドル 1.05843ドルL 継続

ポンドドルロングですが、今日発表された英国PMIの数字が悪く
ポンド売で反応。コストにおいていた逆指値がヒット、
ポンドのポジションは消滅しました。

英5月製造業PMI(購買担当者指数)54.6(予想:55.1、前回:55.8)
英5月サービス業PMI(購買担当者指数)51.8(予想:57.2、前回:58.9)

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2022年5月24日火曜日

 日米首脳会談、バイデン大統領から日本の常任理事国入り支持の発言。
岸田政権、金融関係者からは人気がありませんが
ここから防衛費拡大、改憲へとコマを進め、、、ひょっとすると
歴史的転換をやってのける可能性もある?

1・ECB、7月利上げ報道が増加
2・中国大型減税も北京感染者拡大
3・日本株健闘、マザーズ反発期待
------------------------------------------------------------------------------
1・ECB、7月と9月利上げは基本的に確定事項=仏中銀総裁
https://jp.reuters.com/article/ecb-policy-villeroy-idJPKCN2N91GD?il=0

ECB総裁の利上げペース、タカ派の一部当局者が不満-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-23/RCCCA7DWLU6F01?srnd=cojp-v2
7-9月(第3四半期)末までにマイナス金利から脱却する可能性を示唆
0.25ポイントの利上げを2回実施することを想定

事実上0.5ポイント利上げの選択肢を排除したことになる
タカ派の一部当局者は不満を覚えている

ECBの7月9月の利上げを織り込む形で5/12まで売り込まれてきた
ユーロが反発を強めています。

※主要国短期(2年債)金利
イタリアの2年債利回りが1%を超えてきました。
独、仏金利も上昇傾向を強めるか。
英国の金利も上昇基調にありますね。

というわけで、今日ユーロドルとポンドドルを買ってみました。

ユーロドル 1.05843ドルL
ポンドドル 1.2516ドルL

ドル独歩高の修正、株の戻り局面に合致した動きですので
対局でのユーロ売りトレンドが大転換したとは思っていません。
日足で200SMAに接近するような修正高、というイメージでおります。

それから人民元安も止まって大きく反発しています。
元高、ドル安になっているということですが
この転換点がほぼユーロドルと同じ。

※人民元/ドル
要はECB云々ではなくて単純にドル高の修正が入っている
ということにすぎないのかもしれません。

一応、中国には追加経済対策(2.6兆円規模の減税!!)
景気のテコ入れを材料視する動きもあるんですが、
ゼロコロナ政策は続いており、北京でも感染が広がっています。

2・中国、追加減税2兆6000億円 景気悪化に対応
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGM23BHI0T20C22A5000000/
・年間の減税・税還付の規模を2兆5000億元から2兆6400億元に拡大。
・中小零細企業などに認めていた社会保険料の納付猶予も今年末まで延長。

しかし…
北京で今年最多99人の感染者 習主席の執務エリア近くも封鎖
https://news.yahoo.co.jp/articles/3b1a6ca60bb1b73ef553f0480f2d2d3754d3c247

こんな観測も。
「ゼロコロナ」の中国、成長率で米国に逆転許す可能性-1976年以来
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-20/RC696WT0G1L001

3・日経平均、27000円大台回復

27000円台は11営業日ぶり。

政府は20日、新型コロナウイルスの水際対策を6月1日から緩和すると発表。
https://corona.go.jp/news/pdf/mizugiwataisaku_minaoshi_20220520.pdf

ウイルスを持ち込むリスクが低い国・地域から来日する場合は入国時検査を免除し、
自宅などでの待機も求めないとの指針が示され。
1日当たりの外国人入国者数の上限は現在の約1万人から約2万人に引き上げる。

ということでインバウンド関連に注目なんですが
今日は新興市場銘柄が元気でしたね。
マザーズ指数が5/12にこれまでの支持線を割り込み
このまま奈落の底へ落ちるかとヒヤリとさせられましたが
ベアトラップとなって反発。

マザーズの転換となった大底620.63Pは5/12に示現していますが
これ、ユーロドルの底と同じ。人民元は翌日5/13ということで
ドル高トップアウトの日と株式市場の反転が一致していますね。

現段階では大底をつけたとは断言できるものではありませんが
日本株市場は米国株より強い。円安効果があります。日銀相場。
今は私の個別株PFは米株より圧倒的に日本株になっています。

