2024年6月21日金曜日

 ドル円、159円台をテストするまでに円安ドル高進行。

※ドル円日足


今日は神田財務官が久しぶりに発言しています。
■神田財務官、投機による過度な変動に「かなり効果」 5月末公表の為替介入
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/PHF3KOPVBFMFVMUFAQNXKKLI7U-2024-06-20/
足元の為替市場への牽制にも聞こえますが、市場は全く反応せず。

今日の円売り加速の背景はSNB、スイス中央銀行の利下げです。

※ドル円15分足 スイス中銀利下げから円安加速

■スイス中銀、2会合連続利下げ フラン上昇に「行動の用意」
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/MBDKLFBOVNKGJB4TF3YXGR73EM-2024-06-20/

スイス国立銀行(SNB) 利下げ決定
1.50% → 1.25%へ  

3月にも1.75%→1.5%への利下げを決定(四半期に1度しか会合がない)
世界の中央銀行に先駆けて利下げに踏み切ったスイスですが
3月会合に続いて2会合連続での利下げとなりました。
2会合連続利下げはややサプライズでした。
ドルスイスは直後1.2%急落。
スイス円も大きく下げましたね。

【声明】
「過去2年半のインフレとの闘いが奏功したため、金融緩和が可能となった」
「基礎的なインフレ圧力は前四半期と比較して再び低下」

【インフレ見通し】インフレ見通しが引き下げられました。
・2024年 1.4%→1.3% 引下げ
・2025年 1.2%→1.1% 引下げ
・2026年 1.1%→1.0% 引下げ

ジョルダン中銀総裁
「最近のスイスフランの上昇に対し外為市場で積極的に行動する用意がある」と
市場介入する姿勢を示しています。

このところ、スイス・フランってめっちゃ強かったんですよ。
通貨市場における「安全資産」ってドル、円、スイスフランだったのですが
近年「円」が安全資産の地位を失ってしまったような値動き。
有事のドル、といいますが、現在起きている欧州議会選挙を受けた後の
欧州のリスクにおいてはスイスフランが選択されているのです。

通貨高に対して介入も辞さないスタンスを示しており、
それを考えれば利下げもサプライズではなかったと言えるかもしれませんが
値動きはサプライズだったという反応でした。

※スイスクロス15分足
左上 ドルスイス 右上 スイス円
左下 ユールスイス 右下 ポンドスイス
どの通貨ペアでみても、スイス売りになりましたね。

では何故これでドル円が上がったか?

考えられるのは ドル/スイス でドル高、フラン安となったため
ドル買いが優勢になった、、ということでしょうか。
スイス、欧州は利下げをスタートしている。
対して、米国の利下げ開始はいつになるかまだわからない。故にドル高。
※通貨インデックス一覧

今日はドルとカナダドルが強い。他の通貨は軒並み安
お陰で私の保有していたユーロスイス0.9547ドルショートはコストで消滅。
もう一回売り直そうかなと思っていますが、、、

また、スイス円を除くクロス円通貨が軒並み強く、
クロス円上昇につれてドル円が上昇している可能性もありますね。
※ドル円、クロス円日足
------------------------------------------------------------
そして今日は、BOE,英中銀金融政策会合
■英中銀、7会合連続金利据え置き 物価動向引き続き注視
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/LLNLRNKU4JNYPG5EJGNZDGV6HM-2024-06-20/
9名の委員のうち、ディングラ委員とラムズデン副総裁の2名が利下げを主張
据え置きを支持した委員の間でも、ベイリー総裁を含む一部の委員は
据え置きがぎりぎりの決定だった

つまりハト派的。
短期金融市場では利下げ観測が強まり、8月の利下げ開始が有力に。

ベイリー総裁
「5月CPI、中銀目標の2%に低下は良いニュースだが利下げは時期尚早」
「インフレ率を持続的に目標の2%に戻すため、金融政策は十分な期間にわたり
 景気抑制的であり続ける必要がある」

クロス円ではポンド円、上昇基調を強めておりポンド下がっていないのですが
ドルストレート通貨でみるとポンド売られていますね。

※ドルストレート通貨日足
今日は、米国から出てくる経済指標が弱いものが目立ったのですが
新規失業保険申請件数がやや低下したことが好感された?
何故かドル買い優勢です。
ドル金利もやや反発していますね。

■米一戸建て住宅着工、5月は5.2%減の98.2万戸 昨年10月以来の低水準
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/7EJD3HS76VKHHME3ETQP2HXYNI-2024-06-20/
一戸建て住宅着工 前月比▼5.2% 98.2万戸
 全体の住宅着工 前月比▼5.5%  前月+5.7%

