2017年6月29日木曜日

 今週はね、ECB主催イベント「ECBフォーラム」ってのがマーケットを攪乱してます。

今夜、6/28 22:30~ECBフォーラムにて
ポロズ・カナダ中銀総裁、カーニーBOE総裁、ドラギECB総裁、黒田日銀総裁が
パネルディスカッション。これで今夜はポンドが急騰しています。

まずはユーロから整理しておきましょう。

6/27 ECBドラギ総裁は
「ユーロ圏の景気回復が強まっている兆候があり、デフレ圧力はリフレに変わった」
と発言、マーケットはこれまでのトーンと異なるドラギ発言に
緩和縮小近しとばかりにユーロ買いに転じます。
ユーロドルはこれまでの上値抵抗であった1.130ドルを超えて上昇。
ユーロ円も127円台まで急伸していたのですが

今日28日、ECB関係者の話として
「市場は27日の刺激策に関するドラギECB総裁の発言を誤って判断している」
との報道が瞬間的なユーロ急落を招きます。
21時30分ころ、ユーロドルは1.12914ドル
ユーロ円は126.47円まで急落となりました。

確かに、ドラギさんの発言はまだ金融政策の変更を明言していたものではなく
市場が勝手に出口思惑を強めただけ、、、ということではありますが、、
テクニカル的には重要な上値抵抗を抜けて上昇していたことと、
ECB「関係者」の話であり、ドラギ総裁が明確に否定したわけではない、
ということもあって、ポジションは放置。
瞬間下がったものの、下げ止まって動かなくなっていましたので
滅多売りで失望という値動きじゃなかったのよね。

そうしているうちに、今度はポンド主導でマーケットが動き出し、
ユーロ入って来いで急落前の水準を回復。

基本はユーロは押し目買いでいいんだと改めて思った次第。


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もっと驚いたのが英国です。

BOEのカーニー総裁が
「BOEの刺激策の一部解除が必要となる可能性」とコメントしたことで
ポンドがぶっ飛びました(; ・`д・´)ヒョエーーー

だってね、先週20日にカーニーさん
「利上げは時期尚早」と発言して、
6/15のBOE金融政策委員会でMPCメンバーらの中で
2人も利上げ派が増加したことで、マーケットに英国の利上げ思惑が
高まっていたところに水をかけたばかりだったんですよ。

どっちやねん、て。

利上げすんのしないの、したくないの、したいの??

マーケットはこの掌返しにポンドショートが踏まされたんでしょう。
ポンド暴騰です。

この動きに乗らない手はないですね。

実はこの暴騰劇の前からポンドはジワリ上昇を開始しており、
昨日の高値1.2860を超えたら吹きそうな形でした。

ということで、今日の高値であった1.2850に逆指値。
これが見事ヒットで、現在ポンドドルロングとなっています。

いかにも下落しそうな形だったポンドドルのチャートですが
昨晩あたりから下げ渋りの様相を呈しており、
今日の上昇で、下落トレンドを明確に否定しています。

つまり、下落入りの騙しが覆された上昇なので、まだまだ上がる。
と思う(妄想)

ポンド円でもよかったのですが、現在の私のポジションが
ドル円とクロス円ズラリで、円安にかけたポジばっかりだったので。。。

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ドル円はというと、112円台までは伸びてきたのですが
やはり、今回の上昇は最初はポンド、次にユーロと
「クロス円主導」だった印象で、ドルが強いから上がったんじゃないのよね。

多少は米10年債利回りもリバウンドしてきましたが、
4月の窓埋め完了で、もっと米金利上昇してくれないかな・・・。

今夜はダウもナスダックも強くて、昨日27日の下落はなんだったんだ。。。
という感じで、本当にゾンビのような米株市場です。

27日はNYダウが98ドル安、ナスダックが100ドル安と
と比較的大きな下落でした。

IMF国際通貨基金が米国の成長率見通しを、2017年は2.1%(前回4月時点2.3%)、
2018年を2.1%(前回2.5%)へそれぞれ引き下げたことや
 米上院共和党が医療保険制度改革法(オバマケア)代替法案を、
7月4日の祝日を含む休会の後まで採決を延期することを決めたことなどを嫌気。

※IMFは米国政府による経済政策に依然不透明感が強く、
これに伴う景気浮揚効果を除いた結果だと指摘して成長率見通しを引き下げています。

ところが、下落はまたも1日で、切り返しており、
売り方が踏みあげられる相場展開。これがトランプラリー以降
ずっと続いているわよね。売ると踏まれる。。。

ということで、売り方があきらめて新規に買うようになって、
そこから猛烈に上昇してからが、下落リスクなんじゃないか、と思います。
今みたいな相場展開だと、売りが湧いて出てくるのでバブル化していません。