米株は足元で戻りを入れても中長期では戻りを売られるリスクが大きい。

ヘッジファンド、成長株からのローテーション急ぐ-ゴールドマン
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-23/RCBUH0DWX2Q001

2022年5月23日月曜日

 1・日本、全国消費者物価指数2%超えも…
2・ダウ8週連続安/1932年世界恐慌以来最長の下落
3・ECBラガルド総裁、7月利上げの公算
4・NZ、RBNZ 5会合連続利上げの見込み
5・豪州、9年ぶり政権交代
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大注目の日本のCPI、総合/コア指数は2%超えてきました。

1◆日本4月 全国消費者物価指数
[前年同月比] 2.5%(予想:2.5%、前回:1.2%)

◆コア指数(生鮮食料品除く)
[前年同月比] 2.1%(予想:2.1%、前回:0.8%)

◆コアコア(生鮮食料品・エネルギー除く)
[前年同月比] 0.8%(予想:0.7%、前回:▼0.7%)
CPIの上昇幅拡大は携帯電話通信料値下げの影響剥落の影響が大きいことと
上昇寄与度が高いのはエネルギーと生鮮食品除く食料が中心です。

つまりエネルギーと食料品を除いたコアコアは 0.8% 
1%にも届いていません。

つまり食料品とエネルギーが物価を押上げ、景気を圧迫する可能性が高い状況で
日銀が目指す安定的に2%を超える物価上昇を達成したとは言えません。
よって、これを受けて日銀が政策転換をするとは考えられませんが
このところの急激な円安進行でメディアに踊った悪い円安論が
一層派手に囃し立てられることがないように願いたいですね。
日銀に物価上昇の責任を押し付けるようなものです。

日銀黒田総裁のスタンスは明確に緩和継続ですので心配ないと思いますが。。。

安定的な2%ではない、YCC軸に緩和続ける-黒田日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-20/RC5VFHT0G1L101

今回のCPI上ブレは予想されていたものですのでサプライズはないのですが
今後の趨勢が重要となってきます。これが5,6、7月とどんどん上昇が加速して
行くようだとムードも変わってくるでしょう。
また、生鮮食料品、エネルギーを除いたコアコアが本格的に2%に向かう強さが
あるのかどうかも重要ですね。まだ0.8%しかないわけで
実質インフレとは言い難いのが実態です。

マーケットが今回日本のCPIに反応したかというと~
ほとんど関係なかったように見えます。
今はドル金利動向が重要なフェーズですね。
まだ日銀の政策転換がテーマになるには早いということです。

そのドル金利ですが、先週までのマーケットは株の下落が続くリスクオフ。
リスクを回避しようとするマネーが債券市場に向かったこともあり
米金利は上昇ストップ、むしろ低下圧力が強まったために
ドルが全般下落する展開となりました。

※米国債利回り一覧

※通貨インデックス一覧 ドル高の修正
ドル高修正でドル円も下落してきました。

黄色の点線であるネックラインを割り込むと
125円くらいまで下げても不思議はないチャート。

2・米株軟調地合い続く、ダウ8週連続安は1932年大恐慌以来

米国株市場のETFと投信をあわせた投信全体の資金流出入額は
5月11日までの1週間に266億ドル(約3兆4000億円)の純流出、
6週連続のマイナスとなっています。
4月月間の純流出額は約830億ドル。
これは2020年3月のコロナショック時3400億ドル流出超過以来の高水準だそう。

個人マネーが米国株市場から抜けています。
これがまだまだ続くのか、それともマインドが好転する可能性はあるのか?

いつまで続くか個人投資家の売り(NY特急便)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN200770Q2A520C2000000/

米個人マネー、バブルに幕 話題先行「テーマ株」下落
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB132FV0T10C22A5000000/
・貯蓄率 20年4月 34%➡21年3月 27%➡22年3月 6%にまで低下

米個人の貯蓄率が著しく低下、投資余力が低下しています。

さらに米国株式市場のマージンデッド(証拠金残高)は
まだまだ高水準にあります。
マージンデットとは
投資家が借金をして株式を購入している債務残高です。

ITバブル崩壊、リーマンショック時にはマージンデッドの膨張が
急激に整理される過程の中で株価も大きく下落しました。
今回22年に入ってからマージンデッドは縮小を始めており
これが続くようならポジションの整理はまだまだ続くということで
株価の調整も続くだろうと考えられます。