~需要が多い30年固定住宅ローンの平均金利、4~5に7%を超えて推移、低下基調

■6月フィラデルフィア連銀製造業景況指数:1.3(予想:5.0、5月:4.5)悪化
 
■5月住宅建設許可件数:138.6万戸(予想:145.0万戸、4月:144.0万戸)減少

■先週分新規失業保険申請件数:23.8万件(予想:23.5万件、前回:24.2万)低下
■失業保険継続受給者数:182.8万人(予想:181.0万人、前回:182.0万人)増加

※米国債利回り


今夜はナスダック指数、SOX指数が下げている反面、
ダウ平均が上昇しています。

NVIDIAがやや大きめな下落となっていることが気になりますね。


というのも明日6/21(金)はトリプルウィッチング。
米国のSQです。
S&P500・ダウ・ナスダック100・ラッセル2000などの
インデックスがSQを迎えます。
もちろん個別株オプションのSQでもあり
今日のテック銘柄下落はオプション絡みかな。
Appleも結構下げていますね。

とはいえ、米株が大きく崩れるという話ではないので
リスク回避の円キャリー巻き戻しなどにはつながっていません。

やはり、介入警戒が残るドル円を手掛けるより
6/30フランスの選挙を控えるユーロの売り継続が安心感がありますね。
ただ、今日は欧州圏から比較的強い経済指標が出ており
金融政策面から見るとスイスのように連続利下げはなさそう、という印象で
ユーロ売りは政治リスクが柱です。

■24年独GDP予測、0.4%増に小幅上方修正=IFO
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/HP47CQT5INJN5JHIRP6MHLJ77I-2024-06-20/

■ユーロ圏消費者信頼感指数、6月はマイナス14.0に改善
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/NX5PNJVAD5JWLLQRTTFXL33JT4-2024-06-20/

▼14.0 前月▼14.3 0.3P改善

ユーロドル1.0844ドルショートは継続です。

ひろこのX

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2024年6月20日木曜日

 東京株式市場、どうも重いですね。。

前日18日のNY株式市場ではSOX指数が史上最高値更新。
NVIDIAが時価総額トップに躍り出ました。

企業分析ハック -新しいビジネスの教科書を作る-
@company_hack さんのポストから⬇️ 
米企業TOP3だけで10兆ドル(1580兆円くらい)~日本のGDPの3倍
日本の上場企業全体の時価総額は1000兆円前後かな?

SOX指数史上最高値ということで日本株市場でも
半導体銘柄物色に勢いがつくか、と期待されたものの
東京株式市場では東エレクやディスコなどが下落。
日経平均株価は高く寄り付いたものの上げ幅をズルズル縮小する展開でした。

結局のところ6月に入ってただただ揉み合っているだけで
大きく崩れてきているというわけではないのですが。

※日経平均日足



ドル円は6/3の製造業景況指数の悪化で売り込まれ154円台まで円高と
なる局面がありましたが、2日後の非製造業景況指数で反発、
雇用統計で上げ幅拡大で、その後日米の金融政策をこなして
158円を伺う展開となっています。
とはいえ、これもレンジの上限に到達しているというだけでBOX相場です。
昨日の小売売上高の弱さを見てもあまり大きな動きに発展しませんでした。
次のボラティリティイベントは何でしょうね。。。

今週は米国市場のSQです。
ここでオプション取引によって踏み上げられている側面も指摘される
NVIDIAなどに異変があれば金融市場全体に影響が及ぶかもしれない
という指摘もありますが、なにもなければ来週28日のPCEデフレーターか
6/30のフランスの選挙あたりが注意が必要かもしれませんね。

今夜は米国株市場が奴隷解放記念日で休場。
明日も早いので今夜は簡易版。

ポジションは継続中。

NOTE

フランスやイタリアなど7カ国、EUが過剰赤字手続き-対立必至か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-19/SFBN7VT0AFB500
・欧州委は7カ国の財政赤字が域内で定める対国内総生産(GDP)比3%という上限を超えているとし、是正措置を義務づける
・フランスとイタリアが最も注目を集めている
~GDPの100%を超える負債を抱えていることが理由

欧州リスクに新たなヘッジ手段、オプショントレーダーの間で人気化
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-19/SFBIJLDWRGG000

英与党・保守党、現有議席の3分の2失う公算-大物落選相次ぐ事態も
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-19/SFBLOWT0AFB400?srnd=cojp-v2

TOPIXの対象市場を拡大、機能性向上狙い銘柄は絞る-JPX
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-19/SFBE0GT0G1KW00
・初回の定期入れ替えは2026年10月。28年7月まで2年程度かけ移行を段階的に実施
・見直しにより算出する対象は1200銘柄程度に減る予定(現在2000以上)
・スタンダードやグロース市場からは約50銘柄を採用する見通し
・8月の最終営業日を基準日として、10月に年1回の入れ替えを行う

