2013年3月29日金曜日


上げ上げ相場は一服中。。。ですね。

キプロス支援合意の条件が預金者にまで負担を求める内容だったことが
他国(特にイタリア)への波及懸念となっているからなのか、
日銀の金融政策決定会合を前に先に利食って逃げとけーって感じなのか、
あるいは期末だし権利落ちもあるってカレンダー的なことなのか、
それ全部でしょ、なのか。

昨晩あたりのユーロの下落は欧州発でしょうね。
今日はこのところ弱い中国株、上海総合指数がさらに下落してってことも
日経平均に響いたとのこと、アベノミクスも新日銀体制スタートの
来週の会合まではエネルギー充電期間みたいね。上げる力が弱まっています。

ドル円も93円台に突っ込んだりしてます。

明日29日は3月期末。ドレッシング期待もあるかもしれませんが、
(※ドレッシング買い=お化粧買いとも。
企業や年金基金などが決済期末に株式の評価額を上げるための買い。
期末の株価を上げておくと、企業にとっては決算上有利に)
一方で、日経平均はこのトレンドで4000円近くも上げており、
お化粧する必要がないとの見方も。逆に期末株価を少しでも低く
抑えることで新年度入り後のハードルを下げたいという向きもあるとかないとか。

さえない相場ならドレッシング買いも囃されようかと思いますが、
十分上がっていますし。明日1日でもっと上げるよりは
新年度以降のハードルをあまり上げないで置こうって考えも出てくるのね。

相場の定石として上がらなくなってきた相場には
ふるい落としが入りやすいので注意が必要。
株も、ドル円も踊り場に入っている気がします。

買っても買っても上がらないなら、一度、提灯(細かい個人の買いなど)
をふるい落としてから安いところを再度買い直す、
投機筋はそういう仕掛けをしてくることがあります。

週末は米国市場は聖金曜日(グッドフライデー)で祝日。
欧州はイースターマンデーで4月1日も祝日。
海外勢による資金流入は期待しづらいという需給面の材料も気がかり。
薄商いとなれば思わぬ動きが出るリスクも高まりますね。

もう一つ嫌なニュースがユーロ中核国ドイツの3月の失業者数が
予想以上に増加していること。
前月比1万3000人増の294万人という数字が出ています。
失業率は6.9%で前月から変わらず。
ドイツまでもが景気悪化となるとユーロはもう一段安となる可能性も?!
(ポジショントークかな)

ユーロ円売り、ユーロドル売りは継続しています。

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2013年3月28日木曜日


今日も仕事明けすっかり飲んで帰ってきて
ラジオの放送後記ブログを書いたらもう限界!!

あ、中長期的にプラチナやパラジウム価格が高騰するかもしれないという
ロシア絡みのニュースが飛び出したので関心がおありでしたら
是非ラジオNIKKEIオンデマンドを。

ロシアが南アフリカにプラチナ版OPEC創設打診?!

ということで、ポジション報告だけ。

昨日自信満々で買ったポンドドルは今日19時前には損切りして
ユーロドル売りに回りました。

コストは1.2806ドル。下がってカラの売りなので
決していいタイミングではないのですが、ポンドドルのアゲインストを
持っているよりはマシ。

切り替えの早さも負けない秘訣です。
掌返しとも言う(笑)

ポンドの戻りは諦めきれずにいますが想定よりも上げずに
ダレてきたのでそうそうに撤退です。

ユーロはやはりユーログループ議長発言からの大きな変化があり、
預金者のヘアカットが今後も欧州債務国に適用となる可能性を
恐れてのユーロ圏弱小銀行からの資金流出の可能性が否定できず、
売り優勢の展開です。テクニカルも弱いまま。

ユーロクロスの売りがトレンドとなるでしょうか。
ユーロポンドが下げればポンドも上げる可能性はありますが、
しかし、英国には弱い材料ばかりが目立ちますので
買えないか、、、といった状況です。

ポン様特有のじゃじゃ馬ぶりを発揮して思わぬ戻りを入れるかも、、
という淡い期待があったのですが、諦めて素直にユーロ売りです。

昨日売ったユーロ円121.20円台は利益増幅中。
今日は121.70台で売り増しています。

おやすみー
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2013年3月26日火曜日


これは失言なんでしょうか?
それともそれなりの覚悟をもって今後の欧州を考えなくてはいけないのか。

ユーロ・グループ議長のダイセルブルーム議長(オランダの財務相)が
「キプロス危機の解決方法は、今後ユーロ圏で同様の危機が起きた時の
雛形となるであろう」と発言したことでユーロが大きく下落しました。

雛形…つまり、キプロス以外の国で同様の債務危機が起こった際、
支援条件として銀行預金への課税が条件となる可能性がある、ってことよね。

あれ?キプロスは、ロシアの富豪の資金が流入しているために、
特殊な環境であるがための「課税」騒動だったんじゃないの?!

今後、債務危機に陥った他の国の普通の人々の預金も、
支援を受けるためには差し出されるリスクがあるってことですか?

…その後すぐに「キプロスは特別なケース」
「銀行救済・再編の雛形やモデルは存在しない」と火消し発言もしています。

だからこの発言を取り立てて
それほど動揺することはないんじゃない?と思うのですが、

でも、ロシアの報復が怖いって話もあります。

ロシアがロシア国内のドイツ企業の資金を凍結?!

西原さんのメールでロンドンFXさんこと松崎さんが
書かれていたのですが、匿名のロシア政府高官の発言だそう。
松崎さんは「出まかせだと思いますが・・・」としながらも
ロシアの反応に注意としています。

そうなってくればやっぱりユーロは売られちゃいますよね。

ユーロドルは日足で200日移動平均線を下回っちゃったの。
やはりトレンドは下落方向で戻り売りですね。

ドル円もリスク回避ということで円高方向に。
昨日、日足の一目均衡表の基準線と200日移動平均線が
サポートしそうな93円台後半で指値していた注文が
ヒットしていました。

ということでドル円93.93円でロング状態です。

日銀の金融政策決定会合近し。ということで
ショートから攻める時間帯ではないと思っています。
来週になればその考えは変わりますが。
出尽くしの売りの可能性にかけて売るかもしれません。

しかし、ツイッター見てても売り目線が増えてきた。
今日の日本株も安かったし、明日の権利落ちで明日の日経も
安いと想定されます。ならば、為替も明日にかけて下げるリスクもあるか。

93.90円台がサポートされなければ
フィボナッチリトレースメントで38.2%押しまで下落の可能性も
出てきます。となれば次の買い場は90円台まで下がってしまう。

だからこのロング、このサポートが割れたらすぐに撤退。
90円台で再度拾うこととします。

それから、ファンダ一切関係なしで
ポンドドルを拾ってみました。
日足でつららみたいな形を作ったでしょ。
これが出るとかなりの確率で大戻しするんですよね。

それから4時間足のRCIで買いサイン点灯、
1時間足を見ても雲の下限が支えて反騰、
15分足でも一目の三役好転、RCIの中長期線上昇で
短期線も上向きとなったために強いと判断。
1.5180ドルでロングしました。