これから金利が上がり、景気減速懸念が台頭する中で
債務を増やして株をやろうという個人は多くないと思われます。

ただし、ダウ8週連続安は大恐慌以来の長期下落ということで
短期リバウンドもあるでしょう。

3・ラガルド総裁、ECBは7月利上げの公算大-0.5ポイントには否定的
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-21/RC7SRGDWLU6901

ECBの7月利上げの可能性と言うのは繰り返し報じられており
新味はないのですが、これまでは為替市場での反応が鈍かった。
しかしながら、足下では米株が下落=米金利低下基調にあることで
意外とこのテーマにユーロが反応し易い地合いとなってきているかも。

※主要国2年債利回り一覧
米国はじめ、オセアニア、資源国通貨の金利には低下圧力が強い中、
これまで低位で放置されてきた欧州通貨の利回りが浮上してきた印象。

今週はユーロの押し目買いも面白いかも。

4・今週RBNZ会合、NZは5会合連続利上げの公算

これまでNZ中銀は4会合連続で利上げを実施しています。
前回は利上げ幅を0.5%に拡大し引き締めを強化。
今回も0.5%の利上げ見込みですが、これだけ金利が高くても買われない。
NZドルは弱いとしか言いようがありません。

その理由は景気が弱いのにインフレが強いため利上げせざるをえないため。
景気が弱いなら本来利下げが必要ですよね。
しかし、金利を低いままにしておくとインフレが、、、
ということで、NZの景気の先行きには不安が大きく物色されません。
NZドルは売りスタンス継続でいいかと思っています。
先週NZドルショートは買い戻してしまっていますが
利上げで上がる場面があれば、再度売りたいかな。

5・豪、9年ぶり政権交代へ 労働党が総選挙勝利

https://jp.reuters.com/article/australia-election-idJPKCN2N800D
・中道左派の野党・労働党の勝利
・気候変動対策やジェンダーの平等などを訴えた無所属候補や緑の党が躍進

正直この選挙の結果が豪ドルにどのようなインパクトがあるのかわかりません。
これまで中国に対しては強硬スタンスでしたが、これが融和的となるなら
豪州にプラスと考える投資家もいるでしょうか?
しかし、中国は今決して世界景気を牽引する存在ではありません。

中国はゼロコロナ政策で疲弊した経済を立て直すための刺激策を
発表していますが、、、

中国の刺激策、700兆円に迫る-ゼロコロナ堅持で5.5%成長に十分か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-20/RC5KZUT0G1KW01
・今年、35兆5000億元(約676兆円)規模の景気対策を実施する
(中国の経済規模17兆ドル(約2172兆円)の3割強の規模)
パンデミック20年の景気刺激策よりも小規模のため、さらなる対策もあるか?

しかし、これが起爆剤となるとみる投資家は多くないようです。

中国の刺激策、08年のように世界経済救わず-足かせになるリスクも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-11/RBP0YRDWX2PT01
中国、政策金利を小幅下げ 景気減速でも本格緩和に踏み込まず
https://mainichi.jp/articles/20220520/k00/00m/020/090000c

中国が本格的に復調できるにはロックダウンの全面解除が必要でしょう。
というわけで豪ドルもあまり強気にはなれないのですが
全般ドル安基調となるなら、多少の戻りが入る局面かもしれません。

ポジションは
ドル円130.38円S
ユーロ円136.10円S
ポンド円161.23円S 継続していますが、
ユーロ円、ポンド円は手仕舞おうかと思っています。。。

今週の主な予定


23日(月)
日米首脳会談
ベイリー英中銀総裁、アトランタ連銀総裁、講演
ユーロ圏財務相会合
世界ガス会議(27日まで)

24日(火)
NZ小売売上高(第1四半期)
英国製造業PMI速報値(5月)
ドイツ製造業PMI速報値(5月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(5月)
米国製造業PMI速報値(5月)
日米豪印の4カ国「クアッド」首脳会合
EU財務相理事会

25日(水)
黒田日銀総裁「2022年国際コンファランス」で講演
NZ中銀政策金利
米耐久財受注(4月)
ECB金融安定報告
FOMC議事録(5月3日-4日開催分)