ひろこのX

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2024年6月19日水曜日

 今日は参院財政金融委員会の答弁で
日銀植田総裁がタカ派的とも取れる発言を行ったものの
瞬間やや円高に反応したものの結局は158円台へと上昇。

■7月会合での追加利上げ、「場合によっては十分あり得る」-日銀総裁
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-18/SF7K8XT0G1KW00?srnd=cojp-v2

市場は日銀の引き締めにはあまり関心がないと見えて
この報道があった瞬間わずかに円高に動きましたがほぼ無風。
その後ドル円相場は158.20円台まで上昇しました。

ただ、ドル円レンジです。
今夜、米国市場では小売売上高と鉱工業生産が発表されるも
あまり大きな値動きにはなっていません。
※ドル円日足




■米5月小売売上高、前月比0.1%増 予想下回る 4月分は下方改定
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/S4GTGSGWTJNSXILZZ7GI6DXVNU-2024-06-18/
・5月小売売上高:前月比+0.1%(予想:+0.3%、4月:▼0.2%←0.0%)
・コア小売売上高(自動車除く):前月比▼0.1%(予想:+0.2%、4月:▼0.1%←+0.2%)

5月は前月比+0.1%とリバウンドしたものの
4月分は前月比0%が▼2%に下方修正。
ただ、4月の▼0.2%から今回+0.1%にリバウンドしたと考えれば
最悪期は超えたのかな?という見方もできないでもない。

コア売上高は前月分が+0.2%から▼0.1%に下方修正
5月も▼0.1%と予想を下回っています。

米国の個人消費は鈍っていると見える数字ですので
ドル円は瞬間下落したのですが、、、、

※ドル円15分足 小売で下げたもののリバウンド
リバウンドは
22:15に発表された鉱工業生産が強かったことが上げられます。

■米鉱工業生産、5月製造業は0.9%上昇 予想上回る
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/TWP3G6WGUFIBZCTIJOSYLQFXZQ-2024-06-18/
・米・5月鉱工業生産:前月比+0.9%(予想:+0.3%、4月:0.0%
~過去2カ月の落ち込みの全てを取り戻した

しかし、鉱工業生産でもっとドル買いが旺盛となるかと思いきや
意外とドルの上値は重く、なかなか158円台を値固めできません。

というのも一連の発表を受けて米金利はやや低下、
市場の利下げ期待は年内2回で変化なし。
9月の利下げの確率は66%にものぼっており、
市場の早期利下げ期待がドル円の上値を抑えているのかもしれませんね。
あるいは米国債がフランスリスクの受け皿となっているか。
※米国債利回り
※CME FED WATCH
あまりドル円をトレードする気にはなれず
現在はユーロクロスのみ。

ユーロドル1.0844ドルショートは継続。
ユーロスイス0.9547ドルショートを追加。

■フランス債25兆円持つ日本勢、一段の金利高を警戒-対独利回り差100bpも
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-18/SF7F16T1UM0W00

フランスの危機は他市場に波及するリスクを孕んでいると言えます。

■フランス、極右勢力抑える安全装置が崩壊か-ルペン氏が支持者獲得
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF7DLBT0AFB400
世論調査によれば、RNはすでに下院の最大政党になりそうな勢い
~RNはまだ政策案の詳細を明らかにしていないが、約200億ユーロ(約3兆4000億円)をかけて燃料やエネルギーにかかる消費税を削減し、EUからエネルギー政策の主導権を取り戻すと公約している。また、定年を60歳に引き下げ、一部の公務員の賃金を引き上げることも掲げている。

■なぜ「フランスリスク」でユーロ売りなのか、
市場が懸念する象徴的変調=上野泰也氏
https://jp.reuters.com/opinion/forex-forum/LEADWJWYVFI4HB7VEXYJOEUB3Q-2024-06-18/

-------------------------------------------------
今日は豪州の中央銀行の金融政策会合。
政策金利は 4.35%に据え置かれました。据え置きは5会合連続。

■豪中銀が政策金利据え置き、再利上げ排除せず インフレなお警戒
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/X63Q5F4CPBJ4VCINEOKU3VE6KI-2024-06-18/
声明:インフレの抑制に必要であれば追加利上げを排除しないと改めて表明
~直近のインフレ率は3.6%で、中銀の目標値をなお大幅に上回る

・ブロック総裁会見
「インフレ率を2─3%の目標範囲に戻すには、道のりはまだ長い」

市場は再利上げの可能性を織り込んでいないが、
早ければ12月にも利下げが実施される確率が、
声明発表前の65%から44%に低下。
利下げが完全に織り込まれているのは2025年4月か5月以降

最新の経済見通しが発表される8月会合が極めて重要。
4─6月のインフレ率が上振れした場合、利上げの可能性も出てくる可能性
~4─6月のインフレ統計は、8月5─6日の理事会直前の7月31日に発表

総じてタカ派的。豪ドルは今日上昇していますね。
※通貨インデックス一覧
NOTE
株価に影響がでるでしょうか?
■11兆円規模ETFのリバランス、エヌビディア買いアップル売り誘発へ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-18/SF8OIIDWLU6800
・エヌビディアへのエクスポージャーを高めアップルは低めにする見通し
・同ETFは6月末近くに四半期ごとのリバランスを実施する際、再調整

ひろこのX

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2024年6月17日月曜日

 今日の日本株市場の弱さは一体何が背景にあるのか?