ということで、株はおそらく今しばらく堅調地合い、、、となれば
ドル円もまだ上方向を目指す余地は残されているものと思います。

ドル円ロングは継続。

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ユーロやポンドが上昇し始めたことで、オセアニア通貨から資金が流出しちゃうかな?
と懸念してみていましたが、そのような兆候は見られません。

今朝、中国人民銀行が人民元の対ドルでの基準値を元高へ誘導したことを
きっかけに豪ドルが強含み、豪ドルは高値を更新してきています。

意外とこれが効いてくるんじゃないか、と期待しているのが
鉄鉱石と銅価格の下げ止まり、、、上昇転換か?というチャート。

※鉄鉱石


※銅

資源価格は長らく下落が続き、これが豪ドルの上値を抑える一因でしたが
この重しが払拭されれば、豪ドルがさらに大きく上がるかも?!

ということで、豪ドル円ロング、カナダ円ロング継続です。

中期的には戻りを売られて下落すると思っているけど(;^_^A
原油価格も今週は戻り基調、カナダにはプラスですね。

ユーロが上昇して、ドル安となっていることでコモディティが戻っているだけ、
ということかもしれませんが、コモディティが息を吹き返せば
資源国通貨も同じく上昇する可能性が大きいということです。


※通貨インデックス 

こうしてみると綺麗にドル安、円安に対して
要人発言でぶっ飛んでるユーロ、ポンド高、
コモディティ底入れ期待のカナダ、豪ドルなどの資源国通貨高が鮮明ですね。

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2017年6月28日水曜日

来ましたねぇ~今回はユーロ主導での上昇です。

ユーロ上昇→ドル安→ユーロ以外のカナダドル、ポンドドルなどもドル安によって上昇
→カナダ円、ポンド円などクロス円が上昇→ドル円も上昇

と、今回もクロス円がドル円を引っ張った印象。

FOMC後、利上げとバランスシート縮小が発表された割には
なかなかドル円が上がらなかったのに、翌日に英国の利上げ思惑の高まりで
ポンドが上昇したことで、上記サイクルでポンド主導でのクロス円上昇が
ドル円を108円台から111円台まで引き上げたのと同じような構図です。

何がきっかけでドル円が上がるかわかりませんね(;'∀')
教科書的に考えれば、ユーロ上昇はドル安ですからドル円も下落なんだけど。

※通貨インデックス一覧



ドル安、円安、ユーロ高、カナダ高、ポンド高
オセアニア、豪ドル、キウイドルは上がったけど今夜の上げが
騙しになって下落しそうな気配ですが、、


今夜はユーロが主導。

ユーロドルは、昨年9/8以来の1.13ドル台へ
ユーロ円は、昨年4月以来の127円台へ上昇中。

ECBのドラギ総裁がECBフォーラムでの講演で、
域内経済の成長が「潜在的水準を上回る」とし、
「強く、広範な回復を示唆している」と指摘。

また、デフレの脅威は去り、物価を抑制させている要因が
「一時的」でインフレのトレンドを中期目標から逸脱させない
との見解を示しました。

あれれれ~これまでドラギ総裁って極めてハト派的な存在でしたが。
ドイツがユーロは安すぎると言ってみたり、緩和に反対するスタンスを
取る度に、ドラギさんがそれを受け流して、緩和継続スタンスを
続けてきたのですが、なにがどうしたんでしょう、心変わりかしら。

この発言を受けて、いよいよ欧州も出口に取り掛かるとの思惑で
ユーロが買われているんですね。

昨日、ユーロ円124.77円でロング参戦していたのですが
127円まで上昇中よ~(*‘∀‘)

ユーロ円週足チャート、2012年アベノミクスでの大相場は2014年12月でトップアウト。
2014年の高値から2016年のブレグジットの最安値までの下落幅に対して
フィボナッチリトレースメントすると、これまで38.2%戻りの位置で
揉みあっていたことがわかります。



今夜の上昇でここを勢いよくブレイクしたことで、この先は半値戻りの
129.60円台を目指すものと思われます。
129円台まで引っ張ります。

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ドル円相場は112.40円台まで上昇しています。
久しぶりに見る112円台!!115円くらいまで行かないかなぁ、、、
109円台ミドルでドル円ロング中です。