26日(木)
カナダ小売売上高(3月)
米下院金融委員会、デジタル資産と今後の金融に関する公聴会開催

27日(金)
豪州小売売上高(4月)
中国工業利益 (4月)
米個人所得支出(4月)
バイデン米大統領、演説
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2022年5月20日金曜日

 何と言っても明日は日本のCPI消費者物価指数、大大大注目。
日本のインフレ率は2%を超えてきます。これは想定内、予想されています。
その数字を受けてメディアがどのように報じるか、そして株や為替市場が
どのような反応を見せるのかが重要です。
金融関係者は皆注目していますが、
数字がでてみないことにはリスクが取れないですね。
ドル円、クロス円ショートはコストに逆指値をおいて置きます。
数字を受けた反応でドル円上昇の局面があれば売り直したいと思っていますが。
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1・米国、景気後退懸念~住宅指標・新規失業保険申請件数増
2・中国経済見通し引き下げ相次ぐ~ロックダウンは拡大?
3・GOLDの時代到来?S&P500 to Gold レシオブレイク前夜

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1・今夜も米国株市場は軟調。景気指標悪化を嫌気

◆米中古住宅販売、2020年6月以来の低水準-金利や価格の上昇響く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-19/RC4UYBT1UM0X01?srnd=cojp-v2
4月の販売件数、前月比2.4%減の年換算561万戸-予想564万戸
 ➡20年6月以来の低水準、3ヶ月連続の減少
中古住宅価格は前年同月比14.8%上昇、販売価格過去最高39万1200ドル

◆米新規失業保険申請件数、予想外の増加で1月以来の高水準
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-19/RC4QTPT0AFB601
新規失業保険申請件数は前週比2.1万件増の21.8万件-予想20万件
失業保険の継続受給者数は132万人に減少-1969年以来の最低水準

住宅価格は過去最高、食品の値上げラッシュも小売企業業績を圧迫します。
インフレはまだまだ沈静化しそうにありません。

◆食品の値上げラッシュ、間近に迫る-米国で卵の卸売価格220%上昇
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-19/RC310UT0AFB401
CPIが示す4月の食品価格は1981年以来最大の上昇
CPIで示される食品の価格変動はPPIより1、2カ月遅れる

というわけで、金融当局はインフラ抑制が最優先課題。
これはバイデン政権としても同様のスタンスですね。

◆インフレは高すぎる、2%達成に尽力=米FRB副議長候補バー氏
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-nominees-barr-idJPL3N2XB2NZ
    
◆ジョージ総裁、株式市場「大荒れ」でも政策引き締め計画変わらず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-19/RC4THOT0AFB501?srnd=cojp-v2

今回は株がどんなに崩れようとFRBは助けてくれません。
まだまだ米株は下値があるとみるのが順当でしょう。

2・中国の景気減速は深刻

リーマンショック後の世界景気を牽引したのは中国でした。
しかし、今の中国はそれどころではありません。

◆中国・天津市のロックダウン対象拡大-地下鉄駅閉鎖、大規模検査も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-18/RC37EXT1UM1001
中国の首都北京に隣接する経済・港湾都市、天津市ロックダウン対象拡大

◆中国コロナ再拡大の兆し、主要都市で新たな制限措置懸念も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-18/RC1YP5T1UM0W01

上海のロックダウンは6月から緩和の意向が示されており
徐々に厳格な規制から脱する方向にあるようですが

◆「ゼロコロナ達成」で6月に日常生活復活へ、市民は懐疑的 上海
https://www.cnn.co.jp/world/35187613.html
SNS上には、国営メディアや当局が伝えるロックダウン解除を「現実と違う」
「フェイクニュース」などと批判する書き込みが相次いだが、
当局の検閲でまもなく削除~

これも全面解除はいつになるのかはっきりしません。
こうした状況の中で今度は天津市では規制強化の動き。

中国経済見通しは相次いで下方修正されています。

◆中国経済見通しの引き下げ相次ぐ-今年2%成長との予想も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-19/RC49VOT0AFBB01
・良好シナリオでも政府目標どころか5%成長にも届かず-BE
・厳格なコロナ対策による景気への影響が懸念されている

