2019年8月23日金曜日

今夜はポンドが逆噴射。

1.2190ドルの逆指値の買いがHITしました。

底値圏でのレンジの上限を突破したので買い。

ポンド急伸の理由なんですが
昨日21日、メルケル独首相とボリス・ジョンソン英首相が会談し
メルケル首相が
「離脱期限の10月31日までにバックストップの解決策を見出せる」
と述べたことが報じられ、これがポンドの買戻し基調を強めていましたが

今夜22日はジョンソン英首相とマクロン仏大統領が会談、
マクロン仏大統領が
「英離脱で、30日以内に何か賢明な策見いだせると確信」と述べたと
報じられたことがレンジ上限ブレイクのトリガーとなったようです。

要するに、ブレグジット交渉は10/31までにまとまる可能性もある?!
ということで、ショートカバーが入っているということね。

実際に10/31までにバックストップ案に解決策など見いだせるのかは疑問ですが
まずは過度に悲観に傾いた市場のポジション整理の過程でポンドが上がるのが先。

結果、解決策はありませんでした、ということが現実として
突き付けられてから再下落の可能性は十分に考えられますが
先に、一度ポンドショートが切らされてからなんでしょう。
IMM通貨先物市場のポンドショートはかなり積み上がっていましたので、、、。



ポンド円も上がっていますが、ドル円の上昇が鈍いので
ポンドドルショートだけにしています。

今夕は韓国が日本との軍事情報協定GSOMIAを解消することを発表、
これが一時円買いをもたらしましたが、今夜の米株は比較的しっかりで
(AM2:30現在ダウ平均は100ドル高で推移)
マクロにはあまり大きな影響はなさそうです。
決してグッドニュースではありませんが。

25623ドルのダウロング、1.1206ドルのユーロドルショートは継続。
1.3280ドルドルカナダロングはなかなか芽が出ませんがまだ継続…。
これに1.2190ドルのポンドドルのロングが加わりました。
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2019年8月22日木曜日

米株が堅調。

※ダウ

社会保障費に充てる給与税を一時的に引き下げる案だけじゃなくて
なんとキャピタルゲイン減税も検討しているようです。

トランプ米大統領、給与・キャピタルゲイン減税に前向き
https://jp.reuters.com/article/usa-economy-tax-trump-idJPKCN1VA237?utm_campaign=trueAnthem:+Trending+Content&utm_content=5d5ccda237ca340001cf8229&utm_medium=trueAnthem&utm_source=twitter

株式など有価証券の売却益であるキャピタルゲインにかかる税金に関して、
これを物価に連動させることは議会の承認がなくても可能と指摘。

つまり、大統領令でやっちゃう可能性がある、ってこと?!

来年大統領選挙ですので、株価下落は票に響く。
ということで、安全保障面から通商交渉はタカ派に、
選挙対策で金融政策と財政政策はハト派に、
株価を崩さぬよう強権揮ってハンドリングしていくものと思われます。

うまく行くかどうかはわかりませんが、
株式市場はこれを好感して上昇しているということでしょう。

いや、なんか今夜のトランプ大統領は
「米国は恐らく中国と合意するであろう」と発言したようです。

昨日は中国と取引する用意はない、と言っていたのですが💦
発言が目まぐるしく変わるので、ついていくの大変です。

ということで、リスクオフ相場の様相は薄れつつあり
ドル/円相場も106.60円まで上昇しています。
クロス円も堅調。

ということで、このまま堅調地合いが続きリスクオン相場へと
シフトするならばユーロ円Sは利益が減ってしまうなぁ、、ということで
ユーロ円118.77円ショートは118.17円で買い戻しました。
なんか膠着しちゃって思うように下がらなくなってきていましたし。

ドル円、クロス円はもみ合いなのでトレード妙味なしですね。

※ドル円、クロス円

1.1206ドルのユーロドルSはもうちょっと粘ってみます。
1.1150を超えたら買戻します。

ポンドがもうちょっと上昇してきたら買おうかな、、、と
思ってみていますが(1.2190ドルを超えたら直近レンジ上限ブレイク)
こんな記事も。

ポンド売り持ちブルーベイが解消-ジョンソン政権不信任、総選挙予測 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-21/PWKO096K50XS01

3年も続けてきたポンドショートを買い戻すヘッジファンドも出てきた。
まだ、ロングしたわけじゃないようですが、
ショートの買戻しだけでもポンドの下落が抑制され、上昇圧力が強まります。

こういうところが後に続けば面白い相場になると思うんですが、
今夜はフランス政府関係者が、
「英国の合意なき離脱は、いまや中心シナリオだ」と延べ、
フランスが合意なき離脱を想定していることを明らかにしたり、

ドイツのシュタインマイヤー大統領が
「バックストップについてはすでに議論されている」と述べたり
ショルツ財務相が
「すでに合意されたものであり、誰も変更を期待していない」と述べたりと
独政府からは離脱交渉を再開することについて否定的な発言が相次いでいることも
嫌気されてポンドは軟調地合いに逆もどり。

昨日のメルケル首相の
再交渉の余地があるような期待を持たせる発言に水を差しています。

どうなることやら全く予想できませんが
戦略としては1.2190を超えたら買ってみる、
再び1.2100を割り込んだら売ってみる、という
直近レンジブレイクにつく、と、テクニカル的に動くしかないんじゃないかな。

ダウロングは継続しています。

※追記
2:53にWSJにこんな記事が、、、
トランプ氏、前日の発言翻す「減税は考えていない」
https://jp.wsj.com/articles/SB10291394373379693750504585502351503294136

ちょっと、ちょっとどっちなのよ。。。

「今は減税は考えていない」と語った。
一方でその案を選択肢として残す考えも示した。

この報道が出て米株乱高下してます。
トランプ大統領、まだカードとしては残しているような気もしますが、
25890ドル割れたら手仕舞います・・・。


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2019年8月21日水曜日

米国の中間層向け減税検討とか、ドイツの財政出動辞さずとの報道、
中国の景気刺激策などを材料にマーケットは落ち着きを取り戻したかに見えますが

※VIX指数はWトップで下落基調へ


今夜は欧州通貨が騒々しいです。
これまで弱かったユーロ、ポンドが強いんです。

①イタリアのコンテ首相が辞任

イタリア、コンテ首相が辞任 連立政権崩壊
https://jp.wsj.com/articles/SB11215130880009883820004585500193768437352

連立政権の第1党の新興左派「五つ星運動」と、
ポピュリスト政権右派「同盟」が激しく対立していましたが、
同盟のサルビーニ副首相が解散総選挙要求、内閣不信任案を提出で
コンテ首相が辞表提出、という流れ。

これを受けて、マッタレッラ大統領は各党と新政権樹立に向けた協議を
始めるとみられますが協議が円滑に進まなず、新政権樹立が困難となれば
解散総選挙実施となります。
その場合、総選挙は10月下旬か11月初旬にも、と報じられています。

このニュースが流れた直後はユーロは売りが強まったんですけど、
何故か買戻しが優勢なのよね。。。。

イタリアは銀行の債務問題が長らく燻っていますが
足下では不良債権額は2015年のピーク時の半分にまで縮小しているようです。
そうはいっても、18年末の段階で利払いが滞っている債権の総額は
1800億ユーロもあるんですけどね。

コンテ首相辞任の報道を受けて
イタリア国債利回りは総じて4-10bp低下。
10年債利回りは9bp低下して1.34%に。
あれれ、債券買いか。売られて金利が急騰するよりマシです。

8/9に、同盟がコンテ内閣への不信任案を提出した時には
イタリア国債利回りが急上昇し、一時1.8%台前半まで上がって
(イタリア国債売り、ですね)いました。

政局不安が出たときにすでにイタリア国債を大量保有しているとされる
ウニクレジット等銀行株が大きく売られるなど株式市場にも
不安が波及していましたので、
逆にコンテ首相辞任で事が一歩前に進んだということで
事実で買い戻された、って感じなんでしょうか。