サポートは一目の転換線とボリンジャーの中心線の
1.507ドルあたりかな、このラインを割り込んだら撤退。

気がかりは欧州問題、ロシアの出方、ですが、
ストップおいて買っておけば心配はないわね。

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2013年3月25日月曜日


週明け月曜、ユーロは上昇してスタートしました。
122.50円近辺から123.80円近辺まで1円ちかくユーロ円が上昇。
ユーロドルもギャップダウンして始まりましたが、
東京時間は1.3046ドル台まで上昇。

材料はコレ。

キプロス大統領とEU、支援策の大枠案で合意=関係筋
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92N01H20130325


日経平均も今日は200円強の大幅高。
なーんだ、キプロス問題もたいしたことないね、
結局リスクオン回帰じゃない、、、と安堵したかと思ったら
大引け後から為替が崩れだしました。

というか、ドル円相場は寄り天なんですね。
日中の日本株価が強いのは為替関係ないんじゃ....
年度末・期末週にもかかわらず本邦実需のフローは閑散のままだそうで。


まだまだ安心できません。
ドル円もユーロ円も上がりきれず。

コチラが日中入ってきている続報。
キプロス支援策、国内2位の銀行閉鎖と大口預金者負担で合意
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92O01A20130325

国内2位のキプロス・ポピュラー(ライキ)銀行を閉鎖し、
預金保険対象外の大口預金者に大幅な負担を求める内容。

ということですが、一説には大口預金者40%もの負担を求めるとか
伝わってきていますが、20だ、40だ、と情報が錯そうし
正確にはまだよくわかりません。

アジア系ソブリンからの売りが観測されたとかんなんとかで
リスクに警戒するムードが強まっているような気もしますね。
大口預金者って、ロシアの富豪をターゲットしているようなものですから
ロシアがどう出るか、って懸念もあります。

3月25日号のバロンズには
ロシア政府のWEBサイトにはプーチン大統領が
「不公平で素人的で危険な案である」とこの預金課税について
非難している、と書かれています。
このコメントの行間に秘められて意味は穏やかではない?
との緊迫した見方もあるようで、2元的な意味を帯びているとし
甘く見ない方がいいとする内容の記事が掲載されていました。

例によって「欧米勢の出方を見ないと…」的なコメントも
多くて東京勢は手動してこの相場の先行きを見通せずにいますが、
さて、ここから欧米勢はどう出てくるでしょうか。

ダウの変化日ではありますが、
転換ではなく加速?との見方もあり、
サイクル、アストロロジー分析からみた今後のマーケット
http://blog.radionikkei.jp/trend/date/20130322/

安易に売り仕掛けるのもリスクが高いかと感じています。
今夜は食事会につき、相場が見られないので
ノーポジ。

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2013年3月22日金曜日


やはりキプロスショックは甘く見ないほうがいいってことなのかしら?
それとも、日米ともに株も、ドル円も上がりすぎちゃって、
いいガス抜きの材料にされているのかな?

昨晩はキプロスを巡るニュースでダウ平均は90.24ドル安の
14421.49ドルで終えています。
2月景気先行指数・中古住宅販売件数などの底堅い指標結果も
キプロス不安が足を引っ張ったとされています。

ユーロ圏高官がキプロスは銀行預金課税で合意できなければ、
大手行の清算が必要になり預金保険対象外の預金が失われる可能性があり、
ユーロ圏離脱に追い込まれる可能性も。という見方を示しました。

ユーロ圏離脱かぁ。ギリシャの時もそう言ってたっけ。

ECB、キプロス向け緊急流動性支援(ELA)について、
3月25日まで現在の水準を維持すると表明していますが、
この期限までにEUとIMFの支援で合意できなければ、
少なくとも1行か2行の大手銀行の破たんがほぼ不可避なのだそうです。
名前が挙がっているのがライキ銀行。

先程出てきたニュースでは
キプロス政府が銀行に対して会社の分割や合併を命令できる
銀行再編法案を議会に提出する方針を決めたようです。
これは経営危機が深刻化している国内第2位のライキ銀行の不良資産を
切り離して別の組織に移し残った優良部門を首位のキプロス銀行に
吸収させることが狙いだとされています。
でも労働条件の悪化などを懸念する銀行の労働組合員ら約1000人が
議会前に詰め掛け、銀行再編に反対する抗議活動を展開して
警官隊と衝突するなど混乱が生じており、どうなることやら。。。


こうしたキプロスの混乱に加えて、出ました!
格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、
キプロスの長期外貨建て格付けを「CCCプラス」から「CCC」に引き下げました。

こうした流れを受けての株安、円高進行ですが、
もう一つ、日本側の材料として昨日の日銀の黒田東彦総裁の就任会見で
目新しい内容はなかったことでの「材料出尽くし感」も買い圧力の弱さに
繋がっているとの見方もあります。

一部にはこの会見で
今後打ち出される緩和策についてより踏み込んだ発言があるかもーって
注目があったようですが、リップサービスは控えめでしたので、
むしろ売り材料となってしまったようです。

臨時会合ってあるのかしら?!
今市場はそれほど臨時会合催促ってムードでもないのですが、
一部には週明けの25日にはやるって情報がありましたよね。
これを完全に否定できない以上、積極的にドル円を売るという気にも
なりません。これがなかったとしても、株式市場は来週権利取り。
定例の日銀の緩和期待自体は4月3~4日でしょ、そんなに遠くないし。

キプロスで騒いで売り参入すると、本邦ネタで思わぬ反騰に
踏みあげられそうな予感。しかし、それも一瞬で散りそうな予感も。

一旦大きく調整する時が近づいているような気もしますね。

ということで、私も腰を据えたポジションは持っていません。
昨日の夕方、ドル円もキウイ円も利食ってしまいました。
ドル円は99.26円(利食いというより逃げたって感じね)
キウイ円は79.03円(こちらは50PIPSは取れた)

買い場探しもキプロス関連での週末リスクを背負いたくないので
ポジション構築は週明けかな。

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2013年3月21日木曜日


FOMCは金利据え置き。
月額850億ドル規模の米国債などの買い入れ維持も決定。

これは予想通り。

でも昨日夜は、ドル円96円台まで上昇しましたね。

ダウも大きく戻り、これに連れたという動きだと思うのですが、
米10年債が0.5%もの大きな上昇となっていました。

声明とバーナンキさんの記者会見を受けてってことでしょうか。

量的緩和政策の見直しを巡って米景気・雇用の「持続した改善」が
確認されるのが大前提だと強調。
市場の早期引き締め観測を否定した格好となり、
これが好感されたようです。

ただ、1月会合では「昨年終盤から足踏み状態」としていた米経済について
「穏やかな回復軌道に戻った」と足元の景気認識は引き上げていますし、
証券購入規模を「現行の枠組み内で変更できる」と述べるなど、
将来の出口論には含みを持たせたと解説されています。
ただ、将来ってずっと先なんだろうなーだから今はまだまだ
株を買っていいよね!って反応でしょう。
米債が売られたのもそうじゃない?