中国の景気減速は米国だけでなく世界の景気後退リスクを高める要因です。

3・GOLDの時代到来?S&P500 to Gold レシオ


景気の先行き懸念、そして株からの逃避マネーの受け皿となっていることで
米金利が上がらなくなってきました。

※米国債利回り一覧


T-Billと呼ばれる1年未満の短期国債は上昇しています。
これはFRBの利上げを織り込む形。
長いゾーンはすべからくきんりていか。
イールドカーブがフラット化しています。
先行き不透明感が強いことを象徴しているともいえます。

米金利低下を受けてなのでしょうか、ドル安が顕著となってきました。

※通貨インデックス一覧

米金利低下、ドル安を受けてGOLDが反発。

ドル建てGOLD日足

株下落基調がこのまま変わらぬ中、GOLDが上昇すると
S&P500 to Goldレシオ(2020~日足)が上昇することとなります。
チャートを確認すると株優位の時代の終焉?
GOLDのパフォーマンスが株を上回る時代が来そうな形。
レジスタンスブレイク寸前です。

ここを超えなければやはりGOLDより米株優位の時代は続きます。
ここを超えてしまうと、、、、
あまり良くない時代の幕開けなのかもしれませんね。
株よりGOLDが選好されるというのはマネーの逃避時代です。
ひょっとすると猛烈にドル高の修正が起きて米国売りとなる可能性も。

このレシオの行方は注目しておきたいですね。
こちらは同レシオ月足(2007~)まだまだ低位置にあります。上がっても不思議はないかな。
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NOTE

新興国がインフレに耐えられなくなってきました。

スリランカがデフォルト、債務再編完了まで支払い停止-インフレ悪化
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-19/RC4AHIT0AFB601
債務再編完了までドル建て債務の支払いしない事前調整型デフォルト
インフレ率は数カ月で40%に加速する見通し、混迷深まる経済危機

今年はこんなことがまだまだ起こると思います。
これもGOLD選好のひとつの要因かもしれません。

「ひろこのスペシャリストに聞く!」で
ソニーファイナンシャルグループ 金融市場調査部 石川久美子氏に
ドル円相場のここからの展望と欧州通貨、オセアニア通貨について
解説いただきました。

なぜ金利が高いNZドルが買われないのか?
是非石川さんの解説をお聞きください。

【ひろこのスペシャリストに聞く!】

<金利高でも買われない通貨も>
『金利上昇時代のFX投資戦略』
https://youtu.be/2NJ4odtnJAY
◎ドル円相場の見通し
◎【ユーロ】スタグフレーション懸念も台頭
◎【豪州】家計に配慮しながらの利上げへ 他
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2022年5月19日木曜日

 あれれれ、意外と早く米株反落開始しちゃいましたね💦
もうちょっと戻るかなぁと思っていましたが。
ダウは1000ドル超え、ナスダック総合は500Pを超える下落です(AM3:00)

1・ウォルマート・ターゲットなど米小売業決算悪化
2・テスラS&P500ESG指数の構成銘柄から除外
3・米住宅着工と建設許可(4月)悪化
4・日本1-3月期GDPマイナス成長
5・愛知 取水施設「明治用水頭首工」で大規模漏水の影響は・・・?
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そもそも米国は金融引締めに舵を切っていることや
中国のロックダウンの影響はこれからでてくるだろうこともあり
足下の株価の上昇はリバウンドだと思っていましたが
思わぬことをきっかけに下落を開始しています。

1・小売業の決算の悪化


今夜は全米50州に店舗を展開する
アメリカ最大のディスカウントストアチェーン「ターゲット」

ターゲット株が急落、通期利益予想の下方修正を嫌気-コスト増が重し
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-18/RC2VRST0G1KY01
・2-4月(第1四半期)に急増した経費、落ち着く兆しはほとんど見られない

ターゲット株はこの有様。


昨日はウォルマート決算。

ウォルマート、2─4月期25%減益・見通し下げ コスト増で
https://jp.reuters.com/article/walmart-results-idJPKCN2N31MP
・利益急減。通期利益見通しも下方修正
・サプライチェーン関連コスト増、粗利益率は38bp低下