日経平均 ▼712.12 38102.44 一時800円を超える下落となる局面も
TOPIX    ▼46.60  2700.01 

下落の解説は3通りあります。

1)米景気減速懸念、長期化する高金利警戒
  
  週末はミシガン大学の消費者信頼感指数が悪化。
  6月の消費者マインド指数は65.6に低下(予想72)
  5-10年先のインフレ期待、3.1%に上昇(前月3.0%)
  
  ダウ平均が▼57.94ドル 38589.16ドルと下落していたことを引き継いだ。
  
  ~といいますけど、ナスダック指数は絶好調で最高値更新していましたので
   米国株市場を受けて日本株が下落したという解説はしっくり来ませんね。
   
2)フランスの混乱、フランス株、債券急落でリスクオフ警戒
  
  日本株は6月に入り最大の下落、フランス政治懸念でリスク回避鮮明に
  https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-16/SF6Z96T0G1KW00
  
 CAC40フランス主要株価指数
 

リスク回避相場だというなら、日経VIがもっと急伸しても良さそうですが、、、
 
 日経VI
 
VIX指数も上がっていません。
 ただし、このところの米金利、日本金利の低下はリスク回避資金が
 安全資産である債券市場に向かったため、と言われればそうなのかもしれません。
 
 ■米債券ETFに大量の資金流入 今年は過去最高も
  https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/T7NUCVPLMBP7PGBL5B5RDMIDWY-2024-06-17/
 

  また、今日はクロス円が反発基調を強めており、
 ~これはドル円が結局上昇基調を強めたためと思われますが~
 クロス円が崩れていく相場でないのにリスクオフ相場である、というのも違和感が。 
   

3)日銀が量的緩和縮小を決定した

  次回7月会合から、ということではありますが、日銀がいよいよ
  国債買い入れ額の減額を決定。次は利上げはいつ?という市場の催促と思惑が
  日本株市場の上値を重くしているというもの。
  
  う~ん、実際の量的緩和縮小が始まるのは7/31の発表を受けた後でしょうし
  まだ1ヶ月以上先。市場はすでに利上げを織り込んでいるというのか。
  
  日本経済が決して強いわけではないのに、日銀が引き締めに動き出す
  リスクを先取りしている可能性は否定できませんが
  今日発表された日本の機械受注も悪かったですね。
  
 ■機械受注4月は前月比2.9%減、判断「持ち直しの動き」で維持
 https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/ODP4GJVLU5PYRC2EPDSUKRV4FE-2024-06-17/
  設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額は
  前月比▼2.9% 3ヶ月ぶりマイナス。
  
これらの材料のどれか、ということではなく
複合的に弱気が市場を支配したものと見ていますが、
今日は海外勢による株価指数先物への売りが優勢な展開でした。

 ■「英国の日本株売り」に注意、リスクオフでも円安加速か
 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL1721O0X10C24A6000000/
 
日経平均のチャートは形が著しく悪化しましたね。
※日経平均日足

まだまだ下値余地がありそうです。

今夜はユーロがリバウンド基調に。
なにか状況が好転したわけではありませんので
ショートカバーだと思われます。

■レーンECB専務理事、仏国債救済の必要性を否定
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/PK523WQFSZNCJJOUUB26TM2CNI-2024-06-17/

現時点ではECBが救済に乗り出すほどのリスクではない、ということです。
しかし、実際解散総選挙を受けて極右政党が議席を伸ばすなら
いつぞやのポンドショック(トラスショック)の再来の可能性がありますし、
フレグジットのリスクもゼロではありません。

というわけで、ユーロは戻り売り目線。
ユーロドルだけでなく、ユーロスイスなども狙ってみたい。
※ユーロクロス

ユーロ円は、ドル円上昇に引っ張られて
利益がみるみる減ってしまいました。
169.38円ショートは168.88円で買い戻しました・・・・
ユーロドル1.0844ドルショートは継続。

しかし、昔のように株下落でリスク回避となれば円高になるという
相関はすっかりなくなってしまいました。
メキシコペソ円などの下落は大きいのですが、他市場には波及せず。
コロナ禍以降は、バブルとバブル崩壊は局所的に起きていて
全体に広がることが少なくなりました。
過剰流動性マネーが負の連鎖を妨げているのかもしれません。