どうやら総選挙となる可能性よりも
新連立内閣樹立に向けた機運がより高いという指摘もあるようです。

それでユーロ買戻し、、、ですか、わかりませんなぁ。

そうそう、今週ドイツが財政出動もいとわぬ姿勢を示しましたが
イタリアもドイツと同額の500億ユーロの予算が必要とか言い出してます。
内閣不信任案を提出シタサルビーニ副首相。

伊、「衝撃的な」刺激策に500億ユーロの予算必要=同盟党首
https://jp.reuters.com/article/italy-budget-salvini-idJPKCN1VA0RW

大幅減税を主張、と有権者に向けては耳障りの言いご意見ですが
財源は・・・・あ、でも、現在イタリアの長期債利回りでさえ
1%台ということで債券売りのリスクは低いって見方もできるのかなぁ。。。

ドイツなんかがドカンと債券発行したらみんな飛びつくんじゃない?
ドイツ国債は現在、全ての年限で利回りがマイナス圏にあるんだから。
今やイタリア債券の利回りもこれだけ低いってことは
イールド狩り、つまり金利のある所にはお金が流れ込んでいるワケだものね。

ただ、この債券バブルはこれまでに経験したことのない事態ですので
どんな終わりを迎えるのが怖いですよねぇ、、、

膨らむ100年債バブル 景気減速でマネー逃避
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48621480W9A810C1EN2000/

2117年満期のオーストリアのユーロ建て100年物国債の利回りが1.2%とか?!
100年持っても1%だって、、、、。
おかしいわよね。
とりとめがなくなってきました💦

※ユーロドル


でもまだユーロ円118.77円ショート
1.1206ドルのユーロドルショートは継続中。

②メルケル首相、英国とのブレグジット交渉に前向き発言?!

EU、アイルランド国境問題で「実務的解決策」検討も=独首相
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1VA1QO.html

・EUはバックストップに対する「実務的な解決策」を検討する用意がある
・EU離脱協定の再協議は必要ない

メルケル首相の解決策検討の用意という発言を好感した、
ということでしょうか。ポンドが上昇しています。

※ポンドドル 上昇って言っても、ちょこーーっと

そして、今夜はこの方も。

③ブレグジット交渉、ボリスジョンソン首相発言

・EUとの交渉の際にバックストップ案の解決策を検討。
・EUは明らかに英議会が離脱を阻止する可能性考えている。
・EUの友人とパートナーは少しネガティブではあるが、
 合意は得られると考えている。

随分楽観的じゃない・・・・。合意は得られる?!

19日には、トゥスク大統領に書簡を送ったとしてその内容を公開。
ボリス氏は「バックストップ(安全網)」は「受け入れない」と
再交渉を要求していましたがEU側は

EUは再交渉要求に冷ややか、ジョンソン英首相の書簡は突破口ならず
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-20/PWJC3FSYF01S01

ということで、バックストップ案撤回はあり得ないと改めて主張しています。

ただし、英国がより具体的な案を打ち出せば交渉を始める余地が
生じる可能性も示唆しているようですので、
これまでの「何も進んでいない」状況から
ちょっとだけ、希望が見えてきたってことなんでしょうか。
ドイツのメルケル首相の発言は大きい。

ポンドはIMM通貨先物市場で随分ショートが積み上がっていますので
何かブレグジット交渉に期待や進展が見られれば買戻しも、、、
ポンドロングも面白そう。。。です。
1.2190ドルを超えてきたら乗ってみようかな。
逆指しの買い、ですね。怖いけど。
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2019年8月20日火曜日

先週末16日㈮のダウ平均が300ドルを超える大幅高で終わったことに加え、
今日はいくつかの市場の過度な悲観を緩和させるニュースが
東京市場での下げ止まり、、、やや反発相場につながりました。

19日㈪の日経平均は +144.35円 20563.16円

①米国家経済会議(NEC)クドロー委員長「景気後退の兆しはない」と断言

米政権「景気後退ない」強調 市場の不安払拭狙う?
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48701420Z10C19A8EAF000/

~先週は前FRB議長のイエレンさんも同じようなことを言ってました。

米景気後退入りの公算小さい=イエレン前FRB議長
https://jp.reuters.com/article/yellen-us-economy-idJPKCN1V41UQ

ただしこれは何の根拠もなく気休め。

中国が金利システム見直し、「ラストマイル」に挑む-利下げ効果狙う
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-18/PWGHBY6KLVR401

・貸し出しの新レファレンスレート(LPR)公表開始-8月から毎月20日10:30

市中銀行はLPRを「中心に」企業と家計への新規融資の金利を設定が
義務付けられます。これによって全般的な貸出金利下がると考えられることから
利下げに相当する効果が期待できる、というものです。

そういえば、先週金曜にもこんなテコ入れ策を発表していました。

中国、戸籍制度改革などで可処分所得引き上げへ=NDRC
https://reut.rs/2YMhffo

2019-20年に可処分所得を引き上げる内需刺激策打出す方針

米国、ファーウェイに対する制裁猶予を90日間延長-ロス商務長官
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-19/PWHI5QSYF01S01

次の期限は11月19日前後

中国からのテコ入れ策と米国による制裁の延長で上海総合指数は大きく上昇。
ただし、決してチャート形状は良くありません。

※上海総合指数日足


中国が下げ止まってくれれば世界景気後退の懸念が和らぎますので
リスクオフ相場は一呼吸、ってとこでしょうか。

さらに、先週の4-6月期GDP成長率がまさかのマイナスだったドイツからも
大胆なテコ入れの用意があるとの報道が。

ドイツ政府が財政出動準備、深刻な景気後退に備え緊急計画-関係者
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-19/PWHI5QSYF01S01

・経済危機が生じた際には500億ユーロ(約5兆9000億円)の追加支出を用意

6兆円近くの財政出動って、凄くない?!
ドイツがそこまで考えているというのに、
日本は10月から増税、緊縮路線ってのはいただけません、
このままいくと円高やむなし。
ですが、短期的にはリスクオフ相場の鎮静化がドル円をサポートするのかな。

この流れで行くと、やはり9月の日銀では何か出さないと、、、って思います。
日銀も動かざるを得ないのではないでしょうか。
9月ECBが12日、FOMCが17-18日、日銀が18-19日ですが、、、。

ドイツの財政出動という話が出てきたことで、DAXも下げ止まるか?!

※DAX日足 


日足でみるとチャート形状は良くないんだけど週足でみると、、、

※DAX週足 200SMAがサポートされるかも?!


と、世界が(特に悪い中国とドイツ、別段悪くない米国もすでに利下げサイクルに)
リセッション入りの流れに抗う動きとなっていますので、
ダウロングはもう少し粘ってみます。

市場の予想しているようにECBは9月、利下げに動くでしょうし、
ドイツもバラマキに動くかもしれませんし
ユーロショートはまだ継続でいいんじゃないかな。
ユーロ円、ユーロドルSどちらも継続。

そして、今日はカナダドルをショートしました。

今日、証券会社向けにカナダドルのコラムを書いていたんですが、
そこで整理しているうちに、ハタとカナダドルの下落余地が大きいのではないかと。

現在カナダの政策金利1.75%もあるんです。
先進国では米国に次ぐ高金利通貨なんですね。

そして、先週8/14米国の長短金利の逆転が市場の話題となりましたが
この時、英国とカナダも同様に長短金利が逆転していたんです。

カナダの2年債10年債の逆転は2007年以来12年ぶり。
その前は2000年にも逆転したのですが、その後カナダ中銀は積極的な
利下げサイクルに入っています。

カナダの次回の金融政策会合は9月4日です。

動かないワケがないでしょ?!