今日はIMF国際通貨基金が世界見通しで、
米国経済の見通しを引き下げており、ドル売り加速。

米共和党上院が先週発表したオバマケア代替法案は
今週にも採決実施を目指していますが共和党上院議員のうち3人が
法案に反対表明。こうした政治的な動きもドルの上値を抑えているようです。

今夜は指標が良かったんですけどねぇ。

6月消費者信頼感指数:118.9(予想:116.0、5月:117.6)
6月リッチモンド連銀製造業指数:7(予想:5  5月:1)

ドルインデックスではドル売りですがドル円相場は上昇中、摩訶不思議。
ドル円ロングは継続します。

その他保有中のカナダ円、豪ドル円ロングも継続です。

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2017年6月27日火曜日

週明け26日月曜の日経平均は 20.68円高 20153.35円。
日経平均の日中値幅が100円未満というのが5営業日続いています。

週末の都議選を控えて、公的マネーが株価を支えているという推測も
出ているようですが、商いも閑散。売買代金は今年2番目の低水準。

まだ梅雨明けもしていませんが、早くも夏枯れの様相…。

しかし「閑散に売りなし」の格言があるように、売っても取れません。
買っても取れないんだけど(笑)

ドル円相場も111円台を行ったり来たり。
欧州時間に入って円安が進行したのですが
どうもこのニュースを好感した、との指摘もあります。

イタリア、2銀行を破綻処理へ ECBが再建不能と判断
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDC24H0P_U7A620C1MM0000/

イタリアではベネト州の地方銀行の破綻処理額は日本円で約2兆円。
(タカタの負債総額は1.7兆円ですが、、(;'∀')
世耕経済産業相が影響を受ける中小企業に対し信用保証を含む支援を行うと
早急に表明しており、影響は軽微とみられますが、、、)

イタリアの銀行債務がリスク要因との指摘も横たわり続けましたが、
2行の処理が進展したことで、リスクテイク相場ムードが広がりました。

ただしイタリアの銀行の不良債権は総額で約3500億ユーロ(約43兆4千億円)
国内総生産(GDP)の2割程度に達していますので、まだほんの1部。
大手モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナや、
地銀ベネトバンカなどの救済策があるのかどうかが更に見極め必要。

これを受けて、ユーロにはショートカバーが入ったんでしょうか。
ユーロドルもユーロ円も上昇しています。

ユーロは押し目を狙っていたのですが、買う前に上昇しちゃった(; ・`д・´)グヌヌ

しかし、チャート形状からまだいけると踏んで、
NY時間にユーロが力尽きてだれてきたところでロング参戦。
ユーロ円124.77円です。

ユーロドルは、、、ん~それほどチャートが良くないので見送り。

今日発表された6月ドイツIfo景況感指数も115.1と
予想114.5・前回5月114.6を上回り、
過去最高水準を記録しており、これもユーロ強含み要因ですね。

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キウイドルも今日は強かった。
キウイドルは0.7309ドルまで、キウイ円は81.49円まで上昇。
キウイ独自に買い材料があったわけではなさそうですが、
ユーロ強含みでドル安、ストレート通貨全般押し上げらている格好。

しかし、ファンダメンタル的に、キウイを買う材料は乏しく、
乳製品価格上昇だけでは、ここからの高値を追うのは難しいと思われ、
80.69円で再参戦したキウイ円ロングを81.37円で手仕舞うことにしました。

そして同じオセアニア通貨の豪ドル。

原油が先週までに下げ過ぎました。
40ドル割れを試す展開までは覚悟なんですが、、、
米国ガソリン在庫が減少に転じてきており、
サイクル的には7/4の独立記念日からがドライブシーズン本番で、
ガソリン消費が伸びてくるようだと、原油在庫も減少傾向に。

中長期では、原油が大きく上昇する材料には乏しいのですが、
短期的には戻りを入れるサイクルに入っているように思います。
短期的に、、、なのですが(;^_^A
鉄鉱石価格も随分下げました。リバウンドがあってもいいかな、、(妄想)

また先週はムーディーズが豪主要4銀行の格付けを「AA3」から「AA2」に
格下げしていますが、豪ドルはそれほど下げていません。

先週の原油安、鉄鉱石安、格下げにもかかわらず、
豪ドルは意外と強いんですよね。
資金は静かに豪ドルに流れ込んでいるんだと思われます。

また、豪ドル円日足チャートでろうそく足が一目の雲の上に顔を出しています。
今回キウイ円はこの形から大きく上昇しましたので、
周回遅れて今度は豪ドル円が面白いかな、ということで、
豪ドル円を84.34円でロングしてみました。

