中東情勢の不透明感が払拭できぬまま週明け。
日本株市場は全面リスクオフムード。
※日本株主要株価インデックス
小型グロース市場は悲惨。
準備が整わぬとしてまだ本格侵攻には至っていませんが
これが金融市場のリスク回避の一因であると指摘されています。
週明け月曜、日本市場はリスク回避ムード一色で
全面株安でしたが、今夜の米国株市場は全般買い戻しが優勢。
※米国主要株価インデックス一覧
現状ではイスラエル、ハマス戦争の情勢は
リスクオフ相場をトレンド化するものではなく
ボラティリティを高めているだけという感じもありますね。
企業決算発表が本格化する中、
それほど悲観するものにならないというのがコンセンサス。
JPモルガン、第3四半期利益は予想上回る 金利収入が過去最高
https://jp.reuters.com/markets/bonds/PF7JGG6PLVME7CQ2OXHSUNF7MQ-2023-10-13/
明日は日本株も買戻しが優勢となりそうです。
何事もなければ。
為替市場でもドル高の流れは一服。
ドル以外の通貨の戻りが確認できます。
※通貨インデックス一覧
これがトレンド化するかどうかはわかりませんが…。
今日はこれと言って中東情勢に新たな情報があるわけでないので
リスクオフ相場の終焉、リスクテイクできる相場になったとは言えませんが、
米金利は再び上昇に転じており、金利先高観が後退しているのか
下院議長選出で揉める米国債の信認低下リスクを織り込んでいるのか。
※米国債利回り一覧
今夜は再び米債売られているというわけです。
米金利が再び上昇。
(ムーディーズが政府シャットダウンがあれば米国債を最高位格付けから
引き下げることを表明している)
長期金利4.88%は天井ではなかったのか?
まだわかりません・・・
地政学リスクが高まっているため
現時点で具体的な為替のストラテジーは組み難い。
米株市場だけみていると決して弱くはないように見えますが
リスクを増やしたい局面ではないので様子見です。
NOTE
米インフレ鈍化、一時的な現象ではない─シカゴ連銀総裁=FT
https://jp.reuters.com/markets/japan/funds/XQOHDYKPG5J43O76NBML7PMED4-2023-10-16/
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