米国イベントは終わったとして。
日本は黒田新日銀総裁の新体制スタートに注目。

日経平均も大幅高。
やはりキプロスショックは買いでした。
日経平均株CFDもドル円もキウイ円もロング保持。

あとはどこで売り抜けるかいよいよ短期的クライマックスが
近いのかもしれません。

春の乱の前にどこかで利食って、
夏前に再度買い直す。って感じで見てます。
大倉キャプテンと同じ!

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キプロス議会、銀行預金課税を実施する法案を否決ですって。
法案賛成ゼロ!反対36 棄権19

やっぱり?!わかってた?!

でも法案否決は市場にそれほど動揺を与えなかったところみると
皆、想定していたんだろうねぇ。
狼狽ユーロ売りは観測されませんでした。

昨晩ユーロが売り込まれたのは
「キプロスはユーロを離脱する」という噂や
「サリス・キプロス財務相が辞表を提出」
などのヘッドラインに不安が広がったということのようです。
昨日の安値は1.28435ドル。2012年11月22日以来の安値更新となりました。

しかしながら
サリス・キプロス財務相が「辞任との報道は事実ではない」と発言。
またECBが「既存ルールの範囲内で必要に応じてキプロスに
流動性を供給することを再確認する」との声明を発表したことが好感され、
ユーロは買い戻される展開となりました。

少なくともユーロは何かあったら売り込まれていた分の
ショートカバーで上昇する局面はあるでしょうけれど、
積極的に買う通貨ではなくなっていることは事実。
ショートカバーと見られる上昇があればそこを売るのがいいと
思うのですが、キプロスだけでなくイタリアの問題も片付いていないので
あんまりユーロには触りたくないですよね。
ドラギマジックでも出れば凄い踏み上げもありそうですし。

イタリアでは、ナポリターノ伊大統領が再選挙を避けるために
中道左派のベルサニ氏、中道右派のベルルスコーニ氏そして
五つ星運動のコメディアン、グリッロ氏と協議を始めると報道されています。
どうなっているんでしょうねぇ。

それから今日はポンドがドッタンバッタンの乱高下。
2月の英雇用統計で、失業者数は前月比で1500人減少で
市場予想は5000人減より弱かったのですが、
発表前にすでに売り込まれていたので結果が伝わると
弱かったにもかかわらず買戻し。

さらに、今日は3月7日に行われた英中銀MPC議事録が公開され、
3月は資産買入れプログラム増額の思惑があったのですが
結局据え置かれていましたね。
議事録の中で据え置き派と増額派の得票が
2月とMPCの時と全く同じだったことが好感され
ポンドは凄まじい買戻しが入りました。

このところポンドを売り込んできた向きは
3月の資産買入れ枠増額を期待していたのと、
据え置きでも、増額派が増えているだろうという予想を
していたってことみたいね。
ところが、ふたを開けてみれば全然変わっていなかった、
ということと、
これ以上の買い入れ枠増額は不当なポンド安を引き起こす要因となる
といった内容の発言があったことが伝わって
BOEはポンド安に懸念を持っている?!(かも)ということで
ポンドが買い戻されたわけですが、
今夜は英オズボーン財務相が2013年度予算案を発表するということも
あって、まだまだポンドがトリッキーな動きをしそう。
ちょっとこの動きはついていけませんね。

しかし、さすがにポンドは売り込まれすぎたので
戻るときは材料なく戻りそうです。
こちらも触らないでおきましょう^^;


今夜はFOMCの政策とバーナンキ氏声明が発表されます。
21日午前3時発表、そして今回から、
バーナンキFRB議長の会見が30分後の3時30分から行われるのだそうです。

会見の間隔が狭まった理由は、FOMC声明がタカ派的だった場合、
市場への誤解を与える可能性があるため、
ハト派のバーナンキFRB議長が打ち消したいからではないか、
なんて思惑があるみたいだけれど、昨今出口論議が盛んなので
声明の内容によってはそうとうドル高になっちゃいますものね。
株は下がっちゃう。ひどいことにならないうちに
バーナンキさんが火消をしようってことか。

さすがに最近早寝早起きをモットーにしていますので
その時間までは起きていません。

ドル円ロングはまだ持っています。
昨日までの損切りラインは94.20近辺でしたが、
今日は94.70近辺に引き上げています。

それとキウイ円を78.49円で買っています。

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2013年3月18日月曜日


キプロスショック?!
日経平均は340円安。久しぶりの大幅安です。
ドル円も窓を開けて94円台へ円高へと下落してスタート。
しかし、イタリア総選挙後のような大陰線とはなっていません。

だいたい、キプロスってどこよ?
何が問題なのよ。。。って方も多いと思います。
イタリアやスペイン、ギリシャならさんざん聞かされたリスクですけれど
キプロス?!報道によるとEUのGDPの0.2%程度の小国。
これが今後も影響を及ぼすの?

リスク回避のきっかけは週末に出たこのニュース

キプロスの銀行預金者に課税―100億ユーロ支援の条件
http://jp.wsj.com/article/SB10001424127887323893104578365311916785562.html

キプロス政府はユーロ圏とIMFから100億ユーロの金融支援を
受けることで合意した。(ふむふむ)

金融支援の条件としてキプロス国内の銀行の預金者から税金を徴収する。
税率は10万ユーロを超える預金口座については9.9%、
10万ユーロ以下の口座は6.75%。
徴収税額は58億ユーロに上ると見込まれている。課税は1回のみ。

え?!銀行預金に税金がかかっちゃうの?!
しかも預金に対して。突然にです。
このニュースを受けて預金者が銀行の店舗に列をなしている。。。
つまり取り付け騒ぎが起きているというのです。

これまでギリシャやポルトガル、スペインなどの金融機関への
救済がありましたがこんな条件がついたことはなく、
支援合意はポジティブ材料、ユーロ買い要因でした。
しかし、キプロスには一般の預金者にも痛みを伴う条件が
課せられたのですから、市場は驚いたというわけね。

キプロスはタックスヘイブンになることを目指したことで
ソ連が崩壊後、ロシアの富豪層がマネー・ロンダリングするために
キプロスにペーパー会社を設立するということが流行ったのだそうです。

この影響でキプロスの金融機関に預けられている合計700億ユーロのうち、
ロシア人の預金が200億ユーロを占めているとされています。

キプロスの金融危機の真実(小笠原 誠治さんのブログに詳しいです)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/ogasawaraseiji/20130318-00023930/

つまり、キプロス支援というのはEUに加盟していないロシアの金持ちを
助けることにつながる、しかもマネロン、税金逃れしてきた資金を保護
することになりかねないから、こんな条件がついたと指摘されています。

