2007年12月13日木曜日

ボラタイルな動きですねー(+д+) 
FOMCではFF金利0.25%引き下げ4.25%、公定歩合0.25%引き下げ4.75%、大倉さんや高野さんのブログによると、発表前に公定歩合の0・5%~なんと0.75%下げの期待も出ていたとかで、失望が広がりダウ大幅下落、そしてドル売り。ドル円・クロス円ともに急激な円高となりました。しかし、東京時間に入ってからは、株は売られたものの円売り再開。翌NY時間に入って拍車がかかり、急落分を全て取り戻しての入って来いの展開となっています。

昨夜の忘年会、実は帰りが午前様で、この政策金利引き下げ発表直後の急落時には一度、パソコンモニターを覗いたのですが、お酒が過ぎたのと、あまりの下げ方にゲンナリして、見なかったことにして寝ちゃいました(゜ロ゜)。ポンド円の225円20銭をも割りこんじゃうような下落でしたので、動揺したことはしたのですけれども、急激な下落の後は急激な反騰もあるだろうとの楽観もありまして、、、。結果、あわててクローズしなくて良かったです。今、目標としていた230円達成となりましたので、一旦手仕舞おうかどうか考えています。というのも、またまた考えが変わってきました。11月23日の221円27銭を底値に下値が切りあがってきています。ストキャスティクスもまだ60P前後で過熱感もない。一目均衡でみると、まだ曇の下にありますので完全な上昇トレンドとは思えないのですが、まだ買いの時間帯にあるように思えるんですよね、、、232円くらいまで目標をあげようかしら、、、。

◆今日気になった偉い人の発言(要人では、、ないですよね?)

◇米著名投資家のウォーレン・バフェット氏
減速している米経済は、失業率が上昇した場合、景気後退(リセッション)入りする可能性があるとの見解を示した。今のところ労働市場はかなり安定しているとしたものの、長期的なドルの下落により、インフレが非常に懸念されると指摘した。

※先月の雇用統計はまずまずの好結果でしたが、これが悪化し始めたらいよいよ、、、ということでしょうか。ドル安はインフレを招きますが、原油100ドルは達成せずに高値で揉んでいます。再び100ドルをトライして未踏の世界に原油価格が上がるのか?ですが、これは考えにくい。もともと40~50ドル分くらいは投機によるもので需給がそれ程逼迫しているはけではないですよね。個人的には、100ドルトライには再び失敗して大きく調整を強いられると思っています。(という見方をしているある著名な方の話を聞いたのに影響されています(笑)

◇ グリーンスパン前FRB議長
米サブプライム問題は「起きるべくして起きた」と指摘。前例のない世界経済の成長を背景に投資家がリスクを過小評価したことが原因と述べた。自身が議長を務めた時代の低金利が住宅価格バブルに寄与したと認めつつも、サブプライム問題の根は世界経済の拡大にあると論じた。これを回避するためにFRBができることは少なかった、としている。  

※グリーンスパン氏は議長をおやめになってから、かなり奔放な発言を行っていますが、時にはマーケットにも影響を及ぼしています。サブプライム問題に関しては、氏が在任中から懸念されるべき事態であったのではないかと思うのですが、今頃になって「起きるべきして起きた」という発言をするのはあまりに無責任じゃない?!

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