ウォルマート株価もひどい下落ですね・・・

要するに、インフレに対応できないデフレモデル業態は
コスト増加を「値上げ」によって消費者に価格転嫁できない、ということです。

そして、悪いことに今夜はこのニュースも重なっています。

2・テスラ、S&P500ESG指数の構成銘柄から除外

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-18/RC32J7T1UM0X01

ESG指数からテスラ除外ですって。
今夜は米株全面安ですので、このニュースのせいではないかもしれませんが
テスラの株も上昇トレンドは終焉したように見えますね。

テスラ株が下がれば、テスラが組み込まれているナスダック総合、S&P500も
押し下げられてしまいますね。

そして今夜は景気指標も冴えない。

3・米住宅着工と建設許可、いずれも4月に減少-ローン金利上昇響く
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-18/RC2W5XT0G1L001
・新築住宅建築が4月に減少。
 長引く供給面での問題や、住宅ローン金利の大幅上昇が響いた
 
景気後退局面は意外と早くやってくるかもしれません。
しかし、米国を心配している場合ではありません。

4・日本1-3月期GDP 2期ぶりマイナス

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220518/k10013631201000.html

前期比 ▼0.2%(前回 0.9%(1.1%から修正)
前期比年率 ▼1.0%(前回 3.8%(4.6%から修正)

まん延防止等重点措置とかやってましたので、
予想されたことではありますが。

追加経済対策も景気を押し上げるような内容ではなかったですし⬇

物価高対策で追加歳出2.7兆円、財源は赤字国債-22年度1次補正
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-17/RBYMQDDWLU6901
需給ギャップが20兆円ともいわれる中でわずか2.7兆円とは(T_T)
政府は本気で景気テコ入れする気がないようですね。
円安での企業の増益効果がなければ日本株はもっと下がっているでしょう。
米株下落でも日本株が底堅いのは円安の恩恵が大きい。
日銀相場なんですよ。岸田内閣への評価ではないと思います。

さらに、悪いことが重なって起きるもので⬇
5・愛知県豊田市水源町の矢作川の「明治用水頭首工」取水設備漏水の影響

漏水の影響で自動車工場稼働停止、農業用水の供給停止、
石炭火力発電施設稼働停止と事態は深刻なようです。

◆愛知 取水施設「明治用水頭首工」で大規模漏水 影響広がる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220518/k10013631061000.html
・農業用水も停止 JA「あす見えぬくらいの衝撃」
安城市、刈谷市、知立市、碧南市、高浜市、西尾市、豊田市のおよそ
4500ヘクタールの農地への水供給が完全にストップ

◆トヨタが19日一部稼働停止、JERA火力は出力抑制-愛知の断水で
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-18/RC2UKST0AFB501
・自動車関連企業を中心に131事業所への工業用水の給水が停止する可能性
・一部の発電所で出力抑制が始まるほかトヨタ自動車も
 グループ会社工場で19日の一部稼働停止を決める
・名古屋発電所と名古屋第二発電所の石炭火力計2基(出力計25万9000キロワット)が
 18日午後から工業用水の断水により停止する見込み
 
施設の基盤に穴が開いて水が抜けていることが原因と推定され、
現在仮設ポンプを設置しつつ対策に取り組んでいるが、
まだ復旧の見通しは立っていない、と報じられていますが
日本のインフラは大丈夫なんでしょうか?

もともと電力不足は深刻で、電力逼迫「注意報」を導入する方針が固められるほど。
要するに政府は、国民に節電要請をしなければ乗り切れない可能性を承知している、
ということかと思いますが、国民への要請発令という次元ではない根源的な
電力供給の確保を考えるべきでは・・・・?原子力発電の再稼働含めて。

電力不足は日本の経済活動を停滞する大きな問題です。
南アフリカではよくあることですが、日本は先進国ではなくなったのか?

この取水設備の問題は老朽化なのでしょうか。
早い復旧を願います。

これがトヨタなど株価に響かなければいいですが、、、。

ポジションですが、クロス円がテクニカル的に戻り高値をつけたようです。
ユーロ円、ポンド円はボリンジャーバンドのミドルバンドに上値を抑えられて
下落開始。この局面でユーロ円とポンド円のショートを作りました。

ユーロ円136.10円S
ポンド円161.23円S

ドル円130.38円Sも継続しています。

ドル金利上昇求まっています。今夜は金利低下。
「ひろこのスペシャリストに聞く!」で
ソニーファイナンシャルグループ 金融市場調査部 石川久美子氏に
ドル円相場のここからの展望と欧州通貨、オセアニア通貨について
解説いただきました。