それにしても大口預金者だけでなく小口の一般預金者にまで
税金を課すとは、かなり厳しい救済条件ですね。。。

キプロス議会は支援策の採決を今夜18日日本時間深夜1時から行なう予定
でしたが、明日以降に見送りとなった模様。

19日からの適用も、とされていましたが先延ばしになっています。

ドイツ地元紙の記事には
「ユーロ圏はキプロス救済の条件修正を検討」
「10万ユーロまでの預金を対象外とすることを協議」
などと報道されている模様です。報道されている内容での
支援採決となれば、一層のユーロ売り、リスク回避となるかと思われますが、
この条件が変更される可能性も出てきています。

10万ユーロ以下の預金の課徴金を預金額の3%に引き下げ、
10万ユーロ超の課徴金を同12.5%に引き上げる案?!
キプロスが支援合意の修正急ぐ、議会採決延期・預金者に動揺広がる
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE92G01420130317?rpc=188&sp=true
 
こうした修正案報道を受けてユーロは下げ止まって若干買い戻されています。

ここ数日はキプロスを巡る報道に注意が必要ですが、
さて、この下げは絶好の買い場として拾っていいものかどうか。

課徴金はキプロスが抱える特殊事情、
マネーロンダリング部分の洗浄を狙った措置にすぎないので
欧州全般に波及するリスクは極めて低く、
それほど心配がないとする見方もあります。

しかしマーケットは「気」「地合い」が重要ですので
単純にこれまでの上昇の利食いが一気に入れば
キプロスの問題とは別にテクニカル的に大きく調整を
いれる可能性だってゼロじゃありませんね。

先週金曜のYMTVで大倉さんに「下がったら買います」宣言をしたばかり。
買いたい気持ちはヤマヤマですが、テクニカル的にはもっと下げても・・・
あ。またこんなこと言ってる((笑)

とりあえず、94.96円で軽く拾ってみました。
94.30円近辺(今日の安値)を割り込むようなら手仕舞いでしょう。
日経平均のインデックス、株365CFDも軽く拾っています。

調整長引く展開になることも否定できません。
そういう下落が来たらすぐ逃げます!

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2013年3月15日金曜日


ドル円が面白くなくなっている…。

ここ3日くらい95.50~96.60の1円前後の値動きに膠着しちゃってます。
2月の米雇用統計、小売売上高のポジティブサプライズにも
日銀の臨時会合での緩和策発表の可能性の報道にも
97円台の壁は厚いようで、上が詰まってきました。重いわぁ。

だからと言って売るのは怖い相場。
下げないですねぇ。思い切り2~3円下げてくれれば買えるのに。
この高値レンジを買いに行く勇気がないというのが
今の相場じゃないかしら。。。

今、オプション市場の動きに注目が集まっているようです。
「リスクリバーサルはドルプットが強くなってきている
(円高サイドを指向する円コールオーバー状態になってきている)」
ということで、、利食いが入りやすい状況なのではないかと
見られているのです。

※ドルプットはドル売り、円コールオーバーは円買い圧力が強い。

背景にはヘッジファンド勢などの海外投機筋が、
3月31日の四半期末決算、復活祭(イースター)を控えて、
現在保有している円売りポジションのヘッジを行っているのではないか、
という指摘もあるのですが、なぜオプション市場では円高を見る向きが
増えているかはホントのところは誰も解りません。

期末、イースターに向けて利食いが出て円高となる可能性があるんじゃないか、
って思っている人が増えているってことだけれど、
日銀の臨時会合があるかもしれないって時期ですから、恐らく、
この3か月で市場に織り込まれた期待がいよいよ日銀新体制で
動き出した瞬間をもって「噂で買って事実で売り」的な
「知ったら仕舞い」的な相場になるかもしんないよね?!って
警戒が強まっているってことなのかもしれないですな。

ということで、90円ドル円ロングは手仕舞っておくことにします。
96.28円で仕切っています。買ったのが95.30円なのでまあ、いいか。

ユーロドルはなかなかどかんと下がんないなぁ。
1.3060Sはまだ持っておくことにしますが、
ドル円が崩れたら、(ドル安になるから)
ユーロも戻っちゃうかもしれないし
気を付けないと…^^;

今日動いていたのは豪ドル。豪ドル円は100円大台が見えてきました。
強いなぁ。対ドルでは弱いのですが(ドル高だったから)
クロス円でみるとドル円に素直につれて、それ以上に上がっている印象。
恐らく日本の個人が買ってるんじゃないかしらね。
今日は2月の豪雇用統計で、失業率は5.4%と予想の5.5%より強かったことと
新規雇用者数は7万1500人増と市場予想平均の1万人増を大きく上回ったことが材料。
1万予想が7万超えってそりゃ強烈だわよ。上がるって^^;

ただ注意が必要です。

2月豪雇用統計、実態以上に強くでている可能性も=豪中銀総裁補
http://news.infoseek.co.jp/article/14reutersJAPAN_TYE92D05M

ケント総裁候補、2月豪雇用統計は
統計方法に関連した影響が出ている可能性、
労働市場を実態以上に強くみせている可能性があると指摘したみたい。
このニュース、意外に無視されていますので、来月の雇用統計時には
忘れずに注意しておきたいポイントです。

ここからの注目は

①日銀新体制は3月20日に発足します。
②3月25日(~28日)には
 臨時日銀金融政策決定会合が開催される可能性が!
③3月29日、郵貯・簡保が新年度の資金配分を発表します。

簡保マネーが株投資配分を高めるって表明したら
日本株はさらに高いでしょうね。

だから、ドル円を売るなんて危ないトレードはせず、
期末に向けた円高リスクはじっと黙って待ってみて
下がったところで買い出動って感じかな。

その代りに売られすぎでテクニカル的に反発してきた
ポンドドルを買ってみました。コスト1.4982ドルです。
ポンドは今や最弱通貨と見られていますので
自律反発を取る短期トレードのつもり。

アングル:「最弱通貨」は日本円でなく英ポンド、売り材料多く
http://jp.reuters.com/article/bizforex/idJPTJE92D00720130314

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2013年3月14日木曜日


アメリカ強いですねぇ。
ダウは12日までに6日連続で過去最高値を更新していますが、
今夜もプラスで終えれば7日連続で史上最高値更新です。
その可能性もありそうな指標が2月の小売売上高。

予想が前月比0.5%増だったのに結果が1.1%増!!倍ですよ倍。
4カ月連続の増加。。
前回1月の小売売上高は前月比0.1%増で市場予想の0.5%増を下回っていました。
これは豪雪の影響だといわれていましたが、2月に入っても米国中部では100年に1度と
言われる豪雪となっていましたので、その影響や
1月から始まった給与税減税打ち切りなどの影響が懸念されていたのですが、
ふたを開けてみれば1月よりも予想よりも良かったということで
素直にドル買いです。そして株高で引けるでしょうか・・・?!

ちなみに2011年2月にダウ8日続伸していますが、
これに迫る勢いです。

ということでドル円95円前半ロングはなんとか保っております。

そしてユーロがカクンと下げました~!
まずは欧州株が下落、加えてイタリア10年債利回りが上昇。これで1.30割れに。
そして米2月小売です。ドル高がきてさらに下落。

いよいよ日足の一目均衡表3役逆転に加えて、
遅行線が雲を下抜けてきました。これはしっかりとした下落トレンドが
再開となる可能性台大となったと考えていいんじゃない~?!