※リスク回避相場で日本株下落との指摘もあるなかで
 ドル円はしっかり 


今夜は米指標が悪くなかったこともあり、ドル金利反発。
■NY連銀製造業景況指数、6月はマイナス6.0に上昇-予想マイナス10
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-17/SF851AGENSW000?srnd=cojp-v2NOTE

※米国債利回り

■家計の円売り、はや前年上回る 新NISAで1〜5月5.6兆円
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA1422Z0U4A610C2000000/

ドル円がリスクオフで円高にならない理由の一つに
日本勢が淡々とドル買いを続けており、これはリスク回避局面でも
レパトリが起きないからなのかもしれません。。。

ひろこのX

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2024年6月16日日曜日

 注目された日銀金融政策決定会合。

今回ではなく、次回7月会合で国債買い入れ額の減額を始めることを決定。

7月30-31日の会合まで、3月日銀会合で決定した
従来の方針である「月間6兆円程度」の買入れが継続されます。

今回からの国債買入れ減額でなかった、ということが
ドル円相場では円安ドル高の反応をもたらしたと言えるでしょうか。
(ブルームバーグのエコノミスト調査では、
今会合で国債買い入れの減額方針が決まるとの見方が54%と過半を占めていた)

しかし、ドル円相場の反応を見ると、決定事項が伝わった直後は円安が進行
158円台まで上昇したのですが、
植田総裁の会見が始まると上げ幅はほぼ全て削る展開。

※ドル円15分足

植田総裁の会見がタカ派的と捉えられたということか。

■日銀総裁会見 国債買い入れ減額は予見可能な形で
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240614/k10014480611000.html

・国債買い入れの減額計画について
「 減額する以上、相応の規模となるというふうに考えている」
「まず1-2年分のスケジュールを大まかに示す」

・7月会合での利上げの可能性
「その時までに出てくる経済・物価情勢に関するデータないし情報次第で、
 短期金利を引き上げて金融緩和度合いを調整することは当然あり得る」

7月日銀の注目度がさらに高まりました。
国債買い入れ額減額計画が具体的に発表されることと、
利上げ予想がぐっと高まったためです。
現状の日本経済で利上げが適切かというと甚だ疑問ですが、
市場は催促に動いています。
植田総裁も、前回4/26日銀会合後の会見での自身の発言で
ドル円相場が160円まで円安ドル高が進行してしまったことから
ハト派的と取られぬよう発言には苦心していたように思われます。

結局のところ、データー次第で、ということですが
今後、日本のインフレ指標に強いものが出てくるとか、
実質賃金が上がるなどのニュースは利上げ期待を一段と高めると思われ
その度に日本の金利には上昇圧力がかかると思われます。

6/21全国消費者物価指数
6/24毎月勤労統計
 等の数字には注目です。

※日本国債利回り 足元日本の金利は低下
日銀が量的緩和縮小を発表したにもかかわらず
日本の金利が下がっているのは、米金利が大きく低下しているせいですね。
結局米金利が世界の金利に及ぼす影響のほうが大きかったりします。

今回米CPI,FOMC、日銀とイベントをこなして
結局ドル円相場はレンジ内での推移ではありますが、
やや円売り、ドル買いが優勢ですね、158円台まで到達しています。

※ドル円 レンジではあるものの、、、

7月30-31日会合まで1ヶ月あまりありますが、ドル円相場はどう動くのか。

国債の買い入れの減額は、日本の長期金利上昇要因です。
ただし、米金利動向にも影響を受けるため、米金利がこれ以上
大きく上がらないならそれほど心配することはないようにも思いますが
米国FOMCは年内1回の利下げ見通しへとタカ派転換。

しかし、マーケットはFOMCの見通しをあまり信用していないとみえ、
週末も金利織り込みは2回のままでした。

※CME FED WATCH 9月に利下げ開始織り込み
米金利もFOMCを受けても上がらず、低下基調。

※米国債利回り
経済指標に悪いものが目立つようになったこともあり
市場はFRBが示すより早い利下げ開始を予想しているようです。

■米消費者センチメント、7カ月ぶりの低水準-ミシガン大調査
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-14/SF2PL1T0AFB400?srnd=cojp-v2
6月の消費者マインド指数は65.6に低下、市場予想は72
5-10年先のインフレ期待は3.1%に上昇、前月は3.0%

今週は6/18の米小売売上高、
6/20の住宅着工、フィリー指数などに注目です。


結局のところ、ドル円相場はレンジが続くのではないか
という気がしていますが、気になるのはクロス円。
ユーロ円はWトップをつけた可能性。

※ドル円、クロス円日足
豪ドルやポンド円なども週末高値を更新したのですが
比較的大きな陰線がつきました。
ドル高となったためにドルストレート通貨が大きく崩れた為です。
※ドルストレート通貨日足一覧

このままドル高が続けばドル円には上昇圧力がかかりますが
クロス円は下落基調を強めることになります。
あまりに大きく崩れる=リスクオフ相場となるようなら
ドル円も結局崩れるという展開も否定できません。