カナダは2018年10月に0.25%の利上げが実施されたのを最後に、
金利が据え置かれています

NZも豪州も今年2回づつ利下げして、
それぞれ1%にまで政策金利を引き下げました。

カナダも結構な利下げの可能性があるんじゃないか、、、ということで

ドル/カナダを1.3280ドルで ロングしています。

米国も利下げサイクルに入っていますし、
トランプ大統領はあと1%下げろと圧力をかけていますが、
米国は9月FOMCに動いたとしても0.5%が精いっぱいでしょう。

※ドルカナダ 日足 ドルカナダなのでドルロング、カナダショートです。


NOTE 

「バイ」アベノミクス、▲1兆5000億円 海外勢が累積で売り越しに
https://www.quick.co.jp/6/article/22736
7年間の「貯金」は完全に吹き飛んでしまった形・・・( ノД`)ウェ∼ン…
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2019年8月18日日曜日

8月14日、とうとう米国債2年債と10年債の利回りが逆転。
リセッション入りの前兆として市場が注目する指標であるため
この日のマーケットではリスク資産が売られる大波乱となりました。
逆転現象は一時的なもので、現在は再び10年債利回りの方が2年債を若干
上回って推移しています。


ただし過去の経験則からみれば、逆転してから平均で22か月後に
リセッション入りしており、すぐに景気が悪化するわけではないことや
その間、S&P500は平均で15%程度上昇してきた事実もあります。

すぐさまリスク資産を売るのが正しいのかどうか、、、皆迷っていますね。

ダウは200SMAを支えに反発しそうな形にも、、、

というのも、米国はFF金利が2.0~2.25%で、2%強の利下げ余地があります。
トランプ大統領は現時点でFRBに1%の利下げを要求していますが
9月のFOMCでは0.25%の利下げは100%織り込まれ、0.5%幅の利下げ織り込みが
日に日に高まっているという状況で、
この利下げ期待が株価を支える可能性もありますよね。

また、前のFRB議長であるイエレンさんは
リセッション入りの公算低いと発言しています。

米景気後退入りの公算小さい=イエレン前FRB議長
https://jp.reuters.com/article/yellen-us-economy-idJPKCN1V41UQ

私は、株価のピークアウト、大調整はいずれ来るだろうと思いますが
その前に利下げ期待でもう一度株価が上がる局面があるんじゃないか、
ということでダウロング中ですが、あまり引っ張らずに手仕舞うつもりです…。

やはり、世界から金利が消失する中で、米国がたった2%程度の
利下げ余地があってもどうにもならないと思います。
過去の逆イールド時とは状況が異なります。

ドイツはとうとう4-6月期のGDPがマイナス成長に転落しましたが
これを受けて、財政出動もあり得るとしています。

ドイツは債務増加いとわず、リセッション入りなら-シュピーゲル誌
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-16/PWC4ZL6K50XS01

これも一時的には市場に好感されるとは思いますが
ドイツがその域にまでに達するってことはよほど景気が悪い、ということに
他ならないわけで、決してリスクを取れる環境にはないですよね。

そしてそのドイツの景気悪化の最大の要因は中国の景気悪化です。
多分、米中貿易問題がなくても中国の過剰債務、過剰在庫の問題は大きく
景気を支えていくのが難しかっただろうと思うのですが
そこへ来て、米国からの関税引き上げ。
人民元安は決して誘導しているわけではなく、
中国からの資本流出に耐え切れなくなっているのが実情かと思っています。

というわけで、クライマックスは近いと思うのですが
どこがすっ天井なのかが問題。米利下げやドイツの財政出動などが
一時的に相場を押し上げれば売り方の踏み上げが大きくなります。
リーマンショック前に相場が上がり続けた記憶が鮮明に残っています。

25623ドルCFDダウロングは継続中ですが、
今週は金利やドルを動か巣可能性のあるイベントがいくつかありますので、
利食える位置には注文を置きながらの対処。
いつ何が起きるかわかりません💦

まずは21日(日本時間22日午前3時)
前回7開催のFOMC議事要旨が公表。

7月のFOMCでは10年半ぶりの利下げに踏み切りましたが
今回は「予防的利下げ」と呼ばれる変則的な利下げ。
雇用は堅調、GDP成長率もそれほど悪くありません。

また、7月FOMCでも市場の一部には0.5%利下げ期待の高まりが
みられましたがFOMC前にNY連銀総裁が過度な利下げ期待を鎮静化させる、
というようなことがありました。
結局FOMCでは0.25%の利下げを実施したわけですが
どのような話合いがなされていたのかにも注目です。

そして今週は22日から24日ワイオミング州でのジャクソンホール会合に注目。
FRB議長を初め、各国の中央銀行総裁や著名な経済学者などが集まるシンポジウム。
今年のテーマは「金融政策における課題」ですが
過去、ジャクソンホールでは重要な金融政策の実施、変更などが
示唆され、後に実行されてきた経緯があるため注目度も高いイベントです。

2010年 FRBバーナンキ議長 量的緩和政策第2弾を示唆
2014年 ECBドラギ総裁 金融緩和政策を示唆 
2016年 FRBイエレン議長 早期利上げを示唆 

パウエル議長の講演は23日に実施されるようですので、注目。

ユーロ円118.77円ショート
1.1206ドルのユーロドルショートも継続中。

ドル円は105円をクジラが支えているという観測が高まっており
短期的には戻り局面にあるように見えます。
クロス円も下げ止まって揉みあい中ですが、
まだ底入れしたわけじゃありませんね。

■気になるニュース
米財務省、期間50年や100年の超長期債の発行再検討-金利急低下受け
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-17/PWCQ04T1UM0X01

アルゼンチンか?!

と思うような話ですよ、、、
アメリカが100年債を発行するってとこまで行かないと
金利のある商品が見当たらない時代へ突入してしまっているってこと?!
金利で稼ごうって時代は終わりに近づいています。
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今週の予定

19日(月)
日本貿易収支(7月)
NZ生産者物価指数(第2四半期)

20日(火)
コンテ伊首相、演説
クオールズFRB副議長、講演

21日(水)
米中古住宅販売件数(7月)
FOMC議事録(7月30-31日開催分)
日米貿易交渉閣僚協議

22日(木)
インドネシア中銀政策金利
ドイツ製造業PMI速報値(8月)
ユーロ圏製造業PMI速報値(8月)
ECB議事録
年次シンポジウム(ジャクソンホール、24日まで)

23日(金)
日本消費者物価指数(7月)
米新築住宅販売件数(7月)
パウエルFRB議長、ジャクソンホール会合で講演

24日(土)
G7首脳会議(フランス、26日まで)

2019年8月15日木曜日

全然戻りませんでしたねぇ、、、、

対中追加関税第4弾発動、一部製品を12月に先送りというサプライズも
根本的な解決というわけではないので、それによる反発は限定的に
決まってるじゃないか、という指摘はごもっともですが
それにしても、もうちょっと価格修正があるかと思ったんですが。。。

今日の話題は、米10年債と2年債利回りの逆転。

これまでも3か月と2年とか、短期債市場での逆転は
たびたび話題となってきましたが
リセッション入りとなるメルクマールとして教科書的に注目されているのが
10年債と2年債の利回りの逆転です。

これがとうとう8/14今日、実現しました。

米30年債利回り過去最低、2年債と10年債は長短金利が逆転
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-14/PW82F0SYF01S01
イールドカーブが米英で逆転、世界経済は「悲観一色」との声
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-14/PW885L6TTDS501

これが今日の欧州からNY市場にかけての
リスクオフ相場加速のトリガーですね。

過去の経験則からすれば、イールド逆転からリセッション入りまでは
1年半から2年近くかかっているため、
今すぐに株を売らなくてはならないという事態ではないんです。
むしろこの間米株S&P500は平均で15%ほど上昇を続けています。

しかし、あまりに市場がこのイールドカーブ逆転を意識しすぎるあまり
逆転した事実に反応が大きくなっちゃってるみたいね。

ということで今夜ダウ平均は700ドルを超える大幅下落となっています。

25717ドルのダウロングは、26171ドルで手仕舞いました、、、、
もっと伸びると思っていたんだけどな(´・ω:;.:...