余談ですが、銅とかアルミとかゴムとか、コモディティ産業銘柄が崩れています。
株高であれば景気循環銘柄として買われていいと思いますが、
素材が下落しているというこの乖離をどう解釈したらいいでしょう。
どちらかに連れると考えるなら、、、ん~・・・・。

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2013年3月12日火曜日


ドル円、雇用統計後の高値を超えました。
今日は96.65円まで円安が進行しています。

昨日株高が先で円がそれに連れる展開か、みたいなことを書きましたが、
今日は株は調整だったのね(笑)今日は為替のほうが動いた印象です。

背景は日本、アベノミクスですね。



大倉さんが、以前から指摘していた
「日銀は4月の会合をまたずに緊急会合を行って緩和するかもしれない」
という話です。

※日銀総裁候補の黒田東彦アジア開発銀行総裁は11日、参院の所信聴取に応じ、日銀総裁に就任すれば、早期に追加緩和に踏み切る考えを強調した。4月3、4日の新体制初の金融政策決定会合を待たずに、3月20日の就任後に速やかに臨時会合を開いて緩和策を打ち出す可能性を示唆した。(これは日経記事)

大倉さんは為替がまた円高に向かうようなことがあれば、
地合いの急変でもあれば、
という条件がつけば緊急会合だってあるかもしれないぞ!
という指摘をしていたのですが、なんと今日の報道のトーンでは
、この地合いで株高、円安トレンドに揺るぎがない現状で、
臨時会合を開いて(緊急はと若干意味合いが違いますが)
緩和策を打ち出すっていうんですから、
その意気込みと「絶対にこの相場を崩さない」という姿勢は強靭なものだと
改めて確認することができますね。

いやーびっくりしました。

緊急ってのは地合いが急変してそれを止めるためにやるものかと思っていましたが、
緊急ではないにしろ、臨時に通常会合より回数を増やしてまで早期に
緩和策を打ち出したいと考えているとは、、、。

これがブルームバーグに掲載されたことがきっかけで海外勢が色めきたった、
ということのようです。英語訳になったことでドル円は急伸した模様。

(こうした臨時会合は調べてみると2003年3月20日に就任した福井前日銀総裁も、
25日に臨時金融政策決定会合を招集した経緯があるようです。)

20日の就任後、4月を待たずに臨時で日銀金融政策決定会合が開催
される可能性が高まったことで、このまま97円台を目指す展開となりそうね。

ただ、今日は株式市場は調整でしょうか。
日経平均株価は9日ぶりに反落。前日比34円24銭安の1万2314円81銭。
寄り付きこそ100円超の上昇となったのですが、(前日のダウも高かった)
利益確定の売りが優勢となりました。8日も続伸すれば、
どこかで休憩もほしいとこだわね。
でも34円くらいの調整じゃ、買い出動って気分にもならないです・・・。
それはドル円も一緒か。今日はこのニュースが材料と思われる午前の上昇分を
結果行って来いで削ってしまっています。ドル円、結局何もなかったのと一緒。

ただ、臨時会合が本当にあるのかどうかはまだよくわかりません。
もし、それがなければ一旦失望の手仕舞い売りが殺到しそうな予感も。。。
また、これだけ高まった期待に応えていくには、
国債買い入れ増額くらいでは失望につながるリスクが
高まっており、10年債の買い入れ増額くらいの皆がすでに予想している内容しか
発表できなければ相場は急落するのではないか、という指摘もあるので、
この先はより注意が必要な局面です。

山高ければ谷深し…。

そうは言っても

ドル円95円台前半ロングも恐る恐る保有継続。

ユーロドルのショートは継続保有です。ECB理事会後に急伸した高値を超えなければ
まだ下向きかと思っています。イタリアの政局も今週は注目ですし。

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2013年3月11日月曜日


雇用統計のポジティブサプライズ、ダウ4日連続史上最高値更新とあって
今日の日経平均もプラス圏維持。
しかしドル円はさすがに一服か雇用統計直後の高値を
抜けられずにレンジで推移しています。

3月というと、アノマリー的には円高リスクが高まる・・・なんていわれてきましたが、
(決算期末に向けて本邦企業が海外で稼いだドルを円に戻す、
いわゆるリパトリが起こるから)
今年に限ってはその限りではないかもしれません。
これまでの円高デフレ型だったために、
本邦勢の外貨建て資産が大きくなってきましたが、
円安により従来ほどの儲けがないとする指摘ももちろんあるのですが、
このアベノミクストレンドで今後の円安リフレ型ポートフォリオへの転換が
起こり始めており、円高ヘッジポジションの手仕舞いの可能性のほうが
強まっているんじゃないか、なんて見方が強まっているようです。

3月決算期だから円高。。。と決めつけると失敗するかもね。
今株式市場で話題となっているのがGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)
世界最大の機関投資家だともされているこの団体が
アベノミクスの2%目標に合わせてポートフォリオのリバランスをするのではないか、
ってな話で、これまで債券投資していた資金が株式に流入するんじゃないか、って
期待が膨らんでいるおかげで為替ドル円より株式市場が強いのかもしれませんね。
数兆円規模だそうですからそのインパクトは大きいわよね。

株高に連れる形で円安となるかもしれません。
今日こそ地味なドル円相場ですが、今夜もダウが騰がるようだと・・・。

ということで、ドル円95円前半ロングはこわごわ継続保有中。


ユーロドルはフィッチによるイタリア格下げは全くインパクトにはならず
レンジで推移。下げませんが上がる材料もない。といった1日。
イタリアの10年債利回りが上昇気味ですし。
今週金曜日からイタリア新議会が招集されるとの情報もあり、今週の
イタリア政局絡みのニュースにはユーロも動くだろうと思われます。

下だと思うけれどなぁ…。

今日一番弱かったのはポンド。
私が乗っていない時に思惑通りに動きます。
じゃ乗るか、と決心して私が売ると踏みあげられそうね(笑)
手を出さずに置きます…。

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2013年3月10日日曜日


なんなのさーユーロドル。

1時間とか15分とかのチャートを見るとどうしても
余分な上昇と下落でポコンと山が出来てるわ。
日足で見れば一目の雲の下での攻防による鯨幕で
レンジってことですが、ユーロドルを水曜に売って持っていた私は
結局金曜に急落するのに、なぜECB理事会の木曜に急伸したのかーって
悔しい思いがいっぱいですよ・・・。
だって木曜にユーロドルショートはコストで撤退させられてるの。
金曜の雇用統計の後の下落は取れてません。

これが水星の逆行(メリマン氏のアストロロジー)なのね。。。

悔しいから雇用統計の後の自律反発局面の
1.3009で再度売りなおしています。
ほぼ同レベルでNYクローズとなっていますが、
その後に出ましたね。イタリア国債の格下げ。

※イタリア「BBBプラス」に格下げ、選挙後の不透明感一因=フィッチ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTJE92701E20130308

