よく「このままじゃ餅代にも困る」とか「餅代稼ぎ相場」などと言いますが、今年はリアルに餅代もないよ!という投資家の方々の声が聞こえてきたりして、この2007年がいかに厳しい相場だったかをしみじみと感じる師走の夜、皆さんの懐はどうですか?
昨日の「5中銀が協調しての流動性供給策を発表」したニュースには驚きましたが、詳細は大倉さんのブログに詳しいので、こちらをご覧くださいね。
この大きなニュースの中で気になった言葉が「年越し資金」
年越し資金がないとか言ってますね。え、、餅代がないの?これって何?
まずはインターネット検索。
メディアでもご活躍の伊藤洋一さんのHPに行き当たりました。ちょっと引用させていただきます。
「アメリカ、欧州の金融市場で、「年越し資金」の調達が大きな課題になってきている。「年越しのカネ」というと江戸の庶民の話のように聞こえるが、これが世界の金融機関で起きているということになる。ちょっと異常な事態だ。欧米の金融市場を中心に、「年越し資金」課題になっているのは、サブプライムローン関連証券問題をきっかけに金融機関の間での疑心暗鬼が高まって、資金の出し渋り、特にタームの長い資金の出し手が極端に減っているため。この結果金融市場の一番根幹のところである短期金融市場で金利が大幅に上昇。これが株式市場を含めて世界全体の金融市場を動揺させている。」11月20日のDay by Dayブログから....〆(・ω・)メモメモ
そして今日は、「FOREX RADIO」の「だいまん&ケイトの為替で大儲け」のピンチヒッターでだいまんさんにお会いしましたので、これについて伺ってみました。要約しますと、、
「決算も絡み、通常でも年末は資金の出し渋りが出る。通常ジャブジャブ運用しなくてはいけない人もこの時期は資金を回収決算の絡みもあり、資金を短期マーケットにローンを出さなくなる。(過去にも年末の金利がオーバーナイトで100%まで上がったことがあった。)今ユーロ・ドル・1ヶ月もの金利は5%台、ポンドは6%台だが、これが年末に向かって、(歳越えで)だんだん短くなっていく過程において、最後の1週間などは10%台にのってしまうケースもある、、、。」というような説明を頂きました。
詳しくは 今回の放送を聞いてくださいね。(≧∇≦*)
金利が大幅に上昇することで、金融機関の年越し資金の手当てが難しくなってしまうんですね、これが通常でもそうなのに、今年はサブプライムの問題があり、かなり危機的状況にあったということでしょう。仮にどこかの金融機関が資金繰りからバンザイしてしまうことがあれば、連鎖的に他の金融機関への懸念が広がり、パニック売り、、?!といったようなリスクが今、十分に考えられるということのようです。ただ中央銀行としても、「本当に中味が悪くて、供給したものの破綻して回収できない」などといったことは避けなければりませんよね。猫も杓子も助ます、というわけではありませんので、これが年末対策のアナウンス効果としては一定の効果があるとしても、本質的な救済策として機能するかどうか疑問視する向きもあるようです(´・c_・`)
まあ、餅代がないのは私たち個人だけではないようですね(笑)
さて、ポンド円ロングはまだ生きています。そろそろ売り時を考えなくてはと思う時間帯に入ってきました(深い根拠はないですけど)利食いを入れたからといって、じゃあ、売りますか?と聞かれると、、、うーん、躊躇します。ということで、もうちょっと保有決定!(*`Д´*)ノ
(↑とかなんとか言って、その後チャートを見たら変な下げ方をしていたので衝動的にクローズしてしまいました。228円42銭で、、、またまた出口としてはどうかと思う水準ですねぇ、、、230円20銭まで高値があったことを考えると、下手な利食いですが。
同時にショートポジションも作っちゃいました!!思いつきのミーハーディールといわれそうですが、なんだか、そろそろ下げるように思います。でもドーンとじゃなくて、超短期で226円~224円までの下げを期待します。なんだかユーロがキツイ下げ方をしているんですが、何か材料がでたのでしょうか?また明日、確認しますね)
明日は忘年会です。人形町の老舗にてしっぽり?という感じになりそう?!
ではお休みなさい(゚-^*)ノ""マタネ♪
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