東京時間午後からドル円上昇、日本株も反発上昇基調にありましたが、
NY時間、そのすべてを吐き出す急落となっています。
※ドル円15分足
NHKによる日銀の観測記事が英訳されたことがきっかけではないか
という指摘が。
■7月30日 23時43分
日銀 追加の利上げ検討へ 0.25%程度に引き上げる案など議論か
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240730/k10014530221000.html
~現在0%から0.1%程度としている政策金利を0.25%程度に引き上げる案
などについて議論を行うと見られます~
0.25%程度に引き上げる案というところが具体性があると受け止められたか。
さらに、例によって日経新聞がいつものAM2:00の観測記事。
■7月31日 2:00 日銀が追加利上げ検討、0.25%に 量的引き締めも決定へ
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB25AMT0V20C24A7000000/
どうやら海外勢は明日の日銀利上げを織り込みに動いているようです。
本当に利上げがあるでしょうか・・・。
足元GDPはマイナス、実質賃金も未だマイナス、個人消費も冴えず
という状況にあるわけで、ここで利上げがあれば
日本株はさらなる下落を強いられること必至。
ドル円も下落再開となると見られます。
足元、これを織り込み始めた値動きと見られますが
明日31日お昼頃には結論が出るでしょう。
利上げがなければ今下げている分は再び買い戻されると思われます。
利上げがあった場合、日本株がどこまで下げるかちょっと怖いですね。。。
今夜は日銀の利上げ報道が影響しているのか、
米国株市場ではテック銘柄主導で崩れています。
ナスダック100
SOX指数
S&P500も上昇トレンドラインを割り込みそう
今夜も金利は低下傾向。
※米国債利回り
債券買いが旺盛ということでもあります。
高値警戒の強い株を売り、リスク回避相場となっているのか。
※VIX指数 やや上昇 17程度ですのでそれほど恐れることはないですが
※クロス円 軒並み下落に転じている リスク回避相場の様相
明日は日銀のあと、同日FOMCの結果が出てくるわけですが
明日7月FOMCでの利下げ織り込みはわずか4.1%程度。
9月利下げ開始がコンセンサスですのでサプライズは考えにくい。
今夜の米株の下落は、最後までキャリー取引を提供してきた日本が
いよいよ本格利上げに踏み切ることへの警戒という気がします。
円もキャリー通貨ではなくなっていく、というわけです。
まだわかりませんが、、、、
NHK報道きっかけに下げだしたところで
ドル円154.11円で
ポンド円を197.75円で売り参戦。
明日、日銀が利上げしなければ猛烈にリバウンドする可能性もあり
ポジション管理は慎重に、ですね。
☞ひろこのX
➽ブログRANKING~
➽いつもご覧いただきありがとうございます。