これで月曜に少しはユーロドル下落となるかしら…。
というのもS&Pは昨年1月にS&P「BBB+」と同等に
ムーディーズも昨年7月に「Baa2」に引き下げしています。
いまさらフィッチが同等レベルに引き下げしたからとて
あまり驚きではないので、過度な期待はしていません。。。

ちなみに「BBBプラス」は上から8番目の格付け。
あと3段階下がると「投機的」とされる水準です。
格付け見通しも、さらに格下げの可能性がある「ネガティブ」ですから
今後の格下げの可能性は十分にあるのですが。

※一応今回3月のECB理事会も振り返りメモしておきます。
 
金利は据え置きもドラギ声明でユーロ上昇。
「経済は2013年中に徐々に回復する見通し」
「経済活動は2013年上期に安定するとデータが示唆している」
などと比較的楽観発言だったことがユーロ買いにつながったか?
それほどインパクトのある発言でもなかった印象でしたけれども…

ドル円は雇用統計の後 96円台まで上昇ありました。
見事にイタリア総選挙の下落前の高値を更新!
ここ数年の未踏の領域に入りました。

2月の雇用統計ではNFP(雇用者増加数)が23万6000人!!
なんと20万人超え!!
予想コンセンサスは15~18万人くらいでしたので
相当なポジティブサプライズ。
失業率も7.7%に低下し、2008年12月以来の低水準へ改善。

木曜のフォレックスラジオで大倉キャプテンが
「ドル円がじりじり上昇しているのは雇用統計がいいってことを
織り込み始めたんじゃないの?凄いいい数字が出るぜ~」的な
ポジショントークを展開していましたが、まさにその通りとなりました。
なんでわかるの。一部には水曜に出たADP雇用統計が良かったので
相場はいい方に織り込み出したけれど、もし悪い数字が出たら
この相場崩れるかも~的予想もありましたが、杞憂に終わりました。

ダウ工業株30種平均が8日まで4日連続で過去最高値を更新し
週間で2%もの上昇です。こりゃ15000ドルまで行っちゃうなΣ(゚Д゚*)

注目すべきは「これほどいい数字が出たのに、相場が下げなかったこと」
あまりに雇用回復の勢いが強すぎると、量的金融緩和策の早期解除観測が
強まるという思惑から、逆に相場が崩れる可能性だってあるわけです。

しかし、相場は崩れず、金なども瞬間崩れたものの
(金こそ引き締め観測に超敏感で売られやすい銘柄)
結局行って来いで結果的にはそれほど下げませんでした。

これが何を意味しているのか~。

一説には 米株は金融相場から業績相場へとシフトしたとの見方があります。
もう金融相場(ばらまき)による資産効果にたよらなくても
企業がしっかりとした利益を出せる体質へと移ったことからの
株買いが始まっている、、、ということです。
これがホントにそうなのかどうかは私には判断しかねますが、
まあ、景気指標もいいものがそろってきていますし、
緩和マネーが支えなくても自立した株価上昇局面に入ったと
自信が持てるならそれに越したことはないでしょうね。

金ももしかしたら将来のインフレヘッジという側面も
出てきたのかもしれません。
(単純にここ数年のレンジ下限で、投機筋が売り込んでいたから
買い戻されただけ、かもしれませんが)

このアメリカの復権がつまりはドルの復権であり、
ドル円相場はアベノミクスによる円安というだけでなく
強いアメリカによるドル高も相俟って
行き着くところは100円とか、そんな地味なレベルではないのかもしれません。

有力為替ヘッジファンド 「相場過熱なら年末120円も」

しかし、昨年秋までは78~9円だったのですから、
年内100円超えちゃうと輸入はつらいだろうなぁ。。。
そのコストは値上げということで我々の懐に直撃です。

これがアベノミクス。
ドルを買って、キャッシュの目減りリスクを回避するしかありません。

ドル円、95.30でロングしています。
勿論雇用統計前。
キャプテンの「いい数字でるんじゃないの~」に
触発されて飛び乗りました。
あんな高いとこ飛び乗って、利益出ちゃって、
嬉しい反面、とても怖いです・・・('A`)ブルブル

今回の雇用統計直後の高値96.56円が天井となり
短期的に調整に入るようなら、すぐにコスト割れする水準だものね。


※一応3月雇用統計の振り返りとメモ。

民間部門全体の雇用者数は24.6万人増。
飲食、医療、専門職、製造など、幅広い業種で雇用が増加。
建設部門は2月は4.8万増、過去5カ月間で計15.1万人増加。

ネガティブ要因もあります。

政府部門は、連邦政府(郵政を除く)の就業者数が4200人減少。
連邦政府の雇用減は5カ月連続で、
歳出自動削減を受け今後さらに減少すると見られます。

実は就業者数の増加幅をより失業者の減少幅が大きく上回っています。
つまり再就職をあきらめた人々が増えたということ。
2月の労働参加率は63.5%と、1981年9月以来の低水準にまで
再び落ち込んでいるので、あまり喜んでばかりはいられません。

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2013年3月7日木曜日


やはりドル円も上がってきました。
株が強いのに為替が膠着している、、、、という状況に入っていたので
どちらかに寄せていくのだとするならば、為替が株に追いついて
円安になる、という力のほうが強い印象ですよね、今の相場環境だと。

だったらドル円買って置けって話もありますが(笑)
そうはいっても、まだレンジの域を出ないんじゃないかなぁ、、
なんて思うところもあって、なんだかドル円には手が出ません。

しかし、これと言って材料がない中での昨晩のドル円の急騰には
ちょっと驚きました。何かあって動くとしても、
ECB理事会とか雇用統計とかそういうイベント待ちかなあ、、、と
思っていたので、不意を突かれた感が強いのですが、
しかし、94.55円の今回の高値超えにはいたらず。

昨晩は「ADP雇用統計」
非農業部門雇用者数は前月比19万8000人増。
市場予想平均の17万人程度増を上回ったことでドル買いってことでしょう。
さらにベージュブックの総括判断も
「経済活動は控えめもしくは穏やかなペースで拡大した」というもので
経済活動の改善が示されたこともドルの支援材料だったのだと思われます。


ダウも強いし「強い米国」「ドルの復権」が今年を象徴するトレンドに
なるのかもしれません。勿論「アベノミクス」「日本再浮上」も同じく。

変わって今年冴えないだろうと思われるのが、
欧州、ユーロ、中国とか豪ドルかな。
このセクターを戻り売り。

そして米国、日本は押し目買い。

今夜のECBとBOEですが、大勢では利下げ予想は少ないものの
昨晩ポーランド中銀が予想外の利下げに踏み切ったことから
一部に英国や欧州も利下げがあるかもって思惑が広がって
ポンドとユーロが売られたようです。