106.34円でロングしたドル円は106.196円で損切し
ユーロ円を118.77円でショートに切り替えました。
1.1206ドルのユーロドルショートは継続。

ただし、9月のFOMCでの利下げ織り込みは100%にもなっていますし
ここから25bp3回の利下げを市場が催促しちゃってますので
これが実現する過程においては、最後の米株バブルが発生する可能性もあり
今週の安値は拾ってリスクテイクしたい気持ちもあるんですよね。

てことで、700ドルも下げたんだから明日は反発するだろうということと
それでもなお200SMAが支えとなる可能性があると考え
先ほどダウ平均をCFDで25623ドルで再ロングしています。

今夜の安値レベル25508ドルを割り込んだら撤退します。
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2019年8月14日水曜日

米政府が、中国への追加関税について携帯電話など一部品目への発動を
12月15日まで遅らせると発表、
トランプ大統領が米中の電話協議が非常に生産的だったと
好調な結果をアピールしました事を好感してNY市場ではリスクオン相場に。

※ダウは200SMAが支えとなっていますね

また、8/8に1ドル7元の節目を突破する元安となったことが話題となりましたが
中国人民銀行は8月に入って9営業日連続で人民元基準値を前日比で元安に設定
していました。それが今日14日、10日ぶりに機陣地を前日比で元高に設定しました。
これは米国との歩み寄りを示した、ということなのでしょうか。

日経平均も上昇しています。
しかし、日経平均はろうそく足が小ぶりで窓だらけですね。。。。
海外時間のボラティリティは大きいのに
東京時間のボラティリティが小さいってことかな?!

※日経平均


しかし、日経平均は200SMAが下向きで20SMAも下向きにターン。
強い形には見えませんね💦

ただ、ドル/円相場が下値固いので、
ここから大きく崩れていくイメージもないんですよね。
夏の間は20000円~21500円レベルでのレンジなんじゃないかな…。

※ドル円、クロス円

米中の歩み寄り演出でドル円クロス円は急反騰。
ドル円を106.34円で軽めに買ってみました。
ドル円、クロス円は少し戻りそう。
長く持つつもりはありませんが、短期戻りを狙ってみます。

25717ドルのダウロング、1.1206ドルのユーロドルショートは継続。
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2019年8月13日火曜日

お盆ウィークらしい展開(^-^;

そもそもは8/1トランプ大統領の中国への関税第4弾発動Tweetから始まった
リスクオフ相場ですが、テクニカルな反発の後
香港情勢とアルゼンチンというリスク要因が加わっての再下落です。

■香港情勢

香港空港、デモの影響で全便欠航となったことで
人の移動、経済活動が止まることを嫌気した売りが世界に広がりました。

金融香港株式市場でキャセイパシフィック航空の株価が大幅下落しましたが
大手HSBCなどの金融機関銘柄も売られています。
アジア投資へのエクスポージャーの高い銘柄が売られて
世界に波及していくのでしょう。

13日朝、運航を再開していますが、香港のデモは10週も続いており
どのようにこれが終息するのかが見えません。

中国の武装警察が大規模訓練を開始、武装車両が香港に終結している
などの報道もあるようで緊張は高まっているようです。

■アルゼンチン

11日投開票の大統領予備選で左派のフェルナンデス元首相が、
改革・開放路線を進めた現職のマクリ大統領に大勝しました。

世論調査では両者の支持率は拮抗していたようで、
この結果はサプライズだったようで、
ゆえにマーケットへのインパクトが大きくなっているのね。

敗れたマクリ政権では経済改革で景気を回復させ、雇用を生み出す方針を掲げ
開放路線を推し進めてきたようですが、結果が出なかったようです。
1~3月期GDPは前年同期比5.8%減、4四半期連続でマイナス成長。
5月のインフレ率は年率57%、失業率は10.2%、、、国民の不満も高まりますね。

では今回大勝した左派、フェルナンデス元首相で経済回復が実現できるかというと、、
EUとのFTAを見直す方針を掲げている他、
食品に対する付加価値税の撤廃や年金の増額など大衆迎合的な政策を掲げていますので、
改革開放路線がとん挫、経済がさらに混乱するとみられているのです。

ということで、アルゼンチン売りが、、、

アルゼンチン・ペソは一時36%安の1ドル=53ペソ、過去最安値を更新。
代表的な株価インデックスメルバル株価指数は30%超の急落。

100年債が一時27%急落(100年債があるってとこもすごい)
CDS市場では、5年物の保証コストが808bp上昇。
アルゼンチン株ETFはNY市場で22%の大幅下落。

※VIX指数も急反発

ということで、全面リスクオフのようなムードですが
お盆ウィークなので、、、、
どうでしょう、今週には短期的に下げ止まるんじゃないでしょうか。

ドル/円相場も105円05銭まで円高局面があり
年初1/3のフラッシュクラッシュの安値104.87円に迫っていますが、
意外と東京市場で下値が固く、105円はサポートされそうなのは
GPIFなどのクジラの買いでも出ているんでしょうか。

105円、日経平均2万円は皆が意識しているレベルですので
リスクオフムードが市場を覆っているとはいえ、
このレベルで逆張りで買い向かう向きもあるでしょう。
いつまで支えられるかはわかりませんが、、、。

あまり底値を叩いて売りたくないのよね。
売るなら戻ってから、です。

ドル円、クロス円はここから売り参戦せず静観。
かなり下落急なので。

※ドル円、クロス円


ですが。
ちょっとユーロ/ドルを売ってみました。

ユーロドルは何度も抵抗にあってはじいてきた1.110ドルの節目を
7/31のFOMCの日に割り込んで下方向に走るかと思われたのですが
1.1026ドルで下げ止まり大きく反騰。

※ユーロドルチャート

ただし積極的にユーロを買う理由もなく、
この反騰はショートカバーだったんじゃないかと思われます。
米国の想定を超える利下げの可能性を織り込んでドルが弱かった、
ということもあるかと思いますが、欧州は欧州で9月に利下げが見込まれており
米国がどんなに急いで利下げしても、その差は埋められません。

現在反発後1週間ほど高止まり中ですので、
そろそろ下げてくるんじゃないか、、、と。

本当にリスクオフならリスク資産が売られて基軸通貨のドルに戻っていきます。
リスクオフならドル高、円高ですしね。。。
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2019年8月12日月曜日

お盆ですね。
12日㈪は山の日で東京市場は休場。
休まぬ為替市場では閑散となる東京市場が狙われやすいので
投機筋による円高アタックに注意が必要です。
お正月とか、GWとかお盆は円高になりやすい。

勿論それぞれに理由はあります。
8月だと15日の米債の償還と利払いによる円転というのが指摘されてきましたが
昔に比べて米債償還月が2月8月に偏りがなくなった現在では
これが理由による実需による円高というよりは
こうしたアノマリーをバックに仕掛けが入るだけということなんだけどね。

それと9月決算のヘッジファンドによる45日ルールが8月15日にあたる、
という指摘もありますが、9月決算のヘッジファンドがそれほど多いのか?!
という疑問もあります。

もっともしっくりくるのが、お盆休みに日本のメーカーさんなどが長期休暇に
入るため為替市場でも流動性が低下する時期に、投機筋が並べられた注文を
狩りに来るということだろうと思います。

今偏っていると思われるポジションは
IMM通貨先物ポジション、投機筋はポンドが空前の売り越しとなっていますが
くりっく365や店頭5社計でみるとむしろポンドロングが積み上がっています。

投機筋のショートに日本の個人がポンド買いで向かっている構図、、、
下がるたびに五月雨式に入るポンドの買いが、さらなる下落を誘っている可能性が。
日本からの買いが出なくなり、買い手不在となれば、下がりようがなくなりますから
ショートカバーが起こるかもしれません。
下がり続けるポンド相場は買い手が消えないからですね。
しかし、スワップもつかないポンドを底入れが確認できない中で
買い向かうのは無謀というもの、、、確かに投機筋のポジション積み上がりをみれば
大きく巻き戻すことを期待してしまいますが、、、。

※左・IMM通貨先物ポジション/中央 店頭5社の売買比率/ 右・くりっく365のポジション


それから投機筋はとうとう先週円ロングに転じました。
一方で店頭5社のドルロングはどんどん積み上がっています。

ドル円を売る投機筋、買い向かう日本勢というところでしょうか。
ただし、くりっく365の個人投資家は投機筋と歩調合せて円ロングを積み上げています。

よって、このお盆にドル円が猛烈に円高に行くほどのポジションの偏りは
みられない、、、ということなんじゃないかと思うのですが
クロス円では相変わらず豪ドル円、NZドル/円の買い比率が高いままなので
クロス円主導で下落する可能性は否定できませんね。

