相変わらず地味な動き・・・トレンドレス相場が続きますね。
ドル円相場は今年に入って
1/21に87.06の安値をつけ
4/6に101.43の高値をつけました。
「ドル円の天底は1月から3月までの間につける事が多い」
とのアノマリーもありますし、こうしたポイントを超えるような
ドラスティックな動きは年後半には考えにくいのかもしれません。
今は93~98円くらいの至極狭いレンジで落ち着いているようですが
安定したマーケットというのはトレーダーにとってはやりにくいことこの上なく
細かくデイトレする以外に稼ぐ方法がないのが実情。
皆さん、今どんな手法でトレードされてるのかしら?
私はすっかり1歩引いたところから静観を決めこんでいる状態です。
ただ、8月には円高になるというアノマリーが今年も踏襲されるなら
ここから円高にならないと月足が陰線になりません。
8月の始値は94.74円
現水準もまさにこの水準、ピッタリ94.75くらい。
このままだと見事な十字線。
ということでここからは円高になるはず。。。。
と思っているのですがどうかしらん。
ポンド円は結構広いレンジで動いているので
(154~156.50円といったところかな)
この中で逆張りしてれば良さそうだけど・・・。
ところで、今日のだいまんさんのレポートにちょっと面白いネタが。
「1分のメディアが総選挙後に政権交代があった場合、民主党の新政権は、
為替介入に踏み切る可能性があるのではないか?
そんな観測が外為市場で広まっている。」
介入ですかー。
2004年以降行われていませんね。
調べてみるとロイターの記事もありますね。
・・・・1月に付けた14年ぶり高値の87.10円を勢いよく割り込むような
円高局面となれば、介入の現実味が増すとの観測が浮上している。
というものです。
民主党が介入に積極的ではないか、との思惑が浮上したのは今年6月。
「次の内閣」財務相・中川正春氏が6月10日のロイターとのインタビューで、
ドルが100円を割る為替水準を「円高過ぎる」と発言、市場の耳目を集めた。
その後も民主党幹部から「異常でない限り、為替介入をしてはいけない」
(藤井裕久最高顧問)など、市場にとって「事実上の火消し」(都銀の為替関係者)
と映る発言が相次いだこともあり、民主党が介入に前向きとの
観測はいったん沈静化した。(ロイターより)
こうした報道に対しだいまんさんはレポートの中で
特にゴールドマン・サックスが、こういった面を睨んでかどうか、
1ドル=105円の水準をターゲットに、顧客にドル円のロングを推奨するという話も
思惑をかっているようで、日本の事情に詳しくない海外勢の間では、
民主との勝利で、なにか新しい政策の切り口が出る可能性に、
国内勢以上に関心が強かったという。
ただ、こういった期待感は全く、根拠のない推論であり、注意しておきたい。
~中略~民主党は全く外交面での実績がなく、
金融面でも政策実行を司るオピニオン・リーダーが薄いことから、
こういった話は、単に膠着感を強める為替市場で、「ドル・ロング派」が
期待感を込めて、吹聴しているだけの「たわごと」にしか感じられない。
とバッサリ!!
こうして何かを期待したり煽ったりする向きがあるものの
その可能性は限りなくゼロに近いと思われるということですね?!
な~んだ、ってな話ですけれども
今週末の選挙の結果次第ではいろんな思惑で相場が動き出すと
いうような事はあるかもしれません。
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