なぜ金利が高いNZドルが買われないのか?
是非石川さんの解説をお聞きください。
【ひろこのスペシャリストに聞く!】

<金利高でも買われない通貨も>
『金利上昇時代のFX投資戦略』
https://youtu.be/2NJ4odtnJAY
◎ドル円相場の見通し
◎【ユーロ】スタグフレーション懸念も台頭
◎【豪州】家計に配慮しながらの利上げへ 他
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2022年5月18日水曜日

 株の戻り局面入ではないか、という見通しは間違っていないように思いますが
金利が再び上昇を始めたのはやや驚き。

1・米景気指標良好、再び金利上昇へ?
2・ECB7月利上げ観測再びでユーロ上昇
3・英雇用統計受けてポンド高
 
~これまでのドル高修正へ
---------------------------------------------
1・米景気指標

◆鉱工業生産指数(4月) 1.1% (予想 0.5% 前回 0.9%
   設備稼働率 79.0%(予想 78.6% 前回 78.3%)

◆小売売上高(4月)前月比 0.9% (予想 1.1% 前回 1.4%(0.5%から修正)
       コア・前月比 0.6% (予想 0.4% 前回 2.1%(1.1%から修正)

指標がいいから株上昇、という単純なものでもありませんが
戻り局面入りしているマーケットにはプラス材料に。

債券から株への資金が再び動いているのか?
米金利は上昇していますが、ドル買いにはなっておらず。
ドル安で株高、これは教科書的にはリスクテイクですね。

※米国債利回り一覧


2・ECB理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁発言

「ECBは7月に25bpの利上げを実施すべきだが、
大幅利上げの可能性も現時点で排除すべきではない」
「論理的な次のステップは50bpとなるだろう」

ECBの7月利上げ観測は新味はありませんが
為替市場ではこれまでのドル高の修正が入っているようで
ユーロが大きく反発しています。

3・英国3月までの3ヵ月間の平均失業率3.7%と47年ぶりの低水準に低下

英ILO失業率(3月) 3.7% (予想 3.8% 前回 3.8)%
週平均賃金 4.2%(予想 4.1% 前回 4.1%(4.0%から修正)(前年比)

英国の雇用統計の数字は。追加利上げを正当化する内容。
だからポンド高、ということではないと思うのですが、
全般、これまでのドル高の修正が入っているためにポンドも大きく反発。

クロス円もこれまでの急落から大きく戻りを入れていますがドル円は小動き。
ドル安基調なのでドル円相場、あまり上がっていません。

※通貨インデックス一覧


人民元も反発していますね。

ドル人民元

ドル円ショート継続しています。

今日ほ「ひろこのスペシャリストに聞く!」で
ソニーファイナンシャルグループ 金融市場調査部 石川久美子氏に
ドル円相場のここからの展望と欧州通貨、オセアニア通貨について
解説いただきました。

なぜ金利が高いNZドルが買われないのか?
是非石川さんの解説をお聞きください。
【ひろこのスペシャリストに聞く!】

<金利高でも買われない通貨も>
『金利上昇時代のFX投資戦略』
https://youtu.be/2NJ4odtnJAY
◎ドル円相場の見通し
◎【ユーロ】スタグフレーション懸念も台頭
◎【豪州】家計に配慮しながらの利上げへ 他

NOTE      

◆グーグル投資やめたドラッケンミラー氏-ウォルトン家は日本株買い
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-17/RC025LT1UM0W01?srnd=cojp-v2
・スタンレー・ドラッケンミラー氏率いるデュケーヌ・ファミリーオフィス
➡グーグルの親会社アルファベット、オンライン中古車販売のカーバナ、
 エアビーアンドビー、スターバックスのすべてを売却
 ~カナダの資源会社テック・リソーシズと米コテラ・エナジー、シェブロン購入

・ソロス・ファンド・マネジメント
➡1-3月に米国株のポジションを20億ドル近く減らし52億ドルに

・ウォルトン・インベストメント・チーム
➡ETFを通じ日本株に投資

◆投資家の現金比率が01年来の高さ、スタグフレーション懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-05-17/RC0YB5T0G1L101?srnd=cojp-v2
・現金水準、2001年の米同時多発テロ以来の高さ-5月の投資家調査

これは後々の株上昇の起爆剤でもありますね・・・・。

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