豪ドルドルは0.7580ドルでロング、少しばかり上昇して、喜んでいたら
その後急落、急反発の荒っぽい値動きを見せたため、
ポジションがコストで消えてしまいました(+_+)チーン

豪ドルドルは諦めて、豪ドル円だけにしてみます。

原油の反騰が本当に来るなら、カナダも悪くない、と思われ
83.60円コストでロングしているカナダ円は継続のまま。

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そして基本のドル円なんですが109円台ミドルのロングは継続していて、
今日欧州時間の111.70円台で手仕舞ってしまえば良かったかな、、、と
ちょっぴり反省しているところ・・・。

もう少し耐えますかねぇ・・・。

6月最終週ですので、ヘッジファンドらのポジション調整の値動きも
出てくるかと思われます。決してドル円でドルロングが偏っているワケではないので
ドル円急落リスクを警戒する局面ではないと思います。

今夜出た指標は

5月耐久財受注速報値:前月比▼1.1%(予想:▼0.6%、4月:▼0.9%(0.8%から下方修正)
     輸送機除く:前月比+0.1%(予想:+0.4%、4月:▼0.5%)
5月製造業出荷・資本財:前月比▼0.2%(予想:+0.4%、4月:+0.1%)

5月シカゴ連銀全米活動指数:▼0.26(予想:0.20、4月:0.57(0.49から上方修正)

5月耐久財受注速報値は改善予想に反し4月から悪化で2か月連続のマイナス。
4月分も-0.8%から-0.9%へ下方修正で、発表後はドル売り加速。

5月シカゴ連銀全米活動指数も予想外のマイナスに落ち込み1月来で最低。

これでは金利が上がりません。。。
ということで、ドル弱含み中ですが、都議選控えて。。。かどうかわかりませんが、
本邦勢のドル買いが旺盛であり、日本株買いも旺盛。

もうちょっと粘ってみます。

ドル円、カナダ円、豪ドル円、ユーロ円ロングになりました。
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2017年6月25日日曜日


ドル円相場、動かなすぎ・・・。

6/14FOMC前に下がっていたことと、FOMCがタカ派的であったことで
108.83円までで何とか下げ止まって111円台後半まで反発したまでは良かった。

FOMC後、ダドリー米NY連銀総裁からタカ派発言があって、
ムニューシン米財務長官は、超長期債発行計画があることを明らかにし、
「ドル高は米国の利益になる」との発言。もっとドル上がってもいいんだけどなぁ。。。

先週は、こうしたドル買いが加速してもいい局面でありながらWTI原油価格が42ドル台まで
下落したことで、インフレ期待が後退、米長期債利回りも2.10%台に沈んでしまったことに
上値を抑え込まれて、小動きに終始しました。

※ただしカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁は6月のFOMCで、
インフレが目標に満たない中での利上げは間違いだとし利上げに反対していましたし、
カプラン米ダラス連銀総裁もさらなる利上げを支持するには
インフレに更なる改善が必要だとの見解を示しています。

年内は後1回の利上げ見通しが示されましたが、現在のインフレ指標の伸び悩みから
年内利上げは難しいのではないか、という見方も広がっていて、
ここから先は雇用統計などの労働指標よりも、インフレ関連指標のほうが
注目度が上がってくると思います。その意味では原油価格も重要か・・・。

ちなみに、現時点でのCMEフェドウォッチ 9月の利上げ織り込みはわずか14%
12月でも44%に過ぎません。インフレ、消費関連米指標が今後のドル円を
動かす材料となってくるでしょうね。

イエレン議長とNY連銀ダドリー総裁(影響力の強いメンバー)は足元のインフレ低下を
一時的と見ているようです。

ちなみに週末23日㈮に発表された
5月新築住宅販売件数は前月比+2.9%の61万戸と、予想59.0万戸を上回り
4月分も59.3万戸へと56.9万戸から上方修正されています。

ただ、この住宅販売件数が出る前に6月製造業PMI速報値が発表され
52.1と上昇予想に反して5月52.7から低下していたことが、ドルの上値を抑えました。
昨年9月来の低水準。

IMM通貨先物のドル円のドルロングポジションはほとんど変化がありません。
なんか、値動きもポジションの変化も乏しくて、実需以外の参加者が
減っちゃってるような・・・。

日経平均の日中値幅が4日連続で100円以下
2016年9月以来のことだそうで
日本株市場も動意薄ですね。

まだ109円ミドルのドル円ロングは残したままです。
6月最終週、ということで、買い遅れた向きがドル買い、外債買いを
駆け込み的に入れてくる可能性もあるんじゃないかな。