ドル円の上昇のせいでユーロ円のショートのコストが悪化した反面、
昨日売ったユーロドルはいい感じに。

ユーロ円は121.98円で手仕舞いました・・・。
再下落もあると思うのですが、利食いできなくなるのはいやだしね。。。
50PIPS弱の利益で終わっちゃいました。

ユーロドルショートを温めることにしましょう。

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2013年3月6日水曜日


・5日火曜、ダウ平均は史上最高値更新となりました。
14,253.77ドルで大引け。+125.95ドルで5年5ヶ月ぶりの
史上最高値を更新です。
2月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったことが好感されたことが
きっかけでしたが、達成感からの反落というムードもなく、
このまま15000ドルを目指す相場に入っているのかもしれません。
バブルというのは行きすぎるまで行っちゃうものです。
14000ドル値固めしちゃっているので、トレンド継続でしょうね。

これを受けて日経平均は爆あげです。
大幅に5日続伸。大引けは前日比248円82銭(2.13%)高の
1万1932円27銭で2008年9月25日(1万2006円)以来、
約4年5カ月ぶりの高い水準を付けたってことですので
イタリア総選挙を受けた急落は絶好の拾い場だったということでした。

・グレートローテーション(債権から株へ)とは言われているものの、
債券市場にも資金が流入しているというのは興味深いところで、
米国債金利はいい形で上がってきているのですが、
日本国債はこれから日銀が長期債も買い入れるだろうという
思惑もあって債券市場には資金が流入し利回りが低下しています。

ジムロジャーズも「日銀とけんかはしない」と言っていますね。
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MJ5YMO6JTSEB01.html

しかし、こんな見方もあって面白いです。

 「大取組」となりそうな日本国債
http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-date-20130305.html

いずれにしろ、日本株買い、ドル円買いですが、
日本国債の金利動向はその先の日本を占う上でとても
大事なんだなぁあと思います。

・今週は雇用統計大事なんだけど、明日のECB理事会も大事ですね。
ドラギさんのスタンス、微妙に変化しているので
声明には相当な関心が集まるはず。
金利については9割方が据え置き予想。
前回のECB理事会ではドラギ発言でユーロ急落していますので
ポジション持っている方は要注意です。
122円台ユーロ円ショートはどうしましょう。
まだ持っていたりします。
ユーロドルは先ほど1.3060ドルで打診売り。

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2013年3月5日火曜日


黒田さんよりさらに過激にリフレ政策についての言及があるかと
注目された日銀副総裁候補の岩田氏の所信聴取でしたが、
むしろ円買いの動きを喚起。
随分遠慮があった印象ですね。

「円安誘導と世界に思われるような外債をわざわざ買う必要はない」

との認識を示したってとこが、肩すかしというか失望というか。

とは言いつつも、

「差し当たりは外債を購入しなくても2%達成できるだろうが、
本当に何をやってもできないという場合には(外債購入も)
手段としてはとっておくべきだ」

とも言っており、含みは残したものの
期待値を超える発言はなかったということでじりじりと円高となり
夕刻には93円割ったりしています。

やはりこのレベルでは揉みあいが続きそう。
94円台にしっかり乗せには材料不足ですし、
かといってドカンと下げる材料も見当たらない。。。。

あ、今週末は雇用統計だわ。

今のところの2月のNFP非農業部門雇用者数の予測平均は
15.5万増で、昨年の平均が18万人ですのでこれを下回りそう?!
2月の失業率は7.8%と、1月の7.9%から改善すると予想されています。

雇用統計調査の直前に米北東部が猛吹雪に見舞われとかで
2月分のの雇用統計は歪みが出る可能性もあるとかなんとか。

雇用統計が予想以上に良ければドル円はレンジを上抜ける可能性も
ありますが、判断に困るような普通の結果なら結局レンジ内に
終わる予感。。。今んとこね。今夜のISMとかADP雇用統計なんかが
出てくるとまた予想が変わるかもしれません。


それから今日はオーストラリア準備銀行が
政策金利を現行の3.00%に据え置きました。
これって、市場の予想通りの結果ではあるんだけど、
一部に利下げするのではないかって予想があったために、
据え置きで、大きく買い戻されて豪ドル高となりました。

しかし今日も日本株が高かった。。。
ユニクロの上昇が牽引したとも言われていますが、
ダウの史上最高値更新までは株はこのまま押さずに行っちゃうのかも
しれませんね。でも、ダウは今夜にもそれを達成しちゃうのでは?!
というところまで来ています。
その先が未踏の領域となって青天井相場となるのか、
それとも達成感からの利食いに押されるのか、
そこんとこ、とにかく注目しています。

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今日は日銀総裁候補の黒田氏の所信聴取が注目されましたが、
為替市場の反応はほとんどなかったといっていいかと思います。
せいぜい30銭くらい円安に振れたかな?という感じで結局はレンジ。
今になっては少しばかり円高気味ですが、夜に見たTVのニュースでは
黒田さんの所信聴取で円安進行しました!と、お決まりの為替が動いた時の
映像とともに、93円78銭(ピカピカ)ってな感じで煽っていましたね。

黒田さんの話でそんなに動いてませんけど、そういうバイアスで
報道するって決めちゃってたんでしょうか。絵も撮ってきちゃったし?!
実際の相場を見ていた人からすると、報道とのギャップがあるように
思いますが、日本株は相変わらず強いからねぇ。

TOPIXは2010年4月以来の1000ptを回復。
REIT指数は1400を上回りましたし、
日経平均は一時11767.68円まで上げ幅を拡大!

ただ、大証でシステムトラブルがあって225先物売買が停止
しちゃって上げ幅をけずるという水星の逆行らしき事件も。
逆行中は通信エラーシステムトラブル、事故が起こりやすいと
されています。ダウが1000ドル急落した時も確かそうでした。

為替はそれほど影響なく93円台で行ったり来たりしていますが、
明日はさらに過激なリフレ派の岩田教授の所信聴取が控えているので
下値は限定的です。岩田さんがドカーンと円安のトリガーを引く
可能性もあって、ドル円買っておきたい気もしているのですが、
失望があれば円高って逆シナリオもありそうで身動きとれず。

それから今日は豪ドルがスコーンと下げましたね。
1月の豪住宅建設許可件数は前月比で2.4%減少し、
市場予想平均の前月比2.8%増加に反して減少となったことや
中国が前週末に個人による住宅譲渡に20%の所得税を厳格に適用する方針を
発表、不動産引き締め強化の姿勢を強めたことで、今日4日月曜の
上海株が3%を超える下落。不動産引き締めが商品需要を減退させるとの
思惑で鉄筋先物も3%程度の下落となったことも、豪ドル売りに拍車を
欠けた模様。。。。明日RBA政策金利発表があるんですよね。

明日に限って言えば、3%で据え置きだろうという予想が大勢ですが
ここ数か月では確実に利下げがあるだろうという予想が
織り込まれてきています。

2月8日、RBAは四半期金融政策報告で
2013年の成長率見通しを2.50%とし、従来の2.75%から引き下げています。
同時にインフレ見通しも3.00%と3.25%から引き下げました。
成長見通し引き下げ背景は、
鉱業投資は今年ピークに、鉱業以外の投資が回復する兆しは
ほとんど見えないこと、向こう数年間の雇用の伸びは人口の伸びを下回り
失業率は上昇するだろうことなどが挙げられています。