例えばメキシコペソ円は反発局面にあるものの
200SMAを超えて上昇できるでしょうか。

※ペソ円
メキシコペソの通貨先物市場の投機ポジションは
あまり減っていないですね。3日に急落しましたが
8日発表のデーターではその後ペソネットロングは増えていました。

※IMM通貨先物ポジション ペソ

ペソロングの投げが出るような局面には注意をしておきたいですね。
それでもドル円の下値が固いということであれば
それは新NISAなど別の需給要因があるのかもしれませんが・・・

ユーロは弱いです。
いよいよフレグブジット(フランスのEU離脱)の可能性が指摘され始めました。

■マクロン仏大統領が賭けに出た選挙、ブレグジットの悪夢再来リスク
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-15/SF3WHXT0G1KW00

■フランス、総選挙で左派勝利ならEU離脱も-ルメール財務相が警告
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-14/SF27VKT0AFB400?srnd=cojp-v2
ルメール氏:
左派系4党から成る連合「人民戦線」の政策は「経済の崩壊」を招く
「左派連合の政策は完全に狂気だ。
  格下げと大量の失業、EU離脱を保証するものだろう」

■フランス市場混乱、ECB当局者は警戒すべき理由ないと認識-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-14/SF2QUPT1UM0W00

ユーロドル1.0844ドルショートは継続。
先週金曜にユーロ円が上昇し、折り返して下がってきたところを狙って
169.38円でユーロ円ショートを追加しています。

------------今週の主な予定-------------

6/17(月)
●4月機械受注(8:50)
●中国 MLF(中期貸出制度)金利
●中国 5月工業生産(11:00)
●中国 5月小売売上高(11:00)
●中国 5月都市部固定資産投資(11:00)
●米 6月NY連銀製造業景気指数(21:30)


18(火)
●●RBA:豪州準備銀行理事会
●独 6月 ZEW 景況感指数(18:00)

●米 5月小売売上高(21:30)
●米 5月鉱工業生産・設備稼働率(22:15)
●米 4月対米証券投資(19日 5:00)

19(水)
●4月 25・26日開催の日銀金融政策決定会合議事要旨
●5月貿易統計(8:50)

●米 6月 NAHB 住宅市場指数(23:00)
●休場:米ジューンティーンス
(奴隷解放記念日、2022年から始まった新しい祝日)

20(木)

●東京都知事選挙告示日(7/7 投開票)
●●英金融政策委員会 利下げ織り込みほぼなし(9月か11月の利下げか)
●米 1-3月期経常収支(21:30)
●米 5月住宅着工件数(21:30)
●米 6月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)

21(金)
●●5月消費者物価指数(8:30)

●6月 HCOB ユーロ圏製造業 PMI(17:00)
●米 6月 S&P グローバル米国製造業 PMI(22:45)
●米 5月中古住宅販売件数(23:00)

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2024年6月14日金曜日

 昨晩、米CPIで急低下してドル円相場ですがFOMCで反発。
そして今夜の米PPIで再び上値が重くなっています。
※ドル円15分足 上がったり下がったり忙しい


FOMCは年内利下げ見通しが 3月FOMCの3回から1回へと減っていましたが
概ね想定されていた結果であり、大きなサプライズではありませんでした。

しかし、細かく見ていくと経済金利見通しの修正はいろいろありましたね。

【米6月FOMC】
・FRBは政策金利を5.25〜5.5%に7会合連続で据え置き(予想どおり)
年内の利下げ予想は参加者の中央値で3回から1回に減少
・来年、25年は4回の利下げを予想、これまでの3回予想から増えた。
・PCE物価 24年2.4%→2.6%引き上げ、25年2.2%→2.3%引き上げ
・コアPCE 24年2.6%→2.8%引き上げ、25年2.2%→2.3%引き上げ
中立金利(FF金利長期見通し)2.56%(2.6)→2.75(2.8)%へ引き上げ
・失業率25年 4.1%→4.2%へ引き上げ(自然失業率も4.1%→4.2%に引き上げ
・GDP見通しは3月FOMCと変わらず、長期見通しは1.8%

・声明では文言を一部修正。
ここ数カ月に「委員会が目指す2%のインフレ目標に向けては
緩慢なる一段の進展が見られた」

従来は「一段の進展は見られていない」としていました。

この文言修正は、4月と5月の物価上昇ペースが減速したことを
示すデータが増えてきたことに対応したものと思われますが
基本、声明文はほぼ前回のものが踏襲されほぼ変わらずでした。
しかし、FOMCメンバーのインフレ見通しは引き上げられています

今回のポイントは市場が予想していたようにタカ派的なFOMCだったということ。
長期の失業率見通しが引き上げられ、中立金利が引き上げられていたことで
労働市場に関しては悪化させることが前提で
高金利政策を長期に維持、と読めます。