※IMM通貨先物ポジション



/////////////////

対してユーロ。

22日にECB報告書というのが発表になっているのですが、
経済指標はQ2のGDP成長率を底堅くするとみられる、
生産チェーンなどには物価上昇圧力の兆しが現れつつあるとした内容で、
この報告書の内容を受けて、
ECBが9月にもテーパリング開始か、との思惑が強まっているようです。

ということでユーロが強含み、、、とはいえレンジの範疇ですが。

米国の利上げにも、バランスシート縮小にもドルが上がらなくなってきている中、
一体この後どんな材料が出てくればドル買いに拍車がかかるワケ?!と疑問が膨らむ中、
欧州のテーパリングはやっぱりネタとしてフレッシュなのでユーロ上昇は
さらに続くような気がします…。

上記のIMM通貨先物ポジションをみても
まだまだユーロ買い余地はあるように思います。
むしろユーロロングは減少しており、買い余地が増えたという見方も?!
ユーロはまたどこかで買い参戦を考えています。


///////////////

カナダ円をロングしていますが、週末に
5月のカナダ消費者物価指数が発表され予想を下回る伸びにカナダ売りが💦
前月比+0.1%(予想+0.2%、前回+0.4%)
前年比+1.3%(予想+1.5%、前回+1.6%)

原油価格下落にもカナダは反応鈍く、足元買戻しの上昇が続いてきましたが
息切れか?!ただ、指標で買い方の利食いが入った程度との見方もできますので
まだ上昇トレンドが終わったとは言い切れません。

上記のIMM通貨先物ポジションをみても
まだまだカナダショートは大きく、ショートカバーリスクは
(売り方の買戻しでのカナダ上昇の可能性)は残されていると思っています。


***********************

なんか、ここからは大きなイベントがなくて、材料不足。
何もない時のほうが不意を突かれたように動く可能性もありますが
(リスクイベントがあるとそれに備えてヘッジするので逆に動きにくい)
何がきっかけで動き出すか予想できません。
予想できないからこそ、動き出すと大きくなる、という可能性があるわけで。

最も嫌なシナリオは株価崩落でのリスクオフ。
米株が高値圏にあるので、常にこのリスクを意識せざるを得ないのが
今年の相場の特徴、故に、値ごろショートが溜まってきて踏みあげられる
というのが今年の米株のパターンでもあります。

難しい相場ですよねぇ・・・

今週も頑張りましょう、6月最終週です。

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2017年6月23日金曜日


カナダとキウイの今日の値動き謎だよなぁ、、、。

※通貨インデックス



ドル、ユーロ、円インデックスがレンジの中で
カナダとキウイが反発していますね。豪ドルは一人弱い・・・。


①先ずキウイ。
今朝RBNZ、金融政策の発表がありました。

まー上下に乱高下しましたねぇ

※キウイ円で見てみましょう 乱高下の後上昇開始



政策金利は過去最低水準1.75%据え置き。予想通り。

西原氏のメルマガ情報によると

ウィーラーRBNZ総裁は声明で、
「金融政策は相当の期間緩和的だろう」として
RBNZはインフレ率が目標レンジ1-3%の中間値に戻った後でも
2019年の遅い時期まで利上げを開始しない見込みだと表明しました。

え~再来年のことまで言っちゃうの~?!
って、驚きなんですけど。

だって、あと2年程度先になるってことでしょ。
その2年でインフレが加速したらどうするんでしょう。
どうもこうも、その時は前言撤回で利上げするんでしょうけれど、
だったらそんな先のことまで言わなくてもいいじゃんってこと。

前回5月の時は、
「利上げを検討する以前にインフレが上向いている証拠を確認する必要がある」
という表現にとどめていた記憶がありますが、今回は2019年遅い時期まで、と
具体的に期限を明言して利上げしない可能性を示唆。

その背景にはNZの5月の不動産価格上昇率が9.7%増となり、
過去2年間の同月比で最も低調な伸びとなったこともあるのかもしれません。
貸付制限が功を奏しているようですが、インフレ抑制を急がずともいい、ということか。

出来れば、通貨安のままのほうがいいんでしょうね、NZとしても。
足元ではキウイドルが上昇基調にあるので、けん制したいんでしょう。

しかしこの先2年は緩和継続を宣言したようなもので、極めて極めてハト派的。。。

だとしたら、キウイは怒涛の売りにさらされるはず…なんですが
なぜか乱高下の末上昇してるじゃない。どういうことなんでしょうか(;゚Д゚)