ともかく、株式市場が幾分下げ止まりを見せた先週、
為替市場ではドル円の下落が続き、年初来の円高水準にまで来ちゃった、
という事実がありますので、警戒は必要です。

相変わらずトランプ大統領野tweetによる発言は止まりませんし、、、

トランプ大統領:9月の米中協議、キャンセルになっても「構わない」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-09/PVZ544T0G1KY01

ただし、為替市場においてトランプ大統領がドル安政策に打って出るという警戒が
強まっていますが、こんなことも発言しています。

トランプ大統領、ドル安誘導せずと言明-「その必要ない」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-09/PVZ81X6S972901

ドル安誘導の計画があるかと記者団に質問され、「いや、その必要はない」と答えた。
その上で、米金融当局が政策金利を引き下げればドルを自動的にやや押し下げることになり、輸出業者への圧力が和らぐと付け加えた。


ということで、さすがに実弾の介入もあり得るという警戒は行き過ぎだったと
安堵も広がりそうなものですが、しかし、FRBへの利下げ圧力は
ここからさらに1%を要求していますので(^-^;
やはり金利の低下は免れないと思います。

トランプ氏、1%利下げ要求 FRBは米経済に「手錠」
https://jp.reuters.com/article/usa-fed-idJPKCN1UZ1SR

それでも、欧州、日本はすでにマイナス金利、英国もゼロ金利(0.75%)
豪州、NZはどちらも1%の政策金利と、米国がここから1%下げたところで
FF金利は1.25%もあるわけで、米国があと1%利下げする過程では
金利差は縮小しますが、それでも他国と比べると高金利、なかなかドル安には
ならないんじゃないかと思うんですけれどねぇ・・・。

また、利下げを好感し米株が上昇すれば、リスクオンムードがドル円を
支えてしまう可能性もあるんじゃないかとも。
ドル円はポジションの偏りがそれほど大きくないので、
過度な警戒は無用かと思っているのですが、甘いかな?!

ポジションはダウロングのみです。
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今週の主な予定

■8/12(月)
 振替休日

■8/13(火)

英(17:30)ILO失業率 (前回3.8%)
独(18:00) 8月 ZEW 景況感指数 (前回▼24.5)
米(21:30) 7月消費者物価 (前回0.1%:予想0.3%)

■14(水)
日(8:50) 6月機械受注 (前回▼7.8%:予想▼1.0%)
豪(9:30)8月消費者信頼感指数(前回▼4.1%)
中国(11:00)7月鉱工業生産(前回6.3%:予想6%)
      7月小売売上高(前回9.8%:予想8.6%)
独(15:00)4-6月期 GDP (前期 0.4%)
英(17:30)7月消費者物価(前回0%)
      7月小売物価(前回0.1%)
      7月生産者物価(前回▼1.4%) 
米(21:30) 7月輸出入物価(前回▼0.9%)

■15(木)
豪(10:30)7月雇用統計(前回0.05万人:予想1.8万人)
英(17:30)7月小売売上高(前回1.0%)
米(21:30) 8月 NY 連銀製造業景気指数(前回4.3:予想3.3)
          8月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(前回21.8:予想10.0)
          7月小売売上高(前回0.4%:予想0.2%)
米(22:15) 7月鉱工業生産・設備稼働率(前回0%:予想0.2%)

■16(金)
米(21:30) 7月住宅着工件数(前回125.3万件:予想126万件)
    
米(23:00) 8月ミシガン大学消費者マインド指数(前回98.4:予想98.0)

2019年8月9日金曜日

トランプ砲(9月~中国関税第4弾発動をtweet)で
4営業日1024円も下げた日経平均は、今日、何とか下げ止まりました。

8日㈭日経平均は +120.16円 20636.72円

7日㈬のNY市場オープン直後ダウが550ドルも急落したのですが

大引けにかけては下げ幅を大きく縮小。
なんと終値では22ドル安。500ドルも下げ幅縮小したんですから
ボラティリティ高い相場ですよね。

※米ダウ平均日足 200SMAでピタリ支えらえている

 
 シカゴ連銀のエバンス総裁が追加利下げの必要性を示唆したことで
下げ幅を縮小したと解説されていますが、、、、

トランプ大統領も
「より大きな幅で、より速いペースで」利下げする必要があるとの考えを示しており、
連日でFRBへの圧力Tweetを投稿しています。


そしてなんと大統領補佐官であるナバロ氏も6日、
「FRBは年末までに少なくとも0.75%か1%利下げしなければいけない」

と発言しています。FRBの独立性とか、どうでもいいトランプ政権。


あまりの酷さに歴代FRB議長が米WSJ紙に連名で論説を寄稿。
 

歴代FRB議長、パウエル氏への政治的圧力でトランプ大統領に抗議
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-06/PVTD11SYF01S01
政治的圧力や幹部解任の脅威を受けながら
金融政策当局が責務遂行を目指す状況はあってはならない


この寄稿があってもお構いなし、ですが。

というわけで、米株は追加利下げ期待で下げ止まったと言えそうです。

金利先物市場では9月利下げ確率が100%にまで上昇。
利下げ幅も0.25~0.5%を織り込み始めています。

ただし、米長期債利回り1.6%割れというところまでの低下は
やややりすぎの感が。ということで、長い下ヒゲをつけて反騰中。
大底とは言いませんが、しばらく戻るのでは・・・?


※米長期債利回り
 

来週はお盆です。
そして週明け12日は山の日で祝日。

ということで流動性が低下する時期となりますので
積極的にリスクを取りにくい時期ですので
新規ポジションはなし。

現時点ではダウが再び最高値を更新するとは思っていませんが
9月の大幅利下げが実現されそうなムードが強まると
米株は強気が継続すると思いますので、もう少しロング粘ります。
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2019年8月8日木曜日

今日のNZの金融政策決定会合は注目していたんだけど
ノーポジションでこの急落を取れなかったことが悔やまれる…。

7日、RBNZ(NZ中銀金融政策会合)では、市場予想が0.25%のところ
0.5%の利下げを決定。NZの政策金利は1%に引き下げられました。

6日のRBA(豪州中銀理事会)では政策金利が1%に据え置かれています。
もっとも、RBAは6月に3年ぶりの利下げに踏み切り、7月も連続利下げを実施。
今回はノーアクションであることは予想通りですし、
NZに先行して利下げを決定していました。

NZは5月の理事会で最初の利下げに踏み切っていたため
NZが先んじてオセアニア利下げ競争に火をつけたのですが、
その後豪州が2か月連続で利下げをするものだから、NZの方が金利が
高い状態になっていましたが、今回の利下げで豪州に並びました。

豪州、NZはなかよく政策金利1%です。

しかし、今日はRBNZの声明もめっっちゃ弱気だった…。

低い政策金利(OCR)が雇用や物価の目標達成に必要
今日の行動でインフレターゲットに向かう責任を見せることができた。
2021年第4四半期にはターゲットである2%へ到達する。
2020年第4四半期にはOCRは平均で0.91%に落ちている。

しかも「われわれは1%だが、他の多くの諸国が1%を下回り、
ユーロ圏とスウェーデン、日本がいずれもマイナス金利を採用する状況を見れば、
われわれがマイナス金利を使わざるを得なくなる可能性は間違いなくあり得る」

とマイナス金利政策導入の可能性にまで言及。

こりゃ市場はNZドルの売り浴びせに走りますよね。
同時にNZがその覚悟なら、きっとRBA(豪州)も競うように
追加の利下げに踏み切るだろうという思惑が広がって、
豪ドルも同時に売られています。

このオセアニアの下落、ポジションなくて残念無念。
あ、NZドル/円、豪ドル円なども急落し、これに連れて
クロス円に下落圧力が強まったためユーロ円のロングはカットしました…。