3月FOMCでパウエル議長は
失業率が予想外に上昇すれば利下げに踏み切る可能性があると表明していました。
労働市場は配慮し、労働市場が減速すれば利下げする、と言っていたのです。
ところが今回は自然失業率と中立金利を引き上げ労働市場への配慮が後退、
3月FOMCから労働市場を支援するというスタンスを後退させています。

パウエル議長の会見も決してハト派的ではなかったとみえ、
FOMCを受けて、為替市場ではドルの反発が続きました。

直前のCPIでドル円急低下していたのに一体なんなんだ・・・

昨日のCPI低下に加え今夜発表されたPPI(生産者物価指数)も緩んでいました。
インフレは着実に鈍化しています。
今夜はPPIでドル円が崩れる瞬間もありました。

■米PPI、5月は前月比で予想外の低下-前年比やコアも減速
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-13/SF0QV5T0G1KW00?srnd=cojp-v2
生産者物価指数 (前年比) 結果 2.2%    (予想2.5%    前回2.3%)
生産者物価指数 (前月比) 結果▼0.2%(予想 0.1% 前回0.5%)

生産者物価指数 (除食品&エネルギー) (前年比) 結果 2.3%(予想2.4% 前回2.4%)
生産者物価指数 (除食品&エネルギー) (前月比)結果 0.0%(予想0.3%    前回0.5%)

インフレは着実に鈍化傾向にありますが、
しかし、FOMCは利下げには慎重です。
労働市場は4.2%の失業率でも均衡としたのです。

こうしてなかなか利下げに踏み切らず、高金利政策を続けることで
ある時突然、取り返しがつかない急激な失業率上昇がくるかもしれません。
ソフトランディングではなくハードランディングとなる可能性も?

面白いのは市場はFOMCの見通しをあまり信じていない、ということです。
FOMCはタカ派的だったのですが、市場金利は下落が続いています。
※米国債利回り

またCME FED WATCH、9月と12月の利下げを織り込んだままです。
ゴールドマンサックスはFOMCを受けた後でも
FRBは9月に利下げを開始し12月に2回目の利下げを予想。

モルガン・スタンレーに至っては9月利下げ開始で
年内3回の利下げ予想を維持したままで
その後も25年年央にかけては毎回のFOMCで利下げを実施するとみているとのこと。

■米利下げ年内予想 ゴールドマン2回、モルガン・スタンレー3回維持
https://moneyworld.jp/news/05_00130798_news

まー確かに、FOMCの度に見通しは変化しますし、
去年11月には
今にも利下げを始めるようなメッセージを市場に送っていましたね。
それを今年に入ってから修正し、結局はまだ利下げできていないのが実情。

というわけで、ドル円がどこまでも上がるというムードでもありません。
米金利、上がっていないんだもの。
※ドル円日足
ただし、明日には日銀が控えています。

昨日の夜中、AM2:00にも日経新聞からリーク記事が出ました。

■日銀、保有国債を減額へ 「量」も正常化へ一歩
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1262K0S4A610C2000000/

これまでの経緯から、直前の日経新聞のリーク記事は
ほぼ記事の内容通りの政策変更が行われるほどに正確でしたので
今回もおそらく、国債買い入れ額の減額は検討されアナウンスされるのでしょう。

一部メディアに会合の内容が漏洩し続けていることは問題ですが
この流れが正されるムードは全くないようですね・・・

FOMC直前に出てきたこのリークに市場は全く反応しませんでした。
そりゃそうですね、CPIで大きく下げていましたし、
FOMC控えたタイミングでしたから。

しかし、国債買い入れ額減額がほぼコンセンサスとなるなか、
日本の金利も全然上がってきません。
米金利が急低下していますので、それに引っ張られているのだと思いますが
政策変更の可能性が高い割に日本の金利が上がらないというのはどういうことか。
※日本国債利回り

すでに国債買い入れ額減額はすっかり市場に織り込まれてしまって
サプライズではなくなっているということだとすると、
逆に、明日の日銀でそれが発表されても円高とはならず
むしろ材料出尽くしで円安方向に走り出す可能性もありそうです。

仮に、国債買い入れ額減額を見送って現状維持、政策変更なしなら
やはりそれも円売り材料とされるでしょう。
会見で植田総裁がバランスをとらねばまた4月の日銀後のドル円急騰、
160円まで駆け上がるというような事態の再来もあるかもしれませんね。

前回は4/26(金)の日銀で円安加速、週明け4/29(祝)に160円到達、
介入実施という経緯がありましたので、今回も円安加速には注意が必要です。
そんな事は決してないと思うのですが、市場には日本はもう介入ができない、
と見ている向きもあるようですので・・・。

ただ、足元では米国の経済指標~FOMCで乱高下しているものの
ドル円はレンジ内に収まっており、このレンジから飛び出るリスクは
大きくないと思っていますが、念の為。