今週20日実施のフォンテラの乳製品価格GDTオークションもマイナスだったのよね。

前回はプラス維持もその幅は縮小していて、今回マイナス転落。
ミルク価格インフレの勢いも鈍ってきています。
それなのに、なぜ、キウイは上昇しているんでしょうか。

謎です。

しかし、日足でみると一目の転換線に綺麗に支えられて反転したため、
昨日の高値超えの水準でロングエントリー。再入場しました。
キウイ円コストは80.69円Lです。


※キウイ円日足

キウイ円、週足が綺麗に一目の雲がサポートされて上昇トレンド入り。
今年1月の高値83円を超えてくれれば月足で雲抜けの可能性も。

※キウイ円週足
 

※そして月足 75SMAがサポートして上昇トレンド回帰中
 

②それからカナダドル。

カナダ4月の小売売上高が市場予想の+0.2%よりも強い+0.8%となりました。
自動車を除いた数字も予想の+0.7%よりも強い+1.5%。

これで、カナダドルが大きく反発しています。

昨日原油相場が42ドル台まで崩れたため、カナダショートが増えていたという指摘も。
そうよねぇ、私もカナダ円手仕舞いましたもの。ショートにはしませんでしたが。

原油安でカナダショートが踏みあげられたのかな、というような値動き。

勿論カナダ円、再参戦しました。
欧州時間にはすでに下落が止まっており、上向きになっていましたので
83.60円で買い参戦中。テクニカル的にも日足の一目の雲上限で見事綺麗に反発となっています。


原油下落で、資源関連通貨はもっと深押しがあると思っていたんですけどねぇ、、、

冷静に見ると原油は勝手に落ちていて、株も、資源関連通貨も
原油下落に耐性がついたみたいな感じですね。

カナダは小売りが強かったという材料はありますが、原油安に連れないところが不思議・・・
そもそも、通貨先物市場に膨大なショート玉が残されたままですので、
やはり上昇余地は大きいということでしょう。

ということで、ドル円、キウイ円、カナダ円ロングとなりました。

ドル円は。。。。。冴えません(+_+)まあ下値もそこそこ固いのでじっと我慢・・・。

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2017年6月22日木曜日

ドル円上がるんじゃないか、そして、それはクロス円主導じゃないか。
ってのが、私の直近の見方でしたが、昨日20日火曜、今日21日水曜の
マーケット見てるとやはりポンド円に振り回されている印象です。

先週のBOEで、これまで委員の中でたった一人だった利上げ主張が
2人増えて3人に。これで7:1から5:3に利上げ派が迫ることに。

メイ首相の求心力低下、ブレグジットの行方に不安は残るものの
英国の利上げが近いとの思惑で、ポンドが急伸。
ポンド円が上昇したことでドル円もつれ高に。

ところが、昨日20日火曜にBOEのカーニー総裁が
「インフレ圧力が低下-利上げの時ではない」 などと発言して
一気に利上げ思惑が後退。ポンドが崩れ出します。
ポンドドル下落につれてポンド円も下落するのですが、
またしてもドル円はこの動きに連れ安になってしまいます。

今日21日水曜の東京時間にポンド円もドル円もだらだら下げていましたが、
株式市場が冴えず日経も ▼91.62円安 20138.79円

前日月曜のNYダウ安、原油安が影響したとの指摘もありますが、
ドル円も下落していましたので
こちらの影響も少なからずあったでしょう。

ところがところが!!

今夜21日水曜になって 今度は英中銀主席エコノミスト
MPCメンバーでハト派とされてきたホールデンさんという人が
年内の利上げを支持するスピーチを行ったことで
ポンドが急伸、ポンド円も切り返して上昇したタイミングで
ドル円も反発、歩調が完全にポンド円と一致しており、
このところ、ドル円はポンドに振り回されています。。。

決してポンドがドル円の先行指標であるわけではないのですが、
2016年のブレグジットに向けてのポンド円下落は、ドル円の足を
大きく引っ張ったことは事実で、いまだにその相関が切れていない、
というのは、AIにでも組み込まれたままなんでしょうかねぇ・・・。

英中銀のホールデン氏、年内の利上げを支持する姿勢
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-06-21/ORW9SH6KLVRJ01

いつまでこのポンドに連れて振り回される展開が続くのかはわかりませんが
こうした値動きはトリガー(値動きのきっかけ)に過ぎず、
大局のトレンドを形成するものではありませんので、その点だけご注意。