7日の日経平均は4営業日続落。68.75円安の20516.56円
4日間の下げ幅は1024円。

それから新しいニュースが出たわけでもないのですが
世界の長期債利回りの低下が止まらず、、、、

※主要国の長期債利回り一覧

今夜米長期債利回りは一時1.6%を割り込む瞬間もありました。
FF金利が2.0~2.25%なのに、、、
長期金利はこれを1%も下回っているなんて。

金利が消えればゴールドの天下ですね。
(金利のつかない金のデメリットがなくなる)
株価も不安定ですので、株を手仕舞って逃げてきた資金はゴールドへ。
米国の制裁を恐れる中国、ロシアなどは
せっせと米債を売却し金買いを続けています。

ドル建て金価格が1500ドル大台を突破。
円建ての金先物市場でも1g5000円を突破しました。
(地金商の店頭価格はもっと早くに5000円を突破していましたが)

※ドル建て金先物月足 月足レベルできれいな上昇トレンド開始


そして、新しいネガティブニュースがあったわけではありませんが
NY株式市場オープンと同時に米株はドラスティックに下落し
一時下げ幅は500ドルを超える局面も。
現在下げ幅縮小中です。

8/6に作った 25422ドルのダウロングですが
8/7NY市場オープン前、変な下げ方をしていたので、
(生放送の前だったので、逃げておこうと思い)
25743ドルで手仕舞いました。微益。

その後帰宅し、1:30頃、25717ドルで再度ダウ平均をロングしています。
200日SMAがサポートされるんじゃないかと思って。
6日も下ヒゲを作って陽線引けとなりましたものね。

為替市場では、足下ドル安の展開なのですが
(世界の金利低下中ですが、やはり米金利低下に連れてドル安なのか)
これが長期化するかどうかまだ確信が持てず。

今日のオセアニア急落も乗れていなかった反省もあって
FXのポジションは作らず様子見です。
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2019年8月7日水曜日

朝起きて(゚Д゚;)びっくりしました。

突然中国が「為替操作国」に認定されてちゃってんだもの。

いえ、だって、為替操作国と認定するには
米国が決めた条件ってのがあるんですよ。
しかも、これを認定するタイミングってのがあって
毎年4月と10月に作成する「為替報告書」にもとづいて
認定されるとばかり思っていました。
少なくてもこれまではそうだったはず、、、。

その認定の条件ですが

①貿易収支 ⇨ 対米貿易黒字額が年間200億ドル以上
②経常収支 ⇨ 経常黒字額が国内総生産(GDP)比で2%以上
③為替介入 ⇨ 為替介入による外貨購入が1年で6カ月以上かつGDPの2%以上

3つの条件を満たすと「為替操作国」と認定され、
2つの条件を満たすと「監視対象」とされることになっています。

2019年5月に公表された為替報告書では、
中国は1つの条件にしか抵触していないんですよね。
ただし対米貿易黒字が巨額だということで監視対象国では
ありましたが、、、。
ちなみに、日本は2つ該当していて監視対象国です。

ということで、中国人民銀行は
「競争的な通貨切り下げを行っていない」
として為替操作国認定に抵抗をしめしています。

トリガーは8月5日のドル人民元の1ドル7元の節目突破でしょう。
トランプ大統領はこれを為替操作だと非難しています。

ちなみに為替操作国認定となると、、、
米国との2国間協議が実施されるほか、米国だけでなく各国から
通貨切り上げを政治的に強く求められることになりますが、
応じない場合、米国との取引に制限がかけられることも。
制裁が厳しくなる可能性があるわけです。

これに驚いた市場は大きく崩れます、、よね。

6日㈫の東京株式市場、寄り付き直後には
一時下げ幅が609円となる場面も。
3日連続安で3日間の下げ幅は955円にも上ります。

ただし、大引けでは日経平均は134円安まで下げ幅を縮小しました。
どうも場中に見えざる手を感じましたね。
GPIFの買いじゃないか、というのがもっぱらの噂。

早朝、シカゴ日経平均先物は東京早朝に2万円台割りこみ
1万9890円まで安値がありましたが、
この下落で日経平均はPBR1を瞬間割り込んだようです。
このレベルはいったんサポートされるということが改めて確認できた形。

アベノミクス相場ではPBR1を割り込んだのは2回。
2016年2月12 日(0.99 倍)
2018年12月25日(0.99 倍)

どちらも、そこから下値を切り下げることはありませんでした。
ここから下値を掘るには、もっと材料が欲しいんじゃないかな、、、。

それと、週足では200MAがサポートしているようにも見えます。

※日経平均週足


米株の方は、日足の200SMAまで一気に下げてきましたね。
ここを割り込んだので、いったんは買いかな、と
NYダウを25422ドルでロング参戦しました。

※ダウ日足


現在25763ドルですので、若干プラスですが、
ここで絶対に下げ止まるという確信があるわけじゃないので
コストまで下げてきたら、カットします。リバ狙い。

クドロー米NEC委員長も
「米政府は引き続き9月に中国との貿易協議を米国で行う計画」
「トランプ米大統領は中国との協議継続を望んでいる」
協議継続姿勢を示していますので、、、。
周りがどんなにアシストしてもトランプ大統領のtweetひとつで
全てひっくり返ってしまうのですが💦

市場ではすでにFOMCの次回9月会合での利下げ観測が高まってきています。
CMEフェドウォッチでは0.25%利下げが83.5%、
0.5%利下げが16.5%となっています。え?9月に0.5?!(゚Д゚;)
催促相場に入ってきたようですね。
となるとドル安がくるかもしれません。
今日、ユーロやポンドが上昇した背景には米国のさらなる利下げ観測の
高まりがあったからかもしれません。

しかし、今日ドル/円相場は早朝に105.50円台まで円高ドル安が進行するも
意外と下げなかった印象です。

朝方発表されたニュージーランドの雇用統計が悪くない結果
だったことから、NZドル/ドルが大きく反発したことで
NZドル/円も上昇、下値が固い値動きとなったことも
クロス円相場のセンチメント悪化を防いだような印象も。

クロス円の下値が固いことをみて、
今日は午前中にキウイ円を69.40円台で、
ユーロ円を118.81円でロングしました。
キウイは明日に金融政策会合があるので、やはり伸び切らず、でしたね(^-^;
70円台まで上昇したのですが、現在69.40円台に行って来いです。
これは69.50円台で逃げましたが、ユーロ円はまだ持っています、、、。

このままリスクオフ相場が終焉するとも思えないのですが
安値を叩いて売るよりはリバ狙いのロング局面ですね。
売りは株、ドル円、クロス円が上がってきたら再考します。

明日は日経平均も上がるんじゃないでしょうか。
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2019年8月5日月曜日

米中の溝埋まらず、、、、がリスクオフ相場を助長させています。

週明け5日㈪の東京株式市場、
日経平均は20720.29(-366.87)▼1.74%
12:30には下げ幅が572円となる場面も。

先週8/2時点で、韓国ウォンが1ドル=1200ウォンのレベルを突破した
ことが懸念されていたようですが、私はそれを見落としていましたね・・・。

韓国ウォンが下落-17年1月以来の1ドル=1200ウォン台
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-05/PVQM386JTSEA01

※ドルウォン


そして今日は、中国人民元です。
東京時間10時過ぎに人民元が対ドルで節目とされる1㌦=7元を突破しました。
実に11年3カ月ぶりのことです。

人民元が下落、約10年ぶりの1ドル=7元台-オフショアでは最安値
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-05/PVQQRN6KLVRA01

このレベルを突破したことが、リスクオフ相場を助長したとの指摘も。

※ドル人民元


人民元安、ドル高野重要な節目(防衛ライン)とされていたレベルの
1ドル7元ですが,
これを突破したことの裏には何があるんでしょうか。

例えば、トランプ大統領が突然Tweetした、追加関税第4弾、
残りの中国製品への追加の10%の関税に対し、人民元を10%安くすれば
追加関税デメリットは相殺される、と考える向きもあります。
その場合、1ドル=7.70元までドル人民元の上昇は覚悟か。
トランプ大統領への反撃という見方もあります。

トランプ氏の主張逆手に-嫌がる「為替」「農産物」で中国反撃
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-05/PVR2VJ6S972L01

しかし、中国からの資本流出を心配する声もありますね。
中国当局は現状で自ら人民元安に為替誘導すれば、中国から資金が
逃げ出すことも目に見えていますので、自国安誘導しているとも思えません。