---------------------------

やっぱりユーロは下がってきました。
昨日の米CPI受けてのユーロ急騰(ドル安となったため)は売りの好機でした。
1.0844ドルユーロショートは継続します。


169.03円のユーロ円ショートは、
ずっと持っていれば今頃利益なんですけどね、
今日170.13円まで上昇しているんです。
終値で一目均衡表の転換線を超えなければポジション維持
のつもりでしたが、ものすごい勢いで転換線を超えていたので
169.50円超えで損切りしちゃいました・・・持ちきれなかった。。

で、今、168.47円ですよ。う~悔しい。
※ユーロ円日足 何この上ヒゲ。

明日の日銀でドル円が動くと思いますので
ここからクロス円に手を出すのはやめておきます。

ドルストレート通貨でのユーロ売りを継続するとします。

ひろこのX

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2024年6月13日木曜日

 FOMC前にこんなに動きます~?!
CPIの数字を受けてドル金利急低下、ドル全面安です。

■米CPIコア、2カ月連続でインフレ抑制示す-FOMCに朗報か
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-12/SEYW8VT1UM0W00

【米5月 消費者物価指数(CPI)】
■前月比   結果:+0.0%(予想:+0.1% 前回:+0.3%)⬇️
■前年同月比 結果:+3.3%(予想:+3.4% 前回:+3.4%)⬇️

【同 CPIコア指数】
■前月比    結果:+0.2%(予想:+0.3% 前回:+0.3%)⬇️
■前年同月比 結果:+3.4%(予想:+3.5% 前回:+3.6%)⬇️

FOMC前のCPI発表ということもあり、どんな結果が出ても
あまり動けないのでは?と思っていたのですが、そうではなかった。
というのも、今夜のCPIを受けてFOMCメンバーは金利見通しの更新、
見直しができるということが今日、伝わっていたためでしょう。

■米金融当局者、FOMC会合土壇場で金利予測更新も-CPI統計受け
 https://bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEXO38T0G1KW00?srnd=cojp-v2
会合2日目の「午前中の遅い時間帯」まで「更新はOK」で、
12月会合では、新たなインフレデータを反映させるため
「幾人かが実際に予想を更新した」

いつから変更されたかは定かではないのですが
前は経済金利予想はFOMC1日目の夜だったのが、
現在は2日目の朝に伸びたんですね。

そういう細かいことを事前にポストしていた Tomoさん。
https://x.com/Market_Letter_/status/1799773788713726373

今朝ブルームバーグが改めてその点に触れて報道していたわけですが、
つまり、CPIがサプライズだった場合、今夜FOMCにて発表される
ドットチャートがサプライズの方向に引っ張られる可能性が
十分にあるというわけで
CPIの結果を受けて米金利は急低下となっています。

おそらくFOMCはハト派的結果となるだろう、
という折込が急速に進んでいるということですね。

※米国債利回り

ていうか、米金利乱高下しすぎでしょ・・・

※ドル円15分足
※ドル円日足
今夜はドル独歩安です。

※通貨インデックス一覧

欧州議会選挙を受けて窓を開けて急落したユーロドル、窓埋めしました。

※ユーロドル日足
窓埋めし、1.08ドルに乗ったところでこれはチャンスかと思い
一度売り参戦したのですが、あっという間に踏み上げられて損切り(T_T)
ショートが溜まっていたと見えます。

しかし、欧州議会選挙を受けたフランスの下院解散総選挙は
フランスの債務危機リスクに繋がりかねないという懸念が台頭しています。

■フランスで極右勝利なら債務危機、トラス氏の二の舞も-経済・財務相
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-06-11/SEXQNHT0AFB400

マリーヌ・ルペン氏が実質的に率いる極右政党・国民連合(RN)が勝利し、
同氏が提唱する経済プログラムが実行されれば、フランスは債務危機に陥ると警告した。
 ~消費税に相当する)付加価値税(VAT)税率や退職年齢の引き下げなど、
  RNが過去に支持した政策には数千億ユーロの費用がかかる

選挙結果次第では十分に考えられるリスクです。
ということで1.0844ドルで再ショート。

169.03円でショートしたユーロ円はまだ持っています。
169.42円くらいのところに立ちふさがる一目均衡表の転換線を
終値で超えるようなら切ろうと思っています・・・
ユーロドルは急騰しましたが、ドル円が急落しているため
上値が限定的。まだ下の目は残っているかな。

とはいえ、今夜のFOMCでドルが大きく動くでしょうから
ユーロショートのボリュームは小さめです。

FOMCに関しては蓋を開けてみないとわかりませんが
CPIを受けて、年内利下げ折込が2回に増えています。
最初の利下げが9月に前倒し、そして12月。

さてFOMCはどのような金利見通しを出してくるでしょうか。

ひろこのX

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