ただ、ここからはクロス円主導でドル円が上昇するという相関は切れて来そうです。
通貨インデックス一覧を見ると、、、

※通貨インデックス



これまで上昇をけん引してきたキウイ、豪ドル、カナダが調整入りしそうですね。
ユーロはただただレンジのまま。ドルも今んとこレンジよね。
円は下落(このチャートでは円安方向に下がっているということ)

ストレート通貨の上昇が止まれば、キウイ円、豪ドル円、カナダ円などの
クロス円上昇も一服するだろうと思われ、これを見て、
キウイ円、カナダ円、ユーロ円(これは損切りになっちゃった(;'∀'))を手仕舞いました。

カナダ円82.90Lは83.82円で キウイ円 78円Lは80.48円で。これは利食い。

ドル円のみ継続です。
というのは、ここからドル高になるんじゃないか、、、と思うから。

6月は第1四半期が終わる月です。
ここから月末に向けて買い遅れていた機関投資家らは
ドルを買わなくちゃいけないという事情もあるんじゃないかと。
カレンダー的にそう思うのです。

6月1日にアンダーバリューであった日本株を海外勢がどっと買い参入してきたことを
考えるとカレンダーから、投資家らの事情を探ると、、、
6月は14日にFOMCがあったため、意外と警戒からドル買いが遅れているんじゃないかと
推測。今回の場合、トリガーがポンド円にはなったもののタイミングてきには
FOMC後からドルが上昇しており、結局、FOMC前にドル買いが起こらなかったため
FOMC後にドル買いが再開している、と考えるとわかりやすいのかもしれません。

失望で売られるというところまで、期待のドル買いはなかったですし、
1年先までのバランスシート縮小のロードマップが示されたことを鑑みると
やっぱりドル買いでいいんじゃないの、、、?!
と市場が動き出したような感じがするわね。

※米10年債利回り


長期債利回りは史上最低の1.3%台からトランプラリーの2.6%までの上昇の
38.2%押しのところで下げ止まっており、黄色の〇のところの窓を埋めて
再上昇するかもしれない、、、という形に見えないでもない。
ポジショントークですが💦

まだはっきり確信が持てる値動きではないですね・・・

しかし、今夜は中古住宅販売件数が前月比1.1%増の562万戸と減少予想に反して、
4月556万戸から増加するなどの支援材料も。

昨晩はムニューシン財務長官から金利上昇につながる発言がありましたね。

「超長期債の発行を非常に真剣に検討中」
「強いドルはトランプ政権への信任投票」
「強いドルは輸出面では障害」

超長期債「非常に真剣に検討」されている模様で、
これがホントなら金利上がるでしょ。

これで若干金利動いたみたいですが、一瞬でした(;'∀')

こうした材料がある割にはドルの上値が重い、ともいえる相場。
やっぱレンジかなぁ、、、112円程度で利食うべきか、悩みどころです。。。

今夜はWTI原油が42㌦台まで下落しています。
米週間在庫統計は在庫が予想外に減少していて、一瞬原油が反発したのですが、
その後その戻りを売られて怒涛の下落。。。

原油、値ごろ買いが膨らみそうな水準にまで下がっていたのですが
この買いが全て投げさせられちゃったんじゃないかというような下落。

※WTI原油価格


今日、サウジ国王、息子の副皇太子を皇太子に格上げという何ともびっくりな
ニュースが飛び込んできたのですが、
http://www.sankei.com/world/news/170621/wor1706210034-n1.html

本来ならこの皇太子に昇格したムハンマド氏
(王族にムハンマドさんっていっぱいいるのでややこしいんだけど)
ビジョン2030といってサウジの脱石油政策を推し進めている方ですよね。
サウジアラムコのIPOとか。

素直に受け止めれば、原油上昇してもいいニュースなんだけどなぁ…。
アラムコ上場の時には原油価格高い方がいいわけで、ムハンマドさんは
その時期に向けては原油価格のテコ入れをするはず。

その方の格上げで、原油思惑買いが出るかとおもったんだけど
逆でしたね・・・でも今日サウジの株価はめちゃめちゃ上がってるのよ。

サウジ株価


なんだかよくわかりませんが、中東の動きには注意が必要かもね。

でもおかげで資源国通貨はダメでしょう。カナダも押し目が深くなるかな…。

※CRBインデックス


商品指数が170を割ってきました。コモディティが壊滅的に弱いです。
これ、ホントに景気がいいんでしょうか、、(;'∀')
ここからさらに資源関連株、通貨などが下げそうです。。。