ビットコインの上昇って、米株安との相関性が高まっているとの指摘が
大きいですが、中国株安、人民元安の地合いが強まった時に
ビットコインが上昇するという相関も見られます。
これは、規制の厳しい表の世界での資金移動が難しいため
仮想通貨市場を使って資本を海外に逃がしているということね。
だからビットコインが一時的に需要が旺盛となるため上昇している、、、のか。

今日のドル人民元1ドル7元の節目突破を受けて、か、
中国人民銀行はHPに心配ないさ~のメッセージ掲載。

人民元相場の安定維持可能と確信=中国人民銀行
 https://jp.reuters.com/article/pboc-yuan-idJPKCN1UV0AE

今日の人民元急落が、恣意的に演出されたものなのか
不可抗力だったのかはわかりませんが、
どのみち、米中の貿易摩擦が落歩み寄りを見せ
落としどころが見えてこないことには、安心できませんね。

先週のトランプ大統領の中国への追加関税Tweetに触発されたか
中国が国営企業に米国産農産物輸入を停止するよう要請したとも
報じられており、溝は深まるばかり・・・・。

今夜のトランプ大統領は
「中国の為替操作は重大な違反行為だ」
と人民元安が当局の誘導(介入?)によるものだと決めつけています。

そんな中こんなニュースもあって

世界最大級の銀行、時価総額急減-中国政府が練る中小行支援を懸念 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-05/PVQNKQ6S972801

ますます中国がヤバそう(その前に韓国の方がもっと大変そう)
ですが、世界の債券市場に資金が逃避するものだから
各国の債券利回りが急低下中で
とうとうイールドカーブコントロール中のJGB、
日本国債の長期債利回りがマイナス0.2%まで低下しました。

イールドカーブコントロールでは長期金利を
0%±2%に固定するとしていますが、そのマイナス2%に低下したわけね。

長期金利マイナス0.2%、3年ぶり低水準-日銀操作目標の下限に並ぶ
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-08-04/PVQHA96S972801

それでも、日本国債はほかの主要国債券に比べれば利回りは安定して動かず、
(コントロール中だもの)どんどこ下落する国と比較すると円高、、、よね。

今日はドル/円相場が105.80円台まで下落し
先週FOMC明けには109.30円台まで上昇したのがダマシとなり
ブルトラップでの下落が、、、、派手ですね。

このマーケットを警戒したか、今日は財務相、日銀、金融庁の3者が会合を持ちました。

財務官、為替「経済・金融にマイナスなら対応」 3者会合後会見
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL05HZB_V00C19A8000000/

この3者が現時点で何をするわけでもなく、、、
せいぜい、あんまりやらかすと何かするよ、という警鐘を鳴らすということ
くらいしか出来ないかとは思うんだけど、この会合を持つと
一旦円高が止まったりするから、軽く見ることもできません。

それにしても、クロス円などは下落のスピードが速すぎる。
大局でクロス円相場は下落方向で見ているんですが、
短期的な下落に対しても戻り(買い戻し)も大きくなりそうで
クロス円ロングは今夕手仕舞ってしまいました。

ユーロ円 120.76円S ⇒ 117.94円
NZドル円 70.04円S ⇒ 69.004円 

一度、戻りを入れる局面のような気がして。。。

今夜ダウは500ドルを超える大幅下落中ですが
200EMAが接近しています。これに絡む水準で下げ止まれば
一度反発する方向にかけて短期ロングもありかな、と思っています。

※23時に発表された7月のISM非製造業景気指数は予想を下回り
2016年8月以来の低水準に落ち込んでいます。

米ISM非製造業景気指数(7月) 53.7 予想 55.5 前回 55.1

このまま下値を売りたくないので、戻りを待ちます。
場合によってはロングするかもしれません~
 
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1日㈭の深夜に飛び出したトランプ大統領のtweetで2日の世界の株式市場、
為替市場、債券市場は軒並みリスクオフの様相を呈しました。

現時点で制裁関税の対象となっていない中国からの輸入品3000億ドル
(約32兆2300億円)相当に
9月1日から10%の追加関税を課すと発表。

2500億ドル程度の中国産品を対象とする25%の追加関税は継続することから、
中国からの輸入のほぼ全てが制裁関税の対象となる見通しです。

さて、これはまたトランプ流の駆け引きで、
9月1日前には落としどころが見つかるでしょうか。

その可能性も考えてディールしないとね。
3日、トランプ大統領はTweetで
「中国についての状況は非常に良好だ」としています。

あるいは、利下げするにはしたものの「緩和サイクルの始まりではない」と
要らぬコメントをしたばかりに株式市場の下落をもたらしたFRBに対しての
(トランプ大統領からの)圧力が増すかもしれません。

というか、トランプ大統領が圧力をかけなくても
米株が崩れていけば、FRBは「市場から」さらなる利下げの催促を
されると思われ、株式市場の下落にはテクニカル的な節目では
歯止めがかかるんじゃないかと思っています。
金融政策的には余力は少ないとはいえ、
米国にはまだまだやれることがありますしね。

ただし、目先は落ちるところまで落ちないと気が済まないのか相場です。
そのテクニカル的に、あるいは需給的に止まるポイントに差し掛かるまでは
落ちるナイフをつかみに行くことはありませんね。
そのポイントを探るのが難しいのですが。

まずはチャートチェック。

※主要な世界の株価一覧


イエローが200EMA 緑が50EMAです。
英国のインデックスFTSE(右下)はポンド安の恩恵のせいなのか
ブレグジット騒動の割には随分高値にありましたが
トランプ砲の影響は大きかった。

米国、英国、そして上海などは200EMAが緩やかながら上向きなので
200EMA付近まで下がれば一度止まるものと思っています。
そのあたりでは一度買いたいですね。

ただ、悲しいかな日本、韓国は200EMAが急角度で下がっていて
ろうそく足もその下で位置しているので、下値は別の確度から模索せねば。
日経平均の場合、PBR1がサポートされるというのが比較的教科書的な
コンセンサスですが、それって20000円割れもありそうな位置ですよね。。。

日本株がダメそうなのは10月に消費増税を控えているってのもありますが
まずは足元の円高。ドル/円相場はFOMC受けて109.30円台まで上昇したのですが
金曜終値では106.50円台3円近くの下落です。久しぶりのボラ。

何が起きているかというと、、、、

※通貨インデックス一覧 円高、スイスフラン高


円高、スイスフラン高って、典型的なリスクオフ相場なんだけど
債券市場を見ると主要国の長期金利が軒並み大きく下がっていて
債券市場にものすごい勢いで資金が流入しているのが伺えます。

※主要国長期金利一覧


同じ位置にいるの、日本だけでしょ。
米国もドイツ(欧州)も英国もオセアニアもすごい勢いで利回り低下。
日本はイールドカーブコントロール中ですので0%近傍に固定されており
トレンドにはならないため、安定しちゃうんです。

となると、金利だけ見てても、円が安定しているわけで
(ていうか、下落余地がない)
こりゃ円高になっちゃうよねぇ、って話でもあります。

そういうわけで、他通貨安です。クロス円が崩れてきた。

※クロス円一覧


直近の足だけ見ていても、水準が見えにくいのでたまには月足を。

※クロス円月足

ドル円はまだ高いところにいるように見えません?!
アベノミクスの前は70円台でしたから106円もあればまだ円安水準です。
それに、200EMAをかろうじて守っています。

ところがクロス円は軒並み200EMAを割り込んでいます。
特に豪ドル円はアベノミクス前の水準まで下がっています。
これは中国銘柄、資源銘柄とされているためかと思いますが
NZドル/円などもそのうちそのレベルまで下げそうですね。
65円台があるかも。

ブレグジットで不安の大きいポンドもアベノミクス前の水準まで
落ちるとするならば122円くらいまで下げ余地あり。

もしユーロ円がそのレベルまで下げるなら100円台があるということになりそう。
ユーロ円ショート保有中ですが、これは長く持つべき?!
あくまで月足レベルでの皮算用ですが💦

