2010年10月7日木曜日

■ドル円は83円割れ。
今日赤坂でモツ鍋食べながら確認した次第ですが、
帰宅していろいろとソースを辿るとADPがトリガーとなったみたいですね。

■9月ADP雇用統計▲3.9万人市場予想は+2万人ですから
ちょっとショッキングだったようですね。
マイナスへ転落は今年1月▲8.2万人以来ですし。
中小企業・中堅企業・大企業全ての規模で雇用の減少が確認されたということで
ドル売りが更に進んだ模様ですが、
ADPって政府部門の雇用が含まれてないんですよね。
だからあくまで民間部門の雇用変化ってことになりますが、
さて、今週の大トリではどんな結果になるか。
先に売り込まれた分、サプライズでNFPが好結果になれば
ドル買いの要因とも成りうるか?!
なーんて妄想してる皆、あんまり期待しちゃ駄目よ。

■今晩一時的にユーロが売り込まれたみたいですねぇ。
結局すかさず買い拾われ倍返しでの上昇となっているのですが、
売られた原因はこれ?!「格付け機関フィッチ、アイルランドの格付け引き下げ」
ところが、今のマーケット、ユーロネガティヴにはあまり反応しない。
テーマはあくまで「ドル安」
すかさず売られたところが買い拾わていますが、どうもアジア中銀の外貨準備の
リバランスが行われており、この影響がユーロ高に繋がっているとの報あり。
つまり、ドル資産を減らして、ユーロ買いしているってことか。
共に円買い、金買い?!金価格1350ドルですってよ。年内1300ドルって見通しは
さもありなんと思ってみていましたが、1300ドル超えてからが早い早い・・・・。
売り手不在の状況となっている模様。

■1.38台でユーロ売りに転じていた中国がまたユーロを買っている
なんて話も聞こえてきますが、
ゴールドマン・サックスが3ヶ月でユーロドル相場が1.40、
向こう6ヶ月で1.50となるなんて言っているみたいで、今夜の急騰の背景には
これも材料視されたとの噂も。
ポジショントーク?!こんな話題が市場に蔓延するころには今のトレンドでの
ユーロ買いは終わっている可能性も。こういうソースは危なくてしょうがないわ。

■日銀の量的緩和策もあっという間にマーケットに
吸収されつくしちゃったみたいですね。

アメリカの量的緩和の20分の1に過ぎないって誰かの呟きでみかけましたが、
それじゃ、ドル安政策に勝てるわけがない。5兆円じゃパンチ不足だったか?!
ドル安の流れに一応の終止符が打たれるのが何がきっかけとなるか。
明日のFOREXRADIOは大倉孝さんがゲストですので、聞いてみますね。
雇用統計が節目になるんでしょうか・・・・

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