そもそも米ドルが強いってこともあって、豪ドルはこのままダウントレンドが
続きそうな予感。だから、対円で買うならやはり米ドルが一番いいのよね。
豪ドルやポンドドルなどはとにかく先安懸念がたかいので
豪ドル円やポンド円はドル円ほど強くはならないだろうと思います。
ユーロもか。
ということでユーロ円ショートはまだ持っていたりしますが、、、。

しかし、ここからドル円がどっちに動くのかはさっぱりわかりません。
中長期では上、買いなのは百も承知ですが、
短期的にはもうすこし日柄をかけた調整があっても不思議はないと
そういう気がしてならないのですが、そうやって11月から買いそびれてきた
ことを考えると黙って買うべきか否か・・・・
先週90円後半で買ったドル円も手じまっちゃったしなぁ・・・。

ここからは今日の黒田さんのお話しメモ。
今日あまりマーケットが反応しなかったのは新味に欠けるからでしょうか。

①「やれることはなんでもやる」というスタンスを明確に。
  
「量的にも質的にもさらなる緩和策が必要だ」
2%の物価安定目標 達成時期「2年は一つの適切なめどだ」
「グローバルスタンダード(国際標準)では2年がスタンダード」
「達成できなかったときのことは現時点で考えていない。
達成しなければならないと思っている」

②具体的な金融緩和策について

無期限の資産買い入れの前倒し「当然検討することになると思う」
長期国債の買い入れ「(残存期間を)1~3年に限る必要はない。
もっと長いものを買うことを検討してもいい」
「既に社債とか上場投資信託(ETF)とかも買っているが、
そういったものも幅広く検討していく必要がある」
「日銀として外債を大量に買うことは国際的なルールから言っても難しい」

③外国為替相場について

「日銀の目標は物価の安定なので、為替について何かするということはあり得ない」
「為替レートは基本的に市場で決まる形であるべきだ」
「経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)から離れた時には、
政府が介入することはあるが、国際的な調整は十分考慮していかなくてはならない」
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2013年3月3日日曜日


財政の崖って昨年は結構騒いだ(割には相場は結局堅調)気がするんだけど
3月1日何の進展もなく(米国の与野党が包括的な財政再建策で折り合えず)
約10年間で1.2兆ドル(約112兆円)の歳出を強制的に削減することとなりました。

でも週末3月1日金曜のマーケットはどこ吹く風。
これを警戒する売りが出るでもなく堅調そのもの。
ダウ平均が史上最高値をうかがう展開ですし
ドル円はイタリア総選挙を受けた火曜の夜以降4日続伸で
金曜終値は93.60円前後、なんとと前日木曜のNY終値92.54円から
1円以上もドル高が進みました。円売りと呼んだほうがいいかな。


ニュースとしては2月米消費者態度指数確報値や
2月ISM製造業景気指数が市場予想を上回ってリスクオン!ってことみたい
ですが、この強制歳出カット、そんなに楽観でいいんでしょうかねぇ。
ダウ売ってたりしましたが、切りました。損切りです。

(月初だったのでロンドンフィキシング(AM1:00)に向けて、
円売りドル買いの特殊玉が出たという話もありますが)
それにしたって、話合いがまとまらなくて強制カット出動なんだから
少しくらいマーケットに慎重な動きが出たっていいよなぁと思ったりします。

何故こんなにマーケットが楽観しているかというと
「削減自体は悪いことではない」とする向きもあることと、
結局は世界の中央銀行が金融緩和で足並みがそろっているから
リスクオンでOKということらしい。
バーナンキ議長はこの日、
早過ぎる利上げは景気拡大を妨げる恐れがあるとの認識を示しました。
つまり、バーナンキさんがいるから、リスクオンで大丈夫っていう楽観。
確かに、FRBメンバーがどんなに早期緩和解除の声を上げていても
議長のバーナンキ氏は一貫して緩和継続スタンスを崩していません。

それと、実際にこれによる影響が出るのはもっと先だから、
今すぐにリスク資産を売らなくてもいい、って見方もあるようで。
国防総省80万人規模といわれる職員の一時帰休については
30日前通知だということで実際に一時帰休となるのが4月以降。
目に見えて影響が出なければ実感が湧かないってことね?!

この強制削減、このまままともに1.2兆ドル削減が10年続けば
1年でGDPを0.5%を押し下げるとも試算されています。
2012年10-12月期は3.1%まで改善してきた米GDPにとっては
たいしたことがない?。。。そんなわけはないと思いますけれど。

しかし、今回歳出削減が発動したとしても、短期で凍結できれば、
あるいは緩和で歩み寄ることができれば(できるだろう)
景気への影響は限定的だとみる向きのほうが多いからです。

これは大倉キャプテンがよく指摘している
「テーブルの上にすべて材料が乗っているときはもはやリスクではない」
ということなのです。リーマンの時のように、皆がサブプライムは大したことが
ない、大丈夫だと思っていた時にリーマンブラザーズが破綻するような
突発的なことがあって、その後、その連鎖が断ち切れるという保証が得られるまで
マーケットが不安定だった時とは状況が違うということですね。

財政の崖問題は一昨年から指摘され続けたこと。
だからファンド勢はこれをリスクだとは考えていない。
そういうことなのでしょう、米株もドル円も高いまま先週終えたってことは。

一応次のポイントを記しておきますが、3月27日。
2013会計年度の暫定予算の失効期限が訪れますが、新たな暫定予算が
議決できなければ、政府機関の閉鎖といった事態も起きうるという
「解りきった危機」が待っています。

政府機関の閉鎖などという事態になればこれは国が機能しない。
さすがに与野党とも回避努力をすると
みられ、全くリスクではないという話もあるようです。
なんとかなる、って・・・?!

そして5月19日になると今度は、債務上限の引き上げ問題です。
これは結構リスクかもしれません。2年前の8月は合意得られずで
米国債の格下げを伴いマーケットが大きく下落しました。
今回も財政赤字の削減を伴わない形での上限引き上げは、
再び米国債の格付け問題が蒸し返される事態となる可能性もあります。
となると、今回の歳出削減は取りやめたり、緩和したりはできない?!
意外と綱渡りで大変な事態だと思っているんだけど、
いつマーケットはこれを意識し始めるのか、
これはサイクルで読むしかないのかもしれません。

今は地合いとして先延ばし気分が濃厚ですが、
債務上限問題は格下げリスクも伴うため、5月に向けては
どこかでこの問題による調整があるんじゃないかと思っていますが、
今は、史上最高値を更新するまで気が済まないというダウ平均の
トレンドに逆らわず、つまりドル円ロング、日経平均ロングに乗って、
利食い千人力、細かく回転して利食いを入れるという戦略がいいのでしょうね。

ユーロ円ショートはまだ一応利益のままですが、
今週の流れによってはどこかでおります。
利益は確保しておきたいですしね。

あ、ポンド円ショートはコストで撤退です。
ポンドは売られすぎていたかな、少し大きく戻るかもーー人気ブログランキングへ
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