10日水曜はパウエル議長の議会証言が最大の注目イベントでしたが
23時の議会証言前の21:30には原稿が公表されたことで、
この時点からマーケットは勢いよく、ドル安に動き出しました。
パウエル議長、利下げに前向き示唆-不確実性で見通し陰りと指摘
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-10/PUFFA26K50Y701
先週金曜に6月の雇用統計の数字が予想を上回る好結果だったことを受け
7月に予防的に0.5%もの利下げをするという過度な織り込みが後退する過程で
米長期金利が上昇、これにつれる形でドルが巻き返していました。
債券安、金利高、ドル高、株安、金安でしたね。
ところが今日のパウエル議長の議会証言があまりにハト派よりだったことから
再び7月のFOMCでの0.5%利上げ織り込みが27%程度まで上昇しています。
昨日7/9は3.3%まで低下していたんですけれど、、、。(CME FedWatch)
さすがに30%程度の織り込みでは7月0.5%の利下げはないと思いますが、
株が史上最高値圏に位置し、雇用が絶好調でも
0.25%の利下げは実施するだろうということは、ほぼ確実ということです。
ドル安は米株にプラスに働くでしょうから短期的にはリスク資産は買いでしょう。
ということで、ダウCFDを押してきたところの26800ドルで買ってみました。。。。
今夜の上昇がダマシになったら、、、と思うと怖いですね💦
だって史上最高値圏でのエントリーだもの((((;゚Д゚))
ということでダウCFD26800ドルL
日経CFD21679円 21680円L。
日経は瞬間上昇にプラス圏浮上もドル円下落を嫌気して再下落、
再びアゲインスト状態です(´・ω:;.:...
米株がここから本格上昇しバブルの様相を呈するなら
日経平均もつれ高となると思います、多分。(願望)
それから、コモディティも強い。
ゴールド、原油も大きく上昇。
※主要コモディティチャート一覧
低迷していた銅まで上がってますね。
上昇トレンドを形成できるかどうかはわかりませんが。
さて為替市場はどう動くでしょうか。
さらに今日はこんなニュースも話題でした。
トランプ氏、ドル押し下げの方策検討指示と関係者-再選への影響懸念
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-10/PUF0CR6TTDS901
トランプ大統領が側近に命じたくらいですから、ここから本格的に
ドル安に持っていくのでしょうか。。。
パウエル議長もこれに抗えない状況に追い込まれているのではないかとも
推測できないでもないのですが。FRBの独立性はどーなのよ。
となれば、ユーロドルショート買い戻した方がいいということになりますね。
利食いのタイミングを間違えた感満載ですが。
1.1378ドルS のユーロ/ドルを 1.2492ドルで手仕舞いました。
もっとユーロは下がると思ったんだけど、ドイツ長期債利回りが反騰してきたので
一度利益を確保してからここからの戦略は考え直すことに。
※長期金利一覧
また、今夜トランプ米大統領がツイッターに
「イランは長い間、秘密裏に濃縮活動をしている。
間もなく大幅に制裁が強化される」と投稿しています。
金融要因ではリスクオン相場到来の予感がしますが、
世界の緊張はますます高まっていますので、慎重に。。。
人気ブログランキングへ
【人気ブログランキングへ登録しています。応援ありがとうございます。】
※本レポートにて豊トラスティ証券株式会社が提供する投資情報は、あくまで情報提供を目的としたものです。したがって銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、弊社の重要事項説明を十分にお読みいただき投資家ご自身の判断でなさるようにお願いします。
※また、本ブログ内にて提供される情報は豊トラスティ証券株式会社が信頼できると判断した情報源をもとに弊社が作成したものですが、その内容および情報の正確性、完全性または適時性について、豊トラスティ証券は保証せず、また、いかなる責任を持つものではありません。
※ブログ内容についてその表現や記述、データその他に関しましては、著作権法などの法令により保護されており、個人の方の私的使用目的以外での使用や他人への譲渡、販売コピーは認められていません(法律による例外規定は除きます。)。
以上の点をご了承の上、本ブログをご利用下さい。