ドル円がアベノミクス前の80円前後まで下がっちゃうとパニックです。
日経平均が1万円割っちゃいますので、それはないでしょう。
日経のPBR1割れが18000~9000円くらいでしょう?!
ドル円下落は影響が大きすぎます。
100円を割り込むようなことがあれば、政策的にテコ入れがありそうなもの。

ただ、豪ドル円がすでにその域まで下げてきているので
NZドル/円などはまだ下げ余地はありそう。

というのも、豪ドル円、NZドル/円は日本の個人投資家のロングポジションが
大きいんです。OTC業者5社の先週末時点の公開されている個人の売買比率を
見てみたんだけど、先週のあの下落でもまだまだオセアニアロングなんです。

※IMMシカゴ、OTC,くりっく365の売買ポジション


投機筋のドル円のロングはほぼイーブン。
ここから円高になるかっていうと、
200EMAが何とか機能してあっても105円台くらいじゃないかな。

面白いのはくりっくのポジションってドル円ショートなのね。
そんでもってユーロ円はわずかにロング。
ただし、このデータ-最新のもので7/23時点なので、
先週の円高局面を含んでいないのですが。

IMMポジ、ポンドショートがかなり膨れ上がっているので、ポンドショートは
いつ巻き戻されてもおかしくないので、ポンドには触りたくない。
日本の個人はポンド円ロングなんだけど、これが食われている構図?!

個人投資家ポジションは圧倒的にオセアニアロングが大きい。
ということで、豪ドル円、NZドル/円ショートに妙味ありと考えます。

先週ダウロングが刈られた後、NZドル/円を70.64円でショート参戦しました。
これでポジションは120.76円のユーロ円Sと
NZドル/円ショートとなりました。

今週はオーストラリアとNZの金融政策会合があるんですよ。

リスクオフ相場となり、通貨安競争が激化する中、
両国とも緩和的になる可能性が高まっているように思います。

NZは5月の理事会で0.25%の利下げに踏み切り、政策金利は現在1.5%
6月は見送られましたが、今回は利下げしそうよね。

豪州は6月に3年ぶりの利下げに踏み切り、7月も連続利下げを実施。
政策金利は過去最低の1%まで引き下げられています。
7月31日に発表された豪第2四半期消費者物価指数(CPI)が予想より良かったことで
今回の利下げ予想はあまり高くないようです。
現在のところ年内もう一回の利下げは10月、もしくは12月という見通しが大勢。

ということで、今回利下げがない、ということで豪ドルが上昇するなら
そこで豪ドルショートを狙ってみたいと思います。
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今週の主な予定

■8/5(月)
米 7月 ISM 非製造業景況指数(23:00)

■6(火)
6月家計調査(8:30)
6月毎月勤労統計調査(8:30)
6月景気動向指数(14:00)

●豪州準備銀行理事会

■7(水)
JPX日経 400 の定期銘柄入れ替え発表
●NZ 準備銀行金融政策決定会合
インド準備銀行金融政策決定会合
タイ中銀金融政策決定会合


■8(木)
 6月国際収支(8:50)/7月都心オフィス空室率(11:00)
7月景気ウォッチャー調査
中国 7月貿易収支

■9(金)
4-6月期 GDP(8:50)
中国 7月消費者物価
中国 7月生産者物価(10:30)
英 4-6月期 GDP(17:30)
米 7月生産者物価(21:30)

2019年8月2日金曜日

8月1日㈭、今夜はBOE。英国の金融政策会合。

英国の金融政策の結果を見極めたから、なんでしょうか。

BOE前後から為替市場ではドル円が大きな下落となり
クロス円もこれにつれ安となっています。
おそらくドル円下落の背景は米長期金利の急低下。

※上段ドル円15分足 下段米10年債利回り


何故急に米金利が低下し始めたのか謎ですが、
市場がFOMCでのパウエル議長のスタンスに挑むというか
催促相場の様相を呈しているような気もしますね。
ホントに利下げは今回だけってことはないよね??って。

日本時間午後11時に発表された米7月ISM製造業景況指数が
予想を下回ったことなども催促相場の様相を強めた格好。

米・7月ISM製造業景況指数:51.2(予想:52.0、6月:51.7)

ドル円相場は東京時間に109.30円台まで上昇したのですが
現在108.20円台、欧州時間からNY時間にかけて1円の下落です。
FOMC前より円高水準ですが、それでも俯瞰で見ればレンジ相場の中。
ドル円で円高というよりも、全般ドル高なのでストレート通貨で
ユーロ、ポンド、オセアニアが弱く、クロス円で円高です。

つまり、ドル高円高の相場ですね。

※通貨インデックス一覧 ドルに加えて円も強くなってきた。


日銀が動かぬ中、世界の中央銀行が緩和に舵を切っていることが
円高の背景でしょうか。今日のBOEを受けOISの金利先物市場では
英国の11月会合での利下げの可能性が34%程度にまで上昇してきました。

前回の会合でBOEのカーニー総裁は
「利下げを期待する市場と中銀の予測との間に前例のない乖離があり、
その対応策を検討している」とし、「BOEは漸進的な引き締めが必要」
との立場を示していました。
英国は2018年8月に0.25%の利上げを実施しているんですよ。
もう1回の利上げがあるかも、、、というトーンだったのですが、
それがきれいさっぱり消え失せたようです。

まとめておきます。
7月英BOE MPC会合

■0.75%の政策金利の据え置きを9対0で決定

・ブレグジットでは、金利はどちらサイドにも動く可能性がある
・緩やかで限られた利上げが適切だが、
 世界景気の回復やスムーズなブレグジットの移行が必要
・5月から通商摩擦が増大している


■四半期インフレ報告:なんと「合意なき離脱」がなかった場合の見通し。

19年GDP見通しは+1.5%から+1.3%に下方修正
20年GDP見通しを+1.6%から+1.3%に下方修正
21年GDP見通しは+2.1%から+2.3%に上方修正
       ~19年と20年の成長見通しを引き下げ

1年後のインフレ率は1.9%(前回1.72%)
2年後のインフレ率は2.23%(前回2.05%)
3年後のインフレ率は2.37%(前回2.16%)
       ~インフレ見通しを1年先から3年先にわたり引き上げ

「合意なき離脱」がない前提での見通しで19~20年の成長見通し下方修正です。
合意なき離脱となった場合は、もっと悪いということに。。

■カーニーBOE総裁会見
「英国のインフレ圧力は強まっている」
「ブレグジットへの反応はどちらサイドもあり得る」
「合意なき離脱の可能性が増している」
「合意なき離脱は、ポンド安と成長鈍化を意味する」
「合意なき離脱で追加緩和するか断言できない」

金融緩和に関連した英国の政策ポリシーの発言は特になかったのですが
「合意な離脱」を想定した見通しは
9月に議会が再開してから作成するとかなんとか、、、。

インフレ圧力は強まっているとしながらも、
今年から来年の成長率見通しを引き下げている(合意なき離脱がなくても)ため、
市場は利上げではなく、利下げの可能性を織り込みはじめようとしています。

ということで、ポンドは大きく巻き戻すこともなく
下落を続けている状況です・・・。

ポジションはユーロ円ショート継続。
ダウを26950ドルで再ロングエントリーしました。
業績相場が思ったより悪くないことに加えて
金利が低下していく中においては、株のバリュエーションのほうが
魅力が大きいと感じる投資家が多いのではないか、、、ということで。

※追記
寝る前にマーケットチェックしたら、ダウ急落(゚Д゚;)
ポジションは26860ドルで手仕舞いました。あっけな~(AM2:35)

トランプ砲です。この報道でリスクオフ気味に動いているようです…。
トランプ米大統領「9月1日から3000億ドルの中国製品に10%関税を課す」 

米中貿易交渉は今週再開されましたが、特に何も決められずに閉幕。
9月に再開との報道があっただけで、拍子抜け。
中国は時間稼ぎをしているように見えますよね。
ということでトランプ大統領、堪忍袋の緒が切れたか。

米長期金利は1.8%台まで下落、米中対立激化で
債券買いでしょうか。。。あれれ。米株買いはしばらく様子見ですね。
ユーロ円ショートは継続。

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