2021年1月20日水曜日

 今日19日火曜のリスク選好相場は、これが材料でしょうか。

イエレン氏、追加経済対策で「大きな行動」と表明へ 指名公聴会
https://jp.reuters.com/article/usa-biden-treasury-idJPKBN29N1ZU

20日のバイデン大統領就任式までは動意薄かとおもったんですが、
なかなかの反発を見せました、日本市場。

日経平均は 391円高 28,633円。

イエレンさんが本日の上院財政委員会での公聴会で、
大規模な財政支出に言及するという期待が盛り上がっているようです。
イエレンさんはFRB議長時代もマーケットフレンドリーでしたので
期待する向きがあるのはわかりますが、日本市場にまで
資金が流れ込んできますか、、、、。

これがドル安円安をもたらしたと見え
ユーロドルが大きく反発したほか、クロス円も軒並み反発。
典型的リスクオン相場の動きとなっています。

このリスクオン相場が再びトレンドとなるか。
新大統領就任から100日はハネムーン期間といって
あまり細かいことを言わずお祝いしましょ、って相場になるのが
通例とされますが、今回もそうなるんでしょうか。

まずは明日20日の就任式ですね。
厳戒態勢が敷かれているようですから
なにもないとは思いますが、マーケットの節目となるかどうか。。。

そして、イエレン公聴会の思惑だけじゃなくて
今日はドイツの指標が良かったこともユーロの上昇要因に。

独1月 ZEW景況感指数 61.8 予想60.0 前回55.0

市場予想を上回り、前回より好結果。

※ZEW=民間調査会社
毎月1回発表されるドイツの景気予測指数。
約350人のアナリストや市場関係者などを対象にアンケート調査を実施、
今後6カ月のドイツの景気見通しについて
楽観的な回答の割合から悲観的な回答の割合を差し引いて算出。

ドイツは楽観的なんですね・・・

ただ、チャートはまだ下落が続くことを示唆しているので
ショートポジションは継続。
1.2137ドルで追加売り。

※ユーロドル4時間足


ダウショートはどうですかねぇ。。。。
今夜は高く寄り付いて、上げ幅を削る展開となっています。
高値を超えればカットしますが、もうちょっと様子を見ましょう・・・。

ポジションは持っていませんが、カナダ絡みでこんなニュースも。

バイデン大統領が就任日に
カナダと米国を結ぶキーストーンXLパイプライン建設中止を命じる、
と報道されたことで、カナダドルが売られる局面が。

このパイプライン建設はオバマ政権が反対していたのですが
トランプ政権ではこれを進める方向にスイッチ。
これが再び中止となる可能性があるということですね。

ドル/カナダのチャートを見ると、コロナショック後、
ドル安カナダドル高が随分進みました。
これもそろそろ巻き返しがあるかもしれませんね。

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