ドル円ロングのみ。

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2017年6月19日月曜日



先週の「6月FOMC」、一部に1年先までのロードマップを明らかにするなど
異例で、テーパリング詳細にまで言及したことをタカ派的だとして
株価への影響を懸念する声もありましたが、杞憂に終わりそうです。

今日日経平均124.49円高の20067.75円で続伸。
終値ベースで6営業日ぶりに2万円を回復です。

そりゃそうです、先週末㈮のNYダウは2日続伸で史上最高値更新。
6月利上げも、年内後1回の追加利上げ見込みも、テーパリング開始も
今そこにある危機ではない、という反応ですね。

年内、あと半年のうちにはどうなるかワカリマセンが、
足元では崩れないとみた、ということでしょう。

※主要株価インデックス 各国株価は再上昇の兆し


VIX指数も再び下落してます。

そして今日は為替市場ドル円相場も111円台に回復です。

※通貨インデックスを見てみると


キウイや豪ドルなどのオセアニア通貨、カナダは先週利上げ示唆もありましたね。
そしてコレまで円高基調を続けてきた円が再下落の様相を呈しています。
ドル自体はレンジの中であんまり動いていないんですけどね。

今日の円安の背景には、先週のFOMCを警戒して積極的な
ドル買いを控えていた本邦機関投資家勢がイベント通過で
新たに買い参戦してきたという指摘もありますが、
東京時間に出てきた指標も心理的には円売りを加速させたんじゃないかな。

貿易収支、5月は4カ月ぶり赤字 原油価格上昇で輸入増
https://jp.reuters.com/article/japan-may-trade-balance-idJPKBN19A02E

5月貿易収支が2034億円の赤字に。赤字は4カ月ぶり。

5月はGWの影響で輸出が減少するため、赤字になりやすいというアノマリも
あるようですが、それでも、これまで黒字だった貿易収支の赤字転落は
心理的に円売り機運を再び高めるものと思われます。

それから、こんなニュースも。

インタビュー:日銀の出口議論は時期尚早=IMF筆頭副専務理事
http://jp.reuters.com/article/imf-lipton-interview-idJPKBN19A1AF

物価2%目標の達成には、さらなる労働市場改革による賃上げの加速が必要とも指摘。

日銀には物価目標の堅持を求めた。

米国はじめ、欧州にも出口論が盛んになっているほか(特にドイツ)
英国でも利上げ派が増加、カナダに至っては中銀総裁・副総裁までが
利上げが近いことを示唆。。。ということで主要国は利上げ、出口論が
高まっています。そんな中、先週の日銀では緩和継続、出口はまだ議論しない、
とのこれまでのスタンスを貫き、日本だけが緩和バイアスに変化なし。
資産買い入れの限界も指摘される中、日銀も出口を議論すべきだという声が
高まる中、IMFからその必要はないとお墨付きをもらった形。

これは円売り材料であると思われます。
米金利が上がらなくても、円安がドル円相場を支えていくものと思われます。

さらに

政府・日銀が3者会合 為替などで情報交換
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF19H0Y_Z10C17A6EE8000/

まあ、過度な期待は禁物ですが、インフレターゲット達成は
金融政策だけでは難しいというのであれば、財政政策を。
とした期待が出ては消え、出ては消えを繰り返していますが
(ヘリマネ期待、FTPL議論など)
年内、金融政策プラスの政策が出てくるのでは、、、
という期待喚起させるニュースですね。

私が常にウォッチしている村上氏のコラムにも。

安倍政権は再び財政拡大策に踏み切るか
http://toyokeizai.net/articles/-/176511


また今夜はダ​ド​リ​ー​米​ニ​ュ​ー​ヨ​ー​ク​連​銀​総​裁が
​「​我​々​は​金​融​状​況​を​そ​れ​ほ​ど​引​き​締​め​て​い​な​い」
​「​景​気​拡​大​は​な​お​長​期​間​続​く​と​確​信​」​「​米​経​済​は​完​全​雇​用​に​非​常​に​近​い​」
とタカ派発言。これで長期債利回り上昇中。

ドル高気味となっていることも相乗効果的にドル円を押し上げています。
111.39円まで高値がありましたので、先週末16日㈮の住宅着工の数字悪化で
崩れた分を取り戻して行って来いの形となっています。

今日はカナダ円、キウイ円、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円など
クロス円も軒並み強く、円売り基調がはっきり見えてきた印象。

ポジションは全て継続。
加えてユーロ円を124.25円で買ってみました。

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